このページでは武見敬三参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○武見敬三君 国の統治機構に関する調査会の中間報告につきまして、その概要を御報告申し上げます。 本調査会は、第百八十四回国会の平成二十五年八月七日に設置されました。 グローバル化が進展し、経済や社会の構造が大きく変動する中で、こうした状況に対応するため、我が国においても行政改革や規制改革が進められてきました。また、平成十三年には省庁再編を軸とする行政改革が実施され、さらには司法制度改革、地方分権改革、独立行政法人制度の創設等、今日まで、統治機構に関連した一連の改革が実施されてきたところであります。 この間、東日本大震災が発生し、震災からの復興とその経験から、非常時の危機管理体制の整備が重……
○武見敬三君 それでは、同法案に対して賛成の立場から質問をさせていただきたいと思います。 この法案の中で、これからの保険、医療、福祉にかかわる非常に大きな改革のプログラムが示されています。このプログラムの求めるところというものは、言うなれば、二十一世紀のこの高齢化社会の中で改めて、持続可能で、そしてまた社会の活力を確実に復活させることを大きな課題として、その具体的な政策についての方針が組み立てられているものと私は理解をしています。 その上で大臣にお聞きしたいのでありますけれども、大きな時間軸で今日の時代状況というものを見たときに、大変大きな課題、すなわち国の国家目標というものが大きく組み替……
○武見敬三君 与党質問ではありますが、やはり緊張感のあるしっかりとした議論をさせていただければというふうに思います。 まず最初に、順番を変えて、最初に産科医療補償制度についての運営の仕方、これをまず大臣にお聞きしたいと思います。 この制度は、そもそも、福島県の大野病院というところで産科の医師が実は逮捕されるという事件が起きて、結果としてこの産科医は全く無罪ということで、その逮捕されたこと自体が誤りだったということが明確になりました。そしてこの間、私どもの間で、やはりこうした産科医と、そして妊婦あるいは患者との間の信頼関係というものをきちんと確保していくための仕組みをつくらなければいけないと……
○武見敬三君 改めて、我が国の置かれている医療、介護をめぐる局面というのが大きな転機に差しかかっているということを認識せざるを得ないと思います。二〇二五年には団塊の世代の皆さん方が七十五歳以上になられるわけで、五人に一人は七十五歳以上という高齢化社会の中で、もはや病院における入院治療、さらには介護施設における介護サービスというものだけではどうしても対応できなくなってこられる高齢者が、在宅でもいかに効率的に効果的に介護、医療のサービスを受けられるように今から計画的に準備するのかというのがこの法律の趣旨だと私は理解をしております。 その上で、この大きな政策の枠組みというものがいかなるものであるの……
○武見敬三君 今回のこの法律というのは、私は、我が国の高齢化社会の中で国民一人一人が安心して暮らせる仕組みをつくる上で大変重要な法律だと思っております。特に、団塊の世代の方々は二〇二五年になりますともう七十五歳以上に皆さんなられて、五人に一人は七十五歳以上という形になりますから、病院における治療や介護における施設対応というようなことではとても対応できなくなってくる。そういうときに、在宅でも医療や介護というものを安心して効果的、効率的に受けることができるようにする、そのための計画を今から準備するというのがこの法律で、私は、確実にこれ遂行していかなきゃならぬだろうと思っています。 ただ、中身はな……
○武見敬三君 感染症というテーマで今日は様々な質問をさせていただきたいんですけれども、二〇一一年のWHOの総会の主なテーマというのは、抗微生物薬に対する耐性、アンタイマイクロバイアルレジスタンス、AMRを健康危機として取り上げました。この抗微生物剤の恩恵で、人類というのは健康を著しく改善をしてきました。科学の進歩によって人類社会というのは幾つもの疾病、疾患を克服してきたんですけれども、イタチごっこのようにまた新しい病気が生まれて、それでまた克服するということの繰り返しです。残念ながら、抗微生物剤についても、人類の健康を著しく改善したものの今その恩恵が確実に失われつつあると、こういう状況になって……
○武見敬三君 自殺対策基本法が発足して十年というこの節目と相なりました。実は、この自殺対策基本法を制定するに当たっては、この参議院の厚生労働委員会が極めて重要な役割を果たしました。そのときの与党の筆頭理事を私が自由民主党で務めておりまして、野党の筆頭理事が山本孝史さんでした。 山本さんと私の間では極めて深い信頼関係が実はできてきていたんですけれども、例えば通常国会期中、二月に通常、衆議院で予算委員会をやっているときには、参議院の各委員会は全く開かれませんでした。山本さんと私とで、この二月、委員会としてもしっかりと国民の役に立つ審議というものはできるだろうと、与野党共に国対を説得して、そして意……
