このページでは河本敏夫衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○河本委員 質問に入るに先立ちましてまず委員長にお伺いいたします。先般委員長を通じまして政府に資料を要求いたしました。第一が、わが国経済再建計画に関する諸資料であります。第二には、本年度の国民所得の配分計画、第三には、本年度金融機関資金需給計画、第四には、財政蓄積資金の内訳、これは五月末の分でございます。第五には、三月末、五月末における昨年度予算の支出状況、第六には、保安隊の装備及び訓練の強化計画、第七には、保安隊の編成内容、装備内容及び配置状況、これだけの資料を先般お願いしておいたのでございますが、このうち第三の、本年度の金融機関資金需給計画と、第五の一部及び第七条の保安隊の編成内容、装備内……
○河本委員 ただいま修正案の大体のことにつきまして御説明がございましたが、なおその詳細と、あわせて修正案をつくりましたその基調をなしておる財政、金融、産業、貿易政策に関しまして所信の一端を申し述べたいと存じます。 政府提出の二十八年度予算は、大蔵大臣の説明にも明らかなるごとく、前国会において衆議院の議決を経た後不成立となつた予算を基調とし、そのあとの情勢の推移に伴い多少の調整を加えておるが、最近の朝鮮における休戦の見通しが強くなつておることに対しては、かりに休戦成立するといえども、予算編成の前提となる経済情勢に当分急激なる変化は生じないであろうとの見通しのもとに、特にこのための改編は行われて……
○河本委員 私は、主として大蔵大臣に対しまして、今度の補正予算及び今日午前中御説明になりました来年度予算の骨格につきましてお尋ねしたいと思いますが、その前に岡野経審長官にそれらの前提となると思われる現在の経済情勢及び今後の見通しにつきまして二、三お伺いしてみたいと思います。 政府は、これまで機会あるごとに低物価政策を堅持するということをしばしば言明いたして参つたのでございますが、この低物価政策ということは、物価を現在以上に上げないという意味であるか、それとも現在日本の物価は外国の物価に比べまして二、三割高いが、その高い日本の物価を積極的に引下げて外国の水準に近づける、こういう意味であるか、そ……
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