このページでは佐藤正久参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官の佐藤正久です。 まずは、総理、御就任おめでとうございます。ただ、過去の反省なしに前進はありません。もし答弁が不明確、不十分であれば、再質問、再々質問を行うことをあらかじめ申し上げておきます。 今、菅総理に対する国民の大いなる懸念と深刻な不安は、北朝鮮と総理との親密過ぎる関係です。平成十年四月、総理が民主党代表に就任した党の結成大会で、あろうことか北朝鮮の朝鮮労働党や朝鮮総連、中国共産党からお祝いメッセージが寄せられ、それを晴れ晴れしく紹介されていました。総理、もちろん覚えていますよね。どういう関係なのでしょうか。我々は強い衝撃を受けました。 さら……
○佐藤正久君 ありがとうございます。自由民主党の参議院議員、佐藤正久です。自後座って質問させていただきます。初めての質問ですので、思いを込めてやらせていただきます。 それじゃ、民主党の法案提出者の皆さんの考え方、そして日本国民を代表する議員としての思いや評価も併せてお伺いしたいと思います。 先週の十一月二十二日に海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」、そして二十三日に補給艦「ときわ」が、テロ特措法の失効に伴い、約四か月ぶりにインド洋から帰国いたしました。政府の命により、日本の国益のために家族と離れ、灼熱のインド洋で海上阻止活動を支え、そして日本国民の生活に死活的な影響を与える重要な海上交通路の安全……
○佐藤正久君 今回の補給支援新法の意義そして国益等について質問をしたいと思います。 現在、約四十か国もの国がアフガニスタンの本土あるいはインド洋におきまして安定化活動を行っております。一部野党議員の方の中には、これは米国の自衛戦争であると言われる方もいらっしゃいますけれども、恐らく世界じゅうにそのような定義をしている国というのはないんじゃないかなと、今の現状を見ると私は考えます。 アフガニスタンは世界の最貧国の一つと言われておりまして、国民の平均年収は二万円にも満たないとかあるいは公務員の給料の遅配は当たり前だ、子供の五人に一人は五歳まで生きれないとか、一方、世界のあへんの九〇%がアフガニ……
○佐藤正久君 自民党の参議院議員佐藤正久でございます。今日は、午前中と午後二回に分けて質問に立たせていただきます。 まず、補給支援新法の質問に入る前に、防衛省の各不祥事に対する対応につきまして防衛省の方にお伺いしたいと思います。 実は、先週、私のところにいろいろな意見が寄せられました。あるいは、直接意見を聞くという機会もありました。余り良いことではないんですが、各種の防衛省の不祥事により現場の士気が落ちている、あるいは萎縮しているというような感じもやや受けます。代表的な意見のものとしては、守屋前次官の収賄容疑や過剰接待受け、山田洋行の過剰請求やそのチェック漏れ等は東京の防衛省中央の上層部の……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 当初の、いわゆる国際協力活動の一般法からお伺いしようと思ったんですが、官房長官おられませんので順番を入れ替えまして、防衛装備品の取得改革の検討に関連する質問をさせていただきます。 現在、官邸あるいは防衛省で装備品の取得改革に関する検討が行われているというふうに承知しております。旧軍当時は軍事工廠が存在して、研究開発、試作、生産、修理まで国が一元管理しておりました。現在は、防衛省には一部技術研究部門はありますが、研究から生産、修理までの多くを国内外の民間企業に依存しているという現状だと思います。 国の安全保障を考えた場合、主体性、あるいは国土気象へ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、いわゆる国際協力活動の一般法についてお伺いいたします。 インド洋からの海上自衛隊の撤収は、国内事情によって国際社会との共同活動から離脱せざるを得ないという特別措置法の限界が露呈されたと私は思っています。我が国が主体的にかつ継続的に国際社会の安定と繁栄に寄与するためにそういう国際協力活動を行うためには、一般法というものの真剣かつ慎重な議論、制定が必要と私は思います。 この委員会でも一部議論がありました。また、衆議院の委員会の方でも、一般法にかかわる議論あるいは制定の必要性も野党の方からも指摘がございました。また、今般、民主党の方から参議院の……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 本日、民主党の議員の方から対案というものの趣旨説明がありました。政府提案の新テロ特措法を審議する上でも論点がより明確になるので非常に良いことかなというふうに思っております。 一番最初に、安保理決議に関する認識あるいは見解を外務省の方にお伺いしたいと思います。安保理決議一六五九においては、アフガン・コンパクトを是認して、その完全な実施を各国に求める決議であって、日本政府もこれまでその決議に基づきまして、人道復興あるいは治安改革の分野で支援を行ってきたというふうに認識しています。民主党案の方もこの点をとらえて、一六五九に基づいて治安分野の改革の支援とか人道……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 当委員会での質疑も約四十時間を超え、衆議院の委員会と比べてももう十分な時間を費やしたという感じは私は持っております。私の質問も本日で七回目ということになります。もう委員会としての意思もそろそろ示してもいいんではないかなと個人的には思っておりますし、また政府の法案の中身につきましても論点というものがかなり明らかになって、議論もかなり深化しているというふうに思っております。 そこで、本日は法案の中身というよりも、法の実行性という、法を実行する際の手続という観点について何点か質問させていただきます。 政府提案の法案によりますと、公布の日から法を施行する……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日でこの委員会の質問、八回目になります。ただ、今日は初めて民主党側から出されましたいわゆるテロ根絶法というものについて質問させていただきたいと思います。 法案提出まで党内で多くの議論があったということを仄聞しておりますし、先日の委員会での法案提出が十二月の後半になったということの理由の答弁からもいろいろあったんだろうなということが推察されるんだと思います。ただ、この委員会で、ある民主党の委員からは補給活動に反対するのが民主党の対案だという発言があって、当時の町村官房長官があっけに取られたような表情をされたというのが今でも私の記憶に非常に残っている……
