このページでは矢尾喜三郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○矢尾喜三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されております電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案に対し、委員長報告に対しまして絶対反対の意を表するものでございます。(拍手) 本法案の提案理由が、昨年の暮れ起つた電産、炭労の争議によつてなされた炭鉱の保安要員の引揚げ準備指令、発電所におけるスイツチ・オフにその端を発していることは明らかなるところであります。しかしながら、昨年冬の炭鉱のストライキの場合においても、実際には単に準備指令だけにとどまつて、保安放棄は争議行為としては行われず、せいぜい戦術的意義を発揮したにすぎなかつたのであります。(拍手)炭鉱……
○矢尾喜三郎君 ただいま議題となりました、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第八号につきまして、ただいまの委員長報告に対しまして、私は日本社会党両派を代表いたしまして修正の動議を提出するものであります。 まずその案文を朗読いたします。 議決案 公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、議決第一号乃至第八号は、公共企業体等仲裁委員会の裁定(仲裁裁定第十一号乃至第十八号)はこれを承認する。以上でございます。 これにつきまして若干趣旨弁明をいたしたいと存ずる次第であります。 仲裁裁定昭和二十八年八月実施が仲裁裁……
○矢尾委員 この問題に関連してお尋ねいたしたいと思います。 小坂労働大臣は、さきの熊本委員の質問に対しまして、架空の問題、将来の問題に対してお答えできぬということは、味もそつけもないからかく申したのであると言われておりますけれども、その前の答弁のときに、反対に労働大臣は「この際、関係の組合の申から、かかるストライキは門まりであつて、これを再び繰返さぬ旨の宣言を国民に対して発するような意思はないものかどうか。むしろこの点をお尋ねを申し上げたいと思う。」ということを言うておられるのでありまして、この点は、将来の問題とか架空の問題とかいうことを申されておりますけれども、最初こういう質問が発せられた……
○矢尾委員長代理 山花秀雄君、国際協力局次長の關守三郎君が見えましたから、どうぞ。
【次の発言】 外務省の国際協力局次長闘守三郎君が見えております。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。
○矢尾委員 本請願の要旨は、現在失業対策事業は、単なる失業者の救済事業としてではなく、わが国経済復興に寄与する建設的事業として大きな発展を遂げ、その健全なる推進と合理的運営が期待されているが、本事業の予算は五十万人の完全失業者のうち、十六万人しか収容できない僅少な額であり、労力費の単価も二百四十九円、資材費の単価は二十円に過ぎず、これでは本事業の経済的効果と合理的運営は困難である。また労働条件が低く、生活力の貧弱な日雇い労働者に対する健康保険制度の適用はきわめて緊急の問題である。ついては、本事業費として二百億円程度の予算を計上するとともに、すみやかに日雇い労務者に対し、健康保険法を制定されたい……
○矢尾委員長代理 これより会議を開きます。
本日赤松委員長は午前中事故がありますので、赤松委員長が見えますまで、私が委員長の職務を行いますから、御了承を願います。
労働行政一般について調査を進めます。
本日ただいままでにお見えになつております参考人は、駐留軍労務者の争議関係については、市川誠君、中島博佳君、平野團十郎君でございますから、御了承を願います。
それではまず参考人各位の御意見を聴取いたしました後に質疑を許します。市川参考人。
【次の発言】 次に、第二港湾駐留軍要員労働組合闘争委員長中島博佳君の発言を許します。
【次の発言】 次に横浜陸上輸送部隊労働組合執行委員長平野團十郎君。
○矢尾委員長代理 中原健次君。
○矢尾委員長代理 次に浜田参考人。
【次の発言】 引続きまして、両参考人に対する質疑を許します。高橋禎一君。
【次の発言】 井堀繁雄君。
【次の発言】 もう質問もないように思いますから、暫時休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
○矢尾委員長代理 次に労使関係に関する件について調査を進めます。中原健次君。
【次の発言】 中原君、お諮りいたしますが、大体法務大臣は十五分くらいの限度で出席してもらつておりますし、あとに井堀君の質問が残つておりますから……。
【次の発言】 井堀繁雄君。
○矢尾委員 二、三お伺いいたしまするが、証人が顧問に就任されました日時はさき承りましたのでございますが、証人が顧問に就任されましたときにおいてすでに三億一千余万円の欠損を出しておつたということを証人は知つておられたかどうかということをまずお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、顧問に就任されまするに際しましては、何らその内容を調べずして単純に顧問に就任されたものと考えてよろしゆうございますか
【次の発言】 そういたしますと、証人は単純に顧問を受けられたように考えられておりますが、保全経済会といたしましては、あなたを何か利用するというような意味において顧問に就任方を要望したのではない……
