小林信一 衆議院議員
26期国会発言一覧

小林信一[衆]在籍期 : 24期-|26期|-27期-29期-31期-32期-33期
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このページでは小林信一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

小林信一[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第12号(1954/02/24、26期、小会派クラブ)

○小林信一君 先ほど自由党の坂田君と文部大臣との応答を聞いておつたのでございますが、二つの法案を一緒に出したこととあわせまして、自由党の諸君がこの重大な法案を審議の上にこまかそうとしておることを私は直感したのでございます。(拍手)と申しますのは、日教組に対してはわれわれは徹底的にやるのだけれども、五十万教員に対してはこの法律をもつて保護するのだということでございます。そうして、盛んに言うことは日教組のことをあげるのでございます。教育公務員特例法の一部改正は、実に五十万教員の自由を奪つているのでございまして、政治活動を禁止しているのでございます。これに対して、先ほど辻原君の、それは不当ではないか……

小林信一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

小林信一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第39号(1953/10/28、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 小会派といたしまては、この救農という名目を持つた国会であつても、なお一週間というような短期の国会は無理ではないか、さらに諸般の情勢を考えますときに、どうしてももつと長期な国会を要望しなければならぬ。従つて三十日の国会を要求するというのが私たちの考えです。
【次の発言】 これはやはり前例がありますから、御本人も御用意なさつておるらしいのです。

第16回国会 文部委員会 第3号(1953/06/25、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 時間がないから、私は簡単に関連の質問をいたしますが、こういう問題は、ただそこに現われただけの問題を検討しておりますと、質問をする方の意見も一応ごもつとも、答弁される大臣の方の意見もごもつともというふうな形になつて、この問題に対するわれわれ国会としての態度というものははつきりしないことになるわけです。われわれはもう少し根本問題を持たなければいけない。ことに新しい大臣にはわれわれ大きく期待しているわけなんです。その点私は大臣によくお聞きしておき、またわれわれの考えを申し上げておきたいのですが、要は、今日本の吉田政府がとつております教育行政が、ほんとうに国民に信頼されておるかどうか……

第16回国会 文部委員会 第8号(1953/07/07、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 簡単なところを聞くのですが、第十六条の三項に「日本育英会ハ学資ノ貸与ヲ受ケタル者が左ノ各号ノ丁一該当スル場合ニ於テハ政令ノ定ムル所ニ依リ其ノ貸与金ノ全部又ハ一部ノ返還ヲ免除スルコトヲ得」とあるのです。政令で定めるというのでありまして、これは今後問題にもなると思いますが、当局としては、大体一部とかあるいはその全部とかという限定の内容というものについてあらかじめ御承知になつておるかどうか、できましたらそういう点を率直にお話願いたいと思うのです。
【次の発言】 実は一部というふうな場合は特殊なことで、大よそ全部が免除をされるというような傾向にしてほしいと私は思うのでございますが、そ……

第16回国会 文部委員会 第10号(1953/07/11、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して……。法案の内容についてお伺いするわけですが、附則の2と書いてあるところでございます。提案理由の説明の中には、この項を設ける理由は、必要な課目を担当する教員を採用することができない場合がある。従つてこういう処置をしなければならぬというふうに御説明があつたのですが、その採用することができない場合をなるべく詳しく御説明を願いたいと思います。事実これは私たちも所々からその実情を承つて困つておるわけでございます。しかしその原因というものをはつきり当局がつかんでおらないと、かえつてこれは弊害を起すおそれもあるのでございますから、ひとつその点文部省のつかんでおられる詳細を御説明願……

第16回国会 文部委員会 第11号(1953/07/14、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 ただいま九州地方の大害の、特に教育関係についての御報告を承つたわけでありますが、委員の各位も関心を非常に持つておられるのですから、御説明ばかりでなく、少し詳細な資料を提供されて、われわれがしさいに検討できるようにしていただきたいと思います。これでは罹災児童がどのくらいあるかとか、各府県の実情というものがはつきりわからなくて、せつかく各委員が、どうしたらこれら罹災児童あるいは学校を救うことがでさるかということに関心を持つておられても、熱意がわいて来ないわけですから、ぜひすみやかに調査、報告をししいただきたい。こういうことを最初にお願いを申し上げます。  私も衆議院の決議によつて……