○佐藤正久君 自由民主党の参議院議員、佐藤正久でございます。 午前中の同僚の佐藤議員に続きまして質問させていただきます。今日は佐藤コンビでやらせてもらいます。よろしくお願いします。 まず、泉大臣、御着任おめでとうございます。大臣の考え方は、この所信表明、そして今までの委員からの質問の中でいろいろと伺わせていただきました。非常に専門家らしく、いろんなところで国民の安心、安全の面でいろんな気配りがされているなという感じがしております。 私も、この一月までは自衛官として、現場の方で被災した国民の救出とか救助というものの方に携わっている者として、現場の視点から国の方に、こういう部分はどうなってい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、日米関連、防衛省改革、そして一般法についてお伺いしたいと思います。 最近、また残念なことがありました。それは、在日米軍駐留経費負担特別協定、いわゆる思いやり予算の日切れによる空白です。外務大臣は所信の中で、日米同盟を始め国際社会とのかかわりの重要性を述べられておられますが、残念ながら、日米同盟を始め国際社会からの日本の信頼という点では、思いやり予算の空白期間の生起というのは望ましくないと思います。民主党の方々がこの思いやり予算に反対したのも初めてで、空白の生起も思いやり予算の制度が一九七八年に取られてから初めてだとの報道もありました。 こ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、議題となっております在日米軍駐留経費負担に係る新たな特別協定について賛成の立場から討論を行うものであります。 我が国周辺の安全保障環境に目を向けた場合、潜在的なものから顕在化したものまで、多様で不透明かつ不確定な要素が内在していることは明らかであります。このような状況下において、自衛隊による適切な防衛力と日米両国の緊密な連携に基づいた安全保障環境構築が、我が国そしてこの地域における安定的かつ繁栄した情勢を維持するための基礎であると改めて確信するものであります。 在日米軍の駐留は、日米安保体制の中核……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 議題の三条約関連の質問の前に、ミャンマーのサイクロン災害について質問をさせていただきます。 まず最初に、サイクロンや台風などの情報あるいは警報の伝達について質問をいたします。 最近、地球温暖化の影響のせいか、台風とか低気圧、サイクロンなどの被害が以前にも増してやっぱり増えている、短時間に多くの雨あるいは強い風が被害をもたらすという傾向にあると思います。 アジア、アフリカの発展途上国におきましては、まだまだ脆弱な建物、あるいは治水対策の遅れ、デルタ地帯などの立地条件等の要因からやっぱり大きな被害が出やすいと。今回もあのエーヤワディー管区のようにや……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 当委員会では初めての質問になります。どうぞよろしくお願いします。時間が三十分ということですので、答弁の方はできるだけ簡潔にお願いいたします。 最初に、在外邦人の安全対策について質問をいたします。 今回、この行政評価、総務省の方がされたんですけれども、中身を見て若干がっかりしました。安全という観点ではすべてのことを網羅して対応をしなければ在外邦人の安全というのは担保できないと、それが危機管理の基本だと思います。 そこで、まず安全対策の中で鳥インフルエンザ対策というものについてお伺いします。 なぜ、この在外邦人の安全対策の中で鳥インフルエンザ対策……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久でございます。 まず最初に、今回の地震あるいは豪雨によりまして不幸にしてお亡くなりになられた方の御冥福、そして被害に遭われた方々に対するお見舞いを心から申し上げたいと思います。 そして、林大臣、御着任おめでとうございます。防災という観点では、備えあれば憂いなしという言葉が非常に大事だと言われます。やっぱり備えを行うためには継続性が大事ですので、次の委員会でも御答弁をしていただくこと、心よりお願いいたします。 今日は、六月十四日に発生しました岩手・宮城内陸地震、これに絞って御質問をさせていただきます。 実は、私も同じ東北の福島の出身でありまして、どちらか……
○佐藤正久君 自由民主党、佐藤正久でございます。今日は、私と佐藤信秋先生とダブル佐藤でやらしていただきます。よろしくお願いします。 私は、約一年ちょっと前までは自衛官として、どちらかというと防災とか応急災害対処の現場の方にいた者でございますが、そのときやっぱり感じたことは、防災、こういうものについては縦割り行政では非常にやりづらいなと。そういう意味で、内閣府に防災担当大臣がおられるって非常にやっぱり大事だなというように思っておりまして、今後とも防災担当大臣のリーダーシップに期待し、またそれを応援する者の一人であります。そういう観点から、今日、何点か質問をさせていただきます。 一番最初は社会……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。内閣委員会では初めての質問になります。よろしくお願いします。 まず最初に、本法案を提出していただいた議員の先生の方々に御礼申し上げます。 この法案というのは、与党だけではなくて、民主党の議員の方々の賛同を得て提出いただいたと。これは、いろんな意味で日本の活力創造へ向けての新たな挑戦でもありますし、また、ねじれと言われる国会の中で、安全保障という分野も踏まえた上での与野党の一致した先生方の議員立法ということは恐らく初めての今回のケースだと思います。大変意義があることだと思います。 また、私事ですが、私の自宅のはす向かいは、実は宇宙飛行士の若田光一さん……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。予算委員会においては初めての質問になります。よろしくお願いします。 福田総理には、四年前のイラク派遣時におきまして大所高所から御指導を賜りました。日本政府、東京と現場サマワが連携を密にして同じ方向を向いて頑張ったというおかげもあって、サマワの住民から歓迎をされ、そして評価をされて、全員が無事に任務を完遂して日本に帰ってくることができました。