日野吉夫 衆議院議員
26期国会発言一覧

日野吉夫[衆]在籍期 : 23期-25期-|26期|-27期-28期-29期-30期-32期-33期
日野吉夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは日野吉夫衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

日野吉夫[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第22号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま上程中の、国の所有に属する物品の売払代金の納付に関する法律の一部を改正する法律案に対し、次の数点から反対の討論をなさんとするものであります。  本案は、国有林野から産出する樹木の売払い代金を、従来半年であつたものを一年に改め、一年間の延納を認めようとする改正案であります。提案の理由は、樹木の現金化に長期間を要する実情によりということになつているのでありますが、われわれは、いまさらかかる理由をもつて法の精神を歪曲することは、あたかも耳をおおうて鈴を盗むやごとき類であつて、断じて許すべからざるものと言わなければならない、思うのであります。  まず、本……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第54号(1954/05/22、26期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま上程中の農業協同組合法の一部改正の案に賛成し、農業委員会法の一部改正案に対し反対の意見を述べんとするものであります。(拍手)  本案は去る十六、十七国会に政府提出として提案されましたが、二回の国会とも審議未了になつているのであります。今回議員立法として新しく登場して来たもので、本法案の一は、指導連を中央会とし、補助を与え、農業協同組合の指導監督の機関たらしめようとする法案であり、他の一つは、農業委員会法を改正して、これも補助を与え、農業会議所をつくり、農政面の指導に当らしめんとするものでありまして、幾多の不備と不満があり、いずれは近く根本的な改正……

日野吉夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水産委員会 第3号(1953/06/20、26期、日本社会党(右))

○日野委員 本委員会にかかつておる調査事項は非常に重大でありまして、今国内で起つておる最も大きい問題がここにかかつておるのであります。本会議等でも大分問題になり、今椎熊委員あたりから言われたように、重大なる外交的関係を持つ、次々に起るであろうこれらの問題に対し、十分なる方針を持つて調査しなければならぬことであろうと考えるのであります。さらにきよう提案されました特別損失の補償法の問題等も本委員会にかかつているのでありますが、これらも従来説明された通常生ずべき損失という法律理念ではとうてい解決つかぬような問題があると思う。本委員会はこれを重大に扱われて、外務大臣の出席を求め、さらに淡谷君から提案に……

第16回国会 水産委員会 第14号(1953/07/21、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大体松田さん言われることもわかると思うですが、こ議論をいつまで繰返しておつてもしかたがないで、これは国会審議権ですから、二十四対一反対であろうが何であろうが、やはり委長はそれぞれ関係大臣出席を求めて審議を進められることを御決定になつて、議事を進められたらいかがでしようか。

第16回国会 水産委員会 第15号(1953/07/22、26期、日本社会党(右))

○日野委員 松田委員にひとつ伺いますが、あなたの曖昧模糊たる態度は賛成なのか反対なのか、とにかく資本漁業が多額の税金を負担し、滞納しておるから、零細な沿岸漁民から免許料、許可料をとれというのですか、あなたの主張はどういう意味なのですか。
【次の発言】 大体本案が共同提案になる根拠は、この免許料、許可料というものは不合理だから廃止するというのでありまして、その中には、今松田さんか言われたようないろいろな内容はありましよう。しかしわれわれは、不合理なものはやはり筋を通して廃止する、そういう意味から、二十七年度も同時に廃止すべきだという主張をしたのでありますが、鈴木委員が言われたような事情等もあり、……

第16回国会 水産委員会 第16号(1953/07/23、26期、日本社会党(右))

○日野委員 本案に対しましては、私は各党を代表して、次の附帯決議を付して賛成したいと思う次第であります。附帯決議を読み上げます。    漁業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一 政府は、昭和二十七年度分の免許料及び許可料の徴収については、災害、接収、演習其の他の事情により納入困難なる者に対しては、減免等の措置をすること。   二 昭和二十七年度分の漁業免許料及び許可料の未納入分については納期内に必ず納入せしむる様万全の措置を講ずること。  この趣旨を簡単に弁明いたします。私は日本社会党の立場からでありますが、この漁業免許料及び許可料の問題は、しばしばここで論議されますように、まず農地……

