このページでは二之湯智参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○二之湯智君 私、この七月に京都選挙区より選出されました自民党の二之湯でございます。 ただいま上程されております議案及び三位一体改革の関連について若干質問をいたしたいと思います。 まず、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に関してお聞きをいたしたいと思います。 近年の非常に厳しい経済財政状況の中にあって、幹部国家公務員が従来と同様の高い給与を得ていることにつきましては、中小企業の方々を始め国民から見て非常にどうかと、このように思われておったわけでございますし、また見直しを行うべきでないかという、そういう世論の声もあったわけでございます。 こういう状況を踏まえて、特別職……
○二之湯智君 自民党の二之湯です。 私は、五つほど質問を用意しておるわけでございますけれども、時間の関係でそれだけすべての質問をすることできるかどうか分かりませんけれども、まず最初に大阪市役所の常識外な職員の厚遇問題、これに関連して地方自治体の歳出の監視機能の在り方ということについて御質問をさせていただきたいと思います。 昨年来、三位一体の改革の論議の中で、谷垣大蔵大臣、あっ、大蔵じゃなくて財務大臣は、地方にも随分と常識外な支出があると、このようなことをおっしゃいまして、地方自治体から相当な反論が出たわけでございます。確かに、基礎的な自治体の場合は、中央から見てちょっとこれはおかしいなと思……
○二之湯智君 自由民主党の二之湯智でございます。 一般職給与法等の一部改正法案及び特別職給与法等の一部改正法案について質問をいたします。 このたびこれらの法案が提出された背景には、国家公務員制度改革等において地域における国家公務員給与の在り方の見直しが指摘され、また一方では、骨太二〇〇五等において民間企業の賃金体系の改革に応じた公務員の給与体系の見直しが指摘されております。さらに、国民からも、公務員給与は勤務実績に関係なく年功的に昇給すること等が問題視されております。こうした各方面からの指摘があって今回のような抜本的な改革案が提出されていると思うのであります。 ところで、日本の国家公務員……
○二之湯智君 自民党の二之湯智でございます。 今日は、四人の参考人の皆様のお話を聞かせていただきまして、誠にありがとうございます。それぞれの角度から、現在の日本のいろいろな公務員制度、あるいは国あるいは地方自治体の事業、あるいは公益法人について、さらには現在の小泉内閣の進めている構造改革の問題について、それぞれ御指摘がございました。 私、一昨年出てきたばかりで、またこういう席は初めてでございますので、ちょっと要領が分からないんでございますけれども、まず自由民主党の推薦されました稲継参考人にお聞きをしたいと思うわけでございます。 日本はいつの時代もだれかを批判の対象にしておかなきゃいかぬと……
○二之湯智君 自由民主党の二之湯智でございます。 私は、基礎的自治体である京都市会議員の出身でございまして、今日その後になさいます北川イッセイ先生も大阪の府会、二人とも地方の視点といいますか、そういう形から今日の質問をさせていただきたいと思うわけでございます。 今回の法案の目的は、国、地方に大変な借金があるわけでございまして、そしてまた、二〇一〇年初頭にはプライマリーバランスを黒字にしなきゃいかぬという、国にとっては非常に喫緊な課題があるわけでございますから、国、地方も歳出削減をし、更に一層この構造改革を進めて、できるだけ民にあるいは地方に、こういうことで一生懸命進める、こういうことが目的……
○二之湯智君 おはようございます。二之湯智でございます。 竹中大臣始め局長に、私の持ち時間は三十分でございますからどれぐらいの質問ができるか分かりませんけれども、お考えをただしたいと思います。 まず、政府は、昨年六月に閣議決定いたしましたいわゆる経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇五、骨太の方針では、二〇一〇年初頭に国、地方を合わせた基本的財政収支、いわゆるプライマリーバランスを黒字化するという目標を掲げられておりますけれども、国及び地方の長期債務残高は二〇〇五年度末現在で七百七十四兆円に上っており、私はそう簡単に政府がおっしゃるように達成できるものではないと、このように思っておる……
