このページでは徳安実蔵衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○徳安實藏君 私は、自由民主党を代表いたしまして、去る三日の夜、三河島駅構内で突発いたしました未曾有の国鉄大事故につき、その原因を究明し、かつ、政府のこれに対する所信をただしたいと存ずるものであります。 私は、まず論旨を進めまする前に、この事故のために犠牲となられましたる百五十余の方々に対しまして、心からなる哀悼の誠をささげ、その御冥福を祈りたいと存じます。(拍手)また、この事故のため、重軽傷を負われまして、目下治療中のたくさんの方々に対しまして、つつしんで御見舞を申し上げますとともに、一日もすみやかに御全快をお祈り申し上げる次第でございます。(拍手) 私は、一昨日、現場におもむきまして、……
○政府委員(徳安實藏君) 私に対する御質問は総理がすでにお答えになりましたから、多くを申し上げることはないと思いますが、本案提案の理由を伺いますと、政治上の不公平や不平等を公平にしたいという御趣旨のようでございますので、政府は院議によって決定いたしましたならば、これに賛成を申し上げることの意思表示をいたしておる次第でございます。なおその他の不公平、不平等のものに対しましては、政府は今後極力公平、平等の処置をとりたい所存でございます。(拍手)
【次の発言】 政府は特定の者にへんぱな処置をとってもおりませず、また、今後もとろうとは考えておりません。特に終戦処理の問題につきましては、今後ともきわめて……
○徳安政府委員 最後に調査団が帰って参りましたのが八月の八日でございます。そこで、いろいろ事情もあったようでありますが、非常に急ぐことでございますから、早く結論を出していただくようにということを数回督促いたしまして、ようやく、先月の末、ちょうど末日までに調査報告が出て参りました。非常に長文なものでありまして、謄写にいたしますと約千ページにもわたるものだそうでございますので、そこで、ただいま、これを取りまとめまして、大体の総括といったようなものも添付したいというようなことで、事務当局で一生懸命にやっておりますが、五日、六日ごろまでには大体の見当をつけまして、そうしてその報告を総理並びに外務大臣等……
○徳安説明員 今回の三宅島の災害に対しまして、災害関係の委員各位が非常に熱心に御調査を進められ、御援助いだいたておりまして、まことに感謝にたえない次第でございます。 今度の事件につきまして、御承知のように、災害基本法もようやく七月の十日から施行せられました。また、激甚災害に関しての特別立法も、さきの国会の一番最後に参議院を通ったような関係でございまして、つい先日実施になったというような関係にございまして、法律的には非常に進行がおくれておりますが、しかし、三宅島の問題につきましては、事はきわめて重大でございますので、事務局を整備し、また防災会議も、御承知のように九月七日に第一回の会議を開きまし……
○徳安説明員 かつて御審議願いました激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律、すでにこれはもう実施の段階に入りまして、防災会議もできておるわけでございますが、その当時の御説明にも申し上げましたように、しからばその適用をどういう程度の災害に適用するのかという御質問が委員各位からしばしばあったわけでございます。それに対しまして、政府といたしましては、過去の災害等におきまして特別立法を行ないましたもの等は大体これに入れますという考え方を申し上げておるわけでございます。今回の福江の火災でございますが、まことに御同情にたえないことでありまして、かって鹿児島に昨年の十月に火災がございまして、こ……
○徳安説明員 先般の閣議におきまして、過年度の災害に対しましては補正予算を組むことに方針をきめました。数字等につきましては大蔵当局から説明していただくことにいたします。
【次の発言】 先ほどの災害に対する予算の組み方につきましては、御趣旨を承りましたから、関係閣僚各位にお伝えいたしまして、なるべく善処するようにいたしたいと思います。
それから激甚災害に対する窓口でございますが、この問題についてはまだ私の方にも多少の異論がございまして、いずれ政令で災害を指定いたしまするまでには、もちろん窓口を一本化するようにきめたいと思っておりますが、まだ最後の決定は見ておりません。
○徳安政府委員 御承知の通り、率直に申し上げまして答申が出ました当時私はその該当の役所に、ただいまの職におりませんでした。調査会がなくなりました後に就任したような関係もございまして、かつてのいきさつ等詳しいことは私は存じておりません。ただ政府としましては、この答申に基づきまして与党とも相談をして次の国会には政府の責任ある施策を出そうというお約束をしているようでございますので、そうしたことにつきまして今後努力はされると思いますが、尊重するという建前、党の関係等につきまして十二分に配慮をされて、通常国会に案の出ますことは承知いたしておりますけれども、それ以外のことにつきましては、当時の責任者でござ……
