松浦周太郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

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松浦周太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松浦周太郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

松浦周太郎[衆]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第5号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(松浦周太郎君) 八木委員にお答えいたします。  完全雇用の達成のために、いかなる計画を持っているかというお問いでございますが、わが国の雇用問題の重要性にかんがみまして、政府は、今国会に雇用審議会設置法案を提案いたし、これに基きまして今後設置せられるところの雇用審議会を活用いたしまして、わが国における雇用の実態を徹底的に究明するとともに、目標となるべきわが国完全雇用の態様及びこれの達成の具体的方途を考えるつもりでございます。また、昨日来政府が表明し、諸君が質問応答せられました三十二年度の予算の拡大によりまして、これが積極的な事業が拡大せられますから、いわゆる公共事業あるいは財政の投融……

第26回国会 衆議院本会議 第6号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(松浦周太郎君) 野田議員にお答えいたします。  失業対策費が昨年まり減っておるが、これで大丈夫かといろお問いでございますが、最近は、経済の好況を反映いたしまして、雇用情勢は緩和し、完全失業者の数は減少いたしております。大体五十一万ないし五十二万の程度でございます。いわゆる日雇い労働者の登録数も最近は増加いたしておりません。民間事業に就労する者が多くなりましたので、失業対策事業に就労する人員は大体二十二、三万であろうと存じております。来年度の失業対策事業費は本年度よりやや減少いたしましたが、一日平均の吸収人員は二十二万五千人を予定いたしておりますので、来年度における経済規模の拡大によ……

第26回国会 衆議院本会議 第21号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(松浦周太郎君) 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この改正案は、昨年七月十六日付の人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般職国家公務員の俸給制度の改正を行い、新制度への切りかえに当って必要な調整措置を講じようとするものであります。  すなわち、第一に、現行の五種類の俸給表を合理化して、職務の特性に応ずるように、行政職俸給表、税務職俸給表、公安職俸給表、海事職俸給表、教育職俸給表、研究職俸給表、医療職俸給表及び技能労務職俸給表の八種類十六表の俸給表を設けることといたしました。  第二に、現行の十五級の職務の級が職務の段階の実態……

松浦周太郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

松浦周太郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 建設委員会 第36号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○松浦周太郎君 審議会の問題でありますが、なるほど審議会において審査してやればいいではないかという御議論は一応筋は立つと思いますけれども、大体鉄道を通すときでも、資源開発と交通、収支の計算というようなものを見てやる場合、ほんとうにの国ためを思うならばその線を通す方がいいけれども、各都市に引っぱられたり、いろいろなべづるのように曲げた道路が少くないのです。これは私どもの北海道の例を見ても、これがために開くべき資源が開けないという例がずいぶんあるのであります。われわれが立案したこの法律案は、これは貫通するまでどうしても必要なのであって、立案当時にわれわれの考えていた線は、今もいろいろ御指摘がありま……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/08、27期、日本民主党)

○松浦周太郎君 足鹿さんの御質疑ごもっともでございますが、農林関係の委員会のみならず、他の委員会からも、決議はされせまんけれど、いろいろ強い要望がありました。これらのいろいろな要望を合算いたしまして、自由党の方からは、その実現方について強い交渉が何回もあったのでございますが、与党といたしましては、政府の立てておる予算の性格はどこまでも守っていかなければならない。そういう見地に立って、一方においては一兆円を堅持し、また公債発行を阻止していくという建前の上に立ちますと、ないそでは振れぬということになりまして、皆さんの御要求にはごもっともな点が多々あり、日本の農政上また食糧増産上欠くべからざるものと……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 国土総合開発特別委員会 第2号(1956/02/29、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 議事進行――ただいま議事進行に関しまして、渡邊君からいろいろのお話があったのでありますが、もとより民主主義の国会の中において、そのルールを踏み違えている点はないのでありますから、民主主義云々のお話は、私はあまり好ましくないものだと思うのです。もし間違っておったならば、そういう議論が必要でありましょうが、われわれはあくまでも民主主義にのっとってやっておるのであります。  もう一点の問題は、渡邊君にして形式的な議論のみにとらわれて、本質を忘れておられることを残念に思います。この問題は国土総合開発委員会にするということは、これはもう差しつかえない、ところが北海道開発という委員会にす……

第24回国会 内閣委員会 第26号(1956/03/22、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 ……。

第24回国会 内閣委員会 第27号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 この際動議を提出いたします。  不信任の動議については、趣旨弁明及び討論を省略し、直ちに採決されんことを望みます。
【次の発言】 この際緊急動議を提出いたします。すなわちこの際、憲法調査会法案の質疑を打ち切り、討論を省略して直ちに採決せられんことを、動議を提出いたします。

