このページでは佐藤正久参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました田中防衛大臣問責決議案に賛成の立場から討論いたします。 本院は、昨年十二月、一川前防衛大臣の問責決議を行いました。二代続けて防衛大臣の問責決議は誠に遺憾、こうした事態を招いた野田総理の任命責任は極めて重い、このことをまず申し上げます。 私が問責決議に賛成する理由は、防衛大臣としての基本的知識の欠如、指揮官としての判断力の欠如、そして政治家としての誠意の欠如の三つであります。 まず第一の理由、防衛大臣としての基本的知識の欠如であります。 田中大臣は、自衛隊が合憲とさ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、防衛大臣に感謝申し上げます。 今年の富士総合火力演習におきまして、多くの来場者を得て成功裏のうちに終了しましたが、その事前訓練で九〇式戦車の砲身破裂事故が発生しました。事故の原因の速やかな究明と再発防止策が講じられ、二十八日の教育演習そして二十九日の一般公開演習に際しましては、九〇式の戦車の射撃も実施されました。これは、御殿場市など地元の方々の御理解をいただいた上での実施であり、富士学校を始め各部隊そして南関東防衛局、富士防衛事務所が地元の皆さんと長年築き上げてきた信頼関係のたまものだと確信いたしております。また今回、陸幕、内局が一丸となり対……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 質疑に入る前に、委員長に再度要望いたします。瀧野官房副長官の参考人招致、これを再度お願いいたします。 今回の閉会中審査の開催に当たりまして、尖閣諸島における事件のやはりいろんな取りまとめ役をやっておられた内閣官房長官、仙谷官房長官の出席をずうっと求めてまいりました。委員長も全く同じであります。にもかかわらず、参加されない。では、一万歩譲って、一万歩譲って、実務者である瀧野官房副長官の参考人出席を要求いたしました。委員長からもその要求があった。にもかかわらず、結果としてまだ十分な回答が得られていない。 昨日、私も夕方、出席要求をいたしました。二時ま……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 海保ヘリの墜落事故についてお伺いいたします。 今回亡くなられた五名の方々の御遺志を無駄にしないためにも、原因の早期究明と再発防止というものを通じて、海保に対する信頼感の再構築ということについて私自身も努力してまいりたいと思います。 そのためには、広報体制の改善といった業務的な改善だけではなく、私は意識改革がやっぱり一番根本にあるんではないかと思います。 海上保安庁というのは、やはりほかの機関では認められていない特別の権限や装備を与えられた実力集団です。よって、大きな事故が起きてしまうと、今回のように人命が失われる、場合によっては民間の方を巻き込……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 両大臣の所信に対する質疑に入る前に、民主党の小沢元幹事長の政治と金に対する両大臣の見解をただしたいと思います。 今回小沢議員は検察審査会から起訴相当の議決をされ、今後起訴されるという運びになる、そして刑事被告人の身になると思われます。国民は、政治と金に関する、特に小沢さんのこの問題、もううんざりなんですよ。しっかりと国会の場において説明をしないと、菅政権に対する国民の信頼、幾らいいことをやってもなかなか信頼されない。また、我々国会に対しても、あれほど国会で説明すると本人が自ら言い、菅総理も代表選のさなか不十分であれば説明してもらうと明言しているわけ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今回の自衛官の給与を約〇・一五%下げる今回の法案に自民党は反対です。その法案審議に入る前に、言論封殺とも取れる防衛事務次官通達について質問をいたします。 明日の予算委員会においても集中審議が本件についてなされる予定ですけれども、自由民主党は、この通達は隊員の行動の結果、自衛隊が憲法違反を行う可能性がある大きな問題と認識し、本日、参議院の自民党内に言論弾圧通達検討プロジェクトチームを立ち上げました。今国会及び通常国会においても、予算委員会、外交防衛委員会、法務委員会等で厳しく取り上げ、撤回を求めていく方針です。 防衛大臣、大臣が予算委員会で調査、報……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
総理にまずお伺いします。
あなたは日本の領土、領海、領空を守る責任を有しています。まず、資料一を見てください。
日本は地政学的に北、西北、そして南西正面があり、それぞれに北方領土、竹島、そして尖閣が位置しています。それらを踏まえて防衛警備の体制を取らないといけません。平成二十年度の防衛省の決算、これについて、この体制を踏まえてどう考えておられるか、所見をお伺いします。
総理に聞いている、総理に。
【次の発言】 総理、現場ではやっぱり増える任務に対して少ない予算の中でいろいろやりくりをしている。もう現場の方は、やっぱりやりくりとか創意工夫、もうど……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず、尖閣事件について質問いたします。 海保第五管区の現職保安官が、自ら尖閣ビデオを投稿したと、処分は覚悟していると述べているようです。組織、特に海保のように実力武装集団であり捜査機関にあっては、情報管理は大事です。ルールを守らなかったら罰則規定に従って処分を受ける、これは当然のことだと思います。 ただ、管理責任を有する閣僚も情報管理には厳正でなければいけないと思います。仙谷官房長官自身の情報保全意識、これはやっぱり不十分と私は思わざるを得ません。 九日の衆議院予算委員会で読売新聞の記者に撮影された尖閣ビデオ一般公開検討資料についてですけれども、仮……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず、民間人への言論封殺とも取れる十一月十日発出の防衛事務次官通達についてお伺いします。
