このページでは武見敬三参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○理事(武見敬三君) 理事会において検討いたします。
○武見敬三君 本日は、この社会保険庁問題等に関する件の審議を与野党が一致してこのような形で行えるようになったことを心から喜んでおりますとともに、野党の皆さん方の御協力に感謝を申し上げたいと思います。 と申しますのも、この社会保険庁の問題というのは、言うなれば、さきの国会でも大もめにもめましたこの年金制度改革の議論の中で一つの重要な課題として浮上をしてきたからであります。実際、今まで国民、なかなかこの社会保険庁というのは一体どんな役所でどういう問題点を含んでいたのかということについて、それほど深い認識があったとは思えませんでした。しかし、年金制度改革の議論がその詳細を究めていく過程で、いかに組……
○武見敬三君 町村外務大臣、北京での外相会談、大変難しい状況の中で、我が国の立場として主張すべきことはきちんと主張して、その上で日中の新たな協調関係の枠組みをつくるという、もう非常に難しいお仕事を外務大臣見事にこなされたと思いました。大変御苦労さまでございました。その上でバンドンにおける首脳会談をセットされて、そして、バンドンにおける総理の演説も極めて優れた内容だと実は私思いました。そうしたお仕事をして、帰ってすぐにまたこの決算委員会で答弁をしなければならないというのは多少お気の毒だなと思いながらも、しかしやはり質問すべきことはきちんと質問はさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申……
○武見敬三君 それでは、西島議員に引き続きまして、この独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案についての御質問をさせていただきます。 思い起こせば、平成十四年、これは政府管掌健康保険の被保険者の負担を二割から三割に引き上げると、こういう議論をしていたときに、その三割負担というものを国民に求めるのが本当に必要なのであろうか、また、あらゆる手だてで効率的な保険運営を行うという努力はその執行機関であるそれぞれの社会保険庁の中でしっかり行われているのであろうかということを、実は私これを点検したわけであります。 国民に新たに負担を求めるというのだから財政事情はよっぽど厳しいのだろうなと思って、……
○武見敬三君 今大臣から国民の年金制度に関する信頼の回復という御決意を伺ったばかりなんですけれども、これははっきり言って二つの大きな側面があります。 一つは、やっぱり年金制度本体にかかわる国民の不信感、これをどのように払拭し、信頼を回復するかという部分です。そのために、立法府の中でも衆参で合同会議を開いてこの議論をしようということになっているわけであります。もう一回目が始まりました。 もう一つは、年金制度を運用する組織そのものに対する不信感、そしてこの不信感をいかに回復する必要があるかという点で、この社会保険庁の改革が政治課題として浮上したわけであります。 この組織の信頼の回復ということ……
○理事(武見敬三君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時二十分休憩
○武見敬三君 昨日、厚生労働省医療構造改革厚労省試案というものを発表されました。私はこれを見たときに、やはり極めて残念に思ったんですね。 その第一は、やはり厚生労働省というのは、正にこうした医療保険制度というものを管理、運営をし、そして国民の健康を守るという、正にその健康保障という点に立脚をして私は改革という案を進めるというのが本来の立場だと思っております。確かに、我が国の厳しい財政状況の中で持続可能なこうした医療保険制度というものを考えることは私も理解をするものであります。しかしそれにしても、厚生労働省として改革案を出すときの立脚点というのは、あくまでもこの少子高齢化社会の中で、また我が国……
○武見敬三君 関連質問をさせていただきます。 決算委員会でございますから、予算の執行が適切に行われているかということをまず踏まえながらいろいろ御質問をさせていただきたいと思いますが、最近は野党の皆さんもいろいろ問題を抱えて大変でございますが、やはり与党の中にも、自民党というのは大変懐の深い政党でございますので、与党の中の健全野党としての発言も今日はさせていただければなと、こういう考え方で今日はいろいろと御質問をさせていただきたいと思います。 それで、まず社会保険庁、この点についてお聞きしたいと思うんですけれども、社会保険庁というのは年金の特別会計とそれから政府管掌健康保険の特別会計、この二……
