このページでは山本香苗参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○山本香苗君 私は、公明党を代表し、平成十四年度決算及び当面する重要課題につきまして、総理並びに関係各大臣に質問いたします。 今回、会計検査院より提出されました平成十四年度決算報告は、小泉総理の下で編成されました予算の執行状況を検査したものです。この中で、税金の無駄遣いが約四百億円になることが指摘されております。これは過去二十年で最悪、前年と比べて六四%アップした金額です。しかも、会計検査院の検査は、すべての会計経理を検査しているわけではなく、一部を抽出して検査するものであります。一部の検査でさえもこれだけの無駄が指摘されているということは、ずさんな予算執行の横行が危惧されます。 総理は予……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。今回、初めて質問させていただきます。 私は、議員になるまで外務省の方に勤めさせていただいておりました。残念ながら田中大臣のもとで働くことはございませんでしたが、トルコで二年間、またカザフスタンで二年間ほど勤務した経験がございます。 武見委員長におかれましては、カザフスタン勤務時代に実はキルギス邦人人質事件におきまして大変お世話になりました。多分、恐らく覚えていらっしゃらないと思いますが、キルギスにおいて初めて武見委員長とお会いした際に、君、日本語がうまいねと現地人と間違って声をかけていただいたことを覚えております。 御存じの方々も大変多いと思われ……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。本日は行政監視委員会で初めて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、早速質問に入らせていただきますが、家電リサイクル法についてお伺いさせていただきます。 この法律はことし四月一日に本格施行となりまして、四月から十月の末日までの対象四品目の引き取り台数は合計約五百十七万四千台と。この引き取り実績から、おおむね順調に実施されていると評価されております。 しかしながら、自治体を通じてまとめた結果によりますと、施行前に比べて不法投棄がふえた自治体がその半数以上だとお伺いしております。このように不法投棄がふえる原因の一つは、消費者負……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。本日初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 九月十一日にアメリカで起きました同時多発テロは世界全体を震撼させ、恐怖と不安の渦に巻き込みました。 こうした中、すぐに文部科学省がニューヨークにあります日本人学校の子供たちに子供の心のケアに関する本を送られて、またカウンセラーを派遣されたということをお伺いいたしまして、さすが、以前トルコ大使としてトルコ大地震のときも現地で果敢に指揮をとられていらっしゃいました遠山大臣だからこそこうしたすばらしい御判断ができたんじゃないかなと感動いたしました。 そこで、きょうは何点かテロに関す……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、武部農林水産大臣、また宮路厚生労働副大臣に初めて御質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、三月の末に、まだ桜が満開だったころですけれども、天気がいいのでこのすぐ近くにありますマクドナルドに散歩がてらお昼御飯を買いに行きました。レジに並んで注文をしようとしますと、お目当てのチキンマックナゲットがないと言われまして、何でないんですかと店員の方に聞きましたら、現在販売しておりませんと言われました。何でなのかなと不思議に思っておりましたら、週刊誌で、大丈夫なのか、マックチキンナゲット突如発売中止の裏という記事がございまして、……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 坂口大臣、今日はお忙しいところ、どうもありがとうございます。今回は雇用問題についてお伺いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、先週、四月の完全失業率が五・二%、雇用情勢が依然として厳しいという発表がございましたが、失業した人がまず頼りにする場所というのはハローワークです。 このハローワークに関しまして、澤田局長のインタビュー記事が、厚生労働省の広報誌であります「時の動き」の三月号に載っておりました。その中で、ハローワークでは、フリーターの方に登録してもらい、様々な求人情報をインターネットやダイレクトメール、ファクスなどで定期……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。
