このページでは竹尾弌衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○竹尾委員 総裁にちょっとお尋ね申し上げます。これはここに法律案になっておりますけれども、職員の給与、特に地域給に関する点であります。これは私どもが相当の長時日をかけてこういうような結論に達したのでありますが、これはぜひとも各党各派の別ねく通過させていただきたい、私はこういろ強い念願を持って参りまして、きょう実は臨時に委員になったのですが、この点について一つ総裁の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の総裁の御説明で、これは一応五月に勧告されたわけでありますが、その後追加があったと思います。その追加はこの中に入っているようですが、この点はどうでございましょうか。
○竹尾委員 今二人の委員さんから大体お尋ねいたしましたから、私の尋ねる分野が少くなったのであります。それともう一つは、いろいろわたしも事情を知っている方なんで、あまり局長をいじめてもしようがないので、遠慮しようと思ったのだが、一応お尋ねします。きょう出された法案の短期大学、あるいは学部の分離等々で予算はどのくらいかかつておりますか。調べればわかるけれども……。
【次の発言】 そうしますと、今度は大学の設置というようなことに移るのですが、今あなたの御回答では、設備の充実したりっぱなものは設置するのもよろしいし、分離するのもよろしい、こういう御答弁のようでしたが、それでいいのですか。
○竹尾委員 神戸商船大学のだれか係官、ここに出て下さい。――この局長さんは当時の主管局長である山口さんのずっとあとですね。
【次の発言】 私は辻原委員の質問は遅参しましてよくわからなかったのですが、この問題はどうですか、総括的に考えて運輸省と文部省のセクショナリズム、そういうことになると私は考えるのだが、そう思いませんか。まず結論から先に聞きます。
【次の発言】 それがいけないのです。私どもが商船大学を作ったときに、海技専門学院からも山口局長、海上保安庁長官になったあの方が来られ、それから当時の課長、私の記憶が間違っているかもしれませんが、清宮君でしたか、再三来たのです。そしてこれは教育の目的……
○竹尾委員 私は持病のぜんそく病みでありまして、あまりものを尋ねるのが実はたいぎなんで、できるだけ質問を逃げたいと思っておりましたが、どうもやむを得なくてきょうまたお尋ねをいたします。問題は神戸の商船大学の施設整備にからみまして、これと関係のある神戸の海技専門学院の施設整備に関する件でございます。そこで大きく申せば、神戸の商船大学というようなものは、小さい一大学の問題かもしれませんが、少しもつれてきておる。そこでこういうもつれを何とか解いていただきたい、こういうことが私の最後の結論になりますが、その結論に到達するまでに二、三お尋ねをしたい、こういうことです。大臣はまだ当時の御事情をよく御存じな……
○竹尾委員 私は、神戸商船大学に関連のあります神戸海技専門学院の、芦屋におきまする新営移転の件につきまして先般質疑を行いましたが、それに関連いたしまして、この間お尋ねしない三、四点につきまして、運輸省の船員局長さんにお尋ねを申し上げます。 まず第一に、海技専門学院というものは、戦時中に海員報国団が、海員の訓練所として建てたものでありまして、戦後は、一時海員財団というものがありまして、現在は海員財団というんですか、これに一つの所管が移ったと思いますが、現在は国有となって運輸省がこれを所管しておるというように聞いておりますが、この点につきまして、これは運輸省が所管しておるのかどうか、あるいは海員……
○竹尾委員 ちょっと関連して一ただいま理事長さんが、収入でございますか、俸給でございましたか、その点については無給である、こういうような御答弁に聞いておりますが、その通りでございますか。
【次の発言】 理事長さんの方は学校の経営それ自体をおあずかりになっているのでしょうから、毎月入る授業料であるとか、あるいはその他の収入がございましょうが、そういうものをあなたの手元で取りまとめて、そして各教授等々に対して給与を差し上げ、そうして御自分も二万円取っておられる。あとの残りはどんな工合にされておるのでございますか。これは学校によっていろいろ違いはあるでしょうが、お宅の大学の場合はどうなっておりますか……