○理事(武見敬三君) 聞いてください。
【次の発言】 どうぞ。
○武見敬三君 総理、本論に入る前に二点、ちょっと先にお伺いをしたいことがあります。 あの野口英世賞、これは大変マスコミでも話題になっております。この野口英世賞ですね、どういう人たちをどういう目的で表彰するのかということは誠に重要な課題になるわけです。そうすると、野口英世博士ですから感染症ということで、エイズだとかSARSだとか、そういう感染症にかかわる分野というものを一つの対象とするというのもあると思いますけれども、同じく、野口英世博士は、やっぱりアフリカの地で、やはりコミュニティーヘルス、地域医療にも大変貢献をされた重要な方でございますので、是非、そういう感染症だけじゃなくてコミュニティー……
○武見敬三君 自由民主党の武見敬三でございます。 厚生労働大臣、大臣はたしか喫煙はされておられなかったかと私記憶しておりますけれども、御存じのとおり、喫煙というのはやはり大変な健康被害を生んでおります。しかも、それによって実際に過剰になる医療支出というものは、これ何兆円という多額のコストになってきているというふうに言われております。そういう中において、現在、衆議院ではがん対策基本法が審議されているわけでございます。この喫煙がこうしたがんに罹患する重要な原因になってきていることは、疫学上の調査でも明快にこれ解明をされてきているところでございます。 そこで、たばこにつきましては、昨年の与党の税……
○武見敬三君 ただいま、この政府の検討会でのこうした海外経済協力の在り方という御報告についての説明を受けました。改めて、我が国の対外的な政策のツールとしてのこのODAの重要性というものを私は再認識することができたというふうに思います。そしてまた、この政府開発援助という、ODAというものを見たときに、実際にこの国際社会の中でおおよそ予算規模でいうと、二国間で行われる援助の額を一〇とすると、大体国連が国連の関係機関を通じて行われるこうした支援の予算規模というのは一であります。したがって、いかにこのバイで行われる援助の予算額の規模の大きさが大きいかということが分かります。その中でも、特に我が国は戦後……
○武見敬三君 高野先生の難しい質問の代わりに、少しかみ砕いて私なりに質問をさせていただきたいと思います。 浮島先生の方のタンザニアでの御視察では、首都に近いところでの学校に対する無償資金協力というのをしておられます。これなどは、いわゆる箱物の建物に対する支援という形に限定されているために、実際にそこで行われる教育に対するソフト面の支援というものがなかなか自力で十分確保されないために、まだその効果が期待されているほど上がっていないというような報告書の説明も今読ませていただきました。 こういう場合に、我が国はとかくこうした無償資金も含めた箱物支援というものに重点が置かれがちなんですけれども、我……
○副大臣(武見敬三君) 児童相談所が受けておりますいじめに関する相談につきましては、その重要性にかんがみまして、平成八年度からいじめ相談として件数の集計は行っております。これについては、議員御指摘のとおり、児童相談所運営指針には記載されておりません。今後指針に書き加える方向で検討いたします。 それから、児童虐待相談対応件数、これは平成十七年度において三万四千件を上回りました。こうした体制の充実のスピードに比して伸びているところでございますので、厚生労働省としても、児童相談所の相談支援体制の強化に向けて、関係省庁と協議しつつ、児童福祉司の配置も含めた財政面での更なる充実に努力いたします。
○副大臣(武見敬三君) このたび厚生労働副大臣を拝命をいたしました武見敬三でございます。 主に雇用対策等の労働分野や児童家庭対策などを担当いたします。 雇用におけるセーフティーネットの確保に万全を期すとともに、本格的な少子高齢社会に向けて、経済社会の活力を維持しながら、一人一人心豊かに安心して今後の展望を持つことができる社会を構築することが非常に重要となっております。 厚生労働委員会の皆様方の御理解と御協力を得ながら、石田副大臣、両大臣政務官とともに全力で柳澤大臣を補佐してまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○副大臣(武見敬三君) 生後間もない新生児とかそれから乳児のいる家庭で若いお母さん方が大変地域社会の中でも孤立をして、そしてまた三世代同居も少なくなりましたから、おばあちゃんからお話を聞くというようなこともできずに実は孤立して大変悩まれるケースが多くなってきた、それがまた、極端なケースがこうした幼児虐待につながるという、そういう認識は私も非常に強く持っております。実際にこの幼児虐待を見てみると、虐待による死亡の約四割がこのゼロ歳児だというのは極めて深刻な事態だと思います。 こうした観点を踏まえまして、育児の孤立化を防ぐとともに子供の健康の確保を図るために、これまで保健師、助産師らによる新生児……