防衛大臣、そもそも事の発端は、入間基地での航友会長の発言により、入間の自衛隊が民主党打倒のために航友会に施設を貸したと誤解されるおそれがあるということが問題ということでよろしいですか。
【次の発言】 誤解を与えかねないということが問題だと。
それでは防衛大臣、問題とされる航友会長のあいさつ、その概要を防衛省は各所に配付しています。私も防衛省からいただきました。これは録音を起こしたものですか。
【次の発言】 それでは防衛省が聞き取りで作ったこのペーパー、航友会……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、今回の災害で犠牲になられた方々あるいは被災された方々に心から哀悼の意とそしてお見舞いを申し上げたいと思います。 また、福島県出身の議員といたしまして、今回の支援で本当に多くの方々、自衛隊を始め本当に多くの方々に御支援をいただいている。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。 今回本当にお忙しい中、大臣、副大臣、政務官の方々、御参加賜りありがとうございます。とりわけ、松本大臣、本当にありがとうございます。 それでは、松本大臣にお伺いいたします。 まずODAですけれども、ODAの必要性、これは非常に分かります。ただし、今……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今回の震災に際しまして、防衛大臣、外務大臣、自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始め、対応に当たっていただいている政府関係の方々に心より御礼申し上げます。特に、防衛大臣におかれましては、部隊を指揮していただき、本当に今一生懸命対応に当たっていただいていると、本当に御礼申し上げます。 今日、ホスト・ネーション・サポートの審議ですけれども、その前に何点か確認をさせていただきたいと思います。 まず一点目は、民間人の言論封殺とも取れる事務次官通達について防衛省に確認いたします。今回新たな通達を出すということですけれども、この新たな通達と現行の通達、その関係につい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず最初に、竹島問題について質問させていただきます。
韓国から今回の震災に関しましていろんな支援をいただいている、それは非常に感謝をしたいと思います。他方、その陰で竹島の実効支配が進められている。特に建設関係のものがどうも進んでいるというふうな認識があります。
外務大臣にお伺いします。
今、竹島で建設が実際進められているものとこれから建設を計画しているもの、これについて簡潔に御答弁願います。
【次の発言】 大臣、私が聞いたのは、現在建設中のものと計画をされているもの、これを区分してお答え願いたいんです。
もう一度お願いします。現在建設が進めら……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
一番最初に、原発災害対処についてお伺いいたします。
防衛大臣、今回の組織の中に原発の統合対策本部というものがございます。そこにも自衛隊員が派遣されております。この派遣されている自衛隊員の任務は何なんでしょうか。
【次の発言】 経産政務官にお伺いします。
統合本部、この設立の法的な根拠は何でしょうか。
【次の発言】 ストレートに答えてください。法的根拠はありますか。
【次の発言】 法的根拠はありますか。明確に答えてください。逃げないでください。
【次の発言】 最初からそう言ってくださいよ。そういう姿勢が国民から不信感を得るんですよ。言えばいいじゃな……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 久々に普天間飛行場の移設問題について質問をさせていただきます。 民主党政権ができまして、今までのやつを最初に振り返ってみたいと思うんですけれども、鳩山政権ができて、迷走に次ぐ迷走の末に、昨年の五月末に日米合意が何とかできたと。ただし、その際も、学べば学ぶにつけ沖縄の海兵隊の抑止力が分かりましたということで、結局、二〇〇六年の日米合意の辺野古沖の方に戻ったということでした。 その五月末の合意の中で、八月末までに専門家の検討で辺野古沖の滑走路の位置、配置、工法について検討を行うと合意をし、その際に、屈辱的な表現もありました。いかなる場合においても八月……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、韓国国会議員の国後島訪問について外務大臣に伺います。
松本大臣、深刻に反省してください。民主党政権になってから、日米関係の揺らぎという中で、周辺国と無用な摩擦を起こしたくない、未来志向という名の下に主権にかかわる事項も全部目をつぶるかのような対応がこれまで続けられております。結果、竹島もあるいは北方領土も、要人訪問とか施設建設の強化とか、事態は全てが悪い方向に向かっている。
外務大臣、竹島あるいは北方領土問題で、外務大臣として胸を張って言えることは何かありますか。
【次の発言】 何にもないんでしょう。結果的に何も言えなかったじゃないですか。そこ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
松本大臣、今日は肘をつかないで質問を聞いていただきたいと思います。
まず、普天間移設、グアム再編についてお伺いします。
