竹谷源太郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

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竹谷源太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは竹谷源太郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

竹谷源太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第39号(1948/04/05、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 ただいま議長から御報告がありました通り、本院議員大石倫治君には、去る三月三十日、仙台市宮城野原国立病院において永眠いたされたのであります。この際私は、皆さんの御同意を得まして、謹んで哀悼の意を表したいと存じます。(拍手)  大石君は、明治十年、宮城縣登米郡石森町に生れられまして、自由民権の世論の澎湃たる中、帝国議会開設の時代に成長せられたのであります。若くして東京日日新聞仙台支局長として新聞記者生活にはいられ、次いで明治四十二年、仙台市において日刊東北新聞を御創刊になりまして、その主幹となり、大いに健筆を揮つて立憲政治の進展のために御寄與に相なつたのでございます。なお地方政界に……

第2回国会 衆議院本会議 第50号(1948/05/26、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 政治道楽という言葉が昔からございますが、これは、政治というものはむやみに金がかかつて、しかももうからない商賣であるというとこからきていると思います。私の親類で、もうすでに故人になりましたが、長い間縣議会議員をしたり、いわゆる田舎政治家をやつて、さんざん大きな資産を使い盡してから、死ぬときに息子に遺言をして、政治というものに関係しては相成らぬ、これは家憲だというような、勝手な虫のいいことを言つて死んだ人がありますが、昭和の初めに、むろんこれは普通選挙になつてからでございますが、山口縣の某氏は、一つの選挙で三十万円金を使つた。物価指数が現在は当時の三、四百倍になつておる点から考えま……

第2回国会 衆議院本会議 第75号(1948/07/01、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 ただいま議題と相なりました選挙運動等の臨時特例に関する法律案及び衆議院議員選挙法の一部を改正する法律案について、提案の理由及び両案の要旨を御説明申し上げます。  まず最初に、両案に関する特別委員会における起草の経過について申し上げます。本委員会は、選挙法改正に関する法律案起草のため選挙法改正に関する小委員会を設置し、五月六日、第一回分小委員会を開き、不肖が小委員長に、栗山長次郎君、笹口晃君、長野重右ヱ門君、黒岩重治、佐竹晴記君を理事に互選いたしました。その後十八回にわたり熱心なる論議を交しつつ本案の起草に当り、かつ六月十五日には一般がら意見を聽取し、起草の参考に供したのでありま……

第2回国会 衆議院本会議 第79号(1948/07/05、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 ただいま議題となりましだ新聞出版用紙割当事務廳設置法案は、このたび國家行政組織法制定に伴いまして、從來の用紙割当事務局及び用紙割当委員会に関する規定を改正あるいは制定せんとして立案されたものであります。從來、用紙割当事務局については官制がありましたが、用紙割当委員会については何ら法的根拠がなかつたのでありまして、これが運営上に及ぼす障害を除去するために、一日も速やかに法令をもつて規定いたす必要があるのであります。  本法案の趣旨といたすところは、割当委員会に自主的決定権をもたせる從來の制度は、今回の審議会にそのまま取入れると同時に、割当業務の責任が政府に存することに鑑み、政府と……

竹谷源太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

竹谷源太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会 第2号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○竹谷委員 それからもう一つ、今のように、町村が九割までも人件費にとられて、何らその他の自治行政の仕事ができない。また府縣にあつても、經濟界の實情から、府縣の財政も容易でない。そうして相變らず現在の分與税制度によつていて、中央集權的な權力に財政的に縛られるということでは、府縣の自治というようなものの完璧は期せられない。そうなつてくると、府縣の區域を擴大して、少くとも人口三、四百萬以上に大きくして、實力も經濟力も大きなものにして、眞に經濟的に自主權の確立した自治體をつくるのでなければ、地方自治法は紙の上のものだけであつて、實質的な力のある自治體というものはできないと思うのであります。これは國土計……

第1回国会 決算委員会 第7号(1947/08/12、23期、日本社会党)

