河本敏夫 衆議院議員
36期国会発言一覧

河本敏夫[衆]在籍期 : 24期-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期
河本敏夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河本敏夫衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

河本敏夫[衆]本会議発言(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 衆議院本会議 第13号(1980/11/07、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) プラント輸出につきましては、これは原則として相手国の要請に基づいて行う場合が多いのであります。そして、相手国の経済建設に大きく寄与するということ、それから貿易の摩擦を回避できるということ、こういうことから、わが国といたしましては積極的にこれを推進してまいりまして、政府系の金融機関を通じて財政投融資資金を活用してまいりました。  これは基本でございますが、御指摘のIJPCの問題でございますが、これはわが国とイラン政府が協議をいたしまして、昭和五十一年から約三年間工事を進めてまいりました。一昨年の秋になりまして、完成間際まで来ておりましたが、イランに動乱が起こりまして中断……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 衆議院本会議 第2号(1981/01/26、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私は、わが国経済の当面する課題と、経済運営の基本的な考え方につきまして、所信を申し述べ、国民各位の御理解と御協力を得たいと存じます。  波乱に満ちた一九七〇年代がまさに終わろうとするとき、イラン革命に端を発する第二次石油危機が発生し、わが国の経済は、再び大きな試練に見舞われることとなりました。しかしながら、幸いにも、国民各層の賢明で冷静な対応に助けられて、わが国経済は、この試練に耐え、石油危機後の調整過程をほぼ乗り切ろうとしております。これは国際的にも高く評価されているところであります。  昭和五十六年度は、この成果を踏まえて、わが国経済を中長期的な安定成長路線に定着……

第94回国会 衆議院本会議 第6号(1981/02/12、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私に対する御質問は二つございまして、その一つは、税についての考え方はどうか、こういうことでございますが、わが国経済の規模は五十六年度は二百六十五兆円と想定をしております。新七カ年計画に基づきますと、六十年度は約四百二十兆と想定をしております。そういう非常に大きな経済の規模になっておりますので、経済に活力を持続することができますならば、税の自然増収も非常に大きなものを期待することができるわけでございまして、これはもう現に昭和五十五年度の税収が非常に伸びておるということからも明らかでございます。  そこで、私は、経済に活力を維持いたしまして日本経済を安定成長路線に定着させ……

第94回国会 衆議院本会議 第8号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私に対するお尋ねの第一点は、五十五年度の物価見通しいかんということでありますが、最近に至りましてようやく消費者物価は安定の方向に進んでまいっております。十二月には七・一%、一月には東京区部で六・八%という水準でありまして、なお引き続きまして二月から三月にかけまして、物価安定のためにあらゆる努力を続けてまいりたいと考えております。そして、政府の改定見通しであります七%程度という目標が実現できるように全力を傾けたいと考えております。  第二点は、五十六年度の消費者物価の見通しいかんということでございますが、五十六年度は五十五年度と違いまして、ある程度物価対策もやりやすいの……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 衆議院本会議 第4号(1981/09/30、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私に対する御質問は、経済の現状及びその対策いかん、こういうことでございますが、ことしの政府の経済成長目標は五・三%でありますが、これを五十年指標に最近換算しておりまして、それによりますと四・七%になりますが、おおむねこの五%前後の成長路線をいま進んでおると考えております。  ただ、内容に問題がございまして、当初は内需中心の成長を考えておりましたが、そのようにはいっておりませんで、外需による成長が中心になっております。そのために、昨年は経常収支が相当大幅な赤字でありましたが、ことしは逆に、非常に大幅な黒字になるであろう、こういう想定ができます。目下、数字を調整中でござい……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 衆議院本会議 第2号(1982/01/25、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきまして、所信を申し述べたいと存じます。  まず、世界経済の現状について申し上げます。  第二次石油危機は、きわめて大きな混乱を世界経済にもたらしました。ようやく峠を越えたとはいえ、いまなお激動が続いております。  各国が、その影響を克服するため、懸命な努力を続けた結果、世界的なインフレは上昇傾向が幾分鈍化し、石油需給も小康状態となってまいりました。  しかし、インフレ抑制のためにとられた金融引き締めの政策の影響もあって、世界的に異常な高金利が発生いたしました。それが石油価格高騰の影響と相まって、世界経済に大きなデ……

第96回国会 衆議院本会議 第3号(1982/01/27、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 経済問題についてお尋ねがございましたので、順次お答えをいたします。  第一点は、内需拡大のための方策いかんということでございますが、これに対しましては、先ほど総理から、金融政策、物価政策、公共事業に対する考え方、住宅政策あるいは個別政策等についてお答えがございましたので、この点は省略をいたしまして、私から二点だけを追加して申し上げたいと思います。  一つは、経済運営の背景をなしておりますエネルギー問題でございますが、昨年来、エネルギーの需給関係は小康状態が保たれておりまして、この点はわが国の経済政策もある程度過去二カ年に比べましてやりやすくなっておるということでござい……

第96回国会 衆議院本会議 第4号(1982/01/28、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私に対する御質問は三点ございます。  第一は、経済政策でありますが、政府の経済政策の基本は、昭和五十六年度の外需中心の成長から、五十七年度は内需中心の成長に切りかえていきたい、こういうことであります。そのためには、いま総理からもいろいろ御説明がございましたが、念のために簡単に申し上げますと、公共事業量もある程度確保しておりますが、同時に、今後経済の実情に応じてこれを機動的に執行していきたいと考えております。  また、消費拡大のためには、物価政策をさらに強力に進めていくつもりでございます。あるいはまた、投資を拡大するためには、金融政策を機動的に運営をしていかなければなら……

第96回国会 衆議院本会議 第7号(1982/02/19、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私に対する御質問は三つございます。  その一つは、民間調査機関では経済成長見通しを三・八%ないし四・二%と想定をしておるが、政府の見通しは五・二%である、なぜそういう差ができておるのかということでございますが、民間経済機関の見通しは、おおむね昨年の十一月から十二月の前半までに出ておるのでございます。それで、政府は、十二月の下旬に五十七年度の経済運営の基本方針を発表いたしまして、それに基づきまして、景気回復を主眼にいたしました予算を編成をいたしました。特に住宅政策などに対しましては非常に配慮を加えたわけでございますが、民間の調査は、この政府の予算が決まる前の結論でござい……

第96回国会 衆議院本会議 第9号(1982/02/25、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 私に対する御質問は四点ございますが、順次お答えを申し上げます。  第一点は、公共事業の取り扱いと景気対策でございますが、五十七年度公共事業につきましては、可能な限り前倒しを進めたいということで、目下政府部内関係各省において調整中でございます。なお、三月中旬には政府部内における幾つかの経済指標が出てまいりますので、これからの経済運営をどうするかということにつきましては、これらの指標を見た上で、政府部内で相談をすることにいたしております。  第二点は、七カ年計画の取り扱いでございますが、五十八年度の国民の税負担はどうかというお話でございますが、現在のところ五十五年まで判明……

第96回国会 衆議院本会議 第11号(1982/03/12、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 宅地価格についてどう考えるか、こういうお話でございますが、いま住宅価格が上がっております最大の原因はここにあるわけでございますが、しかし全国的に宅地の不足は約五%と言われております。大都会では約一〇%と言われておりまして、この宅地の供給不足が宅地価格の上昇を招いておるわけでございまして、そこで、今回の住宅政策におきましては、宅地供給がふえるようなあらゆる政策を動員をしておりますので、今後は、需給関係が緩和をすることによりまして、宅地の価格の上昇はある程度小幅になるであろう、このように私どもは考えております。  それから第二は、所得はどのようにふえると考えておるかという……