第24回国会 予算委員会 第2号(1956/02/04、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 私は与党の立場において、日本の完全独立、日本の再建のために、主として建設的な意見を述べまして、政府の考えをたださんとするものでありますが、もとより与党の立場においてここに立ちました以上、真剣にお尋ねいたしますから、政府各位におかれましても、真剣にお答えを願いたいと思います。  まず第一に総理大臣に対しまして、憲法改正の問題に関しまして重要な点を二、三お尋ねいたしたいと思います。過日来本会議並びに本委員会におきまして、総理の熱意ある本問題に対する御答弁に対しましてはまことに同感であります。これによって政府の考え方が国民全般にわかりまして、国民もはっきり認識したことと思います。し……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 第三分科会の審査の経過並びに結果ついて簡単に御報告いたします。  本分科会の審査事項は、経済企画庁、外務省、通商産業省及び農林省所管の予算でありまして、二月二十日から昨日まで四日間連日慎重審査いたしました。まず初めに各省各庁よりそれぞれ所管予算の説明を聴取し、続いて質疑を行いましたが、これらの詳細は会議録でごらんを願うこととし、ここでは質疑応答のうち、二、三点を御報告するにとどめます。  まず最初に電力料金の問題に関連して、戦前のおもな発電方法である水路式にはその計画にずさんなものが多く、完成後数年にして土砂の堆積のため使用不能になるものが相当あるが、このように電力会社の計画……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 関連して。私はできてから一ぺんも公庫に行ったことはありませんし、こまかい話を聞いておりませんが、この場におったものですから、一応責任上聞いてみたいと思うのです。開発のために必要な融資をすることは当然なことであって、相当困難があっても克服していかなければならぬことは当然であるが、しかし金融の経営から見れば、結局審査はケース・バイ・ケースでおやりになるだろうと思う。それでなければ、この機関は永続することはできないからであります。そこで、その線からいくと、先ほど御発言になりました六千万円の経費を使うというのは、人件費、事務費一切をあげて六千万円だと思いますが、それは出発が、四月一日……

第25回国会 予算委員会 第1号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○松浦委員 私は自民党を代表いたしまして、この機会にわが国の農政の転換について意見を述べて、総理大臣並びに農林大臣の御答弁を得んとするものであります。  現在日本の農業は、大体水田偏重といってもいいと思うのです。それは食糧政策上やむを得なかったことがあると思います。大体五百七十万町歩くらいの耕地のうち三百七十万町歩が水田であって、二万町歩が畑地なのです。この畑地は水利の関係もありますが、大体寒冷地帯に多い。本州におきましても、畑地はずいぶんありますけれども、水利の関係のために畑地になっておるところもあるが、大体丘陵地帯であって寒冷地帯だと思うのです。それでこの水田偏重に政府の施策が長年行われて……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1957/04/10、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいまの若年停止の規定を排除する考えはないかという問題でございますが、ただいまのお尋ねの要望の点につきましては、かねてから大蔵省、厚生省、恩給局の三者において検討いたしておったところでございますが、公務員扶助料の遡及支給の点につきましては、十分要望の趣旨を尊重していきたいと考えております。若年停止の排除につきましては、なお困難な問題があるという意見が相当ありますから、ただいま直ちにこれを停止するということを申し上げることはできないのでございます。
【次の発言】 言葉が少し足りなかったのでございますが、公務員扶助料の遡及支給についての恩給法の改正についてやるかどうかというお問い……

第26回国会 社会労働委員会 第1号(1957/02/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ごあいさつを申し上げます。  昨年末石橋内閣の成立に際しまして労働大臣の任命を受けましたから、今後専心労働行政に打ち込んでいきたいと思うのでございますが、もとより浅学非才、不敏な者でございますから、皆様の一そうの御支援と御協力をお願い申し上げたいと存ずる次第でございます。一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま議題になりました問題に対しまして、この機会に、昭和三十二年度予算を中心に、労働行政一般につきまして、私の所信を申し上げたいと存ずる次第でございます。  御承知のようにわが国経済の現状は、まことに好調な推移をたどっておりますが、政府はこの機会に多年の懸案である完全雇用の達……

第26回国会 社会労働委員会 第3号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 五島さんの御質問は、現下の労働問題といたしましては最も重要要な点でございまして、われわれもこれを重視いたしております。岸総理大臣の話を引用されましたが、労働力の多いということは、将来日本の発展をする基であるというようなことを言われたということでありますが、私もそれはそう思います。それで完全雇用の問題とこれは関連する問題ですから、先にその方を申し上げたいと思いますが、資源を持たざる日本の国は、人間の多いということそれ自体が今後の生々発展していく道でなければならぬと思う。そこに政治がなければならぬと思う。ということは結局労力、技術、科学というものを売りつけるということです。それは言……

