佐藤栄作 衆議院議員
24期国会発言一覧

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佐藤栄作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐藤栄作衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
佐藤栄作[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

佐藤栄作[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第24号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○佐藤榮作君 私提案者の一人として、ただいまの佐々木君の疑問としておられる点にお答えをいたしたいと思います。私どもは國会の正規の手続によりまして、提案者の一人としてこの考案を出したわけでありまして、その提案者の責任は、私どもにも実ははつきりわかつているのであります。ことに國会生活において経験のあられる佐々木さんが、提案者以外の御出席を求められることは、どうも私ふに落ちないのであります。
【次の発言】 午前中私も提案者の一人としてこの席におりまして、皆様方の熱心な御審議の模様を拜聽いたしたのでありますが、その後席をはずしておりまして、たいへん申訳ない次第であります。ただいまお話になりました公共の……

第5回国会 運輸委員会 第25号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○佐藤榮作君 公共の利益という点については、昨日からお答えを申し上げておりますし、田中委員も昨日の私の説明についてはお聞きのことだと思いますが、重ねてその点を申し上げますけれども、劣略さしていただきたいような氣がするのでありますが、特にこの機会に私どもの氣持を申し上げれば、今取上げられた運賃が安くなるとか、安全度が高まるとか、あるいはまた利用回数がふえるとか、これらのことは、もちろんその公共の利益の具体的な一つの方法だと思うのであります。しかし運賃が宏くなるということだけが公共の利益を代表するものではないのだ。すべてのものを勘案いたしまして、ある点は長所として非常に発揮される点もあるでありまし……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 電気通信委員会 第22号(1951/08/07、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 このたび、電気通信委員会の委員の方々におかれましては、地方における電気通信事業の運営状況を御調査になりまして、いろいろと有益な御意見を承ることができますことは、事業のため感謝にたえないところであります。  私は先般はからずも電気通信大臣に任命せられまして、電気通信事業をあずかることになつたのでありますが、わが国の産業経済の復興のため、電気通信事業の果すべき役割の重要性にかんがみまして、施設の整備拡充と、サービスの改善に鋭意努力いたしまして、国民の要望にこたえて参りたいと考えておる次第であります。しかしながら就任後日も浅く、これがための諸施策につきましては、この秋に臨時国会が開か……

第10回国会 郵政委員会 第10号(1951/08/15、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 私このたび郵政大臣を拝命いたしたのでありますが、本日郵政委員会が開かれ、委員各位の御参集になりましたこの機会に、一言ごあいさつを申し述べまするとともに、郵政省当面の問題につきまして一、二御報告申し上げたいと存じます。  郵政省は組織が厖大で、従事員も二十六万という大世帯でありまして、しかも現業官庁という特殊性からいたしまして、いろいろと複雑困難な面が多く、この巨大な事業組織をスムースに能率的に運営いたし、利用者に対しまして満足の行くサービスを提供し、事業に課せられました使命をよく果しますことは、なかなか容易なことではないと痛感いたしております。しかしながら、この困難な仕事をお引……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会 第9号(1951/11/14、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 決算委員会で、御熱心に各省の仕事のしぶり等について御検討をいただいておる御努力に対しまして、かねてから敬意を表している者であります。また本日は、ただいま三宅委員から私がおあずかりしております郵政、電通の両省につきまして、その仕事が国民から預かつておる仕事であり、また国家として、役人として、特に公平で国損を生じないように努力すべきは当然ではないかというような御高見を拜聽いたした次第であります。お考えの通り、全然同様の考え方をもちまして、両省をあずかつているのであります。しかし、あえて弁解を申し上げるわけではありませんが、御指摘になりました事件は、敗戰直後の物資その他の不足の時期で……

第12回国会 電気通信委員会 第1号(1951/10/22、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいまから電気通信省所管業務につき御説明申し上げて、御参考に供したいど存じます。  まず補正予算について申し上げます。本年度の電気通信事業特別会計の予算は、収支とも六百二十一億五千百万円余でありましたが、その後物価が著しく騰貴し、従業員の給与もこれに従つて引上げなければならなくなりましたので、ここに総額百六十三億四千万円余の補正予算案を提出いたしました。以下その内容について申し上げます。  損益勘定におきましては、物価の騰貴による物件費の不足三十一億円、従業員の給与改善のため基本給を十月より月額千五百円程度引上げ、年末手当を〇・三箇月分増加するための経費等で合計二十九億円、及……

第12回国会 電気通信委員会 第2号(1951/10/23、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました電信電話料金法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  朝鮮動乱以後の物価騰貴に伴う物件費の増加、給與ベースの改訂による人件費の増加等によりまして、電気通信事業特別会計の收支は、定員の整理、経営の合理化、その他極力経費の節減を行いましても、多額の不足額を生じ、独立採算のためには料金の値上げを避けることができないのであります。これを平年收支について見ますると次の内訳となるのであります。  まず收入におきましては、現行料金による電信收入九十五億円余、電話收入三百七十億円余、工事收入十一億円余、雑收入十三億円余、計四百九十億円余でありまして、これ……