○副大臣(武見敬三君) 御存じのように、B型肝炎ウイルスによって起こるこの肝疾患でございます。場合によっては肝硬変だとか肝がんになると。そこで、妊婦がB型肝炎ウイルスを保持している場合に、母子感染によってその子がウイルスを保持し、肝炎を発症することがございます。 そこで、厚生労働省では、母子感染を起こすおそれのある妊婦を発見し、その妊婦から出生した子の感染を防ぎ、ひいてはB型肝炎の撲滅を図ることを目的として、昭和六十年よりB型肝炎母子感染防止事業を実施してきております。 具体的には、当該事業において妊婦に対する抗原検査、抗原陽性の母から出生した児に対するワクチン等の投与、必要な保健指導とい……
○副大臣(武見敬三君) 大臣と全く同趣旨であります。
この国民の勤労意欲、これを正に支える職場環境というものをいかに再構築していくか。これは今の労働行政の中でも喫緊の課題であると、かように認識しております。
【次の発言】 御指摘の点については十分よく理解できるものであります。ただ、実際にこれを具体的にどう実行するかという点に関しましては、多くの問題点があることは委員もよく御存じのとおりというふうに考えているところであります。
取りあえず、現状におきましては、当たり前のことでありますけれども、労働基準法等の関係法令を徹底させるということがまず現実的に重要であるということ。それからあと、事業者……
○副大臣(武見敬三君) 前回、辻委員から御指摘がございました。こうした御指摘をも踏まえまして、厚生労働省といたしましては、苦情処理相談窓口に苦情の申出などがなされている場合につきましては、文書で回答するなど適切に対応します。 また、すべての社会保険労務士に適正な労使関係を損なうことがないよう改めて周知を行うよう全国社会労務士会連合会に対しまして指導をしたところでもございます。これは、当会の専務さんにお越しをいただきまして、担当の課長から直接指導させていただいております。 それから、全国社労士会連合会としても、厚生労働省からの指導を受けて、すべての社会保険労務士に適正な労使関係を損なうことが……
○副大臣(武見敬三君) 御趣旨の点については、多くの問題意識が持たれている点については、私もよく理解をしております。実際、今回改めて道州制特区法案の趣旨等もございますし、また同時に北海道の方からもこうした提案が実はございました。こうした機をとらえて、改めてこうした権限の移譲をしようということで、具体的な作業が正に行われることになると理解しております。
したがって、今後も私は、基本的にはこのような機会を通じてこうした権限の移譲というものを進めるべく検討は常に継続して行われるべきだと、こう思います。
【次の発言】 今回、まずこうした機会を通じて実施をしてみます。そしてまた、大変基本的なその点につ……
○副大臣(武見敬三君) 労働保険審査会委員の來本笑子氏、平岡昌和氏の両氏は二月二十一日に任期満了となりますが、來本笑子氏の後任として坂本由喜子氏を任命するとともに、平岡昌和氏を再任いたしたいので、労働保険審査官及び労働保険審査会法第二十七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、中央社会保険医療協議会公益委員について、平成十九年三月より二名増員されることから、白石小百合氏及び前田雅英氏を任命するとともに、遠藤久夫氏を再任いたしたいので、社会保険医療協議会法第三条第五項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、速やかに御審議い……
○副大臣(武見敬三君) 労働保険審査会委員の角野敬明氏は八月十四日に任期満了となりますが、後任として畠中信夫氏、また、金平隆弘氏は六月三十日に任期満了となりますが、後任として中嶋士元也氏を任命いたしたいので、労働保険審査官及び労働保険審査会法第二十七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、中央社会保険医療協議会公益委員の小林麻理氏は六月十日付けで任期満了となりましたが、引き続き小林麻理氏を再任いたしたいので、社会保険医療協議会法第三条第五項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 最後に、社会保険審査会の粥川正敏氏は六月十八日に任……
