このページでは徳安実蔵衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○徳安委員 きわめて簡単に二、三伺いたいと思いますが、今度運賃の値上げによりまして、トラックとの関係において非常に微妙なものが生れると思います。今後鉄道としてトラックの活動範囲と国鉄の活動範囲、要するに輸送圏内の区わけはどういう御見当をお持ちになつておりますか、一応それを伺いたいと思います。
【次の発言】 私の心配いたしますのは、トラックの方の営業が成り立つとか成り立たないとかいうものでなくて、国鉄の現在の貨物でトラックの方に転移して来るものがだんだんに多くなつて行くのじやなかろうかということと、それから現在営業自動車と自家用車が争つておるようでありますが、輸送秩序であるとかなんとかいう名目で……
○徳安委員 私どもが最も要望したい、また要求したい点は、この御説明も必要ではありますが、それよりも一割増収というお話であるが、この等級の適用いかんによりましてはあるいは一割五分にもなつたり、一割の看枚で実質は二割も増収になるのではないか。あるいは非常に不均衡な運賃等級によつて、きのうのお話のように五割も六割もというのができるのではないかというところに不安があるのでありますから、むしろ私は、この御説明と同時に、主要物資だとか特定のもの等に対して、今かりに東京から函館に運ぶのにはこれだけだが、今度はこれだけになるのだというような数字でも、五十品目なり百品目について出していただけば、それによつてわれ……
○徳安委員 第一に国鉄の副総裁に伺いたいのでありますが、国鉄の現在のあり方について、私どもは非常な関心を持つておるわけであります。すでにわが党でも国鉄の健全化について再検討を行う委員をこしらえてはどうかという議も持ち上つておりますが、この国鉄を将来経営される面におきまして、抜本塞源的な考え方としてはどうすればいいか、そういう点についてほんとうに腹を割つたお話が承れればけつこうであります。あるいはそこまで立ち至つていないといたしますならば、他の政党あるいは国会で特別委員を設けて、そういうものを検討されるまでもなく、国鉄自身においてそういうものを検討される機関でもおつくりになるお気持はないか、ある……
○徳安委員 自動車局長にちよつと伺つておきますが、この法律は改正になりまして公布されました日から施行されるわけであります。施行と同時に道路運送審議会がなくなるわけですから、そうした場合に、この道路運送審議会の権限――権限と申すかどうか知りませんが、そういう権限に基いて、あるいは公聴会というような、先に開かれる予定になつておつたようなものは、どういうぐあいになりますか。この審議会がなくなるのですから、そういうものは通知が出ておつても、自然やらないことになりましようか。
【次の発言】 そうしますと、それにかわる運送協議会というものができるわけですが、この自動車運送協議会ができて、基本的ないろいろな……
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