第12回国会 電気通信委員会 第3号(1951/10/24、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 お答え申し上げます。私も本来御高税のような感じを持つておるのであります。この事業自身の持ちます使命から申しまして、もつともつと利用度が拡張されなければならない。そして真にそのものが文化の向上に寄与するとか、あるいは経済活動に便するとか、政治活動に便するとかいうように、本来の機能を発揮するようにぜひともいたしたいのであります。今回公共企業体に移行することを考えて参りましたゆえんのものも、もちろん当委員会の強力な御決議もいただいておりますので、その線に沿つて善処するという考え方で、公共企業体への移行もいろいろ計画しておるのであります。その際におきましては事業としてりつぱにその使命を……

第12回国会 電気通信委員会 第4号(1951/10/25、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 お答えいたしますが、田島君は私の提案理由の説明で十分御承知のことだと思います。今回の料金の値上げは、物価騰貴並びに人件費の高騰等、この設備機能を運営して参
【次の発言】 どうも私の説明を誤解しておられるようですが、今回の料金の値上げは、重ねて申し上げますが、人件費の不足だけを補うものではありません。物件費の高騰による諸施設、資材の獲得上必要な面もあるわけであります。従つて二つの要素から今回の値上げをしておる、かように御了承をいただきたいと思います。この点いかにも人件費だけのような考え方で御質問なさることを、先ほど来御説明申し上げるのに、どうも誤解があるようでありますので、重ねて……

第12回国会 電気通信委員会 第8号(1951/11/15、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 この前お答えいたしました際に、長期欠勤者だけでけつこうだというようなことは申し上げておりません。これはいずれ速記ができ上りましたら、よくお読みくださればおわかりになるだろうと思います。その際に申し上げましたことは、九千八百余名の定員減をいかにしてまかなうかというお話であつたように思うのであります。その一つの問題といたしまして、長期欠勤者も相当おりますし、さらにまた欠員の不補充の状態でおるのもありますし、あるいはまた長い間整理を積極的にやつておりませんので、この前の整理は下級者に離職をしいたというようなかつこうになつておりますので、部内としても新陳代謝等をする、従つて強制的な退職……

第12回国会 電気通信委員会 第9号(1951/11/17、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 特にお許しを得まして、この機会に最近起りました電気通信研究所関係職員の犯罪容疑等の概要を御報告を申し上げ、同時にあわせて当局のこれに対する処置並びに今後の方針等をお話いたしたいと思います。  すでに電気通信研究所の職員の犯罪容疑につきましては、新聞等でしばしば報道されておりますので、委員各位におかれましても、その概要は御存じのことだと思いますが、事件といたしましては、二十五年度並びに二十六年度の当初の期間中におきまして、一部予算の使途が不明確であるとか、あるいは不要物品の拂下げにつきまして、その処置が不当であるとかあるいは不正であるとか、あるいはまた他の官庁から委託されました研……

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/10、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 電信並びに電話を一緒にいたしましての公共企業体化の案をいろいろ検討中でありますが、まだ成案を得るというところまで参つておりませんので、お尋ねのような点につきましてはお答えするだけのまだ段階になつておらないのでございます。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 その点は橋本行政管理庁長官がお答えいたした通りで、同様のことを考えております。
【次の発言】 御承知のように企業官庁でありますので、今電気通信省におきましても、新たに交換局を設置いたしましたり、あるいは施設の増備を計画したりいたしております。また郵政省の方におきましては、業務量が増加いたして参りますれば、当然人……

第12回国会 郵政委員会 第1号(1951/10/22、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 では私から郵政省当面の問題につきまして、御報告申し上げます。  去る八月に開かれました本委員会におきまして、ごあいさつかたがた一応業務につきまして御報告申し上げておきましたので、本日はその後問題となつて参りました人員整理と行政機構の改革の問題、それから最近案の決定を見ました本年度補正予算と、これに伴います郵便料金引上げの問題、主としてこれらの点につきまして御報告いたしたいと存じます。  まず人員整理と行政機構改革問題でありますが、御承知の通り政府におきましては、政令改正のための諮問委員会の答申に基きまして、先月下旬来、連日のごとく閣僚懇談会を開き、具体案を練つて参つたのでありま……

第12回国会 郵政委員会 第2号(1951/10/24、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案及び郵便為替法の一部を改正する法律案、この二法案について提案の理由出を御説明申し上げます。まず郵便法の一部改正でありますが、この法律案は郵便法に規定されていますところの郵便に関する料金の全般にわたつて改正しますとともに、通常郵便物の種類、体系等につきまして、一般の利用の実情に沿うようこれが改正をしようとするものであります。まず、郵便に関する料金の改正案について申し上げます。昭和二十六年度の予算編成にあたりましては、支出額二百七億円に対し、料金等の収入見込額が百七十三億円でありましたため、収入の不足額三十四億円は、一般会計からの……

