このページでは山崎始男衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○山崎(始)委員 それからこの日程につきまして、一言希望を申し上げておきますが、従来ややともいたすと、文部大臣の御出席が非常に悪いのであります。特に今度の義務教育学校職員法案というようなものは、事務当局の人にわれわれの気持を申し上げても、極端な表現をいたしますと、何にもならないのであります。こういう重要法案であるだけにぜひ大臣の御出席をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと関連しましてお伺いします。最近給食会の方から全国の学校へ向つて、ミルク代の前払いをしてくれということがあるやに聞くのでありますが、ありますか、ありませんか。
○山崎(始)委員 ちよつとこの機会にお尋ねしておきたいことがあります。それは夜間大学の問題でありますが、昨年の九月ごろだつたと記憶するのでありますが、文部大臣は、夜間大学を置くということは非常に趣旨はけつこうだが、勤労をした晩になおそういうところで学ぶということは、健康上非常におもしろくない。自分が日本銀行におつた当時にも、その統計から見ても憂慮すべき数字が出ておつたのを記憶しておる。だからこの点は非常に慎重に扱わなければいけない。どうも言葉が、置かないことに御賛成のような実は印象を受けた。この質問は大臣にお聞きするのがほんとうだと思いますが、たまたまこの機会にお聞きしておきたいことは、今回夜……
○山崎(始)委員 文部大臣にお尋ねいたします。私は、大体行政の面と財政の面との二つにわけてお尋ねいたしたいと思うのであります。まず行政の面から同僚議員の御質問と重ならないように注意いたしてお尋ねいたしたいと思いますが、非常に重要なる点、あるいは大臣の今までの御答弁の中で非常にあいまいなる点は、お尋ねが重なるかもしれませんが、御了承をお願いいたしたいと思います。 まずこのたびの重要法案が、非常に大きな意味を持つた法案であるということは申し上げるまでもありません。最初今年の初頭に、全額義務教育費国庫負担法という名におきまして世間に伝わりましたときには、子を持つ親、国民一様にありやというような実は……
○山崎(始)委員 昨日に引続きまして文部大臣にお尋ねいたします。 このたびの義務教育学校職員法案という、こういう性格の法律案が上程されます以上、必ず上程者である文部大臣のいわゆる教育観あるいは道徳観というようなものが背景になつておるだろう、何らかそういう一つのお考えがなければこういう法律案は出ないということから、私はその方面のお尋ねを申し上げまして、たまたま教育勅語の真理論に対する大臣の御発言は、私はこれはゆゆしき問題だからお取消しになつてはいかがですか、御意思がおありになるかなりませんか、こういうお尋ねをいたしましたところが、大臣はどうも取消す御意思のなさそうな御答弁でありました。それどこ……
○山崎(始)委員 ちようど管理局長が見えておられますので、ちよつとお尋ねしたいのですが、実は先日私大臣に対する御質問の途中にちよつとこの問題を出したのでありますが、現在全国の市町村各地でもつて建築の実施に関して、相当の混乱を教育委員会と市町村議会との三者の間で起しているという事実があるのでありますが、管理局長はそれを御承知でしようかどうでしようか。
【次の発言】 建築関係はあなたの関係だと思うのですが、承知いたしておりませんというのは事実ですか。
【次の発言】 それは教育委員会法の五十四条の三項に当ります。「教育委員会は、学校その他の教育機関の建築の実施を、地方公共団体の長に、原則として委任す……
○山崎(始)委員 友末さんに、関連しまして一言お尋ねいたしたいと思うのであります。先ほど教育委員会制度は非常に欠陥があるということに対しまして、松本委員からお尋ねがありましたお言葉の中に、その欠陥の要点が、地方教育委員会は発足してまだ日が浅いので、県の教育委員会の状態を見てみると、公選制にしたということが、いささか時期尚早の感がする。その公選制であるために、教育の中立性が保てないような状態にあると自分は見受けるのだというお話があつたのであります。日本の民主主義の、いわゆるまだ熟さない過渡期で、選挙民の良識、あるいは被選挙者の良識というものがいささか未熟だからというような意味もあつたように思うの……
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