このページでは南野知恵子参議院議員の17期(1995/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は17期国会活動統計で確認できます。
○南野知惠子君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合並びに新党さきがけを代表しまして、修正議決されました介護保険法案及び介護保険法施行法案、両案につきまして、賛成の討論を行います。 現在、我が国の高齢化は急速に進み、介護を必要とする高齢者の数は増加の一途をたどっております。また、介護期間の長期化や核家族化などに伴う家族形態の変化などにより、介護を行っている人の三人に一人が六十五歳以上の高齢者という老老介護という形になっております。家族による介護では、もはや十分な対応を行うことが困難な状況となってきております。 介護問題が国民の老後生活の最大の不安要因となっております今日、超高齢社会となる……
○政府委員(南野知惠子君) 労働保険審査会委員藤村誠君は十二月二十四日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、労働保険審査官及び労働保険審査会法第二十七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○政府委員(南野知惠子君) ただいま御紹介いただきました労働政務次官に就任させていただきました南野知惠子でございます。 社会経済が急速に変化しております中で、働く方々の雇用の安定、さらには労働条件の向上、改善ということを図っていくことが大切かと思っております。働きがいとゆとりと安心のある社会、その実現に向けましては、やはり労働行政の重要性がますます高まっていくというふうに思っております。さまざまな課題に対して的確かっ迅速な対応が求められておるということも認識いたしております。私は、青木労働大臣とともに全力を尽くしてまいる所存でございます。 委員長初め委員各位のなお一層の御助力または御支援を……
○南野知惠子君 自民党の南野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 永井労働大臣、御就任おめでとうございます。本日は持ち時間がたくさんございますので、ゆっくり実りあるお答えをいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 私は、前政務次官といたしまして、青木労働大臣とお呼びしたいんです、青木大臣とともに労働省におきましていろいろと学ばせていただきました。この間に得られました貴重な体験はこれから先の、あとどのくらいあるかわかりませんが、私の人生に十分活用させていただきたいとありがたく感謝いたしております。 労働省は、他の省庁と異なりまして課長、部長、局長に女性が起用さ……
○南野知惠子君 四人の参考人の方々に対して本当に感謝を申し上げます。 いろいろと教えを賜りましたことでございまして、それに関連しまして私は背景として看護職ということも一つ申し上げておきたいと思っております。本日の話の中に、四人それぞれの個性をお出しになられてお話しになっておられるというふうに思っております。 そこで、最近の我々のいわゆる就業の問題を考えてみますと、経済がこれだけ冷え込んでおります。就職も難しゅうございます。さらにまた、特に新卒者の女性の就労というのが難しいというところもございますので、そういった方向で先生方四人に、本当に簡単に予言していただきたいんですが、この派遣業というの……
○南野知惠子君 自由民主党の南野知惠子でございます。
労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案について、お伺いいたします。今回の法改正におきまして二段階の審査請求前置主義を維持し、むしろそれを整備しようとする、そういった理由につきましてお聞かせいただきたいと思っております。
【次の発言】 労災保険給付の決定にかかわる審査請求事案につきまして、平均してみますとその処理にはどれほどの時間を要しておられるのでしょうか。また、三カ月以内で処理しておられる事案、それらについての割合をお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 審査にそれだけの長期間を要しているということにつきましては、何かこれ……
○南野知惠子君 自民党の南野知惠子でございます。 本日、初委員会におきまして大臣のごあいさつが不祥事のおわびのごあいさつとなられましたことを大変お気の毒に思います。エイズ事件で信用を失墜いたしました厚生省を再建すべく期待されている小泉大臣におかれましては、このたびの岡光事務次官以下の不祥事につきましては御就任早々の御心労をおかけいたしております。厚生省の立て直しに向けて全力を尽くしていただけますことをまず御期待申し上げておきます。 私は、このたびの事件は何か根深いものを感じております。国民の目から見ても、一個人の不祥事ではないように思われてなりません。事務次官以下、厚生省を担う十数名の将来……
