このページでは風間昶参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○風間昶君 私は、公明党を代表して、さきの財政演説に関し、麻生総理大臣及び関係各大臣に質問いたします。 百年に一度という今までに遭遇したことのない危機だからこそ、異例となる一月五日に国会を召集し、非常時の経済対策を取ったということは極めて重要と認識しております。したがって、国民生活、日本経済のために有益な諸施策を盛り込んだ平成二十年度第二次補正予算及び関連法案について真摯な議論を行い、速やかに結論を出し、切れ目のない対応を続けていくことが最大の景気対策と考えます。いたずらに審議を引き延ばしたり、政局の駆け引きの道具としてこれらを利用することは絶対に国民の理解が得られないということを申し上げた……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。
まず、本来ならば官房長官にお伺いしたいんですが、おいでになっておりませんので副長官にお願いしたいと思いますけれども、国連の各条約を担当するいろいろな監視機関から、アイヌ民族を先住民族と認めて、そしてその方々の権利を促進する措置を講ずべしという勧告が出ているわけでありますけれども、これについて政府としてはどのような認識を持っているか、まず伺いたいと思いますけれども。
【次の発言】 今年の九月十三日の国連総会で先住民族の権利に関する国連宣言が採択されたのは御存じだと思いますけれども、そこで日本政府は賛成票を投じているわけであります。今その前段で、アイヌの方……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。 今回のこの法律は、正に暴力団によるけん銃事犯の特性に着目した重罰化と経済的な打撃、罰金を加えてということでありますけれども、銃器犯罪と暴力団との関係で見ていくと、暴力団対策法を十六年に改正したときに、代表者、いわゆる首領の賠償責任制度が導入されて以降、対立抗争を始めとする発砲事件が減少になったということでは効果的だと思いますけれども、今回そういうことから、重罰化と罰金の併科による経済的打撃は先ほども議論の中でかなり期待できるという話でありましたから、もう一方のトップの責任、ドン、首領の責任をどう効果的に問うかということが非常に大事なことでありまして、こ……
○風間昶君 まず、今回の佐世保市で起きた散弾銃乱射事件において亡くなられた方々、御遺族には本当に心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、また、けがされた方々にもお見舞いを申し上げます。 ちょっと、少し前のことでありますけれども、平成十四年に栃木県の宇都宮でしたか、隣の人が隣の奥さんを散弾銃で殺傷させた事件について、今年の五月の二十四日、宇都宮地裁で判決が出ました。犯人の男性に対する猟銃所持の許可に過失があったということで、県に四千七百万円の支払命令が出たのでありますが、これに対して十日後でしょうか、県の方が今控訴しているわけでありますけれども、こういう状況の中ではありますが、どっちにしても……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。 まず最初に銃刀法については、先ほども松井議員が質問されておりましたんで重複になる可能性もあると思いますけれども、確認の意味でさせていただきたいというふうに思います。 去年の十二月の佐世保の事件をきっかけに総点検を行っていることが、先ほども大臣の方からお話がありました。それで、十二月の二十一日でしたでしょうか、犯罪対策閣僚会議で、総理のごあいさつの中で、銃器の規制の更なる厳格化について検討するようという指示をされたというふうになっておりますけれども、それを受けて、警察庁として大まかに柱を立ててきっと検討をされていると思いますけど、それをきちっとまずは教……
○風間昶君 公明党の風間でございます。
