このページでは小川敏夫参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○小川敏夫君 平成二十五年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。 本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、小川敏夫が、副議長に小林正夫君がそれぞれ選任されました。 両院協議会の初会の議長はくじにより決することとなっておりますので、開会に先立ち抽せんを行いました結果、衆議院側において議長を務めることとなりました。 協議会におきましては、衆議院側から、成長による富の創出に予算が重点配分されていること、国民の命と暮らしを守る予算となっていること、歳出の見直し、適……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 ただいま議題となりました内閣総理大臣安倍晋三君問責決議案に賛成の立場から討論させていただきます。 まず、安倍総理のこれまでの実績でございますが、誠に評価できないものでございます。 内政問題。アベノミクスと称しておりますが、例えば、大胆な金融緩和、結果はどうでしょうか。一部の資産家、投資家あるいはヘッジファンドが利益を上げただけで、しかし、小麦やガソリン、電力などの生活物価は上昇し、むしろ生活苦を招いておるんではないでしょうか。実体経済が改善しないまま、まさに物価が上がるという、こうした困難な状況がもたらされつつあります。更に困難な状況に陥る……
○副大臣(小川敏夫君) 今回、那覇地検の方で釈放しましたその理由は既に次席検事の方から記者会見で公表されておるわけでありますが、その中で、国際関係、日中関係ということもその釈放の理由の一つとして述べられております。 これは、そもそも、刑事訴訟法二百四十八条によりまして検察官の処分は様々な状況を勘案して決定するということになっておりまして、これは検察が外交に関与したということではなくて、社会において起きている事象というものもすべて判断した上で検察が判断するということでございます。 特に、国際関係やあるいは日中関係といった点が発表されましたが、特に刑事訴訟法二百四十八条の趣旨は、すべての事柄を……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二日、松浦大悟君が委員を辞任され、その補欠として主濱了君が選任されました。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。現在、二名の理事が在任しておりますので、残る二名の理事の選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に山田俊男君を指名いたします。
なお、あと一名の理事につきましては、後日……
○委員長(小川敏夫君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 もう時間ですから、主濱君。
【次の発言】 でも、やらないという方針でまず説明されているわけですから、もっと具体的に御質問いただければと思いますが。
【次の発言】 山田大臣、答弁ありますか。
【次の発言】 舟山政務官。
なお、質問、時間が過ぎていますので、答弁は簡略にお願いします。
【次の発言】 もう時間を過ぎていますが。
【次の発言】 本日の調査はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四……
○副大臣(小川敏夫君) 今回の那覇地検の処分は、那覇地検が法と証拠に基づいて適正に処分したものでございますので、そのような悪意があるということは当たらないと思います。
【次の発言】 まず、那覇地検のこの釈放処分が民主党に対するあるいは菅政権に対する悪意があったかどうかということに関しましては、調査するまでもなくそういう事実はないと確信いたしております。
【次の発言】 調べるというのは、悪意があったかどうかを調べろということの御質問の趣旨ですよね。ですから、そういう悪意はなかったということですので、調べるという考えは持っておりません。
【次の発言】 政治家はそれぞれその考えから発言されることがい……
