このページでは前田栄之助衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○前田榮之助君 ただいま上程になりました、石野久男君外四名の提案による電力危機突破に関する決議案の、電氣委員会における審議の経過並びに結果について御報告をいたします。まず議案を朗読いたします。 電力危機突破に関する決議案 今やわが國産業は縮小再生産の過程を辿り、國民生活の不安は日毎に増大し、國家は將に憂慮すべき事態に直面している。 然るに産業復興の源動力である電力は、著しく切迫を告げ、年間を通じて需要を充たすことなく、特に渇水期においては一層苛酷な事情の下におかれ、全産業は麻痺せんとする恐るべき予測が着々現実化しつつある。 政府は石炭増産に主力を注ぎ、この傾斜政策を唯一の動力源問題の……
○前田榮之助君 ただいま議題となりました九州地方の電力危機緊急対策実施に関する請願ほか十六件の請願につき、委員会における審査の経過並びに結果を、詳細は速記録によつて御承知を願うことといたし、この際簡單に御報告を申し上げます。 前後十数回の委員会開会いたし、愼重なる審議を重ね、紹介議員の説明、政府の答弁及び各委員の質問を行いたる結果、付託されました請願十七件は、政府に対して適当なる処置を講ずることを要望することとして、採択すべきものと議決いたしました。なお、そのうち特に九州地方の電力危機緊急対策実施に関する請願については、急速に審議いたしまして、紹介議員の説明に対し、政府委員より、九州地方の電……
○前田榮之助君 ただいま議題となりました請願日程第四百四十九ないし第四百六十四の各請願十六件の、電氣委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。詳細は会議録によつて御承知を願うこととして、この際は簡單に御報告申し上げます。 前後五回にわたる委員会を開会いたし、慎重なる審議を重ねた結果、付託された請願総数二十五件のうち、ただいま議題となつております十六件は採択の上内閣に送付すべきものと議決し、その他の九件は審議未了と相なつた次第であります。 なお委員会におきましては、請願の審査に際しまして、特に渇水期を控えて渇水対策の万全を期し、電源増強と配電設備の整備拡充とを計画通り実現して、わが……
○前田榮之助君 呉市周邊の砂防工事に關しまして簡單に申し上げまして御了解を得たいと思います。呉市周邊は、御承知の通りに東洋一の大軍港をもつていろいろな設備が行われておりまして、各山の絶頂はほとんど砲臺が築かれまして、高射砲が竝列さしてすえつけられてあります。それからそれに伴つて、大東亞戰爭にはいりまして、これらの兵士の宿舎あるいはそれの防空壕、こういうものもずいぶん築かれたのであります。またこれに伴う民間における横穴式防空壕が山の中にだんだん築かれるようなことになりました。従つて一朝降雨の際には莫大な土砂が流出しまして、昭和二十年の水害のごときはまつたく山津波となりまして、市街地一般に非常なる……
○前田榮之助君 この電氣税に關する請願は、代表者は日本發送電株式會社の總裁大西英一君になつております。そのほか全國の九配電今社の代表者からの請願でございます。しかし私は特に申し上げておきたいの、これは日發その他の電會社の代表者が、その事業を代表して請願しておるのみならず、衆議院電氣委員會において、いろいろ取扱つてみました經過によりまして申し上げますと、電氣産業勞働組合からも、この電氣税反對の陳情を受けており、また全國の電氣事業家、工事事業家からの反對も出ております。なお國民運動として最近展開されつつありますところの、電氣の各縣都市の協議會等においては、至るところにこの電氣税反對の聲を聞いておる……
○前田榮之助君 水産委員會の委員の方竝びに政府當局に對してのお願いを申し上げたいと思います。今囘政府は漁船の登録を十二月中旬、たしか十三日ということですが、すでに實施中のようでございます。そしてその登録に要する登録の費用を納付さしているようでございます。これは普通漁船で二十トン未滿のものに對し六百萬圓の費用を賦課せられております。私は十一月二十八日の廣島縣漁民組合連合會の結成大會に臨んで、廣島縣下の漁村の代表者の意見を聽いた際に、この登録に賦課される費用が二十トン未滿が一律に六百萬圓であることに不滿をもつていた。たとえば十九トンのものも六百萬圓、三トンのものも六百萬圓、かような不公平があり、ま……
○前田委員長 これより會議を開きます。ちよつと委員長の御挨拶を申し上げます。
今囘不肖電氣委員會の委員長の重職を汚すことに相成りまして、淺學菲才この重大なる任務を果すには、皆さんの絶大なる御協力によらなければならぬと思いますので、今後皆様の御指導御協力を切にお願いを申し上げまして、就任のあいさつとする次第であります。どうかよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの上林君の意見に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは
櫻内 義雄君 村上 勇君を理事に指名いたします。なおもう一名の理事は缺員ということ……