第12回国会 郵政委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 郵政省がおあずかりしておる事業全部を総合して収支のバランスがとれるようにしろという御意見であろうと思うのでありますが、郵便事業あるいは貯金特別会計あるいは保険特別会計と、それぞれ実はわかれておるのであります。これらのように別々の独立会計を設けましたのは、国会の皆様の御審議を経まして、これらの事業の特殊性から、事業がそれぞれ成り立つて行くようにしたらいいじやないかというような御注意等もありまして、それぞれの特別会計ができ上つたわけであります。従いまして保険なり貯金の特別会計の方に余裕があるからといつて郵便事業の特別会計に融通することはいかがかと思います。昨日も参考人からお話があり……

第12回国会 郵政委員会 第7号(1951/11/27、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました郵便振替貯金法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  この法律案は、郵便振替貯金に関する料金の引上げを行い、最近における人件費及び物件費の高騰に伴う経費の不足を補うとともに、払出し金額の制限額を引上げて、利用者の利便をはかろうとするものでありまして、その内容は次の通りであります。  第一は、払込み、振替及び払出しの料金と払出し証書の再交付の料金を改めることであります。その引上げ割合は総体において約二割四分となつておりますが、なおこの機会におきまして料金体系の合理化、簡素化をはかることといたしたのでありまして、部分的には引下……

第12回国会 郵政委員会 第8号(1951/11/28、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 会期の終りになりまして、振替貯金法改正の法案を提出いたしましたことについては、昨日その経過等も詳しく申し上げ、私ども意のあるところを述べさしていただいたのであります。重ねて申し上げますが、今回のこの扱い方は、私どもといたしましてはまことに恐縮に存じておる次第であります。もともとこの法案を用意いたしましたのは、相当以前であります。その間郵政部内当局におきましては、十分の用意をいたしておるわけでありますし、また当委員会の皆様におきましても、平素から多大の御検討を賜わつておりますので、昨日提案いたしましても、即座に数時間も最も骨子に触れた御質問があつたような次第であります、この点は私……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第84号(1952/06/05、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 夏堀委員の資料はなかなか広汎にわたつておりますが、もう少しわかりやすく、口頭でなしに書類にしていただけないでしようか。そうしないとせつかく資料をつくるにいたしましても、御要求のものにできるだけ沿いたいと思いますから……。
【次の発言】 できるだけ努力いたします。
【次の発言】 お答えいたします。大藤委員会圏にかかつております両法案の改正は、付随的な措置だということをただいま申されました。確かに郵政委員会にかかりました簡易生命保險及び郵便年金の積立金の運用に関する法律案、これと一体といたしまして審議をされ、実体は郵政委員会にかかりました法案にある、かように私どもも考えております。……

第13回国会 大蔵委員会 第86号(1952/06/07、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 実はそこに郵政省と書いてあると言われますが、私自身どういうパンフレットが出ておるか知りません。正直に申し上げまして、どういう結論が書いてあるか私存じませんが、先ほど申し上げましたように、簡易保險を復元する理由等は、一昨日ですか詳しく申し上げましたので、あれで御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 どうも勉強しておらないというおしかりですが、この結びでけつこうのように私考えます。
【次の発言】 夏堀さんは前大蔵委員長であられますので、この問題の経過を私から重ねて申し上げる要はないと思いますが、この簡易保險積立金の運用権、さらに郵便年金の積立金の運用権の問題は、今回突然現われ……

第13回国会 大蔵委員会 第90号(1952/06/14、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 簡易生命保險をつくりました際の基本的な考え方は、今なおかわつてはおらないと思います。ただ御意見のうちに御指摘になりましたように、国の財政状態なり一般経済情勢等も変化を来しておりますので、その情勢の変化により、運用の面におきまして種々なる制約をこうむることは、当然だと思います。これは実施上の問題でありまして、基本的な使命なり精神には何らかわりはない、かように考えております。
【次の発言】 この点はすでにお話申し上げたのでございますが、ただいま参考人の方の意見のごひろうがありました。私も新聞等で十分承知いたしております。そこで議論がありますのは、この事柄をこの委員会で申すことはいか……

第13回国会 大蔵委員会 第96号(1952/06/24、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 国家の財政資金の効率運用、それは当然のことであります。同時に運用するという立場は、その金を借りるという方面につきましても十分の考慮をしなければならないものである、かように私どもは考えております。同時にまた地方環元と申しますことは、これは集めましたものをその地方に直接返す、かような意味合いのものではないということを、今までにたびたび申し上ておるのであります。資金は中央、地方を通じて国の財政資金になつて参るのであります。それがまた集まつたところとは別な立場において還元をされておる。これが理論的にはそういうことになるのだろうと思いますが、実際的には相当今までも考慮をされておる、かよう……