まず、国連の北朝鮮人権状況決議につきまして、この国連総会での対北非難決議の前段として十月の二十六日に国連人権理事会のマントラボーン特別補佐官、国連総会の第三委員会で北朝鮮の人権状況について報告されたと聞いていますが、政府としてはどのように報告をなされたのか、どのようにそれをまた評価しているのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 少なくとも、今大臣がおっしゃったように、三回目の決議でありますから、この二回の決議を上回る、そういう中身にしていかなければならない、その一端を大臣はお話ししていただきましたけれども、具体的に、ニューヨークや東京だけではなくて、……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、上川大臣にまず伺います。 大臣におなりになる前に、月刊誌に大臣が、「少子化に国政はどう取り組むのか」という論文を書かれております。この中で、児童手当だとかあるいは育児休業手当だとか保育所サービスにかかわる財政支出が出生率とどういう関係にあるのかということが内閣府でデータとして出していまして、日本においては下のレベルで、韓国、メキシコ、米国、スペイン、そして五番目に、ワーストファイブの中に日本がGDP比〇・六になっていると。高いのは三・八とか、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、三・〇、三・二というふうになっているわけですけれども、どっちにしても、子供に……
○風間昶君 白熱した論議の後でちょっとあれでしょうけれども、済みません、公明党の風間ですが。 渡辺大臣は、メーンの委員会ある中おいでいただきまして恐縮でございます。 渡辺大臣に、先般もちょっとはしりだけお話しさせていただきましたけれども、国家公務員制度改革基本法の件で今まさに検討されている状況ではあると思いますけれども。何回も同じことを言わせていただきますけれども、大臣も所信の中で、優秀な人材はとにかく国民の立場で誇りと責任を持って職務できるような、そういう制度を抜本的に見直す必要があるということは、まあいい方向に変えていきたいという思いだと思います、所信の中で述べられた言葉はですね。総理……
○風間昶君 今大臣から、この間のやり取りを聞いて、被害者支援の充実と、そして民間支援団体の活動促進、給付金を上げるというこの目玉について伺いましたが、先ほども島田委員の方からも質問ありましたが、特に犯罪被害者等が平穏な生活を営むことができるようにという点では、まだ谷間に残されていらっしゃる被害者がいるということはもうこれ事実でございます。 例えば、過失による被害者が救済されていない、あるいは、外国で日本人同士で事件が起こったときの被害者については救済されていないという事実が、極めて数は少ないかもしれないけれどもあるということがはっきりしているわけでございまして、そういう意味で、被害者の立場か……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。ちょっとオーバーラップすることがあろうかと思いますけれども、お許しいただきたいと思います。 暴対法の施行から十五年たって、警察白書を見ましても、暴力団の構成員等は八万人台の半ば過ぎというか、八万五、六千人台ずっと来て、暴対法ができて、実際には暴対法直接は構成員に掛けるあれはないにしても、数がそのままずっと同じということは暴対法がある意味では効力がきちっと、人員を減らすことが暴対法の目的ではないにしてもどうなのかなという、やっぱり検証しなきゃならないかなというふうに思っています。 その中で、平成十八年から、これまでは構成員の方が準構成員を上回っておったの……
○風間昶君 公明党の風間です。 今日はありがとうございます。 まず、適格消費者団体に認定されました野々山さんにお伺いしたいというふうに思います。認定されて四か月弱でもうすばらしい活動をされていることにまず敬意を表します。 それで、問題は、今まで四つの団体が認定されて、これから更に増えてくる可能性があると思います。先ほどお話の中で、要するに活動資金の問題で、恐らく会員のボランティアあるいは賛同者の方々の資金がメーンだと思うんですけれども、まさか企業に寄附をお願いするわけにいかないでしょうから、それも一つの方法かもしれませんが、税制控除を具体的にどういうふうに、もし端的に分かりやすく、私素人……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まず地域再生法についてお伺いいたしたいと思います。 再チャレンジ支援というのは、高齢者や障害者やあるいは若い方の雇用改善にもつながっていく話ですし、女性の出産あるいは育児による退職者の再雇用など重要な視点だと思いますが、今回の法律改正でこの十九条を、いわゆる再チャレンジ支援の間接型優遇税制、寄附税制については、公益法人制度改革との整合性の中で削除するようになるということでありますけれども、現在でも特定地域雇用法人の指定が一社もないわけです、今まで、スタートしてから。 そういう中で、先ほど大臣は寄附しやすくなったという御発言がございましたけれども、まずは……