本日は、食の安全第二弾ということで、前回に引き続きまして坂口大臣にお伺いさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ここ最近、ミスタードーナツの肉まんの問題、協和香料化学の無認可添加物使用の事件等々が相次ぎまして、消費者の食に対する不安が高まっております。一体何を食べたらええんかというような状況でありますけれども、これらの事件で使われた添加物、これはアメリカやEU等で使用することが認められているそうですが、なぜ日本では認められていないのでしょうか。
【次の発言】 つまり、今長く説明していただいたんですが、安全ではないからというわけではな……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 東京女子医大病院における平柳明香さんの医療事故について、先週の厚生労働委員会における集中審議や一連の報道によってその原因や事実というものが少しずつではありますが明らかになってまいりました。そこで、まず今回は、医療法におけます特定機能病院、特に安全管理委員会についてお伺いいたします。 この事件におきましては、安全管理委員会が機能していないのではないかということを多くの方が指摘されております。明香さんへの医療ミスについては安全管理委員会への報告はなされておりませんでした。明香さんの手術にかかわったメンバーも、メンバーのだれも報告をしておりません。報告しなけ……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、大臣所信の中にございます教員の資質向上とアフガン復興支援の二点に絞って御質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 私は、中学二年生のときに東京から大阪に引っ越してまいりました。図書館で担任の先生を待っていなさいと言われて他の転校生と一緒にじっと待っていますと、次々に一緒に待っていた子たちが先生と一緒に出ていきます。最後に私一人が残されてしまいまして、不安になって職員室に行くと、やっと担任の先生が来られて、面倒くさそうに君も十組やったんかと言われました。つまり、私は先生に忘れられてしまったんです。それまでは、私はどちらかという……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 今日は丸々三十分間質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 というわけで、早速質問に入らせていただきたいと思いますが、まず第一に、人間を確立することが大切である、人間が確立した後、初めてあらゆることがその緒に就く、これは大文豪の魯迅の言葉であります。一切は人間で決まると。人間さえ確立されれば何でもできると。その人間を作るのが教育であり、その教育をするのが大学であるわけなんですが、現在の大学の状況といいますと、自分の大学時代をちょっと振り返ってみても結構お寒いものがあるなと思います。 これを何とか今変えなくちゃいけないというわけで、……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。
法案の審議に入る前に、ちょっと審議とはかかわりはございませんけれども、岸田副大臣、アフガン出張大変御苦労さまでございました。昨日の晩お帰りになったところだとお伺いしましたけれども、まず、そのちょっと御感想と今回の成果についてお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございます。
本当に顔の見える支援ができる唯一の分野ではないかなと思っておりますので、どんどんやっていただきたいと思うんですが、早速質問の方に、本題の方に入らせていただきます。
衆議院の委員会の方でのこの法案審議の際に大臣は、新学習指導要領に見られます……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。
渡辺委員の関連で、本日初めて予算委員会で質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
早速質問に入らせていただきます。
まず、厚生労働大臣にお伺いいたします。
大臣は、フリーター支援のハローワークに実際足を運ばれたことはございますか。
【次の発言】 実は、私もこの間一人で大阪ユースハローワーク、ヤングサポートプラザに行ってまいりました。
そこでお伺いしたんですけれども、一応ここの売りは、このパンフレットに書かれておりますように、「若年者(三十才まで)専門のハローワーク」、「若年者の就職活動を総合的に支援します」なんです。
でも、私は……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。
中国瀋陽の亡命者連行事件について、小泉総理に質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
先週、五名の亡命者の方々が無事中国を出国され、一応の人道的な解決が図られたわけなんですが、ここで改めて総理にお伺いいたします。