○竹谷委員 昭和十八年度決算に關し衆議院決議に對する善後處分調というものが印刷になつて、第九十二議會に提出になつております。これを見ると、昭和九年くらいからずつと衆議院の決議に對する善後處分の結果が報告になつておりますが、今度國會において決算の審議等について研究をいたします場合に、國會がある判決を下し、それに對する善後處分を政府においてなした場合の報告が、どうしても必要になつてくると思うのでありますが、その場合かように遅れたのでは意味をなさないので、これは國會の決議があつたのち一年以内くらいに處分の結果を必ず報告さすというようなことにしたらどうか。そうでないと、もうこれは時效にかかつてしまいそ……

第1回国会 決算委員会 第9号(1947/08/27、23期、日本社会党)

○竹谷委員 普通水利組合を農林省に移管する豫定だそうでありますが、本省はどこの局でまた地方官廳ではどこに扱わせるつもりでありますか。

第1回国会 決算委員会 第12号(1947/09/25、23期、日本社会党)【議会役職】

○竹谷委員長代理 ただいまから會議を開きます。受田君。
【次の発言】 委員長にお願いしますが、他數の項目をごく簡單に質問するので、その都度政府から御答辯を願いたいと思います。坐つたまま申しますので、答辯もまた坐つたままお願いいたしたいと思います。國家公務員というのは新しい言葉ですが、これの包含する範圍をちよつとお聽きしたい。概要で結構であります。
【次の発言】 そうしますと、府縣市町村の吏員というような、こうした地方公共團體の公務員ははいらないということになると思います。教員は從來も官吏になつておりますが、これはどうなるか。また警察官は地方警察、國家警察というふうにわかれて、縣もしくは市という……

第1回国会 決算委員会 第13号(1947/09/27、23期、日本社会党)

○竹谷委員 法律または人事院規則、いずれをもつていかなる規則を規定するかという御質問がありましたが、これに關連がありますが、附則第一條の第三項の中頃以下に、「以外の規定は、法律又は人事院規則の定めるところにより、實行の可能な限度において、逐次これを適用することができる。」こうありまして、人事院及び服務に關する規定以外の規定は實行可能な限度において逐次これを適用していくということになりますと、一應この法律が議決せられ、公布せられて、そして實施をいたされましても、活用されない條文が非常に多いことになるのでありますが、これは結局法律かあるいは人事院規則のいずれかで、この規定はいつから適用するというよ……

第1回国会 決算委員会 第14号(1947/09/28、23期、日本社会党)

○竹谷委員 これはやはり資料をわれわれが頂戴して、それに基いて御説明を受ける方がはつきりする。今までたびたび御説明を承つたけれども、結局わからないのです。具體的に説明する資料をもつて説明を聽いた方がよいと思いますが、どうでしようか。

第1回国会 決算委員会 第19号(1947/10/15、23期、日本社会党)

○竹谷委員 私は日本社會黨を代表いたしまして國家公務員法竝びに國家公務員法の規定が適用せられるまでの官吏の任免等に關する法律案の、小委員會の修正意見に對して贊成をいたすものであります。この二つの法案は九月十五日に本委員會に付託せられましたが、百數十條に及ぶところの大法案であり、しかも日本の官吏を對内的にまた對外的に民主化すべききわめて重大な使命をもつところの重要法案であります。これが審議につきましては本委員會は畫夜をわかたずといつていいほど執心に審議を續けたのでありまするが、なかなか各派とも意見多く、これが協定等に相當の日數を要しました。しかもなお審議の足らざるものが多々あると思うのであります……

第1回国会 決算委員会 第20号(1947/11/20、23期、日本社会党)

○竹谷委員 昭和二十一年度決算審査方針に關する審議について、本小委員會は四囘にわたりまして會議を開きまして、その間政府委員、會計檢査院職員等に對しまして質疑を行いまして、別紙の通り成案を作成決定いたした次第でございます。そもそも本院における決算の審査については從來よりも一層周到嚴正にいたしまして、國家財政の上に實際的効果をもたらすことを期待いたし、なおまた兩院の審査に關する決定をなるべく統一させまして、國會として統一した意見を表示いたしまして、政府當局の適從に迷うことのないようにいたしたい。こういう趣旨において審議をいたしたのであります。  この得ました決算審査報告に關する成案の要點を申します……