○徳安政府委員 ただいま議題となりました激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げたいと思います。 政府は、第三十九国会におきまして成立いたしました災害対策基本法を、本年七月十日から施行いたしたのでありますが、同法第七章におきまして、著しく激甚である災害が発生した場合における復旧事業等が適切に実施されるための地方公共団体に対する国の財政援助及び被災者に対する特別の助成措置について、別に法律を制定すべきこととされております。また、この法律は、できる限り激甚災害発生のつど特例法を制定することを避け、災害に対する国の負担制度の合理化をはかり、激甚……
○徳安政府委員 ただいまの附帯決議につきましては、政府におきまして、決議の御趣旨を十二分に尊重いたしまして善処いたす所存でございます。
○徳安説明員 ただいまの御質問、まことにごもっともでございまして、現地住民から見ますと、一日も安らかな日を送れないという現状に対して、政府といたしましても速急の処置を講じたいというところで、先般御承知のように、篠田自治大臣にお見舞かたがた現地に行ってもらいまして、昨日御報告も承り、本日は関係者全部集まりまして、その詳細なる御報告も承ることになっておるわけでございます。 応急の措置といたしましては、今お話がございましたように、自発的に千二百余名の方々がこちらの方に避難して参られて、また政府の方でも千七百余名の方々を、海上自衛艦によりまして集団避難をしていただきました。そのうちに学童も千名ばかり……
○徳安説明員 私が徳安でございますが、今回の改造で総務長官の職につくことになりました。全く不敏でございますが、先輩、同僚の皆様の御支持と御支援によりまして全きを期したいと考えております。どうぞよろしくこの上の御支援を切にお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま御質問のございました閣議決定の問題でありますが、なるべく早く決定したいということで作業を急いでおりましたけれども、国の財政の予算関係でございますとか、あるいは国一般の経済関係等の見通しもございまして、にわかに決定しかねて、非常にひまどったわけでございます。ようやく一昨日各方面との調整もできまして、昨日閣議の決定をいたしました。……
○徳安政府委員 ただいま検討いたしております。
【次の発言】 旧金鵄(し)勲章年金受給者に関する特別措置法案でございますが、これに対する御修正につきましても、院議で御決定をいただきましたならば、政府もこれを尊重いたしまして同意を申し上げることを申し上げておきます。(拍手)
○徳安政府委員 オリンピック東京大会に処する政府施策の概要につきまして、今日までの経過を御報告申し上げたいと思います。 協力体制の整備でございますが、これはオリンピック東京大会準備対策協議会の設置を三十五年の十月十八日に閣議決定で決定いたしまして、さらに三十七年の六月一日にオリンピッ担当大臣の指名がございまして、川島国務大臣がその任に当たられることになりました。次いでオリンピック東京大会関係閣僚懇談会を設置することになりまして、これは三十七年六月一日に閣議決定を見たわけであります。次いで三十七年の十月二日に、オリンピック東京大会関係政務次官会議を設置いたしまして、自来数回にわたりまして閣僚懇……
○徳安政府委員 オリンピック準備対策の進行状況につきまして、その概略を御報告申し上げたいと思います。 オリンピック東京大会の会期はあと五百余日に迫ってまいりました。各方面の全面的協力のもとに、その準備対策は目標に向かいまして着々と進捗してまいっております。現時点におきますその主要事項の進捗状況は、おおむね次のとおりであります。 競技施設の整備。 競技施設の代表的なものにつきましては、国立競技場約八〇%、屋内総合競技場約二二%、戸田漕艇場約二五%、朝霞射撃場五〇%、駒沢スポーツセンター五〇%、江の島ヨットハーバー七五%等の現況でありまして、大会時までには確実に完成する見通しでございます。 ……
○徳安政府委員 昭和三十六年度における総理府所管の歳出決算につきましてその概要を御説明いたします。 総理府所管の昭和三十六年度歳出予算現額は三千九百二十八億九百八十一万六千円でありまして、支出済み歳出額は三千七百十三億六千十二万六千円であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと二百十四億四千九百七十一万円の差額を生じます。右差額のらち翌年度へ繰り越した額は百五十一億七千二百四十三万円であり、不用となった額は六十二億七千七百二十七万九千円であります。 総理府所管の支出済み歳出額は、総理本府のほかに、公正取引委員会、国家公安委員会、土地調整委員会及び首都圏整備委員会の四つの委員……