中央と現場が連携をすればすごい力が発揮するものだなということを現場で体感したことを実感しております。 その意味で、当時、日本政府のまとめ役として官房長官として御尽力をされた福田総理にこの場を借りて改めて御礼申し上げ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。本日は、元自衛官、そして新人議員としての視点から幾つか質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 麻生総理は、政治家としてだけではなく経営者として多くの現場を見てこられたと思います。恐らく、この委員会の参加者の中で、イラク戦争後、バグダッドを訪れ、現場を見て派遣隊員を激励していただいたのは、私のほかには恐らく麻生総理だけだと思います。政治が実行を命じている以上、現場を確認することは当然で、実態が分からなければ政策の変更もできない。上がってくるペーパーを見たり、人からの意見を、説明を受けただけでは物事の本質が分からない。前頭葉で考えるのだけではなく……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、中村参考人そして力石参考人、本当に御多用の中御出席ありがとうございました。 お二人の話を聞いて、やっぱり本当に現場の方々はそれぞれの分野で一生懸命頑張っておられるということを、肌でというわけにはいきませんけれども、私の経験なりにイメージをオーバーラップさせていただいたというところでございます。 ペシャワール会の方はやっぱりどちらかというと地方の、まあ田舎の方での支援というものを中心にされて、JICAの方はどちらかというと主要な大きな都市、カブールとかジャララバード、あるいはマザリシャリフ、あるいはカンダハルというようなところでの支援という……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今防衛大臣からいろいろと田母神前航空幕僚長の事案について御答弁がありましたけれども、恐らく今、このような事案が二度と起こらないように再発防止に向けての事実解明等をなされているというふうに認識しております。そのため、本日は多くの点は確認いたしませんが、二点だけ簡潔にお答えをいただければと思います。 三十一日に、十月の三十一日の夜だと思いますけれども、田母神航空幕僚長が任を解かれて、今日でもうすぐ一週間ほど経過いたします。航空自衛隊のトップである航空幕僚長の職が、職務代行という形になっていると思いますけれども、いつまでも空席というのは私は問題だと思いま……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 給与法改正等の質疑の前に、日本のアフガニスタン支援に関しまして外務大臣に質問をさせていただきます。 我が国は、海上自衛隊の補給支援と併せてアフガニスタンへの人道復興支援を積極的に実施してまいりました。我が国の支援につきましては本委員会におきましても度々取り上げられて、大臣からも、これまでDDRあるいはDIAG支援、教育、医療など十四・五億ドルに及ぶ支援を実施してきたんだという旨の説明もありました。 先般、補給支援特措法が成立しましたが、今後は、アフガニスタンを安定した国にしていくために、日本のアフガニスタンの支援の車の両輪のもう一方の人道復興支援……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、防衛省の方にお伺いしたいと思います。最初は中国の軍備の増強、近代化についてお伺いいたします。 防衛大臣、本当、連休間、中国の方へ訪問されて多大な成果を上げていただきありがとうございます。その中でも、恐らく軍備の近代化とかいう話も出たと思います。二十一年連続の国防費の前年度比二けたの伸び、あるいは原子力潜水艦やH6中距離爆撃機の整備とか運用、第四・五世代の戦闘機の数の増加、そういう動きの中で、今回、会談の中でもありました、中国が将来空母を建設するという情報があります。その中国の空母建設というのは、我が国のシーレーンの安全確保とかあるいは尖……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 最初に、在沖海兵隊のグアム移転関連から御質問したいと思います。 今回のグアム移転は大きな在日米軍再編の一環で、一つとして行われると。その目的は、先ほど出ていますように沖縄の負担軽減というもののほかに、やはり抑止、対処という部分があろうかと思います。その抑止、対処には、米軍による部分とやはり我が国独自の努力の部分と両方あると思います。なかなか議論されていないのは責任分担で、沖縄から米軍がいなくなる部分をどうやって、我が国としてもその部分を責任をしっかり分担しながら安全を確保していくんだという部分もしっかり議論されなきゃいけないというふうに思っています。そ……
○佐藤正久君 私は、防衛省設置法等の一部改正する法案に絞って質問をいたします。 私の質問通告は北村防衛副大臣以下ですので、防衛大臣におかれましては席を外されても結構でございます。 時間の関係もありますので簡潔にお答えをいただければと思います。 資料の方をお配りしておりますけれども、まず、資料一を御覧いただきたいと思います。 この資料一の左側の方に防衛参事官という、中をくくっているものがありますけれども、今の防衛参事官制度というのは、元々は基本的方針の策定について大臣を補佐するということを目的につくられ、その参事官という方々は固定した分掌にとらわれずに機動的に大臣を補佐するということを期……
○佐藤正久君 海賊対処法の審議に入る前に、北朝鮮の核実験に関する件で幾つか質問をさせていただきたいと思います。 今回の核実験を受けまして、今国連の安保理の方では決議を採択するためにいろいろな動きがありますけれども、国連の動きとは別に、関係する国においてもそれぞれ独自の今制裁を検討しているというあるいは動きが伝わってきております。 例えば、アメリカにおきましても、北朝鮮をテロ支援国家にもう一度そのリストに載せようかという検討の動きが始まったり、また財務省の方も追加の金融制裁を考え始めたという報道もございます。また、韓国におきましてはPSIへの正式参加を決めたと、いろんな動きをやっております。……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、北朝鮮関連について御質問をさせていただきます。 まず最初に、情勢認識、評価について外務大臣にお伺いしたいと思います。 