このページでは千葉景子参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(千葉景子君) 松岡徹議員にお答えをさせていただきます。 まず、裁判員制度と取調べの可視化についてのお尋ねがございました。 裁判員裁判におきましては、裁判の長期化を避け、裁判員の負担を過重なものとしないようにする配慮が必要だと私も考えております。特に、自白の任意性等についても、分かりやすくてできるだけ短い時間で立証をしていかなければならないことは当然だと思います。そのため、検察においても、裁判員裁判の対象事件における被疑者の取調べの必要な部分について録音、録画を行うなどはしてまいりました。 しかし、さらに被疑者の取調べの全過程の録画等の方法により可視化することについて、その実現……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会・日本の千葉景子でございます。 今日は、大臣の所信をお聞きいたしまして初めての、そして冒頭になります質問ということになりますので、是非大臣の率直なお考えをお聞かせをいただきたいというふうに思っているところでございます。限られた時間でございますので、できるだけ大臣からも簡潔に、そして分かりやすい御答弁をいただければ大変有り難いというふうに思っております。 さて、冒頭ですが、この間、鳩山法務大臣、官僚の皆さんの準備したものをお読みになるということではなくして、大変率直な自らのお考え方というんでしょうか、それを御発言なさる機会が多いように受け止め……
○千葉景子君 私は、ただいま可決されました保険法案及び保険法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 保険法案及び保険法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、これらの法律の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 保険給付の履行期に関して、保険者による支払拒絶事由等の調査及び支払いの可否に関する回答が迅速かつ適正に行われるべき体制を確保する……
○千葉景子君 おはようございます。民主党の千葉景子でございます。 今日は少年法の質疑をさせていただくということになりますが、それに先立ちまして何点かお聞かせをいただきたいことがございますので、お許しをいただきたいというふうに思います。 その第一点は、昨日、大変画期的な最高裁判決が出されました。私は、大変感慨深いものがございますとともに、最高裁もなかなか捨てたものじゃないと、こういう感を強く覚えるものでもございます。どういうことかはもう報道等がされておりますので多くを申し上げることはないかと思いますけれども、いわゆる日本人の男性とそして外国人の女性との間に生まれたお子さんの国籍の取得に関する……
○千葉景子君 私は、ただいま可決されました少年法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 少年法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 犯罪被害者等の尊厳にふさわしい処遇の保障という犯罪被害者等基本法の基本理念を十分に尊重しつつ、今後とも少年の健全な育成という少年法の目的が確実に達成されるよう努めること。 二 犯罪被害者等による少年審判の傍聴は、審判に支障が……
○千葉景子君 民主党の千葉景子でございます。 今日は午後の開会ということになりまして、食事の後、少し何となくぼんやりしている部分もあるかもしれませんけれども、大変重要な中身でございますので、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。 非常に今日は限られた時間でそれぞれの質疑ということになりますので、私も細かいところはなかなかお尋ねすることができるかどうか分かりません。また追って同僚議員がまた別途の機会にお尋ねをするということになろうと思いますので、少し大きな焦点に絞りまして質疑をさせていただきたいというふうに思っております。 さて、まずこの国籍法の改正でございますけれども、基本的……
○千葉景子君 私は、ただいま可決されました国籍法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 国籍法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 本法の施行により、生後認知された子も胎児認知された子と同様、届出のみで我が国の国籍を取得することができることとなることにかんがみ、本法の趣旨について十分な周知徹底に努めること。 二 我が国の国籍を取得することを目的とする虚偽の認知が行われることがあっ……