○副大臣(武見敬三君) 御指摘のとおり、このMカーブの問題、これ欧米諸国ではこの年齢層で労働力率の落ち込みというのはほとんど見られなくなってきておりまして、ほぼ台形になっていますね。また、日本の場合には、現在は働いていない、しかし働きたいと希望している人を労働力に加えて算出した潜在的な労働力率というのがあります。これで見ていきますと、M字の底の部分というのは一〇ポイント以上もこれ上昇をいたしまして、M字カーブというのは相当程度なだらかになる、こういうことも分かっております。 私といたしましては、働きたい人がその希望を実現できる環境をつくるということがとにかく重要であって、このM字の底の年齢層……
○副大臣(武見敬三君) 平成十七年において、その中間年であったことから健やか親子21推進検討会を開催をし、中間評価を行い、常勤の児童精神科医がいる児童相談所の割合を一〇〇%とする、それから親子の心の問題に対応できる技術を持った小児科医の割合を一〇〇%とするなどの指標について、現実とは乖離しており、見直すべきという御指摘、これを受けました。これを受けて今般、指標の見直しを行いまして、まず子供の心の専門的な診療ができる医師がいる児童相談所の割合を一〇〇%とする、それから親子の心の問題に対応できる技術を持った小児科医の数を増加傾向とするというふうに見直しをしたところでございます。
○副大臣(武見敬三君) 育児休業期間中の所得保障については、議員御指摘のように、いろいろな意見があることは私も十分承知をしております。今回、暫定的な給付率の引上げが終了する平成二十二年度以降について、今回の措置の政策的な効果、その時点での育児休業期間中の所得保障についての検討状況といったようなことをきちんと踏まえた上で、改めてその時点で見直しを図ると、こういう考え方でおります。
【次の発言】 雇用保険三事業についてお尋ねがございました。
この平成十九年度の能力開発事業関係予算というものについては、これ、御指摘のように、前年比で三・三%の減と、こういう形になっておりますが、行財政改革に伴う徹底……
○副大臣(武見敬三君) この判決に関しましてこれは真摯に受け止めるべきと考えておりますが、この判決というものは、第一に業務による心理的な負荷、第二に業務以外の心理的な負荷、そして第三に個体側要因を総合的に判断をして業務が有力な原因になったものと判示しているわけでありますが、このことは判断指針の考え方に沿った事実認定ということになっておりまして、その意味では判断指針の枠組みというものに沿った判断であるというふうに私ども理解をしております。したがって、現時点で判断指針そのものを見直す必要はないというふうに考えます。 ただ、いずれにいたしましても今後とも判断指針のこの適正な運用に努めるということは……
○副大臣(武見敬三君) 厚生労働省において、奈良県から、この事案が起きた後調査等を行い、聞き取りもいたしました。
この町立の大淀病院において、母体搬送をまずこの県立医大附属病院へ要請をいたしております。そして、同病院での受入れが困難であったために、この県立医大附属病院において奈良県内及び大阪府の他の病院への受入先病院を探したということでございました。
【次の発言】 これも厚生労働省におきまして奈良県から事実関係について聞き取りを行っております。
奈良県が把握している限りではございますが、この搬送を受け入れることができなかった主な理由につきましては、NICU、さらにはMFICU、母子のICU……
○副大臣(武見敬三君) ただいま委員御指摘のとおり、この平成十八年版の労働経済の分析において、総務省就業構造基本調査を基に集計した結果によりますと、確かに配偶者のいる男性従業員の割合を就業形態別に見ますと、二〇〇二年、正規の従業員が六七・二%、非正規の従業員が五三・〇%でございまして、非正規従業員の方が正規従業員よりも有配偶率が低いというのは事実でございます。 また、第四回の二十一世紀成年者縦断調査の結果におきまして、第一回から第四回までの三年間に結婚した男女の割合を結婚前の仕事の正規、非正規別に見ますと、男では正規が一五・二%、非正規が六・三%、女では正規が一六・八%、非正規が一四・九%と……
○副大臣(武見敬三君) 御指摘のとおり、この九条一項でありますけれども、これはパート労働者の働き方やそれから貢献の仕方、これについて評価をして、何らかの形でそれを賃金に反映させようという考え方であります。このパート労働者の職務の内容、職務の成果、それから意欲と能力、それから経験などを勘案して賃金を決定するよう求めるという、正にこれは努力義務という形で設定されております。 具体的な例を挙げますと、例えば事務の仕事、それから工場の製造ラインの仕事、それから社長秘書の仕事といったような、この三つの職務につきまして、職務の内容を勘案せずに一律の時給としている現状を改めまして、それぞれの職務ごとに賃金……
