このページでは吉川沙織参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。 私は、当選以来、国会質疑や議員立法を通じて一貫して取り組んでまいりました、雇用、地方行財政、消防防災を中心に、会派を代表して、総理並びに関係大臣に対し、質問いたします。 一匹の妖怪が日本を徘回している、アベノミクスという妖怪が。果たしてその実態はいかなるものでしょうか。 アベノミクスは、日本経済の復活につながる新たな経済学なのでしょうか、それとも、円安誘導のための金融緩和と公共事業ばらまきのよみがえりでしょうか。はたまた、かつてのバブル経済という悪夢の再来となるのでしょうか。アベノミクスによって、我が国財政の健全化どころか、国民全員が財政の崖を真っ逆……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。今日はどうぞよろしくお願いいたします。 先月、十月終わりに、奄美地方において集中豪雨被害に関する災害がございました。今日は、その被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますとともに、命を守る政治という観点に立って質問をさせていただきたいと存じます。 先日、民主党の奄美豪雨災害対策本部の一員として、加賀谷議員と同僚議員、計七名で現地の視察に行ってまいりました。東副大臣におかれましても、発生直後の十月二十三日に現地入りされたと伺っておりますので、現地の状況については御存じかと思いますが、実際に現場をこの目で見ることで、台風等の頻繁な通過がある奄美地方においても、……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。 先月の東日本大震災で被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。 さて、一昨日、昨日と被災地に入り、被災状況を目の当たりにし、被災者の方々からは生活再建に向けた切実な課題、要望を伺ってまいりました。幾つも取り上げたい課題がございますが、今回は命を守る情報伝達の観点から質疑を行いたいと思います。 今回の大震災では大津波によって全てが流され、各種ライフラインが一時期ほぼ使用不能となってしまいました。しかし、強い使命感の下、自ら被災しながら、また全国から昼夜を問わず懸命な復旧活動を続けていらっしゃる方が大勢いるのも事実であり、敬意を表します。 安否……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。どうぞよろしくお願いいたします。 前回の特例法に引き続き、今後被災地で予定される地方選挙についても、九月二十二日を期限としてその選挙が延期をされることになります。もちろん、本来定められている任期で選挙を行うことは、大臣も何度も御答弁されておりますとおり、民主主義の基盤として重要なことであり、延期される指定地域においても、その選挙をできるだけ早く、できるだけ多くの地域で行われることが望ましいと考えます。 ただ、五月十日の閣議で延期された指定地域のうち十六地域で選挙日を定める政令が決定される一方、被害が甚大である自治体を中心に選挙が難しい地域も残されることに……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。どうぞよろしくお願いいたします。 今般の東日本大震災の対応において、消防機関の果たしている役割の重要性、改めて認識をされました。この消防体制を整備するのは一義的には自治体の役割ではあると思います。しかし、それは、国が消防行政に責任を負わなくてよいということでは決してございません。むしろ、この大震災を契機として、国を挙げて国民の生命の安心、安全を守るため、国の消防行政の在り方について真正面から向き合う必要があることが再確認されたと言えるのではないかと思っています。 野党時代から一貫して機会あるごとに消防予算や体制の充実、在り方、課題について質疑を行ってまい……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。今日はどうぞよろしくお願いいたします。 最初に、平成二十三年度予算案の全体像についてお伺いしたいと思います。 ここ十年ほど、犯罪の件数自体は統計的には減っておりますが、国民の皆様が日々の生活で治安の善しあしに関して漠然と感じられる体感治安は残念ながら悪化をしているとされています。これと同じように、ここ十年程度の社会経済状況に関して、国民の皆様は体感不安を感じておられるのではないかと思います。 パネルにしてみました。(資料提示)その体感不安として考えられる要因の一つとして、所得格差の拡大、それから若年層を中心とした失業率の高止まり、少子高齢社会の……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。どうぞよろしくお願いいたします。 これまで、国民の生命、身体を守るための避難勧告や避難指示の在り方及びその伝達方法につきましては、当委員会始め野党時代より一貫して質疑をさせていただいてまいりました。今般の東日本大震災、台風十二号等の災害において、これらの課題や問題点がより明らかになったと言えると思います。これを改善していくのが国としての責務であると考えます。 今回は、避難の在り方という観点を中心に大臣の御見解を伺ってまいります。 平成二十二年八月二十六日の中央防災会議第一回、災害時の避難に関する専門調査会資料、「最近の避難に関する主な調査」において、内……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。今日はどうぞよろしくお願いいたします。 国民の生命、身体を守る消防行政の課題と今後の在り方につきましては、初当選以降、質疑をさせていただいてまいりました。今回は所信的発言の質疑に当たりまして、国が果たすべき役割について、本分野に絞って質疑を行わせていただきます。 消防防災施設設備はその地域の消防防災の核となるものであり、これが滅失、損壊することによって地域の消防防災行政が機能不全という事態に陥ることは絶対に避けなければなりません。しかし、東日本大震災においては実際にこのような事態も残念ながら発生をしてしまっています。 中央防災会議がこの九月二十八日にま……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。今日もどうぞよろしくお願いいたします。 先ほどの参議院本会議におきまして、「北朝鮮による「人工衛星」の打ち上げ発表に抗議し強く自制を求める決議」が全会一致でなされたばかりでございますが、本件に関する政府の認識と対応についてお伺いしたいと思います。 北朝鮮からの弾道ミサイルの発射事案につきましては三年前の二〇〇九年四月五日にもあったところでありますが、その際もミサイルの発射前後に当委員会やほかの委員会で、国民に対する情報伝達の在り方という観点から指摘をさせていただいております。 二〇〇七年二月から総務省消防庁により全国瞬時警報システム、Jアラート……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
