このページでは武見敬三参議院議員の24期(2016/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○武見敬三君 今日改めて、この厚生労働委員会の場をお借りをいたしまして、我が国の取り組む保健医療に係る特に国際的視点からの御質問をさせていただければというふうに思います。 この保健医療の問題というのは従来から国内問題と言われてきましたけれども、しかし実際に、もう感染症のような事柄だけではなくて、非感染症と呼ばれているがんや虚血性心疾患やあるいは脳卒中、そうした様々な疾患がいずれも国際的な視点からも大きく取り上げられるようになって、その結果として、まさに保健医療の問題をグローバルヘルスと呼ぶようになったり、あるいは保健外交というように外交問題になってきたという認識も確実に広がってきました。 ……
○武見敬三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○武見敬三君 北朝鮮の六回目の核実験が行われました。続いてずっと行われてきましたこのミサイルの実験、そして、それが大陸間弾道弾として更にその開発のスピードが進んできた。そこに向けて、六回目のこの核実験でいよいよ核弾頭の小型化と、そしてそれをミサイル弾頭として打ち上げるその能力を北朝鮮がいよいよ持つに至った、あるいは間近に持つことになるだろうと、こういう切迫した状況を今みんなが感じているところだろうというふうに思います。 今改めて、なぜ北朝鮮が核兵器を持ってはならないのか、そしてなぜそれが認められないのか、このことを冷静にもう一回きちんと理解をしておく必要性があるだろうと思います。 法律家的……
○武見敬三君 私、この外交防衛委員会で質問に立たせていただくのは十五年以上ぶりでございまして、本当に久しぶりにこうした機会を頂戴したことを心から感謝申し上げる次第であります。 さて、外務大臣、外交と安全保障政策というのを考えるときに、私は意図と能力という二つの視点に分けて考える必要があるだろうと常々考え、思っております。 この意図と能力に分けた上で現下の国際情勢というのを見たときに、我が国の隣国には、年々軍事力を増強して、そして、かつまた力で現状変更をしようとしている強大な国家が出現している。明らかに安全保障上の相対的な関係は、政治的な時間でいえば先方により有利に働く可能性が極めて高い。ま……
○武見敬三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○武見敬三君 北朝鮮情勢を含めて、今の我が国をめぐる国際情勢というのは一つの大きな時代の変革の中にあるということを私は強く認識をするようになりました。 そして、その中で思い出したのが、学生の頃勉強したクラウゼビッツの定理なんですよ。これは、戦争というのは他の手段をもってする外交の延長であるというのがその定理であったわけでありますけれども、それは言うなれば、外交政策というのも戦争という軍事力の行使というのも併せてそれは同じ目的を持っているということがその定理の中にあります。これは今日においても変わりがない。しかし、あえて外交の延長という形ではっきりと分けた。 しかし、現実に当時は戦時と有事と……
○武見敬三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○武見敬三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○武見敬三君 本日未明に北朝鮮のミサイル発射が、九月十五日以来、行われました。これは、日米同盟を基本とし、かつまた国連外交を通じた安保理を通じた制裁決議というものについて中国もロシアも賛成する形で圧力を加える中において、改めて核・弾道ミサイル開発をやめる意思がないこと、そして引き続き開発を進め、さらにはそれが一定程度まで達成したときにはさらに増産の体制に入って、そして増産からさらには配備へと向けて動き出すという大きな流れを進める意思を北朝鮮側が明らかにしたと、このように解釈をできるように思います。 誠にもって厳しい時代状況の中に入ってまいりました。この北朝鮮情勢だけに限らず、北東アジア情勢全……
○武見敬三君 まず、外務大臣にお聞きしたいと思います。 実は、参議院の自民党の中の政策審議会で、国家ビジョンとして、平和主義を基調とした現実的な外交、安全保障というテーマで大きなビジョンづくりを始めました。 その大きな目的は、冷戦期において、我が国では非常に平和主義と現実主義というのが二律背反のまさに対立論として二分法論的に余りにも議論がされてしまい、我が国の中に非常に建設的なきちんとした外交、安全保障の議論をする素地がなかなか培われなかった。今日においても、いまだこうした平和主義と現実主義というものが極めて二分法論的に対立した議論がそのまま生きているという状況は、現実に、極めて我が国にお……
○武見敬三君 ただいま大臣の方から極めて重要な報告をいただきました。 このイラクの日報に関しては、陸上自衛隊研究本部と陸上幕僚監部衛生部でその存在が確認されたということでございます。これは本来、日報の在り方を考えれば、当然出てくるべきところから出てきたということではないかというふうに思います。 そもそも、その日報というものは一体何のためにあるのか、これについてきちんと確認をした上で、その日報の扱いについてのしっかりとしたルール化が必要だということが今回の事案から非常に深刻な形で認識されるようになったと思います。 そこで、この日報の書き方というのは、実は各部隊によっても書き方が違うというよ……
○武見敬三君 昨今の朝鮮半島をめぐる周辺主要国間の首脳会談、そしてまた南北の首脳会談と、まさに歴史の一こま一こまが今、目の前で動いているというような気がいたします。 こうした中で、冷戦という時代はある種の秩序が形成をされて、パクス・アメリカーナという、そういう言葉が学生時代にたくさん聞かされました。しかし、今や一帯一路という新たな国家戦略を持って、そして中国が確実にその影響力の拡大を様々な分野で次元の異なる形で確実に浸透させる、そうした動きを見せるようになりました。結果として、この現在置かれている時代状況や歴史の一こま一こまを見ていくと、残念ながら、協調軸よりも国際社会の中での対立軸の方が確……
○武見敬三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○理事(武見敬三君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 徳永委員長から委員長辞任の申出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、伊藤孝江君、石井苗子君、朝日健太郎君、進藤金日子君、古賀之士君、渡辺猛之君、中西哲君、こやり隆史君及び石井正弘君が委員を辞任され、その補欠として平木大作君、浅田均君、西田昌司君、難波奨二君、石井浩郎君、自見はなこ君、小野田紀美君、藤木眞也君及び青山繁晴君が選任されました。 また、本日、浅田均君が委員を辞任され、その補欠として東徹君が選任されました。
○武見敬三君 昨日、自由民主党の党大会が開かれました。この党大会の冒頭で総理は、森友学園の公有地払下げをめぐる決裁文書の書換えが国民の不信感を招いたことについて陳謝をされた、そしてまた、その全容解明をお約束をされました。この問題は、やはり私は、議会制民主主義の中における三権分立の仕組みそのものの揺るがす極めて深刻な問題であろうというふうに認識をしております。 まずは、総理に、この決裁文書の書換えに関わる問題をどのように認識をされておられるのか、そしてこの事実の解明、そして今後の対策について、そのまずお覚悟を伺っておきたいと思います。よろしくお願いします。
○武見敬三君 今年はいよいよ平成という時代が終わり、そして新たな年号の時代を迎えようとしております。改めて、このように天皇のその世襲という継続の仕方によって年号が替わる、その意味するところは、やはり年号というものと我が国における天皇の在り方というものが密接につながっていることを私は意味していると思います。そういう観点から、平成という時代は一体どういう時代であったか、改めてそれを総括することがこうした時代の大きな変わり目においてきちんとしておくべきことだろうと、こう考えました。 その際、保守リベラリズムという思想は、こうした時代を見る上での一つの重要な視点を提供しているというふうに思います。そ……
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