このページでは南野知恵子参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○南野知惠子君 これから質問させていただきます南野知惠子でございます。よろしくお願いいたします。 また、新大臣の御就任おめでとうございます。 私は、次のようなことを考えております。日本の人口動態は、国民の約四人に一人が六十五歳以上、平均寿今も八十歳という高齢社会となる二十一世紀は目前でございます。健康で生きがいを持って過ごせる社会とするためには、あらゆる観点での施策が必要となります。特に今日の健康問題は、自然な加齢現象に加え、疾病構造もアルツハイマー、難病、がん、慢性疾患、そしてエイズなどと種類、内容が著しく変化しています。それに伴い治療、看護の対応も複雑、多様化し、加えて少産化や育児不安……
○南野知惠子君 質問をさせていただきます南野でございます。よろしくお願いいたします。 このたび、皇太子殿下におかれましては、昨日、納采の儀を終えられましたことは、国民の一人として慶賀の念にたえないところであります。私は、助産婦でありますことから、御成婚とさらに近い将来に皇太子妃におかれます御懐妊などの喜びをも待ち望むものであります。 厚生大臣におかれましては、御就任早々から、人道的にまた積極的にエイズ等にもお取り組みなされたことは、医療関係者の一人として大いなる学びをいただきました。今後もさらなる御指導を賜りたいと存じます。 このたびの放射線技師法及び視能訓練士法の一部を改正する法律案に……
○南野知惠子君 本日は、文部大臣にお越しいただきまして、お見かけいたしますところ御健勝ではございますが、このたびは看護の問題について御質疑申し上げたいと思っておりますので、しばらくの間ベッドの上でお休みになるイメージをお持ちになりまして、看護の問題についてよろしく御高配いただきますようにお願いいたします。 では質問申し上げます。 最近の医学、医療の進歩には著しいものがございます。こうした中にあって看護婦の役割はますますその重要性を増してきておりますが、特に医療の高度化の進展に伴いましてチーム医療の必要性が指摘されているところであります。チーム医療の一員としまして看護婦に、より高度な知識と技……
○南野知惠子君 大内厚生大臣の再度の御就任おめでとうございます。 私は、参議院自民党の南野知惠子でございます。 質問をさせていただきますが、国民福祉税を目的とした消費税引き上げの構想というものは一夜にして撤回されました。現政権におきましては税の直間比率の是正が第一課題とされておりますが、税制改革にとっても高齢社会の福祉問題が前提となるとされるほどに、将来の福祉構想が出発点であると言われております。 四人に一人がお年寄りといった超高齢社会を健やかで安心できる社会にするために、自民党でもこれまで長年業績を積み重ね、いつでもどこでも受けられる介護サービスの確保のために自民党政権時代にゴールドプ……
○南野知惠子君 このたび赤松文部大臣の再度の御就任、おめでとうございます。 まず、文部大臣にお伺いしたいことがございますが、四月二十六日の産経新聞の夕刊、二十七日の朝日新聞の朝刊などに見られた記事についてでございます。 新会派「改新」結成に関連いたしまして、政権枠組みの混乱状態のときに、ある党の幹部政治家がどの女と一緒に寝ようがいいじゃないかと記者に語った言葉は暴言にほかならないと思います。女性を寝る相手と表現する心に潜む女性べっ視は、日本のみならず全世界の女性の心を傷つけるものです。また、見方を変えれば、男性はどの女性とも簡単に寝れるのかとの解釈ができ、日本男子の品位を下げる男性べっ視と……
○南野知惠子君 ただいま御指名されました自民党の南野でございます。本日は大臣の所信表明に対して御質問をしたいと思っております。 所信の中で大臣は、教育は知・徳・体にわたる人間形成を目指す活動であると述べておられます。同感でございます。 知に関しては、識字率、教育制度、教育水準など、他国と比べて比較的高レベルであると思われますが、しかし今日の少子化、高齢化など家族をめぐる社会環境の変化から、特に徳への関心を深める必要を痛感いたします。 徳は、人生の生きるありさまを示すものであり、社会における生活ルールでもあります。また、お互いに世代間の理解と認め合う心であるとも思われます。親孝行、敬老、夫……
