このページでは前田栄之助衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○前田(榮)委員 今災害費の問題で、田中君からも御質問があつたようですが、過年度災害の二十三年、二十四年、二十五年というような古いものが相当残つておるのでありまして、前建設大臣は、再査定をしなければならぬのじやないかというようなことを本委員会でも申されたことを記憶いたしておるのであります。本年の二十七年度災害に対して、大体三十億の補正を大蔵省関係で発表されているようでありますが、今年のような災害が少い年はまれな年なのでありまして、こういう年にこそ古い傷をいち早く直して、そうして新しい災害を、従来建設省の基本的な方針ともいうべき三・五・二の軌道に乗せるというようなことをやらなければならぬと思うの……
○前田(榮)委員 佐藤大臣にお尋ねを申し上げたいのでありますが、今佐藤大臣から建設行政に関する重要な点の御説明を伺いまして、いろいろ広汎にわたる建設行政を積極的に行おうという御意思を承つて、その点は非常に敬意を払う次第であります。私はこの際お尋ね申し上げたいのは、なるほど一応そういう御構想のもとに建設行政をおやりになることはよろしうございますが、現下、従来自由党がとつて来られました政治のやり方で、はたして大臣のおつしやるようなことが理想的に実現するかということについては、多少の疑問を持つておるわけであります。そういう点について御質問を申し上げたいのでありますが、まず第一にお尋ね申し上げたいのは……
○前田(榮)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、本法案に賛成の意を表するものであります。 道路を一日も早く整備するの要は、いまさら言を要しないことでありまして、その財源をいずれから求めるかということが、従来問題になつておつたのであります。本法の方式によつて求むることが、はたして妥当であるかないかという点には、いろいろ議論のあるところであることは承知いたしておるのでありますが、さしあたりどうしても道路が悪いのを何とかせなければならぬというふうに、われわれは長年要望いたして参つたのでありまして、日本社会党といたしましては、本法案に賛成することをここに表明する次第であります。
○前田(榮)委員 私の質問は、今ちよつと遅れて参りましたので、西村委員の質問された点が明確になつておりませんから、あるいは重複する点があるかもわからぬと思いますが、その点御了承願つておきたいと思うのであります。 まず第一にお尋ね申し上げたいのは、政府は従来住宅政策といたしましては、公営住宅、公庫住宅、今回提案されました産業労働者住宅というような線で、住宅問題の解決に努力されておるのでありますが、大体現在住宅不足数は、三百五十万といわれておるようであります。住宅問題は今、日本における国民生活安定のために最も必要な案件であると思うのでありますが、この三百五十万からの不足住宅は、根本的に計画的に解……
○前田(榮)委員 勤労者住宅建設促進法案について、提案の理由をごく簡単に申し上げたいと思うのであります。われわれは、勤労者の住宅が不足いたしまして、日本の産業発展のために、生産意欲を向上さす点において、支障を来しておる点を考えまして、いかにして勤労者住宅拡充をはかるべきかということを、いろいろ、検討を続けて参つたのでありまして、この案の策定については、相当長い年月をかけて参つたわけであります。ところが、たまたま政府の方から、労働者住宅の建設についての本委員会に付託されておる案が出まして、重複するようなかつこうになつたので、これをいかにすべきかということを一応われわれは考えたのでありますが、本委……
○前田(榮)委員 私は吉田さんにお伺いしたいのでありますが、実は私が社会党案の提案者になつておりまして、社会党案についても多くの欠陥を持つておることは、みずから認めております。社会党自体の基本方針といたしましては、幸島さんから御指摘になつたように、住宅建設は急速にこれをやらなければならぬという建前に立ちまして、全面的に公営によつてこの住宅問題を解すべきであるという基本方針で、われわれは計画を進めておるわけでありまして、私の方の提案いたしました案が理想的であるとかなんとかいう考えは、毛頭持つておらぬのであります。ただ現実の資本主義制度の段階において公営住宅、住宅金融公庫の住宅、こういうものでやつ……
○前田(榮)委員 この改正案によりますと、建築確認の申請手数料というものを最高限度五百円を八百円に、三千円を五千円となつておるわけでありますが、この値上げをする理由は、もつとはつきり何のために値上げをしなければならぬのか、こういう点をもう少し明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま提案者の説明によりますと、手数料の値上げは従に属すると言つておられるのであります。この提案者も常に主張されている通り、住宅及びその他の建築は、日本の現段階において非常にその必要性を迫られておるのであります。固定資産税その他についても、建築奨励の意味において、税金さえとつてはならぬというような法律改正……
○前田(榮)委員 橋井証人にお尋ねいたします。証人が機械局長として就任した期間中は、ちようど買上げダイヤを桐生において再鑑定の最中であつたが、証人はこの様子について報告を受けたことがありますか。その点お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、桐生において再鑑定の最中であつたことは認められるのですね。そういうことは御承知なんですね。
【次の発言】 局長の職務にある方がそういうことはおかしいと思います。いろいろあなた方で調査をされますならば、大体そのことは明らかになりますか。
【次の発言】 その次にお尋ねしたいのは、証人が機械局長在職中、皇室関係の王冠その他のダイヤの処理要綱を定め……
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