第1回国会 決算委員会 第23号(1947/11/26、23期、日本社会党)

○竹谷委員 本法案の第二條に「地方財政委員會は、國家公益と地方公共團體の自主權とが調和するように、地方財政の自主化を圖るため、左に掲げる事項を包含する計畫を立案する。」とありまして、次に租税の賦課及び徴收に關する事項ほか四つ、併せて五つの項目について、これを含むところの計畫の立案機關ということに、地方財政委員會は相なつておりまするが、まず地方財政委員會の性格、竝びに權限、及び企畫立案する計畫の範圍等についてお尋ねをいたしたいと思います。この地方財政委員會は單なる企畫立案だけであつて、執行については全然關與しないかどうか、それをまず確めておきたいと思います。

第1回国会 決算委員会 第24号(1947/11/28、23期、日本社会党)

○竹谷委員 徳川政府時代の封建的鎖國時代から、明治維新の革命によりましてわれわれは明治政府をもちまして、そしてこの明治政府におきましては、特に内務省は國の政治にとりましてきわめて重要な役割を演じてまいつたのでありまするが、今この敗戰後の日本の民主革命期にあたりまして、内務省解體という大きな事實を迎えますことは實に感慨無量なものがある次第であります。明治政府の當初におきましては、内務省はきわめて廣汎なる内務行政の權限をもつておつたのでありますが、逐次政府行政が擴充發展するにつれまして、各省に分離していつたものがありますが、特に最近におきましては、厚生行政につきましてはこれが分離して厚生省ができる……

第1回国会 決算委員会 第27号(1947/12/04、23期、日本社会党)【議会役職】

○竹谷委員長 それではさようにいたします。他に御質問はありませんか。
【次の発言】 先ほど運輸省から緊急放出物資についてお話がありましたが、その中に、これは無償で受入れたというふうに聽いたいのですが、これはさような性質のものではないと思うのであります。それを伺いたいと思います。
【次の発言】 内務省に方へ伺います。この圖面を見ると、特殊物件(正式返還)というのと、それから右の方に放出物件と書いてありますが、この放出物件、いわゆる緊急放出物資も昭和二十年八月十六日、七日に陸海軍省から發せられて、十日ばかり後に取消して、放出したものも返還したり、あるいは有償にしたり、あるいは品目等をはつきりしろと……

第1回国会 国土計画委員会 第20号(1947/10/31、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 宮城縣の水害對策に關する宮城縣會の請願でありますが、御承知のように今年の夏七月二十一日の夜來の豪雨によりまして、宮城縣は耕地の冠水二萬一千餘町歩にわたりまして、なお土木關係においても莫大な損害をこうむつたのであります。しかるに九月十五日の颱風により、御承知のような甚大な被害でありまして、耕地の冠水面積が六萬町歩以上に及びその他道路、橋梁、河川、港灣のあらゆる方面に甚大な被害をこうむつたのであります。しかるに東京のま近かのところに被害が起きましたので、遠いところの東北方面のことは東京にあまり反響がないのをはなはだ遺憾とするところであります。米は約五十五萬石の減收と相なるような事情……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会 第4号(1948/05/21、23期、日本社会党)【議会役職】

○竹谷委員長代理 開會いたします。  本日は委員長が常任委員長打合會に出席いたしておりますので、私が委員長の職務を代行いたしますから、この點各位の御了承を願つておきます。  前會に引續き國家行政組織法案を議題とし、ただいまから質疑に移ります。木村榮君。
【次の発言】 ただいまの木村君からの御意見ごもつともの點もありまするが、これは審議を非常に急ぎます關係もありますし、なおまたこの法律は御承知のように、國家行政の形式的なわくをきめるような組織法にすぎないのでありまして、中味の實體は別途につくられることになりますし、委員の各位もこの方面に關する知識、經驗も豐富であり、また各關係の當局の方においても……

第2回国会 決算委員会 第6号(1948/05/25、23期、日本社会党)