第96回国会 衆議院本会議 第26号(1982/06/21、36期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(河本敏夫君) 五十七年度の経済見通しはどうか、こういう御質問でございますが、五十六年度の経済の実績がようやく今月の十一日に判明したばかりでございますので、五十七年度は始まったばかりでございますから、全貌の見通しを正確にするということはむずかしい点もございますが、御参考までに五十六年度経済の特徴を申し上げますと、第一は、実質可処分所得が昨年はずっとマイナスであったということであります。  それから第二は、いまも御指摘がございましたが、中小企業の状態が相当悪くて、当初想定をしておりました中小企業の投資計画が相当大幅に減少しておるということであります。  第三は、昨年の秋以降、世界不況の……

河本敏夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 商工委員会 第1号(1980/07/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 このたび、私、経済企画庁長官に就任いたしました。よろしくお願いを申し上げます。  わが国経済は、昨年初め以来、いわゆる第二次石油危機によりまして大きな影響を受けましたが、官民を挙げた努力に支えられ、すぐれた対応をしてきたと考えられます。  最近の景気動向につきましては、設備投資や輸出中心に、基調的には緩やかながら拡大傾向を維持しているものと見られます。また、雇用も改善傾向にあります。国際収支面では、経常収支は大幅な赤字を続けておりますが、その赤字幅は漸減していくものと見込まれます。  しかしながら、最近、個人消費や生産の一部には従来と異なった動きも見られます。海外経済もアメリカ……

第92回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1980/07/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 このたび、私、経済企画庁長官に就任をいたしました。よろしくお願いを申し上げます。  申すまでもなく、物価の安定は、国民生活や経済のあらゆる面においてその基礎をなすものであります。政府としても、去る三月に総合物価対策を決定し、鋭意推進してまいりました。  最近の物価動向を見ますと、卸売物価は、このところ海外商品市況の軟化や円安の是正などから落ちついた動きを示しております。一方、消費者物価は、季節商品が値下がりしたものの、これまでの原油価格の高騰などの影響が続いており、なお警戒すべき状態にあります。  他方、景気は穏やかながら拡大傾向を維持していると見られますが、個人消費や生産の一……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 御承知のように、ことしの予算編成に際しまして、四兆六千億の税の自然増収が五十五年度にあるであろうと想定されて予算が組まれております。経済運営の目標は経済成長率は四・八%、それから消費者物価は六・四%と大体想定しておりますが、来年それ以上経済の活力が拡大をし、景気がよくなれば、それ以上の税の自然増収を期待することは可能であります。あるいはまた、経済運営がうまくいかずにことしよりも活力が弱くなるということになれば、残念ながら減らざるを得ない、こういうことになろうかと思います。  さて、それでは来年の経済運営をどうするかということにつきましては、この十二月に諸般の情勢を総合的に勘案を……

第93回国会 決算委員会 第4号(1980/11/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 昭和五十三年度における経済企画庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  経済企画庁の歳出予算現額は九十六億五百六十七万円余でありまして、支出済み歳出額は八十九億九千二百二十四万円余であります。  この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと六億一千三百四十二万円余の差額を生じますが、これは不用となった額であります。  歳出予算現額につきましては、当初予算額が百十六億五千七百三十七万円余でありましたが、関係各省所管へ移しかえた額十九億三千百十一万円余と予算補正修正減少額一億二千百九十四万円余を差し引き、関係各省所管から移しかえられた額百三十五万円余を加えまして、……

第93回国会 商工委員会 第1号(1980/10/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 当委員会が開催されるに当たりまして、当面する経済情勢と経済運営の基本的方向について、所信の一端を申し述べたいと存じます。  わが国経済は、五十三年末以降の第二次石油危機のため再び試練に見舞われ、特に国際収支や物価の面で大きな影響を受けました。  これに対し、国民の賢明かつ冷静な対応の結果、これまでのところ第二次石油危機の影響が深刻化する事態を避けることができました。国際的にも良好な成果を上げたとして高い評価を得ております。しかし、石油危機の試練が完全に終わったわけではなく、また、イラン・イラク紛争など不透明要因もあり、わが国経済を安定成長路線に定着させるためにはなお一層の努力が……

第93回国会 商工委員会 第2号(1980/10/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いま御質問で、現在の景気の状態を分析されまして暗い面が相当見え始めておる、こういうお話がございましたが、そのとおりでございます。私どもが特に心配をいたしておりますのは個人消費が伸び悩んでおるということが一つでございます。それからもう一つは、住宅投資が非常に落ち込んでおる。計画よりも二割近く落ち込んでおる、こういうことでございまして、この二つが景気の足を非常に大きく引っ張っておると思います。一方で設備投資であるとか輸出の方はまだ比較的いい数字が出ております。でありますから現在の日本の経済の状態は明暗が入りまじっておる、こういう感じだと思います。しかし総じて申し上げますと、先ほど御……

第93回国会 商工委員会 第3号(1980/10/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 景気動向は、四月―六月の数字はもうすでに御案内のとおりでありますが、七月―九月も弱含みであろう、こう思っております。四―六の数字よりは若干よくなるかもわかりませんが、やはり依然として弱含みであろう。ただ、九月五日に八項の経済対策を決めましたので、これが予定どおり進んでいくということをいま力いっぱいやっておるわけでございます。それが成功いたしますと、下半期は、十月以降は相当力を回復をするであろう、こう思っております。そして、年度間の四・八%という目標はおおむね達成できるであろう。ただ、しかし、下半期の力一つにかかっておりますので、どうしても八項目の九月の決定を強力に、きめ細かく成……

第93回国会 商工委員会 第4号(1980/10/31、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 やはりわが国の経済を運営をいたします場合には、内需の拡大ということが最大の課題だと考えております。  内需の拡大を考えます場合には、やはり個人消費ということが非常に大きなウエートを占めておりますので、消費活動を活発にしなければなりませんが、残念ながら現在のところ計画どおり伸びておりません。その一つは物価問題にあろうかと思います。消費者物価が比較的高い水準でずっと続いておりましたので実質所得が減っておる、こういう状態ではなかなか消費活動も活発になりません。  そこで、いま政府といたしましては、物価対策をこの春以来最大の課題として取り組んでまいりましたが、現在もやはり最大の課題とし……