○副大臣(小川敏夫君) 中央更生保護審査会委員志村洋子氏は十二月二十四日任期満了となりますが、同氏を再任したく、更生保護法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、公安審査委員会委員東谷隆夫及び藤村輝子の両氏が十二月二十六日をもって任期満了となりますが、東谷隆夫氏の後任に板澤幸雄氏を、藤村輝子氏の後任に川野辺充子氏を新たに任命したいので、公安審査委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○副大臣(小川敏夫君) 私も姫井委員と同感でございまして、地域主権といいますと、一つの根本的な見方は、地域でできる事務は地域の実情に合わせて地域の特殊性を生かして行うということだと思いますが、例えば、姫井委員御指摘のとおり、国民の財産に関する登記のように、国民の権利に関しますことは地域地域によってばらばらであっては困るわけでございますので、やはりこれは国が統一して行うべきではないかという基本に立ってこれから事務を行ってまいりたいと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。
まず、裁判の公開という点がございましたが、検察審査会の方は検察から捜査の生資料を検討するという事情がございます。捜査……
○副大臣(小川敏夫君) よろしいと思います。
【次の発言】 個別の事件について、証拠品がどこにあるかということは具体的にはお話しできないんでありますが、一般論として証拠品の取扱いについてお話しいたしますと、警察から事件送致を受けて証拠品を受け入れたということになれば、その証拠品は検察にあるというのが、送致を受けた検察にあるというのが一般的な扱いであります。
【次の発言】 この菅家さんの事件の抗告審で再鑑定をした際、そのシャツの一部を切り取って再鑑定したわけでございます。その後、これを具体的にどうしたということは、余り具体的にはという点がありますが、特段、還付等その他処分していなければあるという……
○副大臣(小川敏夫君) 刑訴法四十七条の趣旨は、言わば証拠書類というその紙に価値があるのではなくて、やはりその記載されている情報に着目して、そのような情報が公開されることによってその後に行われる訴訟、裁判の方に予断を与えるというような妨げが生じるとか、あるいは仮にそこに個人の名誉を毀損するようなことがあれば、それは避けなければならないということでございます。あくまでも情報に着目している趣旨でございますので、コピーも該当すると考えております。
【次の発言】 まず、一般的にはコピーは当たるということでございますが、法の趣旨が、今言いましたように裁判の妨げになる、あるいはだれか個人の名誉を毀損すると……
○副大臣(小川敏夫君) 法務副大臣の小川敏夫でございます。 柳田法務大臣のごあいさつにありましたとおり、法務行政の諸課題については、いずれも国民生活の基本、根幹にかかわる重要なものばかりでございますので、黒岩法務大臣政務官とともに大臣を支え、精力的に取り組んでまいります。そして、委員長を始め委員の皆様方から一層の御指導、御支援を賜りながら、法務副大臣としての職責を果たしていく所存です。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○副大臣(小川敏夫君) ただいま委員からも一部指摘していただいたように、これを導入する、可視化が大変重要ですので、導入するという方向性はある意味では確認しておるんですが、様々な技術的な問題があります。あるいは諸外国の制度がどうなっているか、もちろん刑事訴訟の法制度が違う中での様々な問題もございます。そうした点を十分に踏まえてしっかりとした制度を構築していくためには議論が必要なのではないかということでございます。 前大臣の段階で中間報告取りまとめが出され、二十三年六月までに取りまとめてということになっておりますが、しかし中間報告の後に今回の大阪地検の事件等もございました。そういう状況の変化もご……
○副大臣(小川敏夫君) 検察審査会そのものが、国、言わば行政ですね、こうしたところから独立して、そうしたところとの利害もない、指揮も受けない、そうした独立したところで国民の生の声の判断をいただくというところでありますので、なかなか、国、行政が責任を取るという筋合いでもないし、また監督するという筋合いのものでもないのかなと。まさに国民に自由に参加してもらうという、その根本の精神からできたのが検察審査会のその本質だというふうに思います。
【次の発言】 やはり、委員御指摘のとおり、冤罪というのは決してあってはならないというのはもう根本中の根本、基本の考え方でございます。
ただ、再審という場合、再審……
○副大臣(小川敏夫君) 委員御指摘のとおり、中間取りまとめがこのような形で出されまして、私ども、大臣と副大臣、政務官、若干就任の日が違いますが、いずれにしても九月中下旬に就任いたしました。その後、十月上旬に勉強会を二回開催いたしまして、これまで前政務三役が努力してまとめられた取りまとめによりますこの勉強会、これを引き続いて実施していこうと、このような確認をしておるところでございまして、しっかりと勉強会を重ねていきたいと思っております。