○徳安政府委員 近畿圏整備法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 近畿圏は、西日本の中枢に位し、わが国経済発展の重要な一翼をになっておりますことは申すまでもないところであります。ことに、阪神地区は、関東における京浜地区と並ぶわが国工業、商業の一大中心地でありまして、これが盛衰は、わが国経済の隆替に重大な影響を及ぼすものと申しても過言ではありません。しかるに、最近の産業の発展、人口の増大に伴い、当地区はますます過大都市的様相を呈するに至り、首都東京に匹敵する種々の問題を引き起こしつつあるのであります。すなわち、産業及び人口の過密化に伴い、道路、港湾等の狭隘化、工業用水の……
○徳安政府委員 ただいまの御質問にお答えいたしますが、この第三条と第八条の違いにつきましてはそのほうの専門家から御答弁申し上げたほうが適当と思いますから、そちらに答弁を譲りまして、私はなぜこういう今回の処置をとったかということに対して、簡単に政府の考え方を申し上げたいと思います。 現在首都圏整備委員会があるのでありますが、これはとかくの批判がございまして、機動的でないとかあるいはずうたいが大きくて血の回りが悪いとか、あるいは組織に欠陥があるとか、いろいろな実際問題としての批判もあり、また学者方面の意見も相当にあるようであります。そこで政府ではただいま御承知のように、臨時行政調査会においていか……
○徳安政府委員 今回の雪害につきまして各位の非常な御配慮、まことに感謝にたえません。政府といたしましても、時々その災害状況の報告を受けまして、各省に督励をして万遺憾なきを期しておる状態でございますけれども、何しろ交通は途絶し、あるいは電信電話、電報等も意のごとくなりませんので、昨晩、政府の方の各政務次官を首班としまして、現地に出しまして、現地とこちらとの連絡を密にしておる状況でございます。さらに、本日の閣議におきまして各大臣からも、先ほど委員長のお話しになりましたような事柄の御発言がございましたが、私から発言いたしまして、災害対策基本法に基づきまして、今回のような大きな雪害に対しましては、やは……
○徳安政府委員 ただいまお話のような点につきましては、すでに党からもあるいは社会党の方からも要請が出ておりまして、ただいま検討いたしておりまして、さらに関係の通産省初め自治省、あるいは各府県知事に対しましても、御趣旨の点につきましてはもう通達してございます。政府の方でもどういう処置をとるかにつきましては、さっそく検討いたしまして、なるべく御期待に沿うように努力いたしたいと思います。
【次の発言】 結果から見ますと、なるほど至らぬ点がたくさんあったと思います。私どもがこの雪は大へんな雪だという気持が起きて参りましたのが二十四、五日ごろでございまして、もちろんこれは各県におきまして自主的に相当なお……
○徳安政府委員 ただいまの御質問ごもっともだと思います。そこで政府の方におきましても、激甚災害法の適用をいたしますためには、異常事態に対するある程度のめどがつきませんと、全然めくらめっぽうにやるわけに参りません。そこで、各省を通じましてすみやかに県と連絡をとりまして、その数字の概略を出していただくということで、非常な努力中でございます。これが出ましたら、それを合計いたしまして、各庁に適合するものとしないものとがございましょうが、なるべく、私どもの腹づもりでは、多少のことは法の運用によりまして、こうした天災でありますから、激甚災害法を適用したいという気持で作業を今進めておるわけなのであります。し……
○徳安政府委員 お答えいたします。
とりあえずの応急処置は、順次、各省を通じ、あるいは対策本部みずから処置いたしまして、順調に進んでおるものと思いますが、その後におきまする問題につきましては、各県等が中心になってやらなくちゃならぬことでもありましょうから、政府の方や各省がそれぞれの所管に応じまして適切な指導を行ないますと同時に、防災計画も県単位に完全に立てられますように私どもの方も指導いたしたいと思っております。
【次の発言】 現在の法律の上でも、国の分担すべきもの、地方の分担すべきもの等は相当明瞭になっておるのであります。しかし、こういう事態にあいますと、予期せざるものが出てきましたり、……
○徳安政府委員 ただいまの御質問でございますが、しばしば申し上げておりますように、激甚法が制定されます前後の事情から考えまして、必ずしもあれが完璧なものとは考えておりません。また御審議の過程におきましてもいろいろの御議論のあることも事実でございます。特に今回のごとき豪雪の被害などは、この激甚法にはあまり夢想もしなかったような事態も生じておることは事実でございます。こうした点につきまして、ただいま対策本部ではとりあえず応急措置をしておるわけでございますが、これが一段落つきますと同時に、やはりこうした問題も今回の実態に即していろいろと論議されておるようでございまするし、社会党も自民党もともに党の方……