まず、防衛大臣、今日の答弁、非常に聞いていて気持ちがいい。政治が責任を取るんだ、安全保障の最終的な判断は国だと、全くそのとおりだと思います。
そこでお伺いします。次の2プラス2では、昨年五月の日米合意どおり、辺野古崎の代替飛行場の位置、配置、工法を日米で合意すると、この考えに変わりはありませんか。
【次の発言】 ありがとうございます。
では、防衛大臣、それは、その位置、配置、工法の政府案は、日本政府の案はもう既に決定したでしょう……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 今日は、領土問題に関する質疑を行いたいと思います。現場の外交官や外務省の職員の方々は、領土問題で本当に頑張っておられる方も多いと思います。今日は、松本大臣の更なるリーダーシップを発揮してもらいたいと、そういう思いから質問をさせていただきます。 最初に、日本青年会議所が先月、高校生約四百名に対しまして、千島、北方四島、それと竹島、あるいは尖閣、与那国付近の三枚の地図を渡して国境をかいてもらう調査を行いました。国境問題の主管大臣である外務大臣、もう職員から報告が上がっていると思いますけれども、この調査結果でこの三か所において全問正解をした高校生、約何%だっ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
まず最初に、原子力総合防災訓練関連について質問をさせていただきます。
二十一年度は東海第二発電所、二十二年度は浜岡原発で実施されています。当然、外務大臣、外務省も参加されています。その中で海外への情報発信訓練も行われています。ただ、形だけになっていないかという思いも私は持っております。
今回の福島第一原発の事故対応というものも含めて、防災訓練、反省やあるいは教訓ございますか。
【次の発言】 今回の事故対応を受けて、やっぱり誤りとか反省点は率直に認めて、今年の防災訓練、これにも反映していただきたいと思います。
実際、今回大きく取り上げられましたの……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 今回の災害におきましてお亡くなりになられた方々、被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 今日は、原子力災害、特に被災者支援についてお伺いいたします。 福島県の方では今五重苦と言われています。地震、津波、原発、風評被害、そして情報の不足と。実際、原発災害はまだ進行中ということで、首相や官房長官が復旧復興の段階に入ったから防災服を脱ぐというような段階には至っていないということをまず御理解願いたいというふうに思います。 そして、今、午前中も福島県の首長さんと話していたんですけれども、かなり混乱があります。特に原子力災害の被……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
大臣、発災後もう四十日近くになりました。ただし今、復旧復興のさなかという反面、まだ福島においては原発災害が続いているという状況でありますので、今日の質疑を通じて、やっぱり政治家としてこれは取り入れるべきだと思うことはどんどん取り入れていただきたいと思います。
まず最初に、資料一を御覧ください。
ここに震災の政府が作っております対策の組織図がございますけれども、松本大臣、まずこの組織図を見て御感想をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 中には複雑だとありましたけれども、これについてはまた別途議論したいと思うんですけれども、非常に中央政府の方にはい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
時間が限られておりますので、指名された方が簡潔に答弁をよろしくお願いしたいと思います。
まず最初に、今回の法律と原子力災害対処の関係について伺います。
今回、目的にありますように、今回の法律は、東日本大震災によって影響を受けた施設等の応急復旧とか、あるいは被災者の迅速な支援というものを主体としております。
松本大臣に認識をお伺いします。本法律は原子力災害の応急復旧や原子力被災者の支援の特別の助成措置を迅速に行うに十分なものとお考えでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
どうしても不十分なところがあるので、これは東京電力の責任という……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず最初に、原発事故にかかわる放射能の情報開示についてお伺いします。 これまでの情報開示については、遅いとか、あるいは修正というのが度々行われてきました。福島県民は、意図的に隠したわけではないとかあるいは想定外と、もうこういう言葉は聞きたくないという状況です。 福山官房副長官、通告はしていないんですけれども、今朝の朝刊で、政府の答弁書、これで、一号機の海水注入をめぐって、発災の翌日、十二日の午後七時四分からの海水注入について、菅直人首相が初めて知ったのは五月二十日に注水に関する報道がされた後という答弁をなされています。ところが、五月二日、予算委員……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、官房長官に、リーダー、閣僚の心構えについて質問いたします。 官房長官、復旧復興にはリーダーの心、これが大事だと言われます。被災者との共感がなければ効果的な施策、これはなかなかいかない。総理は、先週金曜日の参議院の予算委員会ではブルーリボン、これを付けておられました。でも、昨日のこの復興特においては付けていなかった。被害者と会うときだけ付けたりそういう会議があるときだけ付ける、これはパフォーマンスというふうな批判があっても仕方がない。復旧復興についても、やっぱり心がないと、リーダーの心がないとやっぱり駄目なんです。パフォーマンスは要らないんで……
