足立篤郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

足立篤郎[衆]在籍期 : 24期-26期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期
足立篤郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは足立篤郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

足立篤郎[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第34号(1955/06/28、27期、自由党)

○足立篤郎君 私は、米価並びに食糧政策に関しまして、自由党を代表して政府の所信をたださんとするものであります。  昨日新聞に発表されました本年度米価一万六十円につきましては、全国の農民はまさに落胆をいたしております。政府がすでに決定しました予約買付制度につきましては、集荷の第一線に立つべき農業団体等はすでに協力能勢をとりまして、予約買付数量の末端における割当等さえもやつておるのでありますが、この米価では全く集荷の見通しが立たないということで、いわばお手上げの形になっておるのであります。今後困難なる集荷の第一線に立つべき人々がかかる状態でありますことは、重要なる国の食糧政策の観点から、まさに憂う……

足立篤郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

足立篤郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産委員会 第2号(1955/03/28、27期、自由党)

○足立委員 ただいま大臣のごあいさつの中に、増産対策についていかにも自分が冷淡なような誤解を受けておるが、そうではないのだという御弁解を伺いました。大臣は去る十二月に御就任になりまして以後、こういうことを言われたことはございますか。すなわち食糧増産対策のために、土地改良その他今まで政府は補助金をたくさん出している、これはばかばかしいことだというようなことを言われたことがありましょうか。もしかような御発言をいかなる機会であるとは言いながらおやりになったとするならば、増産対策に冷淡であるというような誤解があるとおっしやいましたけれども、これは誤解ではなくて、正解といわざるを得ないと私は思う。まあこ……

第22回国会 農林水産委員会 第11号(1955/05/12、27期、自由党)

○足立委員 私も勉強が足りないのでどうもはっきり御質問できないのですが、今度の予約買付制度を実施されるについて、長官より現在の法律との関係、基本的な問題についてどのようにお考えになっていらっしゃるか、この点だけ伺いたいのです。つまり第三条との関係、予約で十分目的を達しない場合の処置などについてもお考えになっているのではないかと思います。また根本的には現在の食管法の建前からして、こういう制度が果して法律改正なしに許されるのかどうかという点について、御検討になったと思いますから、その結論だけお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はただいまの御説明でわかりましたが、それはこういうことな……

第22回国会 農林水産委員会 第12号(1955/05/13、27期、自由党)

○足立委員 ただいま官房長から説明のありました法案の取扱いにつきましてちょっと伺っておきたいと思います。家畜共済の臨時特例に関する件でありますが、ただいま官房長の説明にも、なお慎重を期するために死廃病傷の全面的な一元化についてはしばらく見合せて、一年間臨時特例を延長するのだ、しかし数日間研究させてくれという含みのある御説明でありますから、なお農林省としても御研究になるものと思います。私の承知しておる範囲では、共済制度につきましてはいろいろ農民から非難や不満がございますが、この家畜共済に関する限り特に疾病傷害を一元的に取扱うということを試験的にやりました地域につきましては、意外に評判がよいという……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/06/14、27期、自由党)

○足立委員 ただいま上程されました法案に関する資料を要求いたしたいと思います。  過去三ヵ年における月別の次に申し上げる資料を御提出願いたいと思います。国内価格の変動、この価格につきましては輸入価格、卸売価格、小売価格を、できるだけこまかに提出していただきたいと思います。それから過去三ヵ年間における月別の輸入数量、なお国内における消費数量は明確にはわからないかもしれませんが、わかるだけあげていただきたい。つまりランニング・ストックになった分と消費された分、それから国内における砂糖の価格の変動の影響を受けて、どの程度澱粉あるいはブドウ糖、テンサイ糖、なおまたカンショ、バレイショ等の価格が変動した……

第22回国会 農林水産委員会 第39号(1955/07/13、27期、自由党)

○足立委員 関連して……。ただいまの足鹿委員の質問に対しまして農林大臣は、建物任意共済につきましては農協に一元化する方向で法律改正の準備をいたしたいという御答弁がありました。これは実は非常に重大な問題であります。なぜかならば、これは懸案事項として現在制度改正協議会の重要な議題の一つになっておるにかかわらず、いまだ協議会で全然審議をされておりません。かねて農林大臣は、なおまた政府は、学識経験者及び国会代表等を網羅して作られたこの協議会の意思決定を待って善処しますということをたびたび言明されておるにかかわらず、政府がお作りになった協議会の議を経ずしてそういう答えを出されるということは、今までのいき……

第22回国会 農林水産委員会 第40号(1955/07/14、27期、自由党)

○足立委員 私は提案者の一人でありますので、質問するのはまことにおかしなかっこうになりますが、改良局に対して希望的な質問を申し上げます。このねらいは、提案者からいろいろ御説明があったと思いますが、特に問題になっている農薬の関係の問題は、私は農薬使用に対する今までの改良局のやり方は、防疫所などは非常に熱心にお作りになったけれども、あれほど危険なものを農民に扱わせて防除しているのに対して、どうも今まで指導方針が確立されていなかったのではないかということを感ずるのです。それがためにいらざる犠牲を起してきた。有明湾のごときものは、あなたの方が直接背任とは申しませんけれども、少くともこの養蜂業者が非常に……