第13回国会 電気通信委員会 第3号(1952/02/14、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 御承知のように吉田内閣におきましては、行政の一新をはかるという考え方から、行政機構の改革を企図しておることは、本会議における施政演説等にも明らかであります。その行政機構改革の根本は、ただいまのお話にもございましたごとく、行政の簡素化をはかり、冗費を省き、能率の向上を企図するということが大きなねらいであると考えます。しこうしてただいままでいろいろ新聞その他に報道はされておりますが、まだ成案を得るところまで至つておらないのであります。昨日も私ども会合を持ちましたが、もちろん行政機構の改革の問題について、いろいろ自由討議をいたした程度でありまして、まだ原案ができておらない状況でありま……

第13回国会 電気通信委員会 第4号(1952/02/15、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 先ほど来お尋ね並びに靱次官からのお答えを聞いていたのでありますが、電通省自身におきましては先ほどお話がありましたように、この種の不詳事件が発生いたしまして以来、非常な努力を続けているのであります。もつと具体的に申せば、私が大臣を拝命いたしました以前に、省内の監察機構において、事件の概要も把握いたしたのであります。そこで私就任するその前後を通じまして、省内からもこれが対策を講じて参り、御指摘のような点につきましても、いろいろくふうをいたして参つているのであります。別に弁解がましいことを申すのではありませんが、一つは今日の状況におきましてもつとくふうをいたしますれば、あの種類の取扱……

第13回国会 電気通信委員会 第6号(1952/02/26、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 こういう汚職事件の責任はどこに帰するかというお尋ねでありますが、汚職事件と申しましても、性格がいろいろあると思います。従いまして個人で責任をとりまして、監督者の責任に及ばないものもあるだろうと思います。またものによりましては、監督者としての責任も追究しなければならないということもあろうかと思います。今日問題になつております電通省の汚職事件につきましては、私どもがまことに遺憾に思いますことは、その中の全部と申すわけではありませんが、組織上からかような間違いも起りやすいという意味において、そういう特殊な犯罪が醸成されるすきがあつたのではないか、かようにも考えられる。こういう不安な点……

第13回国会 電気通信委員会 第11号(1952/03/06、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 行政の面だけから言われまして、行政が分布するということはこれは望ましいことではない、これははつきり申せると思います。しかし今まで電気通信省は、電気通信省自身が事業を経営している。事業形態自身が行政権を持つことが適当なりやいなやという問題は、実はあるわけであります。従いましてむしろ今までの考え方では、企業体自身が行政権を持たない方がいいんじやないかという考え方で、電気通信省と電波監理庁、あるいは電波監理委員会というように分離されたものだと思います。従いまして現在の機構そのものには、相当の理由があるということは言えると思います。ただ今後の機構改印をいたします場合に、電気通信省が省で……

第13回国会 電気通信委員会 第15号(1952/04/04、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま上程されました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う電信電話料金法等の特例に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明いたします。  現在連合軍に対する電気通信サービスは、スキャップイン一二九九号によつて提供されておりますが、講和条約発効後におきましては行政協定第七条により提供されることとなり、それに対する料金は、当然電信電話料金法の定めるところによることになるわけであります。しかしながら連合軍に提供している電気通信サービスのうちには、国内で一般的に認められないもの、及び国内のサービスに類似しているが取扱いの条件等が異なるものが多く……

第13回国会 電気通信委員会 第16号(1952/04/14、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 今の第三條のあおりを食つたというお話でありますが、もともとこの専用通話料についてはどういうようにするか、いろいろ問題があつたわけでありますので、この前の国内の料金法改正のときからいろいろの議論をいたして参つているわけであります。この料金自身は沿革等がありますので、今までの料金改正の際に、なかなか電通省の考え通りには行きかねたものであります。今回駐留軍の電話料金を設定するという機会に、同時に国内の方でかねてからの私どもの主張の面もあわせて実は処理するわけであります。従つて第三條から当然来るわけではないのでありまするが、結果から見ますると第三條の取扱いを決定する際に、ただいま申し上……

第13回国会 電気通信委員会 第17号(1952/04/15、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 電通省の所管事項といたしましては、この法律をただいま予定しておるのでありまして、この法律で行政協定に基く必要な法律は整備される、かように考えております。
【次の発言】 御質問の趣旨がちよつと私つかみがねておるのでありますが、御承知のように電通省といたしましては、国内において具体的な電話を専用さすというような場合に、別に国内においては法律を必要としない、ただそういう場合にいかなる方法で料金を決定するか、その料金法の規定があるわけであります。あるいはまた設備に関しましては、設備負担金の法律があるだけで、それ以外の問題は日常の事務として実は処理しておるわけであります。ただ外国の駐留軍……