第16回国会 文部委員会 第13号(1953/07/18、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の御質問にちよつと関連してお尋ねをして、それから私の本論に入りたいのですが、あの例の次官通牒の問題がいろいろ論議されますが、私は内容とか、それについてどうこうというのではなくて、その次官通牒そのものでございますが、これは大臣は、指導助言の性格を持つたものとしてお考えになつておるかどうかをお伺いいたします。
【次の発言】 大臣の御答弁をお聞きしますと、指導、助言のような形でもつてこれを見ておられるのですが、大臣が都道府県の教育委員会に対して指導、助言をする権限がおありですか、お伺いいたします。
【次の発言】 教育委員会法の中に、文部大臣の権限として都道府県の教育委員会に対して……

第16回国会 文部委員会 第14号(1953/07/20、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大分いろいろな角度から御質問申し上げて明らかになつておるわけでございますが、なお私の了解できない点を二、三御質問申し上げます。  第一番に老朽校舎の方の問題ですが、法案の目的であり、第一条に害いてあることを考えますと、地方財政が今非常に苦しいから、地方財政の実体を考え、それから危険校舎の現状をながめて、どうしてもただちに何らか対策を講じなければならぬ。だからここにこういう法律をつくつて、そういう校舎を解消するのだという目的が書いてあるのでございますが、しかし現実の問題としまして、地方財政というものは、小学校の校舎を新しく建てたり、中学校の校舎を建て直すということはなかなかでき……

第16回国会 文部委員会 第16号(1953/07/22、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私は先日、九州地方の災害の状況を、国会を代表しまして視察したのでございまするが、その際家を失い、あるいは田畑を失つておる人たちが、その問題よりも、自分のかわいい子供にすぐに学用品を手渡されて、しかも学校で勉強ができることを、一日も早く要望する切なる声を聞いて参りまして、この法案が通ることを非常に要望したのでございます。二の際にも、現地におきまして、ただいま修正されました箇所につきましては、非常な希望を述べられて参つたのでございまして、法案の通過と、さらにその修正の箇所の通過に対しまして、非常に喜びを感ずるものでございます。おそらく災害にあつておる現地の方々も、この修正案が通る……

第16回国会 文部委員会 第17号(1953/07/23、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の問題は青年学級の関係からはずれて行くような形ですが、しかし青年学級の問題はやはり重大なる問題だと思う。大臣としましても御自分が一半の答弁をなさつているようでありますが、私たちにぴたつと納得できないところがあるのであります。どうかこの問題はあらためて真剣にやつていただくことをお願いして、きようはこれで打切つておきます。

第16回国会 文部委員会 第18号(1953/07/24、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 目的というものは、はつきりここに書いてあるのですが、とりようによつてはいろいろに考えられる。「勤労青年教育がわが国の産業の振興に寄与し、且つ、民主的で文化的な国家を建設するための基盤をなすものである」つまり勤労青年の教育をやれば、国の産業が興り、国の文化というものが高まるのだ、こういう考えが主であるのか。それとも青年自体に、当然憲法の精神、教育基本法の内容からして、教養を積むところの機関を設置してやることが必然的なものである、というような二つの考えが、この目的を考える場合にも、読んで感ずる場合にも、取上げられるのですが、この点まず最初に、はつきりしていただきたいと思います。

第16回国会 文部委員会 第19号(1953/07/25、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 最近出される教育法案の中に、振興法がたくさん出るのでございますが、これがたくさん出ることは、決して喜ぶべきことではない。もつと基本的な教育政策が確立しておれば、こういうものは出す必要はないのじやないか、こう思うのであります。確かに青年教育に対する国家としての配慮は、目下におきましては非常に重要でございますが、こういう形で出されることを非常に遺憾に思うものでございます。公民館制度、あるいは定時制高校が設けられておる。こういうようなときに、何ゆえにかかる措置をしなければならぬか。これは結局、できておるものに対しまして、政府が適当な措置をしない、だからこそ青年諸君が自発的に青年学級……

第16回国会 文部委員会 第21号(1953/07/28、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私だけの問題ではなくて、委員会全体の問題になるかもしれぬのですが、第二章の「役員及び職員」というところですが、ここには役員のいろいろな規定が出ているのですが職員の規定は何も出ておりませんが、ただここに項目だけで、実際内容としては、必要ないのかどうか。
【次の発言】 私たちも、この法案を通すつもりでございますので、委員会の責任にもなるわけでございますから、私が質問申し上げたのであります。この責任を遂行する意味で、だれが任用するとか、だれが採用するとかあるいはその権利義務はどうであるかということは、やはり加えまして、そしてこの法律を完成すべきだと思うのですが、どうですか。これをぜ……