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、自由党)

○足立委員 ただいまの平野委員の質問に関連いたしまして一点だけ農林省のお考えを明白に承わっておきたいと思います。私は特に農地局長に御答弁をわずらわしたいと思います。ただいま平野委員からも御指摘がございましたごとく、政務次官は、万やむを得ません場合には競売にすることもあるという意味の御答弁をなさいました。この制度からすればあるいはこの御答弁も当然であるかもしれません。しかしこの点に重大な要素を含んでいると私は思います。私の見方では、自由経済主義制度と農地統制という異なれるイデオロギーのもとにある制度を結びつけるその接点になる点が一番むずかしい問題ではないかと思います。政治的にもまた事務的、技術的……

第22回国会 農林水産委員会 第48号(1955/07/27、27期、自由党)

○足立委員 農林大臣の御弁解は伺っておきましょう。しかし私が一番心配をすることは、ことしの民主党内閣でお出しになった農林関係予算はまことに少い額である。特に土地改良増産対策につきましては、農林大臣はどういう根本的なお考えを持っていらっしゃるかどうかということは別にして、現実数字になって現われたものは非常に少なかった。これでは農村の発展もないし、食糧の自給さえもできない。農林省自身がお作りになった五ヵ年計画等と比べましても、この数字とは問題にならないわけであります。私が心配しますのは、大蔵省あたりの財政当局は、えてして前年度を基準にしてということをやりがちなんです。そうなると来年度にいきまして、……

第22回国会 農林水産委員会 第50号(1955/07/29、27期、自由党)

○足立委員 安売りをなさるわけですけれども、その安売りをなさる価格、この一点だけお伺いします。生産者価格となっていますが、一体幾らで売られるのですか。
【次の発言】 そうしますと、現在成育しつつある水稲が今度の水害で被害を受けた。それで期待される米がとれなくて減収になって、農家の生活に著しい影響を及ぼして、この法律の適用を受けて、安売りを受ける場合には、三十年産米の価格ということになるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、今あなたがおっしゃったように、二十九年にとれた米を保有しておって、これが今度の水害で流失、埋没等によって農家が食糧がなくなって因った場合だけに限って、二十九年度の価格を……

第22回国会 農林水産委員会 第51号(1955/07/30、27期、自由党)

○足立委員 監督の衝に断ります林野庁の責任者にお伺いいたします。提案されました狩猟法の改正がもし実施されました場合、空気銃の取締りにつきまして、この法案に示されました内容で果してその所期の目的を達し得るかいなかという点が、この法案の審議に当って一番の眼目であろうかと思います。特に猟銃と同じ扱いになるわけでありますが、猟銃を所持し、なおかつ空気銃を所持いたしまして狩猟免状を得た場合には、猟銃をもって狩猟いたしましても自由になろうかと思いますが、その反面空気銃のみを持って狩猟免状を受けた場合いろいろな問題が起ってくるのではないかということを予想いたすのであります。たとえば火薬につきましても一々やか……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第5号(1956/02/09、27期、自由民主党)

○足立委員 開拓融資の問題に関しまして資料を要求いたしたいと思います。今手元にいただいております資料の中にないようであります炉、従来開拓者に対しまして政府が貸し付けました金額の内容及び償還の状況、さらに開拓組合における債務の内容、特に私が注目いたしたいと思っておりますことは、すでに債務が償還不能に陥っておる面が実際には相当あるのではないか、これに対する将来の対策なしに今後このまま継続することは非常に問題が累積してくるのじゃないかと思う点がございますので、そういう点をなるべく明らかにする資料を御提出願いたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第11号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○足立委員 関連して。ただいま石田委員から融資手続の点につきまして御質問がありましたが、それに関連して一点だけ総裁に伺っておきたいと思います。  私も実はあるケースにぶつかりまして、非常に不合理だと感じた点がありますので、この点について総裁のはっきりとした御見解を伺っておきたいと思うのであります。ある農業協同組合が融資を受けて倉庫を作るという段取りになりまして、公庫の方の認可を得て金が借りられるというので、さっそく手配をして着工いたしたわけでございますが、さて金を借りるという段階にいきますと、県信連を経て借りるわけでありますが、県信連の方は金を支払った領収書を持ってこい、領収書を持ってこなけれ……

第24回国会 農林水産委員会 第18号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○足立委員 最初に事務当局にお伺いいたしますが、この法律の適用によりまして急傾斜地帯として指定を受けました地区において、法に定める農業振興計画を樹立してこれを実行に移す場合、具体的にどのような恩典といいますか、補助金等の差別等がございますか。現在やっております具体的な事実をお示し願いたい。
【次の発言】 今農道のお話だけあったのですが、ほかにはそういう農道に示されているような事実はありませんか。
【次の発言】 その運用の問題ですけれども、たとえば農道を取り上げて、傾斜度によって三割の補助をするとか、四割の補助をするとか、あるいは最高五割の補助を与えるとかいう場合に、農道だけの計画でも取り上げる……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○足立委員 ただいま議題と相なりました足立篤郎外三名提出、有益鳥獣の保護増殖及び狩猟の適正化等に関する特別措置法案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  狩猟に関する基本制度を定めております狩猟法は、大正七年に制定を見ました後、今日まで数回にわたって改正せられておりますが、最近では昭和二十五年に大幅な改正が行われ、鳥獣の漸減傾向に対処しまして、狩猟鳥獣の捕獲、に関する農林大臣または都道府県知事の一般的な禁止または制限の権能、キジ、ヤマドリ等本邦独自の鳥類につき、その捕獲数の制限と販売禁止等の法的規制をはかることにより、鳥獣の捕獲を適正なものとするように努めるとともに、他方では、鳥獣保……