○武見敬三君 総理、二十一世紀のアジア太平洋の地政学的な大きな変化というのは、これは本当に我が国の外交・安全保障政策を考えるときには見過ごせない深刻な状況をこれからつくり出すかなと、こういうふうに思います。 加えて、先週末、朝鮮半島で極めて緊張した事態が起きてしまいました。地雷の爆発というのがあって、またさらに銃撃戦があるというようなことで準戦時体制だなどと言い始めて、極めて緊張した事態が起きたことは誠にもって懸念すべきことでした。総理、極めて迅速に国家安全保障会議を主宰されて、そして河口湖行きもおやめになって、あえて東京で直ちに対応できる体制を整えられた。私も、非常にこの緊張した状態という……
○武見敬三君 それでは最初に、自殺対策について御質問させていただきます。 自殺対策基本法の一部を改正する法律案、これが昨日成立をいたしました。この基本法は、そもそもが参議院の厚生労働委員会が主導してこの法律を作りました。ちょうどそのとき私は参議院の厚生労働委員会の与党の筆頭理事で、それから野党の民主党の筆頭理事が山本孝史さんでした。二人で、二月の衆議院で予算審議している間というのは、その当時、厚生労働委員会というのは全く開かれなかったので、もったいないと、この時期にも厚生労働委員会で何か実のある質疑をきちんとやろうという話を私の方から山本さんに持ちかけましたら、山本さんの方から、それでは是非……
○武見敬三君 今日、午前中の質疑で、津田議員の方から、既にこの新たな自殺対策の基本法の改正に基づく政策決定過程について極めて重要な確認をしてくださいました。その上で、改めて、私はフォローアップというつもりでこれからの質疑をさせていただきたいと思います。 まず、前回も私のお尋ねした課題であります。自殺対策のための戦略研究、五年間にわたって約十億円という研究費が支出されました。財団法人の精神・神経科学振興財団の中でしっかりとした第三者による研究評価委員会というものが開催されていなかったことは大変に問題であったということは確認をされました。 そこで、改めて、厚生労働省としてはいつの時点でこのよう……
○武見敬三君 アジアにおける急速な高齢化というのにこれから高齢化先進国である日本がどのように貢献できるかという視点から質問をさせていただきたいと思います。 まず、お手元の資料を御覧いただきますと、エージングソサエティー、すなわち六十五歳以上人口というのが全体の七%を占めるようになった社会から、エージドソサエティーという、それが一四%まで増えてくるまでの期間というのが横棒の棒グラフで示された表がございます。 これを御覧いただきますと、日本はこのエージングソサエティーからエージドソサエティーまでの期間というのが一九七〇年から一九九六年の二十六年間ですね。これと比較してアジアの国々見てみますと、……
○会長(武見敬三君) この際、一言御挨拶を申し上げます。
ただいま皆様の御推挙によりまして本調査会の会長に選任をされました武見敬三でございます。
本調査会は、国政の基本的事項のうち、立法府、行政府等国の統治機構の在り方及び国と地方との関係に関し、長期的かつ総合的な調査を行うことを目的として設置され、次の通常選挙までの三年間存続するものであります。
調査会長の責務を果たすに当たりまして、委員の皆様の御指導、御協力を賜りながら本調査会を運営してまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本調査会の理事の数は七名でございま……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月十五日、大久保勉君、有田芳生君、江崎孝君、石橋通宏君、中川雅治君、礒崎陽輔君、尾辻秀久君、舞立昇治君、三木亨君、三宅伸吾君、宮本周司君、森屋宏君及び山下雄平君が委員を辞任され、その補欠として風間直樹君、吉川沙織君、徳永エリ君、森本真治君、井原巧君、宮沢洋一君、有村治子君、衛藤晟一君、古賀友一郎君、酒井庸行君、高階恵美子君、柘植芳文君及び堀井巌君が選任されました。
【次の発言】 理事の選任及び補欠選任を行います。
去る八月七日の本調査会におきまして、三名の理事につき……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、高階恵美子君及び森本真治君が委員を辞任され、その補欠として大家敏志君及び石上俊雄君が選任されました。
【次の発言】 国の統治機構等に関する調査を議題といたします。
「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」のうち、「議院内閣制における内閣の在り方」について調査を行うに当たって、本日は「議院内閣制の現代的課題」について参考人から意見を聴取いたします。
御出席いただいております参考人は、明治大学法科大学院教授高橋和之君及び駿河台大学法科大学院教授兼法学部教授成田憲……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国の統治機構等に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
国の統治機構等に関する調査のため、今期国会中、必要……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、江田五月君及び東徹君が委員を辞任され、その補欠として石橋通宏君及び清水貴之君が選任されました。