○委員以外の議員(千葉景子君) 今、A案の提案者の方からも御答弁がございましたけれども、私も、尊厳死というのは基本的に患者が自らの意思で延命措置を行うだけの医療をあえて受けずに死を迎える、これを言わば尊厳死と称しているというふうには受け止めております。 尊厳死を認めるかどうかというのは、やはりこのE案とは特段直接関係がございません。そういう意味では、提案者として統一した見解を述べるというのは差し控えたいというふうに思っております。ただ、尊厳死というのも、患者さんの人間としての尊厳を最大限に受け止めて、患者さんの意思、言わばリビングウイルを尊重した、そういう考え方によって立つものだというふうに……
○委員以外の議員(千葉景子君) 御質問ありがとうございます。 今、丸川先生がちょっと御指摘になりました、臓器移植以外の場合においても家族が本人の意思が不明な中で死を決めることがあるというお話がございましたが、果たしてそういうことが一般的かどうかということについてはちょっと私は見解を異にしております。 なお、厚生労働省による終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン、あるいは日本救急医学会の救急医療における終末期医療に関する提言などにおいては、本人の意思ないしリビングウイルが存在する場合はそれを尊重し、不明な場合は家族が本人の意思を推定し、又はそんたくして方針を決定することとされています。……
○千葉景子君 おはようございます。民主党・新緑風会の千葉景子でございます。 今日は、私も限られた時間でもございますし、それから予算に伴う基本的な議論をさせていただくということでございますので、大臣とできるだけ議論をさせていただくということにいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 さて、先般の質疑の際に丸山委員からも御議論がございました、外国籍の皆さんとの関係を一体どう日本はしていくのかということについて多少議論をさせていただきたいと思っております。 外国籍の方という表現がいいのか、あるいは来日をされて日本で生活をする皆さんというそういう表現がいいのか、なかなかここは考え方……
○千葉景子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の千葉景子でございます。 今日は、三人の参考人の皆さんに大変、改めて裁判員制度の意義を私も思い起こさせていただくそんな参考意見をちょうだいをして、心から御礼を申し上げたいと思います。 私も基本的には、この裁判員制度、あと一か月余りで施行されるということになりますけれども、基本的には賛成の立場で、是非実りあるものに育っていってほしいと、こう思っている一人でございます。 ただ、今日話を改めて伺って、この裁判員制度、司法制度改革を含めて、議論をさせていただいたときから施行に至る今日までの間、私たちは多少やるべきことを怠ってきた部分もあったのではないか……
○千葉景子君 民主党の千葉景子でございます。 今日は、四人の参考人の皆さんに大変貴重な御提言あるいはお話をいただきましたこと、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。限られた時間ではございますけれども、それぞれの皆さんにまた更なる御意見をちょうだいできればと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 四人の皆さんのお話を伺いながら、共通しているのは多分、外国人の皆さんへのサービスをやはり向上させる、あるいは共生社会をつくっていく、こういうことは何か共通に言葉として伺ったような気がいたします。ただ、それにもかかわらず、それぞれまたいろんなお考え、あるいは制度的には共通にならない、一体……
○千葉景子君 民主党の千葉景子でございます。 この法案の審議もあとそう長くはないのかなという感じもいたしますので、少し重なる部分もありますけれども、確認の意味も含めまして、今日は基本的に大臣に御答弁をいただきたい、それから修正案提案者にも確認などをさせていただきたいというふうに思っております。 この法案、私は、基本的にはそもそも立て方がちょっと問題があったのではないかなという、そういう基本的な認識は持っております。本来であれば、出入国の管理、ここをきちっとするということと併せて、参考人の皆さんなどからもお話がございましたけれども、一方では外国人の在留について一体どんな対応を取っていくのかと……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。鳩山内閣において法務大臣に就任をいたしました千葉景子でございます。 さきの総選挙において国民の皆様は政権交代を選択されました。これは、景気の停滞による生活不安、年金を始めとする社会保障不安など、不安に満ちた現代社会の中で、国民の暮らしを最優先に考える政治により、安心して暮らせる新しい社会を目指していこうという国民一人一人の意思と期待によるものだと受け止めております。 そして、私が預かる法務行政は、法秩序の維持と国民の権利擁護を主たる任務としており、まさに国民生活の基盤を成すものでもございます。私は、国民の皆様の目線に立ち、様々な御意見を虚心坦懐……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 まず、冒頭、質問をいただきましてありがとうございます。 