○竹谷委員 第六条に「中央経済査察庁及び関係各庁の間の連絡調整を図るため、中央経済査察庁に、中央経済査察委員会を置く。」という条文がありますが、従来こういう関係各庁間の連絡ではなくて、広く民間の民主的な隠退蔵物資なりあるいは経済統制なりに関する意見を聴くための諮問機関ですか、議決機関ですか、そこまで詳しく存じせんが、そういうような委員会があつたように記憶しておりますが、それはどういうことになりますか。
【次の発言】 そうしますと、後来の物資活用委員会というものは法令によつて設置せられたものではなく、便宜上任意につくつたものですか。
【次の発言】 そうすると政令はそのまま存置せられて、相変らず物……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/05/27、23期、日本社会党)

○竹谷委員 栗栖國務大臣にちよつと簡單にお伺いしますが、日本の警察官が経済警察の防犯、内偵あるいは檢挙というような仕事をするようになつたことは、非常に墜落したと思います。これは非常にいけない政治だと思いますが、それを改めて、今度は経済警察に関しては、專門家の経済査察官がこれに当ることになつたのは、これは重大な改善であり、私はこの点には賛成するものであります。しかしながら五千人の経済査察官では員数が足りない、そこでむろん現在は警察官に應援してもらつて一緒にやるわけですが、今度警察官は経済違反に関しては主体性をもたない、補助者にすぎない、こういうことになると、警察官が今までのように一生懸命協力しな……

第2回国会 決算委員会 第16号(1948/06/18、23期、日本社会党)

○竹谷委員 討論の前にちよつとお尋ねしますが、これは修正案だけが今上程になつておりますか。
【次の発言】 日本社会党は冨田君の提出されました修正案に対して賛成の意を表するものであります。

第2回国会 決算委員会 第20号(1948/06/24、23期、日本社会党)

○竹谷委員 今日は時間もございませんから、私は二つの点について、ごく簡單に御質問いたします。  第一点は、ただいま田中君から熱烈な御意見をまじえた御質問がございました。それに関連するものでありますが、私もこの荒廃した國土を急速に建設する、それからまた從來日本の資本主義経済におきまして無政府状態で発達をして、むちやくちやな状態にあるこの日本産業の分布、経済発達の状況というようなものを、この際是正をして、そうして狭い國土ではあるが、まだ未開発の資源等を十分に活用し得る余地がある。そうしてこの総合的な國土計画によつてこれを開発いたしますならば、八千万、あるいはそれ以上の人口をゆたかに養つていくことが……

第2回国会 決算委員会 第25号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○竹谷委員 運輸省官制の一部を改正する法律案につきましては、質疑はこの程度をもつて打切りまして、討論を省略してただちに採決せられんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました法律案につきましては、質疑もございませんから、討論を省略して、ただちに採決せられんことの動議を提出いたします。

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/07/02、23期、日本社会党)【議会役職】

○竹谷委員長代理 暫時休憩いたします。     午後四時二十三分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後五時三十九分開議

第2回国会 決算委員会 第28号(1948/07/04、23期、日本社会党)

○竹谷委員 一、二簡單にお伺いいたします。これは引揚同胞対策に関する公式の審議機関がないので、また民情反映のためにたいへん結構だと思います。しかしながらこれはなるべく金をかけないように、また職員なんかも殖やさないようにしなければならないと思う。從つて事務局の職員は、厚生省その他の官吏が兼務をすればいいのであつて、特にこのために人件費は要らないと思うが、その点はどうか。またこれに関する予算の見込みがあれば、これを簡單にお答え願いたい。  それから國会議員が委員の中にはいらないということは、私個人は賛成であります。なぜならば、國会議員は引揚同胞の対策に関する立法、予算等について、われわれの見解は十……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/09/28、23期、日本社会党)