○風間昶君 公明党の風間でございます。 時間がそんなに私与えられておりませんので、三点ばかりお伺いしたいと思います。 何度も何度も議論してきたと思いますけれども、結局、今回の基本法の第一条できちっと「日本国憲法の平和主義の理念を踏まえ、」として、なおかつ第二条で「憲法の平和主義の理念にのっとり、」と、あくまで宇宙の平和的利用ということが明示はされているんですが、本当に、しかし、先ほども議論がありましたように、一部では軍事拡大が進んでしまうのではないかという懸念がやっぱりあるんです。だから、本法案の一条、二条の、要するに精神をきちっと入れ込んではいるものの、絶対軍事利用はないのかということを……
○風間昶君 公明党の風間です。
まず、この法律のタイトルの中にあります児童、児童というのは常識的には十八歳未満だと、こういうふうに思うんですけれども、つまりは、そうすると、ゼロ歳から、要するに義務教育前、就学前、それから小学生、義務教育、中学生、十八歳未満となると高校生も入るんですけれども、十八歳過ぎた高校生はこれに入るのか入らないのか、その辺は、ちょっと愚問かもしれませんけれども、どういうふうにとらえたらいいんでしょうか。
【次の発言】 分かりました。
そうすると、内閣府でおっしゃっている青少年育成大綱というのがあるんですけれども、この青少年というのは年齢的にはゼロ歳から三十歳未満を青少……
○風間昶君 お答え申し上げます。 今先生が御指摘になりましたように、我が国の研究開発はほとんどが民間によって行われておりますのはもう御承知のとおりでありますが、そういう中にあって、研究開発の独法、大学の役割というのは極めて高いわけでありまして、今御指摘のありました京都のiPS細胞の、これは山中グループがiPS細胞を抽出することに成功したわけで、そうなりますと、今度、患者さん自身からiPS細胞を取り出すことができれば、例えば事故とか病気で失った部分を他人の方からの移植を、提供を受けなくても自分の細胞からこのことがリカバリーできるといったようなことで、また移植における免疫拒絶反応も出てこないとい……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、最初に渡辺参考人に。
先ほど、民間による自律、自主的対応にゆだねるべきだという御結論で、青少年の有害情報の中で、犯罪報道が犯罪防止に役に立つという観点でなされているといったようなお話をされましたけれども、実際に私はいろんなテレビや新聞見ていて、犯罪報道が本当に犯罪抑止にあるいは防止になったんだろうかということをやっぱり検証した上でお話されたのかな、どうなのかなということを感じたものですから、まずそのことについて教えていただきたいと思いますけれども。
【次の発言】 ありがとうございます。
刑法や警察が幾ら、いろんなことが行われたとしても犯罪というのはなく……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、まさに今回のこの事件は本当に国民の多くの方々が怒り心頭に達しているというふうに思います。 米に対する信頼を失いつつある状態、せっかく、日本の米を主食にしていく、そういう食文化の根幹、そしてまた自給率を高めよう、休耕地を活用して飼料米などを作っていこうという、いわゆる本丸の日本の米政策、この施策そのものを一方で掲げておきながら政府が管理している輸入米からこういう問題が起こったということについて、本当に国民の皆さんは怒っていると思います。冗談じゃないと、何食べればいいのよというふうにすら思っていらっしゃる方が多いと思います。 先ほど大臣は、消費者、国民の皆……
○風間昶君 最初に、官房長官お疲れのようですから、先に官房長官にお伺いします。 七月の七日、洞爺湖で行われるサミットで、拉致問題の展示のみならず様々な北海道としても取組を今企画をさせていただいているところでありますけれども、要は議長国として、例えば議長たるべく日本の総理が世界に拉致問題の早期解決を図る国際メッセージを強力に打ち出す必要が私はあると思います。総理の女房役であります官房長官、家庭でも女の人の手のひらに乗って男は自在に動きますので、そういう意味では官房長官の役割は極めて大きいと思いますが、このことに関して、サミットで拉致問題に対する世界発信をどのように考えて、また具体化プランを持っ……