第13回国会 電気通信委員会 第21号(1952/05/14、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました日本電信電話公社法案の提案理由を説明申し上げます。  わが国の電信電話事業は、創業以来公共事業として終始一貫国営により経営されて参つたのでありますが、昭和九年特別会計制度を採用いたしました後も、事業の国営に伴う諸制約に縛られ、設備の擴張資金につきましても、その時々の国家財政のわくに左右されて、十分かつ安定した資金を得られず、さらに企業経営の基本であります財務、会計、人事管理についても、一般行政官庁と同一の規律を受けているため、活発な企業活動を阻害されて来た点が少くなく、ために戦争によつて極度に荒廃した電信電話の復興は、戦後の産業、経済、文化等国民活動の進……

第13回国会 電気通信委員会 第22号(1952/05/15、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 先ほど来私欠席しておりましたので、次官からお話申し上げたと思います。ただいまの御意見私どもしごくごもつともだと思いますが、そもそも抽象的な議論写ることは、いかにも原則を一つ打立てるようでありまして、いろいろ誤解を招きやすいのではないかと思うのであります。と申しますのは、抽象的な原則論で申せば、事業の性格自身がいかようであろうとも、最も能率的な、また利用者の便益を十分果し得るような経営形態であるならば、それでよろしいのじやないかという議論も、これは原則論としては成り立つのではないかと思うのであります、従つて民営でやらなければいかぬとか、あるいは国が直営しなければならないとか、こう……

第13回国会 電気通信委員会 第23号(1952/05/16、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 先ほど来国際電信電話会社の基本的構想の問題についての御質疑が行われておるのでありますが、次官からもるる申し上げましたので一応は御了承だと思います。ただいまのお尋ねは基本的な問題であります。これはひとり国際電信電話会社という問題ばかりでなく、昨日も御質疑がありました電信電話会社の場合においても、同様な議論があるわけであります。会社をつくる、あるいは公社をつくりますれば、その経営主体に全責任を負わすという考え方がまず一応考えられる。でありまするが、御指摘になりましたようにこの会社が担当しま目す事業自体は、公益を増進する事業であります。この意味において国家活動と特別な関連があるわけで……

第13回国会 電気通信委員会 第25号(1952/05/21、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 大臣は考えが違うのだろうということをおつしやつておられますが、その通りで考え方が実はたいへん違うのでありまして、ただいまお話がありましたが、事業体として、できるだけ事業責任者の創意とくふうを生かすようにする、こういう考え方は当然だと思います。そこで最も自由潤達に、責任者の創意とくふうを生かす方法は、政府が何ら関与しない普通の民間会社であることが私は望ましいと思います。しかしその取扱います事業の性格から見ると、これを一般民間の営利経営にまかすわけに行かないものがあるわけであります。国内の電信電話にいたしましても、また国際間の電信電話にいたしましても、ただいま申し上げますその事業の……

第13回国会 電気通信委員会 第26号(1952/05/22、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 昨日の御質疑に答えました中に、現在までの特別会計において利益金を生じました場合に政府に組み入れるやの発言、組み入れると解釈なさるような発言をいたしたと思います。この点はよく取調べましたところ、電気通信事業特別会計法第六章決算、その第三十五條の第一項に「この会計においては、毎会計年度における決算上利益を生じたときは、これを積立金に組み入れ、欠損を生じたときは、積立金を減額して整理するものとする。」かような明確な規定がありますが、たしか松井さんのお尋ねに答えました中に、ただいまのような明確な説明をいたさなかつたように記憶いたしておりますので、誤解のないようにこの際に発言をいたしてお……

第13回国会 電気通信委員会 第27号(1952/05/23、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいまのお尋ねにお答えいたしたいと思いますが、引続いておるお尋ねでありますので、あるいは要点が場合によるとはずれるかもわかりませんが、もしはずれておりましたら、重ねてお尋ねをいただきたいと思います。  お尋ねの点は、現在国が直接に経営しておるが、これに独立採算の制度を十分に取入れる、そういう意味で諸法令を改正するならば、あえて公社にしなくても済むのじやないか、こういう御意見のように拝承いたしたのであります。その考え方につきまして、私の所見を申し上げてみたいと思います。この公社案を提案いたしました理由等で、本来のねらいははつきりいたしておると思いますが、別な表現をいたしてみます……

第13回国会 電気通信委員会 第28号(1952/05/24、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 先ほど来の御意見を伺つておりまして、説明をいたしております通り、法案制定審議の過程におけるいろいろの問題がありまして、そのままになつている。従つて今日の状況から申せば、あるいは不要だということも言えるわけでございます。しかし一面他の理論から申しますと、なるほどこの公社の責任者は重責を持つものだが、他の事業に一切関與してはいかぬのだ、こう言つてしまうのもまことにきゆうくつ過ぎはしないか。だから法律の建前としてはこの程度のものを残しおいて、本筋、原則としては兼業を認めないが、場合によつたらその道を開いておくことも一つの考え方ではないか、こういような考えも別にあるわけであります。だか……

第13回国会 電気通信委員会 第30号(1952/05/28、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 たいへん重大な問題でありますから……。