○竹尾委員 この種の法律を今まで私ども大いに審議して通して参りましたが、いつもこんな問題が起ってくる。疑義を差しはさまれるような点については、これは当局はそういうことはないであろうというようなことで、いつもごまかしてきたのです。ところがその後法律が出てみると、どうもわれわれの心配したようなことがしばしば協議もされ、またわれわれの意思に反したような決定がなされてきておるのです。だから今の条文の解釈は、常識的に考えて、二人の委員諸君の言われたように解釈するのが私は至当だと思うのです。今、政務次官そういうことを言われますが、自治庁長官と文部大臣というのは、いかなる場合でも仲のいいような場合はなかった……
○竹尾委員 関連して。この問題につきましては大臣を初め御当局よく御承知だと思うんです。そこでこの駒田主事の問題はいずれ解決いたしましょう。しかしそのあとに尾を引くものが問題なのであって、これは大臣もうお耳に入っておると思いますが、例の池田分校の四年コースヘの引き上げの問題であります。これは池田分校だけでなく、九州の福岡にもありますし、それから北海道に四校ばかりあります。私の一番心配しているのは宮城県であります。宮城県には学芸大学がないのであります。東北学大に吸収されてしまいまして、ほとんど教員の供給源を断たれておる、こういう現状なんでして、大臣は大学を設置されるということには非常に御反対のよう……
○竹尾委員 簡単に当局にお尋ね申し上げます。この法律の第二条におきまして、不正常授業とは校舎の不足によって生じたものと規定されておりますが、この場合校舎の不足というのは、つまり小学校の児童一人当りの基準坪数を、〇・七坪として積算した結果出た不足のことでありますか。あるいは戦災復旧とか、災害の復旧等にきめられておりまする〇・九坪を積算の基礎として出た不足のことをいいますか、そのいずれかであるかを一つお尋ねしたいと存じます。
【次の発言】 それでは〇・七坪を基礎として、校舎の不足坪数を出しましたとしますならば、その〇・七坪の内容には、今あなたおっしゃられたかもしれませんが、職員室や、宿直室とか、便……
○竹尾委員 三つばかり簡単にお尋ねいたします。この高校学校の危険校舎の改築を補助の対象とするということは長年の要望で、まことにこれが通るということはけっこうなことです。ところでそのほかに非義務制の、たとえば幼稚園とかそういうものに対して、補助の対象になるように努力をしていただきたい。この点はどうですか。
【次の発言】 たとえばです。
【次の発言】 今度は町村合併に関連しますが、合併の町村におきまして、小、中学校の統合整備、あるいは危険校舎の改築というようなことは、御承知のように重要な問題になっております。ところがこれがためには、地方の建築計画というようなものは莫大なる額に上っておると思いますが……
○竹尾説明員 今回の鳩山内閣の組閣に当りまして、不肖私がはからずも文部政務次官の職を汚すことになりました。私は衆議院議員といたしまして、文教関係には、御承知の方もおありと思いますが、相当古い関係を持っておりまして、文部省の中の様子なども、あまり知らなくてもよいようなことを少し知り過ぎておりまして、また知らなければならぬことはあまり知らな過ぎるかもしれませんので、その意味におきまして、非常に微力ではございますが、皆様方の御支持、御支援を得まして大過なく職責を全うしたいと思っております。何分よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○竹尾政府委員 これは法律上の問題ではございませんで、災害その他不慮の事態を考えまして留保しておく、こういうふうに承知いたしております。
【次の発言】 これは財政全体の問題でございまして、必要があれば解除されるようなことになっておりますので、やむを得ない措置だと思っております。
【次の発言】 お答えを申し上げます。われわれが中等教育の振興につきまして相当の努力をしておることは御了解下さるだろうと思いますが、定時制の中学に対しましてもいろいろと法律などもできまして、定時制の教育の振興に尽しておることを御了解下さると思います。そこでお尋ねの夜間中学と申しますのは、昼と同じような資格を与えるところの……