第16回国会 文部委員会 第23号(1953/08/05、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 この前産業教育振興法という法律をつくつたのですが、その法律をつくるときに、高等学校の生徒から三十円ずつ集めた。私はそのときはやはり文部委員をやつておりました。これはいい法案なんですが、そのために共同提案の中に入らなかつたのです。そうして私一人が天野文部大臣にそのことについて、慎重に御考慮願いたい、日本の国は、法律をつくるのに金を出さなければならない、こういうような印象を子供に与えたら、私たちのつくる法律がいくらよくても、それは教育的にもゼロなんだ。これに対して大臣はいかなるお考えを持ちますか、という質問をしたのです。そうしたら天野文部大臣のいわくは、今の大連文部大臣の言とは多……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 文部委員会 第2号(1953/11/04、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大分各委員からいろいろな点につきまして質問がなされ、それから大臣から、直接すべての問題につきまして、たいへん明確な、しかも相当今後努力されるような御意見を受けたので、非常に喜んでおるものでございますが、なお取残されたような小さな問題を二、三お伺いしたいと思います。  まずこの災害地に対する教育行政としての対策問題でございますが、先ほども給食の問題について辻原委員から御質問がありましたが、非常に御心配になつておられるような点もお伺いして、現地の人たちも喜ぶと思います。しかし何と申しましても非常に広範囲にわたるものでございますので、相当これは御努力願わなければならぬのでございます……

第17回国会 文部委員会 第3号(1953/11/07、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の問題ですが、とにかく選挙人名簿がつくられてこれが告示されておるわけですね、これは今どういうふうになつておるか、その事情をひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それは今の一般的な問題でもつて――私の尋ねておるのは、これを地方自治庁等の通達等が影響して地方においてなされておる、その問題と、それから実際学生諸君の要望する問題と、これらがいかに処置されておるかということをお尋ねしておるわけであります。
【次の発言】 この問題は先ほど田中委員が一般の人たちの要望しておることをよく表現されたことで尽きておるわけですが、やはりこういう見解というものがあつて、そうしてこういう……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 文部委員会 第1号(1953/12/05、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 ちよつと関連して。
【次の発言】 給食問題で大臣が考えておられるという話なんですが、問題は今のような趣旨で持つて行く面と、もう一つは、水害とか冷害とか、欠食児童が出て来るこういう問題をどうするかということをその中にとり入れてあるかどうかということを聞きたいのです。今非常に先を急がれておる方たちはお年寄りが多いのですが、(「先が短いからな」と呼ぶ者あり)そうそう。――その点は今お聞きしませんが、さしあたつての冷害地あるいは水害地における欠食児童の問題について、この前の国会のときた大臣にお伺いしましたら、大臣はやはりこれに対てこういう措置があるというお話を承つて、何かそういうこと……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 議院運営委員会 第39号(1954/04/01、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 委員長、それはどういう理由ですか。
【次の発言】 あまりむずかしい意味じやないですね。

第19回国会 行政監察特別委員会 第2号(1953/12/17、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 先ほど証人が御説明になりました中で、ちよつとわからない点がありますのをお聞きいたします。これを神社が領有するということは完璧を期する、こういう説明があつて、それについて明治神宮の例をとられてお話がありましたが、その完璧というのは、富士山そのものの保存という面での完璧を期するのか、あるいは、あなたが先ほどからおつしやつておる宗教活動そのものの完璧を期する、そういう意味であるか、お伺いします。
【次の発言】 その宗教活動の問題でござまいますが、あなたの御説明の中に、いろいろな面からお話があつたのですが、帰するところ、あなたの所属する神社を通じてという限定された富士信仰者の宗教活動……

第19回国会 行政監察特別委員会 第3号(1953/12/18、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 お忙しいようですから簡単にお伺いいたしますが、あなたの名前で、総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣に、富士山頂国有地処分に関する意見書というのが出されております。これについて下村さんに詳しくお話を承りたいのですが、時間がありませんので、その中の、きのうあたりから問題になつておるような点についてお伺いいたします。  「かかる公益性は一神社の宗教的活動上の必要性しかもその宗教活動上致命的な支障を来さぬ程度の必要性とは比較にならぬほど重視さるべきものである」、こういうふうに主張されまして、一神社の宗教活動よりも公共的な立場での富士山頂の問題が重大であるとしておられるのですが、そこのところを……

