このページでは千葉景子参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会を代表し、小泉総理所信表明演説に対して、総理及び関係大臣に質問をいたします。 去る九月二十七日、小泉総理は自民党三役人事とともに第二次内閣の改造を行い、同日、新しい内閣が発足しました。 私たち民主党は、特に参議院の我が会派は、新しく当選したフレッシュで力強い仲間を加え、参議院選挙後に開かれる初めての本格的な国会に向け、多くの有権者の政権交代を期待する声を背に、論争のしがいがある大臣が任命され、真正面から論戦を闘わせることができるものと手ぐすね引いて待ち構えておりました。 しかし、今般の閣僚、党三役の顔ぶれを見る限り、民間人の登用はゼロ、女性閣僚もたった……
○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました刑事施設及び受刑者の処遇に関する法律の一部を改正する法律案について、関係大臣に対し質問をいたします。 今回の改正は、未決拘禁者等の処遇について明治四十一年制定の監獄法以来約百年ぶりに見直しを行う歴史的事業であり、無罪の推定を受ける未決拘禁者にふさわしく、今日の国際的基準を満たす画期的な内容が期待されていました。しかし、政府から提出された法案は、代用監獄に法的根拠を与え、その永続化を図ろうとするものであり、国際的な人権保障の流れに逆行する期待外れのものと言わざるを得ません。 そもそも我が国の刑事司法においては、自白は証拠の……
○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました政府提出、衆議院与党修正に係る少年法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 今回の改正案は、二〇〇〇年の少年法改正から一貫している少年事件の厳罰化の潮流を十四歳未満の触法少年に対しても拡大し、一層推し進めようとするものです。 確かに、前回の改正後、二〇〇三年の長崎の幼児殺害事件、二〇〇四年の佐世保の小学校同級生殺害事件などが起こり、社会に大きな衝撃を与え、それがこのたびの改正案に結び付いているものと思います。しかし、児童福祉や少年司法の専門家などは、少年事件対策は衝撃の大きさに惑わされてはならないと口をそろ……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子です。 会派を代表して、議題となっている安倍総理大臣の問責決議案に対する賛成の討論をいたします。 冒頭、戦後の日本を見続け、保守、リベラルの立場で民主主義と護憲、平和を唱えられた宮澤元総理が御逝去されたことに心から哀悼の意を表します。 私は、平成四年、この壇上で当時の宮澤総理にこのように申し上げたことを思い出します。日本の歴史の上で最も長い政権と言われる足利幕府や徳川政権は第十五代将軍をもって最後となり、そこから新しい時代の幕が開きました。翻って、宮澤内閣といえば、これまた自民党第十五代の政権でございます。宮澤総理、総理も真の豊かさの実現に向けてそ……
○千葉景子君 午前の質疑に引き続きまして、民事二法、とりわけ私は債権譲渡にかかわる法案に絡んで質問させていただきたいと思いますが、その質問に先立ちまして、二、三点、ちょっと大臣に御意見、そして御決断を求めておきたいというふうに思っております。 今日、皆さんのお手元に資料配付を御了解をいただきました。一つが障害基礎年金不支給決定取消等請求事件の判決要旨でございます。もうこれは皆さんも御承知のところであろうかというふうに思いますけれども、本年三月に東京地裁でもほぼ同趣旨の判決が出されております。言わば学生無年金障害者に対して、やはり年金支給ができないということについての判断でございます。 この……
○千葉景子君 本日はお三人の参考人の皆さんに大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。 私の方から、それぞれ御参考人に何点かずつ質問させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 まず、池田参考人にお願いをさせていただきたいと思います。 先ほどのお話、大変分かりやすく聞かせていただきました。 そこで、一つ、民法の方について御意見を聞かせていただきたいのは、今回の包括根保証の禁止という、これは本当に前進だというふうに思っております。ただ、そうは言っても、いわゆるそれ以外の根保証あるいは保証債務ですね、それについては、かなり保証人に負担になったり、あるい……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 前回、前川同僚委員の方から質疑がございましたが、それと重なる部分もありますけれども、何点かお聞きをしたいと思います。 ちょっと済みません、冒頭なんですけれども、これ通告をしておりませんし、ただ大臣の是非頭にちょっと置いていただきたいということで、問題指摘をさせていただきたいというふうに思います。 実は、今法科大学院で学んでいる皆さんの中で大変混乱というかが起こっております。それはどういうことかといいますと、当初、初めて入学を、法科大学院に入学をして、その皆さんが卒業して新しい司法試験を受けると、そういうルートになるわけですが、そのと……
○千葉景子君 櫻井議員に引き続きまして質問いたします。 今、議論を私も改めて聞きながら、なるほど本当にこれまでそれなりに分かっていたつもりの法律も、考えてみると本当に分かりにくいなと、そういうことをしみじみ感ずるところでございます。 そういう意味では、どうも法曹関係者というのは自分で分かったつもりになっている。本当の意味で利用者の立場になって法律というのを見直していくというのは大変重要な今日は指摘だったのではないかというふうに思いますので、今後も引き続きましてそれらの課題についてもお互い議論を続けていきたいものだというふうに思っております。 さて、本来の法案の方に掛かって質問をさせていた……