○佐藤正久君 ただいま議題となりました平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電施設の事故は、発生から三か月以上過ぎた現在も、いまだ終息の兆しは見えておりません。原発から放出された膨大な量の放射性物質により、原発周辺の市町村の方々は、理不尽にも故郷を追われ、放射能による健康被害の危険性におびえながら、長期間にわたる避難生活を余儀なくされております。 また、広範囲にまき散らされた放射性物質により汚染された農作物や水産物の出荷……
○佐藤正久君 谷岡委員にお答えいたします。
当然、これ仮払いということですから本払い、これは事故が収束をして損害額が確定をして、実際本格的な損害賠償に移るというのが本払いとすれば、今回我々が行おうとするのは、その前に取りあえず被害者の早期救済の観点から仮払いを行うという認識でおります。
以上です。
【次の発言】 お答えいたします。
今委員がおっしゃられました賠償スキームというのは、恐らく政府が今提出している原子力損害賠償支援機構法案のことだと思います。ただ、その法案を見ると、実際に仮払いをするという規定はございません。今、法案の中身というのは、支援機構というものを設定をして、それに予算措……
○佐藤正久君 山下委員に御答弁いたします。 今回の我々の法案においては、できるだけ高い、十分の五を下らないというものになっております。これから細部、政令でいろいろと基準を定めるということになるんですけれども、例えば精神的な被害とか、もう指針で明確に今回の数字が出ているというものについては十分の十でもいいと思います。そのほかの事業損害等については十分の六とか十分の八、場合によっては十分の九と、いろんなものがこれから定めていって、少しでも被災者の早期救済の形でやっていきたいと思います。 ただ、まだ仮払いという状況で損害額がまだ概定していないという状況ですから、やっぱり過払いということも避けると……
○佐藤正久君 おはようございます。自由民主党の佐藤正久です。
まず資料を早めに、これ代谷委員の方から先に配ってください、お願いします。
【次の発言】 時間が限られておりますので、答弁の方は簡潔にお願いします。委員長、よろしくお願いします。
まず、資料二を御覧いただきたいと思います。
これは文部科学省が作成をして、四月十日、原子力安全委員会に提出したものです。これを受けて原子力安全委員会は、住民の安全確保の観点から、二十キロ以遠で二十ミリシーベルトを超えるおそれのある区域を計画的避難区域というふうに設定することを提言いたしました。
代谷委員、ここで、この資料二で青く塗っているところが飯舘……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 まず最初に、今回の災害で犠牲になられました方々、また被災者の方々に心から哀悼の意とお見舞いを申し上げます。 また、福島県出身の議員といたしまして、今回の災害に対しまして全国からいろんな形で支援をいただいていること、そして現場で本当に救援等に当たっていただいている方々に心から御礼申し上げます。とりわけ、福島第一原発の現場において危険を顧みずに奮闘し、頑張っておられる東電職員の方々、協力社員の方々、自衛隊、警察、消防の方々には、本当に日本の誇りであり、また御家族の方々に対して本当に感謝の意を表したいと思います。 そういう中で、野田大臣、お伺いします。危険……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
原発関連の質問に入る前に、韓国国会議員が北方領土を視察する、この問題について質問いたします。
報道によりますと、韓国の議員三名が二十二日から北方領土の国後を訪問すると、こう伝えられております。明日、総理は韓国の大統領と会われます。絶対これは許してはいけないことです。総理から直接抗議をし、これを取りやめさせる、当たり前だと思います。
総理の決意をお伺いします。
【次の発言】 また逃げですね。もしもこれが事実であったら、しっかりと抗議をする、テレビの前で国民に明言してください。
【次の発言】 当たり前じゃないですか。主権を守るのは総理大臣、あなたが一……
○佐藤正久君 自由民主党、元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 まず、原発被害者への国の仮払い法、これについてお伺いします。 資料一をまず見てください。(資料提示)野田総理、これはあなたが決めた観光業への国の仮払い、この仕組みです。私は野田総理に正直言って裏切られたと、そういう思いがあります。 この資料を見ると、例えば昨年の三月から八月までの半年間、この売上げが約五百万。今年、この同じ半年間、二百万円の場合、損失が三百万ありますけれども、国は六十万しか払わない、被害の二割しか払わない。これは野田総理、あなたが決めたんですよ、野田内閣で。これ、本当に福島の旅館とかあるいは観光農園等がやって……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 玄葉外務大臣は同じ福島県の出身、一川防衛大臣は議員会館の部屋が隣というふうな関係でございますけれども、両大臣とも、大臣として日本の国益、主権、国柄を守るために一生懸命努力していただきたいというふうに心から思います。 ただ、あの鳩山政権そして菅政権のツケが野田政権の方に来ているため、野田政権の外交・安保政策が議論が生煮えのまま、もう見切り発車的に進んでいるというものがTPPを始め多く見受けられるような気がします。この普天間の評価書の年内の沖縄への提出、これもやっぱり沖縄の理解が不十分なままの見切り発車、あるいは南スーダン、これの派遣の検討も非常に前のめり……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、閣僚の心、これについて議論をさせていただきたいと思います。 大臣、信なくば立たずという言葉がございます。普天間問題が進展しない理由の一つに、民主党政権の閣僚の中で、沖縄県民、とりわけ沖縄県知事とうまく関係がいっていない、特に知事が胸襟を開いて話すことができる閣僚がいないということが一つの問題だと思います。政治は心と言われています。震災対応もそうです。被災者に寄り添うと口では言っても、心がないと、それは言葉とかあるいは立ち居振る舞い、政策へみんな跳ね返ってきます。 菅前首相、玄葉大臣の地元の田村市の体育館の方に避難者の慰問に行かれました。とこ……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。