第26回国会 社会労働委員会 第5号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 政府委員にお答えさせます。
【次の発言】 中川さんのいろいろの御注意、身にしみておりますが、しかしわれわれは現在提案しております数字、内容においてやっていくという自信のもとに立ち上っておりますから、あらためて交渉し直すという考えは持っておりません。と申し上げますのは、三十年の平均と三十一年の失業の平均は約五万人減っております。けれども駐留軍の引き揚げその他において新しく出るではないかという点は、これはやっぱり通産省その他と相談しているのですし、きのうも勝間田さんにお答えいたしたのですが、特需産業というものの転換方法を考える必要がある。私どももそういう特需に関係した仕事をやってお……

第26回国会 社会労働委員会 第10号(1957/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  失業保険法は、被保険者が失業した場合に失業保険金を支給してその生活の安定をはかることを目的とし、昭和二十二年第一回国会において制定され、その後数次の改正によって、制度の整備充実が行われ、今日までよくその機能を果してきたことは、すでに御承知の通りであります。また、日雇い労働者の失業保険制度は、昭和二十四年第五回国会において、日雇い労働者の失業対策の一翼をになうものとして失業保険法の一部改正の際に創設され、自来、日雇い労働者の生活の安定のために寄与してきたのであります。  しかるに、最近における日雇い労働者の賃金の……

第26回国会 社会労働委員会 第13号(1957/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 井堀さんのお尋ねになりました点は全く重要な点でありまして、完全雇用に先んじてこれらの用意ができなければならないと思います。同時に日本の雇用者全体の賃金の比率を見ますと、今御指摘になりました五人未満という事業場は、大企業などの平均に比べれば、たしか四五%くらいしか給料を取っていないと思います。そういう薄給な人が仕事を持たなくなるということになると一そうお困りになることはわかっておりますから、労働行政といたしましては、五人未満の事業所の薄給で働いておる人々の生活の安定をきせるということは一番大きな問題でありまして、全く同感でありますが、今回の改正に入れなかった理由は、政務次官からも……

第26回国会 社会労働委員会 第17号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 炭労の問題に対しまして、石炭の貯炭量が非常に少いものでありますから、これが今スケジュールにあるような全面ストが行われましたならば、貯炭量が非常に少くなりまして、日本経済全体が麻痺状態になることを非常に私はおそれております。さりながら反面、争議の問題に対しましては、民間争議に対しては、政府の態度は争議に不介入の態度をとっておりますが、しかし日本経済がかくのごとく危機に直面したということであるならば、われわれはこれを傍観することはできないのでございまして、本日午前十時に総理官邸に労使両代表者を呼びまして、通産大臣、官房長官、私の三人が出席いたしまして、自主的に一つ早く解決をつけても……

第26回国会 社会労働委員会 第21号(1957/03/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 総評は労働組合ではありませんけれども、総評傘下における各労働組合が、新聞その他にも発表されておりますし、われわれの情報に入っておりますが、相当なスケジュールを組みまして、各団体ともそれぞれ第三波というものを三月十一日を期して一斉に行うようなスケジュールがあるのであります。それぞれ当ってみるとやはりわれわれが傍受いたしました内容にあまり狂いのない計画のもとに各団体が進んでおります。ところが今御指摘になりましたような団体は、御承知のように公共企業体でありまして、その計画しておるところの職場大会であるとかその他相当大規模な休暇というようなものは当然とめられておるはずなんでありますけれ……

第26回国会 社会労働委員会 第24号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 赤松委員のお問いでありますが、法律の施行令には、申請してから三十日以内に裁定することになっておるようでありますが、私の下にある局ではありますけれども、ちょうど法務省の中に裁判所があるのと同じように、一つの裁判権のような独立機関でありますから、私には命令あるいは促進等をなす正式の権能を持っておりませんが、現実の事態は座視することが忍びませんから、なるたけ早く出ることを祈るだけであります。何日いっかにどうということは私から申し上げることはできません。
【次の発言】 この間参議院の社労委員会でもこの問題について二時間半もいろいろ応答いたしましたが、私は国会運営の正常化とともに友党との……