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/08、27期、自由民主党)

○足立委員 政務次官にお伺いしますが、二十八年の凍霜害の経験にかんがみまして、いろいろ政府で施策を行いますけれども、実際に生産農家にとって一番影響の大きい問題と申しますか、跡始末で一番困る問題は、所管が違う関係で非常にちぐはぐになって困っておる実態が起るのは、実は税金の関係です。減免措置をとるということは、必ずこういう場合の要綱等にもお題目のようにうたわれますが、現地に行きまして税務署がやってるやり方、態度等を見ますると、きわめて事務的なんです。特にお茶などの場合には、その傾向が強いわけですが、たとえば一番茶がやられる。凍霜害を受けるのは一番茶に限ってるわけですが、そうすると勢い需要供給の関係……

第24回国会 農林水産委員会 第38号(1956/05/14、27期、自由民主党)

○足立委員 今回凍霜害現地視察団の第二班として、淡谷委員とともに、五月十日より十二日に至るまで、山梨県及び長野県の各地を視察いたしました状況を簡単に御報告申し上げます。まず調査の順路に従いまして、そのつど調査見聞いたしましたことを中心に御報告いたします。最初山梨県庁に参りまして、現地参加の古屋代議士を交え、天野知事、農務部長、農林省統計調査事務所長、県会議員団等より、県下の被害状況の全般並びにそれに対しての対策、要望等を聴取いたしました。  山梨県における五月十日までに集計されました被害総額は、五億六千万円以上と予想されまして、昭和二十八年四月の三億八千二百万円をはるかに上なのは県北部の北巨摩……

第24回国会 農林水産委員会 第45号(1956/05/29、27期、自由民主党)

○足立委員 ただいま原委員から御質問のありました狩猟者試験の点につきましては、原案の第八条に規定されておるところでございますが、原案によりますと、ただし書がありまして、すでに狩猟免許を受けたことがある者は免除するという規定になっておるわけでございます。しかしながら、ただいま小川豊明君から提案されました修正案によりますと、このただし書を修正いたしまして、「ただし農林省令で定める者についてはこの限りでない。」というふうに改めたいという御提案があったわけでございます。この規定につきましては、私提案理由の説明の際にも申し上げたのでございますが、本来狩猟を禁止せんがための試験を行うという趣旨のものでは絶……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○足立委員 関連して。今の足鹿委員の山口さんに対する質問に関連して山口参考人に一言だけお伺いしておきたいと思います。山口さんがわれわれに御配付になりました農業委員会等一部改正法律案に対する公述要旨という書面を拝見しますと、総論の「(イ)一市町村一委員会の原則を貫くこと。」同じく「(ハ)行政一元化のため、農業委員会の行う行政は全面的に市町村に移管すること。」こう書いてある。これから考えて参りますと、山口さんの御意見は、農業委員会というものが市町村に存在することはかまわないけれども、行政事務の方は市町村に移管してもらった方が事務が簡素化するし、うまくいくのだという御意見であるように私は理解しておっ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 当委員会から大蔵大臣の御出席の御要求がございまして、本来大臣が出席をして御答弁申し上げるべきでございますが、御承知のような状況でございますので、私かわってまかり出たわけでございます。井岡委員のお尋ねでございますが、国鉄が公社として発足いたしまして以来、その基本的な方針といたしましては、今までに主計官からもたびたび御答弁申し上げました通り、独立採算制を基本といたしまして、みずからの力でみずからの設備も整備をしていくという建前で、公共企業体としてこれが発足していることは、申すまでもございません。ただお尋ねの第五条の第二項に「政府は、必要があると認めるときは」云々と、投資をすることが……

第26回国会 決算委員会 第2号(1957/02/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 大蔵大臣が予算委員会の関係で御出席できませんので、私がかわって御説明を申し上げたいと存じます。  昭和三十年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同国税収納金整理資金受払計算書及び同政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに、本国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和三十年度の予算の執行につきましては、予算編成の趣旨に従い、かつその目的の実現に鋭意努力いたしますとともに、その経理につきましては、厳正かつ適正な執行に配意いたしたのであります。  これがため研修等の強化により会計職員の資質の向上に努めるとともに、他方会計諸制度につきましても……