第13回国会 電気通信委員会 第33号(1952/05/31、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 昨日欠席をいたしましたので、たいへん委員の皆様方に御迷惑をおかけいたしたと思います。この点あしからず御了承のほどをお願いいたします。当時政務次官並びに事務次官から御答弁をいたしたことだと思いますが、問題はなぜ会社をつくつたか、こういうお尋ねであつたようでありますので、この点につきましては、私からお答えする方が筋のように思いますので、両次官の答弁がありました際でありますが、特に私の所信もこの機会にごひろういたしたいと思います。  御承知のように電気通信省が所掌をいたしております電気通信業務につきまして、この機構を改正するという事柄につきましては、長い間の問題であつたのでありまして……

第13回国会 電気通信委員会 第36号(1952/06/12、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました有線電気通信法案の提案理由を御説明いたします。  御承知の通り現在の電信法は、私設電信電話の監督規定と公衆電気通信の業務規定とをあわせ定めているのでありますが、右の監督規定は、私設右線電気通信設備を設置し得る範囲を著しく制限し、その設置についても許可を要することを原則としておりまして、現在の社会経済生活の実情に沿わない点が多くありますので、その制限を大幅に緩和し、広く電気通信の利便を享受することができるようにするとともに、有線電気通信設備の設置及バ使用に関する規律を明らかに定める払要があるのであります。さらに、右の監督規定と業務規定とは、両者その神格をま……

第13回国会 電気通信委員会 第37号(1952/06/13、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 このたび国際電信電話会社法案を出しまして、この法案が成立いたしますれば、国際電信電話会社が設立されることになるのでございますが、その際に政府が出資する設備その他資産が、旧国際電気通信株式会社の所有であつた、この一事から、国際電気通信会社の旧株主の利益のために特段の考慮を拂わなければならない、かような理論的根拠はどうも私には解しかねるのであります。先ほど山下政府委員から当時の経過をるる説明いたしております。御承知のように、なるほど国際電気通信会社が政府に買上げされます場合に、占領下の特別の事情のもとにおいてそれが処置された。従つてその処置方法が、旧株主から見まして意に満たないもの……

第13回国会 内閣委員会 第19号(1952/05/12、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案、及び郵政省設置法の一部改正に伴う関係法令の整理に関する法律案の提案理由の説明を申し上げます。  このたび、わが国の自主自立体制に即応しまして、現在の国力にふさわしい簡素かつ能率的で、しかも民主主義の原則にのつとる行政機構を樹立するための機構改革の一環といたしまして、電気通信に関する行政事務を郵政省に統合するため、郵政省設置法の一部を改正する必要があるのであります。  すなわち第一に、電波監理委員会を廃止いたしまして、郵政省の内部部局として電波監理局を、地方支分部局として地方電波監理局を、附属機関として電波監理審議会等を……

第13回国会 内閣委員会 第25号(1952/05/20、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 事業運営の資金のお尋ねかと思いますが、在来からいただいております国家資金、同時に事業の収益金、さらに公社になりました場合にはあわせて民間資金の吸収、この三つでまかなつて行くことだと思います。
【次の発言】 外資の問題については、ただいまのところ問題が具体的に進んでおりません。
【次の発言】 再評価の方法につきましては評価委員会等を設けまして、厳正な調査に基いて決定いたして参るわけでございます。その結果公社の基本資産というものが決定されて参りますので、また経営自体は公社法案が成立いたしますれば、その法案によつて処理して参るわけでございます。従いましてそういう際に過去の借入金をいか……

第13回国会 郵政委員会 第1号(1952/01/30、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 私から郵政省当面の問題といたしまして、去る二十三日国会に提案されました当省所管の昭和二十七年度予算案につきまして概略御説明申し上げ、その他一、二あわせて御報告申し上げたいと存じます。  まず郵政事業特別会計の予算でありますが、この会計の歳入総額は七百五十九億八千七百余万円で、この内訳といたしましては、郵便業務收入、すなわち郵便切手、郵便葉書等の売上げ收入が二百八十二億五百余万円、郵便為替及び振替貯金等の手数料收入が二十三億六千六百余万円、郵便貯金特別会計、簡保特別会計及び電気通信特別会計等の他会計からの受入れ收入が三百二十六億八千七百余万円、物件貸付料、病院收入等の雑收入が十二……

第13回国会 郵政委員会 第2号(1952/02/05、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 簡易生命保險法の一部を改正する法律案の提案の理由について申し上げます。  まず保險金の最高制限額の引上げでありますが、最近の経済事情の推移にかんがみますると、現在の保險金最高制限額五万円をもつてしては、制度本来の機能を発揮するには、とうてい不十分と相なつているのであります。  元来簡易保險の保險金最高制限額は本事業創始以来、薄資勤労者階級の老後における生活安定、あるいは最終医療費、葬祭費及び被保險者の死亡後における遺族の生活保障に必要な額を基準として定められて来たものであります。従いまして今日における医療費、葬祭費、遺族生活費、並びに物価指数等にかんがみましてこれを相当程度に引……