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。今回の郭沫若氏一行の来日のような具体的な事実につきましては、そのつどつどの事情によりまして、いろいろの扱いをきめておるのでございます。御承知のように、郭氏は中華人民共和国の科学院長でございまして、わが国の研究施設を視察のために来朝したものでありまして、学校の施設、研究施設等をごらんになりたいとの希望があったのでありまして、そういう点につきましては、あらゆる便宜を大臣の所管事項としてお与えしたい、こういう考えを持っておるのでございます。なお文部大臣主催の歓迎会を開かれる、こういうような計画があったというようなことでございますが、そういう歓迎会を計画した事実はご……
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。大学は御承知のように基礎的の研究をやるところでございます。そこでその学部ばかりでなく、付置研究所におきましても、研究者の創意によりまして、未開拓の分野における基礎的な研究をつちかっていく、こういう使命を持っているのでございまして、大学における研究の場でございます学部または付置研究所というものが相寄って、最高の教育研究機関たる大学を基礎づけているのでありまして、この点はとくと御了承願えると思います。それで大学の管理上、統制が外から加えられて参ると困る。自主的な運営によって、初めてその機能を発揮し得るのである。こういう工合に私は考えております。そこで、研究の自由……
○竹尾政府委員 今のお尋ねの点につきましては、私も当博文教関係の委員をいたしておりまするし、あの立法につきましては、当時の文部委員会にはもちろんかかりませんで、お宅さんの方の内閣委員会にかかったと思いますけれども、あのときは人事委員会でございましたが、そういういきさつはよく存じ上げておるつもりでございます。そこでお尋ねの点でございますが、二十九年一月一日の実施当時に何も御存じがなくて転任になった、こういうお尋ねでございます。そういうことを私どもも考慮いたして、高学歴者で中学校、小学校に勤務されておるあなたの御質問のような立場のような方に対して、何か優遇の道を講ずる必要があるのじゃないか、こうい……
○竹尾政府委員 今お尋ねの問題でございますが、山崎委員はこの問題につきましては非常に御熱心でありまして、私が文教委員の当時も、山崎さんの御支持を得まして、こういう制度はできるだけ法的根拠を持たせて進められたらどうか、こういう御意見もございまして、私はその点におきまして非常に同感の意を表していたのでございますが、そのつもりは今でも私変っておりません。事情が許しまするならば、そうした線でせっかく進めたい、こういう考えを実は持っております。しかしいろいろの事情のために、なかなか思ったことが実現されないということが現実政治の実情でございますので、できるだけ御意に沿うように進めたいと思っております。
○竹尾政府委員 このたび政府から提案いたしました学校給食法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその改正の内容の概略を御説明申し上げます。 まず本法提案の理由の第一は、学校給食法の適用を中学校等義務教育諸学校に及ぼすことであります。すなわち現在小学校等において行われている学校給食は、昭和二十九年第十九回国会において成立いたしました学校給食法に基き実施されているのであります。この法律が、施行されて以来、小学校等におきまする学校給食は、教育の一環といたしまして実施されるべきであるという教育的な認識が深まり、これが普及の状況もきわめて順調な進展を示しているのでございます。しかしなが……
○竹尾政府委員 ただいま政府から提案いたしました万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容について御説明申し上げます。 まず、この法律案の提案理由を御説明いたします前に、万国著作権条約につきまして若干御説明いたしたいと存じます。 従来、著作権に関する多数国間条約といたしましては、ベルヌ条約と米州関係の条約とが併存対立しておりました。前者は、著作権の保護に関して無方式主義を原則とする条約であり、後者は、方式主義を原則とする条約でありまして、この両条約の統合は戦前から試みられましたが、実現を見なかったのであります。戦後ユネスコが設けられるに及びまし……