条約質疑の前に、グーグルジャパンとPKOについて少し触れてみたいと思います。
外務大臣、竹島は島根県隠岐郡隠岐の島町竹島官有無番地です。ところが、グーグルジャパンのグーグルマップ、今朝私も見てきたんですけれども、その竹島の住所が韓国の住所になっているんですよ。これはグーグルジャパンですよ。これはやっぱり外務省として確認し、速やかな訂正を求めるべきだと思いますが、外務大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 これも情報戦なんですよ。先ほど谷岡委員からもありましたけれども、このぐらいの情報戦ができなくて、TPPのすさまじい交渉は絶対無理ですよ。早急に確認……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、官房長官にお伺いします。
鳩山前首相が昨日、講演の中で、普天間移設に関して辺野古以外を探す努力を官邸主導でやるべきだというふうに注文を付けました。環境影響評価を出す直前にこの民主党最高顧問の発言、官房長官、どう思いますか。
【次の発言】 そんな無責任なことが通ると思いますか。沖縄の人を含めて我々もあきれ果てていますよ。いいかげんにしてくれと、そういう思いですよ。
官房長官、沖縄を愚弄したのはあなたたち民主党なんですよ。当てもなく国外、最低でも県外というふうにあおっておいて、そしてやっぱりこれは方便でしたと辺野古に戻って、昨年の五月に辺野古で閣議……
○佐藤正久君 まず、総理に普天間移設について質問します。
総理は一川防衛大臣の続投を表明、ということは、一川大臣に環境影響評価を提出させるお考えか、それとも新しい防衛大臣に評価書を提出することもあり得るのか、お答えください。
【次の発言】 総理、一川大臣で本当に環境影響評価を出せると思いますか。度重なる舌禍、防衛省の上から目線の沖縄対応、しまいには、私は致命的なミスをしていないとまで防衛大臣は開き直って、ついに辺野古を抱える名護市長までが防衛大臣の辞任を要求しているんですよ。
これ、一川大臣の下で本当に環境影響評価を出せるとお思いですか。
○佐藤正久君 自由民主党、福島県出身の佐藤でございます。 本法案は福島県の全市町村が一応対象というふうになっておりますけれども、特に警戒区域等では除染が進まないことには復興は進まないという実情もあります。 それで、防衛大臣に、警戒区域の除染、これに今度自衛隊が参加するということですので、防衛大臣がどれだけそういう部隊を掌握し、自覚を持って派遣を決めたのか、確認をしていきたいと思います。 自衛隊は便利屋でも何でも屋でもありません。一番の任務は国防です。ゆえに、災害派遣においては、公共性、緊急性、非代替性と、三つの要件を具現すべきということが今まで言われております。その警戒区域の自衛隊の除染……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、防衛大臣に防衛省設置法の改正案についてお伺いします。
大臣は元自民党の議員です。政府提案の防衛省設置法の改正案、この内容や賛否について、まず自民党の政務調査会のどこの部署で議論されるか、大臣は御存じですか。
【次の発言】 そのとおりです。まず、政調の国防部会で議論されて、次いで政策会議とかシャドウ・キャビネットとかを経て、最終的には総務会の方で議論をされるということになります。
ただ大臣、まだ自民党の国防部会の方では、防衛省の方からこの改正案、これについて部会の方ではまだ説明を受けていません。これからです。ただ、にもかかわらず、内局の幹部の方が……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
弾道ミサイル対処について議論する前に、動的防衛力について伺います。
昨日も予算委員会の方で舛添委員が動的防衛力、お話しされましたけれども、防衛大臣、これまでの日本の防衛力で動的でない防衛力ってありましたか。防衛大臣、あったかないか。
【次の発言】 全然頭の中が整理されていないからぐちゃぐちゃでしょう。あったかどうかを聞いているんですよ。
明確に、これまでの防衛力で動的でない防衛力はあったか、なかったか、明確にお願いします。
【次の発言】 今まで、防衛力の中では動的でない防衛力はあったというのが大臣の認識だと。
私は違うと思いますよ。今までは基盤的防……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず最初に、北朝鮮の人工衛星発射事案についてお伺いいたします。
防衛省においては、いろいろと議論を重ねているというところだと思いますけれども、田中防衛大臣にとって隊法八十二条の三の三項で破壊措置を命ずるに当たって、今一番の大臣にとって懸案事項、あるいはこういう事態が起きてもらったら困るという事態は何でしょうか。端的にお答えください。