最初に、今般の台風四号における被害状況と政府の対応状況についてだけお伺いします。
【次の発言】 内閣府の国民生活に関する世論調査において、政府に対する要望で防災の項目が追加されましたのは平成四年からのことになっておりますが、この防災と回答した国民の皆さんの割合は比較的低位で残念ながら推移しています。ただ、阪神・淡路大震災後の平成七年調査では二〇・四%、昨年調査では東日本大震災の発生を受け二四・九%にまで上昇しています。
今回の災害対策基本法は、平成七年に大幅改正され、今回の改正も東日本大震災の反省と教訓を踏まえた……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 社会保障と税の一体改革において、財政再建、財政の持続性はもちろん大事でございますが、決して忘れてはならない視点として社会保障制度の持続性というものもあると思います。分かりやすい例えといたしまして、現在は高齢者お一人を現役世代二・四人で支える騎馬戦型でありますが、二〇五〇年には現役世代一・二人で一人を支えなければいけない肩車型になると予想されています。よって、社会保障制度の支え手であります現役世代、特に若年層の雇用が安定しなければ社会保障の持続性があるとは言えない状態になるのではないかと思います。つまり、支え手となる……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本日の締めくくり総括質疑を迎えるに当たり、社会保障の持続性と財政の持続性、税については地方分権を前に進めようとする我々の立場から質疑を行いたいと思います。 我が国における人口構成は大きく変容し、少子高齢化が一層進むこと、そして国の予算の約半分を赤字国債で賄う状況が続いているということに鑑みると、どの立場に立とうとも社会保障の持続性と財政の持続性に向けて取り組むということは避けては通れない道であると思います。 ここ数日、一体改革関連法案の先行きが不透明になったことに伴い、国債市場が神経質になりつつありました。仮に……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。どうぞよろしくお願いいたします。 昨年三月の東日本大震災を受けまして、災害に伴う報道と情報伝達の在り方が大きな課題となっています。国民の命を一人でも多く守るための情報伝達の在り方並びに公共放送NHKの役割に焦点を当て、質疑を行いたいと思います。 昨年三月末に、震災に伴うメディア接触動向に関する調査が発表されています。これは総務省も結果を引用しているシンクタンクの調査結果ですが、総括として、NHKの信頼度が上昇したとされています。具体的に項目を概観いたしますと、震災に関する情報提供で重視しているメディア、情報源としてNHKテレビ放送の情報が八〇・五%でトッ……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。 本日の委員会に当たり、三党発議者、参議院総務委員会を構成する全会派の理事、委員、関係する全ての皆様に対しまして、若輩者ではございますが、与党筆頭理事として心より感謝と敬意を表し、採決の前の質疑とさせていただきます。 今回の改正で利用者である国民の利便性は高まることになると考えますが、事業の側面からお伺いいたします。 平成十九年十月の民営化に伴い、日本郵政公社は五分社化されました。現行民営化の問題点として、現場においては一つの局舎の中に郵便局株式会社の郵便局長、郵便事業株式会社の支店長と会社ごとにトップが置かれ、また管理・共通部門も会社ごとに置かれるな……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織です。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、国民の安心、安全を守るという観点から、情報セキュリティー確保、そして防災行政についてお伺いしたいと思います。 スマートフォンの急速な普及など、情報通信技術は今や国民生活に不可欠なものとなっています。さらに、電力、ガス、航空、鉄道といったインフラも今やICTで全て制御されており、これら重要インフラが一たびサイバー攻撃によりダメージを受けた場合、国民生活に甚大な影響が生じることも懸念されますことから、これを安定的に利用するための情報セキュリティーの確保は国家の根幹にかかわる重要な課題であると思います。 このような問……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 この六年間、一貫して消防防災体制の在り方、消防費の予算等について質疑を重ねてまいりましたが、今回も、電波法改正案の内容に主眼を置きつつも、国民の生命、身体、財産を守る観点から質疑をさせていただきます。 さて、今回の電波法改正は、電波利用料の使途に新たに防災行政無線、消防救急無線のデジタル化に要する費用の補助を行うものですが、そもそも電波利用料とは、無線局全体の受益を直接の目的として行う事務の処理に要する費用に充てるものとして、その行政事務の受益者である無線局免許人等に対し負担を求める制度です。 防災行政無線、消……
○吉川沙織君 民主党の吉川沙織でございます。 調査項目といたしまして、「持続可能な経済社会と社会保障の在り方」についてということでございますので、私自身の経験談も踏まえながら意見を述べさせていただければと思っています。 今、経済成長の大事なお話ございました。私自身、民主党の中で一番若い参議院議員として議席をいただいております。前職は会社員でございました。就職活動をいたしましたのが一九九八年、平成十年のことでございます。その前年に就職協定が廃止になり、そしてまた、絶対に当時潰れないと言われておりました北海道拓殖銀行や山一証券が倒れていき、そういう中で就職活動をいたしました。物心付いてから、バ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。