第93回国会 商工委員会 第6号(1980/11/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 わが国の景気動向を見ますと、昭和四十八年の石油危機によりまして大変な打撃を受けまして大混乱に陥りましたが、その後いろいろ対策が講ぜられまして、五十三年末ごろからだんだんと経済は正常に復してきたと考えております。昨年来さらに急速に回復に向かう、こういう状態でございましたので、ことしの春ごろの、つまり五十五年度スタート時におけるわが国の経済政策は、景気の方はまず心配はない、しかし第二次石油危機による物価の方が大変心配である、当時の政府の表現をかりますと、狂乱物価前夜の状態にある、こういう表現を使いまして、物価がよほど警戒すべき状態になっておるということを強調いたしまして物価中心の経……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1980/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 当委員会が開催されるに当たりまして、当面する経済情勢と経済運営の基本的方向について、所信の一端を申し述べたいと存じます。  わが国経済は、五十三年末以降の第二次石油危機のため、再び試練に見舞われ、特に、国際収支や物価の面で大きな影響を受けました。  これに対し、国民の賢明かつ冷静な対応の結果、これまでのところ、第二次石油危機の影響が深刻化する事態を避けることができました。国際的にも、良好な成果を上げたとして高い評価を得ております。しかし、石油危機の試練が完全に終わったわけではなく、また、イラン・イラク紛争など不透明要因もあり、わが国経済を安定成長路線に定着させるためには、なお一……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1980/10/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 中小企業がわが国の産業で大きな役割りを果たしておる、この点については、全く私も認識が同じでございます。したがって、中小企業対策は国の政策としても一番大事な政策である、この点についても全く同意見でございます。  しかるに、この中小企業が現在の高い金利水準のために大変困った状態になっておる、現在の金融情勢をどう考えるかということでございますが、私は現在の金利水準は日本の経済の足をいま大きく引っ張っておると思います。たとえば最近設備投資がふえておるとよく言われますが、つぶさにその統計を分析してみますと、ふえておりますのは自己資金を持っておる大企業が中心でありまして、中小企業とか個人企……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1980/11/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 九月五日に決めました対策は、物価にも十分配慮しながら景気も落ち込まないように気をつけます、こういう政策でございまして、決して景気偏重ということではありません。いろいろな対策を進めます場合に、物価が安定をしておりませんと非常にやりにくいわけでありますし、また、どんな政策を進めようといたしましても大抵は失敗するということでございますから、やはり現段階では物価と景気と双方に十分配慮しながら経済政策を進めるというのがいまの政府の認識でございます。  それから、今回の公定歩合の引き下げは、実は基本方針は九月五日に決まっておりまして、九月五日の政府の発表では、金融政策は今後も引き続き機動的……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1980/11/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いまお述べになりました私の昨年申し上げた見解は、いまも変わっておりません。
【次の発言】 いま財政の再建ということがわが国の最大の課題であります。財政再建方法はいろいろあろうかと思います。単に税制の面だけではなく、国民経済全体の立場から判断していかなければならない、こう思っておりますが、先般の政府税調の答申というものはそのままこれが決まるということではございませんで、やはりいまは政党政治の時代でありますから、党の方でも十分税制問題は今後どうあるべきかということについて検討するはずでございます。広い角度から検討が行われると思います。その結果どのような結論が出ますか方向が出ますか、……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 消費者物価は、御案内のように、新年度に入りましてから、七月は七%台でございましたけれども、他の月は大体八%で推移しております。したがいまして、ことしの後半平均五%弱、こういうところまで持ってまいりませんと、いまお述べになりました六・四%という数字は達成することができません。しかし、幸いに物価に悪い影響を及ぼしておりました生鮮食料品などの出回りも大分よくなってまいりました。  そういうことで、今月末以降順次下がっていくのではないか、このように思っておりますが、しかし、それにはやはりいろいろ積極的な工夫と努力、これがぜひ必要だ、このままほっておいたのではなかなかむずかしい、やはりい……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 ことしの四月以降九月までの消費者物価の上昇の数字は、先ほどお述べになったとおりでございます。したがいまして、五十五年度六・四という政府目標を達成するためには、下半期平均四・六%にしなければなりません。これはやはりなかなかの工夫と努力が必要でございますが、幸いに生鮮食料品の方はやや低落の傾向にございますので、さらに引き続きまして、先月五日に決めました六項目を強力に推進をするということを中心に物価対策を進めてまいりたい、六・四%という目標を達成するために全力を尽くしたい、こう思っております。
【次の発言】 消費者物価の状況はきわめて憂慮すべき状況でございますから、さらにできるだけ大……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 商工委員会 第1号(1981/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  昭和五十五年度の上半期におきましては、累次にわたる原油価格の引き上げにより国内物価が異常に高騰する事態を避けるため、物価の安定を最重点課題として抑制的な政策態度で運営してまいりました。年半ばに至り、物価は落ちつきの方向に向かう一方、第二次石油危機のデフレ効果が経済各部門に浸透してきた上、冷夏の影響が加わったため、国内需要の拡大テンポが鈍化し、企業の生産活動も次第に弱含みとなりまし……

第94回国会 商工委員会 第2号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 ベースアップの問題につきましては、これは労使双方で相談をしてお決めになることでありますから、政府の方としてはそれに対して申し上げることはありませんが、ただ、一言希望を申し上げますと、いまもお話がございましたように、第二次石油危機を日本が順調に切り抜けることができつつあります背景は、やはり労使の広い立場からの現在の日本の経済に対する認識があったということも非常に大きな力になっておりますので、今回もできるだけ生産性の向上の範囲内において賃上げが妥結することを期待をいたしております。もちろん業種間によって明暗がございますから、それぞれのやはり事情もございましょう。しかしながら、やはり……

第94回国会 商工委員会 第3号(1981/02/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 昭和五十五年度の経済成長につきましては、ただいままで第二・四半期のいろいろな指標が判明をしておりますが、これを見ますと、おおむね四・八%見当は達成できるであろう、こういう見通しであります。なお、第三・四半期についての指標が近くまとまりますので、それを見れば、さらに見通しの正確度がはっきりするであろう、こう思っております。  中身はどうかということでございますが、中身は御指摘のとおりでございまして、貿易依存型の経済である、こういうことが言えると思います。五十六年度は内需依存型の経済運営に持っていきたい。もちろん貿易は重視をいたしますけれども、内需を中心とした経済成長、このように考……

第94回国会 商工委員会 第6号(1981/03/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いま景気の動向をお話しになりましたが、大体私も同じような意見でございます。在庫調整も若干おくれておりますが、下半期ということはない、こう思います。おおむね四−六にほぼ終わるのではないか。非常に悪い業種は一部それ以降になるかもわかりませんが、下半期ということはまずない、このように思っております。  そこで、今回、金利の引き下げと公共事業の前倒し、中小企業対策、こういうことを中心とする一連の対策を物価対策とあわせて進めたわけでありますが、これからの見通しにつきましては、消費者物価がだんだんと安定の方向にいっておりますから、個人消費もある程度盛り返してくるであろう、こう思っております……