○南野知惠子君 要介護認定の問題、またさらにケアプランナーの問題ということが両サイドから出されたというふうに思います。特に、長野県に行かせていただきましたところでは、実際に訪問看護に携わっている方からそういった機関に参加を図ってほしいということの願いが出されていたと思います。また、秋田県の方でも介護保険では要介護認定が適切に行われるかということについての不安が訴えられておりました。 そういったことが頭に残っておりますが、実際、今モデル事業が行われているところの中で本当に要介護認定というものについてニュートラルに訪問看護者、いわゆる看護職者をその中に入れておられるのかどうかということなんですが……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。よろしくお願いいたします。 このたびの改正法案につきましては、戦傷病者及び戦没者の遺族に支給する障害年金及び遺族年金の額を恩給改善の基準に引き上げることについては、生活水準の向上などに見合って、今後とも援護の水準を引き上げ、公平な援護措置が行われるよう努力いただきたいと思っているところでございます。 今回は、旧日赤救護看護婦などのうち、慰労給付金が支給されていない人、加算年を加えても十二年未満の者に対して何らかの措置を講ずべきではないかという思いがいっぱいでございますのでお伺いしたいと思っております。 日赤看護婦養成所の教育は、上級の命令はそ……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。
先駆けてお尋ねいたしますけれども、昨年の十二月二十日に准看護婦問題調査検討会より「現行の准看護婦養成課程の内容を看護婦養成課程の内容に達するまでに改善し、二十一世紀初頭の早い段階を目途に、看護婦養成制度の統合に努める」との提言がなされました。
これは准看護婦養成停止と受けとめてよいのですね。大臣の御見解をお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次にお尋ねしたいことは、准看護婦養成停止を二十一世紀の初頭、すなわち我々としては二〇〇一年と考えるのですが、その間、段階的に准看護婦養成を停止し、なおかつ現准看護婦を看護婦へ移行さ……
○南野知惠子君 おはようございます。自由民主党の南野知惠子でございます。 医療保険法に対する一部の改正案につきましては、いろいろな方から問題点が提起されておりますので、重複をなるべく避けたいというふうに思っております。 まず初めにお尋ねしたいことでございますが、医療不正の監視体制の見直しという件についてお願いしたいんです。 医師や看護スタッフの大量水増し報告や看護料など診療報酬の不正取得が発覚した、これはたまたま大阪のある病院のことでございますが、ここにとどまっていないと思います。数年前から内部告発が再三あったにもかかわらず、行政当局が全くチェックできなかった。こうした不祥事が繰り返して……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。 今ほど多くの人が生死または死生観というものについて考えたことはなかったのではないかと思います。死生観はそれぞれ国民一人一人が自分の立場に立った価値観、そういったものを持っていると思います。ある人の体の一部を他者に移植し自分の死をもって他者の生となす臓器移植については、慎重に審議をし過ぎることはないというふうに思っております。 私は、看護婦、助産婦である立場から多くの誕生または多くの死というものに接してまいりました。生は喜びであり死は荘厳であります。私は、臓器移植を前提とした脳死が今議論の最中でございますけれども、中山案も猪熊案もともに臓器移植……
○委員以外の議員(南野知惠子君) ただいま議題となりました学校図書館法の一部を改正する法律案は、平成会の石田美栄君、山下栄一君、社会民主党・護憲連合の上山和人君、民主党・新緑風会の本岡昭次君、新党さきがけの奥村展三君並びに自由民主党の木宮和彦君、馳浩君及び南野知惠子の八名によって発議し、発議者の属する五会派所属議員から賛同を得て提出されたものでございます。 発議者を代表して、私からその提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 学校図書館法は、昭和二十八年、第十六回国会において議員発議によって制定されました。児童生徒の個性を伸長し、自発的な学習意欲を高める教育に不可欠なものとして、学校……
○委員以外の議員(南野知惠子君) もう先生のお説のとおりでございます。先生もいろいろと御活動をしておられるところでございますが、やはりこれからの学校教育というものにつきましては、みずから学び、自分が考えて、そしてよりょく問題を解決する、そういうような能力をつける、またさらに、人間性を豊かにして生きる力をはぐくんでいくということがやはり必要ではないかなというふうに思っております。 活発な読書活動というものが子供たちの知的な好奇心、また興味や関心を高めてさまざまな感動を呼び起こす、そういったものを味わわせるということが一番大切になってくるのではないかなと。また、それが子供の人格形成や情操をはぐく……