第16回国会 水産委員会 第21号(1953/07/30、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいま議題となりました請願及び陳情書につきまして、請願及び陳情書審査小委員会の経過並びに結果について御報告いたします。  ただいままでに当委員会に付託されました請願は全部で四十三件でありまして、そのうち漁港、船だまりに関するものが最も多く二十二件であります。次に漁業免許料に関するもの五件、その他十六件となつております。  以上の各請願につきまして本日小串員会を開き、慎重に審査いたしました結果、本日の請願日程中第三、第四、第七、第一〇ないし第一六、第一八ない上第二七、第三二ないし第三八、第四〇な一いし第四二の各請願は、いずれもその趣旨は適切妥当なものと認め、採択の一上、内閣に送付す……

第16回国会 水産委員会 第26号(1953/09/14、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいま岡崎外相の弁明を聞きますと、国際物理学会がこの委員会開会以前に決定しているということで、きようはどうしてもこれに出席しなければならぬ、このことも一応考えられますので、本委員会の重大性はとくと承知のはずであります。きようこの問題をここで決定して解決をするということに行きませんので、事の次第を徹底的に追究し、そして新しい外交転換の必要があろうと思いますので、外務大臣は当面の重大なる責任者でありますので、もし外相がきよう退席されるならば、委員会は明日に継続して、もう一度本問題の究明に当らるべきであると、こう考えますので、続開を動議として提出します。

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいま提出されておりますこの法律の内容を見ますと、凍霜害に対する融資であるということで、内容は「償還期限二年以内及び利率年六分五厘以内の条件で昭和二十八年九月三十日までに貸し付けるものをいう。こういうふうに規定してありますが、同じ農林省の管轄で、昨年の十二月二十九日に国会を通り、そして現実に融資をしておるところの、オホーツク海暴風浪及びカムチャツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法、こういうのが出ておるのでありますが、この法律によりますと、償還期限が五箇年、利率は規定してありませんが、損失補償を契約した金融機関から融資されたものの利子の五分を補給する。それから……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/06/30、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの説明の水産関係の融資ですが、水産関係には融資法として出ておりますのは、今ここにとられております十勝沖の津波の融資と、もう一つは、問題になつておりますオホーツク海の融資と、この二本あるのですが、常識から考えますと、いい例をとることがいいのではないか。もう一つは、近い例をとるのがほんとうではないか。こう考えられるのでありますが、昨年の十二月に出たオホーツク海のいい例を避けて、そして一昨年融資法をつくつた十勝沖の例をとつてここに融資の対策を立てられたのは、何かそこに意図なり根拠があるのか。あるならば御説明願いたいと思います。

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/02、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの農林委員会からの申入れは、具体的に事例を書き上げているのでありますが、水産委員会の回答はあまり具体的に規定しない方がいいと認める、こういうことでありますが、このことについて農地局長もさつき触れておられますが、特調との相談で、これを例示的にするか、林野庁にも関係いたしますから、例示的な規定にするのか、制限的なものにするのか、その点の打合せがないのですか。
【次の発言】 これは水産委員会でも大分論議になつたようですが、むしろ例示的で、それを具体的な事例があつたたびに取上げて行つた方がいい。こういう考え方のようですが、ただこの場合、この法律を実際に活用するものは不動産審議会なん……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 平野力三君外四十五名提出の、昭和二十八年の凍霜害に伴う営農資金の融通に関する特別措置法案を撤回いたしまして、各党の共同修正案を提出をいたします。すなわち、    昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する修正案   昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案の一部を次のように修正する。   第二条第二項中「償還期限二年以内」を「償還期限二年(政令で定める場合は三年)以内に改める。   第四条第二項中「貸付金の総額につき年二分五厘」を「貸付金の総額につき年二分五厘(政令で定める場合は年三分……