第26回国会 社会労働委員会 第26号(1957/03/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 八木さんの御質問でありますが、われわれはインフレにならないという前提の上に立っております。しかし今度の賃金闘争や運賃の問題、その他いろいろ要因がありますから、全然ならないと言い切れるかどうかわかりませんけれども、われわれ政府はインフレにならないという方針のもとに立っておりますから、このスライド制のごときは廃した方がいいという説さえあったのです。けれども労働者擁護、勤労者擁護の面からこういうことはあった方がいいということをわれわれは主張いたしまして、現在不合理であったものをさらに合理的に改善いたしたのがこのスライド制でございますから、御了承願いたいと思います。

第26回国会 社会労働委員会 第28号(1957/03/22、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 御質問の点は、この保険改正に対する重要な点でありますが、料金の決定に対しましては、技術的な事務的な問題が多いのでありますから、一応局長から御答弁させます。
【次の発言】 失業保険の問題について重要なお尋ねでありますが、わが党の雇用量の増大に対する基本的な考え方は、石橋内閣、岸内閣ともに同一の歩調で進んでおりますから、今年直ちに解決をつけるということはできませんけれども、この積極政策を継続的、計画的にやって参りますならば、雇用量は必ず増大せられるということを確信いたしております。従って失業保険の方面においても漸次緩和されていくものであると思います。また就労日数の問題は今二十一日に……

第26回国会 社会労働委員会 第34号(1957/04/04、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 御指摘のように労働基準法の中に最低賃金制を設くべしという項目がございまして、それを実現するためには中央賃金審議会というものをこしらえまして、その答申を待ってやることになっておるわけであります。昭和二十九年にその答申ができましたので、これを一応取り上げたのでありますが、その当時はとりあえず人絹織物、家具建具、玉糸座繰生糸、手すき和紙、この四業種に対しまして最低賃金を実施せよという答申があったのであります。その後これに対しましていろいろ審議を重ねて参りましたが、四業種とも、中小企業の経営の状態は必ずしもよい状況ではなかったのでありまして、各企業の賃金の格差がはなはだしくあったのであ……

第26回国会 社会労働委員会 第41号(1957/04/19、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいまの公労法第十六条の問題でありまするが、承認を求めるの件??今回は議決を求める件として提案いたしたのでありますが、これは従来の慣例によっていたしたのでありまして、承認と議決を同じように考えております。   もう一点は、予算と切り離して出したのはおかしいじゃないかということですが、今度の裁定を誠意をもって実現するためには、資金上、予算上どうしても足りないのでございますから、国会の御承認を得て、その上で予算を提案するのであるというので、今、財政当局におきましては、補正予算について鋭意研究中であります。
【次の発言】 大体において予算上、資金上できないということが国会の議決を要……

第26回国会 社会労働委員会 第42号(1957/04/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 今回の仲裁裁定につきましては、四月十六日の現況におきまして、予算上支出不可能であると認められましたので、公労法第十六条に定める手続に従い、仲裁裁定につき国会の議決を求めるための議決案件を提出いたし、御審議を願って参ったのでありますが、昨日に至りまして、閣議において実施のための財源を検討いたしました結果、印刷、造幣、林野及びアルコール専売等の四現業につきましては、予算の移流用によって実施し得ることが明らかとなり、この移流用の措置によって実施することと、並びに、国鉄、電電、専売及び郵政の二公社一現業につきましては、所要の補正予算を提出しこれを実施することを決定いたし、補正予算につき……

第26回国会 社会労働委員会 第46号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 前段の、閣議でどういう相談をしたかという問題でありますが、それは予算編成のときに問題になりまして、今度は公社とか公団とかいうようなものは作らないという方針でありましたが、今御指摘になりましたような関係において私はそれを主張した。そのときに厚生大臣の神田君からも意見がありまして、御指摘のような議論がずいぶんあったけれども、どうも厚生省の方で離さぬものですから、こっちの方だけでやるということでありますが、御指摘になりましたような点は非常に筋の通ったことでございますから、これが出発いたしましても、将来相談して、同種のものをまとめていくということは非常にいいことだと思いますから、その方……

第26回国会 社会労働委員会 第47号(1957/04/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 昨日も理事長、理事の選考に対しましてどういう考えかということに対してお問いがあったのでありますから答えたのでありますが、その条件といたしましては広く公益的立場に立つ人であって、知識経験を有し人格が高潔な人であって、しかも経営の才腕を十分持っておるというような内容の人を選考いたしたいと思っておるのでありますが、ただいまお問いになりました三者の代表の構成はどうかということでありますが、従来経営して来られました中にもやはり今申し上げましたような条件にかなっているものがあるとするならば、それはやはり選考の対象にいたしまして御期待に沿うようにいたしたいと思っております。