第13回国会 郵政委員会 第3号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま民間保險と簡易保險との関係について、また同時に保險自身がいかにしたら発達するか、こういう点についてお尋ねがありました。御承知のように簡易保險ができました当時は、いわゆる民間保險と別個の分野でやるのだ、勤労階級を主体にしての簡易保險制度を設けたということでありますが、民間の方もその後この簡易保險がねらつておりました領域に、相当のくふうをいたしまして入つて来ている。ただいま御指摘になりましたような無審査保險も、民間自身もやつておる。あるいは月掛保險をやるとか、いろいろ同じようなことになつて参つております。ただいまの状況では、簡易保險がねらいました点だけが、簡易保險の専売だと……

第13回国会 郵政委員会 第4号(1952/02/21、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいまとるような考え方はありません。
【次の発言】 現在全然ありません。御心配なしに、信書の秘密、通話の秘密は十分保たれております。
【次の発言】 予算をつくります際には、あらゆるデータのもとにその予算案をつくりまとて、その実行を期すとことは当然であります。従いまして、お尋ねのように十八億が十三億程度しかできないのだ、そういうことを前提として予算をつくるようなことは絶対ありません。しかし今回の金額は、これはなまやさしい金額だとは考えられないのでありまして、その意味において保險関係の従業員の積極的な活動を特に要望しておるような次第でございます。

第13回国会 郵政委員会 第6号(1952/02/27、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 今年の電気通信省は今御指摘のように百三十五億であります。この表に載つております二十五億は、二十六年度予算の補正予算として追加した分で、もとといたしましては百三十五億余り、合計して百六十億を二十六年度は使つておるわけです。むしろこの補正予算を加えると、二十七年度は電気通信省の関係といたしましては金額が減つておるように記憶いたしております。
【次の発言】 その点たしか電気通信省は見返り資金の方から借りたのではないかと思います。それでこれに載つておる費目が違つておるのではないかと思います。金額といたしましては、ただいま申し上げるように百六十億を昨年は工事関係で使つております。

第13回国会 郵政委員会 第7号(1952/03/05、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま議題となりました郵便為替法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  来る四月一日から北緯二十九度以南の南西諸島との間に郵便為替の取扱いを開始するよう目下準備中でありますが、この法律案はこの取扱いを開始するために必要な根拠規定を設けようとするものでありまして、その改正の趣旨は、次の通りであります。  北緯二十九度以南の南西諸島は、行政権を分離されておりますので、右諸島との間の郵便為替の取扱いを開始するためには、琉球臨時中央政府ととりきめをしなければならないのでありますが、このとりきめを純然たる外国との間の條約と同様なものとして取扱うことは、南……

第13回国会 郵政委員会 第8号(1952/03/07、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 特に大臣の答弁を要求されましたが、先ほど両局長からるるお話を申し上げましたのでおわかりだと思つて、実は私立たなかつたのでございますが、重ねて答弁を要求されますので申し上げておきたいと思います。  普通為替並びに現金書留、それぞれ利用の目的があるわけでありますので、この二つの制度を存置してもりつぱにやつて行けるというのが、実は郵政省の考え方であります。先ほど例にとられましたような場所におきまして、普通為替が利用されるとも考えられませんし、結局この普通為替自身が現金化にいろいろな手続をとるという不便はありますが、それだけに、金の問題でありますだけに、慎重な扱い方をするという意味合い……

第13回国会 郵政委員会 第12号(1952/04/22、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 事務当局から実情をるる御説明申し上げたと思いますが、場ただいまお尋ねになりましたような諸点は、郵政省の関知するところではないのであります。従いまして、先ほど来事務当局が御説明した点を、私からも繰返して申し上げるだけでございます。
【次の発言】 ただいまのお尋ねの点は、多分に田代委員の御意見のように伺いますが、私どもといたしましては、郵政省に直接関係があるものにつきましては十分検討いたしますが、それに直接関係のない部分は、他の部門にまかしてあるわけであります。
【次の発言】 岡崎・ラスク会談が無効か有効かという御議論は、実は私どもの関與する点ではないように思いますが、ただしいて意……

第13回国会 郵政委員会 第13号(1952/04/23、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 政府は原案の成立を心から希望いたしております。但しただいま御指摘になりました施行期日の問題につきましては、もうすでに三月一日を経過しておる今日でありますので、これはできるだけ早い日に施行に移すように、その点は御審議を賜わりたいと存じます。
【次の発言】 その点については昨日も山本委員から詳細なお尋ねがあり、お答えを申し上げた次第であります。御承知のように簡易保険の限度を幾らにするかということを決定する場合におきまして、物価指数の変動ももちろん一つのその條件だと思いまするし、さらにまたこの制度が持ちます社会保障的な性格等も十分考えて行かなければなりません。同時にまた官業と民業との……