○南野知惠子君 おはようございます。自民党の南野知惠子でございます。 今日の環境問題は地球規模の問題から身近な問題まで極めて幅広いもので、日常の国民生活が安全で快適なものとなるように予算も労力も重点配分することが重要かつ必要と思われます。環境庁長官の業務範囲は、総理の業務範囲と同じく、広く全般にわたるものと思います。環境庁長官はさらに腕を振るわれることと確信いたしております。 環境問題で今日最も深刻なものの一つに廃棄物の処理問題がございます。環境庁では自然循環型の社会をつくることを目標としていると聞き及んでおり、リサイクルについても、ストックヤードの確保の問題や、また紙の面では古紙を原料に……
○南野知惠子君 自民党の南野でございます。よろしくお願いいたします。 いじめの問題に関しての質問でございますが、まず自分の考えを述べさせていただきます。 日本におきましては少子高齢社会問題が大きな課題となっております今日、子供の生命がいじめなどにより無残にも失われていくことは心痛のきわみでございます。少子社会であればなおさらのこと、生を得た一人一人の生命を大切にはぐくみ、幸せな一生を豊かな人生へと導くことが大人としての役割であると思います。児童の権利条約も制定された今日、子供への関心をさらに深め、生活環境をよくしていかなければならないと思います。 いかなる場合でも、誕生してくる生命は祝福……
○南野知惠子君 自由民主党の南野知惠子でございます。 改めまして、文部大臣の御就任おめでとうございます。また、このたびノーベル賞や文化勲章を受章されます方々に御祝辞を申し上げます。 さて質問でございますが、我が国は、先ほど文部大臣から御所信をいただきましたとおり、大学研究施設の老朽・狭隘化など研究機関の貧弱が常々話題となり、学者や研究者が創造性豊かな発想や研究を積み重ねる環境整備が急がれておりますところ、近年、最重点施策の一つとして文部省はその整備を図ってこられ、今回の概算要求においても、卓越した研究拠点、センター・オブ・エクセレンスの形成を目指し六十一億円余りの要求がございますが、その内……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。 このたびの兵庫県南部地震の大災害は、日本じゅうの人々、いや世界じゅうの人々に驚きとして伝えられております。一月十七日発生以来、今日で二十四日を迎えております。 一月二十五、二十六日に、私は自民党の兵庫県南部地震非常災害対策本部調査団の一人として、徳島県を経由して淡路島・洲本に渡り、津名郡北淡町など六町の被災地や伊丹、西宮、芦屋、宝塚など四市の被災現地を調査させていただきましたが、災害状況の悲惨さはいまだに脳裏に焼きついて離れません。 まず、災害で帰らぬ人となられた児童生徒、学生四百五十二名、教職員三十四名を含む五千二百九十一人のみたまに御冥……
○南野知惠子君 自由民主党の南野知惠子でございます。 今、海の日を祝日とする提案がなされましたが、長年御努力された関係者の皆様方には心から敬意を表したいと思っております。 日本は海に囲まれた海洋国であり、ほとんどの国民が海に親しんできております。子供のころには、心の涵養や将来の夢、ロマンを海に語りかけてきました。また、我が国にとって、海の資源は日常生活、食生活には切っても切れない関係にございます。さらに、古来より人の死と誕生は海の干潮、満潮によるとも言われたり、台風や地震と関連する津波など、海の異変の脅威などからは多くの生活の知恵を得ております。そして、今日の日本の繁栄は、他国との人的交流……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。 本年は戦後五十年という節目の年に当たります。また、大臣が所信でお述べになられました来るべき二十一世紀はわずか六年後に迫っております。 戦後、日本の教育は飛躍的な拡大、発展を遂げており、平成六年度の高等学校への進学率は九六・五%、大学、短大へは四三・九%、専門学校を含めた高等教育全体では六二・四%に達しております。このような普及のもとに我が国の今日があると思っております。しかし一方、初等中等教育ではいじめや不登校、高校中退などの問題、高等教育では大学改革などが課題となっております。 臨教審以来、中教審、大学審、生涯学習審議会などで教育改革、教……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。 戦後からこの五十年間、教育、世相というものをちょっと語ってみたいといいますか、大げさでございますが、言葉というものの表現にはいろいろございましたので、少し拾ってみました。 学校制度の改革、画一教育、適性教育、能力別・学力別・習熱度別学級編制、塾競争、受験戦争、学力テスト、偏差値。教育の流れをつくるものとしては、日教組、臨教審、中教審のあり方に影響されております。社会的現象としましては、許容社会である。また、黙認的、放任的社会をつくった。それに関連するモラルの低下があり、学校規律の低下、親や教師の威厳の低下、家庭内離婚、単身赴任、さらに家庭内暴……