○二之湯智君 自由民主党の二之湯智です。 今日、私でもう六番目の質問でございますので、前の方々と若干重複する質問があるかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず初めに、先ほどからいろいろと各委員から出ております受信料の件でございます。 平成十六年の決算では収入が六千四百十億円であったものが十七年度では五千九百六十億円と、一連の不祥事で四百五十億円もの大幅な受信料の落ち込みとなったのであります。平成十八年度から二十年度までに、三か年の経営計画では毎年百億円の増収を見込んでおられるわけでございます。受信料の不払件数が平成十七年四月から九月までは増加したが、十月以降は支払拒否……
○二之湯智君 自由民主党の二之湯智です。 午前中の参考人質疑で多くの方々から御質問ありまして、それで尽きるわけでございまして、私の質問も重複する部分がかなり多いと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず、今回の住民基本台帳改正案についてお伺いいたします。 御案内のとおり、住民基本台帳の閲覧制度については個人の氏名、住所、生年月日、性別が広く一般に公開されることが原則とされておりまして、行政施策に対する市民意見の把握や各種世論調査のための対象者抽出、営業活動としてのダイレクトメール発送対象者の把握等に利用されていますが、近年、本人の知らない間に広く閲覧され利用されることや、……
○二之湯智君 自民党の二之湯智でございます。 同僚の木村議員に続きまして、地方自治法の一部改正、私は特に議会の今回の改正のことについて主に質問をいたしたいと思います。 御案内のとおり、地方自治体は、直接選挙で選ばれた長とそして議員との二元代表制を取っておるわけでございます。よく、執行部と議会は車の両輪だと、対等、平等の関係だと、このように言われておりますけれども、私は決してそうではないと。多くの自治体は、余りにも長、執行部の権限が強過ぎて議会とのバランスは非常に欠いておるのではないかと、このように常々思っているわけです。 ただ、なぜ今、地方議会あるいは長がバランスが取れていると申しますと……
○二之湯智君 自由民主党の二之湯智でございます。ただいま上程されております地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案について、若干御質問をさせていただきたいと思います。 よく国会議員の年金が話題に上るたびに、この地方議会議員のまた年金もやり玉に上げられることが多いわけでございます。特に、一般の国民とかマスコミの方、あるいは有識者と称される方々から地方議員になぜ年金なんか必要なんだと、こういうような声がよく聞かれるわけでございます。町村会議員とか市会議員は半ばボランティア的にやるべきであって、報酬などとんでもない、まして年金など論外だというような議論が起こるわけでございます。 町村会議員と……
○二之湯智君 自民党の二之湯智です。同僚のお二人の議員の質問の重複をできるだけ避けて質問をしたいと思います。 今月の六日に、前山口の放送局長のいわゆる出張旅費の不正処理と、こういうことで停職一か月の処分をされ、その後いろんな問題出てまいりまして、約二百人ほどがそういう不適切な経理処理をしておったということが産経新聞の五月三十日付けに掲載をされております。 私からすれば、天下のNHKの職員が非常にみみっちい出張旅費のごまかしだとか、情けないことだなと、こういう思いをするわけでございます。 一方、NHKの局長といえば、各地では名士ですね。どこへ行っても来賓として扱われると。なかなか局長さんも……
○二之湯智君 おはようございます。自民党の二之湯智でございます。 今日は、消防とNHKに関しまして私御質問をさせていただきたいと思います。 去る第百六十四回通常国会におきまして、市町村の消防の広域化を推進するための消防組織法が成立をいたしました。七月には消防庁長官から消防の広域化に関する基本指針が示されたことから、今後都道府県及び市町村において広域化が推進されるものと期待しているところであります。平成十九年度中に定め、推進計画策定後五年度以内に、平成二十四年度までに各市町村において広域化を実現するということになっております。しかし、市町村の組合せはそう簡単にいくものではないと、こう思います……