【次の発言】 まだワーキンググループそのものは、勉強会を開催しただけでワーキンググループはまだ開催しておりませんが、スピード感を持って積極的に対応していきたいと……
○副大臣(小川敏夫君) 今の委員の御指摘の中で、那覇地検の次席検事の発表の中で、わざと、すなわち故意に衝突してきたのではなかったというふうに今おっしゃられたように思うんですが、那覇地検の発表は、故意に衝突したことは明らかであると。ただ、計画性がないとかいろいろ事情を述べて釈放したと、このように承知しております。
【次の発言】 衝突というその現象そのものについての基本的な捜査はほぼ終了していると思いますが、ただ、終局処分を行うに当たっては、なお様々な状況を確認してからという状況があったのだと思います。
私が、例えば、推測します、これはあくまでも私の推測とすれば、船長がまた入ってくると言っている……
○副大臣(小川敏夫君) まず形式的な話から申し上げますと、検察審査会、検察という名前が付いておりますが、検察庁あるいは法務当局の指揮下にある組織ではなくて、全く独立した機関でございます。そうした独立した機関が行った決定に関しまして法務省が論評するというのは差し控えさせていただきたいと、このように考えております。
【次の発言】 検察が行った判断、不起訴という判断とは異なる決定が検察審査会の方から出されたわけでございます。そうした決定が出されたということは一つの事実としてはしっかり受け止めまして、今後の執務の参考にさせていただきたいと思っております。
○副大臣(小川敏夫君) 御指摘の報道の根拠はちょっと私ども承知しておらないんですが、六月六日に法制審議会に諮問した後、法制審議会の方で会長が委員を指名して、これまでの例ですと部会をつくって、そこで審議を始めることになります。審議の期間がどのくらいかということは、むしろその審議するところが審議に入ってからになるわけでございますので、今いつまで審議するというその期間を私どもが言える立場でもありませんし、そういう状況でもございません。
【次の発言】 法制審議会の性格そのものは、いわゆるハーグ条約を導入するかどうかの政治判断をする場ではなくて、あくまでも子の返還命令に関する新たな司法手続を構築するとい……
○副大臣(小川敏夫君) 中央更生保護審査会委員長原田和徳君は六月二十六日をもって任期満了となりますが、同君の後任として安倍嘉人君を新たに任命したいので、更生保護法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願い申し上げます。
○副大臣(小川敏夫君) この外国人労働者の受入れとかあるいは今ある技能実習生の受入れとか様々なことがありますが、法務省としましては、やはり実際にその分野を担当する、労働であれば厚生労働省、あるいは企業であれば経済産業省とか、そうした実質的なところの判断を受けて言わば出入国の基準を定めるということでございまして、労働者であれば、やはり国内の労働状況等の状況もございますので、そうした国民的な合意ができて、政府の方針として判断が決まれば、法務省としましてもそれに沿った出入国の在り方に持っていくと、このような考え方でございます。
【次の発言】 幾つかありましたが、例えば介護の現場のEPAで協定に従いま……
○副大臣(小川敏夫君) 法務大臣と考えております。
【次の発言】 まず、国会の答弁の方は、これは大臣あるいは政務三役が行うものということでございまして、必要があれば、技術的なこととか事実関係とかそういったことであれば、その補助者として職員を指名することができるということでありますが、その判断はやはり法務大臣であるかと思います。
また、その検察の不祥事について、これをしっかりと反省の上に立って改革を遂げなければならないというのは、これはまさに法務大臣、私ども政務三役、その責任の言わば任に当たっておるところでございまして、現場の最高検におきましては、なぜそのようなことに至ったのかということのその……
○副大臣(小川敏夫君) 御指摘のとおり、電気事業法三十七条によりまして、一般の先取特権、一般財産につきまして他の普通の債権よりも優先に弁済を受けるその地位にあります。
【次の発言】 会社更生法上は、一般の更生債権よりも上位の一般の優先権がある更生債権として扱われます。
【次の発言】 棒引きというのは、社債についてでございますか。