韓国政府は北朝鮮の一連の動きに合わせまして、警戒レベルを五段階のうち三から二、上から二番目に引き上げたという報道がございます。やはり、国の平和と独立、あるいは国民の安全というものを守らなきゃいけない政府としては、一番大事なのはどういう情勢認識、評価をするかということがすべての出発点だと思います。 今回の北朝鮮の一連のミサイル発射、あるいは五月二十五日の核実験、六か国協議からの離脱表明、核燃料棒の再処理の開始、あるいは……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 最初に、クラスター弾関連の条約について質問をさせていただきます。 クラスター弾の今回の条約につきましては、人道上の配慮と、それと安全保障の観点と、二つの観点からのいろいろな議論がなされた結果として今回の条約の署名、締結ということになったと考えています。今日は、そういう意味で、いかに代替手段を持ちながら人道的な配慮でやっていくかという辺りを議論をしていきたいなと、特に代替兵器という部分について議論をしていきたいと思います。 まず最初に、日本の周辺諸国、とりわけ東アジアで今回のオスロ・プロセスに参加している国はあるのかないのか、これについてまず最初に……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、北朝鮮関連について御質問をさせていただきます。 五月二十五日の北朝鮮の核実験を受けまして、国連安保理の方ではその決議案が日韓と常任理事国の七か国の間で最終合意ができたという報道がございます。 ついては、早期の採択が望まれると思いますけれども、大事なことは制裁を実行すること、採択後、その制裁内容を早期に実行に移すということが非常に大事だと思います。とりわけ、日本の場合は北朝鮮の脅威をやっぱり受けやすいという観点から、早くこの制裁内容を、決議を採択された後、実行に移していただきたいと私は思います。 外務大臣の決意をお伺いしたいと思います……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。小池委員の質問を少し深掘りさせていただきます。 まず最初に、北朝鮮に対する経済制裁について総理にお伺いいたします。 日本のリーダーシップの下、安保理決議が採択されました。しかし、安保理決議は一つの手段でしかないと思います。今後は、決議内容を努めて早く、しかも多くの国がその制裁を実行に移すということが、北朝鮮に対する金と物の流れを止めることにつながると思います。 北朝鮮が核弾頭ミサイルを持つということは絶対に阻止しないといけないと思います。これは日本自身の問題であり、覚悟が問われているというふうに思います。北朝鮮から直接脅威を受ける日本と韓国が本気に……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 四条約については賛成の立場であります。条約に入る前に、北朝鮮、ミャンマー関連、あるいはイラク関連について質問した後、条約の方に移らせていただきます。 最近、報道ベースですけれども、北朝鮮とミャンマー関係の報道が多くなされていると。一つには、北朝鮮船籍の貨物船カンナム号が安保理決議一八七四号に抵触するような禁輸物資を運んでいるんではないかと、その行き先がミャンマーではないかといった報道。あるいは北朝鮮の技術者がミャンマーに入り多くのトンネルを掘っていると、中には軍事施設もあるというふうな報道。六月二十九日に神奈川県警が発表したものによりますと、日本の……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今回の四つの協定については賛成の立場です。その協定に関する質疑に入る前に、北朝鮮のミサイル発射問題と、PKOの国連待機制度についてまずお伺いをしたいと思います。 先ほど、白委員の方からもミサイル発射問題いろいろございました。四日に発射されました七発の中距離弾道ミサイルに対しまして、外務省のホームページ等によりますと、日本を含む近隣国への安全保障上の重大な挑発だと、国連安全保障理事会決議、安保理決議に違反する行為だというふうに声明を出しておられます。これを受けて、やっぱり外交交渉を今本当に加速すべき大事な時期だと、これは日本自身の問題だというふうに私……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。本日は、過疎対策、次いで離島対策について質問をしたいと思います。 まず過疎対策ですけれども、過疎あるいは中山間地域は、豊かな森そして水を守り、伝統文化を継承するなど、美しい国土と環境を未来に継承するかけがえのない地域であり、また、都市部に対して食料とか水、エネルギー、これを供給している地域というふうにも言われております。しかしながら、過疎、中山間地域から都市部への人口流出というものに歯止めが掛からず少子高齢化が進んでいる過疎集落というものは、これまで以上に極めて深刻な状況に直面しているという状況です。私のふるさとの福島県も同様で、五十九市町村のうち約四……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。よろしくお願いいたします。 まずは、自衛隊の海外任務についてお伺いいたします。 先週の土曜日、三月十四日、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」と「さざなみ」が広島県の呉港から海賊対処のためにソマリア沖・アデン湾の方に向け、海上保安官八名とともに出航いたしました。その見送りに際しましては、民主党からも三名の議員の方が参加いただきました。ありがとうございます。この輪が広がることを祈念しております。 また、総理におかれましても、隊員に対しまして力強い激励と家族の方に対するねぎらいの言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。 今、この瞬間も、国の守り、……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私は元自衛官ですので、恐らく山本委員よりも声が大きいかもしれませんけれども、それは御容赦いただきたいと思います。 十一月十日の予算委員会におきまして野党として初めて外交防衛について質問をさせていただきました。結構肩に力が入っていた部分もあったかと思いますけれども、ただ、テレビ放映をされていなかったにもかかわらず、委員会が終わった後、私のブログの方に六万件を超えるアクセスが来たと。結構関心が高いんだなと。ニコニコ動画にもそれが掲載されて非常に人気があるということですので、今日ももう少し力を入れるところと抜くところ、分けながら質問をさせていただきたいと……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
