このページでは山本一太参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○委員長(山本一太君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、この際、一言ごあいさつを申し上げます。
去る七月三十日の本会議におきまして、外交防衛委員長に選任されました山本一太でございます。
委員の皆様方の御指導、御協力を賜りまして、引き続き本委員会の公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 では、ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は五名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○山本一太君 本日は、このイラク特別委員会ではございますけれども、最初の質問の内容を一部変更させていただきまして、国籍不明の潜水艦の件について防衛庁長官に一つ二つ御質問をさせていただくところからスタートをさせていただきたいと思います。 本日の午前八時四十五分、九時前ですが、内閣総理大臣の承認を得て、防衛庁長官が自衛隊の艦隊司令官に対して海上警備行動を発令をしたというニュースが飛び込んでまいりました。これは私の記憶ですと、たしか二回目になると思います。数年前に能登半島付近で国籍不明船が現れたときに、たしか最初の海上警備行動というものが発令、発動された。 二回目になるわけですが、これは今朝、早……
○山本一太君 まず、大野防衛庁長官に最初に質問をさせていただきたいと思います。
最初の質問については短くイエスかノーかでお答えをいただければと思います。長官、北朝鮮という国は日本の安全保障にとって最大の潜在的脅威の一つであると、こういう御認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。長官、私は……
【次の発言】 委員長、失礼しました。
数か月前に久々に韓国を訪問いたしました。韓国に行った目的は、前回の国政選挙で韓国で大きな変化があって、現職議員の五割以上が新しい議員に替わってしまったと。特に、今の与党ウリ党が非常に増えて新しい議員が出てきたということで、私、政治家になって……
○山本一太君 事前通告をしておりませんが、分かる範囲で外務省の方にお答えいただければと思うんですけれども、昨日、日本時間の午後七時半ぐらいだと聞いておりますが、マラッカ海峡で日本船籍のタグボートが海賊に襲われたと、そして日本人の船長と機関長、フィリピン人乗組員だったと思うんですが、三人が拉致されたという事件が入ってまいりましたが、分かる範囲で結構ですが、この事件についての最新情報及び日本政府の対応について、外務省としてつかんでいるものがあればお聞きをしたいと思うんですが。政府の方でも結構、大臣でなくても結構です。
【次の発言】 もうマラッカ海峡といえば原油の、中東の原油の八割以上が通過する地点……
○山本一太君 小川参考人に一問だけお伺いしたいと思います。 小川先生が日米同盟の分析の中で、日本しかアメリカの戦略的根拠地ですか、プロジェクションプラットホームになれる国はないと、パワープロジェクションプラットホームになれる国はないとおっしゃいました。しかも、日本なしにはアメリカは世界のリーダーでいられないともおっしゃいました。さらに、日米同盟が万一解消されたときには、もちろん日本にもダメージがあるけれども、実はアメリカの方が失うものが大きいとおっしゃいました。 これについてその理由を、地球の半分をカバーするとかアメリカの最先端技術に付いていくのは日本しかないとかいうお話はちょっとありまし……
○山本一太君 答弁も含めて十分以内ということなんで、かなり短く質問させていただきたいと思います。 まず、小島参考人にお聞きしたいと思います。 中国における反日デモの背景について大変説得力のある明確な御説明をいただいたわけなんですが、私もこの反日デモの趨勢を大変心配をしております。中国が、小島先生おっしゃったように、ある程度反日というものを外交的に使っていたとしても、ウィーン条約違反とも当然言われる、デモ隊の投石を止めなかったりしているところを見ると、やはり中国側もこのデモをどう抑えていいのかということをかなり悩んでいるという風があります。 そこで、小島参考人にお聞きしたいのは、この反日デ……
○山本一太君 まず、国土交通省に一問御質問させていただきたいと思います。 この千九百六十五年の国際海上交通の簡易化に関する条約、長過ぎるのでFAL条約と言わしていただきたいと思うんですけれども、これは国際航海に従事する船舶の入港、入出港に係る手続、提出書類が複雑なのでこれをしっかり統一しようという条約なんですけれども、日本が、随分長く掛かりましたけれども、やっとこれに加盟するということは大変歓迎すべきことだと思っています。ちょっと遅きに失したという感はありますけれども、これは非常に重要なことだというふうに受け止めています。 ちょっと一問だけ私が質問したいことは、このFAL条約に加盟をすると……
○山本一太君 私は、ただいま可決されました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期すべきである。 一 統合運用の推進に当たっては、陸海空各自衛隊の特性に配意しつつ、各自衛隊が指揮通信や教育訓練分野等における各種施策を通じて有機的に連携することにより、実効的な体制を確立すること。統合運用体制の在り方については、防衛計画大綱の見直しに併せ……