今、松岡委員から御質問がございました。 私もこれまで冤罪という言葉も使わせていただいてまいりました。一般的に冤罪という言葉、使われているものだというふうに思っております。ただ、正確に言うと、法的に冤罪というのがどう定義をされているかということは確たるものはないのかなというふうには思っておりますが。 このようなことが起きる背景、これにはいろいろな問題があろうかというふうに思いますけれども、私自身は、やはり証拠を十分に、客観的な証拠を十分に吟味をすることなく、やはり自白の信用性、こういう……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して御説明いたします。 政府においては、人事院勧告の趣旨等にかんがみ、一般の政府職員の給与を改定する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしておりますが、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改定する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、改正の内容は次のとおり……
○国務大臣(千葉景子君) 私も大分、二十年以上前のことでございますので、記憶がはっきりしておりませんし、やはりその署名についてどのようなものかというものは、今もう手元にありませんし、探しても今探し出せないというのが実情でございます。
ただ、御指摘のような形で、もしそこに辛光洙が含まれているということであったとすれば、一政治家としても大変うかつであったと改めて反省し、謝罪をさせていただいた次第でございます。
【次の発言】 私も可能な限り、あるのか、あるいはどういうところに写しなどが存在しているのか、私なりに調査をさせていただきましたが、かなわぬことでございました。
○国務大臣(千葉景子君) 藤田委員にお答えをさせていただきます。 御指摘のございました東日本入国管理センターでのハンガーストライキでございます。五月十日の昼食時に三十八人の男性被収容者が摂食拒否を開始をいたしまして、五月十三日の夕食時も三十一人が依然として拒食をされているという状況でございます。 御指摘のような、体調でございますが、現在までのところ体調の不調を訴えている方はいらっしゃらない。また、状況を把握をする中でも、体調については今のところ問題がないというふうに認識をいたしております。 主な要望事項でございますけれども、承知をしている限りでは、仮放免手続やあるいは診療体制の改善、医療……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 鳩山内閣の政治は、国民の命と生活を守る政治です。その中で、法務行政は、国民の命と生活、暮らしを守るための基盤づくりというべき役割を担っています。私は、この役割を十分に果たしていくことにより、国民が安心して暮らせる社会を実現できるよう引き続き努力していく決意です。 私は、法務行政を行うに当たり、政治主導による新しい行政の枠組みづくりを実施することといたしました。私の考える政治主導による行政とは、官と総称される職員に十分に仕事をしてもらいつつも、政策判断は官にゆだねるのではなく、国民の目線に立って、政務三役が責任を持って意思決定を実施するという体……
○国務大臣(千葉景子君) 所信に対して今野委員から大変心強い応援のお言葉をいただいて、ありがとうございます。 その中で今お尋ねがございました、三月八日、西日本入国管理センターに収容中の被収容者百三十三人のうち約八十人が、開放処遇終了時に帰室ですね、部屋に戻るのを拒否をしたということがございました。その際に、一部の者が居室外の区域で立てこもるなどのようなこともございました。職員の説得等で帰室はしたものの、官給食の搬入を拒否して給食を取らないという、そういう事態が起こっております。三月十五日夕食時の現在で、七十一人が引き続き拒否をしております。その一方で、有り難いということでしょうか、支援者から……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を改定しようとするものでありまして、その内容は、判事の員数を六十五人増加し、判事補の員数を二十人減少しようとするものであります。これは、民事訴訟事件の適正かつ迅速な処理を図る等のため、判事の定員を四十五人増員するとともに判事補の定員から判事の定員へ二十人の振替を行うことにより、執務態勢の強化を図ろうとするものであります。 以上が裁判所職員定員法の一部を改正する法律案の趣旨でありま……
○国務大臣(千葉景子君) 丸山委員の御質問にお答えをさせていただきたいと思っております。 今委員が御指摘をされましたように、少年事件、そして家裁での少年審判等は、家庭裁判所が少年に対して後見的な役割を果たしながら審判を行うと、こういうことが大きな基本になっているというふうには思います。 ただ、そういう中で、この間、制度的には、平成十二年に、検察官が一定の重大事件で審判に関与する場合には必要的国選付添人制度と、片方に検察官が付くということをもって付添人が付いた方がいいと、こういう改正がなされて導入がされました。それから、平成十九年の改正では、少年が一定の重大事件で身柄を拘束されているというよ……