○風間昶君 公明党の風間でございますけれども、多分に重なって質問になろうかと思いますけれども、お許しいただきたいと思います。 事故米に関する農水省の中間的総括の公表されて、先月の末、その中で、大臣談話、工程表、そしてそれ以外に流通ルートの解明、事故米による影響事業者の緊急経済支援対策等々言われておりますけれども、問題は、その原因は何だったのかということが何にも書かれてないというよりも、発信がなされてないと。今回のこの事故米の不正規流通の原因は何だったのかと。それが調査中とかということでは私は逃げれないと思うんですよ。 少なくとも私はシングルなファクターではないと思いますが、幾つかのファクタ……
○風間昶君 公明党の風間です。 もう少々で終わりますので。 事故米の不正規流通のこの問題を受けて先ほど大臣から報告がありました。米のトレーサビリティー、米関連商品の原料米原産地情報伝達を含めた米流通システムの見直しを図るため、米流通システム検討会ということでありましたけれども、具体的にその十一月二十七日に取りまとめた中間報告での骨格って何なんでしょうか。それが、また、骨格が、来国会に関連法案を提出できるよう準備を進めてまいりますというふうに大臣はおっしゃっているわけですから、骨格が恐らくそのまま法案の言わば中心になると思いますけれども、それをまず伺いたいと思います。
○風間昶君 公明党の風間でございます。 今日は、参考人の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、御足労をいただきましてありがとうございます。 まず、佐久間参考人に、佐久間さんに、先ほどのお話の中で、新たに対象となる様々な不公正な行為について、例えば不当廉売あるいは優越的地位の濫用についてガイドラインをというお話でございましたけれども、例えばその不当廉売について言えば、どこまでだったら法に反しているのか反していないのか。つまり、その基準というものをどのように考えていらっしゃるのか、具体的にあったら教えていただきたいというふうに思います。 それで、渡邉参考人には、私は独禁法に余り詳しくないん……
○風間昶君 公明党の風間でございます。 先ほど鈴木委員の質問の中に、どんどんどんどん手を挙げてきたらどういうふうになるんですかという質問に対して数井部長は、厳しくというか計画をきちっと精査させてもらうというお話をされていましたが、私はそれを聞いていて、おいおい、ちょい待てよと、いい方ばかり考えていらっしゃるけれども、むしろこの中小商業活力向上事業で二十年度の補助事案は百二十二件あって、予算は消化率はたった四割しか使われていないわけですよ、四〇%しか。そういうことを反省しているのかというふうに私はまず言いたいわけです。 そして、なおかつ今回の法案について、補助率を二分の一から三分の二に引き上……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、三条にクラスター弾の製造禁止がありますが、現在、クラスター弾は製造されていないというふうに承知していますけれども、製造に当たった企業については、この製造禁止をされたことによって、ほかに、じゃ何がその会社ができるのかということがあると思うんですけれども、経営的な、造っていた会社に対しての影響をどのように今考えて、そしてどういうふうに把握しているのか、教えてください。
【次の発言】 分かりました。
最近では、中小企業を中心に、防衛産業というか防衛部門からの撤退が始まって、恐らく考えられることは、今度、大きな企業の方も撤退が予測されるわけでありますけれども、こ……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、去年の十一月、石破大臣がごあいさつをされたときに、昭和六十一年から当選してずうっと農水をやってきたと、政務次官からいろいろおっしゃっていました。その中で、八項目にわたって大臣は一応考えの一端を述べられたんです。余り覚えてないかもしれません、もう三か月もたっているから。 それで、大臣になられて、これからいつまで大臣をやれるかとなると、早く選挙になれば、あと三か月くらいで選挙になっちゃうから、長くてもあと半年の間に何をやるのかと、大臣の間に。WTOの交渉もあり、いろいろな国内のこの今回の酪農の問題もありで、通告していませんけれども、これだけは残していきたいと……