○徳安政府委員 ただいまの御決議に対しましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、その実施に極力努力いたしますことをお誓いいたしたいと思います。
○徳安政府委員 委員の各位が現地においで願いましていろいろ御視察を願ったそうでありまして、まことにありがとうございました。現地のほうからも報告を承っておりまするし、また、農地災害に対しましては農林省のほうから報告を受けております。その報告によりますと、ただいまお話しになりましたように、やや激甚災害として指定し得る損害があるやに見受けられるのであります。しかし、まだ査定見込み額というものが公式に出てまいりませんので、はっきりと申し上げられませんけれども、大体従来の基準から申し上げますならば適用を受ける範囲に入るのではなかろうか、かように考えておりますので、農林省のほうに早く査定額見込みの通知をし……
○徳安政府委員 同和対策の重要性につきましては、しばしば政府でも御説明を申し上げ、御答弁申し上げておる通りでございまして、岸内閣以来この問題が急激に台頭し、また認識を新たにいたしておるわけであります。従来とても、関係各位の御陳情等につきましては、そのつど総理にも伝えてございまするし、十二分にその重要性は認識しておるものと考えております。
【次の発言】 あるいはただいまのお話のような事態があったかもしれませんが、それはおそらくは周囲の者が悪かったと思うのです。今後そういう点については十分気をつけまして、総理にあやまちのないように周囲の者で努力をいたしたいと思います。
○徳安政府委員 国全体の大きな施策につきましては、閣議の決定なりその他の方法で御審議を願うことになると思いますが、私どもの方の関係は、法律やその他の関係で特に総理府でなすべしという御決定を見たもの、あるいは政府で法制という手続の済みましたものにつきまして取り扱っておるわけでございまして、政府全体で取り扱うべき問題を、ここで私が御答弁することはいかがかと思いますから、これは国務大臣である西村厚生大臣にお願いした方がいいと思います。ただ、今お話しのような点につきましては、ごもっともの点がございますので、いろいろ御意見を伺いまして、その御意見が国会全体の御意見であるような場合におきましては、もちろん……
○徳安政府委員 この麻薬対策につきましては、たいへん熱心なる皆さんの御推進もございまして、政府のほうでもこれにおこたえするために閣僚懇談会をこしらえました。これは昨年の十月の十六日の閣議決定によりまして麻薬対策関係閣僚会議を、法務大臣、外務大臣、大蔵大臣、厚生大臣、運輸大臣、国家公安委員長、内閣官房長官、総理府の総務長官が構成員になりまして組織をいたしました。この主たる目的は、各省間にまたがっておりまする関係から、事務的に容易に解決し得ないものもございますし、また話し合いをいたしますのに相当の時間等が事務的にかかるものもありまして、そういう事務的な段階ではそれにまかしておけないというようなもの……
○徳安政府委員 麻薬対策につきましては、皆さんたいへん御心配をいただき、御配慮をいただいておりまして、私どもとしましても心から感謝しておるわけでございます。ただいまの御質問、私ども常に考えておることでございまして、まことに肯綮に当たる御質問でございますが、現在、御承知のようにこの麻薬の取り締まりにつきましてはたくさんな役所が関係ございまして、しかもそれがそれぞれの任務を持ち、特異性を持っておる現状でございます。簡単に申しますならば、それらのものが一本になりまして、そうして完全な取り締まりができることであれば、それが一番いい方法だと思いますが、しかし先ほど申し上げましたように、また特別な任務を持……
○徳安政府委員 私のほうの仕事は、各省間の調整が主たるものでございます。したがって取り締まりに関しましても、各省で場合によってはなわ張り争いもありましょうし、あるいは混淆するようなものもありましょうが、そういうようなものをできるだけそういうことのないように調整をし、そうしてその両者の関係を緊密にしながら能率をあげていくというような形において努力するわけでございます。したがって、ただいまの問題等につきましては、私も、いま御答弁を求められましても、はたしてそれがどこの役所でどういう処置をとることが適切であるかということにつきまして専門的な知識を持っておりませんから、これからすぐ調査いたしまして、ど……
○徳安政府委員 ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 本改正案の内容は、公正取引委員会事務局の定員を現行より六名増加し、二百五十一名としようとするものであります。 これは第四十回国会において、不当景品類及び不当表示防止法を成立させていただきました際の附帯決議の趣旨を尊重し、また、消費者物価対策の一環としての違法な価格協定の取り締りの強化のため、それぞれ経済部に四名、審査部に二名、計六名を増員しようとするものであります。 以上がこの法律案を提出いたしました理由であります。何とぞ慎重御審議の……