○矢尾委員 ただいまの佐竹君の質問に引続きましてお尋ねしたいと思いますのは、大蔵省としましては、匿名組合であるから銀行法に何ら抵触しておらぬということによつてそのまま放任されておつたように思うのでございますが、その点につきまして立ち入つて調査ができなかつたということも、いわゆる匿名組合という方式をとつておるがためにせられなかつたのであろうと考えるのでありますが、もしも保全経済会なりこういつた機関が、銀行法の違反であるとか、その他あなたの所管に属する面において違反した場合には、厳密なる調査をし得る権能を持つておられるかどうかということをまず最初にお尋ねしたい。
○矢尾委員 ちよつと一点お尋ねいたしますが、源泉課税のことに関しまして保全経済会の顧問として平野力三あるいは早稻田柳石工門、松本信次、大谷瑩潤その他の人が顧問料あるいはいろいろの名目において保全経済会から支出を受けておるのでございますが、それに関しまして、これらの人々に対して源泉課税が完全に課せられておるかどうかということを一点。
もう一つは、保全経済会からあらゆる方面にいろいろの金が支出されておるのでございますが、その点につきまして、国税庁の方におきましては詳細に調査されておるかどうかということをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、国税庁の方には申告の漏れておつたということ……
○矢尾委員 東京会館の会見の模様から、それに引続いて関連しました問題についてお伺いしたいのですが、今証人が申されました証言、並びにかつて当委員会におきまして証人として喚問いたしました廣川弘禅氏の証言によりましても、東京会館で伊藤斗福氏に出ユ会つたのが最初の会見であるということを申されておるのでございますが、この会見に際しまして、証人の証言によりますと、三浦氏が廣川氏を連れて来れたということでございますが、その連れて来られたことについて、伊藤斗福の要求によつて廣川弘禪氏を連れて来られたのか、三浦氏がかつてに廣川氏を連れて来られたものでありますか、その点をまずお伺いしたいと思います。
○矢尾委員 この際委員長にお願いをいたしておきますが、先日証人に喚問しました広川弘禅氏の証言と、その当時新聞に発表されました池田勇人氏の談話との間に大きな食い違いがあるという点において、中野委員より二月二日の委員会において、至急池田勇人氏を喚問するようにという御提唱がございまして、池田勇人氏はその後理事会において喚問することになつておるのでございますが、今また、一昨日から本日にかけまして証人として喚問をいたしました山崎証人の喚問によりまして、池田勇人氏を訪問した際におけるところの食い違い、また広川証言によれば単に新夕刊に投資の依頼をしたのみで金銭の授受その他に対しては何ら関知しないこういう証言……
○矢尾委員長代理 館俊三君。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。
午後三時六分休憩
○矢尾委員 当局と所属組合側の両方の陳述をお願いいたしたいのでありますが、ただいまの月光の積残りの件に関連しまして、当日は組合側におきましては、遵法闘争が行われておつたのでございます。この積込みに対しまして、最初から妨害的行為があつたのか、ある程度までの積込みに対しましては、両方とも何らトラブルが起らなかつたのかということを、まず一点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 当局にお尋ねしますが、大阪その他始発の大きな駅におきまして、いつも荷物を積むときに相当多量の荷物を積まれまして、その中で仕事をしている荷扱手であるとか、荷扱い専務車掌が中を通れないほど、天井一ぱいにまで荷物が積載されているの……
○矢尾委員 今の島上君の質問に関連いたしまして、一点お伺いしたいと思います。ただいまの質問によりまして、東京駅の三三列車の遅延につきましての当局側の理由としましては、結論において七十分列車を遅らせたということが解雇の理由になつておるのでございますが、ただいま組合側の主張と当局の主張とを総合してみましても、東京駅に入つて来た最初の十分間というものは、組合側において正しく立証されておるのでありまして、またあとの四十分の問題につきましても、これはタイヤの修理に要した時間ということがはつきりと現われておるのであります。そして残つた二十分というものがいろいろ問題になつておるのでございますが、それに対して……
○矢尾委員 今参考人からいろいろ述べられましたが、監督官会社に臨検その他をするということにつきまして、会社がそれに対抗するために、事前にいろいろの措置をしておるということは、各工場ともにやつておる。各工場ともに事前に受入れ態勢を整えて、監督官の臨検を待つておるというような事例が述べられて、おるのですが、これに対しまして、監督の立場に立たれておる労働省としては、どういう考えを持つておるのか。どういうところからそういうことが漏れておるのか、また事前にそういう通告をせられておるのか、そういう点につきまして、どういうお考えを持つておられるかということを聞かせていただきたい。
○矢尾委員 職安局長、基準局長、労政局長にお伺いしたいと思います。近江絹糸は、ただいま予備交渉が行われまして、団体交渉に入る前でございますから、刺激を与えるような言葉は慎みたいと思うのでございますが、私の選挙区は滋賀県の近江絹糸の発祥地でございまして、夏川一族が彦根の町工場を経営しておりました当時からよく存じておりますし、私も滋賀県下におきまして約三十年間労働運動をやつておりました関係上、その実態はよく知つておるのでございます。今日労働基準法の違反であるとか、いろいろの問題が陳情されておりますが、夏川社長を盟主とする一族が、五十万円くらいの資本金から今日の大をなした原因はどこにあるかと申します……
○矢尾委員 社会党を代表しまして、いろいろ意見がございますけれども、意見を省略いたしまして、全面的に賛成いたします。(拍手)
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