第94回国会 商工委員会 第14号(1981/05/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済の現在の状態をどのように判断するかということでございますが、アメリカの金利、それは日本の円安に当然なるであろう、そうすると消費者物価にも影響が出てくる、中小企業の倒産は依然として高い水準である、住宅建設はふるわない、雇用情勢もよくない、こういう状態のときに楽観的な見通しに過ぎるのではないか、こういうお話でございますが、いま御指摘になりました個々の問題は、大体そのとおりだと思います。  ただ、私は、アメリカの金利が高くなる、そういたしますと日本の金利との差が開きますから、原則としては円安の方向になるわけでありまして、現に昨日も若干円安になっております。ただ、しかし、現在は若干……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1981/02/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにいたしましたが、当委員会が開かれるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと思います。  政府は、昨年の九月、物価の安定と景気の維持を図るため、八項目の経済対策を決定し、その推進に努めてまいりました。  最近の景気の動向を見ますと、大企業を中心として設備投資は概して堅調でありますが、個人消費はなお低調であります。在庫も高い水準が続いており、生産の基調は引き続き弱含みで推移しております。また、豪雪、寒波の影響も一部に出ております。  一方、物価の動向を見ますと、まず、卸売物価は、……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 新七カ年計画をフォローアップいたしまして若干の微調整をいたしましたが、御案内のように公共事業を五十四年、五十五年、五十六年とほとんど財政事情から横並びにいたしました関係で、後の四年間で大規模な投資をするということも現実に合いませんので、実情に合わせまして七カ年における二百四十兆円という投資を百九十兆と修正をいたしました。そして一面、民間経済の活力を期待するということで、民間経済活動に対する期待を若干上方修正いたしております。特に、これまでのように貿易依存の経済運営ができませんので、やはり内需の拡大ということを中心に考えていかなければなりませんが、幸いにわが国は――幸いにと言った……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1981/04/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 まず第一番に物価調整減税の問題でございますが、これは先般議長裁定が出まして、その議長裁定の線に沿って与野党の間で具体的に詰めておられます。合意ができておりますから、私といたしましては、若干でも物価調整減税ができるようなそういう結論が出ることを期待をいたしております。  それから第二点、昭和五十六年度の五・五%というものは達成できるか、こういうことでございますが、先ほど政府委員から答弁いたしましたように、五十六年度へのげたは一・五%ないし二・〇%と一応計算されるということを言っておりますが、五十四年度から五十五年度への繰り越しのげたは三・六%であったそうであります。それから、年度……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1981/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 行財政の改革をやるということは長年の非常に大きな課題でありまして、五十六年度も実はこの行財政の改革が非常に大きな課題であったのでありますが、どうも五十六年度にうまくいかなかったということを反省してみますと、それは、四兆五千億という税の自然増収、一兆数千億という増税、合計六兆という財源を先につくってしまって、それで行財政の改革をやる、こういうことをやったものですから、どうもうまくいかなかったのではないか、こういう感じがいたします。そこで、五十七年度は背水の陣をしいて、とにかく行財政の改革で予算が組めるようにしよう、こういう参り方、増税はやらない、こういう考え方でないと行財政の改革……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1981/04/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 日本の経済は世界経済と非常に密接なつながりがあるわけでございます。さて、しからば世界経済はどういう状態であるかといいますと、OECDの見通しなどを見ますと、昨年の後半からことしの前半にかけては一番悪い時期である、第二次石油危機の悪い面が集中的にあらわれてきている、こういうような情勢でありますけれども、ことしの後半以降来年にかけましてだんだんと回復に向かうであろう、こういう見通しを立てております。たとえばことしの後半は一%強の実質成長、来年の前半は二%強の成長、来年の後半になりますと約三%、こういう順序で経済は回復するであろう、このように見通しが出ておりますが、私は、日本経済も昨……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1981/05/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 ことしの消費者物価の政府見通しは五・五%であります。四月の東京区部は御案内のように五%ちょうどということで、おおむね政府の計画どおりスタートすることができました。  ことしの物価政策は、私は五十五年度に比べて相当やりやすい、こう思っております。その一つは、昨年の一月から六月までは御案内のように卸売物価が前年同月比二割から二割四分上昇しておりましたが、最近は非常に落ちついております。ほとんど前年同月比横並びである、こういう状態でございます。その影響がいずれいい結果となってあらわれてくるであろう、こう期待はしておりますし、それから昨年は、公共料金、二・二%消費者物価を押し上げており……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1981/05/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 先般当委員会で、景気の現状はいかん、こういう御質問がございまして、それにお答えをしたわけでありますが、現在のわが国の景気は、まあ大底はついた、これ以上悪くならない。そして、いろんな経済指標を見ますと、大勢としてはこれからはだんだんよくなるのではないかと判断できるような指標が相当出てまいりました。しかしながら、まだ問題はたくさん残っておりまして、たとえば業種の中には数業種は構造不況業種的な形になっておりまして、依然として非常に悪い状態が続いておる、こういう業種もございます。  それからなお、中小企業の関係は、これは倒産も非常に高い水準が続いておりますし、依然として問題が大きく残っ……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 個人消費は、昭和五十三年に六%台に行きました。五十四年は五%、ことしは相当減りまして、およそ二%前後と想定をしております。しかし、五十六年度は物価も安定の方向に進むと思われますので、五十三年、五十四年までは回復しないと思いますが、ほぼそれに近いところまで行くのではないか、こういう判断から実質四・九%、こういう想定をいたしました。  それから設備投資でありますが、これも五十三年、五十四年は二けた台に乗りましたが、五十五年度は若干伸びが落ち込んでおります。これは実は金利水準が非常に高くなりまして、自己資金を持ったところの投資が中心になった、こういうこともございます。特に、借入金でや……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済成長の実績についての正確な数字は第二・四半期までしか出ておりませんけれども、第二・四半期までの数字を基礎にして考えますと、おおむね四・八%は達成できるのではないか、こう思っております。
【次の発言】 五十五年度の経済は、いま御指摘がございましたように、輸出が大幅に伸びたということも背景になりまして、おおむね目標を達成できると思っておりますが、五十六年度の経済も、これまた御指摘がございましたように、内需中心の経済でございます。そこで、現在の在庫調整の模様はどうかというお話でございますが、政府の方も、実は昨年の九月ごろまでにおおむね在庫調整は終わるであろうと考えておりましたが、……

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 当面の物価対策の焦点は野菜対策でございますが、五百億の物価対策費はほとんど残っておりますので、これはどう使ったらいいか、四党の間でやはりある程度御相談をしていただきまして、それを受けて政府の方でも対応したい、こう思っております。
【次の発言】 実は、何しろ異常気象という背景がありますので、なかなか有効な対策を早急に立てにくいのでございます。そこで、いま考えておりますのは、政府の持っております野菜の備蓄を放出することと、契約栽培をしております冬物野菜がございますので、これをできるだけ早く市場に出すということ、そのほかに、いま御指摘の五百億の一都を使って、何かさらに追加の有効な方法……

第94回国会 予算委員会 第6号(1981/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 政府の方では、物価政策を経済政策の中で最重点に考えまして、物価の安定のためにいま全力を尽くしておるところでございますから、五十五年度は七%程度ということを目標にいま物価政策を進めておるところでございます。
【次の発言】 五十五年度の消費者物価につきましては、先般もこの委員会で答弁をいたしましたが、七%程度ということを目標にしていま力いっぱいやっております。いまの御質問は八%を超えることはないか、こういうお話でございますが、そういうことは絶対ございません。
【次の発言】 この間この委員会で七・七%という数字が出まして、一応その数字が議論の対象になりましたが、それは一定の仮定の前提……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/02/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 野菜価格は、残念ながら、ただいままでのところはまだ鎮静化しておりません。ただ、先般いろいろな対策を立てましたので、これからある程度の影響は出てくるであろうと期待をしております。
【次の発言】 げたの計算につきましては、政府委員から答弁をさせます。
【次の発言】 いま資料を拝見をいたしました。ただしかし、先ほども政府委員が答弁をいたしましたように、げたというのは年度末の消費者物価を基準にして決めるわけでございますから、そういたしますとまた計算の仕方も若干違ってくるのではなかろうか、こう思います。
【次の発言】 いまのお話は、公共料金の値上げでCPIがどの程度上昇するかというお話で……

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/02/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 そのとおりであります。
【次の発言】 大体そういう趣旨のことを申し上げました。ただし、それには前提条件がついておりまして、五十六年度、五十七年度の経済が計画どおり維持、拡大される、経済が活力を維持する、これが前提条件になっておる、こういうことでございます。
【次の発言】 一定の条件を置きましてそういう見通しになることも可能であるということを言ったわけです。ところが、現実の経済は最近少しおかしくなっておりまして、いまのままでは非常に問題が生ずるのではないか、こう思います。  そこで、一体どういう対応をしたらいいのか。この二月末から三月初めにかけましていろいろな経済指標が出てまいり……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済協力基金から若干の資金を出すことになっておりまして、これまでその一部分を出しております。しかし、いま通産大臣のお話のような状態で、もう少し戦争の見通しがはっきりしませんと、あとのものは出せませんので、目下中断をしておるのが現状でございまして、それ以降のことにつきましてはまだ相談をいたしておりません。
【次の発言】 先般ODAにつきましては、関係各省の間で意見の調整をしまして、七〇年代後半のODAを八〇年代前半には二倍以上にするということが第一点であります。それから、対GNPの比率の改善を図るということが第二点であります。この二点について関係各省の合意を得たわけでございまして……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 まず、物価でありますが、卸売物価の方は、現在完全に落ちついたと言ってもいいと誓います。ちょうど一年前のいまごろは、狂乱状地前夜と言われておりまして、年率二〇%という急上昇を続けておりましたが、夏ごろからだんだんとおさまってまいりまして、一月は六%台、それから二月になりましてからはさらに鎮静化をいたしまして三%台、このように非常に順調に落ちついております。したがいまして、卸売物価から消費者物価へ大きな影響があるわけでありますが、その影響はだんだん少なくなってくると思います。  一方、消費者物価の方でありますが、五十五年度に入りましておおむね八%、月によりましては七%という月も一、……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 こういう激動期でございますから、景気はよくなったり悪くなったりする、激しい動きをするのは当然だと思いますが、現在の状態を二言で申しますと、一年前に比べるとやはりある程度悪くなっておる、こう思います。たとえば産業全体の操業率、現実どれぐらいになっておるかといいますと、一年前には九二、三%までぐらい操業率は高くなっておりました。操業率というのは、八五%を超えますと、景気はある程度よくなった、九〇%を超えますと、相当よくなった、こういう感じが出てくるものでございますが、最近は一時よりは一〇%近くも落ち込みまして、八三、四%見当の操業率だ、こう思います。一年余りの間に急速に落ち込んだわ……