【次の発言】 今お渡しした地図を御覧いただきたいと思います。これは日本列島を大陸側の方から見た地図であります。今言われたように、万が一日本列島に落ちないようにするためには、イージス艦やPAC3をいろいろ配置を考えないといけ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず防衛大臣、今回北朝鮮のミサイル発射情報、政府発表が発射から四十六分と大きく遅れ、沖縄県民だけではなく多くの国民が野田政権の危機管理に不安あるいは不満を呈しています。例えば、宮古島の中学校、テレビの発表を見てから慌てて校内放送を流して外での活動をしている生徒を校舎の方に入れ込む、これは普通じゃないですよ。
防衛大臣、責任者の一人として、今回発表が大きく遅れたことに対しての反省のコメント、何かありませんか。
【次の発言】 反省したら、やっぱりそれなりの責任というものが生ずるんですよ。当たり前ですよ、危機管理ですから。これが本当にミサイルだったら四十六分……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 元航空自衛官の森本大臣、防衛大臣御就任、誠におめでとうございます。敬意を表しまして、今日は迷彩のネクタイをしてまいりました。また、玄葉大臣は同じ福島県出身ということでもあり、バックグラウンドが近い両大臣とこの委員会でかみ合う議論をしたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。 まず最初に、防衛大臣の所信にありました危機管理、この万全について質問をいたします。 一般に危機管理は、現状を冷徹に評価をして、そして最悪のケースに備えないといけないと言われております。森本大臣も、菅内閣の原発対処、これについては論評や書籍で、脱原発宣言問題や、あ……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
玄葉大臣、先日ある女性から言われました。店頭で福島の大根と広島の大根があったら広島の大根を買ってしまうと。なぜなら、政府が幾ら安全と言っても政府を信用できないからだと。どう思われますか。
【次の発言】 これは広島の方じゃなく、広島産のものを買ってしまうと言っただけで、要は、政府が幾ら安全だと言っても、政府を信用していないから安心できないんですよ。
これは尖閣諸島も同じ。政府は国有化を検討しておりますけれども、その地権者の親族の方は、これは国ではなく東京都の方に購入していただきたいと、その理由は民主党政権を信用していないからだと。オスプレイ反対も同じなん……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
マルチ四条約に入る前に、何点か確認させていただきます。
今の宇都委員からも御指摘ありましたけれども、やっぱりこの名称や住所、非常に大事だと思っています。外務大臣、もう再三質問していますが、グーグルジャパンの地図、これで検索すると竹島が韓国の住所になっていると。これ、改善されましたか。
【次の発言】 全てやっぱり外務省は意欲が足らないんですよね。政務三役も動いていない。やっぱりここは強く言わないと、直るものも直らないですよ。一年以上お願いしていても何も変わらない。竹島を検索すると韓国のウルルン郡の住所が出てくる。おかしいですよ。また、防衛省も、今、宇都委……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。 在外公館法に入る前に、オスプレイと尖閣問題について何点か確認させていただきます。 まずオスプレイですが、事故調査報告の悪い例として、ちゃんとやれとか、しっかりやれ報告というものがあります。防衛大臣、多分聞かれたことないかもしれませんけれども、要は隊員がちゃんとやれば事故が防げたという事故報告書、これでは改善ができなくて、なぜ隊員がちゃんとできなかったかという部分を切り込まなければ対策が取れない。 今回のモロッコのオスプレイの事故調査、アメリカのを見せてもらいましたけれども、どう見てもまだ切り込みが足らない、対策については非常に上っ面の対策しか取れてい……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 まず、オリンピックでの自衛隊十三人のアスリートの御活躍、おめでとうございます。特に、金メダル二個、銅メダル二個、六位入賞はすばらしい成果だと思います。活躍された選手の方々、御家族、スタッフ、自衛隊体育学校関係者の並々ならぬ努力に敬意と感謝をまず申し上げたいと思います。 本日は、平成二十二年度の決算審議であります。ただ、私はこの決算審議、この三年間の民主党外交の決算でもある、そういう思いで質問をさせていただきたいと思います。 平成二十二年は、民主党政権の原点でもある鳩山外交のどん底の時期でした。森本大臣、日米関係上、鳩山外交に及第点あげられますか。
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず最初に、尖閣諸島問題について伺います。
官房長官、尖閣の国有化は目的ではなくて手段です。大事なことは、いかに尖閣諸島の管理強化、これを行っていくことだと思います。しかし、野田政権にはやる気が見えない。淡々と、粛々と、これは中国には通用しないと思います。
八月十九日、総理の要望で都知事が官邸で総理と会いました。しかし、政府は、公式会談ではないのでというへ理屈で石原都知事の要求への回答をいまだしておりません。これは極めて失礼だと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 それが失礼なんですよ。総理から自ら都知事を、来てくださいと官邸で会っているんですよ……
○佐藤正久君 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会の佐藤正久です。