○前田委員長 これより會議を開きます。前囘におきまして理事の指名が一名保留と相成つておりましたから、これよりその指名を行います。
金子益太郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に去る五日の打合會において打合せをいたしました電力問題に關する國政調査の件につきまして、これよりその目的、方法、期間その他所要事項につきまして協議いたしたいと思ひます。これらが決定いたしましたならば、衆議院規則第九十四條により、書面をもつて議長の承認を求めまして、その承認がありましたならば、衆議院規則第五十五條によりまして、本件に伴う委員派遣について議長の承認を得るという順序と相成るのでありますが、そ……
○前田委員長 これより會議を開きます。 本日は、去る十一日より十四日まで福島県猪苗代湖の電力施設實地調査のため、本委員會より委員を派遣いたしました。その調査の結果について、派遣委員を代表いたしまして、私より御報告をいたしたいと思います。 委員派遣の目的は、去る七月九日の委員會に議決せられました通り、本委員會において電力復興法案を起草するため、電力問題に關する國政調査をするについて、電力施設を實地に調査しようというのでありまして、七月十一日に正式に議長の承認を得まして、同日十一名の委員が現地に出向いたのであります。派遣委員は私と石野久男君、成瀬喜五郎君、本藤恒松君、八百板正君、東舜英君、栗田……
○前田委員長 ただいまより會議を開きます。
ちよつと諸君に申し上げますが、都合によりまして大臣は午前十一時ごろ見えられる豫定ですから、あらかじめ御了承を願います。
發言の通告がございます。これを許します。本藤恒松君。
【次の発言】 栗田英男君。
【次の発言】 村上勇君
【次の発言】 大藏政務次官がおいでになつたので、本藤君に發言を許します。本藤君。
【次の発言】 本藤君に申し上げます。商工大臣がお見えになつたから商工大臣への質問を願います。
【次の発言】 その點は大藏大臣に追つて答辯を願うことにしてください。それでは商工大臣に對する質問として栗田君。
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は前會に引續き商工大臣に對する質疑を行う豫定でありましたが、大臣の都合によりまして他の機會に延期し、鐵道電化の問題を議題とし、これより關係政府當局より説明を聽取することといたします。本日出席の政府當局は、政府委員として鐵道總局長官伊能繁次郎君、委員外として運輸省電氣局電化課長鳥井惟喜君、商工省電力局電政課長中川哲郎君、この三名の御出席を得ております。質問の通告がありますからこれを許します。金子益太郎君。
【次の発言】 特に委員外の發言を許可いたします。菊池重作君。
【次の発言】 速記を止めて……
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は電力行政一般に關する件を議題とし、質疑を繼續いたします。
【次の発言】 櫻内君に申し上げます。商工大臣が御出席になりましたから、商工大臣に對する御質疑をお願ししたします。
【次の発言】 本藤恒松君。
【次の発言】 東舜英君。
【次の発言】 本日はこれで散會いたします。次會は公報をもつて通知いたします。
午後三時十五分散會
○前田委員長 これより會議を開きます。 本日の議題は電力危機突破に關する決議案であります。政府側に對しましては安定本部長官の和田國務大臣と水谷商工大臣に出席を要求しておりましたが、兩大臣ともにG・H・Qの會議に出席せられておりますので、本委員會にはお見えにならないということであります。それで經濟安定本部よりは岡部動力局長が、商工省よりは古池電力局長が出席いたしております。つきまして、安定本部長官に對する質疑は次會に行うことといたします。それで去る二十五日本委員會に付託せられました電力危機突破に關する決議案石野久男君外四名提出を議題とし、審査を進めます。まず提案趣旨の辯明を求めます。石野久男君……
○前田委員長 これより會議を開きます。
前會に引續き電力行政に關する件と、電力危機突破に關する起案を一括議題として質疑を繼續いたします。櫻内義雄君
【次の発言】 村上勇君。
【次の発言】 石野久男君。
【次の発言】 根本龍太郎君。
【次の発言】 審議は續行することといたしまして、次囘の委員會は公報をもつて通知することといたします。
本日はこれをもつて散會いたします。
午後零時五分散會
○前田委員長 これより會議を開きます。
最初、過日九州の火力發電所の修理の状況、發電の状況等を調査するため、落合専門委員を派遣いたしましていろいろ調査を遂げ、なお私もその方へ參りまして、ともに調査をいたしたのでありますが、落合調査員からその事情の御報告をしてもらうことにいたします。落合調査員。
【次の発言】 今の説明に對して何か御質疑でもあれば、簡單な御質疑なら許可いたします……。
【次の発言】 別に御質疑もないようでありますから、本日は前會に引續いて電力行政に關する件、電力危機突破に關する決議案、二案を一括して上程することにいたします。二時から安定本部長官が御出席になることになつております……