○竹谷委員 各縣を徹底的にやるべきだ。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1948/02/24、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 お求めによりまして、地方財政委員会のただいままでの審議の経過について御説明申し上げます。  皆さん御承知のように、一月七日に地方財政委員会は発足をいたしまして、三月六日までに、地方財政の自主化確立方策に関する法案を審議檢討立案をいたしまして、國会に提出する義務をもつておるものでございます。從つてこの間わずかに二箇月しかございませんので、五人の委員は一週間に二回、二日以上ずつ集合をいたしまして、地方財政に関する立案計画等を審議いたしておるのでありますが、たまたま内閣の総辞職にぶつかりまして、政府の方針を確定することができません関係で、ただいま停頓の状態ではありますが、地方財政委員……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1948/02/26、23期、日本社会党)

○竹谷源太郎君 ただいま委員長から御質問がありました地方財政委員会で練つておりまする地方財政の自主化に関する方策につきまして、政府部内においても、いろいろな意見が闘わされておるわけでありますが、それらの点について申し上げたいと思います。  第一に税のことについて申し上げますれば、先般私が御説明申し上げました入場税を全部地方公共團体に委譲すべきである、こういう財政委員会としては意見でございますが、これらにつきましては徴税上の困難というような理由をもちまして、大藏省としては、全部地方税とすることはどうかという意見をもつておるようであります。すなわち入場税の半額ぐらいを國税とし、半分を附加税として地……

第2回国会 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第7号(1948/06/28、23期、日本社会党)

○竹谷委員 ただいま議題となりました選挙運動等の臨時特例に関する法律案及び衆議院議員選挙法の一部を改正する法律案について小委員会における起草の経過並びに結果に関し御報告申し上げます。  小委員会は四月十三日、本委員会において選定せられ、五月六日第一回の小委員会を開き、小委員長及び理事の互選を行いました結果、私が小委員長に当選し、爾後十八回にわたり両法案の起草に当つてまいり、六月二十六日小委員会の成案を得た次第であります。その起草の途中におきましては、本院において連日選挙法改正に関する自由討論を行い、また一般の御意見を聽く必要もありましたので、六月十五日廣く学界より意見を聽取し、起草の参考に供し……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 地方行政委員会 第6号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○竹谷委員 ただいまの点に関連して――ただいま自治体警察の地方における経費支弁の困難性の問題について質問があり、答弁がありましたが、実は私は地方財政委員をやつておりますが、地方財政委員会としては、本年度の第四種配付税まではそれぞれ府縣に通達し、多くの府縣は各町村に指令を発して、各町村ともその金額を承知いたしております。金も行つておりますから、間もなく現金が町村へ到達するであろうと思うのであります。ところで私は最近数箇町、あるいは村について地方財政の現状を視察に参つたのでありますが、その配付税の金額の指令があつたばかりで、これをどういうふうに使うかという補正予算を議定しておる町村は全然ありません……

第3回国会 地方行政委員会 第8号(1948/11/29、23期、会派情報なし)

○竹谷地方財政委員會委員 本年一月から設置されました地方財政委員会において、地方財政の独立化につきまして企画立案されるにあたりまして、種々考究の結果、賃金俸給等によつて、いわゆる雇用関係において收入を得るもの以外の、何らかの業務によつて收入のあるものは、その收入について事業税を負担させるという建前で、事業税が創設されたわけであります。その課率につきましては、從來営業税として商工業者から営業税をとつておりましたが、これは百分の十五とし、その他は百分の十とする。但し米、麦、いも等の食糧管理法の適用を受くる主食に関する收入はこれを省くという建前で、雇用関係以外において得るところの收入に対しては、全面……

第3回国会 予算委員会 第2号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○竹谷委員 われわれは本日公報でもつて午前十時から委員会を開くという委員長の説明によりまして、多数委員はこの委員会場に出席いたしたにもかかわらず、委員長が議事進行の手違いを起しまして、開会中に打合会を開くというような不始末を演じました結果、遂に十二時になつてしまい、晝食の時間になつて、休憩をいたしたのでありますが、その後理事会を開きまして、午後一時から再開いたして、ただこの場合、打合会において大藏大臣が予算の経過等の説明をした後、再び委員会を再会して質疑に入るという協定のもとに、午後一時にわれわれ委員はここに集合をいたしまして、その開会を待つたのであります。しかるになかなか開会に至らない。そう……