○竹尾政府委員 私どもはこの義務教育費国庫負担法を作りました趣旨は、当時もちろん地方交付金制度がございましたけれども、あの制度は河野委員も御承知のようにどのように使ってもよろしいということであって、特に義務教育費の額が非常に高額に上りましたので、ややともするとタコの足のように切られるというような危険も非常に多かったので、せめて義務教育費の給与に関する部分だけでもいわゆるひもつきにいたしまして正確に教職員方に差し上げたい、こういう趣旨であれを作ったのでございます。その結果は非常によかったと考えております。なお恩給につきましてもさらに正確に支給をして差し上げたい、こういう趣旨で今回の法律改正を行な……
○竹尾政府委員 ただいま地教委設置の当時の状況がどうであるかというようなお尋ねだと理解しておりますが、市町村に教育委員会を設置いたしますことは、これは河野委員よく御承知のことと存じますが、昭和二十三年、教育委員会法の制定施行によりまして、市町村にも教育委員会を作らなければならぬ、こういう規定がきまっておったのでございます。しかし当時いろいろの事情がございまして、都道府県と五大都市に義務設置といたしまして、あと普通の都市並びに町村は任意設置でよろしい、こういうことになりましたのですが、そういう考え方は昭和二十五年までこれを延ばそう、そういうことにきめられました。ところが昭和二十五年になりますと、……
○竹尾政府委員 御説ごもっともな点も多々ございまして、私どもがこの予算を獲得するに際しましては、われわれといたしましては非常な努力を払ったのでございますけれども、予算の大体の決定を見るぎりぎりのところまで、この南極探険と地球観測年の予算がなかなか思うようにつかなかったのでございますが、最後まで私どもががんばりまして、今予算書に計上しているような予算がとれたわけでございます。お説の通り、これだけでは非常に不備な点もございますし、何と申してもあの人跡未踏の南極に貴重な方々をお送りするのでございますから、そういう点も勘案いたしますると、これは非常に少い予算であるということを痛感してはおりますが、何と……
○竹尾政府委員 ただいまの高津委員のお尋ねは、この新しいと申しましょうか、今度の教育委員会法案提出のことだと思いますが、この法案は御承知のように全文ほとんど書きかえてはおりますけれども、その精神は従来の教育委員会法を改正する、こういう立場で提出したものでございまして、事新しく全然変った委員会法案を出す、こういう意味ではないのでございます。従来の教育委員会法の精神を取り入れまして、条文はごらんの通り全然変ってはおりますが、その精神は従来と同じような教育委員会法の精神にのっとって出したものであるということをよく御了承願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま申し上げました通り、精神におきましては……
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。先刻辻原委員さんが、二十七年の国会におきまする、地方教育委員会の制度を一年延ばすという政府提案が、衆議院を通って参議院にかかったときに解散になって、自然に義務設置になることになったと、こうおっしゃいましたが、(辻原委委員「逆です、逆です」と呼ぶ)御訂正されたようですが、これは逆でございまして、これは参議院先議で、この点にやはり少し問題があろうかと思うのですが、当時教育委員会の関係は、文部省では調査局が担当しておりまして、当時の久保田局長が、これはどういうお考えか、いろいろ事情もあったでございましょう。衆議院先議にせずに、参議院先議にいたしました。ところがその……
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。今高津委員のおっしゃいました中央集権という言葉でございますが、この中央集権的な局主主義の考え方につきましては、いろいろ御議論のあるところでございまして、局主主義の理論的な研究にも徹せられておる高津委員のことでございますので、民主主義の内容については十分御理解が深いと私存じ上げております。そこで中央集権的な方法によることがよいか悪いかというような点は、これはおのずから議論の分れるところでございますけれども、御指摘になられました第三条、五条、七条というような点は、そうした中央集権というようなことを目ざして、特にその方向に引きずっていくというような考え方でやったの……