○徳安政府委員 お説ほんとうにごもっともでございまして、私どもも就任しましたその直後におきまして、現委員長に再任をお願いした場合に、そういうような問題も出て参りました。こういう待遇では、再任をお願いするのもほんとうは無理ではないかという話も出、私もほんとうにお気の毒なことだったという考えで、総理とも、官房長官とも常々話をしておりまして、何とか適当な機会には待遇を改善しなければいけないということを、昨年の九月ごろから話をしておったわけでございます。認証官でありながら、今お話のように、ほかに比較いたしまして非常に低い地位に並置されておるというようなこと、認証官としての体面から、また、現在の地位の重……
○徳安政府委員 先般御注意もございましたので、私も、その重要性は知ってはおりましたが、法案等について詳しく承知いたしておりませんでしたが、御指摘もございますので、先般来から法律の内容等も、まだ全部は読み終わっておりませんが、大体法案の趣旨だけは研究させていただいております。お説のように非常に重要なものであることは、よくわかります。 そこで、この人員の問題でございますが、昨年の予算編成にあたりまして、内閣の方針として、ただいま川島大臣のお話のように、仕事の量がふえましても、できるだけ庁内操作で配置統合あるいは転換いたしまして、人をふやさないという方針でいってほしいという御要望がございますので、……
○徳安政府委員 ただいまの附帯決議の御趣旨に沿いまして、十分努力いたす所存でございます。
○徳安政府委員 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。 下請代金支払遅延等防止法が制定されましてから、すでに六年余を経過することになりましたが、この間政府関係機関におきましては、この法律の積極的な運用に鋭意努力いたしますとともに、昨年は本法の改正強化を行なう等の措置を講じまして、下請代金の支払遅延防止等にかなりの効果をおさめてまいりました。 しかしながら、本法制定時と現在とを比較いたしますに、この間、国民経済の発展に伴いまして企業の規模も大幅に拡大して参りました。また、たまたま今国会に中小企業基本法案が提……
○徳安政府委員 本会議、委員会等で、総理並びに大蔵大臣が御説明になりましたように、農地被買収者に対しては、何らかの処置をとらねばならぬと思うがというお考えのもとに、私のほうに調査を命じられましたので、調査費を要求したわけでございます。
【次の発言】 政府では、いまそうした大きな調査会を設けたり、あるいはこれこれをやろうというような協議はまだいたしておりません。おりませんが、各方面で最近そういう話もだいぶ台頭しておりまするし、私どもも各委員会に出ますと、未処理と申しますか、いろいろな問題が重なり合って論議されておりますので、これは政府で相談したわけでも何でもございませんから責任ある答弁はできませ……
○徳安政府委員 恩給法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、恩給扶助料の年額を増額した際における増額分についての年令による制限の一部解除であります。 昭和三十三年法律第百二十四号等により、恩給扶助料の年額を増額いたしました際、老齢者を優先させる精神に基づきまして、傷病者、寡婦及び遺児を除き、年齢が六十歳に達するまでは、その増額分を停止する旨の措置を構じて参ったことは、御承知の通りであります。 しかしながら、昨年法律第百十四号により恩給扶助料の年額をさらに増額いたしましたので、年令六十才以上の者とそれ未満の者との……
○徳安政府委員 ただいま議題となりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 内廷費及び皇族費の定額は、皇室経済施行法第七条及び第八条により、現在、内廷費は五千八百万円、皇族費は四百二十万円となっておりまして、これらは、昭和三十六年度当初に改定されたものであります。その後、国家公務員給与の引き上げが昭和三十六年十月に行なわれ、さらに、昭和三十七年十月以降についても引き上げが行なわれるなど最近の情勢にかんがみ、内廷費及び皇族費について、人件費の増加等を考慮し、内廷費の定額を六千万円、皇族費の定額を四百七十万円といたしたいと存じます。 以上が、この法律案のおもな……
○徳安政府委員 駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。 駐留軍関係離職者につきましては、昭和三十三年五月臨時措置法の制定以来、これらの者の生活の安定のため、同法の規定に基ずきその対策に努めてきたところであります。その結果、駐留軍関係離職者の対策として、かなりの成果をあげることができましたが、同法は、本年五月十六日限りその有効期間が切れることになっております。 最近における駐留軍関係労務者の離職状況を見ますに、この法律の有効期間をさらに延長する必要が認められますとともに、特別給付金の支給条件につきましても、法制定当時からの事情……
