日野吉夫 衆議院議員
27期国会発言一覧

日野吉夫[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期
日野吉夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは日野吉夫衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院27期)

日野吉夫[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第5号(1955/03/24、27期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、農業課税に関し緊急を要する部分に対してのみ質問をいたし、政府の所信をたださんとするものであります。  今次の選挙において、鳩山内閣は平年五百億の減税を、自由党は一千億の減税をそれぞれ掲げて選挙をやったのでありますが、人心を集めるのに減税の旗じるしを掲げるのは、いかに税金が重いかを示すものでありまして、それだけにまた国民が減税の公約に対して敏感であるとも言えるのであります。選挙終了後一カ月足らず、組閣後わずか五日、政局は日ごとに険悪化し、公約の不履行に対する国民の危惧と怒わがようやく高まりつつあることは、何人も否定できない現実と言わなければなりません。それ……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第36号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、一昨昨日報告のありました日ソ漁業交渉の問題に対し、鳩山総理大臣、重光外務大臣に対し若干の質問を行わんとするものであります。(拍手)  まず、質問に入る前に、日本の北洋漁業に致命的な打撃を与えるこのたびのサケ・マス漁業制限という重大な事態を引き起した政府の不手ぎわな外交方針に対し遺憾の意を表するものでございます。(拍手)  わが北洋漁業の実情は、十九船団の母船と、五百隻の独航船と、一一万人の乗組員を擁し、来たる二十二、三日にはそれぞれもよりの漁港を出発し、基地函館に集結した上に、いよいよ二十八日には北洋の漁場に向って出発することになっていることは、皆さんの……


■ページ上部へ

第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第4号(1956/11/17、27期、日本社会党)

○日野吉夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっている日ソ関係四案中、主として漁業条約並びに海難救助協定に関する部分について、政府に若干の質問をするものであります。(拍手)  日ソ交渉が、難航実に一年三カ月、ここに曲りなりにも成立して、日ソ両国間の戦争状態の終了、大使館の相互設置、抑留者即時帰還、漁業条約の発効及び国連加盟の支持の五点についてそれぞれ妥結し、効力発生を見るに至ったことは、八方ふさがりのアメリカ一辺倒外交に新しい北の窓を開いて、局面展開の機会を与えた功績は大きい。わが党は、つとに、この重要性にかんがみて、早期の妥結方針を支持して、しばしば政府を鞭撻してきたところでありま……

日野吉夫[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院27期)

日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 建設委員会 第36号(1955/07/25、27期、日本社会党(右))

○日野委員 関連いたしまして伺いたいのですが、本案のねらいの中に、やはり完全雇用の線を打ち出そうという一つのねらいがあるわけであります。これはこれには出ておらないのでありますが、もし日本の失業救済をやるといたしますと、ニコヨンで三百五十日救済するとして年に八万四千円かかる。これが十万人ならば八十四億を要し、五十万人を救済するとするならば四百三十億の金が必要なのであります。今労働省の統計でも、完全失業者七十何万と出ておるし、推定では七百万から一千万あるだろうといわれる。この問題を解決することもまた国の大きな要請であるはずであります。当面何といっても雇用力の大きい事業を計画することなしに、これらの……

第22回国会 農林水産委員会 第3号(1955/03/29、27期、日本社会党(右))

○日野委員 ここ四、五日、農業所得税の問題が大分問題になってきたのであります。所得の変動による税額のはね上りがその原因であるということ、九割五分は自主申告によって決定したということ、それから対策としては、未決定の分は直ちに再調査をすること、少額のものは加算税を免除するという規定を活用して、その趣旨に従った処置をする、こういうことが大体明らかにされて参っているようであります。今後今国会を通して相当この問題は論議される問題だ、こう思うのでありますが、関連の質問で、時間の制約を受けておりますから、簡単に二、三点を伺いたいと思います。国税庁長官が、九割五分は自主申告で決定した、こういうことを言っておら……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、日本社会党(右))

○日野委員 通達を出されたことは承知いたしておりますが、その通達の、反響を国税庁長官はどう聞き取っておられますか。このくらいの通達が出れば、そこにいろいろの反響があると思う。私などは不幸にして国税庁関係の部内の反響はわかりません。部外の方はわれわれよく承知しておりますが、部内にあったいろいろの反響をどう承知しておられるか。困ったという声とか、いろいろあると思う。この反響によっては、今石田委員から指摘されたように、さらにこれを周知徹底させる方法もとらなければなるまいと思う。中には、迷惑しておる、一度決定したのをさらに再調査などすることになっては大へんだから、できるだけこれを周知徹底させまいとする……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/06/18、27期、日本社会党(右))

