このページでは山崎始男衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○山崎始男君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました文部大臣不信任案の上程に対し、その趣旨の説明を申し上げたいと存じます。(拍手) まず、その主文を読み上げます。 本院は、文部大臣灘尾弘吉君を信任せず。 右決議する。 理由 一、教育の特殊性を無視し、法律施行に名をかりて勤務評定を強行し、わが国教育界に大混乱を起した。 二、道徳教育、校長管理職手当制度、社会教育法の一部改正等一連の灘尾文政は、美名の下に国民の目をごまかし、もつて封建的な修身科の復活、日本教職員組合組織の分断、あるいは金銭をえさにしてわが国青少年を政治権力の召使にせんとした。 三、十二月十五日高知……
○山崎(始)委員 私は来週今の屋内体操場の問題で大蔵省の方にもおいで願って、一点お伺いしたいと思っておったんですが、たまたま今小牧委員の方から積雪寒冷地帯と温暖地帯との配分の問題が出ましたので、私この機会に一言お尋ねしてみたい。 先ほど局長の方から、大体積寒地帯と温暖地帯との比率が従来三割、七割くらいの比率で積寒地帯の方へ重点的にやっておった、こういうことなのであります。それを本年度は大蔵省とも折衝して、そのワクを広げたい、こういうお話でありますが、それにつきまして私まずお尋ねしてみたいと思うことは、積雪寒冷地帯の方の屋内体操場を建てたいという要望と温暖地帯の方の屋内体操場を建てたいという要……
○山崎始男君 ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは、言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童、生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意せねばならないところであります。 さて義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と規……
○山崎始男君 ただいま議題となりました国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 およそ国家隆昌の基盤を教育に置かなければならないことは言うまでもないところでありますが、なかんずく義務教育における約千七百万人の児童、生徒のすこやかな成長こそは国民全体の念願でありまして、教育基本法及び児童憲章に明示されておりますように、常に留意せねばならないところであります。 さて義務教育に関しましては、憲法第二十六条第一項によれば、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」と規定……
○山崎(始)委員 簡単に一、二御質問いたしますが、たしか昭和三十一年だと記憶しますが、岡山県の高梁というところに野生のサルの集団がおりまして、当時文教の休会中の調査団まで来ていただきまして、天然記念物の指定をちょうだいしたわけでありますが、それがちょうど昨年の暮れごろから、タロー、ジロー、サブローという三つのボスがおりまして、その百数十匹の集団の中からサブローというボスが五十六匹ばかり子分を連れまして、約三キロほど奥の裏山へ逃げてきた。天然記念物にするために数カ年かかって高梁市が市の予算を組んで、えさをばらまいたりして、ようやく手なずけて二年ばかりたってそういうふうな状態が最近起きた。ところが……
○山崎(始)委員 関連。今大臣の方から非常に思いやりのあるお気持を聞きまして、われわれも安心するんですが、ただ私この問題で関連してちょっとお聞きしたいのは、専攻科に対しては国の思いやりというものが今まで全然ないのですね。ところが今お聞きしますと、高等部の方は、義務制ではないが、職業人として完成させるための一貫的な考え方から、食費の方も来年度は出すという非常にけっこうな答弁をいただいたのですが、悲しいかな、専攻科というもの、特殊学校の専攻科に対する思いやりというものが今まで全然実現しておりません。この問題に対して一つの例を今の西村委員の質問から関連して考えますと、あんま、はり、きゅうという言葉が……
○山崎(始)委員 ただいま臼井委員の方から附帯決議が提案されましたが、私は全面的に賛成をいたしたいと思います。生まれながらにして心身の不自由な、非常に気の毒な人たちに対して、その能力を伸張させ、その人格を育成することはけっこうなことであると同時に、社会全般から考えまして、こういう人たちを救う方途を考えることは非常に重大な意義があると私は思うのであります。といいますのが、わが国のこういう人たちに対する特殊教育の現状というものは、諸外国の例に比べまして非常に劣っておる。その設備、内容はもとよりでありますが、就学の率を見てみましてもわが国は非常に少ないのであります。そういう意味から、就学の奨励のため……
○山崎(始)委員 私は最後に委員長に一言御要望申し上げたいのです。といいますことは、先ほど本委員会におきまして、委員長みずから人事院の瀧本給与局長に対して、大学教官の待遇改善の問題を御質問をされ、もっと考えなければいけないのじゃないかという意味の発言をなさっておられました。これに対して私は非常に敬意を表するのであります。日本の国の大学の教官が、給与その他出張の旅費の状態あるいは研究費の状態、一切をひっくるめまして非常に不遇にあるということは、諸外国の例と比べましても明らかな事実なんです。実際いいまして、これはここ一年や二年の問題じゃないのです。私のたまたま知っております大学の歯科の教授ですが、……
○山崎(始)議員 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 御承知の通り、学校教育における学校保健の位置づけは、昨年六月に学校保健法が施行され、健康管理並びに保健教育に一段とその重要性を加うるに至りました。しかも、現在の学校保健、健康管理の立場からその中核ともいうべき養護教諭を置くことはきわめて重要なことであり、またその必要性は疑いをいれないところであります。 このことは、法律的にも明らかでありまして、教育基本法の第一条に、教育は、心身ともに健康な国民の育成を期して行なわれなければならないとあり、学校教育法第十二条には、学生……
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