このページでは中曽根弘文参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○中曽根弘文君 議院運営委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
【次の発言】 北海道開発審議会委員の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中曽根弘文君 議院運営委員長の選挙は、その手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
【次の発言】 各種委員の選挙は、いずれもその手続を省略し、議長において指名することの動議を提出いたします。
○中曽根弘文君 ただいま議題となりました特定中小企業者の新分野進出等による経済の構造的変化への適応の円滑化に関する臨時措置法案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法案は、近年における海外地域の工業化の進展等による競争条件の変化、情報化や技術の高度化に伴う投資の一巡、技術革新による生産工程等の変化、その他我が国をめぐる経済の多様かつ構造的な変化が中小企業に及ぼしている影響にかんがみ、これらの変化に適応するため中小企業者が行う新たな分野への進出及び海外の地域における事業の開始等について、これらを円滑にするための中小企業近代化資金等助成法の特例、中小企業信用保……
○中曽根弘文君 ただいま議題となりました繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、我が国繊維産業が現在直面している消費の低迷、輸入の増大等の厳しい環境変化に対応するため、繊維工業構造改善臨時措置法の廃止期限を五年延長するとともに、繊維製品の流通を含めた繊維産業の一体的構造改善を図ることとし、法律の題名及び目的の改正、施策対象者の拡大、構造改善円滑化計画の作成主体への特定法人の追加、中小企業近代化資金等助成法の特例等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、MFA規制に関する検討状況……
○中曽根弘文君 ただいま議題となりました特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、オゾン層破壊の進行と同問題に対する科学的知見を背景としたモントリオール議定書の改正に応じて国内規制体制を整備しようとするもので、製造の規制対象となる特定物質を政令で定め、新たに特定物質を追加するとともに、製造が全廃された後も特定用途に限り特例として一定量の特定物質の製造を認める等の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、特定物質の規制スケジュール、回収・再利用システムの構築、中小……
○中曽根弘文君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、石油公団法の一部を改正する法律案は、最近、海外における可燃性天然ガス資源の開発がますます困難になっている現状に対応し、開発資金の融通を円滑にするため、石油公団の業務の拡充等を図ろうとするものであります。 次に、ガス事業法の一部を改正する法律案は、近年におけるガスの産業用及び業務用需要の増大等に対応し、ガスの使用者の利益の増進とガス事業の活力ある発展を図るため、大口需要者向けのガス供給に係る規制を緩和する等、所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきま……
○中曽根弘文君 ただいま議題となりました製造物責任法案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、製造物の欠陥により人の生命、身体または財産に係る被害が生じた場合に、被害者の救済をより容易にするため、従来の事業者に対する過失責任の原則を修正し、新たに欠陥責任を導入しようとするものであります。 本法律案では、製造物及び欠陥の定義、免責事由、損害賠償請求権の期間の制限等を定めております。 委員会におきましては、参考人から意見を聴取するとともに、欠陥の定義の解釈、推定規定及び開発危険の抗弁の採否、原因究明機関及び裁判外紛争処理機関の充実による被害者救済の……
○中曽根弘文君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律案に対し反対の意見を申し述べます。 相次ぐ政治スキャンダルにより、国民の政治不信が高まっていますことはまことに遺憾なことであります。申すまでもなく、政治に対する国民の信頼の確立は民主政治の要請であります。このためには、政治家及び国会は政治に関する重要な事項を広く国民に知らせ、そして理解をいただくことが大きな使命と思います。それとともに、主権者としての国民もまた政治について必要な情報等に関し、いわゆる知る権利があります。国民のための代議政治が円滑に展開していくため……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、商工委員長に選任されました中曽根弘文でございます。甚だ微力ではございますけれども、理事、委員の先生方の御協力、御指導をいただきまして、公正な委員会の運営に努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
この際、前商工委員長斎藤文夫君から発言を求められておりますので、これを許します。斎藤君。
【次の発言】 委員の異動について御報告をいたします。
去る六月二十三日、松尾官平君が、また六月二十九日、小池百合子君が委員を辞任され、その補欠として中曽根弘文及び武田……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
まず、通商産業行政の基本施策に関し、通商産業大臣から所信を聴取いたします。熊谷通商産業大臣。
【次の発言】 次に、経済計画等の基本施策に関し、経済企画庁長官から所信を聴取いたします。久保田経済企画庁長官。
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後五時五分散会