○日野委員 ちょっとお伺いいたします。石井さんの御意見には、きわめてあいまいな点があるのです。五月八日から協議しておりますが、あなた方の方は第一回の推進委員会の会をやる場合に、ぼくの方で参加いたしております。米価もきめず、税金の問題も奨励金の問題もきめずに制度を推進するということはおかしいという質問がだいぶ出て、その席で昨年の実績を尊重するという政府の約束だからこれをやるのだということで、これは了承できなくなっ大騒ぎになった。結局あの会は五日ももんで、今の生産者米価とそれに対してもしそれを政府が決定しない場合は、この予約買付制度を断わることがあるという決議をしたと承知しておるのです。その後さら……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/06/28、27期、日本社会党(右))

○日野委員 今の答弁によりますと、何ら法的な根拠がないと解していいのですか。ただ公表をはばかるということだけのようですが、これこれに関しては公表すべからずとか、何か法的な根拠を佐竹君が尋ねているんだが、それに対して別に明確な法的な根拠はないとあなたが言われる。ないものと解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 これは重大な答弁でありまして、今までの答弁では、公務員の秘密保持の義務以外は何も法的根拠がない。もしそういう理由で、調査結果を国会に報告ができないということになるならば、これは国会の審議権に対する重大な侵害になるおそれがある。それならば、公務員の秘密保持の義務としてだれがこれを公表す……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本社会党(右))

○日野委員 関連して。あなたはこの間の米価審議会のときに、米価審議会の決定を尊重すると言っておられる。一体尊重するというのはどういう意味なのか。生産費補償方式を尊重する、こういう意味なのか、そんならば米価審議会が決定したバルクライン八〇%のあの線を一体どう考えられておるのか、けさの新聞にも、大蔵大臣と農林大臣との間に大きな食い違いがあって難航するであろう、こういうことを言われておるが、あなたが尊重される米価審議会の決定を認めて、大蔵大臣とこれからその食い違いの調整に当るのか、米価審議会の決定の生産費補償方式、具体的に出したバルクライン八〇%の線の米価というものに対するあなたの見解を一つ伺いたい……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/07、27期、日本社会党(右))

○日野委員 ちょっと二、三お尋ねしたいのです。日本の養蚕業の将来の重大なことですが、アメリカの可燃性繊維の輸入禁止、この処置がとられて、その後それに対する運動をやっていたが、経過はどうであるか。これは輸出産業としての生糸の将来に重大な関係があるので、その経過を一つお伺いしたい。
【次の発言】 管轄は通産省かもしれませが、本案は輸出適格生糸の確保が重点でありまして、これはほかの省が担当しているといなとにかかわらず、そのことに無関心でこの法案の審議は進められない。これは進行状態は一応明確になると思うので、いずれそのことはあとの機会に十分お調べになって、それを伺うことにいたしますが、まずそのことによ……

第22回国会 農林水産委員会 第50号(1955/07/29、27期、日本社会党(右))

○日野委員 関連して。この期に至ってもうあす一日しかないので十分審議する時間はございませんが、過般来引続きの問題で、私の関係の方にも若干のものがありまして、今折衝をやっております。過般来問題になっておりますように、課税標準の作り方が作報の標準より非常に高くて、個々の実情にはなはだ遠いものがあるけれども、一度作成した標準をくずすことを非常におそれて、個々の実情々具体的に申し出ても、標準の点になると一歩も譲らない。こういうようなことで折衝が行き悩んでいるという実情にあるのです。国税庁の方から、過般の決議に基き指示を出してもらったのですが、あれ以外に標準をくずしてはならぬ、国税庁の方針々厳守するよう……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第4号(1955/12/07、27期、日本社会党)

○日野委員 防衛庁長官とアジア局長にちよつと伺つておきたいと思います。領海並びに近接した公海ということを防衛庁長官が説明されて、それにアジア局長もその通りである、こう答弁されておられますが、これは日本政府の一致した見解であると解釈してよろしいかどうか、この点を一つ両方から確認していただきたいと思いますことが第一点。これは重要なことでありまして、もしそうだとすれば李ラインに起つた事態、この事実は不法不正であるということはもちろん、急迫した事態であるかどうかということについて、今後の解決に非常に大きな関係を持つ。そこでこのことをアメリカ政府との間に、解釈の統一なり具体的な対策なりについて何か話し合……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第2号(1956/01/12、27期、日本社会党)