震災復興に当たりまして、やっぱり組織、特に政府の組織というのも非常に大事だと思っております。今、政府の組織いろいろできてはいるんですけれども、特に緊急災害対策本部、これはもうそろそろ閉じてもいいんではないかと、宮城県の方も閉じたようですので、これ、今、現状について大臣の考えをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今お渡しした政府の組織を見ていただきたいんですけれども、実際、まだ命令上、形上は、多分福島県であれば、あるいは宮城県も岩手も含めて、現地の連絡対策室というものはあるんですよね、形上は。でも、実際上はもう機能……
○佐藤正久君 自由民主党、元自衛官の参議院議員佐藤正久です。 まずは、田中防衛大臣、御着任おめでとうございます。 最初に言っておきますが、自衛隊に災害派遣で感謝すると言っておきながら、この国会に自衛隊の削減する法案、これを出してきたのは菅前首相と北澤元防衛大臣ですよ。実際、現場で連隊長から、佐藤さん、人が足らない、人がいたらもっと多くの人を助けることができた。白い防護服着て原発に入る自衛官から、佐藤さん、一体、俺たち何か悪いことしたんですか、何で削減なんですか。これが現場の声です。しかも、防衛省自身も首都直下型とかあったら人が足らないと言っておきながら、削減ですよ。我々は当然反対です。だか……
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。
まず、PKOについて伺います。
総理は、南スーダンPKOの隊旗授与式で、御家族に対し隊員の安全確保を政府を挙げて行うと約束されました。野田内閣は、ゴラン高原派遣隊に対しても安全確保に万全を期すということに変わりはありませんか。総理。
【次の発言】 防衛大臣、万全を期すためには、シリアの情勢によっては、計画に基づいて業務一時休止や中断、撤収も想定しないといけないと思います。大臣は既存の緊急撤収計画を御覧になりましたか。
【次の発言】 えっ、緊急撤収計画を大臣は見ずに派遣をしているんですか。じゃ、念のために確認しますけれども、南スーダンPKO、この緊急撤収……
○佐藤正久君 私は、自由民主党、元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。 私は、元自衛官として、野田内閣の危機管理、これに大きな疑問を持っております。その代表例が防衛大臣人事です。自分は安全保障の素人だ、素人がやるのが本当の文民統制だと言われた一川大臣、今度は資料を見なければ委員会答弁ができない田中大臣、後ろから多くの役人がメモを入れるから二人羽織とかあるいは千手観音とかマスコミにやゆされる。 国民の皆さん、見てください、政府側の答弁席。今日は外交・安全保障の集中審議、外務大臣はちゃんと後ろの席から前の席に座っている。防衛大臣は前の席ではなく後ろの方に逃げている。なぜ質問者に向き合わずに、そし……
○佐藤正久君 自民党の佐藤です。
防衛大臣、北朝鮮には日本が対処すべきノドンミサイルがあります。大臣、このノドンに対する評価、これをお聞かせください。
【次の発言】 ノドンミサイルだけで約二百基が実戦配備するというふうな情報もあります。防衛大臣としてノドンミサイルからどうやって日本を守り切るか、お答えください。
【次の発言】 北朝鮮の約二百基もあるというミサイルに対して、現在のPAC3とイージスで守り切るということでいいんですか。
【次の発言】 私は、質問は、守り切れますかと聞いているんです。
【次の発言】 じゃ、二十四年度の防衛予算は欠陥予算ということですか。国民の命を守り切れないと今大臣……
○佐藤正久君 元自衛官、福島県出身の佐藤正久です。
自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表いたしまして、まず原発の危機管理について質問をいたします。
総理、先月の二十六日、保安院の次長が浪江町を訪れ、謝罪いたしました。経産大臣、これは何のための謝罪でしょうか。
【次の発言】 このパネル、これが米国のモニタリングデータです。(資料提示)二十キロ圏外の浪江町津島の地区も赤い表示、これを政府は隠蔽。結果、浴びなくてもよい放射能を浴びた方がいます。これは明らかに人災。
経産大臣、本事案の経緯、公表しなかった理由を述べてください。
【次の発言】 今回の問題の一つは、官邸に情報が届いていなかっ……
○大臣政務官(佐藤正久君) お答えいたします。 自衛隊員の給与削減、復興財源に対して自衛隊員の給与の七・八%分を充当するということについては、自民党の方ではこれは問題点を指摘させていただき、当時の政府・民主党の提案の二年というものを半年間、自衛隊員は特別扱いをする、削減を猶予するということをさせていただきました。 それについて、私がその発言の中で、自民党になったら必ず上げるといったスピーチをしたというのは認識のちょっと違うような感じがします。現在の法案というのは時限立法でありまして、来年の三月三十一日まで暫定的に削減するというもので、これ自動的にあります。 これは委員会ですので正確な議論……
○大臣政務官(佐藤正久君) 防衛大臣政務官を拝命いたしました佐藤正久でございます。 防衛省・自衛隊は、我が国の独立と平和、国民の安全を守るとともに、国際社会の平和と安定に貢献しておりますところ、政務官に就任し、その責任の重さを痛感しております。元自衛官としての経験も生かしながら、江渡副大臣、左藤章政務官とともに小野寺大臣を補佐し、国防の任に邁進してまいる所存であります。 加藤委員長始め理事、委員の皆様におかれましては、御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(佐藤正久君) 委員にお答えいたします。非常に有り難い大事な指摘だと思っております。 今現在、私の下に自衛官の処遇改善ということを検討するチームをつくっており、各幕、そして内局一体となって、自衛隊としてできること、自衛隊以外の政府全体としてやることを含めて今精査をして、できれば予算要求や大綱、中期の方につなげていきたいという検討を今しております。 細部はまだ外に発表できる段階にはありませんが、ただ、一番大事なことは、今委員から御指摘がありましたように、自衛隊の一番の根幹は誇りです。名誉です。処遇の中で一番、これが一つかといったら、私は名誉とか誇りの部分だと思っています。その名誉……