○風間昶君 公明党の風間です。 MA米の話が出ましたので、事故米の話をちょっと聞きたいと思いますけれども、農水省のホームページ、当時は注目情報の第一項目でトップに上がっていたのが、今、一月の十三日以降更新されていなくて、注目情報からも外れて、現在どうなっているのか、その取組が非常に分かりづらいという感を致します。もしかしたら、もう終わったのか終わらせたのか、あるいは忘れたいのか、ホームページを作っている人が、国民に対して風化させたいのかという気持ちが表れているのかなというふうにやゆもできるかなというふうに思いますが。 どっちにしても、これから米のトレーサビリティー法やあるいは主要食糧法の審……
○風間昶君 公明党の風間です。よろしくお願いします。
ずっと意見を聞いておりまして、まず役所の方に確認をさせていただきたいというふうに思いますけれども、組合は特定の政党のために利用してはならないという、今回その法文上入れることになっておりますけれども、入っていない所管官庁の農水省としては、じゃ特定政党のために利用してはいけないということについて今までどのような指導というとおかしいですけれども、どういうような形で、スタンスで臨んできたのか、まず教えてください。分かりやすく、難しい言葉は要りませんから。
【次の発言】 ということは、今まで法案に明記されていないがために何か問題が起こったとか、ある……
○風間昶君 公明党の風間です。
中学生の方々が聞いていらっしゃるので、通告していませんけれども、今日そして昨日、この二日間で御飯を何ぜん食べたか、大臣、副大臣、政務官にそれぞれお伺いしたいというふうに思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
まさにお米を含めた日本の食料自給率、このつかさどっている農水省の政府高官がどれだけ食べているかということがまた大きな関心、国民の皆さんにとって関心、笛だけ吹いて踊れと言う人もいますから、そういう意味では是非お米を取っていただきたいというふうに思います。
そこで、去年の九月に事故米の事例が起こって、もうこれで相当な日数がたって、そのための再発防……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、大臣、三月十二日の所信の中で水田フル活用への転換元年と、総理もおっしゃっていましたけれども、決意を示して、ただ現実的には米の消費は減少していって、生産者の方も高齢化が進んでいるという中で需要を図っていかなければならないということでありますから、もう一つの視点は、やはり消費者の方々への需要喚起をどうやってするのかということが物すごい大事で、これ今ちょっと思い付いたんですけれども、付けているバッジですね、これ全部小学生に配る、当たりくじ付きで。当たれば二キロか三キロ何かやるといったことも、冗談は抜きにして考えてもいいのかなというふうに思います。 そこで、済み……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、今回の法改正の目的は、いずれにしても、農地を所有から利用に転じて耕作放棄地を解消するということで、非常に重要なんだと思うんですが、問題は、埼玉県の面積にも匹敵するような耕作放棄地が三十九万ヘクタールもあって、いろんなこの原因が考えられるんだけれども、まず、この耕作放棄地になってしまった原因を時系列あるいは体系的にきちっと把握しているのかどうかということが問題だと思うんですが、このことについて、発生原因を、小さく分ける、大きく分ける、あると思うんですけれども、まず伺いたいと、どのように発生しているのかということについて伺いたいと思いますが。
○風間昶君 公明党の風間です。 清水参考人に、先ほどのお話の中で、株式会社に対する無制限な規制緩和というのはやるべきでないというトーンのお話だったと思いますが、じゃ具体的な規制はどうしていくべき、あるいはいった方がいいというふうにお考えなのか、お伺いしたいというふうに思います。 それからもう一つは、環境の観点から、耕作放棄地を、例えば農振法、農業振興地域整備法とか、あるいは自然公園法とか、あるいは環境基本法の観点から自然公園にするといったような考え方も生まれようというふうなお話、自然公園という言葉はなかったですけれども、そういうことも考えられると思うんですが、もうちょっと具体的に御意見をい……
○風間昶君 公明党の風間です。 今ほどの農業委員会の役割について、この間の参考人質疑でも、農業会議所の方々からの要望も、また役割も増えていくことを、お話を伺ったわけでありますけれども、具体的に、新しいこの法律の三条三項で、農業委員会が許可をする判断をするのは、そこにある農地だけじゃなくて、その周辺の農地の状況も見て判断をしていかなきゃならないというふうに思うので、具体的にその判断基準を一定程度示す必要があるんじゃないかというふうに思います。 前回の参考人質疑で、企業体の社長さんですけれども、農業委員にもピンからキリあって、よく分かっていらっしゃらない方もいるというふうな御意見もあったわけで……