○徳安政府委員 ただいまお話しの通りでございまして、現在、海外に天皇陛下が御旅行になりますとか、あるいは摂政を置くに至らない程度の長期にわたる御病気がありますとかいうような場合には、当然この国事の法律がなければ不可能なのでありまして、できるだけすみやかになすべきであったと思いますが、今日までいろいろな事情でおくれておるようでございます。先ほどいろいろ御指摘がございましたように、他にもいろいろな制度の改廃も考えておりますが、それとは別個な形において、この法律は単独で出すべきだという御意見もごもっともだと思います。昨日も総理にもお話の次第を申し上げまして、こうした問題は早く法文化いたしまして、関係……
○徳安政府委員 この問題は、御承知のようにもう期限が来ておりますので、なるべく期間中に間に合うようにという気持は最初から持っておったわけでありますが、出します以上は、やはり与野党ともに一致して御賛成願えるような方法をと考えまして、党のほうと連絡をとっておったわけであります。幸いに両者のほうでお話し合いがつきまして、これならば大体文句なしに通るであろうということでございますので、私ども安心して実は出したようなわけでありまして、多少時日にはおくれておりますけれども、まあこの案であれば両院とも期日内には通していただけるのではなかろうか、かように考えておりますので、時日も切迫しておりますから、どうぞひ……
○徳安政府委員 今回学術会議の出しました声明に対しまして、事の経過を前から申し上げなければわからぬと思いますが、私どもは学術会議の性格から考えまして、あれは国家行政組織の一つでございますから、法に定められた範囲において政府の諮問に応じたり、あるいは政府に勧告しましたり、あるいは政府に資料を求めたり、答弁を求めるというような立場において行動されること、あるいは言論の自由、学問の自由がございますから、学者的な立場からここにいかなる発言をせられても、これは一向差しつかえないと思いますけれども、国家の行政機関である学術会議の名前において、勧告も何も用いられることなくして、直ちに国民にアピールされるよう……
○徳安政府委員 先般御質疑になりました日本学術会議の問題でございますが、当時も申し上げましたように、資料等の求めがございますれば、政府は許す限りこれを提出することにやぶさかでございません。同時にまた、説明等の必要がございますれば、これも御要求によりまして、出席して御説明等をいたすことも当然でございます。
なお、この件につきましては、私ども政府部内の問題でもございますので、今後十二分に話し合いをいたしまして、かりそめにも誤解を受けないような処置をとりたい、かように考えておりますので、この点を御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 その点につきましては、おもに科学技術庁の関係でございますの……
○徳安政府委員 八月十五日の祭事につきまして、いろいろと御忠告ありがとうございました。これは厚生省が主になってやっておりますが、いまの御趣旨をよく伝えまして、政府一体となってきれいな姿でやれるように努力いたしたいと思います。
無賃乗車については、私がいまはっきり答弁するだけの資料を持っておりませんので、明確な御答弁はできませんが、御趣旨の次第は、ひとつ運輸当局なり厚生省なりその他と協議いたしまして、できることならば御趣旨に沿うように努力いたします。
【次の発言】 御指摘の点、ごもっとだと思います。そこで、共済関係でございますが、これは大蔵省所管の関係だそうでございますので、私が御答弁申し上げ……
○徳安政府委員 ただいま足鹿委員のお話しになりましたように、二月の十二日に閣議決定をいたしまして、予算に伴う議員立法の取り扱い方について党の方に申し入れをしてございます。それにつきまして農地報償の問題は別だということでこれを一蹴したというお話を今承ったのでありますが、現在までのところ私どもの方ではそうした一蹴された通知も受け取っておりませんので、現在では自民党を信頼しておると申し上げる以外にはございません。そこで、しからばあとの始末はどうするかということは、これは私の所管ではございませんで、そこになりますと今度は官房長官の方の関係になりまして、私はそれ以上のことはきょうは申し上げられないのであ……
○徳安政府委員 御説の通り、四日の日に対策本部の会議を開きまして、各省から各省関係の被害状況の総締めを承ったのでございますが、できることならば先月の末ぐらいを一つの切りといたしまして、各省で取り調べられた金額等を承りたいと思いまして、用意をお願いしたわけでございましたけれども、まだ各府県ともに十分の調査が進んでいないそうでありまして、やや見当のついたものもございますが、まだ大部分ははっきりいたしておりません、それでなるべくすみやかに調査をして御報告を願うようにお願いはいたしてございますが、当日は全部の被害に対する総くるめができませんでした。まことに残念だったと思いますが、事態やむを得なかったと……