○竹尾政府委員 新しく四十五名の調査員を任命いたしますのは、大体号俸から申しますと十三級どまりの人でございまして、それより下の人ももちろんあると思いますが、これは非常に厳重に調査をいたしまして、一番適切と思われる者を任命したいと思いますが、現在の調査員と申しますか、それも数はもちろん少くなりますけれども、並行してこれも存置して参りたいと思っております。任命の方法は現在の調査員のような――調査員の任命方法は従来通りとしたい、こう考えております。
【次の発言】 その点は、実はまだ審議会の意見を聞くということまでは決定しておりませんけれども、実際に意見を聞いてやってもよろしい、こういう工合に考えてお……
○竹尾政府委員 大学局長が先般三原分校を視察されて参りまして、なお詳しい点は局長から答弁があろうかと存じますが、私は包括的な意味合いにおきまして今の高津委員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。この点につきましては、三原分校は一つのケースでございまして、ケースの内容、種類についてはいろいろございますけれども、今高津委員の御指摘の通り地域的に二年課程をもって教育が終る、特に女子の関係につきまして今御指摘のようなお問いのようでございますが、その点につきましては私も同感の意を表したいと存じております。三原分校につきましては今御指摘の通り、私どももその歴史伝統環境等々につきまして相当詳しく調べてお……
○竹尾政府委員 お答え申し上げます。一応条件を備えておれば発行を許すことになっておりますので、その数の点は考えておりません。
【次の発言】 この法案を見ますと、昭和三十二年度の使用教科書についてのみ認めるわけでございまして、従って従来の既得権というものについてはしんしゃくしない、こう解釈してよろしゅうございます。
【次の発言】 御説の通り、特に戦後におきまして、各省ともいろいろ審議会に似たような組織と申しますか、制度がございますが、これは一面主管者である者の責任を回避するような傾向にあるのではないか、こういうお尋ねでございましたが、とりようによりましたらそういうようにとれないこともないかもしれ……
○竹尾政府委員 お答えを申し上げます。今小林委員のお説は、まことにごもっともな点がたくさんあろうと存じております。昨日も高村委員からいろいろその点を御指摘になられまして、かつ御注意をいただきましたが、考えようによりましたら、そういう点もあろうかと存じますので、実際の発行、採択、供給等々にあたりましては、御懸念のないように十分注意をしてやりたいと思っております。この法案を作りました趣旨は、御承知のように、よい教科書を安く供給いたしまして、かつ教師の教えることに対する意欲を失わせないように努力したい、こういうつもりでこの法案を作ったのでございますが、御指摘の点もまことにごもっともな点もたくさんござ……
○竹尾政府委員 まことにこれはお説の通りでありまして、すみやかに復活すべきものと思っております。そこで先般の行政改革と申しまするか、各省の課を二割減らしましたときに、私の方の省は、御承知のように課も少うございますが、九課減らしました。その中で課と同格の室は減らしたのですが、しかしながら特殊教育につきましては、最近非常に各方面からその重要性を説かれまして、私どももまことにその通りだ、こう思いまして、まことに残念に思っておりましたのですが、その当時私も宇都宮政務次官といろいろ折衝をしてお願いいたしまして、宇都宮政務次官といたしましても、一応こういう工合にはなったけれども、必要なところは復活をするか……
○竹尾委員 私はあまりお尋ねをしないつもりでいたのですが、たまたま米田委員から名質問が出ましたので、これに関連して、大臣にもう一度その点の御所信を確かめたい。 今米田委員の御質問の通りでありまして、オートメーションと原子力の時代になりまして、これから産業大革命が参りますので、御所信まことにけっこうと承わっております。この次の三十三年度の予算の編成も間もなく参りますので、私どもは具体的にこの問題を解決していただかなくては困る。そこで理振法の改正などもこれから審議していただくのでありましょうが、理振法、産振法などをさらに適切有効に運用いたしまして、十分大臣の御所信も断行していただきたい。と申しま……