国民の中に不安が広がっている安全保障政策についてお伺いいたします。
昨日、インド洋へ向けて海上自衛隊の艦艇が日本を離れました。横須賀では見送り行事が行われましたけれども、参加された一般の国会議員、自由民主党は四人、与党はゼロ、舞鶴の方では自民党が一名、与党はゼロと、こういう状況でした。これについて福島大臣の見解を求めます。
【次の発言】 福島大臣も一応国務大臣の一人であり……(発言する者あり)そういう意味で私は聞いたわけです。
総理大臣、お伺いします。昨日派遣されるという事実を事前に知っていましたか。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。大臣所信について御質問をさせていただきます。 まず最初に、普天間移設について質問をさせていただきます。 二〇〇五年、岡田代表当時、民主党の沖縄ビジョンには普天間基地の県外あるいは国外移設が明記されて、それが二〇〇八年まで続いていました。ところが、インデックスの二〇〇九になりますと、県外移設の文言が消えて、米軍再編について見直しの方向で進むというふうに変更されて、それが昨年の選挙のマニフェスト、これでも踏襲されました。 ただ、昨年の七月の二十四日、岡田当時の幹事長は、記者会見におきまして、民主党の普天間移設に関する基本的な考えは変わっていないんだと、……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 在日米軍再編についてまずお伺いいたします。 今回の在沖海兵隊の再編というものは、単に普天間基地の移設というものに焦点を当てるだけではなく、やっぱり在沖海兵隊の存在意義とか、あるいは再編後に生起するかもしれない安全保障環境の変化、こういうものにも対応しないといけないと思っています。御存じのように、中国の軍事力の強化あるいは増大というものがある一方で、沖縄から約八千人の司令部要員がグアムの方に行くという今予定にもなっております。それによって南西諸島一帯における日米の抑止力が低下するんではないかというふうなメッセージを与えてしまっては絶対にいけないと思っ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 本日は、在外公館の名称位置・給与改正法案の前に、説明責任と外務省の海外広報用の生け花カレンダーについて議論をさせていただいた後、本来の法案について議論をさせていただきます。 まず最初に、説明責任ということですけれども、最初に在日米軍再編に関する説明責任、これについて議論をしていきたいと思います。とりわけ普天間の移設に関しまして、前提事項、これについて認識を確認したいと思います。 ゼロベースでの移設先の検討、これはよく分かりますけれども、その際、前提事項がやっぱりあるわけで、前提事項を踏まえた上でゼロベースで検討をするというのが普通だと思います。 た……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
日・アイルランド社会保障協定、日・マカオ航空協定に関して質問する前に、幾つか質問してから最後に聞きたいと思います。
まず最初に、核安全保障サミットについてお伺いいたします。
報道によりますと、十二日からアメリカのワシントンDCで開催されます核安全保障サミットにおきまして、日米首脳会談が見送られたと、鳩山総理も、これは米国の判断ですからというふうに言われたとなっておりますけれども、これ、本当に日米首脳会談が今回はセットされないということでしょうか、外務大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 これは報道ベースですけれども、昨日、首相の会見の中で、記者……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
最初に、鳩山首相のツイッターについて質問をいたします。
今配付しています資料、これを御覧いただきたいと思います。これは四月十一日にポーランド大統領の飛行機が墜落した事故というものを受けて、鳩山首相がつぶやかれたものであります。この中身には、外交的内容というものまで含んであります。
総務省の方にまずお伺いいたします。
行政文書とは、行政機関の職員が職務上作成又は取得し、それを組織的に用いるものという理解をしていますが、この理解で間違いありませんか。イエスかノーかでお願いします。
【次の発言】 まさに、こういうものは多分、普通に考えても行政文書だと……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 普天間移設の問題に入る前に、前回に続きまして、自衛隊員の政治的中立性、これについて議論をしたいと思います。 昨年の十二月、ある部隊の記念行事で、国会議員の祝辞の後に国会議員の代理が紹介されたそうです。ところが、一名だけ、野党議員の代理だけが紹介されなかった事実があります。参加中の国会議員がその理由を部隊側に問いただしたところ、上からの指示だと、上からの指示だと答えるばかりだったそうです。これが仮に上からの組織的な指示であれば、これは施行令の八十六条、八十七条の違反の疑いもあると考えますが、官房長、御見解を述べてください。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
条約に関する質問に入ります前に、まず普天間基地移設の問題について質問をさせていただきます。
今週の日曜日、二十五日に沖縄では普天間移設の県内移設等に関する集会が開かれるというふうに聞いております。防衛大臣、この集会については存じておられますか。
【次の発言】 防衛大臣は地元調整担当の大臣の一人であり、また沖縄の防衛局も抱えている。やっぱり関心がなければ絶対いけないはずだと思います。
じゃ、その二十五日の大会の開催の時期、場所、そして名称、これ目的に関係していますので、これを御答弁いただきたいと思います。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、四か国との租税協定、条約の改正議定書について御質問いたします。 今回、租税条約の締結交渉先についてなんですが、中近東あるいはアフリカ、中南米といった国々との租税条約を締結しているその数がやっぱり少ない、我が国は非常に少ないと感じます。ただ、それらの国々というのは、もうこれから経済的な影響力を高めつつある新興国というものも多くあり、我が国のエネルギーあるいは資源獲得の観点からも重要な国があると思っています。 これからそういう国々に対してもこの租税条約の締結、私はもっと積極的に行うべきだというふうに思いますが、外務大臣の御見解をお伺いした……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