○日野委員 参考人の志津川の町長さんが急がれるような話ですから、まず簡単に二、三伺っておきたいと思うのです。この間僕も現場を見てきたのですが、被害の跡片づけが済んでおりますか。それから、あそこの道路が決壊して交通杜絶の状態だったが、バスは復活していますか。これはあとで場合によれば委員会から現場視察に行かなければならぬかもしれぬ。そういうことも予定して伺っておくのですが、今どういう状況になっていますか。
【次の発言】 あなたは根本的な防潮、防波対策を強く要望されておられるが、この間志津川のあの市場の護岸の崩れたところへ行ってみると、砂上の楼閣という言葉があるけれども、カキ殻の上にコンクリートで工……

第24回国会 農林水産委員会 第8号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○日野委員 これは先刻来論議が進行いたしておるのですが、非常に重大な問題であります。この問題は昭和二十二年から行われているのですり内閣のかわること何回、政党も変っておる。農林大臣も何人も変っておるが、議論はあったにしても一度も休みなく今日までバック・ペイがなされてきている。これはまさに一つの慣例であります。こういうものを行政処置で軽々しく変更できるのかどうか。ここまで内閣が変ってきてもだんだん続いてきている慣例は、この部分に対する法の改正がない限りもはや慣行法の性質を持っている、一つの権利化しておる。今までいろいろの議論があったが、こういう事態になって、農民諸君はここまで慣例化しているものを、……

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○日野委員 今硫安の問題がたまたま大問題に発展したので、これを十分調査する必要があるので、私は資料を要求いたしておきます。農林大臣は、昨年の暮れにボーナスを出したので肥料価格を圧迫するというようなことを言っておられるが、その関係を少くとも明確にする数字的な根拠を示して言うならば一応わかるけれども、ばく然とそう言っただけではわれわれは了解できない。肥料会社は去年度は砂糖、肥料、セメント――三日景気といわれている。これは好景気の会社で利潤があったということを何よりも雄弁に物語っておる。その一部がボーナスとなって、労働者に還元されようとしておる。これが直ちに肥料価格を圧迫する程度になっているかどうか……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○日野委員 農林省は二月二十三日に中央漁業調整審議会を開いてその答申を求めて、従来自由漁業であったはえなわ漁業を許可漁業にするという方針を明らかにし、農林省の試験場等の発表によって有望であるということを見て、すでに完全に準備して操業しようとしていた漁民に重大なる衝撃を与えて、これが大きい漁業問題として騒がれていたことは御承知の通りでありますが、水産庁もこれに対していろいろ研究をし、その後若干の方針の変更等もあって対応しようとしておる、こう承わっておるのであるが、漁期ももう迫っておる。これ以上遷延することはますますこの問題を紛糾に陥れることになるので、この機会に水産庁がどういう方式で今年の操業を……

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○日野委員 この法律改正の方向についてどうもおもしろくない点がたくさんあると思うので、ちょっとこの点を聞きたいと思います。赤路君から手続の簡素化がされて非常にけっこうだという意見もありますが、けっこうな面とけっこうでない面とある。それは手続が簡素化されて、それによって漁港を利用する者が非常に利益を得るという場合は、手続は簡素化されるのもよろしいが、そうすることによって権利侵害が行われる、不便を感ずる、権限が縮小される、こういうようなことになると、非常にこれを逆コースの行き方になる。今の政府の法律改正の方面を見ていますと、大体そうであります。占領政策の行き過ぎの是正という名において、簡素化すると……

第24回国会 農林水産委員会 第44号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○日野委員 皆さんがそれぞれ触れられているので、簡単に伺います。どうせ改正するならもっと根本的に改正してほしかったという点は、前の質問者と同様であります。ただこの法律の適用の範囲はきわめて狭いのです。大正十二年から今日まで、もっと広くこれが適用されなければならないのに、今日大都市にだけこれが適用されている。大都市で今弊害の起っていることは、過般来参考人等の説明で十分明らかになったのでありますが、むしろ弊害の起っておるのは、中央卸売市場法の適用を受けない地域に多いのであります。物資の流通も、価格形成も、実にでたらめである、そうして、ことに生鮮食料品を取り扱う市場が、鮮度をいたずらに落すという弊害……


■ページ上部へ

第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第8号(1956/11/26、27期、日本社会党)

○日野委員 時間の制約がありますから、簡単に伺います。  総理大臣はソ連におもむくに際して、談話を発表されております。それは、不自由なからだを運んで行く悲哀な決意を表明されておる。その談話の中に、ソ連との国交を回復することによって赤化するという危惧を抱く者があるが、それは当らない、善政をしくことによって、そういうことは救われるのだ、こういうことをその談話の中に言っておられるので、それでソ連におもむかれまして、この条約を取りきめられてこられた。その前に、漁業条約はすでに起草されてあったのでありますが、これはしばしば指摘されましたように、一方的なソ連の閣僚会議の決定をのまざるを得なかった。日ソ国交……