○徳安政府委員 ただいまの件につきましては、私どもも、現地におきまする非常な衝撃等にかんがみまして、できるだけ適切な処置がとれるならばと思いまして、重大な関心を持っておるわけでございます。したがって、その判決に対しまして、その根拠がどういうものであるかというようなことにつきまして、一応の判決文なり記録等を取り寄せまして、しさいに拝見したいということで、総理府では外務省を通じまして連絡をしていただいておるわけでございますが、まだこれに対する的確な御回答と申しますか、判決理由だとか訴訟記録というものを入手いたしておりません。また一方、私のほうの南方連絡事務所がございますので、そのほうを通じまして、……
○徳安政府委員 災害対策委員会の方に出ておりまして、おくれて参りました。 高等弁務官の資金につきまして申し上げますが、琉球列島における経済的社会的発展の促進に関する法律におきまして、いわゆるプライス法第三条によって高等弁務官に設置の権限を与えられた特別資金でありまして、ガリオア援助の見返り資金を積み立てて運用し、その収益を大統領の承認のもとに沖縄の利益に還元しているものであります。 〔野田委員長代理退席、委員長着 席〕
○徳安政府委員 ただいまのお尋ねでございますが、この基本法が施行になりまして間もなく、総理大臣の御指名によりまして防災会議の委員がきまりまして、初会合を開いておるのでありますが、その日は、ちょっとここに私は記録を持っておりませんので、もし必要でございましたら、あとからお答えいたしたいと思いますが、そうあまり間のない期間に防災会議が開かれておりまして、順次活動を開始いたしております。
【次の発言】 構成は、閣僚以外は、日赤の社長と、それから日銀の総裁がお入りになっておりまして、あとは十五名ぐらいが閣僚でございます。これも名簿はあとから差し上げることにいたしたいと思います。
○徳安政府委員 お答えをいたします。 農地被買収者問題調査会に関します予算でございますが、三十四年度におきまして八百二十八万九千円計上いたしまして、うち調査会の費用といたしましては四百万円でございます。しかし、これは施行が未済に終わりました。三十五年度でありますが、八百十七万九千円計上されまして、そのうち調査会に使用いたしました金が三百八十八万円でございます。三十六年度におきましては、七百八十万二千円予算に計上されまして、うち調査会に使用いたしましたものが三百八十八万円であります。三十七年度におきましては百六十五万五千円計上いたしてございますが、これは多くは事務費でございまして、調査費の方に……
○徳安政府委員 今回の豪雪につきましては、最初各県からの報告をちょうだいいたしておりまして、だんだんと大へんだということがわかって参りましたのが二十五日ごろでございます。そこで先月の二十六日に、私の名前で各県知事に、中央に頼みたいようなこと等はすみやかに電報で通知されるように通知をいたしました。二十八日には政府の方で調査団を組織いたしまして、被害の最も多い各府県に調査団を派遣いたしました。二十九日には、とてもその調査団の報告で措置するような小さな問題ではないと考えましたので、閣議に報告いたしまして、非常災害対策本部を総理府に設置していただくことに御了承を得まして、直ちに中央防災会議を開いていた……
○徳安政府委員 オリンピックの関係に属しまする道路問題でございますが、現在政府で行なっておりまする点を御報告申し上げます。 関連道路といたしましてただいま百八十七億一千百万円、さらに街路といたしまして八百十八億二千四百万円、首都高速道路七百二十億七千五百万円、これを投じまして整備に邁進中でございますが、道路関係につきましてはおおむね順調に進捗いたしまして、これはもう絶対に間違いないという河野建設大臣の言明でございますから、間違いないと思います。 次に、宿泊対策といたしまして、現在三万人程度を予定してやっておるのでございますが、そのおもなるものを申し上げますれば、政府登録ホテル及び政府登録旅……
○徳安政府委員 お答えをいたします。
マイクロウエーブの関係の予算でございますが、一億八千百九十二万二千円、これが二カ年度にわたる政府の負担の金額でございます。現在までに支出いたしておりますものが、三十六年度分はもうすでに全部支出済みでございまして、三十七年度分の八千三百九十七万一千円のうち、五千三百二十七万五千円はすでに本年中に支出される見込みでございまして、残額の三千六十九万六千円につきましては、次年度において繰り越し使用をお認めいただけるように手続中でございます。
【次の発言】 お答えいたします。
三十七年度の予算が大へん施行がおくれておりますことは、実は三十七年度から初めて向こうの……