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第17号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 あんこの大きさの問題の御質問のようでございますが、せっかく東北開発促進法案というりっぱな法案を通そうという際でございます。あんこはなるべく大きい方がけっこうだと思いますので、大蔵省としても、今お話のように自治庁側とも相談いたしまして、その趣旨を生かすように善処いたしたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 第40号(1957/04/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件のうち全専売労働組合関係、同じく全印刷局労働組合関係、同じく全造幣労働組合関係の三件につきましてその提案の理由を御説明申し上げます。  最初に全専売労働組合関係につきまして申し上げます。  昭和三十一年十二月二十日全専売労働組合は、昭和三十一年新賃金に関する要求を日本専売公社に対し提出し、また、同日日本専売公社は、全専売労働組合に給与制度の改正案を提出し、それぞれについて団体交渉を重ねました。このほか、公共企業体等中央調停委員会の昭和三十一年三月三日付「日本専売公社職員に対する昭和三……

第26回国会 大蔵委員会 第1号(1957/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 お許しをいただきまして一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。  今回はからずも大蔵政務次官を拝命いたした次第でございます。もとより浅学非才、その任にあらざるものでございます。ことに大蔵関係につきましては、私全くしろうとでございまして、委員の皆様方に何かと御指導を賜わり、あるいは御迷惑をおかけする面が多いのではないかということを心中おそれておる次第でございます。しかしながら、自分といたしましては精一ぱい努力をいたしまして、御期待に沿いたい決意でございますが、今後ともよろしく御指導、御鞭撻のほどを切にお願い申し上げる次第でございます。一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)

第26回国会 大蔵委員会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案外四法律案の提案の理由を御説明申し上げます。  最初に、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案について申し上げます。  この法律案の内容は、食糧管理特別会計法第四条の二の規定によりまして、食糧管理特別会計の負担に属する証券、借入金及び一時借入金の限度額が三千五百億円と定められておりますのを四千四百億円に引き上げようとするものであります。  この会計の負担に属する借入金等の額は、例年の実績を見ますと、おおむね十一月中に最高額に達しておりますが、昭和三十二年度におきましても、この会計の収入及び支出の状況を勘案いたしま……

第26回国会 大蔵委員会 第4号(1957/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外二法律案について、提案の理由を説明いたします。  政府は、国税及び地方税を通じて、わが国の最近の諸情勢に即応すべき合理的な租税制度を確立するために、一昨年八月以来臨時税制調査会を設けて税制改正の諸方策について鋭意検討を加えて参りました。昨年末その答申を得、その後さらに検討を重ねた結果、租税及び印紙収入について多額の自然増収の見込まれる昭和三十二年度を期して、所得税を中心とする直接税の大幅な減税を行い、あわせて最近の経済情勢に即応するよう租税上の各種特別措置の整理合理化をはかるとともに、道路整備の財源に充てるため、揮発油税の……

第26回国会 大蔵委員会 第5号(1957/02/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました資金運用部預託金利率の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  郵便貯金特別会計の収支の不均衡を緩和するために、昭和二十七年四月資金運用部預託金利率の特例に関する法律が施行されまして、同年度以降当分の間の措置として、郵便貯金特別会計から資金運用部に預託された資金で約定期間が五年以上のものに対しては、資金運用部資金法に規定する年五分五厘の利子のほかに、年一分以下の範囲で毎年度逓減するような特別利子を付することとし、その特別利子の利率は政令で定めることといたしました。この特別利子の利率は、二十七年度は一分、二……

第26回国会 大蔵委員会 第6号(1957/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 お答えいたします。春日委員仰せの通り、年末金融対策といたしまして、国民金融公庫において十一億七千万円、中小企業金融公庫におきまして八億円、それぞれ年間の資金繰りを勘案いたしまして、第三・四半期において第四・四半期の予定分のうちから繰り上げて資金運用部資金から借り入れたのであります。両公庫の第四・四半期の貸し出し額は、この繰り上げを行なった後におきましても回収金が増加をいたしておりますので、私どもの方の算定におきましては、当初計画いたしました予定をなおかつ若干上回るであろうという予想は成り立つのでございますが、最近の中小企業金融の実情にかんがみまして、両公庫による金融を円滑にする……

第26回国会 大蔵委員会 第7号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案外七法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  まず交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  政府におきましては、今般、特別とん譲与税に関する制度を創設することといたしまして、今国会に特別とん譲与税法案を提案いたしているのでありますが、これに伴いまして、特別とん税収入及び特別とん譲与税譲与金に関する経理を、交付税及び譲与税配付金特別会計において行うため、交付税及び譲与税配付金特別会計法に所要の改正を加えようとするものであります。  また、地方財政の……

第26回国会 大蔵委員会 第8号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案外四法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  まず国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案について申し上げます。  行政財産のうち、国の事務もしくは事業または企業の用に供している庁舎その他の建物、その付帯施設及びこれらの敷地のうちには、必ずしも適正かつ効率的に使用されていないものがあり、ことに平面的に散在して市街地の発展を阻害しているものが少くない現状であります。従いまして、これらの庁舎等につき使用調整を行なって、その使用方法を一そう合理的なものとする必要があり、さらに、庁舎等のうち特定の建築……