■ページ上部へ

第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第19号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○日野委員 会社の名称変更と事業範囲の拡大、債券の発行、監督の強化、こういう点の改正のようでありまして、名称の変更については、単なる名称変更で、大して重要なあれがないということですが、会社の構成に非常に変更があるのではないか。従来は東北六県であったものを、七県に範囲を拡大しているのでありますが、株式構成の方を見ますと、東北六県だけで株式を所有しておるのですけれども、今度は新潟県にも株式を持たせる考えなのか。もしそういうことであれば、やはり重要な一つの要素の変更ですが、この話し合いはどの程度に進んでおるのか、ちょっと伺っておきたいと思います。

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第20号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○日野委員 私は、日本社会党を代表して、本案に希望を付して賛成の意思を表明するものであります。  本法案は、東北興業株式会社法の一部を改正する法律案でありますが、内容は名称を変更すること、事業の範囲を拡大しておること、債券発行の限度を広げていくこと、監督の強化をうたっておること等であります。このうち名称の変更については、当然時代の要求から本案が妥当であることと考えられますが、新しく新潟がこの区域の中に加わっておるわけであります。これは重大な会社の構成上の問題にもなりますので、これらの点については十分留意して、この施行に当ってもらいたい。事業の範囲も、こういうことで拡大され、その中に新しく産業立……

第26回国会 農林水産委員会 第47号(1957/06/05、27期、日本社会党)

○日野委員 だいぶ同僚委員からいろいろな点について触れておりますので、簡単に二、三お尋ねをしたいと思います。  米のやみ価格が最近急に暴騰している事実は多分御承知だと思うのでありますが、この原因について、いろいろ経済的な事情もありましょうし、心理的な一つのものもありましょうが、大臣はこれをどう考えておられるのかちょっと伺っておきたい。
【次の発言】 品がすれの原因もありましょうが、私はやはり最近のもたついている米価決定が心理的に及ぼした影響が相当あるのではないかと思います。たとえば大臣が五月の半ばごろに、希望配給を減すということを言ったとか、これを幾ら食糧庁がひた隠しに隠しても、そういう需給が……


日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院27期)

日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、日本社会党(右))

○日野委員 今までの論議で大体明らかになりましたが、取引の要素がまだ整つていないということ、これは資料を待ってもう一度審議したい。取引の重大要素が一つもきまつていない。大体余り物は安く買えるというのは常識であるが、これは余り物を安くなく買う一つのあれになっておる。それから、われわれ農林委員会で何らの資料ももらつていない、どうも計画性がない。これは非常に危険な取引であるから、一つ計画性のある計画書を今度の資料提出の場合出してもらいたい。その上で十分審議をしたいと思いますので、取引関係のことについては質問を留保しておきます。  そこで二、三の点だけを若干質問をしたいと思う。この協定成立には政府がい……

第22回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第3号(1955/05/30、27期、会派情報なし)

○日野小委員 ノリの輸入は、採算がよいから輸入されることはわかるが、何かリンクのような形で、朝鮮のノリを輸入しなければ雑貨を買わないとか、あるいは日本商品の何を買わないというようなことはないのですか。
【次の発言】 それで、今赤路君が言われたような事態があるとするならば、これは断固たる処置をとらなければならぬと思います。もし今お話のようなバーター制のようなひもがついていて制約を受けるということならば、これはまた考えなければならぬし、やりにくくなるので、もしそういうものが現実にないとするならば、一つ明確な方針を立てて、これは国内の産業擁護のためにも断固たる処置をとることが必要でないかと思うので、……

第22回国会 農林水産委員会農業及び漁業災害補償制度に関する小委員会 第1号(1955/06/04、27期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 会計検査院の方にちょっとお尋ねいたしますが、去年は百三十九組合を調べ、ことしは一月から今までに百八十調べた。そのうち大体九割くらい不正だというような調査結果が出ていますが、これは非常に重大でありまして、この調査組合を決定する場合は、とかくよくないという評判の立った組合を調べられたのか。そういうことでなく、抽せんかなんかでどこということを指定されたのか。結果はこういうことで、この制度はなかなかよく書かれておる。作文はよろしいが、実際はよくない。調査の結果、こういう結果だということになりますると、非常に重大であります。あなた方の調べた組合はきわめて少いのでありますから、これでもってこ……