【次の発言】 国の統治機構等に関する調査を議題といたします。
「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」のうち、「議院内閣制における内閣の在り方」について調査を行うに当たって、本日は前回に引き続き、「内閣の総合調整機能及び国会との関係」について元内閣官房副長官・一般財団法人地方自治研究機構会長石原信雄参考人から意見を聴取いたします。
この際、参考人に一言御挨拶を申し上……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、石橋通宏君及び清水貴之君が委員を辞任され、その補欠として江田五月君及び東徹君が選任されました。
【次の発言】 国の統治機構等に関する調査を議題といたします。
「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」のうち、「議院内閣制における内閣の在り方」について調査を行うに当たって、本日は「議院内閣制下での参議院の果たすべき役割」について参考人から意見を聴取いたします。
御出席いただいております参考人は、元参議院行政監視委員長山下栄一君及び成蹊大学法学部教授高安健将君で……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、高階恵美子君が委員を辞任され、その補欠として中泉松司君が選任されました。
また、本日、東徹君が委員を辞任され、その補欠として儀間光男君が選任されました。
【次の発言】 理事の選任についてお諮りいたします。
新会派の結成により、理事の数が一名増えておりますので、その選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に儀間光男君を指名……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、中泉松司君が委員を辞任され、その補欠として高階恵美子君が選任されました。
【次の発言】 国の統治機構等に関する調査を議題といたします。
本日は、これまでの調査を踏まえ、中間報告書を取りまとめるに当たり、「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」のうち、「議院内閣制における内閣の在り方」について委員間の意見交換を行います。
議事の進め方でございますが、まず各会派からそれぞれ十分以内で御意見をお述べいただき、その後、委員間で意見交換を行っていただきたいと存じま……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。 この際、御報告いたします。 本調査会は、毎年、調査に関する中間報告書を議長に提出することになっております。 理事会において協議の結果、お手元に配付の国の統治機構等に関する調査報告書(中間報告)案がまとまりました。 以下、その概要について御説明をいたします。 本調査会は、第百八十四回国会の平成二十五年八月七日に設置されて以来、「議院内閣制における内閣の在り方」について、参考人からの意見聴取及びこれに対する質疑、委員間の意見交換を行ってまいりました。これまでの調査結果を踏まえ、本調査会における議論を七項目の主……
○会長(武見敬三君) ただいまから国の統治機構に関する調査会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
国の統治機構等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成につきましては会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
【次の発言】 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中の委員派遣につきましては、その取……
○武見敬三君 御挨拶の機会をいただきましてありがとうございます。 早いもので一年以上の期間、私、この会長の職責を果たさせていただきました。これもひとえに与野党皆様方の多くの委員の皆様方のおかげでございます。この場をお借りしまして心から御礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。(拍手)
○武見敬三君 それでは、先般行われました海外派遣につきまして報告をいたします。 平成二十六年度重要事項調査第一班は、英国及びドイツ連邦共和国における議会制度、行政府、地方制度等統治機構に関する実情調査並びに両国の政治経済事情等視察のため、去る七月二十一日から二十七日までの七日間、英国及びドイツ連邦共和国を訪問いたしました。派遣議員団は、私を団長とし、島尻安伊子議員、風間直樹議員、松沢成文議員の四名でございます。 続いて、調査の概要について申し上げます。 まず英国では、上院事務局から、最高裁判所の創設について説明を聴取しました。最高裁の機能は二〇〇九年まで英国上院の上訴委員会が担っており、……
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