第26回国会 大蔵委員会 第10号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法案外三法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  まず租税特別措置法案について申し上げます。  現在の税制では、貯蓄の奨励、内部留保の促進、輸出の奨励、設備の近代化の促進等、各種の政策的配慮に基いて多くの特例が設けられているのでありますが、最近におけるわが国経済の発展には目ざましいものがあり、これらの制度が創設された当事とはかなり情勢が変化しているのでありまして、最近の経済情勢に照らして、これらの特別措置を全面的に再検討する必要があると認められるのであります。現在、これら特別措置は、主要なもののみで約三十項目に及びこれによる……

第26回国会 大蔵委員会 第11号(1957/03/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいまの御質問でございますが、私も新聞記事をはっきり記憶いたしておりませんが、大蔵省がそういう見解を発表したという意味の記事は、私は見かけなかったのであります。あるいは新聞記者の推測記事として、大蔵省は次のような根拠で反対の意向であるというふうな意味のことを出したかもしれませんが、それは漏れたような気がいたしますが、私の方も内部を調べてみましたけれども、さような見解を発表し得る権限のあるのは大臣一人でありまして、大臣もおっしゃったことはございませんし、事務当局も、かりに調査研究の過程におきましても、そういう内容を漏らして新聞に意見を発表したというような事実はございません。その……

第26回国会 大蔵委員会 第14号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました関税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における関税犯則事件の状況等に顧み、外国貿易船等でない外国往来船等についても入港届の提出を要することとし、外国往来船への交通及び貨物の保税地域への出し入れについての規制並びに輸出入についての虚偽申告等に対する罰則を強化するとともに、不開港出入の許可手数料について減免規定を設ける等のため、関税法の一部を改正しようとするものであります。  まず外国貿易船等でない外国往来船等、すなわち通常外国に寄港する遠洋漁業船、海技練習船等につきましては、従来は入港届……

第26回国会 大蔵委員会 第15号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました国家公務員等退職手当暫定措置法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  勤続期間二十五年以上で退職する国家公務員等に対し、整理退職の場合と同じ割増率の退職手当を支給するとともに、日本専売公社及び日本電信電話公社の役員を国家公務員等退職手当暫定措置法の適用から除外するためにこの法律案を提出した次第でございます。  次に、その改正の要点を御説明いたします。  第一点は、二十五年以上勤続した国家公務員等の退職手当についてであります。  現行国家公務員等退職手当暫定措置法によりますと、退職手当の最高率は、定員の減少また……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 石野委員のおっしゃいますことは、私も国会議員の一員としてよくわかるわけであります。目的税にいたしました当時の私どもは、おっしゃる通り、急速に道路を整備したい国民的な強い要望に基きまして、この意思を反映して、国会で目的税にしたということは、申すまでもございません。もちろん政府としても、財政の許す限り、一般会計におきましてもできるだけこれに金を支出いたしまして、より一そう急速に道路の整備ができるようにはからなければならないことは当然でございます。さりながら、今回の場合におきましては、主税局長から今まで詳しく説明を申し上げました通り、諸外国との比較その他、いろいろ負担力等も考え合せま……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました国有財産法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  国有財産は、現在相当巨額なものとなっておりますので、その管理及び処分を適正に行うことに資するため、国有財産審議会を法制化するとともに、国有財産の境界の確定に関する規定を設ける等、規定の整備をはかる必要がありますので、ここに国有財産法の一部を改正する法律案を提出いたした次第であります。  以下、この法律案の概略を御説明申し上げます。  まず第一に、昨年四月、閣議決定をもって大蔵省及び各財務局に設けられた国有財産中央審議会及び国有財産地方審議会を法制化し、国有財産の管理及び処分について、民間……

第26回国会 大蔵委員会 第19号(1957/03/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 今加納総裁からお答えがありました通り、こうした公益的な事業でございますから、まっ正直にコストを明らかにして家賃をきめたという処置は、私は妥当だと思います。しかる上に固定資産税がきまりますれば、当然資金コストに入るべきものでありますから、これを払っていただくということはやむを得ないことであると考えております。
【次の発言】 私に対するお尋ねが前段にございましたので、申し上げたいと思います。井上委員は、公務員宿舎と御比較になって御意見がございましたが、これはおっしゃる通り、確かに公務員宿舎は安いわけでございます。これは特別な措置をとっておることは、井上委員よく御承知の通りであります……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 本年度の経過的な措置といたしまして、特に十五万円を認めるという趣旨で決定をいたしたのでございますが、これは、申すまでもなく今回の法律改正に基きまして、政令に基いてこういったワクを指定するわけでございます。しかし、この法律改正前に決算等が行われました銘柄のものも、この配当の行われる時期が四月一日以降になりますれば、その適用を受けるわけでありまして、これが相当数に上るのではないか。言いかえれば、法律改正によって起るこういった事案をはかり知らなかったものも、その適用を受けるということになりますので、本年度におきましては、相当程度緩和をいたしたいということで、十五万円ということにいたし……