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は電力危機突破に關する決議案を議題とし、質疑を打切りましてこれよりただちに討論採決に移りたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。それではこれより本案の討論を行います。發言は要求の順序によつて許します。八百板正君。
【次の発言】 櫻内義雄君。
【次の発言】 村上勇君。
【次の発言】 川越博君
【次の発言】 堀江實藏君。
【次の発言】 ほかに討論の御要求はありませんか。――要求がなければ、これにて討論は終局いたします。
引續き採決いたします。本案に贊成の諸君の起立を求めます。
○前田委員長 これより會議を開きます。
去る九月二十七日本委員會において可決いたしましたる石野久男君外四名提出の電力危機突破に關する決議案が本日の本會議に上程されることになりましたが、衆議院規則第百三十六條によりますと、「委員會は、その委員の中から討論者を指名して議長に申し出ることができる。議長が承認した討論者については、他の通告者より先きにその發言を許さなければならない。」と規定されております。この規則に基きまして、本決議案の討論者を委員の中から指名いたしたいと思いますが、これについてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの櫻内義雄君の御意見に御異議ありませんか。
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は請願及び陳情書を審議いたします。まず請願より始めます。日程第一、内川尾袋川普通水利組合使用電力料金輕減の請願、文書表第一號を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。紹介議員庄司一郎君。
【次の発言】 本請願に對する政府當局の所見をお伺ひします。
【次の発言】 本請願について御質疑はありませんか。――御質疑がないようでありますから、本請願の可否は、愼重を期する意味におきまして、追つて協議の上決することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決します。
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は陳情書を審議いたします。日程第一、富山縣における元縣營水力電氣事業復元に關する陳情書を議題といたします。專門調査員をして陳情文書表によつてその趣旨を説明いたさせます。
【次の発言】 本陳情書に對する政府當局の所見を質します。
【次の発言】 本陳請書に對する質疑はありませんか。――質疑はないようであります。本陳情書の取扱つについては協議の上決することといたします。
【次の発言】 次に日程第二、電力制限實施に關する陳情書を議題といたします。專門調査員をして陳情文書表によつてその趣旨を説明いたさせます。
○前田委員長 これより會議を開きます。
まず請願より始めます。日程第一、九州地方の危機緊急對策實施に關する請願を議題といたします。紹介議員の説明を求めます。紹介議員成重光眞君は御出席がないようでありますから、村上委員に代つて説明していただきます。村上勇君。
【次の発言】 次に政府當局の御所見を質します。
【次の発言】 本請願に對し質疑はありませんか。
【次の発言】 質疑がないようでありますから本請願の採決をいたします。本請願を採擇するには御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは採擇することに決定いたします。
【次の発言】 次は陳情であります。日程第二、九州地方の電力復興する陳情書を議題と……
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は陳情書を審査いたします。日程第一は商工省政務次官冨吉榮二氏が出席になることになつておりますが、まだ見えられませんので、後囘しにいたしまして、日程第三に繰りかえることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。
【次の発言】 日程第三、電力割當制實施につき金屬鑛業の順位引上に關する陳情書を議題といたします。專門調査員をして陳情文書表によつてその趣旨を説明いたさせます。落合專門調査員。
【次の発言】 次に政府當局の御所見を質します。經濟安定本部中島説明員。
○前田委員長 これより會議を開きます。
本日は請願を審査いたします。日程第一、夜間學校の配電確保の請願を議題といたします。まず紹介議員の説明を求めます。紹介議員庄司一郎君。
【次の発言】 次に政府當局の御所見を質します。政府委員、電力局長古池信三君。
【次の発言】 本請願に對しまして質疑はありませんか、――本請年の可否は愼重を期する意味において追つて協議の上決することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めさように決します。