○千葉景子君 私は、ただいま可決されました刑法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 刑法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 犯罪を抑止し、国民の不安を解消するため、捜査体制の充実・強化、捜査関係機関の連携強化等治安対策の一層の推進に努めるとともに、刑罰体系の在り方等について多角的観点から積極的に検討すること。 二 有期刑の法定刑及び処断刑の上限が引き上げられることにかんがみ、深刻化して……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は、少し感慨深いところもございますので、少しいろいろなことを振り返りながら、総括的には後ほど江田同僚議員からも御質問があろうかと思いますが、少しこの間の司法制度改革について振り返りながらも御質問をさせていただきたいというふうに思っております。 先ほど、昨日まで司法制度改革推進委員会事務局長で、今日になりましたら内閣官房内閣審議官という、何か不思議なもんだなという、そんな気分がいたしますけれども、山崎さんから丁重な御礼も含めて感想がございました。多分、率直な本当にお気持ちを吐露いただいたものではないかというふうに思っております。 ……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は、冒頭、先ほどお話がございましたが、関係の部署に私も来ていただいておりませんので質問をさせていただくということにはなりませんけれども、JR西日本の列車事故、先ほどの御報告でお聞きいたしますと、三十一名の方が亡くなられている、そして二百四十名近い方が負傷をされているという大変な事故になっているようでございます。 亡くなられた方には本当に心から御冥福をお祈りするとともに、負傷された方、お見舞いをさせていただき、適切な本当に対応を是非私も願いたいというふうに思っておりますし、いずれきちっとした調査がなされまして、当委員会などにも御報告……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。一時間ほどお付き合いをいただきたいと思います。 今日は、このところ、大臣のお人柄もあり、余り大臣に御無理な御質問をしちゃいけないかなと、まあそんなことも何となく感じながら、なかなか大臣と直接一問一答をさせていただくという、そういうことがちょっと少なくなってきたかなと、こういう感じもいたします。そういう意味では、やはり大臣の御見識と、そしてリーダーシップ、それがあればこそ本来の意味での政治が、きちっと責任を持った政治、そして法務省の施策が遂行されていくわけですので、そんな意味も含めて、でき得る限り今日は大臣と意見交換をさせていただきたいと、……
○千葉景子君 私は、ただいま可決されました不動産登記法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 不動産登記法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 筆界特定制度が、簡易迅速に土地の筆界を特定する手段であることが広く国民に理解され、活用されるよう、その意義及び内容等について周知徹底に努めること。 二 筆界特定が土地所有権に事実上重大な影響を与えるものであることにかんがみ、筆界特定手続……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は、船舶、よく分からないですね、船舶の所有者等の責任の制限に関する法律ということでございまして、その質問に入る前にちょっと一、二点、大臣の御認識等お聞かせをいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 記憶に多少遠くなってはおりますけれども、心神喪失者医療観察法、この施行が法によりまして今年七月十五日に予定をされるということになっております。この法律の審議経過等は、知っている方は知っている、よく委員会等にかかわらず御存じない方もあるかもしれませんけれども、大変な議論の結果成立をしたと……
○千葉景子君 午前のそれぞれの質疑に引き続きまして、質問させていただきたいと思っております。 この刑法等の一部を改正する法律案にちょっと先立ちまして、一点、御所見を伺わせていただきたいと思います。それは、もう御承知のところと思いますが、今日の新聞等に大きく報道をされております。 昨日十三日、東京地裁で、いわゆるフィリピンの女性とそして日本の男性の間に生まれた子供の国籍について判決が下されました。日本の国籍法上では国籍が認められないというこれまで状況でございましたが、この東京地裁の判決は、その国籍を認めないことがやはり法の下の平等にも反すると、その扱いは憲法違反であるという判決を出したところ……
○千葉景子君 私の質疑時間が十一時三十八分までになりましたので、もう事前に申し上げていることをはしょってまいりたいというふうに思っております。 もう端的に聞かせていただきます。 一つは、今回の法案の中で外国当局に対する情報提供というのがございます。これについては、先般から問題になっておりますように、難民申請をしているようなそういう方などについて、法務省がクルド難民についてトルコまで行ってそして向こうの当局と一緒に調査をして、家族まで動員して調査をしたりして、非常にその身柄を危うくさせたというようなこともございます。そういう意味で、この外国当局に対する情報提供ということについては、やはりその……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は三人の参考人の皆さんにもう何か大変ずっしりと感ずるいろんな御意見をいただいたこと、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。 