第26回国会 社会労働委員会 第48号(1957/05/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 名古屋で三日の日に新聞記者会見が終ってから、懇意な新聞記者諸君と雑談をいたしました際に、私は情報を個人の意見として申し述べただけでありまして、政府の決定事項というものを代行いたした考えは毛頭ありません。各種の情報を個人の意見としてそう思うというような意味で申し上げたのでありますが、新聞紙によっては決定事項のように出ておるのがありますけれども、それは当時立ち合いました新聞記者も出席しておりますから間違いはない。私は自分の個人の意見として情報を述べたにすぎないのであります。
【次の発言】 公器でありますけれども、私の言った通りに出ておるのと出てないのとありますから、全部の責任は私は……

第26回国会 社会労働委員会 第50号(1957/05/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいまのお問いに対しましては、準備かそれぞれできたという報告を受けたのでありますから、われわれは政府の方からこれだけのことをこうしなければならぬということは申し上げておりません。それぞれ法に照らして処罰をする方針で、企業体みずからがおやりになることでありますから、こちらの方からはこういうふうにしなければならぬという指図はいたしておりません。
【次の発言】 ただいまのお問いの点に対しては、先ほど申しましたように、各企業体からこれこれのことをするという報告は受けたのでありますが、こちらからは統一するとかなんとかいうことを申し上げてはおりません。

第26回国会 社会労働委員会 第52号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 御指摘になりましたように、労働基準法は労働諸法律の基本法律となるべきものでありまして、いわば労働憲法ともいえると思います。その基本的精神はどこまでも守り通して、よき労使の慣行を作っていかなければならぬ、かように思っております。労働基準法のあり方について、これは井堀さんもよく御存じでありますが、終戦後にできた労働基準法は日本のあらゆる階層の労働者全体に、一律にこの法律を守るということが今日できておらぬ実情にありますから、各所にこの法律に照らすならば、特に中小企業、零細産業においては、ほとんど違反の中にあると思っております。そこにたまたま二十三件というものが摘発されたということであ……

第26回国会 内閣委員会 第8号(1957/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいま議題となりました労働省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  労働行政におきましては、省内各部局を通じ総合調整を要する事項が少くないのでありますが、特に最近は経済政策、社会政策等との関連で総合的角度から検討を要する事項が増大し、従って省内各部局にわたり調整を要する事項も量的質的に増大いたして参りましたので、他のほとんどの省に官房長が置かれている例にも徴し、今回労働省においても官房長をおきたとい存ずるものであります。  以上が今回この改正案を提案した理由であります。何とぞ御審議の上、すみやかに御可決あらんことを特にお願い申し上げる次……

第26回国会 内閣委員会 第12号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 受田さんの御質問ごもっともでありますが、今の法務、文部、郵政等は官房長がいないのであります。組織の関係は行政管理の関係でありますから、行政管理庁との間の折衝によって作ったのでありますが、労働省の方の事務はますます多忙になりまして、官房長を置かなければどうしてもできないのでありますから、そういう関係官庁との間で折衝いたしまして、今回置くことになったのであります。私は給与担当と公務員関係をやっておるのであって、組織の問題に対しましては、行政管理庁の方の御了解を得て今回立案いたしましたのでございますから、御了承願いたいと思います。

第26回国会 内閣委員会 第18号(1957/03/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。  この改正案は、昨年七月十六日付の人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般職国家公務員の俸給制度の改正を行い、新制度べの切りかえに当って必要な調整措置を講じようとするものであります。  すなわち、第一に、現行の五種類の俸給表を合理化して、職務の特性に応ずるように、行政職俸給表、税務職俸給表、公安職俸給表、海事職俸給表、教育職俸給表、研究職俸給表、医療職俸給表及び技能労務職俸給表の八種類十六表の俸給表を設けることといたしました。  第二に、現行の十……

第26回国会 内閣委員会 第23号(1957/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 従来五種類であったやつを八種類にせいということは、人事院の勧告によりまして三種類ふやしたのであります。俸給表のお問いの点もそれに準じまして考慮したのでありますが、こまかい点については大山君から答弁いたします。
【次の発言】 この点先ほど大山君からしばしば答弁いたしました通りでありますが、この人事院の勧告はもちろん尊重いたしましてこれを中心にいたしましたけれども、公務員制度調査会の方の答申もやはり考えました。公務員制度調査会の方は、一年ということをいってきております。しかしながら一年にすることによって一年間の収益に影響があるようではいけませんから、最初において三ヵ月縮めていく、そ……