○大臣政務官(佐藤正久君) 広田委員御案内のとおり、防衛駐在官は、駐在国の国防当局や他国の駐在武官などから軍事情報を収集する上で重要な役割を果たしております。今、松山副大臣からありました検証委員会検証報告書の結果に加えまして、五月三十日には在留邦人及び在外企業の安全確保に関する政府の取組について公表されました。その中におきまして、防衛駐在官に関しましては、我が国にとって有益な情報が入手可能なアフリカ地域を始めとする国について防衛駐在官の新規派遣などの増員を行うなど、防衛駐在官の体制の強化充実を図るとされているところであります。 よりまして、配置の見直しに加えて増員ということも視野に入れながら……
○大臣政務官(佐藤正久君) 柳田委員にお答え申し上げます。
御指摘の、今の委員の発言の自由というのは、恐らく参議院規則第四十二条を指してのことだと思います。その第四十二条は承知しております。
他方、国会法第四十八条、同法第百十六条及び参議院規則第五十一条に従い、委員長の議事整理の下で発言の制止又は取消しを行えることは認められております。
実際、私もこの外交防衛委員会で理事の際に、委員の……(発言する者あり)
【次の発言】 今、発言の自由ということについてお問いがありましたので、もう一つ、規則のことについて今説明をさせていただいています。
他方、国会法第四十八条……(発言する者あり)これ……
○大臣政務官(佐藤正久君) 西田委員にお答えいたします。 御指摘の議員立法は、私が自民党の国防部会長当時、部会で取りまとめ、総務会等の党内手続を経て国会に提出させていただいたものであります。 中身のやっぱり主要な点は、自衛隊法を改正をして、緊急時の輸送経路上の安全が必ずしも担保されていないという環境下においても、自衛隊が邦人等を避難しているホテルあるいは大使館等から空港、港湾まで輸送を可能にすると、陸上輸送を可能にするというものであり、その警護担当自衛官には邦人輸送のための必要最小限の武器使用を認めているというものであります。 最大の論点は、警護任務自衛官の武器使用と憲法九条一項との法的……
○佐藤正久君 自由民主党の佐藤正久です。 我が党は憲法改正案の新憲法草案を党議決定し、内閣総理大臣を最高指揮官とする自衛軍を保持するというふうに中で明記しております。これは国防や国際協力のための自衛隊を軍に昇格するというものであります。 昭和二十年、我が国はポツダム宣言を受諾し、陸海軍は解体、徹底的な非武装化が進められ、日本は完全な丸腰国家となっていきました。しかし、朝鮮戦争が勃発し、駐留米陸軍の朝鮮投入による力の空白化を懸念したマッカーサー元帥が、吉田茂首相にあてて国内の警察力と海上警備力の強化を促す書簡を送りました。そのマッカーサー書簡を受けて、警察予備隊令、これが制定をされ、警察予備……
○佐藤正久君 中山参考人、そして船田参考人、どうもありがとうございます。 非常事態規定と集団自衛権についてお伺いしたいと思います。 実は私、まさに福島県の出身で、今回の震災についてはいろいろ思うこともございます。今回、憲法に非常事態規定がないがゆえに、実際、基本の今ある法律の立て付けが悪い、あるいは、それがあってもうまくその法律を使えていない部分があるというふうに私は認識しておりまして、これは絶対作るべきだと思っています。 例えば、緊急対処事態というものがあります、緊急事態対処法。その中には、敵のミサイルとか航空攻撃によって原発がやられてしまったという、それに基づいて国民保護法制というも……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 井戸川町長にお伺いしたいと思います。 今回の震災は、法律的には、地震、津波に対する大規模地震対策特別措置法というものと原子力災害に対する原子力災害対策特別措置法と二つの法律が取りあえず適用されて、国あるいは県としては組織がいろいろ立ち上がってきました。 でも、実際、双葉町のような場合は被災者からすると両方、地震、津波だけではなく原発災害と、もう複合事態に、複合災害の被害者という側面もあったと思うんですね。やはり、当初の間、政府の方も二つの法律があったために組織がある程度乱立をした傾向もあって、途中で整理をしましたけれども、そういう二つの違う法律があっ……
○佐藤正久君 ありがとうございます。自民党の佐藤正久です。 今回は、震災と非常事態条項を議論しておりますけれども、本来、我々にとって一番大事なのは、やっぱり国の独立時において独立をいかに確保するかという観点からもこの緊急事態条項を議論しないといけない。その延長線上に私は大規模災害があると思っています。 先ほど西田先生が言われたように、諸国民の公正と信義に信頼して我々の安全と生存、命までを確保すると決めたと。この前の北朝鮮のミサイル発射対応を見ても、北朝鮮に我々の命まで、生存まで預けることはできない。そういうときに、中央政府が場合によっては個人の権利、人権、特に一番には、生存権を確保するため……
○佐藤正久君 ありがとうございます。 アジアに対する取組を考えた場合、やっぱり支援という切り口とビジネスという切り口、今、大島さんが言われたように、支援とビジネスのバランスをどうやって我々としてこれから進めていくかと。支援の場合も、防災という観点とあるいは給水という観点の支援があると思うんですよね。 特に、給水に対する支援というのは、ビジネスの方にも将来発展する可能性はあるかもしれないと。その辺をどういうふうにやっていくかというと、やっぱり国として決めないといけないと思っています。特に、支援からビジネスといった連続する場合、中長期的な部分とエリアと分けていかないといけないと思っています。 ……
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