第26回国会 大蔵委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 横山委員御主張の御説につきましては、ごもっともの点が多いのでありますが、本件は何分運輸省、地方自治庁その他関係の機関が多いのでございますので、政府部内におきまして十分に検討を遂げまして、御説のごとく減収となります地方自治体に対する補てん等の措置及び港湾発展のための予算的措置等につきましては、できるだけその目的を達しますように、今後政府といたしまして善処をいたしたいと考えております。
【次の発言】 私が先ほど政府の見解をまとめて御答弁申し上げました点と、ただいまの答弁との間の食い違いについて、重ねての御質問でございますから、誤解をなくしますために私から御答弁申し上げますが、昨日の……

第26回国会 大蔵委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました塩専売法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  この法律案は、塩専売法及びしよう脳専売法を改正いたしまして、塩並びに粗製ショウノウ及びショウノウ原油の収納価格の決定を公正妥当なものとするために、日本専売公社に塩収納価格審議会及びしよう脳収納価格審議会を設置しようとするものであります。  塩並びに粗製ショウノウ及びショウノウ原油の収納価格の決定いかんは、専売事業の経営にとっても、また塩製造業者並びに粗製ショウノウ及びショウノウ原油の製造業者にとっても重要な事柄でありますので、従来から日本専売公社においては慎重に……

第26回国会 大蔵委員会 第25号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいまの御質問は、法律的な問題につきましては、今管財局長からお答え申し上げた通りでございますが、政治的な面を申し上げますと、これは、やはり公共企業体がその経営計画を立てていきます上におきまして、そういう処分をすることが果して経営上健全であるかという観点に立っての、政府としての判断ということでは、政治的に関係する面があると思います。その程度の関連を打つというふうに御理解願いたいと思います。

第26回国会 大蔵委員会 第27号(1957/04/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました国有財産法第十三条の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  まず第一は、皇居仮宮殿の改装工事であります。諸外国の大公使等の謁見、接伴等に利用しております仮宮殿は、宮内庁庁舎の三階を改装したもので、宮殿としては不完全な点がありますので、その一部に修繕、模様がえ等を行なって整備しようとするものであります。  第二は、仮宮殿前広場の舗装工事であります。仮宮殿車寄せ前の広場の路面は、現在砂利敷となっておりますが、この地域を舗装しようとするものであります。  第三は、皇居平川橋の改修工事であります。平川橋は、大正十五……

第26回国会 大蔵委員会 第28号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案外一法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  最初に酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  この法律案は、最近における酒類の生産及び取引の状況並びに酒類業組合制度の運営の状況に顧みまして、酒類業組合等が行う事業の範囲について実情に即するように改善を加え、酒類業組合に総代会を設けることができることとする等、規定の整備をはかるため酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正しようとするものであります。  以下改正の内容につきまして、そ……

第26回国会 大蔵委員会 第30号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 お答えいたします。先般の委員会におきまして石野委員からお尋ねのありました、いわゆる四公庫の給与の問題につきましては、御指摘の通り、私が再検討いたす旨のお答えをいたしました。私も、さっそく事務当局にその検討を命じてございます。しかしながら、御承知の通り、ちょうど時を同じくして仲裁裁定の問題が起きまして、同じ事務局がほとんど連日徹夜の作業を続けるというような状態で今日に至ったわけでありまして、今明日中に大体の見通しがつくだろうというような状況にまでなって参ったわけでございまして、せっかく四公庫の問題につきまししも検討をさして参ったのでありますが、本日この席上で、政府の腹がこうきまっ……

第26回国会 大蔵委員会 第31号(1957/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました準備預金制度に関する法律外三法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  最初に準備預金制度に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  わが国における通貨調節手段としては、現在公定歩合政策及び公開市場操作があるわけでありますが、これらに加えて、この法律により新たに準備預金制度を創設して通貨の調節のための手段を完備し、わが国の金融制度の整備をはかろうとするものであります。  本制度は、昨年七月発足いたしました金融制度調査会において、半年にわたる慎重な検討の結果、去る二月二十一日に大蔵大臣に答申された準備預金制度に関する答申……

第26回国会 大蔵委員会 第33号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま別途国会で御審議を願っております、臨時恩給等調査会設置法が成立を見るものと私どもは期待をいたしておるわけでございまして、ただいま横山委員御指摘の通り、この調査会ができました場合には、ただいま御意見のありました点につきましても、政府はもちろんこれを諮問いたしまして、その結果を待って誠意をもって善処をいたしたいと考えております。
【次の発言】 横山委員の御意見につきましては、私どもも御趣旨はよくわかりますので、ただいま御発言のありましたような気持で今後処置をいたしたいと思っております。

第26回国会 大蔵委員会 第35号(1957/05/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 今までに理財局長からその点についてあるいはお答えを申し上げているかと思いますが、銀行準備券の問題等もございますし、最近の実際上の貨幣価値の問題、いろいろ理論的な根拠といいますか、問題があるわけでございます。そういう点から、結論としては、一万円札あるいは五千円札を発行いたしたいという、政府としては考えでおります。しかしながら、申すまでもなくその時期等につきましては、最近のインフレ気がまえというような問題もございますし、御指摘の通り、一般国民経済に与えます影響等も慎重に考慮いたしまして、万一予測せざるような影響を及ぼすことのないように処置をいたしたいというふうに考えております。