○二之湯智君 自民党の二之湯智でございます。 今日は、三人の参考人の皆様方、大変御苦労様でございます。陳述の順番に御質問をしていきたいと思います。 まず初めに、山出金沢市長にお伺いするわけでございますけれども、経歴を見ますと、昭和二十九年に金沢市の市役所にお入りになったと。当時、日本の地方自治が三割自治あるいはそれ以下の自治だと、まあ自治というにはふさわしくないような自治体の権限と財政の状況じゃなかったかと、こう思うわけでございますけれども。 今日、もう本当に地方分権がかなり進みまして、そしてそれぞれ自主自立の立場で町づくりをされているわけでございますけれども。第一次分権改革のときに、こ……
○二之湯智君 おはようございます。自民党の二之湯です。幾つかの点についてお尋ねをしたいと思います。 平成の十二年の四月でございましたか、地方分権推進一括法が施行されまして、国からの機関委任事務が廃止され、地方自治体の仕事はいわゆる自治事務と法定受託事務に限定されまして、そして国と地方の関係がいわゆる上下主従の関係から対等平等の関係だと、こういうことになりまして、与えられた権限と財源で地方は創意工夫を持って生き生きとした町づくりができるんではないかと、このように思われたわけでございます。 しかし、六年余りたった今日、私も率直なところ、この予算時期になりますと相も変わらず地方からの陳情が繰り返……
○二之湯智君 おはようございます。自由民主党の二之湯智でございます。 今日は、両参考人の皆さん方、お忙しいところありがとうございます。特に、元島参考人には遠路わざわざありがとうございます。 まず、元島参考人に対しまして御質問いたしたいと思います。 戦後六十二年たちまして、関係者の著しい高齢化を考慮して、戦後処理の解決が求められているわけでございます。そのために、戦後強制抑留者及び引揚者の問題、それといわゆる恩給欠格者の問題、そういう問題につきまして、最終決着を図るために独立行政法人平和祈念事業特別基金に関する法律案の廃止が今提案されているわけでございます。 しかし、シベリアに抑留され、……
○二之湯智君 おはようございます。自民党の二之湯智でございます。ただいま提出されております政治資金規正法の一部を改正する法律案に関しまして、幾つかの点について質問をいたしたいと思います。 平成十九年の五月三十日、衆議院において与党である自民党及び公明党所属議員の発議により改正法が提出されまして、六月八日には民主党所属議員からも修正案が提出されました。六月十四日に衆議院本会議で与党案が可決され、参議院に送付されてまいったのでございます。六月十五日、参議院において民主党議員の発議により、新たに人件費の収支報告書への記載、会計帳簿、収支報告書等の保存期間の延長を加えた改正案が提出されたところであり……
○二之湯智君 私は、自由民主党を代表いたしまして、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、賛成の立場から討論を行います。 平成十九年度予算は、不祥事の影響で増加していた受信料不払の状況が改善しつつあることから、受信料収入が三年ぶりの増収になっている。しかし、依然として不祥事発覚前の水準を大きく下回る厳しい状況であることには変わりありません。 この間、NHKは、国民・視聴者の信頼回復、受信料収入の回復、業務の効率化に向けた取組を進めてはいるが、受信料の不払、未契約の割合は全体の約三割近くに上る状況にあり、改革はいまだ道半ばの状況と言えよう。NHKの経営は受信料によって成……
○二之湯智君 おはようございます。自由民主党の二之湯智でございます。 ただいま上程されております消防法の一部を改正する法律案について、幾つかの点について質問をいたしたいと思います。 東海地震とかあるいは東南海あるいは南海地震や首都地震の発生の切迫性が指摘されているところでございますが、そういう中で、三月二十二日には能登半島地震、そして四月十五日には三重県中部を震源とする地震が発生をいたしております。今までそういうところで地震が起こるであろうというようなことは全く想定されていない地域でも地震が発生しておると、今や日本列島でいつどこで地震が起きても不思議ではないと、そんな状態になっておるわけで……
○二之湯智君 自民党の二之湯智です。 統計はその国の現状を正確に映す鏡であると、このように言われております。 さきの第二次世界大戦の無謀とも言える戦いは、日本において統計らしい統計がなく、そのときの国力を正確に把握できていなかったと、このようなことを私、昔、本で読んだことがあるわけでございますけれども、あらゆる分野における精細な統計があれば、圧倒的な経済力を誇るアメリカを相手に戦争などすることはなかったんではないかと、このように思うわけでございます。 そういうような反省から、吉田内閣のときに初代の統計委員会の委員長に就任されました東京大学の名誉教授、法政大学の学長もされました大内兵衛先生……