【次の発言】 損害賠償の場合は、これは優先権の順位が高いものから弁済を受けますので、優先権が高い債権者において財産の全部が仮に弁済されれば一般債権者には配当がないというのが、これが一般の原則でございます。
【次の発言】 個々具体的には更生計画案によりますので、常にそれ……
○副大臣(小川敏夫君) 今回の地震の直後に急遽帰国した留学生が多数ありましたが、その中で、再入国許可を受けないで、これ時間が掛かるものですから、帰国した人がおりますが、留学ですとやはり四月から新学期ということもありますので、再入国許可を受けないで帰国した人がまた入国する場合には、本来の再入国許可を受けている人となるべく同じような扱いをしまして、早期にスムーズに入国できるような手配をいたしております。
【次の発言】 釈放したのは事実でございますが、まず検察庁といたしましても、勾留している被疑者についてやはりその身の安全を考えるという義務は当然あるわけでございまして、被疑者だから何らかの災害に遭遇……
○副大臣(小川敏夫君) 検察審査会におきまして、御指摘のような判断が出たということは承知いたしております。
ただ、検察審査会のそうした判断につきまして、法務副大臣という立場におきまして個々的にそれを論評する、あるいはそれについて意見を言うという立場ではありません。あくまでも個別の事件でございますので、そうした検察審査会の判断を受けて那覇地検の方で改めて適正な対応をするものと思っております。
【次の発言】 ビデオはあくまでも証拠物でございますので、その捜査の過程で得られた証拠物を公開するということは行わないのでありますが、今回のビデオにつきましては、衆議院及び参議院から要請を受けまして公開して……
○副大臣(小川敏夫君) 平成二十三年度法務省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、法務省所管の一般会計予算額は七千五百七億九千五百万円となっており、前年度当初予算額六千七百九十八億二千四百万円と比較しますと、七百九億七千一百万円の増額となっておりますが、平成二十二年度末をもって一般会計に統合される登記特別会計を合わせた前年度当初予算額七千七百九億三千八百万円と比較しますと、二百一億四千四百万円の減額となっております。 次に、重点事項別に予算の内容について御説明申し上げます。 まず、主要事項の経費について御説明申し上げます。 第一に、法秩序の確立による安全、安心な社……
○副大臣(小川敏夫君) 広く私有地も含めて、そうした家屋の構成物とか様々なものが積み重なっておるわけでございますが、基本的な点は、例えば建物の所有者は建物が解体した後の木材についても観念的には所有権が及んでおるわけでありまして、所有者が捨てたわけではなくて所有者の意思に反して流れてしまったわけでございますので、観念的には所有権があるといえばある状態でもございます。それが他人の私有地の上に乗っかっているという状況をどう解決するかという点が問題となっておりますが。ただ、現状やはり人の捜索、救出、あるいは遺体の捜索、搬出、あるいは疫病の予防とか火災の予防とか、そうしたこれからの災害の予防あるいは生活……
○副大臣(小川敏夫君) ただいまの御意見を十分尊重して取り組みたいと思います。
○副大臣(小川敏夫君) 戸籍の記載でありますけれども、確かに御指摘の点があるのでございますが、しかし一方、父親、母親が親権者であるということはその戸籍を見なければ分からないわけでございます。そうすると、親権者であるということを本来普通に証明する人が、戸籍を出すだけでなくて、ほかにこの親権が制限されていないということをまた別に、別籍にしますと、別簿にしますと用意しなくてはならないという、通常の方に二重の手間を掛ける御負担が生じてしまうというようなことがございます。 ですから、その記載につきましてもっと簡略にということでございますが、あるいはそれを、必要がなくなったらそれを戸籍の記載から削除して……
○副大臣(小川敏夫君) 法曹養成フォーラムに私が担当して出席しておりますので、私から答弁させていただきます。 委員御指摘のように、昨年秋に一年間給費制が延長されました。したがって、今年の秋にはそれが切れるわけでございます。その一年延長する際、衆議院の法務委員会から決議をいただきまして、司法修習終了者の経済的な状況等を勘案した措置の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずること、それから、法曹の養成に関する制度についても検討することという決議をいただきました。これを受けまして、法務省、それからロースクールですので関係する文科省、様々な関係省庁等も出席いただいて、それから有識……