第16回国会 農林委員会 第35号(1953/10/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大部時間の制約を受けていますから、簡単に質問しますが、昨日来ここで聞いています作報の報告、それから陳情、各党代表の現地調査の結果等がまつたく食い違つておる。しかもその幅が相当のものと見られる。こういうことでございまして、このことは改めて調査をやり直して数を出すかもしれませんが、完全な一致ということは、非常な困難な問題になつて来るのではないかと思われるのでありますが、農林大臣は、国会が済むとすぐ九州へ水害地の見舞いに行かれて、本年は平年作五千五百万石は大丈夫だ、こういうようなことを言われた。非常にまじめな勉強家であつて、ほかの大臣のようにあまりはつたりをやらない農林大臣ということに、……

第16回国会 農林委員会 第40号(1953/10/22、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまの融資に関連いたしまして、手取り早い救済の方法は融資以外にないという足立さんの言うことには、全幅的に賛成できるのであります。ことに今度の予算の関係におきましては、いろいろの問題が残つておりまするので、融資をするということは、一般的口金が行き渡りますし、災害にあいましても収入を金にかえた金額、これが手に入るならば、当面そう困ることがないのであります。その次には当然そういうことになるのでありまして、これがあとで関連しますけれども、共済の改正や災害救助法の適用で、その相当部分が農民の手に入るようになれば、償還が非常に楽に行く。ことにおもしろい点は、今足立さんも言つておられましたけ……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 農林委員会 第7号(1953/11/06、26期、日本社会党(右))

○日野委員 私は日本社会党を代表いたしまして、今議題になつております昭和二十八年における冷害による被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案に対する四党共同提案の修正案に対して賛成の意を表するものであります。  大体今国会は救農国会と銘を打たれているのでありまして、私たちは農林委員として、この休会もほとんど休まず各地を調査し、いろいろの角度からその対策を研究し、その結果積み上げた二十四項目の決議ができ、これを裏づける予算として委員会が百十億の決定をいたしたのでありますが、これはいろいろの経過をたどりまして、満場一致の農林委員会の決定に対して若干の不満を残して、一昨日本会議で決定されてあるの……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 労働委員会 第15号(1954/03/31、26期、日本社会党(右))

○日野委員 この問題の調査にあたりましては、今の意見にもありますが、本年限りだというようなことも言われておる特需関係の見通しが、非常に重大なんでございまして、この関係については、過般井堀委員から一応受注関係の明細報告を求められて、特調の方で約束しているはずであります。しかし、どういう事情か、一向資料が出て参りませんので、調査を進める上に非常に不便を感じているのであります。ちよつと見ますと、東洋経済やエコノミスト等で、かなり詳細な資料を発表いたしております。国会の審議の前に、雑誌等が発表しているのであつて、別に秘密保護法の関係もないでしようから、これはひとつお出し願いたい。いつ打切られるのか、ど……

第19回国会 労働委員会 第16号(1954/04/02、26期、日本社会党(右))

○日野委員 通産省の特需課の方にお伺いいたしますが、二十八年度のが三億六千万ですか。
【次の発言】 来年度もはなはだしい減少はないと見ておられるようですが、今のところ、昨年の十一月以降の受注を見ますと、昨年同期の三分の一くらいになつているようですが、これはどうしてこうなつておりますか。
【次の発言】 特需産業というのは、朝鮮事変が始まつて以来、一時花形産業であつて、今日の日本の復興に大きな力を持ち、今日までの外貨を積んだ大きな一つの産業であつたのですが、こうなつてみますと、ほとんどこの特需関係の問題が顧みられていないというので、各地に問題が起つているのであります。去年の四月選挙の最中に、米軍の……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/09、26期、日本社会党(右))

○日野委員 関さんに伺いたいのですが、この問題について特調としばしば話し合つたが、山内さんは、重大な問題ではつきりしたことは言えないということで、ずつと結論を得ないのですが、今の私契約を公契約にしてほしい、こういう要望は非常に熾烈なんです。今の特需関係の問題は、大体ここに禍根があると見なければなるまい。出血受注とか納入の遅延とかいろいろ問題を起しておる。こういう根源は、やはり私契約で業者と向うの機関とが自由にやつておる、しかもこれは対等の契約じやなしに結ばれるというところにあるわけで、それがひいては労働者の問題になり、作業の打切りも起れば、いろいろな問題が起つて来るのだがきようの毎日新聞を見ま……