第22回国会 農林水産委員会農業及び漁業災害補償制度に関する小委員会 第2号(1955/07/02、27期、日本社会党(右))

○日野吉夫君 四十四ページの組合の共済金支払額算出基礎という表の中に、二十八年分は非常に悪く六〇・七、二十九年産分の調査の結果は九五・五と非常によくなっておる。これはちょうどこの時期に監査が行われたのでよかった、こういう話でありますが、あなた方が今までずっと監査してきて、適切に監査が行われればよくなるとお考えになられますか、監査だけ厳重にやってもなかなか今の大きな法制的欠陥、そうしたもののもとでは監査と指導だけではなかなかよくならない、こうお考えになられますか。一つその点お聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体この間からいろいろ監査結果を会計検査院と両方から聞いておるのですが、共済の趣旨は……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○日野委員 どうも驚くべき片手落ちな、しかも時代に逆行する改正で、われわれは承服できないのですが、最近の要求は、収用法の一つの大きい部分であり、損失の補償のことが、一番先刻来問題になっている点であろうと思うが、この点に一つも触れないで、収用法の最も欠陥である手続の簡素化ということで、きわめて簡単に権利を没収ないし収奪できるような方法にされてあることが一点。もう一つは、きわめて例外やむを得ざる場合に限らるべき範囲を、ノー・ズロースにどこまでも広げていった。こういう一番悪いところだけを改正して、重要な補償の点に一つも触れてないじやないか。過般来問題になっておりますのは、あとで訴訟をやればよろしいと……

第24回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第1号(1956/03/31、27期、日本社会党)

○日野小委員 きょうは今後の運営方針だけきめて、次会より土曜、月曜を避けて適当な日をきめて運営する。北洋は農林大臣の出席を求めないと工合が悪いから本委員会でやる、こういうことにしてきょう掲げた残余議案は、次会に適当な日をきめてやる、こういうことにきめたらいかがです。
【次の発言】 小委員長の農林水産委員長と相談の上、本委員会を開く日のスペースをとってもいいと思いますが、この点は小委員長一任ということにしたらいかがですか。

第24回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第2号(1956/04/06、27期、日本社会党)

○日野小委員 それでは、時間がないので簡単に伺っていきたいと思います。東和商事に割当をした経緯については、もっと詳しく聞いてみなければ、どうも納得できないような気がするのです。市販さえしなければ国内に影響がないから許した、こういう御答弁をさっきからしておられるのですが、一カ月もかかっていろいろ協議をしたというのですから、いろいろの起るべき事態等の予想などもされただろうと思うのです。これを許す場合に、今のように、どこから出たかわからないが、市場に韓国のりが出て、そうして市価を圧迫しておるというようなことは、これは当然予想されなければならぬことであったと思うのです。通産省の秀才ぞろいが一カ月も首を……

第24回国会 農林水産委員会台風等による農林漁業災害に関する小委員会 第9号(1956/10/30、27期、日本社会党)

○日野小委員 第十五号台風の対策につきましては、本年度の冷害、第九号及び第十二号台風の農林水産業被害対策の本小委員会の審議により尽きていると存じますので、これを省略し、次に読み上げるような件を政府に要望することに本小委員会において決定されるよう小委員会の結論にいたしてはどうかと存じますので、小委員会の各位にお諮りいたしたいと思います。
【次の発言】 それではその案文を読み上げます。    昭和三十一年旱害及び台風第十五号(十月二日豪風を含む)による農林水産業被害対策に関する件   本年夏季において西南各地において発生した旱害及び九月二十五日、二十六、二十七日に四国各県、和歌山県、三重県等を襲つ……


■ページ上部へ

第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会水産に関する小委員会 第2号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○日野吉夫君 ちょっと坂村生産部長に伺っておきたいのですが、休会後に参議院等で調べ、最近いろいろうるさい問題になっているので、この委員会にはまだ出てないのですが、韓ノリの処置について一応の見解と状況をちょっと承わっておきたい。
【次の発言】 その値段の交渉が不調になったというのは、具体的に言えば、どれくらいの相違があって不調になったのか。十月の半ばまでなら需給調整協議会も相談してもいいということであったが、それが今日になっては需給調整協議会がこの中で開かれもすまいし、値段の調整や、そうしたことに介入しないと思うが、何か通産省あたりで値段の調停等を今なお心配しているという話もあるが、そういう動き……



日野吉夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

日野吉夫[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期
日野吉夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 27期在籍の他の議員はこちら→27期衆議院議員(五十音順) 27期衆議院議員(選挙区順) 27期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。