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 本法律案によります資産再評価の税率につきましては、政府といたしましては、過去において行いました資産再評価の場合における税率との権衡及び中小企業の実情等十分に考慮いたしまして、政府原案に示されております二%の税率は、政府としては最低の税率を選んだつもりでございます。従いまてし、ただいま御提案になりました修正案による税率の修正につきましては、政府としては直ちに賛成をいたしかねるのでございますが、最近における中小企業の実情等も考慮されまして、特別なる対策としての修正でございますので、政府としてもやむを得ざるものと考える次第でございます。

第26回国会 大蔵委員会 第38号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 横山委員の御質問でございますが、私も過去のいきさつ等には暗いものでございまして、事務的な問題、あるいは実態に関する内容の問題等につきましては、管財局長からお答えをいたしたいと思いますが、ただいまお尋ねのこの法案を政府が提案いたしますまでに払いました政治的な考慮はどうかということでございます。基本的な問題といたしましては、日本が歴史始まって以来初めて体験いたしましたこの占領という事実、またこの占領軍の持っております特権によりまして、日本の政府が所有いたしておりましたものも、あるいは国立銀行である日本銀行が持っておりましたものも、あるいはまた個人が持っておったものさえも、その貴金属……

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 私も、具体的な経過につきましてはよく存じませんので、的確なお答えを申し上げることができないことは、まことに遺憾に思います。横山委員御指摘のようなうわさは、私どもも、国会におきましてちらほら耳に入ったことがあるわけでございますが、これは、昨日もお答え申し上げた通り、絶対の権力を持っておった占領軍の接収中に起った間違いではないかというふうに想像いたしておるのでございます。しかしながら、これは昨日来正示管財局長からも申し上げております通り、いかんせん、日本政府としては全然手の届かなかった時代の、その空白の期間中のできごとではないか。従いまして、政府としては、先ほど管財局長からお答え申……

第26回国会 大蔵委員会 第41号(1957/05/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立説明員 お答えいたします。申すまでもなく、国有財産の無償貸付ということにつきましては、現行法におきましては、国有財産の無償貸付を行なつでおりまするのは、地方公共団体が公園とか道路とかいうようなきわめて公共性の強い施設の用に供する場合に限られておるのでございます。従いまして、本法案に示されておりますような、社会福祉事業と一口に申しましても、いろいろな場合があるのでございまして、たとえば国有財産のあるところにある法人と、そういう利益が得られない法人というようなもの、その間に生ずる不公平というような点も考慮されるのでございます。なおまた、こうした社会福祉事業の健全な運営をはかる見地から、政府と……

第26回国会 地方行政委員会 第17号(1957/04/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 お答えいたします。最初にこの法案がおくれているじゃないかという御質問に対しまして、自治庁政務次官からお答えがあったようでございますが、地方行政委員の皆様にはこの問題について大へん御心配をかけて参りました。私どもも一日も早く解決をいたしたいと思いまして、できるだけの努力をして参ったつもりでございます。問題の本筋につきましては、九分九厘と申し上げていいくらい実は話し合いはまとまっておるわけでございまして、一日も早く国会に提案をいたしまして皆様の御審議をわずらわしたいと思っておる次第でございます。ただ今御指摘の交付金の扱いの問題につきまして、政府部内におきまして意見の食い違いが若干残……

第26回国会 内閣委員会 第18号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいま議題となりました特別職の職員の給与に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  本法案は、今般、一般職の職員の給与制度の改正が行われることになりましたのに伴い、特別職の職員の一部につきまして一般職の職員との権衡を考慮して給与の改訂を行うほか、特別職の職員であって常勤を要する国家公務員として長期間在職した者について特別手当を支給できるようにする等のため、特別職の職員の給与に関する法律に所要の改正を加えようとするものであります。  次に改正の要点を御説明申し上げます。第一、特別職の職員のうち俸給月額が七万二千円以上の者及び憲法調査会の委員等のいわゆる非常勤……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案に対し出して政府の所見を申し上げたいと存じます。  今回御提案になられました農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案によりまして、従来国の助成を受けて参りました再建整備組合が再建途十にあるわけでございますが、この法律改正が成立いたしました暁におきまして、その処理についての方針を政府において決定をいたすわけでありますが、これにつきましてはこの法律改正の御趣意にもあります通り、現在経営難で赤字を出しております組合につきましては、すみやかにその債務を免除する措置をとりたいと思っております。なお黒字の組合につきましては、政府におきましてそ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会 第11号(1958/02/27、27期、自由民主党)

○足立委員 輸入の問題に関連して、簡単に自動車の問題を伺つておきたい。新聞を見ますと、政府が数百台の外車を輸入することに決定したということが出て、私は実は驚いたわけです。為替局はこれをお認めになつたのか、またお認めになつたとすれば、その内容等につきまして御報告を願いたい。
【次の発言】 これは、その都度の輸入許可というのは、為替局は関係ないのですか。
【次の発言】 私が特にここでお伺いするのは、去年から外貨節約の問題で、大蔵省としては基本的な方針をお出しになるし、為替管理は特に厳重にやつていらつしやる。こういう時代に突然九百五十台でしたか、観光用とか報道用とかいって、説明つきではありますが、報……