第19回国会 労働委員会 第18号(1954/04/15、26期、日本社会党(右))

○日野委員 記内局長は、日平産業のことについて大分詳しく御存じのようですが、ちよつと承つておきたいのですが、再建の可能性は、今聞いたところはむすかしいが、もし経営者がりつぱに再建できるような人とプランを持つて、従業員等もこれに協力して失つた信用を回復できる状態になれば、金融の道もある、あつせんもしよう、こういうようなお話と大体承りますか、そう解釈していいかどうか。金融の道についても今お話の小麦の剰余金一千万ドルー三十六億、これを場合によつては、こうした防衛産業の基盤育成の重大な産業であるから、まわし得るという可能性過般の新聞に出ています大蔵省の案でも、火薬に二億円、軽火器、銃砲弾八億というよう……

第19回国会 労働委員会 第27号(1954/05/26、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ただいまいろいろの問題が質問されて答弁があつたのでありますが、けさここに配付されました労働省の失業統計ですが、これはどういう角度から調査されているのか、はなはだ実情に遠いものがあるのじやないかと考えられる節がある。これはいずれ事務当局から詳細に伺うことにいたしますが、この数字の上に立つてする労働大臣の失業問題に対する考え方は、少し甘過ぎはしないか。下半期における日本の失業の事情というものは、そう甘いものではなかろう。今問題になつております炭鉱失業の問題、造船の問題、それから特需の問題等も、大きな失業問題の中に入つて参りますし、しばく問題になつおります中小企業が不渡り手形を出したり、……

第19回国会 労働委員会 第28号(1954/05/28、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大分時間に制約がありますから、労働省側に若干伺いたいと思います。昨日から、ここでいろいろ失業問題を調査をいたしておるのでありますが、どうも実情は、労働省が一昨日発表したような統計とは、かなり違つていはしないかという感じを受けるのですが、この点をどう思つておられるか。  さらに、この資料によつて答弁等を聞いておりますと、労働問題に対する見通しが、きわめて甘いのじやないか。労働省が考えているような労働情勢でなく、もつと深刻なものがすでに現われつつある。一兆円予算の予算効果がほんとうに現われるのは六月だと言われていたのが、すでにこの結果を見ている。われわれは、下半期になつたら、これは重大……

第19回国会 労働委員会 第33号(1954/07/30、26期、日本社会党(右))

○日野委員 関連してちよつと伺いますが、昨日来この問題を現地からよく聞いておるのであります。高倉とか平田山とか大分切迫した事情にある、もう数箇所ですわり込みをやつており、今月一ぱいまでというようなことで何とかしのいでいる、こういう事情のようにわれわれは承知しておるのでありますが、今局長の話で、どうも急速にこの問題が解決しそうな見込みがない。現地では今月一ぱい待てば何とかなるということでいるのに、消費規制の問題が――重油と石炭の関係を規整することは、根本的な問題であろうけれども、今ただちにこの問題が逼迫した石炭事情を解決する問題にはならないのではないか。何かはかに、これを急速に解決する緊急の対策……

第19回国会 労働委員会 第34号(1954/07/31、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ここ二、三日次々と驚くべき戦慄を覚える事実が明らかにされたのであります。今近江絹糸の労働争議について、中労委のあつせんが進行いたしておりますが、どうきまるにいたしましても、この問題は相当重要性を持つ問題だと考えられるのであります。われわれは協議というよりも、むしろこれは人権擁護の運動だろう、こう考えておるのでございますが、具体的な事実はすでに究明し尽されておりますので、総合的に見て大体こういう事態の存在を許したことがおかしいのであります。今争議になつてからわかつたのではない、以前から労働省はこのことを知つていた。知つておりながらこの事態をここまで持つて来たということについては、これ……

第19回国会 労働委員会 第39号(1954/10/05、26期、日本社会党(右))