○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法案及び国会法の一部を改正する法律案に関し、本委員会において申合せを行うことを提案いたします。 申合せ案文を朗読いたします。 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法及び国会法の一部を改正する法律の運用に関する申合せ(案) 本法は、国会が国権の最高機関として、超党派的な見地から今般の原発事故の原因究明等を行うことを目的とするものであることに鑑み、その運用に当たっては、次の事項に留意するものとすること。 一 本院所属議員においては、党派的な立場から、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(以下「事故調……
○国務大臣(小川敏夫君) 公務員が職務に関して金品を受け取ることでございます。
【次の発言】 職務に関して受け取ることでございます。
【次の発言】 では、刑法百九十七条一項に規定する賄賂とは、一般に公務員の職務に対する不法な報酬としての利益をいうと解されております。
【次の発言】 公務員の職務の公正さと、これに対する社会の信頼を保護法益としております。
【次の発言】 公務員であればその主体でありますし、構成要件に該当すれば、それは構成要件に該当するわけですから、犯罪に当たります。
○国務大臣(小川敏夫君) この度、法務大臣に就任いたしました小川敏夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年九月まで法務副大臣として法務行政に携わってまいりましたが、この度は法務大臣としてその重責を担うこととなりまして、身の引き締まる思いでございます。 法務行政は、社会の法的基盤を整え、国民の生活を支える重要な役目を担っており、法秩序の維持と国民の権利利益の擁護を通じて、国民が安心して生活できる社会をつくることがその大きな役割であると考えており、法務大臣として様々な課題にしっかりと取り組んでまいります。 委員長始め委員の皆様方から一層の御指導、御支援を賜りながら、滝法務副大臣……
○国務大臣(小川敏夫君) まず、田城委員から過分なるお褒めのお言葉をいただきましてありがとうございます。しっかりと検察の信頼を回復するように、また司法制度の改革、様々な点に全力を挙げて取り組んでまいります。 今お尋ねいただきました裁判官、検察官の報酬、俸給の引下げでございますが、今回の改正でございますが、委員も今御指摘をいただいたとおり、一般職につきまして、国の厳しい財政状況、そして未曽有のこの東日本大震災という大災害の復興ということによりまして、公務員の一般職の方々に給与を減額してこれに協力いただくということが決まりました。そうしますと、裁判官、検察官もやはり公務員の一員として例外というこ……
○国務大臣(小川敏夫君) この度、法務大臣に就任しました小川敏夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年九月まで法務副大臣として法務行政に携わっておりましたが、この度は法務大臣としてその重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。 法務行政は、社会の法的基盤を整え、国民の生活を支える重要な役目を担っており、法秩序の維持と国民の権利利益の擁護を通じて、国民が安心して生活できる社会をつくることがその大きな役割であると考えております。 法務行政は様々な分野で課題を抱えており、一つ一つの課題に対して丁寧に向き合う必要があると考えております。国民の皆様からの御意見や国会等にお……
○国務大臣(小川敏夫君) 委員御指摘のとおり、この未曽有の大災害に遭われた被災者の方々に対する対応というものは、これはやはり法務省も全力を挙げて取り組まなくてはいけないと思っております。法務省、言わば現場の官庁ではなくて、言わば法的基盤の整備ということが主たるところでございますが、やはり一番は、これから少しずつ被災者の方々の生活もある程度落ち着いてくると、やはり様々な分野で法的な問題というものが生じてくるんではないか。土地などの不動産の問題、身分関係の問題、雇用や会社の問題、様々な分野でやはりそうした法的な問題が出てくるときに、そうしたことに対してしっかりとした法的な解決のためのアドバイスをし……