○副大臣(武見敬三君) 委員御指摘の件でありますけれども、一時保護の委託費につきましては、保護開始後二週間とそれ以降でその額が異なっていることは事実でございます。 この二週間までの委託費の中には、先ほど御指摘があったように、本当に着のみ着のままでいらっしゃるということだそうでありますので、特に衣類であるとか日用品を当初買いそろえなきゃならないというようなところでのコストなども考えた上で、こうした六千四百九十円という委託費になっているわけであります。 この一時保護の期間につきましては二週間を目安としているというところでございまして、これは決して二週間という形で画一的に限定しているわけでは全く……
○副大臣(武見敬三君) 今委員御指摘のとおり、この深夜業の制限の制度というものは、これ小学校就学前の子供を養育する男女労働者が子の養育のために請求した場合には、事業主はその労働者を深夜に労働させてはならないこととする制度でございます。労働者が子育てしながら働き続けることを可能にするための制度として極めて重要な制度だというまず認識を私どもしております。 その上で、厚生労働省としては、労働者からの相談への対応、それから事業主への助言、指導などによりまして、職場において深夜業の制限の制度が適切に運営され、子育てしながら安心して働き続けることができるようにするという法制度の趣旨を実現していくこと、こ……
○副大臣(武見敬三君) お尋ねの時効消滅の件数についてでございます。
これは一定の仮定下に推計をいたしますと、今後支給決定されるものも若干見込まれるんでございますが、受給権を有すると思われる者約十七万件中おおむね約九千件となっております。その金額は約百八十億円であります。
また、神奈川県居住者の時効消滅については、神奈川県からデータを得た上で全国と同様に推計したところ、おおむね約五百件となり、金額は約十億円となっております。
【次の発言】 委員御指摘のとおり、昭和六十年当時における受給者のデータ入力につきましては、昭和六十年以降、その都度データを入力することで、電算化前において手作業で行っ……
○副大臣(武見敬三君) 現状についてどう把握しているかという点についての御説明をさせていただきたいと思います。 お尋ねの漫画喫茶及びインターネットカフェの数や利用人数というものについては把握はできておりません。そして、この食品衛生法という法律に基づいて、公衆衛生に与える影響が著しい営業については、条例で定められた施設基準を満たし、許可を受けなければ営業をしてはならないと、こういうことになっているわけでありまして、この食品衛生法の観点からは、インターネットカフェであるか漫画喫茶であるかなど営業の形態によってこの公衆衛生の見地から施設基準が変わるものではないために形態別に分類する必要がなく、それ……
○武見敬三君 今日の議論の中で一つ出てこなかったのがやっぱり定数の問題ですよね。やはり参議院、二院制の在り方を考えるときに、やっぱり私たちが本気で考えなければならないのは、一体、二院制の中で本来我が国のその参議院としての定数というのは一体どの程度の規模が適正であるのかということをやはりきちんと議論をしなければいけないんだろうと思うんですよ。現状、これは直観的な話ですけれども、明らかに国民の多くは現在の参議院であれば二百五十二人ですか、こんなたくさん要らないと思っていますよ。(「今二百四十二」と呼ぶ者あり)今二百四十二ですね。 したがって、こういう状況下において、現実に議席を持っている私たちは……
○副大臣(武見敬三君) 本日は、少子高齢社会において、この対応の在り方というテーマに基づきまして、厚生労働省における少子化対策について、お手元に配付させていただいております少子化対策という資料に沿って御説明をさせていただきます。 中表紙で少子化対策全般についてというのをこれ、おめくりいただきまして、二ページ目をごらんいただきたいと思います。この我が国の少子化の現状につきましては、平成十七年の合計特殊出生率、一・二五になりました。過去最低を記録するとともに、出生数も約百六万人と、第二次ベビーブーム期の約半数となりました。 三ページ目、ごらんいただきたいと思います。出生率の低下の原因についてで……
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