第26回国会 内閣委員会 第24号(1957/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 養老年金その他恩給制度というようなものを総合的に考えて今のようなことを考えなければならぬと思いますが、目下のところ定年制の問題については検討中でありまして、具体的な結論は出ておりません。しかし、お説のことに対しましては、今後、恩給及び養老年金その他すべての国民が老後において安定する生活ができるような方向に政策は持っていくべきであると思っておりますが、今のところ定年制はそういうような具体的な問題ができておりませんから、これをどうするかということを目下検討中でありまして決定いたしておりません。
【次の発言】 しばしばお答えした問題でありますが、まず十五等級を七等級にしたということで……

第26回国会 内閣委員会 第25号(1957/03/29、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 技術的の問題でありますから、大山室長から……。
【次の発言】 今のお問いの点は、現在の俸給表との差のことを言っておられるのですか、現在六カ月、九カ月、十二カ月でありますがその後両方の案を見合いまして十五カ月、十八カ月にしたのであります。
【次の発言】 これは現在の俸給表もそうなっておるもの、でありますからそれにならっていたしたのであります。
【次の発言】 七等級に分れておりますが、これはもちろん職務給になっておりますけれども、係長、課長あるいは局長、いずれも重要な職務について形式上はこうなっておりますけれども、係長という名前ではなくても、係長同等の重要な職務についた場合において……

第26回国会 内閣委員会 第28号(1957/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 井堀委員のお問いでございますが、従来失業対策審議会というものがございましたが、これは主として失業の対策に重点を置いておりますことは言うまでもないところであります。今度保守党内閣が、現内閣のみならず、前内閣におきましても、雇用量を増大して完全雇用にもっていくという方針を持っておりましたが、現内閣は一そうそのことを強く提唱いたしておるのでございます。これについては企業の経済の拡大による雇用量の増大ということが前提条件にはなるのでございますが、それだけでは完全雇用の道に持っていくことはできない。それの諸種の研究及び審議が必要である。たとえば雇用量の増大だけでは労働市場における完全雇用……

第26回国会 内閣委員会 第30号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 本議案提案以来、いろいろ審議過程におきまして私は自分の出した案はあくまでも支持する、しかし審議過程においての変化は認めざるを得ないということを申し上げておりましたから、その線に沿って両党がほんとうに一致されまして、ここにりっぱな修正案ができましたことは、政府としては異存ないのみならず、大いに歓迎する次第でございます。
【次の発言】 私どもでお答え申し上げられることをお答えいたしたいと思います。八、九、十でございます。ただいま決議になりました事項のうち、暫定手当の一部を本俸に繰り入れ、及び合併市町村における暫定手当の取扱いについては、その御趣旨を十分に尊重して善処いたしたいと思い……

第26回国会 内閣委員会 第31号(1957/04/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいま議題となりました臨時恩給等調査会設置法案につきまして、その提案の理由及び概要を例説明いたします。戦後における退職公務員及びその遺族に対する恩給上の処遇につきましては、給与ベースの改訂に伴う恩給年額の増額及びいわゆる軍人恩給の廃止ないしは復活等、戦前には見られなかったような消長と変遷を経てきた次第でありまして、その間、数次にわたる制度の改正により、合理的かつ公平な給与が行われるよう逐次改善されて参ったのでありますが、なお検討を要するものが多々残されている状態にあります。これらの問題は、それぞれ個々別々に他を顧みることなく処遇するといたしますと、恩給制度の特殊性からいたしま……

第26回国会 内閣委員会 第33号(1957/04/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 ただいまのお問いでありますが、連鎖反応の起らないように、この委員会において総合的に公正に取り扱いたいと思います。
【次の発言】 これは審議検討していただかなければわからないのでありますから、今からあらかじめ幾らになるということを申し上げることはどうかと思いますので、これは一つ十分御審議いただいて、その答申を尊重するという方が合理的かと思います。
【次の発言】 今日、国費全体から見れば大体八%ぐらい恩給費が出ておりますが、そういうお問いであるとするならばいろいろな観点はありましょうけれども、一割以上に上るということは、財政経済上どうかと私は思うのであります。けれども、今度この調査……