○南野知惠子君 自由民主党の南野知惠子でございます。本日は質問させていただきます。よろしくお願いします。 平成三年に証券業界を襲った一連の一任勘定取引や損失補てんの問題など、いわゆる証券不祥事は私たちの記憶に生々しく残っております。その記憶がまだ消え去らないうちにこのようなことを起こされたということは、我々大変大きなショックでございます。 証券界を代表する野村が再びこのような事件を起こしたということは、野村の体質が全く変わっていないということをさらけ出しているように思うのでございます。 不祥事件が起こる前から総会屋とつき合い、その後も総会屋と縁が切れなかった原因は何かということをお尋ねし……
○南野知惠子君 自由民主党の南野知惠子でございます。 私は、この臨時国会におきまして介護保険法案の成立をぜひ望むものでございますが、介護サービスの質と量の両面で国民の選択にたえられる介護保険制度にする必要があると思っております。 このような立場から御質問申し上げますが、厚生省の試算では、施行当初必要とされる在宅サービスの四割程度のサービスしか確保されていないということが前提とされているようでございます。しかし、保険料の負担を求める以上、必ずしも四割にとどまるとは考えられないと思います。介護保険の試算につきましては、介護サービスの給付を必要とする人が全員申請するとの前提で議論に供すべきではな……
○南野知惠子君 本日は、お忙しいところをいろいろとお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございました。
まず第一に気になったことは、モデル事業における第一次と第二次の判定の差が三八%もあったということでございますが、我々の今進めております保険は認定を要請してから返事が来るのが大体三十日ぐらいかかる。そういったことも含めまして、調査の段階、要介護認定の段階、そういったものを合わせまして、モデル事業を通して何かお考えになったことがおありかどうか、松尾公述人、山内公述人、川添公述人、お三人にお伺いしたいと思っております。
【次の発言】 そうしましたら、いろいろと調査をされる方と要介護認定を……
○南野知惠子君 名古屋班の委員派遣報告を申し上げます。第一班でございます。 派遣委員は、山本委員長、石井委員、長峯委員、宮崎委員、木暮委員、山本委員、今井委員、西山委員及び私、南野の九名で、去る二十日、名古屋市におきまして地方公聴会を開会し、八名の公述人から意見を聴取しました後、委員から質疑が行われました。 まず、公述の要旨につきまして御報告申し上げます。 最初に、愛知県医師会副会長・大輪次郎さんからは、要介護認定について精神症状のとらえ方など認定基準に問題が多いこと、介護保険と医療保険の整合性確保について検討が必要であること、今後の政省令の整備に当たっては医師会初め関係団体の意見を取り……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。おはようございます。質問させていただきます。 二十一世紀を目前にいたしまして、少子・高齢社会への準備は医療、年金、介護など、着実に進めなければならない最大の課題だと思っております。そこで、平成十年度予算におきましては、これらの諸問題への対応状況に関し御質問させていただきたいと思います。 十年度予算におきます介護保険の準備状況についてでございますが、日銀の短期経済観測によりますと経済は停滞しているということでございます。また、自民党は十六兆円規模の経済対策を策定し、景気回復に努めております。 この経済の停滞の特徴といたしまして、個人消費の停滞が……
○南野知惠子君 自由民主党の南野でございます。
まず、大臣、お元気でいらっしゃいましょうか。連日お疲れさまでございます。大臣にお伺い申し上げたいと思っております。
明治三十年の伝染病予防法の制定以来百年が経過いたしましたが、もう少し早く対応すべきではなかったのでしょうか。今日になってこのように全面的に見直しを行うということになりましたが、その背景、理由をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
次は、結核のことなんでございますけれども、もう結核はなくなったのではないかなと我々も一時思ったことがございました。でも、年間四万二千人の新しい患者さんが発生している……
○南野知惠子君 御訪問された先生方の大変有意義な御報告をお伺いいたしました。ベトナムのところでは、真っ先にチョーライ病院などがございまして、私も過去に関係しておりますいろいろな医療関係の問題については大変興味深く見せていただきました。 先生方が御訪問されました国々については、私も全部の国に二、三回は訪問させていただいているのでございますが、特にODA、また経済協力という関係につきましても大変興味深く思っております。ベトナムには日本人のお漬物屋さんが出たりしております。また、そういうことの関係からこれからは我が国のいわゆる社会進出、企業の進出ということもあるでしょうから、そういったものについて……