○山本一太君 今、同僚の澤委員の方からテロ特措法の延長問題については質疑があって、両大臣あるいは官房長官のお答えから、このテロ特措法一年間延長の必要性は十二分に私も理解をいたしましたので、特にこの件については余り詳しく質問するつもりはございません。一年延長に私は賛成です。 先ほど防衛庁長官の方からもありましたが、この自衛隊の、海上自衛隊の補給活動は非常に大きな評価を得ていると、しかもテロ対策として非常に成果を上げているということで、そういう話でもありますし、また、本年の七月か八月だったと思いますが、自衛隊の練習艦隊がフランスに行ったときにフランス政府から燃料の補給を受けるというような話があっ……
○山本一太君 まず、日英の租税条約について御質問をさせていただきたいと思います。 我が国が今までいろんな国と締結した租税条約、たしか四十五か六だったと思いますし、国でいうと五十か国を超える範囲をカバーしているというふうに記憶をしております。これは経済のグローバル化の進展に伴って、国際税制の分野でも新しい国際社会の流れに対応する調整が必要だと、こういう中で、今、日本政府としてもこの租税条約の改正とかあるいは新しい租税条約の締結に取り組んでいるというふうに理解をしております。 改正するにしても、随分古くて、一部新しくしなきゃいけないところもあるし、もう全部やめて新しく締結しようというところもあ……
○山本一太君 今回の防衛庁設置法等改正案、今ちょっと資料を見ているんですが、施設行政に係る防衛庁本庁内部部局の企画立案機能の強化とか、あるいは装備本部の新設、地方連絡部の地方協力本部への改編、陸上自衛隊中央即応集団の新編などを柱とすると、こう書いてあるんですが、私、最初の質問者ですので額賀長官にお聞きしたいと思いますが、今回の改正の基本的な考え方、そしてその意義についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 額賀長官、昨日の晩、官房長官始め何人かの実は国会議員で集まって夜、懇談をしたんですが、北朝鮮問題、特に拉致問題に関係する議員が七人ほど集まって、主に北朝鮮情勢についていろんな意見交換をやり……
○山本一太君 与野党のエースの皆さんが集まっておられるこの予算委員会で初めて質問に立たせていただきたいと思います。
私の最初の質問は外務大臣に答えていただきたいと思うんですが、今度の政府系金融機関の改革の一番の目玉は、これはODA改革だったと言っても過言ではないと思うんですが、このODA改革について、もう大臣ここで何十回もおしゃべりになっているんで相当面倒くさいと思いますが、改めて今回のODA改革の中身と、この改革に対する大臣の率直な評価をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今回のODA改革に当たっては、最終的な取りまとめをされたのは安倍官房長官だというふうに理解をしております。党の方で……
○山本一太君 本日は、二つの問題意識を持って麻生大臣とそして久間防衛庁長官に御質問させていただきたいと思います。 一つ目の問題意識は、北朝鮮が核実験を実施をした、もうちょっと正確に言うと、どうも失敗をしたという説が有力なようですので、核実験を試みたと。そして、場合によっては二回目、三回目の核実験を強行して北朝鮮が実戦的な核兵器の保有国として日本の近隣に出現をすると、こういうシナリオが現実のものとなりつつあるという状況の中で、日本がこの新たに加わった安全保障上の脅威をどうやって埋め合わせていけばいいのか、すなわち日本の抑止力というものをどうやって担保をし、維持をしていけばいいのかというのが私の……
○山本一太君 麻生大臣に御質問させていただきたいと思いますが、JBICとJICAをめぐる問題については、JBICの在り方というものが政府系金融機関改革の目玉として浮上して以来、我が党でもODAのプロジェクトチームをつくる等々で、まあとにかく関係省庁も巻き込んでけんけんごうごう、かんかんがくがくの議論をやってきたということはもう外務大臣もよく御存じだと思います。 一々一つ一つ細かい話をまた蒸し返すつもりはありませんが、援助と国際金融は違うんであって、やっぱり理念の違う組織を一緒にしたということはこれは間違いなんだというもちろん議論もありましたし、いやいや、JBICは五年六年やって、いわゆる円借……
○理事(山本一太君) どなたがお答えになりますか。
ちょっと速記止めてください。
【次の発言】 じゃ、速記を起こしてください。
○山本一太君 本日は、安倍総理の御出席をいただいて、総理質疑という形でこの委員会が開かれることになりました。本来であれば、担当でいらっしゃる久間大臣にもいろいろ御質問をさせていただきたいことはありますが、せっかくの総理質疑ということで、時間も約三十五分ということで限られておりますので、本日は、私の質疑はできるだけ対総理に絞らせていただきたいと思います。久間大臣、お許しいただきたいと思います。 さて、今回の駐留米軍再編特措法案、これはやはり日米同盟というものの観点から、これをスムーズに維持し、強化していくということにおいては非常に重要な法案であるというふうに認識をしております。その日米同盟とい……
○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。 引き続き、外交政策についての質疑をさせていただきたいと思いますが、個々の問題に入っていく前に、一つだけ安倍総理に御質問をさせていただきたいと思います。 総理、安倍内閣が発足してから六か月たちました。昨年の安倍政権誕生の前夜あるいはその直後も、総理が何度かこの舞台に立って、安倍政権の役割は改革のたいまつを引き継いでいくことだと、そういうふうにおっしゃった。その熱い言葉を私は今でもはっきり覚えているんですが、私は、その安倍政権の役割はもちろん改革路線を引き継ぐことだと思いますが、ただそれだけではないとずっと言い続けてきました。安倍総理は、小泉前……
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