○二之湯智君 自民党の二之湯智でございます。 今日は、三人の参考人の皆様方、本当にお忙しいところありがとうございました。それぞれ特色ある陳述をいただきまして、ありがとうございます。 まず、片山前知事、慶應大学教授にお伺いしたいんでございますけれども、夕張市の破綻の原因を四つほど挙げられておりますけれども、常々片山知事は、地方自治体における議会の役割、機能というものが大変重要だと、このようにおっしゃっておるわけでございますけれども、私も地方議会出身でございますけれども、なかなか地方議会に地方自治体の財政の中身をチェックできるだけの能力があるのかないのか、現在ですね、大変それはじくじたる思いが……
○二之湯智君 自民党の二之湯智でございます。 今日は、お二人の先生方、貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。三点か四点について御質問をさしていただきますので、どの先生というんじゃなくて、私の質問の内容に合った御答弁をどちらかの先生がしていただいたらいいかと思います。 EUは、もちろん私たち政治家にとっても非常に遠い存在の国でございますけれども、しかしながら、経済的に見れば、今や輸出入、そういう数字だけ見てもアメリカと日本との関係と比肩するほどの関係があるわけでございます。しかも、日本が国連の常任理事国入りということを果たしておけば、いわゆる二つの常任理事国を持っておるEUの存在……
○二之湯智君 自民党の二之湯智でございます。 白石参考人と、そして田中参考人に一問ずつ御質問したいと思います。 白石参考人には、東アジア共同体構想、EUの非常に進展に触発されたように東アジア共同体が最近非常にクローズアップされてきたわけでございますけれども、学者の人によってはこれは余り好ましいことではないという方もいらっしゃいますし、いや、これはもう時代の流れだと、これはむしろこういう方向に日本政府も、日本も進んでいくべきだと、こういう意見があるわけでございますけれども。 先ほど、恐らく二十年後にはこの東アジアは世界の成長センターになるであろうと、このようにおっしゃって、もちろんそれは東……
○二之湯智君 自民党の二之湯智です。 この調査会も、私たち新人議員といたしましてはもうかなりの回数を重ねているわけでございますけれども、昨年の十一月から始まった参考人のいろんな御意見を聴取したときには、日中問題、特に東アジア共同体構想というのが非常に盛んに言われておったわけでございます。これも一つのEUの非常に目覚ましい進捗によってある意味では刺激されたような話でございました。 そのときは多くの参考人の方がこれは推進すべきだと、こういうことで、私たちは、なかなか東南アジアというのは、東アジアというのはそれぞれの価値観が違っておる、あるいはその政治体制も違っておる、非常に難しいんではないかと……
○二之湯智君 若干前の方と重複するような質問になるかも分かりませんけども、岡崎参考人にお伺いしたいんですが、先ほどから中国の軍事力が一九九七年以来から毎年一〇%以上の伸びを示して大変脅威だという、こういうことでございますね。しかし、日米さえ、日米の同盟さえしっかりしておればここ二、三十年日本の平和と安定は保たれていくと、こういうことですね。 私はいつも中国のことを非常に肯定的に考えて、中国は世界のアメリカをしのぐ経済力を持つだろうとか、軍事力もアメリカをしのぐであろうと言う方がいらっしゃる反面、中国はかなり国内的に多くの矛盾を抱えて、かつてソ連の崩壊、私、まだそのとき、なぜソ連が崩壊するのか……
○二之湯智君 自民党の二之湯です。 既に質問されたことと若干重複するところがあるかも分かりませんけれども、二、三お伺いしたいと思います。 いわゆる北朝鮮の核がいよいよ六か国協議の場に持ち込まれましたんですけれども、これもある程度時間的な制約がないと、だらだらだらだら一年も二年も三年も掛かっているということではなかなか、北朝鮮の核がそのまま既成事実化されてしまうんではないかと、こういうようなおそれがあるわけでございます。 こういう問題につきまして、よく言われているように、インドやパキスタンが核実験したときにかなり強く国際世論が非難したわけですけれども、これはもう既に既成事実化されて、アメリ……
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