第26回国会 予算委員会 第4号(1957/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 お答えいたします。大企業のオートメーション化によりかえって失業者が出る.ではないかというお話でございますが、オートメーションにいたしました直後においては一時そういう現象が現われるかもしれません。しかし、日本産業が世界産業と伍して良品廉価の上に戦ってその企業を拡大していくところに、初めて雇用量の増大が起るのでありまして、一時的の、オートメーションになりました直後における失業者がふえるという問題は起りましても、それは失業対策において吸収したい、かように思っております。
【次の発言】 生産性向上の問題に対して御協力を願いたいことは、この間本会議でお答えいたした通りでありまして、今なお……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 お答えいたします。最初の物価の問題でありますが、季節的な要素ではないという断定をされているようでありますが、主として蔬菜、魚類の高騰いたしましたものは、季節的な要素である、こう私は思っております。特に十二月以来三カ月も雨が降りませんで、野菜その他に非常に影響を及ぼしました結果が、かような状況であり、また東北、北海道の輸送が不十分であるために、魚はとれておりますけれども、やはり市場に影響いたしまして、ああいうような値上りがあったのであると思っておりますから、今後これらのものが緩和いたしますれば、また気候が直って参りまして、率先になれば、野菜もたくさん出て参りますから、副食物の問題……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 雇用増大、完全雇用の基本的要求についてのお尋ねでありますが、しばしば大蔵大臣から答弁されておりますように、財政投融資は今年六百七十億以上、約七百億増大いたしております。これらの問題は、今御指摘になりましたような中小企業の方面にも、約その三分の一強を回すことになっております。従って御指摘になりましたような日本の経済の使命とする加工貿易の線に対する設備の近代化、オートメーションあるいは科学化ということによって、良品廉価によって世界市場を圧倒するという行き方が、今年一年ではできませんけれども、われわれの計画が積極的に進んで参りましたならば、それは必ず完全雇用に達するものであるという確……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 お答えいたします。日本の中小企業における技能者の問題に対しましては、ちょうど過渡期における現状でありますから、非常に困難をきわめております。労働基準法ができましてからは、徒弟制度が廃されたものでありますから――大工も左官、石屋、かじ屋においても、あるいは旋盤工においても、その他すべての職業が、小学校及び高等小学を出てすぐ見習った、それは非常に非能率ではありましたが、相当名人芸に達する者が養成されたけれども、今日は十八才未満の者は、そういうことはできないものでありますから、その過渡期において、制度が変ったけれども、これを養成する施設が追いつかなかったことが、今日の一番大きな原因で……

第26回国会 予算委員会 第15号(1957/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 お答えいたします。自由民主党及び社会党との間に話し合いをされたということは伺っております。しかし、小委員会を作った審議の結果までは、私は聞いておりません。また、そうあるべきではないと思うのです。審議してみた結果によるものでありますから、私は、今は提案いたしておるものを自分の職責上通したいと思っております。
【次の発言】 でありますから、両党間で御相談になりました内閣委員会の中における小委員会の審議に待つべきものであって、その審議の結果両党間でお話し合いがつけば、私は政党の中の一員でありますからそれに従わざるを得ないと思います。しかし、私としては、今出しておるものは正当なものだと……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 潜在失業の見方はいろいろありまして、週三十四時間以内の労働しか与えられない人たちの数は約一千万であります。三千円くらいの収入しかない者が七百万と推定せられております。いずれもこれは推定でふります。転業可能の数字、これは企画庁の方とも相談いたしておりますが、二百二十万から三百万の範囲である、かように見ております。
【次の発言】 ボーダー・ラインと言われますと、今申し上げましたものと、普通の働いている人との間の話でございますか。
【次の発言】 その数字は今手元に持っておりませんから、あとでお知らせします。
【次の発言】 正確に申し上げることができないものでありますから、潜在失業者と……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 今まだ改正するという考えは待っておりませんが、このような事態はたびたび繰り返すべきものではありませんので、全体が総反省いたしまして、再びこういうことのないように善処することは、国家国民としてのお互いの努めであると思います。今これをどう変えようということは考えておりませんけれども、それぞれ直接、間接に関係のある方面の意見を十分徴しまして、慎重に考慮いたしたいと思っております。
【次の発言】 お答えいたします。お説の通りでございますから、国家の財政経済の許す範囲においてベストを尽しております。今年も六・二上げましたことについても、国の財政経済の及ぶ範囲において、人事院の勧告を専重い……

第26回国会 予算委員会 第23号(1957/04/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 今の問題につきましては、先ほど大蔵大臣が好ましからざる財源を用いておるということに対しましては、同感であります。
【次の発言】 労働省といたしましては、従来の考えに間違いありません。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、好ましからざる財源を用いたということについては、大蔵大臣と意見は同様であります。
【次の発言】 お説は一面から聞くとその通りでありますが、予算単価と実行単価があれほど離れるということは好ましくないのです。だから予算単価に最も近いところで決定することが望ましいと思っております。
【次の発言】 もちろん違法ではないのです。違法ではもちろんないが予算単価と実行単……