今回の法案、私も大きな前進であろうとは思いながらも、今のお話をお聞きをしながら、これからまだまだ深め、あるいは新たに考え、検討をしていかなければいけない課題がまだまだあるんだなということを改めて感じさせていただいた次第でございます。そんなことを念頭に置きながら、また更なる御意見をお聞かせいただければというふうに思います。 まず、藤本参考人、鴨下参考人、お聞かせをいただきたいと思いますが、先ほどのお話の中……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 この刑事施設に関する法案の審議も今日が最後ということになりまして、この間、様々な問題点、前進している部分もあり、また今後更に検討しなければいけないと、こういうことも含みながら、今後新しくスタートをしていくということになろうかと思っています。 今日は、限られた時間ではございますが、これまでもう少し確認をさせていただいておいた方がよい部分、あるいは今後のお取組にできるだけつなぐことのできるような、そういう観点で質疑をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをする次第でございます。 まず、何点か法案の内容等で確認をさせていただきた……
○千葉景子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、会社法案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 以下、その趣旨について御説明申し上げます。 第一は、擬似外国会社についてです。 会社法案の第八百二十一条は、「日本に本店を置き、又は日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社は、日本において取引を継続してすることができない。」、この「規定に違反して取引をした者は、相手方に対し、外国会社と連帯して、当該取引によって生じた債務を弁済する責任を負う。」と規定しております。 この条文をめぐって、親会社を外国に持ち日本で営業している……
○千葉景子君 引き続きまして、民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 限られた今日は時間でもございますので、ちょっと大きなポイントだけ質問させていただくようにしたいと思います。 ちょっとその前に、これは別に通告をする話ではありませんので、大臣、今日こうやって改めて委員会室を見ますと、政務官、申し訳ございません、座る位置がこちらに変わりまして、ああ、そうだ、副大臣がおいでじゃないんだなということを改めて感じます。で、滝副大臣が罷免をされ、その後、副大臣の選任ということもないようでございまして、いかがでしょうか、大臣、この間、どういう経過で今副大臣いらっしゃらないという、そういう事態になって……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 この国会になりましてから初めて大臣と質疑をさせていただきます。私も民主党内のネクストキャビネットで法務の今は担当ということになりましたので、何か担当というと刑務所の担当さんのような感じもいたしますけれども、そういうことで、また大臣と質疑をさせていただけることに大変私も光栄に存じておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 そこで、冒頭、大臣にも、この間大変様々な御尽力をいただきました。よく分かりませんけれども、在任の御期間もあとわずかなのかな、その後もまたおやりいただけるのかな、そこは私も全く分かり……
○委員以外の議員(千葉景子君) ただいま議題となりました戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 ついに昨年、戦後六十周年を迎えましたが、我が国が過去、侵略行為や植民地支配により多大の苦しみを与えたアジア近隣諸国、地域の人々が我が国に抱いている不信感や不安感には根強いものがあります。その原因の一つがいわゆる慰安婦問題であります。いわゆる慰安婦は、今次の大戦において、日本の軍や官憲などの甘言、強圧等により本人の意思に反して集められ、日本軍の慰安所等で性奴隷的苦役を強要され、女性の尊厳と名誉が深く傷付けられた未成年を含むアジア……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は初めて杉浦大臣といろんな論議をさせていただくことができまして、大変光栄に思っております。高い見識をお持ちで、そして司法分野で仕事をなさってこられた杉浦大臣ということでもございますので、是非これからリーダーシップを発揮をいただきまして、より良き政策の実現に向けて頑張っていただきたいというふうに期待をさせていただいております。 また、副大臣、そして政務官、それぞれ大変精力的に様々な御視察などをなさってこれからの政策取りまとめに備えていただいているということでもございますので、これまた是非積極的な御活動、よろしくお願いをしたいというふ……
○千葉景子君 松岡議員に引き続きまして、民主党・新緑風会の千葉景子でございます。限られた時間でございますので、少し論点を絞って質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず、今回改めて整備をされたといいますか、新しく手続が加わりました退去強制手続について、お尋ねをしたいというふうに思います。 まず、この退去強制手続、二十四条三号の二、ここに新しい退去強制理由といいますかね、の規定が設けられました。これは、先ほどこれ既に谷川委員からも指摘がございましたように、非常に漠然とした、そして幅のある条文になっております。全部読みませんけれども、云々かんぬん、おそれがあると認めるに足りる相当の理……