○日野委員 特需の問題につきましては、しばしばここで論議されて参つておるのでありますが、一向にはつきりしない。しかもどの官庁が責任を持つてやつておるのか、その点もきわめて明確でないまま、今日まで推し進められて来ておるのであります。大体過般八月の十一日から九月の三日まで何回かにわたつて特需確保の交渉が行われたようでありますが、この結果は失敗だと新聞雑誌は報じております。この会談中で大体明らかにされた部分はどういう点であるか。なお何か責任者のウェアリングがいなくなつたために進まないというようなこと、十一月ごろでないと帰らないというような話もあるのですが、今後この会談を継続するのか、打切るのか、これ……

第19回国会 労働委員会 第44号(1954/11/17、26期、日本社会党(右))

○日野委員 馬淵参考人にちよつと伺いますが、次官通牒の対抗行為に、大分不服の意を漏らしておられるようでありますが、社会通念上妥当とされる最小限度のものでなければならないという規定に対して、これでもいけない、こういう意味に伺いますと、あなたの主張される市民的権利に基いて使用者側が何をやろうと、無抵抗でなければならないというふうにお考えになられますかどうか。そう考えてよろしいのか。もしあなたが使用者の立場において、無制限にそういうことがやれないとするならば、どういう制約規定を設ければよろしいと考えておられるか。その点ちよつと……。
【次の発言】 違反を犯した場合は、両方に法律の制裁はありますけれど……

第19回国会 労働委員会 第45号(1954/11/18、26期、日本社会党(右))

○日野委員 過般来、労働大臣からこの通牒についてのいろいろな点を伺つたのであります。すでに答弁がいろいろなされておりますが、本通牒を出さなければならなかつた緊急性、緊急事態があつたのかどうか。近く国会も開かれる予定になつており、労働委員会も継続審議で随時開かれておる状況のもとにおいて、どうしても次官通牒の形でこれを出さなければならない緊急事態が存在したかどうか、この点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 本通牒のねらいは、しばしば説明もされておりますし答弁もされておりますが、ここに具体的に現われたのは、労働教育的なねらいが明確にうたわれてあります。そのほかに何か本通牒のねらいが、教育効果以外の何……

第19回国会 労働委員会 第46号(1954/11/19、26期、日本社会党(右))

○日野委員 関連して。昨日以来、今日も再確認されておりますけれども、正当防衛、正当な争議行為というものが明確に確認されておるのですが、この場合、もし警察力を行使しなければ正当な争議行為を逸脱していかなる事態が起るかという想定のもとに警察力の介入があつたのか。今まで調査するところによると、きわめて穏健にピケが張られていた、しかも途中で一応ピケ破りに対しては警察官の手によつて事態の収拾ができた、そういう状況のもとにおいて、さらに警察力がこれに介入してピケを破らなければならなかつた事情、もしそれをやらなければどういう事態が発生するということを想定されてああいう事態になつたのか、その点について総監の意……

第19回国会 労働委員会 第47号(1954/11/26、26期、日本社会党(右))

○日野委員 小林理事長と遠山理事会議長に伺うことになると思いますが、大体証券会社の争議、これは世界証券発達史上に、いまだかつてない一つの争議だと言われておる。この争議がなぜ起つたかということについては、いろいろの事情がありましようけれども、証券会社は、今小林さんが言われたように、資本主義の一つの取引場であるということがわかりますが、内容が戦争以前から少しもかわつていない。戦争当時行われていたそのままじやないか。たとえば取引法の百九十一条では、人的、物的な一つの要素を持つて一定の場所で一定の時に行う、こういうことに解釈がなつておる。重要な人的要素について、今ここでいろいろ相談になつておりますが、……

第19回国会 労働委員会 第48号(1954/11/27、26期、日本社会党(右))