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 景気は大分落ち込んでおると思います。しかし、詳しい数字は三月の初めにならぬとはっきりいたしません。そこで、三月の数字を見ました上で関係各省の間で具体的な対応策を相談する、こういうスケジュールでございまして、目下相談中でございまして、最終案はでき上がっておりません。
【次の発言】 現在の金利水準は、外国に比べますと相当低いと思いますけれども、しかし二年前に比べますと非常に高くなっておりまして、これはやはり経済全体の足を大きく引っ張っておるということは事実であります。  そこで、昨年の九月に緊急の対策を立てましたときも、金融政策は機動的に運用する。そういう基本方針を決めたのでありま……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 十二月になりまして物価の目標を七%程度と改定せざるを得なかったということは大変遺憾でありますが、程度といたしましたのは、九月に戦争が起こって、それ以降非常に石油事情が流動的になっております。それから同時に異常気象が続いておる、こういうことがございまして、確たるコンマ以下の数字を想定することは大変困難であるということで七%程度という目標に変更したのでございます。  現在までのところ、物価情勢を申し上げますと、消費者物価の一番大きな背景をなしております卸売物価につきましては、昨年の四月は前年同月比にいたしまして二四%でありましたが、二月の上旬に至りまして三・九%という数字に鎮静化い……

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いま、わが国における急速な高齢化社会が進んでおるということは見えざる革命である、こういうお話がございましたが、まさにそのとおりでありまして、今回の新七カ年計画もそういうことを念頭に置きながらいろいろ対策を立てております。  具体的に申し上げますと、第一に、中高年齢者に対する雇用対策の推進、それから第二には、計画的な年金制度の改革、第三には、老人に対する総合的保健医療の対策の確立を図るべきである、こういう考え方に基づきまして関係各省の間で積極的に施策を推進をしていく、こういう基本路線を明示しております。いまお述べになりましたのは、これは抽象的ではないかというお話でありますが、これ……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第2号(1981/10/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 七カ年計画は昭和五十四年の八月に正式に決定をいたしましたが、五十四年度から六十年度までの七カ年の経済展望を示したものでございます。  当初は、七年間に二百四十兆円の社会資本投資をする、こういうことを想定をしておりましたが、五十四年から五十六年まで三カ年間、公共事業の伸びを抑制をいたしましたので、ことしの一月に調整をいたしました。そして、いまお話のありました七年間に百九十兆という数字に修正したわけでございます。  しかし、これは七カ年間の展望でございまして、毎年フォローアップをすることにいたしております。毎年の経済情勢等を見きわめまして微調整をすることにいたしておりまして、この一……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/10/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 まず最初に、公共事業が伸びないということは、物価がある程度上がっておりますから、仕事の量がそれだけ減るわけでございまして、その分だけデフレ効果になるということは、その問題だけを考えますとそういう議論が成り立つと思います。  さて、今度の財政の圧縮による影響の度合いをもう少し広い角度から考えてみますと、第二次石油危機によるいろいろな影響が出てまいりまして、特に大きなデフレ効果が出てまいりましたけれども、それに比べますと数分の一あるいは一けた違いの影響でなかろうか、私はこのように思っております。第二次石油危機の場合には、石油価格が三倍に上がりまして、その分だけ外国へ持ち出しになって……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/10/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 達成するという考え方でございます。
【次の発言】 この経済社会七カ年計画というものは毎年フォローアップをしながら微調整をすることになっております。ことしも一月にある程度の調整をいたしましたが、毎年ある程度の調整を客観的な情勢の変化に応じまして進めることにいたしております。
【次の発言】 この七カ年計画の目的は二つございまして、一つは国民生活の充実向上を図っていくということが第一。それから第二は、国際社会に貢献できるようなそういう力をわが国が持つべきこと、この二つを目標にしておるわけでございますが、一昨年の八月にスタートいたしましてからいろいろ客観的な情勢も変わっております。しか……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/10/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 行政改革を進める場合に経済の活力を失わないように進めるべきである、こういうお話でございますが、その点は私も同感だと思います。ただ、日本経済の規模が非常に大きくなっておりまして、ことしは二百六十兆前後、来年は三百兆弱と想定をしておりますので、その大きな経済の規模の中で若干の補助金のカットを吸収して、経済の活力を失わないようにするということは十分可能だと考えております。  特に、行政改革をしない場合には、一面で増税問題とか国債の増発とかこういう問題が仮に起こった場合には、これはまた別の角度からのデフレ問題が起こってまいりますので、やはり補助金のカットを合理的に進めながら経済全体の活……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いまわが国の景気動向は、大勢といたしましては、政府見通しのおよそ五%成長の路線をずっと進んでおると思います。ただ、貿易の方は非常に順調に進んでおるのですが、内需の関係が大変悪い、思うように伸びていない、こういう状態でございます。そういう要素がございますので、いまの段階では、できれば金利は下げてもらいたい、こういう強い希望を持っております。  ただしかしながら、アメリカの金利等非常に高い水準にもございますし、この影響がやはり日本にも及んでおります。そこで大蔵大臣もこの点いろいろ思い悩んでおられまして、先ほどのような御答弁になったのだと思いますが、やはり金融政策は内外の諸情勢を見な……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 私が、財政再建と減税の問題はおのずから別個の問題である、こういうことを言いましたが、その趣旨は、いま内閣の一番大事な政策、最高の政策といいますか、これは五十七年から五十九年までの三カ年の間に財政再建をやり遂げるということが最大の政策になっておるわけです。私の申し上げましたのは、この政策を進めながら、同時に並行して減税ができるような条件ができないわけではない、並行して可能な場合もあり得る、そういう趣旨のことを言ったわけです。つまり、五十七年から五十九年まで、財政再建という問題が終わらないと、それ以降にならないと減税の条件が整わないと断定するのは、それは少し早いのではないか。  と……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 現在は、御承知のようにアメリカの金利が依然として高い水準にございます。その影響を受けまして、わが国もなかなか金融政策がやりにくい、こういう点が一つございます。  それからもう一つは、財政力も非常に弱まっておる。したがって、景気対策をやる場合に、従前のように補正予算を組んで公共事業を追加する、そういうこともやりにくい、こういうことになっておりますので、選択の幅が非常に狭い、こういうことであります。  その中におきまして、できるだけのことを工夫をしたわけでございますが、御指摘のように力としてはそんなに強くないと思いますけれども、ある程度の現在の景気に対する軌道修正にはなろうかと考え……

第95回国会 商工委員会 第3号(1981/11/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 政府では先月の初め、今年度の後半の経済運営をどうするかということについでいろいろ相談をいたしまして、その方向を明らかにいたしました。  内容は御承知と思いますが、繰り返しますと、貿易の黒字幅が非常に大きくなっておりますので、これを拡大均衡の方向に持っていこうということが一つ。それから、内需が相当落ち込んでおりますので、内需の拡大について一連の対策を立てましょうということ。それから、住宅対策、これが計画どおり進んでおりませんので、住宅対策を軌道に乗せるようなそういう配慮をいたしましょう。こういうことを中心といたしまして下半期の経済運営の基本路線を明らかにしたのでございます。言い忘……