○千葉景子君 今、松岡同僚の議員からも質問がございました。先般、成田に視察もさせていただきまして、今話題になりましたアクセンチュア、今試験的に運用している機器のところにすべてアクセンチュアという名前がしっかり記載がされておりまして、おお、なるほどと感じたところでもございます。これからその問題についてはまた適正な、本当に導入がされるのかどうか、そういうことを検証していかなければいけないというふうに思っているところでもございますので、それはまたやらせていただきたいと思います。 さて、私は先般、退去強制手続を中心にして質問をさせていただきました。特に、法務大臣の認定による退去強制というのが、非常に……
○千葉景子君 今日は、四名の参考人の皆さん、ありがとうございます。大変貴重なお話を伺うことができまして、私たちも是非皆さんの御意見、これからの審議に生かしてまいりたいというふうに思っております。 今、お話を伺いながら私はこう思いました。谷川委員の御発言からも、そして今日の御参考人の皆さんの御意見から考えても、やっぱり私たちが将来理想とするのは、やっぱり代用監獄というものをなくして本来の勾留のあるべき姿をきちっと確立をすると、これがやっぱり、ほぼここの委員会でも、それから参考人の皆さんでも共通な認識ではないんだろうか。ただ、そこに至るまでにいろいろと知恵を絞らなきゃいけない。あるいは、どうやっ……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は月が変わりまして、この場へ参りますれば、大臣も副大臣もクールビズというか、大変さわやかな服装でおいででございまして、質疑の中身もさわやかにといきたいところではございますけれども、なかなかそうはいかないというのが実情でございます。 ただ、この法案も今日が最後の質疑ということになろうかというふうに思います。これまでのそれぞれの質疑を聞かせていただき、それを踏まえまして、今日はできるだけ大臣と意見交換をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 ただ、ちょっと残念なことは、これは決して、だれの責……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は、安倍総理と少子化にかかわる課題につきまして議論をさせていただく機会をいただきましたこと、心から私もうれしく思っております。実りのある議論をさせていただければと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 さて、大変そういう重要な課題を抱えながら、冒頭、柳澤大臣に大臣の御発言にかかわる質問をさせていただかなければいけないということは、私はもう大変残念な気持ちで一杯でございます。もうこれをあれこれ本来は言いたくないという気持ちもございますけれども、その発言のやっぱり根幹がこれまでの厚生労働行政の在り方、それ……
○委員以外の議員(千葉景子君) 日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明いたします。 国民投票法制は、憲法制定権力の担い手である国民が、その権利を行使して憲法改正をすべきか否かを判断するための制度です。憲法制定権力の担い手である国民がその権利を行使する制度を早急に整備することは、立法府としての責任であり、改正に対する国民の主権を回復し、真の国民主権を具体化することは国民の代表者としての使命であると考えます。 また、国民投票法制は、憲法改正の中身をめぐる議論とは切り離し、憲法改正を標榜している政党も……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 午前中の同僚江田五月議員の質疑も大所高所で大変中身の濃い質疑だったと、済みません、いなかったものですから、きちっと報告を受けまして、しかもジェントルマンの江田議員が声を荒立てるような、そういうこともあったということでございます。大変そのような中身のある議論に続きまして、午後、少し技術的あるいは細かい点にわたることがあるかもしれませんが、質疑をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいというふうに思います。 さて、私はまず今回の改正の中で、少年院送致年齢が引き下げられたという点についてまず何点か質問をさせていただきた……
○千葉景子君 民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 これから百二十分ということでございますので、大変長丁場でございます。多分、途中で皆さんも、ちょうどよい時間ごろでございますので、ちょっと眠気も感ずるところがあるかもしれませんが、そういうときにはびっくりするようなことで皆さんの目を覚ましていただくと、こういうやり方で進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。 そのしょっぱなでございますが、少年法の改正に入る前に、午後の冒頭、冒頭というか、あれですので、ちょっと一、二点、昨今の問題で気が付くところをお聞かせをいただいて、皆さんの一回まずは目を覚……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 本日も、更生保護法についてのこれでまとめの質疑ということになろうかと思いますので、若干長い時間ではございますけれども、御辛抱いただきながら、これまでちょっとあいまいであった部分やあるいは今後の取組などにつきまして質疑をさせていただきたいと思っております。 さて、ちょっとこれは基本的な問題になろうかと思いますけれども、今回の更生保護法案について、その言わば理念、目的というようなところをもう一度確認をし、そしてこの法案の運用の面で遺漏なきを期していただきたいというふうに思っているところでございます。 更生保護法案、今……
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