今日は、大きな枠組みの話と個別の政策について質問をさせていただきます。
昨年の総選挙におきまして、民主党は国民の生活が第一と主張し、政権交代を成し遂げられました。防衛大臣はこの夏の参議院選挙に立候補予定というふうに伺っておりますけれども、防衛大臣、国民の生活が第一、この考え方に変化はありませんか。
【次の発言】 それでは、国民の安全は何番目ですか。
【次の発言】 これは、なぜこういう質問をしたかといいますと、私は先週の木曜日に民主党の議員とともにあるテレビ番組に出ています。そこで、普天間問題の話題になったときに、テレビを見ていた視聴者からの質問とし……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 条約や協定に入る前に、幾つか外交、防衛に関して質問をしたいと思います。 一番最初に、口蹄疫の災害対策あるいはその汚染の拡大防止に関しまして要望と苦言を最初に言いたいと思います。 もうついに百十例を超えまして、殺処分の対象も牛、豚合わせ、あるいはヤギを合わせまして十一万頭を超えたという状況で、今自衛隊の方も災害派遣という形で出ていると。大事なことは、本当に早く感染の拡大を防止するというのが一番の喫緊の課題で、自衛隊の派遣の更に増派も要請される動きもあるやというふうに聞いていますけれども、やっぱり現場の自衛隊の方が困らない、あるいは農家の方々が間違っ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、防衛大臣、アメリカ訪問、どうもお疲れさまでございました。本当に広い意味で、まさに防衛外務大臣的な今回の活躍ではなかったかなと思います。 ただ、残念なのは、防衛大臣がアメリカに行かれる傍ら、福島大臣が沖縄の方に行って全く逆なことを言われる。もうテレビや報道はほとんどそちらの方が前面に立って、本当に大事な、本当に政府にとって大事な外交の部分が小さくなってしまったと、非常に残念に思います。 しかし、大臣、防衛大臣よく言われるように、やっぱり政治は結果責任です。結果責任です。普天間移設の五月決着、これまで北澤大臣とか首相が言われていたような決……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私も普天間問題を中心として官房長官にお伺いいたします。外務大臣、防衛大臣にはお伺いいたしませんので、ゆったりして構えていただければいいと思います。 官房長官、鳩山政権はうそつきだ、ペテンだ、沖縄差別だ、裏切りと、怒りの声が沖縄県で蔓延しているというような情報を耳にいたします。官房長官、普天間移設の、この普天間基地の辺野古移設の現状、今の現状、昨年の八月の状態と比べて、元に戻った、振出しに戻ったという認識でしょうか。それとも、鳩山首相が言われるように、小さな一歩かもしれないけれども、一歩あるいは半歩前進していると、去年の八月に比べ前進しているという認……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今日は、沖縄が抱える課題について官房長官と議論をしたいと思います。 平成二十年度におきましても、沖縄の抱えている環境あるいは特性に基づきまして、内閣府といたしましても沖縄振興を行い、また内閣官房が主導して作りました防衛計画の大綱に基づいて在沖米軍の再編あるいは沖縄県民に対する負担の軽減というものに予算を執行いたしました。ところが、政権交代以降、普天間基地の移設の迷走によって、万が一それが、移設の要領とか移設先が二〇一四年という期限に間に合わない、あるいはいろんなことが起きてしまったら、せっかく平成二十年度に使った予算というものが無駄になりはしないか……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず最初に、北澤大臣の方に在日米軍の再編関連、この経費についてお伺いいたします。
平成二十年度のいわゆる再編交付金の決算額は、防衛省の資料によりますと約百十五億円となっています。このうち沖縄の名護市にはどのぐらい交付されているか、御答弁願います。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 今の約十四億円というのは、実は十九年度と併せて交付されています。十九年度分と二十年度分、この理由は、名護市については十九年十月時点では対象から外されています。二十年三月末にやっとこれが対象になって、十九年度に続いて二十年度も交付されたというふうに聞いています。これはいか……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 前原大臣との質疑は多分これが初めてだと思いますけれども、本来であれば安全保障関係でがんがんやりたかったんですけれども、今日は国土交通省の所掌関係でいろいろ議論を進めたいと思います。 最初に、風評被害、これについて質問をいたします。 二〇〇五年の四月二十五日、JR西日本の塚口駅と尼崎駅の間で脱線事故が発生して、百七名の方がお亡くなりになりました。前原大臣は京都出身ですので多分この辺は土地カンがあると思いますけれども、この脱線事故、前原大臣は何といつも呼んでおられますか。脱線事故の名前、名称をいつもどういう形で呼んでおられますか。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 前原大臣に質問をしますのは、これで二回目ということになります。前原大臣が国土交通大臣、また非常にいいポストに就かれたなと。特に安全保障の分野が分からないと、この国土交通大臣というのはやっぱり非常に私はいけないと思っています。海上保安庁を統括するだけではなく、いろんな民間の輸送機関も場合によっては統括する、また、この前あった沖ノ鳥島の保全とか、いろんな面が多分あると思います。そういう意味で、今回いろんな議論をさせていただきたいと思います。 ただ、今回の法案、申し訳ないんですけれども、語弊があるかもしれませんが、非常に中途半端な法案だと。恐らく、前原大……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 中井大臣は防災担当大臣あるいは国家公安委員長のほかにも拉致担当大臣もされておられる。この週末は新潟の方に行かれまして横田めぐみさんの拉致現場の方も視察されたと。本当にありがとうございます。 今日は拉致関係ではなくて災害ですので、危機管理という観点でまず最初に質問をさせていただきます。 中井大臣は野党時代から、国会の質問等の場におきまして危機管理、特に官邸における災害時あるいは緊急時における危機管理体制の強化ということを質問されておられます。私も確認させていただきました。ただ、最近週刊誌の記事で平野官房長官から注意を受けたというふうにも漏れ聞いてお……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