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
特定中小企業者の新分野進出等による経済の構造的変化への適応の円滑化に関する臨時措置法案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。熊谷通商産業大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時三分散会
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨八日、村田誠醇君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君が選任されました。
【次の発言】 特定中小企業者の新分野進出等による経済の構造的変化への適応の円滑化に関する臨時措置法案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。
午前十一時四十八分休憩
【次の発言】 ただいまから商工委員会を再開いたします。
休憩前に……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月九日、西野康雄君が委員を辞任され、その補欠として村田誠醇君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査のため、本日、主席経営指導員荒木明君、主席経営指導員小泉利明君、有限会社石三織布代表取締役石川三三君、株式会社日章製作所代表取締役高田料成君及び相模通信工業株式会社代表取締役社長半田洋之君を参考人として出席を求め、その意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。 これより請願の審査を行います。 第一〇号ガス事業法令等の改正反対、LPガス業界の発展に関する請願外九十件を議題といたします。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二六三号景気回復のための施策に関する請願、第三八九号特定フロン回収・再利用システムの早期確立に関する請願外三件及び第一八九八号フロン回収と再利用システムの早期確立に関する請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第一〇号ガス事業法令等の改正反対、LPガス業界の発展に関する請願外八十四件は保留とすることに意見が一致いたしました。……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二月八日、横尾和伸君が、また同十五日、峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として及川順郎君及び三石久江君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る四月七日、三石久江君が、また同二十八日、及川順郎君が委員を辞任され、その補欠として角田義一君及び浜四津敏子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
まず、通商産業行政の基本施策に関し、通商産業大臣から所信を聴取いたします。畑通商産業大臣。
【次の発言】 大臣、御退席いただいて結構でございます。
次に、経済計画等の基本施策に関し、経済企画庁長官から所信を聴取いたします。寺澤経済企画庁長官。
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。畑通商産業大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日行うこととし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時三十三分散会
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました所信等に対し、これより質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。
午後二時二分散会
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨六月八日、浜四津敏子君及び藁科滿治君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として風間昶君及び上山和人君が選任されました。
本日、古川太三郎君及び市川正一君がそれぞれ委員を辞任され、その補欠として池田治君及び橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る九日、上山和人君が、また去る十日、池田治君が委員を辞任され、その補欠として藁科滿治承及び古川太三郎君が選任されました。
【次の発言】 石油公団法の一部を改正する法律案及びガス事業法の一部を改正する法律案を便宜一括して議題といたします。
両案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、両案の質疑は終局したものと認めます。
これより両案を一括して討論に入ります。
御意見のある……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十七日、角田義一君及び風間昶君が委員を辞任され、その補欠として北村哲男君及び浜四津敏子君が選任されました。
【次の発言】 製造物責任法案(閣法第五三号)及び製造物責任法案(参第二号)を一括して議題といたします。
まず、製造物責任法案(閣法第五三号)について政府から趣旨説明を聴取いたします。寺澤経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、製造物責任法案(参第二号)について、発議者橋本敦君から趣旨説明を聴取いたします。橋本君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十日、下条進一郎君が委員を辞任され、その補欠として宮崎秀樹君が選任されました。
本日、角田義一君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されました。