第3回国会 予算委員会 第3号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○竹谷委員 この際私は追つて提出せらるべき補正予算の審議の資料といたし、その他國の予算執行の状況の審議の必要上、次の七項目についての資料を提出し、本委員会にできるだけすみやかに、なるべく今月中にわれわれの手元へ届くようにしてもらいたいと思います。  第一は國税の各税種につきまして、本年度の実績と今後の見通し、なお法人税については、その基礎となるべき法人の資本別の数、これは昨年度と本年度別々に調べてもらいたい。なお法人税の昨年の実績、及びこれに対する本年度の比較についての資料を要求するものであります。  第二は鉄道、逓信、專賣、各特別会計の收支の状況。  第三は人件費でありますが、予算定員と実人……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○竹谷委員 私は予算委員会において大藏大臣に今の問題を質問したのに対して――今の問題と申しますのは、賃金ベースの四十二億五千万円の金は、地方團体の職員から取上げることはいたさないということを言つておりまするが、これは要するに現在給與している金額に対して、地方團体は大体千五百円新給與が附加されることになるわけですが、現在の給與に対して千五百円増額になるのであるかどうか。なお過去においてもし多く支拂われておつたものがあつたならば、それは返さない、取上げないということであるから、その点は了承いたしますが、そうなりますると、今後十一月以降の分につきましても、從來の給與よりも千五百円だけ多く新給與が支拂……

第4回国会 予算委員会 第1号(1948/12/02、23期、日本社会党)

○竹谷委員 議事進行について。――ただいま田中源三郎君の質問に対しまして、國務大臣より答弁があつた。この重大なる政府職員の新給與法案の提出時期さえまだきまつておらぬ。そうしてこれから閣議を開いてきめよう。さようなことで、われわれはとうていこの厖大なる予算案を、提案より二週間以内に審議を終了するというようなことは、ほとんど不可能な問題ではないかと思う。なお給與ベースについて、明日答弁ができるかいなかという理事会における質問に対しては、それはできかねる、かようなことであります。そんな調子では、一体給與法はこの予算案審議に間に合うかいなか、われわれは危惧なきを得ない。ことに寒い冬を控え、年末も間近で……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○竹谷委員 私はごく簡潔に現在行われている海員ストの問題について運輸大臣に伺つておきたいと思います。現在労働者がはなはだしい低賃金に苦しんでおりますが、海員の場合も同樣でありまして、乘船中の船員は税込みで平均五千八百五十七円にすぎない。そうして、扶養家族は平均一・五人でありますが、特殊な海上での生活は、生活費が二重にも三重にもかさんで、とても食つて行けない現状であります。乘船するまで待機しておる予備船員の平均給料は、税込みで三千三百五十九円、これではとうてい配給物資も満足に買い得ないというような非常なさんたんたる状態であります。こうした状態でありますので、海員組合の方から、乘船中の手取り平均八……

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、日本社会党)

○竹谷委員 それでは一、二建設大臣にお伺いいたします。戰前の半分近くに減つた領土の中で、八千万の國民を養わなければならぬ。それにはどうしてもわれわれのこの國土を徹底的に利用しなければならぬと思うのであります。從いまして狹くはあるがまだ未開発の資源が相当あり、また人口の再配分なり、あるいは文化産業の再配置を考える。外資導入とかいうような他力本願は第二といたしまして、第一にわれわれの力で國家を再建しなければならぬと思うのでありますが、その趣旨からこの際総合的な、計画的な國土再編成の計画を進める必要があると痛感をいたすのであります。今建設省はさような全体的な、総合的な職務上の権限を持つておりませんが……

第4回国会 予算委員会 第13号(1948/12/19、23期、日本社会党)