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 わが国の当面する財政と経済の焦点は、いま御指摘のとおりだと思います。  そこで、いま政府の進めようとしております経済運営の焦点は、外需中心の成長が続いておりますので内需の拡大をある程度図っていくということ、それから物価の安定をさらに進めるということ、こういうことを中心に昨日もいろいろな細かな具体策を決めたところでございます。幸い全体としては成長そのものは政府の見通しの線をいっておると思いますので、貿易の拡大均衡を図りながら、一方できめ細かな内需拡大策を図っていく、そういうことを今後進めてまいりたいと考えております。
【次の発言】 いまいろいろのことをお述べになりましたが、一つは……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 決算委員会 第2号(1982/04/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 私は、この現在の貿易摩擦の背景は世界不況にある、こう思っております。世界経済全体、昨年の後半から現在にかけて戦後最悪の状態になると言われておりまして、世界各国の購買力が非常に減退をしております。わが国は最近は非常な円安になっておりますけれども、輸出が伸びない、これは相手国の購買力が非常に弱っているからだと思います。こういうときにはややもすると、理屈から見てややおかしいと思われるような議論も出てまいります。  そこで、この問題の抜本的な解決のためには、やはり世界経済の再活性化ということが前提条件になろうかと思います。また、わが国にとりましてこの問題を解決するためにはやはり内需の拡……

第96回国会 商工委員会 第1号(1981/12/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 このたび、引き続き経済企画庁長官を務めることとなりました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  厳しい財政事情のもとではございますが、できるだけの工夫をこらしまして、引き続き適切な経済運営に最大限の努力を傾けてまいりたいと思いますので、今後ともよろしく御指導のほどお願いを申し上げます。(拍手)

第96回国会 商工委員会 第2号(1982/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  まず、わが国経済の現状について申し上げます。  第二次石油危機の影響に加え、世界的な高金利のため、多くの国が、いまなおインフレと失業に悩まされている中で、わが国経済は、比較的良好な成果を挙げてまいりました。石油価格高騰のため、一時期、物価がかなり上昇いたしましたが、輸入インフレが国内インフレに転化することを避けることができました。五十六年春以降、物価は、落ちつきを取り戻しておりま……

第96回国会 商工委員会 第3号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 まず、世界全体の景気動向を見ますと、昨年の後半からことしの前半にかけては一番の大底でなかろうか、こういう感じがいたします。アメリカ、ヨーロッパもゼロ成長あるいはマイナス成長の状態でございますし、日本も最近は内需が伸び悩んでおるところへ外需も思わしくない、こういうことでほとんど成長がとまっておる、こういう状態でございます。  しかしながら、第二次石油危機が起こりましておよそ三年を経過しようとしておりますので、ことしの後半から、世界各国の政府もそれぞれの国の経済が回復に向かうであろう、こういう発表をいたしておりますし、御案内のOECD等におきましても、十二月二十三日には、OECD二……

第96回国会 商工委員会 第4号(1982/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 日本経済のここ二、三年の流れをずっと見ておりますと、昭和五十四年に第二次石油危機が起こりましてから、一番深刻に日本経済にその影響があらわれ始めましたのが五十五年の夏ごろであろうと思います。そこで、政府の方ではこれはほっておけないということで、五十五年の九月に第一回の経済対策を決めまして、翌三月に第二回の経済対策を決めたのであります。財政の力が弱まっておりますから、そう強力な対策ではありませんが、幾つかの制約の中で考えられる対策を出しまして、景気の回復を図りました。幸いに五十六年の中ごろから少しずつ上向き始めたのではないか、大体中ごろが大底であった、こういう感じがいたします。最近……

第96回国会 商工委員会 第17号(1982/08/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 まず、日本経済はいま世界全体のGNPの一〇%を占めております。したがいまして、世界経済と表裏一体の関係にある、こういう認識が必要かと思いますが、御案内のように、現在の世界経済の状態は、第二次大戦後最悪の状態にある、こういうように言われております。また一説によりますと、五十年ぶりの最悪の状態である、こういう説もございますが、いずれにいたしましても、昨年の後半からことしの前半へかけてが一番悪い状態だという認識においては一致しておると思います。それが、現にほとんどの国が、日本を除きましてマイナス成長にいまはなっておる。失業者も、御案内のように、OECD加盟先進工業国二十四カ国、昨年は……

第96回国会 商工委員会 第18号(1982/08/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 現時点の経済の特徴を申し上げますと、一つは、昨年の秋以降輸出が減っておる、こういうことだと思います。そのために、最近は生産、出荷が減少いたしまして、在庫が再び相当ふえております。昨年の秋ごろには一応在庫調整が終わっておりましたが、昨年の春の在庫の状態よりもなお悪い状態になっておるというのが一つの特徴だと思います。輸出の減退、これは世界経済が昨年の秋から現在まで戦後最悪の状態にある、こういうことがその背景にあるからだと判断をしております。  そういう状態でございますので、最近は中小企業の設備投資も相当大幅に減っておる。また大企業も設備投資を減額修正する、そういう動きが相当目立って……

第96回国会 大蔵委員会 第19号(1982/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 現在の七カ年計画は昭和五十四年からスタートしておりますので、ことしで四年目になります。これまでのこの計画についての取り扱いは、毎年フォローアップをしまして、経済の実情を見ながら実際に合ったように運営していこう、こういうことでずっとやってまいりました。しかし、最近世の中の事情も大分変わってまいりましたので、昨年の五月、経済企画庁で経済審議会に二十一世紀を展望いたしました長期展望委員会というのをつくっていただきまして、これからのおよそ二十年の間に日本の社会と経済はどのように変化をしていくのか、こういう作業をしていただいております。一、二カ月の間に大体一年間の作業を終えまして答申をい……