【次の発言】 製造物責任法案(閣法第五三号)及び製造物責任法案(参第二号)を一括して議題といたします。
本日は、両案審査のため、お手元に配付いたしております名簿の四名の方々に参考人として御出席を願っております。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として高崎裕子君が選任されました。
【次の発言】 去る六月十七日、予算委員会から、本日六月二十二日一日間、平成六年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち公正取引委員会及び経済企画庁、通商産業省所管、中小企業金融公庫並びに中小企業信用保険公庫について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人とし……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十二日、宮崎秀樹君及び千葉景子君が委員を辞任され、その補欠として下条進一郎君及び深田肇君がそれぞれ選任されました。
また、去る二十三日、深田肇君及び橋本敦君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君及び立木洋君がそれぞれ選任されました。
また、去る二十四日、立木洋君及び千葉景子君が、また去る二十七日、牛嶋正君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君、角田義一君及び浜四津敏子君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第二九八号消費者のための……
○委員長(中曽根弘文君) ただいまから商工委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十五日、真島一男君が委員を辞任され、その補欠として前田勲男君が選任されました。
また、去る十九日、谷畑孝君が委員を辞任され、その補欠として喜岡淳君が選任されました。
【次の発言】 国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、従来どおり産業貿易及び経済計画等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○中曽根弘文君 前委員長といたしまして、一言御礼のごあいさつをさせていただきます。 昨年の八月に商工委員長を拝命いたしまして以来、製造物責任法あるいは中小企業リストラ法等の法案の審査、また国政調査、さらに視察等に当たりましては、委員の皆様方の多大な御協力、御支援を賜りまして、おかげさまで委員長としての役目を大過なく果たすことができまして、改めて皆様方に御礼を申し上げる次第でございます。 これからは一委員といたしまして、久世新委員長のもと、商工委員会にかかわる諸問題に微力を尽くしてまいりたいと思いますので、引き続きまして御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、御礼のごあいさつにさせてい……
○中曽根弘文君 きょうは質問をたくさん準備いたしましていろいろお伺いしたいと思いますので、最初に、大変恐縮でございますが、大臣初め答弁される皆さんには簡潔にお答えいただければと、そういうふうに思います。 今、吉村理事からも質問がございましたけれども、石油製品の供給の確保に関する法律案の質問に入ります前に、このところの急激な円高について二、三質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、三月初めに円が急騰いたしました際に、その影響について通産省、中小企業庁が全国の輸出関連中小企業に対してアンケートを行っておりますけれども、当時から約一カ月たったわけでございます。この間さらに円高が進みまし……
○中曽根弘文君 広島県及び山口県における中小企業の実情に関する調査のため、去る十二月十三日から十五日までの三日間にわたって行われた委員派遣について御報告申し上げます。 派遣は、石渡委員長、鈴木理事、松尾理事、井上委員、中川委員、市川委員及び私、中曽根の七名による派遣委員で行われました。 まず、中国地方の経済、商工業の概要を申し上げます。 中国地方は、人口、経済、工業出荷額等主要経済指標のウエートが全国の六から八%を占めており、こうしたことから一般に七%経済と言われております。 景気の動向については、中国地方でウエートの高い化学、鉄鋼、輸送機械等が比較的堅調に推移し、緩やかながら回復の方……
○中曽根弘文君 参議院に中小企業対策特別委員会ができまして、きょう初めての大臣に対する質疑となりました。どうぞよろしくお願いいたします。 最初に、中小企業の定義というようなものについてお伺いをしたいと思います。 中小企業は、御承知のとおり日本の産業の非常に基幹的なものでありまして、よく言われますけれども、事業所数におきましては全事業所のうちの九九・一%を占める、また従業員の数にいたしますと四千三百万人、全従業員数のうちの七九・二%に当たる、そういうふうに言われておりまして、日本の経済社会において極めて重要なウエートを占めておるわけでございます。 そこで、日本の経済というのはこれからまた世……
○理事(中曽根弘文君) ありがとうございました。 次に、相馬参考人にお願いいたします。相馬参考人。
○中曽根弘文君 円高問題についてきょうは御質問をするわけでございますけれども、まず概括的なところからお伺いをしたいと思います。 このところ何年かの円高あるいは円高基調というものは、一つはアメリカの経済事情、そして一つは日本の経常収支の黒字と、こういうことが構造的な要因として言われているわけでございます。 今回の円の急騰というものにつきましては、メキシコの経済危機の米国経済への波及のおそれからドルの信頼性が低下した、もう一つはヨーロッパにおきますスペインを初めとする各国の政治情勢、これの不安定さから安定しているマルクへ資金が移っていった、そういうことからドル相場が下落したというふうに言われて……
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