○南野知惠子君 今、山本先生も御質問になられたんですが、私もお聞きしたがったのは、いろいろと日本の顔が見えないというところでございます。いろいろな会議でイニシアチブをとるために、またリーダーシップをとるためにということをお伺いしたと思うのですが、今メディアの問題だということで多少は安心いたしましたけれども、ロビーその他でやはり日本が今大きな話題となっている歴史的な背景、歴史的な評価というものを他国はどのような形で見ているのか。それがこういうイニシアチブをとるというものとの関連でどのように相互作用しているのかということを 一つお伺いしたいと思うのです。 それにつきましては、マハティール首相は……
○南野知惠子君 ありがとうございます。 アジア太平洋地域の問題につきましては、本当に皆様方の御発言、または参考人でおいでいただきました方々の御発言などでもいろいろと勉強させていただきましたが、ODAが日本の顔が見えるのかどうかというところに一つ問題を持っております。 この前、カンボジアの地雷の問題なども我々の援助ということで展開できたわけです。二年ぐらい前に体験しました欧州議員会議に行かせていただいたときも、あのときはボスニア・ヘルツェゴビナの戦いがまだ続いているときに、武器が欲しいというようないろいろな会合がそのときに持たれていたんですが、そういう問題につきましては、明石代表のリザインな……
○南野知惠子君 もう時間が来ておりますのに、ありがとうございます。 安全保障における問題点につきましては、もう参考人の方それから先生方がるるお話しいただきました。でも、話題になっていないものを少し述べさせていただきたいと思うところでございます。 例えば、戦争だとか核の問題、ミサイルの問題、そういう問題は本当に大切な安全保障の問題ではあるんですけれども、でもそれは、比較的大きくは大人の男性の立場ということで一つ解釈できるのではないでしょうか。戦争が終わって一番大切で困っている問題というのは、やはり女子供の問題であるというふうに思います。それから、人的交流の中においてもそういう問題も大きな中身……
○南野知惠子君 いろいろ今まで先生方のお話を聞かせていただきました。本当に幅広いお話がありましたが、私の気持ちといたしましては、アジアに対して日本は何ができるのか、今だからできることをしなければならないというような感覚もありますが、自分の背景としている看護といったものを、医療、ケアという問題をどのように東南アジアの方々と手を結んでいこうかとしている自分なりの方法はあるわけでございます。 それは、例えばベトナムの方でいろいろな形で援助をし、ベトナムの中にいる大半の女性に対してどのような手が差し伸べられるかというようなことを少しずつやってきているわけですけれども、そういうかかわりの中で、または大……
○南野知惠子君 対外経済協力小委員会の最終報告を今読ませていただいておりますが、大変共感するところが多いわけでございます。ODAの改革が求められております現在におきましても時宜を得た報告であるのではないかというふうに思います。取りまとめられた板垣小委員長初め小委員の先生方の御努力には敬服いたしております。 最終報告で取り上げられました小委員のさまざまな御意見、国会がODAの問題についていろいろな角度から真剣に論議した貴重な記録であるというふうに思っております。また、現段階における国会の議論の集大成でもあろうかというふうに思っております。 この議論の中から、小委員の先生方の認識を一致させてい……
○南野知惠子君 本日が最後の意見交換の場であるということでございますが、アジア太平洋地域の安定と日本の役割ということについて申し上げたいと思っております。 現在、アジアの経済ということを考えてみますと、もとより我が国も大変なんですが、韓国、インドネシア、タイを初めアジア諸国の経済は大変厳しい状況の中にあるというふうに思っております。このような状況を打開して我が国が再びアジア経済の推進役となれるようにするためには、いろいろと痛みを伴うことが多いというふうに思っておりますが、健康や暮らしを保護する規制というものを維持しながら、いわゆる政府介入型が過度にならないように規制するというように、緩和を進……
○南野知惠子君 内藤先生、西澤先生、本当に含蓄のあるお話をお伺いできましてありがとうございました。お心の問題と、それから今現状がどうなっているかというお話をいただきまして、いろいろと考えさせられるところがございます。 この教育の問題につきましては、いつの世も同じだろうと思っておりますが、特に今我が国は高齢・少子社会というものを目の前にいたしております。その中におきましては、世代間のきずなというものが最も大切なものではないかなと思っております。 子供や高齢者、特にその祖父母に対する親の考え方、行動、その後ろ姿は子供たちのかがみになっているものと思われます。家庭における親子の関係は学校における……
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