第96回国会 大蔵委員会 第23号(1982/07/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 この一−三月の指標を先般発表しておりますが、五十六年度第三・四半期三%弱のマイナス成長の後、年率に直しまして三%強の成長に変わっております。四−六の数字はもう少ししませんとはっきりいたしませんが、そんなに大きな変化はない、こう思っております。一、二の項目では若干改善が見られますが、一、二の項目ではむしろ悪くなっている、こういうことでございますので、大勢としては一−三月期の状態が続いておるのではなかろうか、このように判断をしておりますが、正確なことはもう少し待ちたいと思います。
【次の発言】 一−三月の経済状態がもう一つ芳しくございませんので、そこで、新年度に入りましてからこうい……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。  まず、わが国経済の現状について申し上げます。  第二次石油危機の影響に加え、世界的な高金利のため、多くの国がいまなおインフレと失業に悩まされている中で、わが国経済は比較的良好な成果を上げてまいりました。石油価格高騰のため、一時期、物価がかなり上昇いたしましたが、輸入インフレが国内インフレに転化することを避けることができました。五十六年春以降、物価は落ちつきを取り戻しております。し……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1982/03/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 先般、五十六年度第三・四半期の国民経済統計速報を発表いたしましたが、御案内のとおりの内容になっております。内需はやや回復の徴候が見えますが、外需の大幅なマイナスということで差し引き〇・九%のマイナス成長、七年ぶりでマイナス成長になりました。しかし、内需が回復の方向に進んでおるという傾向も出ておりますので、将来の展望についてはそれほど悲観をするという状態ではないと私どもは思っております。もっとも、第一・四半期が一・二%成長、第二・四半期が〇・六%成長、第三・四半期がマイナス〇・九%成長でございますから、いま御指摘がございましたように、五十六年度の政府の成長目標四・一%を達成すると……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1982/03/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 これからのスケジュールは、三十日に経済対策閣僚会議を開きまして、外務大臣の報告とそれから江崎ミッションの報告を聞くことにいたしております。その報告を詳しく聞きまして、そしてその上でどう対応したらよいかということを判断をする、そういうスケジュールを組んでおります。
【次の発言】 いま貿易摩擦が非常に厳しい状態になっておりますのは、世界的な深刻な不況というものが背景にありまして、各国の購買力が落ち込んでおる、ここに一番大きな原因があるわけであります。  そこで、先ほども外務省の方から、世界経済の再活性化が次のサミットの課題になるであろう、こういうお話もございましたし、それから、自由……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1982/04/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済政策の一番の基本は物価の安定にあると考えております。そこで、ことしの予算編成に際しましても、万一物価に異変が生ずるというふうな場合には、予備費から必要な資金を出しまして物価安定のために使っていこう、こういうことも決まっておるくらいでございまして、政府の方といたしましては、物価の安定ということを経済政策の一番の基本に考えております。と申しますのは、物価の安定ということは国民生活の安定にもつながりますし、すべての経済政策を進めます場合に、物価が安定をしておりませんとやりにくいわけでございます。  そういう意味で、物価の安定ということは最大の課題と私どもは経済政策を進める場合に心……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1982/04/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 ただいまのお話は、国権の最高機関は国会である、行政の責任は政府にある、したがって政府の上に臨調があるという感じの政治はよくない、こういうお話でございますが、政府の方は、政府の上に臨調がある、臨調の指示によって政治が行われる、そのようには考えておりませんで、行政改革については、法律に基づきまして第二臨調をつくってもらって、土光さんに会長になってもらって、その第二臨調から行政改革はかくあるべしという答申をひとつ出してください、その答申が出れば政府はそれをそのとおり実行いたします、そのつもりでひとつ行政改革について思い切った答申をお願いします、こういうことを言っておるわけでありまして……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1982/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 政府の経済運営の一番基本の目標は、国民生活の充実向上であります。そういうことを念頭に置きながら、当面経済政策の重点を引き続きまして物価の安定に置きたい、このように考えております。  最近は幸いに消費者物価はある程度安定をしておりますけれども、私どもはこれで満足しておるわけではございませんで、さらに引き続いて物価が低位安定するように努力を重ねてまいりたいと思います。ことしの予算編成に際しましても、物価対策上必要とあらば予備費から幾らでも必要経費を出していく、そういうことで大蔵省とも合意ができておりますが、そのくらい物価政策を重視しておるのでございます。  それからさらに、国民生活……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1982/07/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 石油はわが国のエネルギーの主力でございまして、わが国のエネルギー政策といえば、第一が石油政策になるわけでございます。そのために石油業法という法律がございまして、その法律を中心として石油政策は進められてきた、こう思っておりますが、いまのお話は、さらに国家管理を強化しろというお話でございますが、この点は私はいかがか、こう思います。そういう考え方も確かにあろうかと思いますが、果たしていまの段階で国家管理を強化した方がいいのかどうか、かえってマイナスの面も出てくるように思いますので、この点はよほど慎重に検討しなければならぬ、私はこう思います。

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1982/08/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 電源開発のためのいろいろな協力金が出た場合には、設備投資で処理されておりますから、償却その他を通じまして、若干電気料金にはね返ることは御指摘のとおりだと思います。  ただ、電源開発、特に原子力発電開発というものは非常に大事な課題でございますので、いまおっしゃったように、電源開発の交付金だけでなかなか話が処理しにくい場合もございまして、いまお述べになりましたような若干の協力金が出ていくことも万やむを得ないのではないか、こう思います。  しかし、電力料金に反映することでもございますから、そこは節度を持ってやっていただきたいと思いますが、原子力発電の建設は非常に急がれておりますので、……

第96回国会 予算委員会 第2号(1982/02/01、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いまの経済情勢を判断をいたします前に、若干の経過を申し上げますと、第二次石油危機が起こりまして、一昨年の夏ごろから日本経済は相当落ち込み始めました。そこで、政府の方は一昨年の九月と昨年の三月、二回にわたりまして経済対策を立てまして、景気の落ち込みを防いだわけでございます。幸いにいたしまして、大体昨年の五、六月ごろに大底に達しまして、それ以降、緩やかではありますけれども、回復の方向に行っておると思います。最近は在庫調整もほぼ終わった、こう思っております。さらに、石油の需給関係も非常に安定をしてまいりましたし、世界経済全体も、私は、昨年からことしの前半へかけてが最悪の状態ではなかろ……

第96回国会 予算委員会 第3号(1982/02/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 景気の動向について若干申し上げますと、日本経済は一昨年の夏ごろから第二次石油危機の厳しい影響を受けまして、どんどんと落ち込んでまいりました。そこで、政府では、一昨年の九月と昨年の三月、二回にわたりまして、若干の景気対策を進めたのであります。その結果、昨年の五、六月ごろに大体日本経済は大底に達したのではないかと思っております。自乗、回復の方向に向かっておりますけれども、その回復の力が非常に緩慢である、弱い。そこでいろいろなひずみが生じておりますが、在庫調整等もほぼ終わりましたし、これからはもう少しスピードが加わってくるのではないか、回復の力が増してくるのではなかろうか、こう思って……

第96回国会 予算委員会 第4号(1982/02/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済の見通しにつきましては、昨年の中ごろが一番の大底であったと思います。自来、回復の力は比較的弱いのですけれども、上向いておると思います。ことしは世界経済全体も後半回復するものと考えておりますので、また、石油事情等も需給関係がずいぶん改善されましたので、経済政策も若干やりやすくなっております。もっとも、アメリカの高金利が非常に最近また進んでまいりまして、この点、いろいろな面に悪影響が出ておりますけれども、大勢としては、私は、第二次石油危機が起こりましてから三年目にもなりますので、経済政策がやりやすい環境は整いつつある、このように考えております。

第96回国会 予算委員会 第6号(1982/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済には波がございまして、表面に出てくる数字が同じでございましても、勢いが非常にいいときには税収等もふえますし、勢いが非常に弱いときには税収が減る、こういうことが一概に言えようかと思います。  第二次石油危機は五十四年の初めから起こったのでございますが、第一次危機と違いまして五十四年、五十六年とじわじわ進んでまいりました。また、五十四年の経済というものは非常に勢いがよかった、こう思っております。  いま内需のお話が出ましたが、内需四・七という数字をお示しになりましたけれども、そのように全体としての内需の勢いがよかったものですから、たとえば公共事業などは前年据え置きになっておりま……

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/02/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 昨年の中ごろから景気は、非常に緩慢でありますが、回復の方向に進んでおります。たとえば生産はここ半年ほどの間に約五%上昇をしております。出荷も相当ふえておりますし、それから在庫率なども約一〇%ほど下がっております。したがいまして、徐々にではありますが、景気は回復の方向に行っておりますので、いま大蔵省からお話がございましたように、三月決算がどう出るかということが税収と大きな関係があろうかと考えております。

第96回国会 予算委員会 第8号(1982/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 これまでの為替相場は、主として二国間の経済の基礎的な条件によって動いておったのでありますが、最近は、いま御指摘がございましたように、国際情勢の変化、それからアメリカの高金利、これが非常に大きく影響しておると思いますが、特に最近円安の傾向が強くなっておりますのは、今回の予算教書など見ますと、アメリカの短期金利一〇・五%、こういう見通しを出しておりますが、それに対する一つの失望感でなかろうか、こう私は思っております。つい先ごろまでは、アメリカ政府は金利はもっと下がる、こう言っておったのが、予想外に高い水準である、そういうことが背景にあるのではなかろうか、こう思っております。そのため……