【次の発言】 次に移ります。日程第二、熱海市に電力割當増加の請願を議題といたします。まず紹介議員の説明を求めます。紹介議員川合彰武君……
○前田委員長 これより會議を開きます。 本日の日程は、請願第一から第七までは、前の委員會において大體審査をし、採擇が保留となつておりますが、議事の都合によりまして、これを後囘しといたしまして、第八から議題といたしたいと思います。 日程第八、電氣事業の優先取扱に關する請願、これを議題といたします。紹介議員は私でございますから、箇單に御説明を申し上げます。 電氣事業の優先取扱いに關しましては、本委員會におきましても、すでにたびたび問題になつておることでございまして、いまさらあらためて説明の要もないことと思います。大體資金、資材、その他これに要する物資につきましても、すでに政府におきましてはい……
○前田委員長 それでは本日の電氣委員会を開会いたします。
國政調査承認要求に関する件を議題といたします。現在及び將來のわが國の電力事情の重大性に鑑みまして、國政調査をする必要があると思います。從つて調査する事項は電力行政に関する事項でございます。調査の目的は、電氣関係法規の立案並びに改正等を目的とするのであります。調査の方法といたしましては、小委員会の設置、電力施設の実地調査、関係方面より意見の聽取、報告及び記録の要求等を求める考えであります。調査の期間は本会期中にいたしたいと思います。右の件について御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議はないようでございますから、さように決定いたしま……
○前田委員長 これより会議を開きます。 会議に開くにあたりまして、委員派遣に関する件、及び委員の異動について御報告いたします。一月三十一日の本委員会におきまして、尼崎発電所へ委員を派遣することに決定いたし、直ちに議長のもとに承認申請書を提出いたしましたが、議院運営委員会において、委員派遣は保留と決定し、現在に至つております。 次に四月六日民主自由党の東舜英君、社会革新党の本藤恒松君、第一議員倶樂部の堀江實藏君、日本自由党の本田英作君、以上四名の方々が委員を辞任せられ、その補欠として民主自由党の有田二郎君、同じく民主自由党の水田三喜男君、民主党の舟崎由之君、國民協同党の三木武夫君及び無所属の……
○前田委員長 これより会議を開きます。 開会にあたりまして委員の異動について御報告をいたします。去る五月七日民主自由党の中野武雄君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主自由党の内海安吉君が議長において委員に指名せられました。 次に、去る五月十二日より四日間木曽川流域の水力発電と名港火力発電所の調査のため、專門調査員を派遣し、同時に本委員会より私と村上、加藤、平島の三君の四委員が同行いたしまして、現地を詳細に調査いたしました御報告をいたします。專門調査員から報告書が出ておりますので、お手許に配付いたしてありますから、御精読をお願いいたします。該報告書は松岡議長にも提出いたしておきました……
○前田委員長 これより会議を開きます。
それでは請願の審査に移ります。なお請願の審査は從前通りといたしまして、その可否は後日一括して決することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、そのように取計ろうことといたします。なお紹介議員の御都合によりまして、日程を変更することがありますから、あらかじめ御了承を願つておきます。
日程第一熱海市に電力割当増加の請願を議題といたします。紹介説明を求めます。成瀬委員。
【次の発言】 本請願に対する政府の所見を質します。
【次の発言】 別に御意見ありませんか。――御意見がないようでありますから次に移ります。……
○前田委員長 これより会議を開きます。 議事に入る前に、委員の異動について御報告をいたします。去る六月九日、民主党の吉田安君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主党の飯村泉君が議長において委員に指名せられました。六月十四日、民主自由党の小平久雄君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく民主自由党の山口喜久一郎君が議長において委員に指名されました。六月二十四日、國民協同党の三木武夫君が委員を辞任せられ、その補欠として同じく國民協同党の内藤友明君が議長において委員に指名せられました。 それでは請願の審査に移ります。なお請願の審査は從前の通りいたしまして、その可否は後日一括して決することに……
○前田委員長 これより会議を開きます。
議事に入る前に委員の異動について、御報告いたします。本日國民協同党の内藤友明君が委員を辞任せられ、その補欠として、同じく國民協同党の坪井亀藏君が、議長において委員に指名せられました。以上御報告いたします。それでは議事に移ります。まず請願の審査をいたします。請願の審査の方法は従前通りといたしまして、その可貧は全部一括して決することにいたしたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めまして、そのように取計らいます。日程第一、第六及び第十は六月九日、日程第二乃至第五、第七及び第八は五月七日、日程第九、第十三、第十四及び第十五は六月……