足立篤郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/07/12、27期、自由党)

○足立委員 外務大臣にお伺いいたしますが、最近外務省から出ている話によりますと、企業移民というような言葉が非常にクローズ・アップされてきております。なお出所は私はよく知りませんが、巷間伝えられるところによりますと、何だか日本の移民政策が転換したのではないかというようなことがいろいろ伝わっております。と申しますのは、たとえば人口問題の解決のために移民をはかるというのではなくて、世界の平和に寄与するために、文化交流のために移民をやるのだというふうな線に変ったかのごとき報道も伝えられておりますが、この際外務大臣に移民政策の根本的な考え方につきまして私はお伺いいたしたい。鳩山内閣として今後の移民政策を……

第22回国会 農林水産委員会農業及び漁業災害補償制度に関する小委員会 第2号(1955/07/02、27期、自由党)

○足立小委員 ただいまの御説明の最初にございました農協と兼ねて経営しておる場合、その利害得失についてはいろいろあるというお話で、事例をあげておられました。私ども今までこの問題についてはいろいろ研究をいたしましたが、利害得失につきましてなかなかその判定がむずかしいのです。今度は行政管理庁がお調べになりまして、いろいろなケースにぶっつかられて、この点についてはどんなふうに現在お感じになっていらっしゃるか。この数字で見ますと、六五%何がしか農協と共済組合とが兼ねられておるということでありますが、県によりましては実は九割も兼ねておるところがあるわけでございます。またこの発生の沿革からいいましても、そう……

第22回国会 農林水産委員協議会 第5号(1955/10/29、27期、自由党)

○足立篤郎君 本年産カンシヨ、バレイシヨ原料基準価格につきましては、本協議会において本日まで数回の会議を開き、きわめて熱心な研究討議が行われたのでありますが、いまだわれわれ委員の所期する線が出ませんことをまことに遺憾に存じます。実はいよいよ大詰めに参りまして、昨日来農林大臣と本委員会委員との懇談をいたしたいということで、委員の総意に基きまして二回にわたって農林大臣に懇談の機会を得るよう申し入れたのでありますが、遂に農林大臣の御出席を得ないことをこれまた遺憾千万に存ずる次第であります。事態がかくのごとくなりましたので、この農産物価格安定法が私ども議員の手によってなつた議員立法であるという趣旨から……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会凍霜害による農業災害に関する小委員会 第1号(1956/05/16、27期、自由民主党)

○足立小委員 御指名によりまして、昨日の懇談会の際、私ほか関係の方々から御意見のありました点を、一応大ざっぱに取りまとめました要綱案なるものを読み上げまして御参考に供してみたいと存じます。それでは朗読いたします。   昭和三十一年四月及び五月の凍霜害対策要綱(案)     (五・十六、衆議院農林水産委員会凍霜害対策小委員会)  一、被災農家に対しては、「天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法」の適用により、速に経営資金の貸付を行い、併せて利子補給、損失補償等の措置を講ずる。ただし、被害の特に著しい農家に対しては、政令による地域指定を行い、貸付利率を三分五厘とし、償還期限……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 永山委員の御質問にお答えいたします。道路整備の緊急性にかんがみまして、いわゆる一般会計からの支出があまりに少いというおしかりにつきましては、けさほど来各委員からの御質問がありまして、大臣からもお答えを申し上げている通りでございます。私どもも、決して十分な予算を組んであるというふうには考えておりませんが、諸般の情勢から、御承知の通り四十数億の予算を組んだわけでございまして、これで事足りるとは決して考えておりませんけれども、従来と比較いたしますれば、政府としても相当思い切って予算を組んだという結果になろうかと思います。御意見のある点は十分拝聴いたしまして、今後も道路整備の緊急性を忘……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1957/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 ただいまから昭和三十二年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明をいたします。時間の関係もございますので、なるべく簡潔に御説明をいたしたいと存じますので、詳細につきましては、お手元に配付いたしました資料をごらん願いたいと存じます。  まず一般会計歳入予算額は一兆一千三百七十四億六千四百八十八万円でありまして、これを前年度予算額一兆三百四十九億二千二百五十二万円に比較いたしますと、千二十五億四千二百三十六万円の増加となっております。  以下、各部について簡単に申し上げますと、第一に租税及び印紙収入の総……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○足立政府委員 私もいなかに居をかまえておりまして、今横山委員のおっしゃるような寄付等に関しまして、いろいろと弊害があったことを身をもってよく承知いたしております。御主張の点は、全くその通りに私も考えるわけでございます。政府といたしましても、今までもおっしゃるような線でいきますように指導はいたしておるわけでございますし、そういう方針で臨んでおるわけでございます。最近私どもいなかで見ておりますと、一般の意識もだいぶ高揚して参りましたので、かりにそれが公けの事業をやる、たとえば学校を作るので、これだけの分はどうしても町村の財政からはみ出るので、何とか寄付をしてくれというような話がある場合につきまし……



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データ更新日:2023/02/05

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