○徳安政府委員 ただいまお尋ねの件でございますが、最初予算を組みましたときに、厚生省で進達見込み数というものをちょうだいしまして、それによって恩給局の方で件数と金額を見積もって予算に計上したわけでございますが、過去のことを調べてみますと、厚生省から参りました予算措置をとった件数と裁定実績に非常に大きな隔たりがございますが、これはもちろん裁定に対する請求進達が非常に少なかったということもございましょうし、それから総数におきましては大体そう大きな見当違いはないようでありますけれども、結局申し出の件数が予定数に達しなかったということを申しておるようでございます。しかし、かようなことでは相ならぬと考え……
○徳安政府委員 私の答弁と大蔵大臣の答弁とが違っておるとは考えません。総理府として、今度予算を一億八千九百万円つけてもらいまして調査しようといたしますものは、工藤調査会と同じような調査をしようというのではございません。あの調査は、御承知のように、農地被買収者問題を中心とした国民生活についての実態を調査するというものでありまして、しかも、その答申は一万五千を対象としてただいまお読みになりましたような結論が出たわけでございますが、この結論だけではまだ不十分な点もございまするし、さらに私どもは、本来から申し上げますと、昭和二十一年ごろから始まりまして二十六年ごろまでに大体終わりましたあの歴史的な大改……
○徳安政府委員 お答えいたします。 沖繩の民政官と会見をいたしましたその席におきまして話をいたしましたことは、日本が沖繩政府に対しまして援助を行なっておりまするその予算の範囲において、早くこれを施行されまして、遅滞なく工事が進みますようにお願いをし、また話し合いもいたしました。あるいは渡航する場合におきまして、現在では外地の取り扱いを受けておりますために、当方から参りまする者が許可を受けるのに非常に時間を要しております。こういうものをできるだけ簡素化してもらいたいという話もいたしました。あるいはまた、アメリカと日本との間に昨年来から話し合いがございまして、委員会を東京に持ち、あるいは沖繩の現……
○徳安政府委員 ただいま議題となりました激甚(じん)災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げたいと存じます。 政府は、第三十九国会において成立いたしました災害対策基本法を本年七月十日から施行いたしたのでありますが、同法第七章におきまして、著しく激甚である災害が発生した場合における復旧事業等が適切に実施されるための地方公共団体に対する国の財政援助及び被災者に対する特別の助成措置について別に法律を制定すべきこととされております。また、この法律は、できる限り激甚災害発生のつど特例法を制定することを避け、災害に対する国の負担制度の合理化をはかり、激甚……
○徳安政府委員 昭和三十八年度における内閣及び総理府所管の歳出予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、内閣所管の昭和三十八年度歳出予算計上額は十五億八千百三万五千円でありまして、これを前年度歳出予算額十三億四千六百四十六万四千円に比較いたしますと、二億三千四百五十七万一千円の増額となっております。 内閣所管の歳出予算に計上いたしましたものは、内閣官房、内閣法制局、人事院、憲法調査会、国防会議及び臨時司法制度調査会の事務の執行に必要な経費であります。 次に、総理府所管の昭和三十八年度歳出予算計上額は四千八百九十六億四千六百二十九万六千円でありまして、これを前年度歳出予算額……
○徳安政府委員 お答えをいたします。ただいまの交通関係でございますが、その重要性にかんがみまして、政府では閣僚懇談会を設けまして、事務的にすみやかに解決の困難であるものにつきましては、閣僚間で話し合いをいたしまして、各省間の壁などをできるだけ破って、そして話し合いで、下の方に案件の解決をするようにおろしております。 最近のいろいろな業績を申し上げますと、昨年、自動車の保管場所に関する法律をつくりますのにも、この閣僚懇談会が主になりまして推進をいたしております。あるいはまた、大型自動車等に対する運転手の年令の引き上げ、こういうような問題も議題になりまして、これもすみやかに解決いたしました。ある……
○徳安政府委員 近畿圏の整備に関する法案につきましては、超党派的に熱心な御要望がございますので、政府でも二月八日の閣議によりまして大よその輪郭を決定いたしまして、この輪郭の線に沿いましてただいま法案を作成中でございます。大体来月の十日前後までには法案が提出されまして御審議を願えるようになろうかと思います。
【次の発言】 最初の御要望は、東京の首都圏整備委員会同様な組織にしてくれという強い要請がございました。政府でもこの点をよく考えまして、過去における首都圏整備委員会の業績等についていろいろと調べたのでございますが、ただいま臨時行政調査会におきましてもこの問題を取り上げまして、もう少し機能の発揮……
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