○国務大臣(千葉景子君) 裁判員制度、導入をされましてから、今のところ裁判員裁判自体は順調にといいましょうかスタートをし、そして裁判が行われているという状況と認識をいたしております。そういう意味では、増員を図ったということがそれなりに適切に効果を発揮をしている、あるいはその基盤の整備に一つの寄与をしているのではないかというふうには認識をいたしております。
【次の発言】 いわゆる裁判官とそして他の省庁、そして法務省との言わば交流というんでしょうか、これについてのお尋ねであろうというふうに思っております。
この裁判官と言わば検察官といいましょうか、法務省との間での異動、交流、これが開始された時期……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 公訴時効制度については、近時、被害者の遺族の方々を中心として、殺人等の人を死亡させた犯罪について見直しを求める声が高まっており、この種事犯においては、時間の経過による処罰感情の希薄化等の、公訴時効制度の趣旨が必ずしも当てはまらなくなっているとの指摘がなされています。 このような指摘等を契機として、人の生命を奪った殺人などの犯罪については、時間の経過によって一律に犯人が処罰されなくなってしまうのは不当であり、より長期間にわたって刑事責任を追及することができるよ……
○国務大臣(千葉景子君) 松野委員からの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 今、公訴時効制度の趣旨、それぞれの意義につきましては委員が御指摘になったとおりであろうというふうに思っております。一つには時の経過によって証拠が散逸をする、そして被害者を含む社会一般の処罰感情が希薄化してくる、それから一定の事実状態を尊重するというようなことが時効制度の趣旨ということで挙げられております。 政府としてといいましょうか、やはり時効制度というのは、この趣旨でも示されているように、処罰の必要性、それから反面、法的な安定性、この調和を図るところにこの公訴時効制度の趣旨があるのではないかというふう……
○国務大臣(千葉景子君) 今回の改正の基になる大変基本的なところであろうというふうに思います。 そもそも公訴時効制度の趣旨というのは、処罰の必要性と法的安定性、この調和を図るというところに基本がございます。すなわち、治安を守り、公共の福祉を維持するため、犯罪を犯した犯人を処罰することが必要である一方、時の経過による法的安定を図る必要も認められるというところからこの公訴時効制度というのは設けられているというふうに考えられます。 その要素としては、時の経過によって証拠が散逸する、それから被害者を含む社会一般の処罰感情が希薄化する、そして犯罪後、犯人が処罰されることなく一定の期間が経過した場合に……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 国際受刑者移送法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 現在、我が国は、欧州評議会の刑を言い渡された者の移送に関する条約に加入し、同条約の締約国たる外国との間で受刑者を一定の要件の下で母国に移送することが可能となっております。しかしながら、同条約を実施するための法律である国際受刑者移送法では、その他の条約に基づく移送に対応することができない状況にあります。 そこで、この法律案は、今国会に提出されている刑を言い渡された者の移送及び刑の執行における協力に関する日本国とタイ王国との間の条約を始め、今後我が国が締結する刑を言い……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 今野委員の御質問に答えさせていただきますが、日本と中国との間の条約の締結についてでございます。 御指摘がございますように、この間、平成十五年十二月に犯罪対策閣僚会議で策定された行動計画において中国との間の受刑者移送に関する国際約束についての協議に言及がされまして、行動計画の決定以降、中国側との意見交換をやってまいりました。 そして、これも御指摘のとおり、平成二十年五月、胡錦濤国家主席の訪日の際に発表された日中両政府の交流と協力の強化に関する共同プレス発表において、この犯罪人引渡条約の締結交渉を開始するとともに、受刑者移送条約についても速やか……
○国務大臣(千葉景子君) おはようございます。 民事訴訟法及び民事保全法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、国際的な経済活動に伴う民事紛争の適正かつ迅速な解決を図るため、国際的な要素を有する財産権上の訴え及び保全命令事件に関して日本の裁判所が管轄権を有する場合等について定めることを主な内容とするものであります。 現在、経済活動の国際化の進展に伴い、多岐にわたる国際的な民事紛争が生じておりますが、現行の民事訴訟法には、いかなる場合に日本の裁判所が管轄権を有するかについての明文の規定は存在しません。そこで、その基準を明確にし、当事者の予測可能性及び……