第13回国会 郵政委員会 第14号(1952/04/24、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 このたび簡易生命保險法の一部を改正する法律案を提案いたしまして御審議をいただいておるわけでありますが、今までの御審議の途上におきまして政府の考え方はるる御説明申し上げましたので、特に重ねてその説明をいたすことを省略さしていただきたいと思います。ただいま話がありましたように、自由党におかれましては昨年、御指摘になりましたような総務会等の決議も、私ども政府におります者といたしましては十分承知いたしておるわけてございますか、政府はこれらの党の考え方等をも考慮に入れまして、ぜひともこの限度の引上げは実施したい。金額を幾らにするかという問題は、昨日も申し上げましたように時期的な要素をも考……

第13回国会 郵政委員会 第15号(1952/05/13、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 行政機構の改革は昨秋来の懸案でありまして、政府におきましては行政簡素化の線に沿いまして種々検討を重ねて参つたのでありますが、先月上旬ようやく最終的な結論を得た次第であります。  郵政事業の所管につきましては、一時運輸省と合体して交通省を設置し、その外局として郵政庁を設けて所掌せしめるという案も一部で考えられたこともありましたが、この厖大な機構と人員を擁し業務面の幅も広い郵政事業を、一外局の機構をもつてしてはとうてい満足な運営は困難であり、どうしても専管大臣のもとに置く必要があるというわれわれの意見が認められまして、郵政省は存続し、従来の業務のほか、七月に発足を予定せられている日……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいま椎熊委員からお話がありました点は、過日も電気通信委員会におきまして、椎熊委員からお尋ねがありまして、当時資料等も提出いたしておる次第であります。ただいま逮捕されておる者の数というお尋ねでありましたが、正確な数を私ただいま記憶いたしておりませんので、その資料等でひとつ御判断願いたいと思います。しこうして令逮捕されました者のうち前施設局長、これは電気通信省の電気通信研究所の所長をいたしておりました時分の事件によりまして、起訴されております。これは吉田五郎と申します。これはもうすでに起訴されておりまして、この事件は前臨時国会中にも御説明申し上げましたので、一応その問題は片がつ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 今経過を詳しく伺いましたので、お尋ねの趣旨と別にはずれはしないだろうと思いますが、いわゆる賃金要員、賃金でまかなう人たちの処理をどうするかというお話だろうと思います。この制度は過日郵政委員会でもお話申し上げましたように、企業官庁におきましては、養成的な定員もある程度必要でありますし、あるいはまた郵政省のごとく、年末等のあの繁忙の際におきましては、臨時職員を相当雇い入れるのであります。そういう意味で賃金要員としての予算を組み込んでおるわけであります。ところがその中に、郵政委員会でも申し上げましたように、相当長期にわたつて常用されている者があるのじやないか、そういう者を早急に定員化……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 電気通信委員会郵政委員会連合審査会 第1号(1952/05/19、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 ただいまの御質問ちよつとつかみかねたのでありますが、これだけの機構改革をするにあたつて、事務当局との連繋と申しますか、あるいは事業経営の衝に当る人との連繋が十分できておるかというお尋ねかと思うのでありますが、ただいままでのところ、電信電話公社なりあるいは国際の会社なりの陣容につきましては、まだきめておらない次第でございます。従いましてその経営者と目されるような人がまだいないので、その方との話合いはもちろんできておりません。また郵政省の内部に設置します監理官等につきましても、ただいま人選は白紙の状態でございます。従いまして事前の連絡というものはない次第でございます。

第13回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1952/02/20、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 料金改訂をいたしますると、相当の数量が減るのではないかということが予想されるのでありますが、概略いたしまして、私どもの減の見込みよりもよほどよい状況であります。予定したほど減らなかつた、かように存じております。いずれ詳細の数は取調べの上御報告申し上げます。
【次の発言】 お年玉はがきといたしましては、三億五千万枚用意いたしたのであります。これを完全に売り盡くして、その他約一億五千万枚、合計して五億近いものを売りさばいておる次第であります。
【次の発言】 来年度は年賀郵便は四円にいたしまして、お年玉一円つけますと五円になります。これが法律でございます。

第13回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1952/02/21、24期、自由党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 電気通信省の機構改革と申しますか、国が直接やらないで、これを民営なり公社なりにするということにつきましては、過去相当長い期間にわたりまして研究を進めておるのであります。なおこの点につきましては衆参両院の委員会等におきまして、これをぜひ会社に移行するようにという決議もいただいておるのであります。従いまして、そういうような国会の決議等も尊重し、また真に業務能率が上るような改正を加えたいと思いまして、せつかく研究中であります。
【次の発言】 御説のような点も確かに看取されるのであります。具体的に申しますれば、縦割のシステムに非常に能率的だというので、特に慫慂されたと思います。たとえば……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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