今回の事件におきまして、我が国の不可侵権の侵害があったという御認識は今なお変わっておりませんでしょうか。
【次の発言】 この不可侵権の侵害があったかなかったかについては日中間で大きく意見が食い違うわけですけれども、今後、この問題について中国側とどういった話合いをなされますか。また、どう日本側の主張を通していかれるのですか。
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。 本日は、貴重な御意見を本当にありがとうございます。 いろいろと質問用意してきたんですが、もうお二方の質問ございましていろいろと論点出てきましたので、なるべく重ならないようにお伺いしたいと思うんですが、どうしてもお答えが欲しいというものに関しては重なるかもしれませんが、お答えいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、基本的なところから、本当に基本的なところからお伺いしたいんですけれども、いろんな今、公務員の不祥事あります。新聞で見ていて、何でこれが起こるんやろうと思うことがあるんですが、この原因について両参考人の先生方は……
○山本香苗君 党としての基本的な考えは先ほど続委員からございましたので、私の方からは、今までの審議を踏まえて、何点か気になる点を申し上げたいと思っております。 まず、公務員制度改革、これは公務員の不祥事やセクショナリズム、天下りといった公務員に対する国民の皆様の批判を受け、国民と行政との間のずれというものを直していくためにも非常に重要な改革だと認識しております。 先週、現在の改革案について参考人の御意見を伺ったところ、かなり意見が対立しておりました。明らかに関係者の意見調整が不足しておりまして、今後更に広く意見を聴取、まとめていくことが必要だなというふうに思ったわけでございますが、特に国民……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。よろしくお願いいたします。 先ほど耐震化の話出ましたが、先週イタリアで地震があって、学校が崩壊して子供や教師が下敷きになって死傷したというニュースがございました。これを見てもうぞっとしたわけなんですけれども、我が国においては、文部科学省の調査によって公立小中学校の施設の約四三%が耐震性に問題があることが明らかになっております。授業中に地震があったらと思うと、本当、他人事じゃないなと思っておりますが、そこで、まず最初に大臣にこの取組が遅れております公立小中学校施設の耐震化についてのお考えをお伺いしたいと思います。
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。 本日は、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。いろいろと質問、どういった御質問をさせていただこうかなといろいろ考えてきたんですが、さきのお二人の御質問と多少重なる部分もあるやに思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。一応どなたかというのは指名させていただきますが、これぞというときには手を挙げていただきまして、御意見をちょうだいしたいと思っております。 まず、鳥居参考人と市川参考人にお伺いいたしたいと思うんですが、今回の答申の中で、すべての大学が国の認証機関の評価を受けるとする一方で、評価が基準を満たさなくてもそれを理由に国から……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 午前中の質問におきまして特殊法人改革の重立ったところは押さえていただきましたので、具体的なところをお伺いしていきたいと思っております。 先日、この文教科学委員会で日本体育・学校健康センターと、大臣がいらっしゃいました国立美術館の方に視察に行かせていただきました。 国立美術館は、独立行政法人化したことによって職員の意識が引き締まってサービスが良くなったとお伺いしました。事実、現場ではもうちょっといたいな、もう一回足を運んでみたいなと思わせるような努力をしていらっしゃるなというのを感じました。 他方、もう一つの日本体育・学校健康センター、ここは、余剰米……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願いいたします。
今回の政策評価というのは、盲・聾・養護学校の高等部在学中から卒業後の職場への適応・定着に至る段階の政策に関する評価でありますが、そこで、まず厚生労働省、文部科学省、それぞれにお伺いいたします。
卒業後、在学中ではなく卒業後、どういった就労支援を行っていらっしゃるんでしょうか。
【次の発言】 今回のこの政策評価を見たときに、一番のポイントはどこかなと思って見たとき、卒業という一つの時点だなと思ったんです。