○前田委員長 これより会議を開きます。 閉会中の審査申出の件について、お諮りいたします。國会法第四十七條第二項には、委員会は議院の議決で特に付託された事件については、閉会中もなおこれを審査することができるという規定があります。本委員会は、今会期初め國政調査の承認を得て、電力行政に関する調査を実施してまいつたのでありまするが、そのうち特に電力拡充に関する件、電氣事業の再編成に関する件は、共に閉会中もこれを継続し実地調査を行い、もつて調査の完璧を期する必要があると認められるのでありまして、この点昨四日理事諮君とお打合せをいたしました結果、前述いたしました事件について、閉会中も審査をすべき旨を議長……
○前田委員長 これより会議を開きます。 昨五日、委員大内一郎君及び坪井亀藏君が委員を辞任せられ、その補欠として井上知治君及び内藤友明君が議長において委員に指名せられました。以上御報告いたしておきます。 次に昨五日、本委員会において閉会中に電氣事業の再編成に関する件、電力拡充に関する件について審査をすべき申し出の件は、院議をもつて許可せられました。なお、本件につきましては議長より次のごとき通知がありました。すなわち、閉会中の開会日数は十日以内、委員派遣の期間も十日間以内、委員の派遣は一人一回を限ること、委員会開会決定数等を勘案して、小委員を選定して審査に当らしめること等であります。つきまして……
○前田委員長 これより会議を開きます。
本委員会は、先般電氣事業及び電力拡充に関する調査のために、電力施設の実地調査をいたしたのでありますが、これに関連いたしまして、本日は電力拡充に関して皆様の忌憚のない御意見を承りたいと存じますから、これより懇談会に移ります。
【次の発言】 それでは懇談会を終りまして、引続き会議を開きます。
派遣委員か報告のお打合せも、また電力拡充に伴う御質疑もないようでありますから、この辺が止めたいと思いますが、別に御異議はありませんか。
【次の発言】 別に御異議もないようでありますから、この程度に止みまして、次会は公報をもつてお知らせすることとし、本日はこれにて散会……
○前田委員長 これより会議を開きます。
本委員会は先般電氣事業の再編成及び電力拡充に関する閉会中の審査の一方法といたしまして、富山、岐阜、新潟の各方面の発電所等を実施調査のため、議長の承認を得まして、七月七日より十二日に至る六日間委員を派遣いたしましたが、前回の委員会でこの実地調査の報告を大体お打合せを願つておきましたので、これより櫻内委員からその報告を聽取いたしたいと思います。
【次の発言】 これをもつて、委員派遣の報告は終りました。
【次の発言】 それでは次に電氣事業の再編成及び電力拡充に関する調査に関する件を議題といたします。
本委員会は、去る七月五日電氣事業の再編成に関する件及び電……
○前田(榮)委員 櫻内君の御意見ごもつともだと思いますが、本委員会が政府に要求する、あるいは政府に一つのお願いをするような態度は、議会のとるべき態度ではないと思います。議会のとるべき態度といたしましては、議会で意見をきめて、何々すべしという態度をとらなければならぬと思うのであります。大体櫻内委員は腹はそうであつたと思うのであります。從つて大体案をまとめまして、その成案が出たものを政府へ要求する。こういうようなことで本委員会を進められんことを希望いたします。
○前田(榮)委員 本案につきましては、なおいろいろ審査を要する点もありますので、本日はただ政府側の説明を聞きだけにして、後日の委員会において、あらためて審議いたしたいと思います。さようおとりはからい願います。
○前田(榮)委員 質疑討論を省略し、ただちに採決せられんことを望みます。
【次の発言】 この際討論を省略し、ただちに採決せられんことを望みます。
○前田(榮)委員 日程第一ないし第二五の請願については、その趣旨は文書表によつて了解いたしておりまして、その趣旨の説明及び当局の答弁を省略し、ただちに議決せられんことを望みます。
【次の発言】 日程第一、第四、第五、第九ないし第二三及び第二五の各請願は、いずれもその趣旨は至当と認められますから、採択の上、内閣に送付せられんことを望みます。なおその他の請願は、種々研究する余地がありますから、その可否は後日に延期せられんことを望みます。
【次の発言】 各陳情書中には、種々問題のあるのもありますが、これはすべて國民の偽らざる声でありますので、陳情書全部を本委員会において了承することと議決せられんこと……
○前田榮之助君 本請願の要旨は、水曽川水系岐阜縣加茂郡八百津町地内に建設中のダム式丸山発電所の堰堤骨材の採取予定地が、農地法により強制買上げられるとすれば中止のやむなきに至り、その影響するところ大なるは明らかなところであります。ついては本用地を農地法による政府買收から除外していただきたいというのであります。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。