○国務大臣(小川敏夫君) 公務員総人件費削減など、自ら身を切る改革の一環として、国家公務員の新規採用の抑制に積極的に取り組むということ、そのこと自体は重要なことだというふうに認識いたしておりますが、しかし一方、法務行政、やはり治安対策等、国民の生活に、これを守る、安全を支えるという意味で非常に重要な役割を担っておるわけでございます。また、この職務の性質上、委員が御指摘のように、マンパワーに依存するところが多いということでございますので、採用の抑制ということは直ちに仕事の質に、あるいは内容に影響しかねないというような関係もあるところでございます。 法務省といたしましては、そうした採用抑制という……
○小川敏夫君 滝法務大臣の挨拶、先般いただきまして、一番最初にこの検察改革ということを述べられておられまして、その取組に大いに期待しておるところでございますが、当局の方にお尋ねしますが、検察に対する国民の信頼を取り戻すということが書かれておるわけです。信頼を取り戻すと言うんだから、今国民の信頼を失っているから取り戻すという表現になると思うんですが、そもそも何で今検察が国民の信頼を失っている状況にあるのか。その状況の把握を教えてください。
【次の発言】 今の御説明そのものは間違っておりませんが、いわゆる郵便不正事件のフロッピーディスクの改ざんということがもちろん一番大きなことだと思いますが、それ……
○小川敏夫君 法科大学院の教育の充実という観点から質問させていただきます。
充実させるためには様々な取組があると思いますが、その中で一つだけ今日は取り上げさせていただきます。分かりやすく言いますと、学生の数と指導する先生の数、これは先生の数が多ければやはり教育の質は深まると思うんですが、まず、現状、どのような先生といいますか教員ですか、この配置基準になっているのか、概略説明してください。
【次の発言】 一学年の定員が、生徒が六十人までを基準として教員が十二名と、以後それを超えて学生数十五名ごとに教員が一名というふうに昨日ちょっと聞いたんですが、どうもやはりこれまでの、司法試験受かった後、二年……
○小川敏夫君 最高検察庁の、平成二十四年六月二十七日の、この「国会議員の資金管理団体に係る政治資金規正法違反事件の捜査活動に関する捜査及び調査等について」という報告書でございます。
まず、大臣にちょっとお尋ねしますが、これは国民に対する報告だと思うんですが、私、探しましたところ、法務省のホームページには探したところ載っていないんですが、これはどうでしょう。やはり法務省、国民に対する報告なんだから、法務省のホームページに載せてしっかりと告知すべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。
【次の発言】 やはり裁判所から、事実でない記載があるということで、また、あってはならないことだという大変厳……
○小川敏夫君 最高裁の方にお尋ねしますけれども、今回の法律によって裁判所が充実するということは大変いいことだと、好ましいことだと思っておりますが、裁判所も国民に対して開かれた存在でなくてはならないと思うわけでございます。 裁判に関しては、いわゆる訴訟手続法にのっとった不服申立てというものがこれは当然あるわけですが、そうではないところで、いわゆる苦情の申立てとか意見の申出とかそういったものが実際上、国民からあると思うんですね。そうした中でも、まあ中には単なる不平不満で取り上げる価値がないものも多いかもしれませんが、しかしそうした申出の中には、やはり裁判所としても取り上げるべき、考慮すべき点を指……
○国務大臣(小川敏夫君) お答えいたします。 まず、委員から御指摘ありましたとおり、地元の弁護士会始め様々な方からそうした法律問題等の支援、御協力いただいておりますことに感謝申し上げます。 御指摘いただきましたこの法テラスの問題でございますが、基本的には総力を挙げてこの原発事故の被災者を支援をしなければならないという立場でございますが、法テラスそのものが、発想の原点が扶助でございまして、経済的に困難な方に経済的な支援を行うという方法を通じて法的支援を行うというものでございます。 したがいまして、被災者の支援ということで総力を挙げなければならないけれども、しかし経済的に余裕のある方にまで経……
○国務大臣(小川敏夫君) まず、事実経過から説明させていただきます。 党首討論が三時からでございますので、私も大変重要な会議と認識しておりますので、遅れることがないようにということで委員会室に向かったところ早過ぎたようでございまして、十五分前、約二時四十五分ごろに委員会室に入りました。部屋の中は大変閑散としておりました中で何もしていないでおったんですが、私が持っている愛馬がちょうど水曜日で調教する日でございましたので、はて、どういう状況だったなということでインターネットで確認しました。その情報に到達するまでが大体数十秒、情報そのものは八百メートルを何秒で走ったかという情報ですので、ほんの数秒……