今それぞれ、卒業後と言ったんですけれども、在学中のお話をされたわけなんですけれども、卒業後、実際、学校の先生、養護学……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。よろしくお願いいたします。 まず最初に防衛庁長官にお伺いいたします。 一昨年の九・一一にアメリカで起きました同時多発テロの直後に、ある識者の方が、直後にですけれども、今回のテロは政治の文明史において未曾有の問題を提起した、提起したと。治安と防衛、犯罪と侵略、警察行動と戦争、軍事行動との伝統的な境界が無法者、無法者のいわゆる暴力、テロによって一気にこう吹き飛ばされた、そういったことをある新聞のインタビューでおっしゃっていらっしゃいました。 私は、この見方は大変鋭くて九・一一の本質をついているんじゃないかと思っております。その本質というものは、今申し上げま……
○山本香苗君 所信に対する質問に先立ちまして、大臣に一つお伺いしたいことがございます。 今、大仁田さんの方からもお話がございました。本日正午前にイラクへの武力行使が始まったわけでございますが、我が党はこの問題につきまして最後の最後、ぎりぎりまで平和的な解決を目指し行動してきていただけに、このような事態に至らざるを得なかった事態に対しては極めて残念だと思っております。しかし、この問題を考えるに当たっては、私たち、当たって、私たちは、単なる反戦平和だけではなくて、大量破壊兵器によるテロから国際社会の平和をどう守っていくのかと、テロ犯罪というものを未然にどう防いでいかなくちゃいけないのかと、この重……
○山本香苗君 公明党の山本です。
高校中途退学者は毎年十万人を超えております。高校生全体の数が減少していく中で中退者がさほど減っていないということもありまして、中退率というものは増えております。
まず、この傾向につきまして大臣に、どう御認識していらっしゃるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 この中退者を減らすためにいろんな施策を取っていらっしゃると思うんですが、どういった、具体的な取組についてお教え願えますでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
いろいろされていらっしゃる、平成五年、六年度ぐらいからこういった取組をされていらっしゃるとお伺いしたんですが、いまだこの中退率と……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、学生支援機構法案につきまして、その中でも今日、特に奨学金制度について質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 我が党は、午前中もいろんな審議ございましたけれども、育英会の奨学金、非常に大事なものだという認識を持っておりまして、単なる育英、英才を育てるような制度ではなくて、学ぶ意欲のある学生がみんな受けられる制度とすべきだと以前から主張してまいりました。その結果、現在におきましては、ほぼ希望者の皆さんが受けられる制度と大きく変わってきたわけでございますけれども、新機構における奨学金制度におきましても、そのように学ぶ意欲のある学……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。 本日は、三人の先生方、貴重な御意見どうもありがとうございます。 まず最初に、奨学金事業につきまして、今回、十八歳以上自立型社会の確立を目指して、自分の力で、自分が借りて自分の力で働いて返していくんだという視点が盛り込まれたわけでございますが、ちょっと先ほどの清成先生のお話にもありましたように、何をしていいか分からないような学生たちがこうした自立した意識を持ってそういった社会をつくっていく、非常に学生に根付くことが難しいんではないかなという点が懸念されるわけでございますが、この点につきまして奥島先生と清成先生に御意見ちょうだいできればと思います。
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 前回に引き続きまして、学生支援機構法案を中心に質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、大臣にお伺いいたしたいんですが、先ほど来、留学生十万人受入れ計画、ほぼ達成されつつある、されたというふうな形のお話がございましたが、この計画達成後の留学生施策及び支援、それはどういったものであるべきかとお考えになっていらっしゃいますでしょうか。 最後に、先ほど山根委員の御質問の最後の質問でお答えになっていらっしゃいましたけれども、今回の学生支援機構設置によりまして、留学生支援により一層力を入れていっていただくことを期待しているわけでござい……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願いいたします。 もういろんな先生方から質問ございましたが、重なる点もあるかもしれませんが、改めてお伺いさせていただきます。 昨年、知的財産戦略を推進することによって日本は国際競争力でも負けない、そうした国になるんだ、知的財産戦略大綱及び基本法というものが成立したわけでございます。今回の法改正、この流れの中の一環であるという位置付けだというふうにお伺いしておりますが、まず最初に大臣にお伺いしたいんですけれども、その大綱、基本法の中におきまして今回の法改正がどう位置付けられるのか。また、今回の法改正によりまして、前回の国会でもこの改正云々と……