本日は、鳩山総理がよく言われるきずなと、よく聞きますけれども、それとは同じような意味かもしれませんけれども、恐らく好きな言葉、信頼というものをテーマにいろいろと質問をさせていただきます。
よく信なくば立たずという言葉があります。鳩山総理、国のリーダーとして国民との信頼関係を構築する上で一番大事なものは何だと思われますか。
【次の発言】 国民との思いを共有することが大事だと言われました。鳩山総理は、就任されてから約半年がもう過ぎようとしていますけれども、この間に来年度予算案も衆議院の方を通過させました。いろいろ頑張っていると思われますけれども、鳩山総……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。防衛政策について質問させていただきます。
福島大臣、三月一日の予算委員会におきまして、自衛隊が合憲か違憲か、これについて社民党の見解を述べられております。覚えておられますか。
【次の発言】 自衛隊は合憲か違憲か、まだ社民党は結論を出していないと言われました。思い出されましたか。
【次の発言】 自衛隊が合憲かどうか、政党としての基本的な考え方を持たなくて、本当に政党政治ができるんですか。今この瞬間も、自衛隊員は陸に海に空に、国内に国外に、防衛大臣の命令の下、体を張って国を守っているんですよ。与党の社民党が自衛隊が合憲、言わなくてどうするんですか。大問題だと私……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
早速ですが、総理、国防においてはあいまいさというのが時として致命傷になります。それが普天間移設、あるいは非核三原則もそうだと思います。総理は、三月九日、日本は、鳩山政権は非核三原則を堅持すると、他方、アメリカの核を含む抑止力、これも日米安保やアジア太平洋において大事だと言われました。その認識は今も変わりはありませんか、イエスかノーかでお答えください。
【次の発言】 では、総理、非核三原則を守ると。例えば、ロシアや中国の艦船が核を持ち込んで日本の領海を通過しないという担保をどうやって取るという覚悟でしょうか。──いや、総理です、総理、総理に聞いているんです……
○佐藤正久君 私は、この問題を考えるときに、やっぱりそれぞれのところで意識改革とやっぱり業務改革、制度改革、この三つの分野をどういうふうに組み合わしていくかが大事だと思っていますが、経済産業省の方が書かれたこのペーパーの一ページを見ても、さっきから何度も出ているように、民生部門がやっぱり増えていると、まあ運輸部門もそうですけれども。そういう部分でどういうふうに意識改革とか業務改革、制度改革をやっていくかと。多分、我々の国会、今やっているのも、これも多分業務に入ると思うんですけれども。 今日いただいた資料を見ても、それぞれの省庁の意識がもうここでも明確に分かると。例えば、環境省のペーパーは裏表……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 まず、各省庁に対して感謝申し上げます。この前、両面コピーの方がいいというような御指摘したんですけれども、今日は全部両面コピーになって、ありがとうございます。 それで、国土交通省と農林水産省のそれぞれの資料の、開けていただきたいんですが、国土交通省は九ページ、それで農林水産省は七ページ、それぞれに、地球温暖化による気候変動への対策というものがそれぞれ載っております。先ほど来出ているように、この対応というのは各省庁横断的にやる必要があると。これは皆さん承知のとおりなんですけれども、やはり今まで話を聞いていても、やっぱり縦割りでかなり進んでいるなと。この対応……
○佐藤正久君 国際交流基金の小倉理事長にお伺いいたします。 説明の中で、平和構築の方に日本の文化、とりわけ、説明があった例ではアニメとかそういうものを、あるいは児童の劇団というものを派遣されたというものがありました。実際、私もイラク・サマワの方で外務省のサマワ事務所の方と一緒に「キャプテン翼」の普及の方に、こちらを手伝った関係もあるんですが、そこで感じたことは、一つは継続性というものと、あとはODAで与える物品との組合せと、この二つの思いがあります。 アニメ「キャプテン翼」とか「おしん」というのは物すごく評判が良かったものであります。こういうものは、できれば継続性を持ってやっていくというの……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 今日は非常に有意義なお話を聞かせていただきました。特に、この環境の調査会の方に入れていただいてから、一般の方々のやっぱり意識の啓蒙活動というのを非常に大事だなと私は思っていまして、実は私も小林参考人からすると環境に余り興味がないおじさんの一人でありました。元々、こういう立場になるまではそんなに興味がなかった男です。 そこで、私も今このメンバーになったことで何かできないかと。今、私が作ったのが、グッズを作りまして、これ、マイばしで、自民党のホームページのサイトBの方にも、議員グッズの方に今載せようと思っております。これはわざと、今、NHKの方で「ちりとて……
○佐藤正久君 猿渡参考人にお伺いいたします。 京都府の場合、隣の府県との連携、CO2削減とか温暖化の関係で何か連携はなされているのかどうか。特に、京都府の場合は滋賀とか大阪と非常に近くて、かなり通勤関係の方も多いというふうに思います。その関係で、府としての取組というのはやはり隣接県と連携しながらやるというのが非常に効果がある場合もあると思いますので、それについて一点お伺いしたい。 二点目は、京都というとやっぱりどうしても非常に観光地ということで、政令指定都市の京都市の場合は観光客をどんどん増やそうという今、動きがあります。観光客が増えれば、当然車、特に花見、秋の紅葉の時期は大渋滞になります……