○日野委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になつて塗ります吉田内閣の労働行政に対する警告決議案に、賛成の意を表するものであります。  吉田内閣の施政は、もうここで論議するまでもなく、旬日に迫る不信任案で明らかになると思いますが、私はなかんずく労働行政の面に現われたこの施政の現実、今、日本の全労働者が反撃態勢をとつておる歳末の闘争が、随所に警察官と入り乱れて行われておるこの事態は、決して楽観できる事態ではない。一体こういう事態の現出をだれがさせたか、どうしてこういつた事態が起つたかということが、現実の大きい一つの問題である。これに対してわれわれはしばしば論議をしたのでありますが、……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 労働委員会 第2号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 国鉄の柴谷さんにちよつと伺いますが、当局はこの調停案をのんで、組合側はこれを受諾しない、それで団交に入つた。団交二回の結果、大体組合の見通し――団交である程度の獲得ができるのかどうか、それらの見通しをちよつと伺いたい。
【次の発言】 これは非常に不可思議ななぞのような調停、聞けば聞くほどくさいようなものがある。今三人の参考人からいろいろ聞いているうちに考えてみたのだが、共通した点を拾つてみると、まず結論においてゼロである、いずれの組合もこれはのんでいないで当局はのんでおるという点、専売だけは前文がないといつておるけれども、あとのものはみんな前文がついて、非常にあいまいな文章で濁して……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 労働委員会 第3号(1954/12/17、26期、日本社会党(右))

○日野委員 昨日労働大臣からあいさつがあつたのでございますが、御承知のように、重大な日本の労働行政を担当する労働大臣には、きわめてお気の毒ですが、短期の内閣でありますので、ごあいさつには一応抱負経論を述べておられるようでありますけれども、内閣の性格上、そういうことを伺つても無理だと思いますので簡単に一、二の点を伺つておきたいと思うのであります。  大体、ここにいろいろ詳しく書いておられます点、今まで七年間担当いたした自由党の労働大臣とは、大分違つた考えがここに出ておるようであります。前段の方、いろいろ日本経済のことも書いて、これに対する所信を述べておられます。盛りだくさんでありますけれども、昨……


日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院26期)

日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第10号(1953/10/21、26期、日本社会党(右))

○日野委員 ちよつと伺いますが、この間詳しい説明を聞いてないので、あるいは多少脱線があるかもしれません。現行制度の強制加入に伴う難点を改正する、こと言つておられますが、強制加入の難点をどこにあるとお考えになつておられましようか。
【次の発言】 ぼくらもしばしば共済に対する不正を聞くのですが、結局問題は掛金の高いことと給付が低いこと、今局長が言うように、災害は均等に来ない、患は均ならずで均等に来ない関係から、掛ける方にまわる者はしよつちゆう掛けておる。掛けつぱなし、給付をもらう方は、そればかりもらつてもしようがないということで、両方からの支持を失つたところに共済が宙に浮いておるというような形で、……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、日本社会党(右))

○日野委員 大分時間がたつておりますので、文部大臣に二、三点簡単に御質問申し上げます。  教育の中立性保持に対する二法案が出ておるのでありますが、教育の中立性を保持するために刑罰をもつて臨むこの法律に対しては、われわれは簡単に賛成をするわけには参らぬのでありますが、これはきわめて知能的でない。もつといい方法があるのじやないか。教育の特殊性、教育界という一つの世界から見ますと、この刑罰は死であり、致命傷であるはずであります。イソツプ物語に、池のはたで子供が石投げをして、おる池の中には無数のかえるが泳いでいるが、当ればこれは死であるか、致命傷である、そこでかえるが代表をあげてやめてくれという申入れ……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 法務委員会労働委員会連合審査会 第1号(1954/12/03、26期、日本社会党(右))

○日野委員 久留本部長に伺いますが、本件は特別なケースとして、法務委員会との合同審査を労働委員会から求めた、こういうことですが、ある特定の権限が付与された特別の鉄道公安官が、今問題になっております重大な争議介入、しかもこれを積極的に、一般司法警察官以上の行動をやった、こういう事実であり、しかも本委員会で応明らかにされましたところは、公共企業体の職員がはたしてそういう一つの権限を持つのであるかどうかというのは非常に疑問であるのですが、こういう特別なケースのうちの、さらにまた特別の身分を持った諸君によって過般の事態がかもされた、こういう一つの案件であるが、この特別の司法権でこの重大な事態に介入する……



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データ更新日:2023/02/05

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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。