○山本香苗君 三人の先生方、大変貴重な御意見、どうもありがとうございました。 早速質問の方に入らせていただきます。 意見陳述の中にもございましたけれども、今、法人化がなされることによって国立大学と社会との関係の在り方、これがまた問われているのではないかと思います。そうした中で、産学連携、そうしたことも注目されるわけですけれども、単に産学連携だけが社会とのつながりの在り方ではないと私は思うんですが、この大学と社会との在り方、それはどういうふうな形でお考えになっていらっしゃるか、どういう形で確保していかなくちゃいけないとお考えになっていらっしゃるのか、三人の先生方にお伺いいたします。
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、国立大学法人法案を中心に質問させていただきます。
まず、大臣にお伺いしたいんですが、本法案の第一条の「目的」には、「大学の教育研究に対する国民の要請にこたえる」とございますが、この国民の要請という文言が入った背景、理由、そしてその意義を大臣はどうお考えになっていらっしゃるかについてお伺いいたします。
【次の発言】 今も昔も国民の要請にこたえる、これは大学の使命だと、そういった御答弁だと思うんですが、今までの大学というのは必ずしもそれにきちんと全部こたえ切れてなかったところもあるんではないかと思います。
こうした……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日の審議に至るまで、多くの関係者の方々から今回の国立大学法人化の法案につきまして御意見をいただきました。 大学法人化という大改革につきまして賛否両論、様々な意見があると思います。しかし、法案に賛成の方も、また反対の方も、根底では皆さん大学を良くしたいという思いがあることは間違いないと思っております。とにかく今のままではいけないと、大学を活性化したいと、毎日たくさんの陳情書を受ける中でそうした関係者の方々の熱い思いを感じております。 改革の中で、いや応がなしに大学側の意識は変わってきております。それに対しまして、以前もほかの委員の方々からもございまし……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は四十分時間を使いまして、留学生政策と若年雇用、この二点に限って御質問させていただきたいと思っております。 まず初めに留学生政策につきまして、先日、東京都内の日本語学校であります新東京語学院を実質的に経営する方が、経営する人が、実態のないペーパーカンパニー十数社などを就労先や就学先とした虚偽の証明書などを次々に作成し、八年間に計約八千人の中国人を不法入国させていたということが警察当局の調べで分かったわけでございます。たしか十年ぐらい前だったと思うんですけれども、同じように就学というものを隠れみのにして不法就労が問題となったことがありまして、かなり対……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日はお忙しい中、本当にありがとうございます。 大変貴重な御意見をいただいたわけでございますけれども、今日は、本当にこれからの将来を担っていく子供たちのためにこの制度をどういう形にしていくのがいいのか、そういう観点から御質問させていただきたいと思うわけなんですけれども、もうるる御質問ありました。なるべく重ならないように質問させていただきたいわけなんですけれども。 最初に加戸知事の方にお伺いしたいわけなんですが、陳述の最後に総額裁量制は画期的だというふうな形で評価をされていらっしゃいましたけれども、実際その画期的だと評価される点につきましてどうお考えに……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、黒川会長にお越しいただきまして誠にありがとうございます。また、茂木大臣、初めて今回御質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 早速質問に入らせていただこうと思うわけなんですが、もう今日午前中から、また今、鈴木先生の御質問と、非常にアカデミックな質問が続いてきているわけなんですけれども、今回の改正、午前中のお話の中にもありました目的規定は触っていないわけでございます。じゃ、今回の改正で一体何が変わるんかという話が衆議院の中でも質疑応答、答弁あったわけなんですけれども、今回の改正によって日本学術会議、これが真の科学者の代表機関……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。