第19回国会 文部委員会 第3号(1954/02/13、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 関連して。今の大臣の御答弁は非常に重大な問題に関連しますので、大臣が忘れないうちに聞いておく方がいいと思うのです。というのは、昭和二十八年度の、つまり現年度の義務教育費について地方の方ではいよいよ決算期を控えて、政府が予定した額では、半額を見てくれるという法の建前が実現されそうもない状態である。従つて何とかしてくれないかという希望があるわけです。今大臣のお言葉を聞くと、かかつた半分は必ず国が負担するんだ、それがもし来年度であれば補正予算を組むとかあるいは予備費から出すとかいうようなお言葉があつたのですが、今ここへ参りまして昭和二十八年度分についてそういう措置をするかあるいは過……

第19回国会 文部委員会 第6号(1954/02/19、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今野原委員の質問に対しまして大臣がお答えなさつたのですが、私はどういう意図で三本建の問題が出たかというふうなことに別にこだわつているのではなくて、実際この三本建が影響するところのものを見たときに、非常に遺憾なものを感じておつたわけなんです。ことに今の国会に対する国民の批判の仕方、こういうふうなものをあわせて考えたときに、せめて教育だけはこの国会においても国民の信頼を得て行きたいといろ考えから、大臣の御答弁を聞いておつて非常に残念に感じて、大臣から黙つておれというようなおさしずまで受けるような行動もとつたわけであります。(「やじだから」と呼ぶ者あり)しかし私は真剣なんです。(「……

第19回国会 文部委員会 第10号(1954/02/27、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 委員長は私のきようの質問をあとへまわせというお話なんですが、あとへまわすことを確約していただけますか。
【次の発言】 適当な機会がなければだめですか。
【次の発言】 そうすると、私を承諾させる場合に、それをもつとはつきりしてくれなければ、私としては簡単に承諾できないわけです。お使いの方は必ず次の機会をみつけてやつてくれるというから私は承諾したのですが……。
【次の発言】 それじやもう一ぺん交渉してください。  関連の点だけ質問いたしますが、これは私たちが大臣に申し上げるようなことじやないと思うのです。しかし今お聞きしておりますと、私のようなものが大臣に申し上げなければならぬよ……

第19回国会 文部委員会 第11号(1954/03/01、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 まず委員長にお尋ねいたしますが、そこにおいでにたる行政官が、議員に対して個人的な侮辱を与えたような場合、委員長としてはこれに対してどういうふうな御処置をなさいますか。
【次の発言】 今の文部大臣のいろいろな御答弁の中に、私個人に対していささか侮辱を与えるようなものを感じたわけです。これは単に私個人はとにかくとしまして、国会の権威にもかかわるわけなのですから、この点私は強く感じておるのですが、委員長としては何らお考えにならなかつたか、お伺いいたします。
【次の発言】 それではお伺いいたしますが、文部大臣は私に日教組のひもつきであるということを断言されました。さらに無所属の中にお……

第19回国会 文部委員会 第13号(1954/03/05、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 今の町村委員と文部大臣との質疑応答に関連いたしまして多少お尋ねいたしますが、お二人のお話を聞いておりますと、今度の法案提出が、主として教職員の教育活動に多大な影響を与える。しかもそれが政治的な影響を与えるものが日教組であつて、これを何とかしなければ正しい教育が保たれない。しかもその日教組の主体というものが、共産党の多分な支配を受けるということを非常に大臣が強調されておるわけでございます。それで実態というものを大臣が相当に把握されておるようにお話の中からお伺いするわけです。国警長官もいろいろな資料を提出されて、日教組の中に確かに共産党のあることを支持されておる。合法政党である以……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/03/12、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 大体松平委員の報告で私の報告しようとするところが重複しておりますので、それ以外の点につきまして簡単に御報告申し上げます。  まず青森県下の警官の教職員に対する思想調査の問題でございます。これはまず調査した事実があるかないか、さらに調査の理由、またその調査が何らか国あるいは県等の中心から指令がなされておるかどうか、こういうことについて調査をしたわけでございまして、大体先ほど松平委員から説明された通りでありますが、国警隊長は、一署四駐在所のやつたことに対しましては、事実調査をいたしましたということを答えておるのであります。しかもそれはその巡査並びに刑事を呼びまして、その人たちから……