○竹尾委員 関連して。ちょっぴりお尋ねをいたしますが、お答えのいかんによっては、問題が相当大きくなるだろうと思います。
これは管理局長にお尋ねいたします。ただいま各種学校に対する私学振興会ですか、あれの補助金を出しておる例もある、こういうお答えのようでしたが、それは具体的にはどういう学校でございましょうか。
【次の発言】 それでは今出ておる特例があるというような御答弁でしたが、それは間違いですか。
【次の発言】 そうおっしゃってくれればわかるのです。そこで、これは振興会の方で出してはならぬという規定はないわけですね
【次の発言】 その解釈は、もちろん準学校法人と学校法人は違いますが、しかしこ……
○竹尾委員 私立学校教職員共済組合法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。 私立学校教職員共済組合法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 附則第一項中「昭和三十二年四月一日」を「昭和三十二年六月一日」に、「同日以後において」を「同日から起算して二箇月をこえない範囲内において」に改める。 附則第二項中「この法律の施行前」を「同項の改正規定の施行の日前」に、「この法律の施行後」を「同日以後」に改める。 附則第三項を次のように改める。 (標準給与に関する経過措置) 3 昭和三十二年六月一日前に組合員たる資格を取得して同日まで引き続き組合員たる資格を……
○竹尾委員 ただいま議題になりました法案につきまして、提案者にお尋ねをいたしますと同時に、委員長にあらかじめちょっとお願いしておきたいのですが、これは文部当局にも至大な関係がある法案であることはもちろんのことです。そこで稻葉政務次官がお見えで、政務次官でもけっこうなわけですけれども、私もいろいろこれに体験を持っておりまして、政務次官の御答弁でもよろしいが、しかしこれはある意味で文教政策の一つの根本に触れる問題ですから、大臣もぜひ御出席を願いたいと思うのです。と申しますのは、きょうは委員長御承知のように人事院総裁から自治庁長官からみんなお呼びしたのですが、全部やむを得ない、ほかにとられてこられな……
○竹尾委員 ちょっと関連して。私は与党の委員なんで、文部省の中も少しは知っておりますので、あまりお尋ねしたくはないのです。――特にこのように持病も持っておって、発言するのも非常に苦しいのですが、今季光参考人のおっしゃられる言葉の中で――平光前教授は有名な教授であったし、それからただいま御質問の河野委員もお医者で、研究室にも長くおられたので、今河野先生がお尋ねの件について平光前教授がお答えになりましたお言葉の中で、おそらく河野委員もあるいは内心は失笑されておるような点もあったのじゃないか、こう私は推察申し上げます。 そこで、今医学部大学には前のような封建制が非常に払拭されておる、こういうお言葉……
○竹尾弌君 それでは松村文部大臣にお尋ねを申し上げます。
まず大学の制度と申しましょうか、そうしたものに関するお尋ねでございますが、私大臣からそういうことを承わったような記憶があるかどうかこれもちょっとぼんやりしておりますけれども、大臣は大学の数をふやさない、そうして内容を充実する、数はできるだけ――できるだけよりか絶対にふやさない、こういうような御方針のように承わっておりますが、その通りでございましょうか。
【次の発言】 今大臣のお言葉で、原則としてはふやさない、こういうお言葉のようでしたが、原則としてはふやさないけれども、必要やむを得ない場合にはふやすというようにとってよろしゅうございま……
○竹尾政府委員 専務当局へのお伺いでございましたが、前半少し政務にも関することでございますので、答弁さしていただきます。 辻原さん御承知の通り三十一年度の予算の獲得につきましては、特に今お尋ねの点につきましては、私どもも非常に微力を尽したつもりでございまして、これははっきり申し上げていいか、どうか存じませんが、大蔵省の方では定額実人員ということを非常に主張して参りました。その点につきまして私どもも強硬に反対をいたしまして、とにかく実員実額、現員現給という建前を固執いたしまして、その通り一応納得していただいたというような実情でございまして、この点については私どももかなり長い時間折衝を続けて参っ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。