午前中も、有馬先生また谷先生、非常に有意義なもう質疑があったわけでございますが、改めまして今回の法律、法律を改正するに至った理由、また現状につきまして、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今おっしゃっていただきましたように、今回の改正によりまして合理的な、国際基準値の導入に伴う規制の合理化がなされるということで、一つには放射性物質が国際的に移動するのが円滑になるということも含まれるんだと思いますが、これからそうした中で販売業者等々が登録認証を申請する窓口機関というものはどこになるんでしょうか。また、登録認証機関が行う今回新たに導入されます設……
○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。 本日は大変貴重な御意見をありがとうございます。もう阿南先生、また鈴木先生と二人御質問続きましたので、重ならないように質問させていただきたいと思うわけでございますが、まずレコードの還流防止措置の方について依田参考人の方にお伺いをさせていただきたいと思っております。 今お話ございましたとおり、今意見陳述の中でも確認させていただきましたとおり、今、大変、新聞、報道上でも危惧されておりますそうした洋楽盤の関連の、言ってみたら今回の法改正によって起こり得るような副作用みたいなところはないんだということ、大丈夫なんだということをおっしゃっていただいたわけで……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 今回の法改正につきましては、平成十六年一月に提出されました文化審議会著作権分科会報告書を踏まえての改正とのことでございますけれども、先ほど来お話がございます著作権制度というのは、常に著作権者の利益、またそれを使う利用者の利益、この二つの間の微妙なバランスの上に成り立っているものであります。そのために、関係者の意見調整というものが必要になってくるわけでございますが、まず最初に、確認のため、今回の法改正に盛り込まれた事項というのは、いろんな意見がございましたけれども、きちんと最終的に関係者間の意見調整が調ったと、そういうもので、そういう認識でよろしいんでしょ……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、貴重な御意見、誠にありがとうございます。 早速、短い時間でございますので質問の方に入らせていただきたいわけなんですが、今回、法律を改正するわけでございますけれども、今いろんなお話を聞く中で、また条文しっかり見ていく中で、やはり私立の、学校法人の努力によるところが非常に多いんではないかと思っております。 そうした中で、今回の法改正というのは、やはりその私学の現場の方々の意識というものが変わらないと、その努力、意識次第によってかなり変わってくる部分があるんじゃないかと思っているわけでございまして、まず最初に、三人の参考人の皆様に、実際、今回この法……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、三人の参考人の皆様、お忙しい中、大変貴重な御意見いただきまして誠にありがとうございます。 今、委員長からございましたとおり、十五分の間でいろんなことをお伺いさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、薬学教育につきまして児玉参考人の方に二点ほどお伺いしたいと思っております。 医師とともに医療の担い手としての薬剤師の方々に対して期待というものは大変高くなってきているわけでございますけれども、今回この六年に修業年限延ばすと。その中で一番のポイントは、今先生も御指摘されたような、この実習のところに懸かっていると……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 本日は、大変貴重な御意見、どうもありがとうございました。何点かお伺いさせていただきたいんですけれども、既にされた質問と重なるところがあるかもしれませんけれども、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、お二人の参考人の先生方にお伺いしたいわけなんですが、そもそもの話で大変申し訳ないんですけれども、今回このコミュニティ・スクールとかそういう、いろんな言葉が流れて出てくる中で、教育改革、教育改革といろんなところで言われると、いろんなことが試されると。この文教科学委員会でもいろんな審議をさせていただきましたけれども、なかなかそれに対していい決め手がないという中……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 今日は、最初に有馬先生から大変貴重な御意見をいただきまして、私もしっかり受け止めていきたいなと思っております。また、今、鈴木先生の方からお話ございましたこと、大変意見を、共鳴するところがたくさんございました。特に奨学金のことにつきましては、我が党からもいつもお願いしているとおりでございますけれども、しっかりと取り組んでいただければと思っております。 今日審議することになっております私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案、これにつきましてお伺いしたいところ三点ございまして、その三点につきまして端的にお伺いをさせていただきたいと思っております。 