○国務大臣(千葉景子君) この法務局の登記所の統廃合という問題は、それぞれの地域の皆さんの生活等にかかわる、権利義務関係にもかかわることでございますので、皆さんからも大変関心を持っていただいているということでございます。 この登記所の統廃合につきましては、利用者である国民の皆さんの利便は十分に考慮しながら行政の効率化を図っていくということで、現在、平成七年に策定された民事行政審議会の基準にのっとって全国で登記所の適正配置を実施をしていると、こういう現状でございます。 具体的には、原則としては、一つの広域市町村圏に一つの登記所を設置する、登記申請件数が一万五千件未満の登記所又は隣接登記所への……
○国務大臣(千葉景子君) お答えをいたします。
基本的に、検察は逮捕状を裁判所に、裁判官に請求をし、そして裁判官が逮捕状を認めて、そして逮捕をするという手続になります。
【次の発言】 一般論で申し上げます。
これは、刑事訴訟法に規定がございます。
まず、逮捕の場合、裁判官は被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当の理由があると認めるときは逮捕状を発するものと、こういうことになっております。
以上です。
【次の発言】 お答えをいたします。これも規定にのっとったお答えをさせていただくことになります。
勾留の場合は、裁判官が被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当の理由があると認める場合で……
○国務大臣(千葉景子君) 御指摘をいただきましてありがとうございます。 私も、この問題については多方面からいろいろな御提起をいただいているものですから、関心を深く持たせていただいております。 ただ、これが様々な経緯の下で閣議決定をされて決定をされているというものでございますので、改めて根本的な見直しをしなければ、なかなかまだまだ、結論はまだ出ていないという状況でございます。 今、法曹養成制度全体についていろいろな課題も見えてまいりましたので、その検証作業を早急にしよう、その中でこの合格者数の問題なども議論しなければならないということで、今文部科学省の方とも協力をさせていただいて、検証を行……
○国務大臣(千葉景子君) 本年度の合格者数、それはどれぐらいというのは試験の結果ということになりますのではっきりいたしませんが、三千人というのが目標であることは変わってはおりません。今、法曹養成制度、これは当初の司法制度改革の様々な論議に基づいて進んできたこと等いろんな問題点が出てきているようにも思います。そういう意味で、今、法曹養成制度全体に検証を進めようということで、文部科学省と共同でワーキングチームを立ち上げさせていただいたところでございます。 そういう中で、この合格者数の問題なども議論の一つの課題になるのではないかというふうに思っておりますけれども、まだこれから先の、閣議決定を前政権……
○国務大臣(千葉景子君) 仮定の事例について御答弁することは差し控えさせていただきますが、一般論で申し上げますと、刑事罰の対象となるいわゆる逋脱罪、これは納税義務者が偽りその他不正の行為によって税を免れた場合等に成立すると、こういうことになっておりますので、それに該当するかどうかということで判断をされるものだと思います。
【次の発言】 御質問いただきました事案につきましては、本年三月一日、検察当局において、北海道教職員組合の役員及び候補者陣営の資金管理を統括していた者を政治資金規正法違反の事実で逮捕したものと承知をいたしております。
その逮捕事実の概要を申し上げますと、北教組の役員三名につい……
○国務大臣(千葉景子君) 今、被疑者取調べの過程を録画等の方法により可視化することについては、その実現、それを念頭に置いて省内に政務三役を中心とする勉強会を設けて精力的に議論、検討を進めております。そして、この勉強会の下に副大臣が座長となったワーキンググループをつくって、おおむね毎週一回のペースで勉強を続けているというところでございます。 また、この検討状況を進めながら、今年の六月、七月には、やはりもう一方で検討を進めておられる中井国家公安委員長とも協議をさせていただいて、そして十分に論点を整理をして、そしてまとめをしてまいりたいと考えております。 そういう意味では、今精力的に議論はさせて……
○千葉景子君 このDV法につきましては、冒頭、神本議員からもお話がございましたように、南野議員を中心にして本当に議員がみんなでこの問題に取り組んできた。その一つの大きな形がこのDV法という形になっているんだろうというふうに思っております。 私も多少なりとも関わりを持たせていただいてきたものですから、この適用状況、あるいは今のDVをめぐる問題というものに大変関心を持たせていただいております。 そういう点から、限られた時間ですので、ちょっと最初に三点ばかり質問申し上げますので、簡潔にお答えいただければというふうに思っております。 まず第一点は、今回の勧告には直接盛り込まれてはおりませんけれど……
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