○国務大臣(小川敏夫君) 一年八か月の間、大臣でいいますと四名の大臣が在任しておったわけでございますが、それぞれの御判断のことだと思いますので私が申し述べる立場ではないなというふうに思いますので、私からは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 死刑を執行した者の氏名を公表するという取扱いを始めたのが平成十九年十二月でございますので、それ以降の執行に限らせていただきますと、判決の確定から執行までの期間が最も長いものは十五年二か月、最も短いものは一年十か月でございます。
【次の発言】 今、死刑囚の心情安定というような観点から執行の時期等を死刑囚には事前には告知しておらないわけでござい……
○国務大臣(小川敏夫君) まず、強制執行妨害とか倫理違反とか、そういうことは全くないことを、言葉だけそういうような指摘されて、あたかもそういうことがあるように国民の皆さんに誤解されるような発言をされるということについては、私は抗議申し上げます。 それから、御指摘いただきました件は、既に述べてあるところですが、平成二十年の春ごろに一審を受任して、平成二十二年の春に一審が終わって控訴審の受任だったというふうに思っております。(発言する者あり) 一審の金額は、一審の受任時は弁護士報酬規定によるということを約束しまして、金額は確定しておりません。これは仕事の量がまだ決まっていないからでございます。……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 谷垣大臣に法務大臣として初めて質問させていただきますが、まず最初に、人権擁護行政のことについてお尋ねさせていただきます。 大臣の所信表明でも、この人権擁護、しっかり取り組むというお話でございましたが、この人権行政に関して、そもそもこの人権行政を扱う機関が政府から独立した機関で扱うようにと、こういう国際世論といいますか、国際機関からの要請もあるわけでございます。そうした意味で、先国会、民主党政権では法務省の外局として人権委員会を設置するという法案を決定しておったわけでありますけれども、この人権行政を扱う機関を政府から独立した機関で行うと……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川でございます。 犯罪被害者の権利保護の関係の法案でございますが、犯罪に遭われた被害者の方、やはり大変に悲惨な場合が多いわけでございまして、やはり社会が対応するということは非常に有意義なことだというふうに思っております。 そんなに昔でもない、私が学生時代に刑事訴訟法等を勉強したときに、この犯罪被害者は刑事訴訟法上どういう位置付けであったのか。どうも思い出してみると犯罪を立証する証拠物の一つではないかと、こんな位置付けじゃなかったかと思いまして、犯罪被害者に対する対応というものがほとんどなかったんじゃないかというふうに思いますが、しかし、様々な場面で、刑事訴……
○小川敏夫君 お答えいたします。 中小企業等が金融機関等から融資を受けるに当たりまして、当該企業の経営者本人のほか、その家族、親族、従業員等が連帯保証人あるいは保証人となることを求められることが実務上多くなされておりますが、こうしたいわゆる第三者保証につきましては、まず一つとして、金融機関等は、本来、当該企業の収益性、事業の採算性を査定して融資すべきでありまして、経営に関与していない第三者の資産を債権の引き当てとすべきではないということ。二番目としまして、保証人は主債務者からの懇請に基づいて、対価を得ることもなく、やむなく、かつリスクを客観的に判断し得る状況にないままに保証契約を締結すること……
○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。
まずは、この参議院の予算委員会で安倍総理を再びお迎えいたしました。ようこそ再びと挨拶申し上げます。
質問に入りますが、いわゆる三本の矢という金融政策、まず物価の点あるいは金融緩和の点についてお尋ねいたしますが、普通の私どもの気持ちとしますと、収入は上がっても物価が上がらないのが生活しやすいかなとも思うんですが、総理はまず物価を二%上げることを誘導すると言っておられます。なぜ物価を上げることが好ましいことなのか、そこのところを分かりやすく説明していただけますか。
【次の発言】 まずその金融緩和ですが、具体的には日銀による国債等の資産買入れというこ……
○理事(小川敏夫君) 後刻理事会で協議いたします。