○佐藤正久君 デア大使閣下、そしてセキュータ公使、葛参事官、どうもありがとうございました。今の貴重な御意見、参考になりました。 私の質問は、というよりもアドバイスをお願いしたいと思っています。日本国民の環境に関する意識を啓蒙するためにはどういうふうなことをしたらいいかという点について、環境にある程度詳しく、そしてまた日本に住まれている見識のあるお三方にそういうアドバイスをいただきたいなと思います。 日本のことわざに、おか目八目と、通訳の方済みません、おか目八目という言葉があるんですけれども、やはり我々、中に入っているとなかなか分からない部分があるので、そういう第三者的な目から見てこういうふ……
○佐藤正久君 今日は、お三方から貴重な御意見を賜りまして、本当に感謝しております。それぞれの三人の参考人に、私が関心がある事項についてそれぞれお伺いいたします。 田中参考人に対しましては、国内広報事業という中で小中学校での教育にも何か支援をされているという説明がございましたけれども、このアントレプレナーシップ教育を今は小中学校でもやっているところも増えてきていると。そういう、非常に決断力とか創造力、企画力をつくるという面でも、あるいは若い人材を育成をするという面でも非常に私もいい教育ではないかなと思っているんですけれども、これについての今後の取組状況あるいは現在の状況についても、かかわってい……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 ちょっと議論に水を差すようなんですけれども、余りにも何かきれい過ぎるような気がします。日本を正しく発信していないような気がします。 例えば、私、イラクから帰ってきてすぐ、一週間後ぐらいにサマワの知り合いとかが外務省の招聘で日本に来ました。彼らが言った言葉は、日本の方が治安が悪いと言いました。日本人が、我々が見ている世界とやっぱり全然違う世界を彼らは言いました。我々が見ているのは日本のマスコミを通じて見た中東の世界であって、彼らが実際日ごろ見ている世界とはまた違う世界を我々は見ているわけで、彼らがなぜ言ったかというと、こんなに交通事故で人が死んでいるのか……
○佐藤正久君 今日は、目加田参考人、そして片山参考人、本当にありがとうございました。 私の質問は、片山参考人のペーパーの方にもありました、これからの質的な向上の分野でNGOもどんどん活躍していくべきだと、特にコンサルティング型とかキャパシティービルディング型の支援というものについてお伺いをしたいと思います。 私はその必要性を非常に強く感じている一人でありまして、私は自衛隊という立場で国際貢献というところで、あるいはゴラン高原とか、あるいはカンボジアとかイラクの方に行かせていただいたんですけれども、そこで感ずることは、欧米のNGOの方々はコンサルティング型のNGOの方がいるんですけれども、日……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 私も現場の人間として、今、福山委員の方から質問があったように、非常に現場でいつも混乱するのは、支援の競争になってしまうんですよね。支援の競争になってしまっていて、それが計画性を持って、さっきの浅野参考人が言われたように、緊急の段階から、あるいは実際、緊急と復旧というのは途中から重なっていって、次、復旧と復興が重なっていって、復興をやりながらまた防災とシームレスで大体いくんですけれども、だれも一貫性がある戦略を持っているわけではなく、その場その場で自分ができるものを取りあえずやっていくというふうな感じが、やっぱりイラクでもそうでしたし、みんなそんな感じがあ……
○佐藤正久君 この紙のまとめ方については、私も川口先生に同意したいと思います。 ぱっと見て、これが本当に温暖化対策の現状であって、それがその方向性なのかなというと、ちょっと違うような気がします。であれば、温暖化対策の現状というものを言うんであれば、総論と個別に分けるときに、個別の切り口が、現状評価の切り口が、果たしてこの書いてある国民運動と地域における取組、排出権取引、再生可能エネルギー、森林吸収源対策というだけなのかなという疑問は当然多くの人が持つでしょうし、今までのこの調査会で議論した切り口が本当にこの五つの切り口かなと、現状評価としてね。現状評価の切り口がこれなのかなと。それぞれの、じ……
○佐藤正久君 ガバナンスとか格差という表現があるんですけれども、やっぱりどうしても中東とかアフリカというと、腐敗とか貧困とか格差ってどうしてもあると思うんですよ。 相手国政府のそういう腐敗防止等も含めたガバナンスの改善というのは、言うのは簡単なんですけれども、実はアジアもそうなんですけれども、中国と韓国のコンプライアンスがめちゃくちゃという話もよく聞くんですよ、現場の方で。日本企業が向こうにいい支援をやろうと思っても、もう競争で負けてしまうと。その原因には、日本の場合は非常にコンプライアンスが厳しいと、本社の方から厳しい枠をはめられてしまうと。他方、中国と韓国はもうばんばんばんばん入っていく……
○佐藤正久君 三人の参考人の方、どうも御説明ありがとうございました。 私は影山参考人にだけ質問いたします。二点質問します。 一点目は、クリーンコールテクノロジーというんですか、説明いただきましたけれども、二十ページですね、これについてもう少し教えていただきたいと思います。 さっきの説明の中に、各国ともまだまだ石炭というものにこだわっていたり、あるいは天然ガスというのにこだわっているという実情が説明ありました。そういう意味で、石炭をガス化して複合発電に使うとか、CO2を回収あるいは貯留するというものは、これは結構日本の国際貢献という観点では重要な分野ではないかなというふうに思います。そうい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 本日は、白石先生そして志方先生、どうもありがとうございます。 お二人のお話の中で、やはり安全保障というものを考えるときに、長いスパンで考えないといけない、長期的な趨勢というものを見ないといけないと、まさにそのとおりだなという感じがします。また、志方先生の方からは、軍事という座標軸もやっぱりしっかりと正面から見据えないと間違ってしまう、本質は軍事なんだと。防衛というのは、それは目的であって、また手段とは違うということを言われました。 そういう中において、実は今年、実際は軍事戦略という形の方が多分志方先生にはぴったりするかもしれませんけれども、防衛計……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。