ま……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 私は、以前、九・一一以降国家と国家の戦争よりも、テロ組織などの非国家主体からの攻撃、テロからの脅威などにどう対応するかということが今日的には非常に重要じゃないかという問題意識から、国家対国家というもの、従来の脅威のみを想定した我が国の防衛力の在り方を見直すべきだと、そういったことを申し上げました。 その後、政府として平成十六年末までに新たな防衛計画の大綱を策定し、防衛力の在り方を見直すことが閣議で決定されました。やや遅きに失した感がございますが、私個人としては基本的にこの見直しの方向に賛成でございます。今日は、その立場から今後の防衛力の在り方につきまし……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。 今いろんな方の白熱した議論がありまして、そうした中でいつお話をしようかなと機をうかがっておりましたが、今まさに共生社会の意義、そういったお話もありましたが、少子高齢化、グローバル化が進む中で、女性や高齢者、障害者、また外国人の方々という、その人たちのさまざまな分野における活躍が求められている。だから、今まさに今後のキーワードが共生なんだという思いがしております。 この「共生社会の構築に向けて」というテーマでこの調査会が話し合うことの意義の大きさを改めて感じているわけですが、今、男女共同参画社会に向けてのいろんな取り組みについてのお話もありました。……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。 この児童虐待防止法施行からちょうど一年がたちました。この法律は参議院の女性議員の先輩方が中心となって進めてこられたとお伺いしております。中でも、我が党の女性委員会は児童虐待防止の法制化のために七十四万人余りの署名を集めましたし、我が党としても本当に思い入れの深い法律なんです。 先日、私も実は児童虐待を受けた方と一時間近くお話しする機会がございまして、その方は本当に今なお幼いころ虐待を受けた心の傷を負っていらっしゃいました。児童虐待で子供が亡くなるたびにすべての新聞報道を集めてファイルにしていらっしゃいまして、児童虐待防止法ができたのにこうした事件……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 先日、敬宮愛子様を御出産されました雅子妃殿下が、皇太子殿下と出産の喜びを涙ながらに語られていらっしゃるその会見の中で、生まれてきてありがとうという気持ちで一杯になりましたとおっしゃっていらっしゃいました。まだ私は母になった経験もありませんし、というか、結婚もしていないんですが、子どもを持ったときの喜びというのはこういうものなのかなと久々に感動したわけです。 他方、最近連日のように児童虐待のニュースというのが流れておりまして、そういうものを見ると本当に先ほどの後藤委員のようにやるせない思いになるわけですが、子どもというものは生まれながらにして不幸であるわ……
○山本香苗君 もう我が党の見解につきましては風間委員の方から述べさせていただきましたので、私の方からは法改正を視野に入れて何点か五月雨式に御指摘をさせていただきたいと思います。 先ほど、早期発見という点でありますけれども、通告件数がもうぐっとアップしてきていると。しかし、やっぱりまだまだ通告、啓発が足りないんじゃないかなと、こういった事件が起きるに際して感じます。幾ら親がしつけのつもりでやっていても、子どもの側が例えば心や体に傷を負っているんであったら、やっぱり虐待としてほかの人がとらえて通報しなくちゃいけないんだということをもっともっと浸透させていかなくちゃいけないと。 法律の中に明確に……
○山本香苗君 先ほどのちょっと話に戻りますが、障害児教育のことについておっしゃられた先生方いらっしゃったんですけれども、たしか、今文科省の方においてこれについて調査研究という形でされていると思うんですけれども、本調査会においても、是非ともこういった点もお話を詰めていきたいなと思っておりますが、一点だけお伺いしたいと思います。 アメリカにおいては、ADA法というものがあるということで、非常に進んでいるというふうに言われているわけなんですが、先ほどの清水先生のお話にもあったように、このような日本版のADA法というものが、国の事情等々違いますけれども、そうしたものを制定することの是非について、今回……
○山本香苗君 もういろんな先生方から貴重な御意見が出た後なので重なるところがあるかもしれませんけれども、大変私事で恐縮なんですが、先日、兵庫県の伊丹市でミュージシャンズ・カーニバルというのにちょっと行ってきまして、そこではAYAKA基金というボランティアグループの方々がやっていまして、この中心者の方が、皆さんもよく御存じのあの「大阪で生まれた女」を歌ったBOROさんがやっていらっしゃいまして、障害者の方々のボランティアグループでいろんな、車いすダンスとか、いろんなものをしていらっしゃって、健常者の方、また障害を持った方々と一緒になってやっていたと。 その中の彼らの目的の一つというのが社会的な……