○南野知惠子君 本日の守屋先生、若菜先生、錦織先生、それぞれのお立場で本当に高邁な御高説をお伺いできまして、ありがとうございました。 私は、労働問題については多少未熟でございますので、御質問することにおいて失礼があるかもわかりませんが、容赦なくお答えいただきたいというふうに思っております。 確かに我が国の人口構造といいますのは高齢社会に突入していくし、二〇〇七年になりますと世界でも日本が一番の高齢社会国になるということから、そういった労働の需給問題については今取りかかっていかなければどうにもならない時期に来ている、その御説はよく拝聴いたしました。 守屋先生にお伺いいたしたいのでございます……
○南野知惠子君 お三人の先生から、それぞれに含蓄のあるお話をお聞きすることができました。大森先生、沼越先生ありがとうございました。さらに、岡田先生からは歴史をひもといていただきまして流通というものを学習させていただいたわけでございます。私は、流通という問題については素人でございますけれども、多少の質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に、流通部門におきます魅力ある職場づくり、そういった問題につきましては、どの職場におきましても今労働人口が少なくなりつつあるとか、また職場に魅力がないとか、いろんなことが言われておりますが、魅力ある、また働きがいのある職場づくりといいますことは労使……
○南野知惠子君 お三方の先生方の御高説、大変ありがとうございました。勉強させていただきました。 私は、女性一人というところでございまして、生活面というところからちょっと御質問させていただきたいと思っているんです。 家庭で生活する我々としましては、電気を消して歩いたり冷蔵庫を余りあけ閉めしないようにとかいろいろ小さなことを考えているんですが、夜、外に出ますとネオンが光っていたり、またはパチンコ屋さんが特に明るかったり、そこら辺がどうにかならないかと家庭生活の面から思うのでございます。 私たちやはりクリーンな燃料ということについても大きな関心を持っております。そういう意味では、太陽光につきま……
○南野知惠子君 お三人の先生から大変難しい問題をわかりやすく御説明いただきました。まだまだ勉強が及ばない点もございますが、きょうは藤家先生が大変夢を運んでいただけそうな気がいたしますので、そこで二点ほど絞りましてお話をお伺いしたいと思うのでございます。 原子力とそれから医療との関係につきまして、先ほどがんの問題だとか脳腫瘍の問題で御説明ございましたけれども、二十一世紀、二十二世紀に向けてこういうものがこういうスパンでできそうなんだというようなことがございましたらお教えいただきたいことが一点。 それから、三ページの下の方に砂漠の緑化ということがございますが、これは何か大きな夢をもたらしていた……
○南野知惠子君 今の問題にいろいろと追加して考えてみるんですが、やはり少子化の原因というのは、本当に若いカップルが適切に子供を産んでいけるかというところの環境もちゃんと見ていかなければならない。 そうすると、若い人たちにそれだけの大きな給料が与えられているかというのも一つの問題です。一人の人は子育てに今約二千万円ぐらいかかるとおっしゃっています。それで、何人が適切かというのは別なんですけれども、二人の子供を産むとすると四千万はかかる。では若い人たちが今住宅という問題についてどう考えているか。やはり自分たちの一軒の家が持ちたい、また中古でもいいからアパートを買いたいとしても、ここに三千万、四千……
○南野知惠子君 先ほど楢崎先生もおっしゃいましたし、今先生もおっしゃいましたそのボランティアの問題でございますが、やはりグローバルな観点に立った組織が必要であろうと。また、スボンティーニアスにいろいろな形で起こっておりますので、先ほどもおっしゃいましたように、与党の立場ではNPOという形で、ノンプロフィットオーガニゼーションという形で今検討されておるわけでございます。海外に向けては、何となくNGOという言葉が今認知されているかなと思っているんですが、それらとまたフィランソロピーという言葉と、まあそういった言葉がもういっぱいあちこちに出てくると思いますので、これをおまとめの節はやはりそれらの言葉……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。