第19回国会 文部委員会 第21号(1954/03/19、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 最近制限することは政府もすきでありまして、委員長も大分それにかぶれたようであります。一時間しか許されぬのでありますから、こういう重大な法案が審議においてすでに制限せられることはまことに遺憾でございまして、その結果を考慮しますときに、まことに憂慮すべきものがあるのでございます。  私はまず最初に、本会議の席上で緒方副総理に尋ねたことが納得が行かないので、もう一度ここで本来ならば副総理に聞きたいのですが、大臣からお聞きすれば、同じ閣僚でございますからいいと思うのでお尋ねいたします。  日本を再び官僚的行政機構にしてはならない、また中央集権にしてはならない、それには教育者に公民とし……

第19回国会 文部委員会 第23号(1954/03/25、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 先ほど来「ための」の問題について非常に論議があつたのでございますが、文部省側の答弁も、それからこの修正案を提案した人たちの答弁も、われわれにはよく納得できないのでございますが、その中でも先ほど小林進君が事例をあげて説明をされたときの文部大臣の答弁は、今後のこの運営にあたつて非常に疑問を持つ点がたくさんあるのでございます。その点まずお伺いいたしますが、どんな事象でも取扱い方によつては悪用できる、こう大臣がおつしやつた。従つてどんなことでも縛ることができるように法律はできておらなければいけないというような印象を受けたのでございますが、大臣はそういうふうにお考えになつて御答弁をなさ……

第19回国会 文部委員会 第24号(1954/03/26、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私はこの法律が制定されるならば、ますます政治が腐敗堕落し、この頽敗しております道義がますますく地に落ちてゆく。そしてこの社会に希望を見出し得ない、国民全体にいよいよ前途に暗影を投げかけるという点からいたしまして反対をするものであります。それは教育者ばかりでないかもしりませんが、教育者の使命として、日本の将来はいかにあるべきかという理想を常に現実に引き下して来て、これを批判、検討して、そうして達し得られるところの理想というものを教師は常に考えて行くわけでございますが、こうした教師の熱意を奪つてしまつて、そうしていよいよその法律の上に政治が昼寝をするようになつてしまつたならば、困……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/20、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 私も同じようなお願いをするわけですか、従つて、本日いろいろお伺いしたいことは避けまして、要件だけ申し上げますと、本委員会におきましていつも問題になりますのに、大学の研究室の施設あるいは研究費等の問題でございます。これは、当局も非常に御心配になるとはおつしやるのですが、実際の当事者から意見を聞きますと、物足りない御不満がしよつちゆうあるわけであります。そこで、この研究室あるいは研究機関が目下当面しております一番大きな問題は、過日ビキニ環礁で行われました水爆実験の問題でございますが、これはわれわれ日本国民に大きな恐怖を与えておるばかりでなく、実に世界的な不安として問題が提出されて……

第19回国会 文部委員会 第28号(1954/04/28、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 お二人の先生から非常な権威のあるお話を承つたのでありまするが、私たちはその必要性とか、あるいは今持つておいでになる構想というものを基礎としてお伺いいたしまして、私たちの責任としてこれらに対してどういうふうに政治的に処置しなければならぬかというような面で、いろいろお話を承りたかつたのでございますが、全般的な問題に触れていただく時間がなかつたのを非常に遺憾に思つておるわけであります。私たちのお伺いするところでは、先生方がそうした研究をなさつておるのに非常に不自由を感じておいでになる。実験等も日本ではできないために、すでに世界では相当な研究が進められておるのに、ここ十数年間日本は空……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/30、26期、小会派クラブ)

○小林(信)委員 時間がないそうですから簡単にお答え願いたいと思います。  まず第一番に、この振興法をもつてほんとうに僻地教育を振興するという考えはおそらく文部省当局にもないと思います。要するにこれを土台として今後順次予算を多くとつて充実して行かなければならぬというような考えでいることも、私たちうなずけるわけでございますが、しかし法案全体からうかがいまして私たちの最も残念に思うことは、町村長に訓戒をするような法律にとどまつておる傾向があるわけです。僻地の要望するところは、地方財政が非常に窮迫しておつて、しかも教育の機会均等がそのために行われておらぬから、何らかの措置をしてもらいたいというのが要……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2023/02/05

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