○風間昶君 公明党の風間です。 まず最初に、太平洋小型かじき等流網連絡協議会というのがあって、小型のカジキマグロを漁をされている方々で要望がありましたことで、北海道の襟裳岬の周辺海域で漁をされているわけですけれども、禁止区域が実は期間限定であるんです。こういうもの御存じだと思いますけれども、襟裳岬から太平洋側のこれは気仙沼ぐらいまで行っているところですけれども、あるんですが。 実際に、七月から九月末までの禁止期間があって、彼らが言うには、以前は十月の解禁以降にマグロが来ていたんだけれども、最近はもっと早く、禁止期間にマグロが来ていると。したがって、解禁される十月にはもうマグロがいなくなると……
○風間昶君 公明党の風間です。 まず、大臣は所信で、昨年発生した事故米穀について、一連の問題は消費者の食に対する信頼性を著しく損ないましたというふうにおっしゃいました。そこで、それ以上どうするともこうするとも言っていないんですけれども、信頼を失ったということは認識されているんだと思うんですけれども。じゃ、信頼回復されたという認識なのか、信頼回復がされていないとするならば、どういう総括をしてこれからはどう取り組むのか。 御存じのように、前政権下では、省改革を来年の春までに行うというふうに決めているはずですし、それとの整合性はどうなのか。続けていく所存があるのかどうかということを認識、認識とい……
○風間昶君 公明党の風間でございます。 先ほど仙谷大臣が、この国会に行政監視が必要だという御発言を加藤委員の質問に対して御答弁されておりまして、まさに国権の最高機関である国会が国民に代わって政府及び官の活動を監視するのが本来の行政監視であるというふうに思いますが、そこで、先ほど加藤さんは、お一人お一人の倫理の問題もさることながら、システム上の問題を言及されましたので、私はむしろ逆に倫理の問題をきちっと確認をしておきたいというふうに思います。 この委員会では広く公務員に関する問題を扱いますけれども、私は、結論的には、国家公務員の制度でまず憲法にうたわれている主権在民というのを徹底すべきだとい……
○風間昶君 公明党の風間でございます。 中井国家公安委員長、大変お忙しいところ、わざわざ委員会においでいただきまして、ありがとうございます。 最初に、大臣の方にもお伺いしたいと思っておりますが、いずれにしましても、異状死体の死因究明に関して、大臣も所信表明できちっと究明に全力を尽くすという御発言をされておりまして、現状では、警察で取り扱っている遺体の解剖率は、十六万六千余体にもかかわらず、たった一〇%なんです。残りの十四万数千の遺体は、言わば外見と触診の外表検査だけなんですね。言われているのは、この外表検査だけでは死因の言わば診断率というのはほぼ半分近く誤診の可能性が高いということが現実に……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、三日前の委員会でもまだ十分理解をすることがちょっとできない部分があったものですから、改めて足立政務官においでになっていただきまして確認をさせていただきたいと思いますけれども。 御存じのように、二十一年の警察の死体取扱いでは、十四万四千三百十六体が非犯罪死体として、そのうち行政解剖されたのはまさに一〇%弱の九千六百十五体で、したがって、単純計算でいうと、残りのこの十三万四千七百一体はまさに外表検査で、触診、視診で死因が特定されているわけであります。 三日前、足立政務官は、私はこの外表検査で十四万数千体の遺体がどういうふうに人口動態に反映されているのかとい……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、今ほど松岡先生、また丸山先生の質問と同じことになったので繰り返しませんが、いずれにしても裁判官一人当たりの事件担当数は二百七十件ということで、極めて、最高裁の局長さんも繁忙状態という御発言がありましたけれども、まともな判決を下すのであれば、せいぜい一人三十件が限界だろうという指摘もあるやに聞いています。このことについて、最高裁としてどういう所感を持っているのか伺いたいと思います。
【次の発言】 私はそういうことを聞いているんじゃない。そういう指摘に対してどういうふうに思っているのかということを伺っているんです。