○理事(小川敏夫君) 以上で山本香苗さんの質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、中西健治君の質疑を行います。中西健治君。
○理事(小川敏夫君) 関連質疑を許します。津田弥太郎君。
○理事(小川敏夫君) 委員に申し上げます。質疑の妨げにならないよう、静粛にお願いいたします。
○理事(小川敏夫君) 以上で武見敬三君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、渡辺孝男君の質疑を行います。渡辺孝男君。
○理事(小川敏夫君) 以上ではたともこ君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、大門実紀史君の質疑を行います。大門実紀史君。
○理事(小川敏夫君) 以上で津田弥太郎君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 ただいまの吉田君の申入れにつきましては、後刻理事会で協議いたします。
【次の発言】 以上で吉田忠智君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、中山恭子君の質疑を行います。中山恭子君。
○小川敏夫君 予算委員会委員派遣第二班につきまして御報告申し上げます。 派遣委員は、小野理事、田中委員、赤石委員、宇都委員、森委員、谷岡委員、荒井委員及び私、小川の八名であり、去る四月三十日に盛岡市において地方公聴会を開催した後、翌五月一日に宮古市において津波被害及び復興状況等の視察を行いました。 まず、地方公聴会について御報告いたします。 地方公聴会では、四名の公述人からそれぞれ意見を聴取した後、各委員からの質疑が行われました。 最初に、岩手大学理事・副学長の岩渕明公述人から、被災地復興のための地方大学の役割、行政間の連携の重要性、復興とイノベーション、復興に向けた教育と地域の人材育……
○理事(小川敏夫君) 黒田日銀総裁は御退席いただいて結構です。
【次の発言】 以上で川上義博君の質疑は終了いたしました。(拍手)
【次の発言】 次に、大河原雅子君の質疑を行います。大河原雅子君。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 予算の審議という大変重要な案件につき審議しているこの委員会の場に自民党、公明党の議員が集団欠席して一人もいないという、こういう状況。
この委員会は、そもそも自民、公明も含めた全理事で一致して開会を決定したわけでございまして、安倍総理、麻生財務大臣、大変忙しい中を、安倍総理も元々忙しくて大変だというふうに委員会でも言っておられ……
○小川敏夫君 おはようございます。 アベノミクス、いわゆる金融緩和、円安になりまして株が上がってと、現象面では取りあえず今日のところまではいい状況で来ておったようでありますが、しかし、そうした政策について、やはり副作用なりリスクというものがあると思います。 ここに来て、急に長期金利が上昇いたしました。私はこれは非常に深刻な注意しなければならない現象が起きたというふうに思っておりまして、あるいは安倍総理が描いていた金融緩和、もうこれで終わりではないかということさえ思えるような事実だというふうに思っております。 まず初めに質問いたします。 政府と日銀総裁で、まだこれは白川総裁のときですが、……
○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今回、与党、自民党、公明党が集団欠席するというばかりでなく、当委員会の求め、すなわち国会の求めにもかかわらず、政府関係者、答弁者が出席しないという誠に異常な事態、遺憾な事態でございますので、それにつきまして意見を述べさせていただきます。 まず、実質的な理由から先に述べさせていただきますが、先月、五月に本予算が終了しました後、安倍政権からは、いわゆる安倍政権の最も重要な課題である経済政策につきまして、第三の矢と称する成長戦略等が公表されましたが、この安倍政権にとって最も重要な経済政策につきまして、国会の外ではいろいろ発言しておるようでご……
○理事(小川敏夫君) 公述人、恐縮でございますが、質問者の時間が来ておりますので簡潔におまとめください。
【次の発言】 もう時間が来ておりますので。
【次の発言】 質疑者は、公述人の意見を含めて質疑者の時間の中で収まるように、以後よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 では、今回順番を変えましょうか。
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