○竹谷委員 ただいま委員長から予算審議に関して御意見の発表がありました。われわれもごもつともだと存じます。しかしながら、補正予算の中心重大課題であるところの給與に関する法案がまだその成立に至つておりません。從いまして、これがいかように決定せられるかということによつて補正予算の内容も実質も形態もかわつて來る場合もある。こう考えますので、われわれは委員長の、できるだけ早く給與法案とあわせて年末給與の支給に支障のないようにいたしたい、こういう点については同感でありまして、それに対して協力を惜しまないものであります。しかしながらただここに申し上げておきたいのは、三千七百九十一円ベースで三月三十一日まで……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○竹谷委員 私は総理に質問があるのでありまするが、まだ見えないので、これはひとつ大藏大臣なり、その他適当の國務大臣から御明答をお願いいたしたい。  昭和二十三年度の補正予算第一号を第三國会においてわれわれは審議を始めたのでありまするが、引続き第四國会にこの同じ内容のものが第二号として提案になつておる。これに対しまして二、三週間にわたつてわれわれは愼重審議をいたしたのでありまするが、この補正予算の最も根幹をなすところの新給與ベースを、その後突如として政府はかえるところの修正を申し出て來まして、全然この予算の実体内容がかわつて來たのであります。この情勢にかんがみまして、われわれ野党八派は去る十六日……

第4回国会 予算委員会 第15号(1948/12/22、23期、日本社会党)

○竹谷委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本予算案に対する討論をいたします。  本予算案は官公職員の新給與費及び災害復旧費を中心とするものであつて、重要かつ急を要するものであるのにかんがみまして、われわれは連日質疑を続行し、審議に当つたのである。しかるにその間政府当局の出席きわめて惡く、あまつさえその答弁は不誠意、ふまじめなものがあつて、審議の進行を阻害したこと甚大であります。のみならず、上林山委員長は委員会運営の常例を破つて、議事の運営をつかさどるべき理事会の議を経ないことが多い。そうして独裁的議事運営をあえていたしたのであります。たまたま理事会を開いて議事運営の方針を決定した場合、昨夜……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会労働委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1947/09/26、23期、日本社会党)

○竹谷委員 昨日の國家公務員法に關する決算委員會の、各黨各委員からの御論議、また本日の三常任委員會の連合委員會における各委員からの廣汎多岐にわたる熱烈な御論議を拜廳いたしますと、いろいろ重要問題はありますけれども、結局明治以來育成培養されきたつたところの傳統的な官僚制の特權的な地位と背景とを打破しなければならない。それにはこの國家公務員法案の、政府提案の人事院の性格竝びに機構をもつてしてはその目的を達し得ないというように、總合的に各委員の意見を拜廳するのであります。これに對しましては、政府は官僚は時勢の推運に應じて、高度なる技術性、專門性をもたなければならない、それからまた他の勢力に支配されな……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本社会党)

○竹谷委員 一般會計の豫算補正第八號で、人件費、物件費、補助費その他において十五億一千四百萬圓ほど節約減額することになつておりまするが、このうち人件費についてはいかなる節約方針でこの補正豫算を組立ててあるか、それを伺いたい。
【次の発言】 人件費九億七千七百萬圓の減額でありますが、これは官廳吏員、すなわち行政事務、あるいは現業官廳全部を含めた官廳職員の定員の何パーセント分を減額するというので、こういう開きができたのであります。
【次の発言】 そうすると人件費は現在の定員の一割を減するという豫算の建前になつておるわけでありますが、それでは特別會計の方も、現業の職員についても同樣な方針でできた數字……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会鉱工業委員会連合審査会 第2号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○竹谷委員 釜石で鉄鉱が生産されているが釜石の地元で製品化されるよう施設をする意思はないか。また秋田縣下で製鉄用の石炭があるといわけているが、調査されているか、お伺いしたい。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、日本社会党)

○竹谷委員 南公述人と、加藤公述人からも御答弁願いたい。ただいま南公述人から、二百六十二億の給與改善費は歳出費として見積られておるが、歳入において給與に伴う自然増加四十七億、それから歳出節約額のうち、人件費を節約する七十八億、こういうものを差引けば、実際百三十七億しか給與改善に充てられない、こういう話があつた。私は大体それに近いものだろうと、同感でありまするが、ただ歳出節約額の七十八億という金額は、一應政府においては実現員現給と、予算定員に基く増額、その差額がこれだけあるという見積りから、こうした歳出節約額を出して來たものと思うのであります。現実の問題として、全官公全体の問題は、南さんではわか……



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