○風間昶君 公明党の風間です。 午前中の質疑、また今ほどの森さんの質疑をお伺いしまして、相当、済みません、私の質問がラップするものですから、ただ、私は松野先生とか森さんと違ってちょっと専門的でないので、むしろ分かりやすくちょっと説明をお願いしたいなというふうに、御答弁はそうしていただきたいと思います。 この公訴時効の見直しにつきましては、公明党はもう度々見直しの必要性をずっと指摘してきました。問題は、十六年に改正して時効を延長した、そのときに恐らく廃止の議論は全く出なかったんではないかというふうに思うんですけれども、何で今この時期に再改正、改正が必要と判断したのか。これはなかなか、いろんな……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、今日は四参考人、ありがとうございます。 先般の委員会でも政府側にお伺いした件で御意見いただきたいと思いますけれども、強制わいせつ致死、強姦致死については、強盗殺人や強盗致死に比べて比較的法定刑軽いわけで、そういう意味で、公訴時効の廃止の対象にならないのは極めておかしいというか、納得できないという女性の方々の御意見が非常に多いことを承知しております。 そのことを伺いましたら、千葉法務大臣は、総合的検討課題の中で議論していく課題だというふうに、すっと答弁をされたわけでありますけれども、是非この部分について、廃止に反対の御意見を持っている方もおいでですけれど……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。 まず、前回にも質疑をさせていただきました刑の時効についてでありますが、先般の参考人質疑の中で、それぞれ参考人の方々は、お一人は、公訴時効と刑の時効の見直し、この二つは整合性を保つべきだという御意見がありました。また、もう一方、刑の時効と公訴時効は全く話が違うことなので別々の議論で進めていただくのがいいという意見もありました。細井参考人はこのようにおっしゃっています。刑の時効の問題はほとんど、罰金刑とかそういうものはしょっちゅうそれはあり得ると思うんですけれども、そうでない事件というのはほとんど今実際問題考えられないんですねと。適用になった例はほとんどな……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども、何点か、同じ議論になるかもしれませんけど、確認をしたいと思います。 平成十四年のこの国際受刑者移送法に関する法案の審議に附帯決議が付けられておりまして、第一項目に、「外国で服役している受刑者のための国際受刑者移送制度が、受刑者の改善更生及び円滑な社会復帰の促進に資することにかんがみ、アジア諸国等に本制度の導入を働き掛けるとともに、諸外国の刑事法制の調査、法整備支援の拡充に努める」という決議がなされておりますけれども、その一環として、本来ならCE条約で進めていく話であったけど、タイ自身がCE条約に加盟していないことから二国間のものになったと思いますけれども……
○風間昶君 公明党の風間ですけれども。
この法案は、先ほど来話題になっております国際裁判管轄についての規定を決められておりますが、民事訴訟法と民事保全法をどうして一緒にして改正になったのか、つまり何で単行法としてやらなかったのか。デメリットがあるからなんでしょうけれども、それを教えていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 ということは、デメリットはないということですか。
【次の発言】 分かりました。
諸外国の管轄合意条約の批准状況を見ると、二か国が加入すれば発効しますけれども、現在のところメキシコ一か国だけしか加入してない、将来的にどうなのかなと、批准、発効するめどが立っていない……
○風間昶君 公明党の風間でございます。
岡田大臣、貴重な時間の中おいでいただきましてありがとうございます。
岡田大臣にお伺いしたいと思いますけれども、御承知のように、二〇〇六年の北朝鮮による初めての核実験後で国連の決議一七一八、また二〇〇九年の二回目の実験後での採択された決議一八七四に基づいて実施された制裁が各国ごとによって違うわけでありますけれども、現在までの実績はどのようになっているのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 具体的に、国の、例えば海路とか空路とかを含めて、どのジャンルをどうやっているとかということは把握されていらっしゃらないんですか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。