第96回国会 予算委員会 第12号(1982/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 まず第一に、七年計画のお話がございましたが、七年計画はいまから二年半前、昭和五十四年の八月に政府の方で正式に決定した計画でございますが、しかし、これは毎年フォローアップをいたしまして、経済の実情に合わせまして見直しをいたしております。もうすでに五十五年の一月、それから五十六年の一月、それから本年の一月と、三回にわたりまして経済の実情に合わせて数字等を調整いたしております。  それから、昭和五十七年度の経済見通しについてのお話がございましたが、いま世界経済全体が最悪の状態にある、私はこう思っております。一説によりますと、一九三〇年以来最悪の状態にある、こういう解説をする人すらある……

第96回国会 予算委員会 第14号(1982/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 政府の出しております雇用者所得の伸びはベースアップと直接関係するものではございません。しかし、当然ベースアップというものはその中の一部に含まれるということでございますが、五十七年度は一人当たり六・九%、それから雇用者所得全体につきましては、雇用者の数も相当ふえますので、一・六%ぐらいふえると想定しておりますので、それを考慮に入れまして八一六%と想定をしております。一人当たりの雇用者の伸びにつきましては、五十六年度は実は御案内のように当初七・五%と想定をしたのでありますが、中小企業関係の回復が思わしくないということ等もございまして大体六・二%見当に落ちつきそうであります。したがい……

第96回国会 予算委員会 第16号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いまいろいろ御指摘がございましたが、日本経済の一つの現在の特徴を申し上げますと、回復力が非常に弱い、スローテンポである、そういうことのために非常に厳しいばらつきが各方面に見られるということであります。業種ごとに、あるいは地域ごとに、あるいは企業の規模等によりまして、非常に厳しい差が見られるということが一つでございます。  それからもう一つは、内需の回復がはかばかしくないところにもつてきまして、昨年の第三・四半期以降輸出が急速に落ち込みまして、輸入がふえる、こういうことで外需の状態が非常に悪い状態になってしまいました。当初は外需の力は内需がある程度回復するまで続くであろう、このよ……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 ちょっと一言おわびを申し上げますが、十一時半から予算委員会最優先ということは十分聞いておりたのでございますが、商工委員会がどうしても抜けられませんで、大変おくれまして恐縮でございます。おわびをいたします。  さて、この五十六年度の経済見通しでございますが、第一・四半期は年率に直しまして四・八%成長、それから第二・四半期がやはり年率で二・四%成長でございました。第三・四半期は目下作業をしておる最中でございまして、来月の中旬になりませんとはっきりした数字は出てまいりませんが、内需の回復がおくれておりますことと、それと予想外に秋以降輸出が落ち込んだ、こういうこと等もございまして、実は……

第96回国会 予算委員会 第18号(1982/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 私は、財政と経済は表裏一体の関係にあると思います。いま政府の目標は、五十九年度に赤字国債をなくする、つまり財政再建をする、こういう目標を最高の政策として掲げておりますが、これを完全に実行するためには、やはり景気がよくならなければならぬと私は考えております。経済が活力を回復しませんと税収も減りますし、それから失業者もふえる、経済摩擦も拡大する、こういうことで財政再建そのものがやりにくくなってくる。こういうことでございますから、財政再建を成功させるためには、やはり経済がある程度の活力を維持しなければならぬ。そういうことを考えますと、財政と経済というものは表裏一体の関係にございまして……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/03/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 経済の実態についての考え方を申し上げますと、一つは、いま世界的に激動期でございますから、経済の状態が刻々に変わっておる、こういうことでございます。ここしばらくの間の日本の経済の流れを見ておりますと、一昨年の夏ごろ一番大底に達したと思います。そこで、これは大変だ、こういう乙とで、政府の方では一昨年の九月と昨年の三月に若干の対策を立てました。そうして五、六月ごろからようやく緩やかな回復の方向に向いたのではないか、こう思っております。しかし、残念ながら世界経済の状態が依然として非常に悪い、こういう状態でございまして、秋ごろからは貿易も伸び悩むということでどうも停滞状態、言葉をかえて言……

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/06/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 五十六年度の雇用者所得、一人当たり七・五と見ておりました。雇用者の数が約一・六%ふえると想定をしておりましたので、その分を加えますと雇用者全体の所得は九・二%ふえる、このように考えておりましたが、大企業の方はおおむねそういう数字になったと思いますけれども、中小企業の状態が予想外に悪くて、中小企業の雇用者所得というものが非常に大幅に減ったように思います。そこで、当初考えておりました一人当たりの平均の雇用者所得並びに全体としての雇用者所得は相当減った、こういうことでございます。
【次の発言】 景気の動向は相当厳しい状態になっておりますので、さしあたっては公共事業の思い切った前倒しを……

第96回国会 予算委員会 第21号(1982/06/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 昭和五十六年度の経済成長、当初見通しよりも相当低い水準に終わったわけでありますが、大体の原因はいま大蔵大臣がお述べになったとおりだと思います。  もう少し具体的に申しますと、五十六年の経済の一つの特徴は実質可処分所得がずっとマイナスであった、これが相当経済に影響を及ぼしております。特にそのために消費と住宅、中小企業に厳しい影響が出てまいりました。それから、アメリカの高金利のために金融政策が機動的に運営できない、こういう問題もございましたが、昨年の後半から、戦後最悪と言われる世界不況のためにわが国の輸出が落ち込んでまいりまして、これも相当足を引っ張ったと思いますが、幾つかの要因が……

第96回国会 予算委員会 第22号(1982/06/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 いま世界経済は戦後最悪の状態にある、このように私は判断をしております。先月のOECDの閣僚理事会等におきましても、参加二十四カ国の失業者は三千万人と言われております。昨年の六月の会議では二千四百万だったわけでありますから、一年の間に六百万人もふえておるわけであります。それから、参加二十四カ国、日本を除きましてほとんどの国がゼロ成長またはマイナス成長にいまなっておりまして、各国の共通の認識が、先ほど申し上げました第二次大戦後最悪の状態にある、こういう認識でございます。  さて、これからの見通しはどうかということでございますが、第二次石油危機が起こりましてからちょうど三年を経過しま……

第96回国会 予算委員会 第23号(1982/06/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 そういう考え方も一部にあるようでございますが、私はまだ正式に承知しておりません。
【次の発言】 昨年からことしへかけての経済の流れを調べてみますと、一つは、昨年は二年続きの実質可処分所得がマイナスであったということで経済に非常に悪い影響が出たわけでございますが、ことしになりましてから幸い物価が非常に安定をいたしまして、消費者物価が二%台という非常に低い水準が続いておりますので、実質可処分所得は相当なプラスに転じております。これは非常に大きな違いだと思うのですが、この実質可処分所得がプラスに転じたということが、これからの消費あるいは住宅、中小企業にどういう影響が出てくるのか、もう……



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各種会議発言一覧(衆議院36期)

第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 昭和五十六年度の経済企画庁関係の予算及び財政投資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、百十七億三千二百万円となっており、これは前年度予算額に比べて一億二百万円の減額であります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、二千六百億円を予定しております。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、経済政策の総合的機動的推進に必要な経費として、三十四億五千一百万円を計上しております。  この内訳の主なものは、物価の安定を図るための調整費等であり、生活必需物資……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○河本国務大臣 昭和五十七年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、百十九億一千万円となっており、これは前年度予算額に比べて一億七千七百万円の増額であります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、二千二百二億円を予定しております。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、経済政策の総合的機動的推進に必要な経費として、三十五億七千八百万円を計上しております。  この内訳の主なものは、物価の安定を図るための調整費等であり、生活必需……




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データ更新日:2023/02/05

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