○山本香苗君 先ほど、西川副大臣の方から、ITバリアフリー事業に力を入れてくださっているという、いろんな様々な情報通信研究開発をなさっていらっしゃると。 そこで、ちょっと現場の声を一つだけお伝えして、答えは後でいただきたいんですけれども、携帯電話というのはもうだれでも持っているような状況の中で、聴覚障害者の方々というのは、その携帯メールを使って普通にやり取りができるというので大変喜んでいらっしゃるわけなんですけれども、先日ちょっとお伺いしたときに、聴覚障害のある方が補聴器を付けた状況で話を聞くときはピーピー音がして聞こえづらいと、そういった声をいただきました。 実際、そうした聴覚障害者の方……
○山本香苗君 本日はどうもありがとうございました。 最後に川内参考人の方からお話ありました関係でちょっと御質問一点させていただきたいんですが、世界で四十か国以上の国で障害者の差別を禁止する法律があると。それで今、技術法でどっちがどっちという話がありましたけれども、川内参考人の方は、差別禁止法という大きな枠があって、その中に細かいのがあればいいといったお話だったと思うんですけれども、あとのお二人の先生方のお考えとしては、どういったお考え、同じお考えなのか、それともまた異なったお考えがあるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○山本香苗君 障害者の自立と社会参加についての意見を述べさせていただきます。 これからの日本社会の目指すべき姿というのは、当調査会の名称でもございます共生社会だと思っております。障害を持つ人々もそうでない人も同じように教育を受け、仕事を持ち、収入を得、家庭生活を営み、自由に移動し、文化、芸術、スポーツなどに参加するなど、すべての社会生活及び社会活動に参加する機会を平等に得られるような社会、すなわち、すべての人が人間として大事にされ、人権が花開く人道の社会、こうした共生社会の実現というものを私たち公明党は目指しております。 そこで、まず最初に申し上げたいと思いますのは、我が党は、交通や移動、……
○山本香苗君 公明党の山本香苗と申します。 本日は、いろんな御意見をいただきまして、本当に勉強させていただいたなと思っております。 私は、実は地元が大阪で、大東、山本先生も二十年前ぐらいからもうこういったことをやってこられた。だから、いろんな経験を踏まえて、今、障害者基本法の改正もあるわけですけれども、いわゆる保護の対象から権利の主体へという、流れが変わってきているところなんですね。そうした中で、今までの施策がハード面においてもソフト面においてもまだまだ足りないところ、不十分なところがたくさんあると。そこはもうとにかくそっちの、権利の主体のための、そっちの視点に立ってしっかりやっていってく……
○山本香苗君 今日はいろんな話が行ったり来たりするところでありますけれども、先ほどの有村先生から御提起があった点、私も勉強させていただいているところですが、是非とも、副大臣、よろしくお願いいたします。 初めの方にいろいろ話が出てまいりましたけれども、ADHDとかLD、発達障害、そうしたものが徐々に認識が高まってきつつある。あと自閉症ということも発達障害の一つとして認識されつつあるけれども、まだ正しく理解されていないことに、正しく理解されていないということが関係者の方々の大きな悩みでありまして、特にそうしたお子さんを抱えて生活していらっしゃる家族の方々の苦労というのは大変大きい、並大抵のもので……
○山本香苗君 公明党の山本香苗です。 障害者の自立と社会参加というテーマを扱いまして、今回で二回目となりました。 障害のあるなしにかかわらず、だれもが自由に安心して暮らせる共生社会、ユニバーサル社会、それを構築したいという思いで今回共生社会の委員の皆様方ともその思いを共有してきたわけでございますが、今回も参考人の方々から、障害者を取り巻く現状、課題、それぞれについて大変貴重な御意見をいただけたんではないかと思っております。中でも、特に先ほど来からお話の中に出ておりますが、障害の有無にかかわらず、幼いころからともに助け合いながら生きていくという共生の感覚を育てていくためにはどうしたらいいのか……
○山本香苗君 公明党の山本香苗でございます。私の持ち時間は十分でございますので、もうすぐに質問の方に入らせていただきたいと思っております。 今、朝日委員の方からお話ございましたけれども、いろんな意味で、今、若者対高齢者、年金の問題も雇用の問題もいろんな形で対立感をあおられていると今お話ございましたけれども、今、私も若者の、同じ立場に立っていろんな形で感ずるところが多々ございます。 そうした中で、まず一番初めに、紺谷先生の方にお伺いしたいんですけれども、とにかく雇用、経済という、これからの日本の経済を担っていく若者たちというのが今非常にフリーターだとか失業率が高いとか、そういう状況にあるわけ……
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