第26回国会 予算委員会 第24号(1957/04/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 第一項第一号に掲げてある六百円は、われわれは仲裁裁定の裁定を尊守したものであります。
【次の発言】 お説のようにお答えになった点もあります。また藤林さんのお答えになったのには、大体要約して申し上げますと、この主文第二項及び理由第一によって給与改善後の差については縮小すべきである旨の勧告をなしたのであるが、主文第一項からいくと格差はまるまる入ってしまうことになる、それでもよいかということになると、現実の労働問題を解決するについて、やはり相当額と言ったのであった。 この基準額を明示しなかったのは、予算措置は政府のなすべきものであるからである、こうおっしゃった。それはこの点であります……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/04/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 春闘が始まりまして、から数度総評幹部に会ったのでありますが、私はただいま総理大臣のお答えになりましたような考えのもとに、できるだけ平和裏に片づけたいということで努力いたしましたが、総評の方ではわれわれの方の言うことに同意がなくて、ついに実力行使になったことははなはだ遺憾に考えております。
【次の発言】 三公社五現業の問題でございますから、まず三公社、五現業の問題については、公労法の範囲内におきまして公共企業体等労働問題解決の関係がありますから、それはその方法によってやってもらいたい、民間は政府はあくまでも不介入、自主的にきめてもらいたい、官公労に対しましては六・二の予算が提案し……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 国土総合開発特別委員会 第13号(1958/04/10、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 私は与党議員として質問するのでありますが、主として建設的な問題について申し上げたいと思います。  国土の総合開発ということは、言うまでもなく人口、食糧問題を解決する重要な国策でなければならぬと思っております。この人口の分布その他については、副総理かおいでになりましたらお尋ねいたしたいと思いますが、とりあえず大蔵大臣にお尋ねいたしたいことは、戦争に負けて国土が非常に小さくなった、民族は相変らず非常な勢いでふえておるというところにおける日本の国策は、言うまでもなく加工例易、と同時に金程の不足を他国から仕入れていかなければならない、そういう二つの面において、国土総合開発というものが……

第28回国会 社会労働委員会 第34号(1958/04/08、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 本協会法案の審議に当りまして、御多忙のところ長時間いろいろ参考の意見を聞かしていただきましたことは、ほんとうに感謝にたえない次第であります。先ほど沼田さんから、社会党内閣ができた場合に、社会党内閣が提出する法案としてふさわしいものであるというお説がありましたが、その反面を考えるならば、いろいろ社会党から批判は受けておるけれども、保守党もこれだけのものを出すようになったということは大いに進歩しているというおほめの言葉であったと思っておるのであります。これについて私は二つの問題を聞いてみたい。第一は経費の問題です。政府が金を出しておるから黄金の綱で首を絞められるということに陥らな……


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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第1号(1955/05/16、27期、日本民主党)

○松浦周太郎君 それでは簡単に意見を申し述べます。ただいま柴田さんからいろいろお話があったので、私民間側から見た見方を申し上げたいと思います。まず被害の量でありますが、お手元にありますものには、五月、四百九十万石、九月、五千八百万石、計六千三百万石ということになっておりますが、この被害は一応これは推定でやられたものでありますから、これより私は減ることはない。もっとふえる。というのは、上川地区でいろいろ今までの間に実測その他によってできたことから推測いたしますと、もっとずっとふえるという計算になっております。のみならずこの風倒木ができるくらいの大風ですから、他の倒れていないところの森林も、根がゆ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○松浦(周)委員 今のに関連いたしまして、輸入がふえることは、輸出をふやすために原料を入れなければなりませんから当然だと思います。また輸入をふやすことによって、製品を売る市場も獲得できると思いますから、それはいいと思うのです。けさの新聞にもありましたが、イギリスは輸出入百九十億ぐらいやっているようであります。この間までは百七十億ドルぐらいだったと思いますが、そういう現状になっておりまして、輸出入のバランスから見るならば、イギリスは比較的手持ち外貨が少くてもできるということは、長い間金融市場をイギリスが掌握しておった信用もあるからだと思うのでありますけれども、そういう面から見て、ようやく四十億ド……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○松浦主査 それではこれより予算委員会第三分科会を開会いたします。  この際一言ごあいさつを申し上げます。私は本分科会の主査に選任されましたが、各位の御協力によりまして円滑に議事を進めて参りたいと存じますから、何とぞよろしく御支援のほどをお願いいたします。  本分科は昭和三十一年度一般会計予算中、経済企画庁、外務省、農林省及び通商産業省所管と、昭和三十一年度特別会計予算中、農林省及び通商産業省所管の審査を行うこととなっておりますが、審査の都合上まず所管全部について、それぞれ政府より説明を聴取いたすことを一応予定といたしております。そして通商産業省所管の次に経済企画庁所管・次に外務省所管・次に農……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○松浦主査 それではこれより予算委員会第一二分科会を開会いたします。  本日は、まず昭和三十一年度一般会計予算中、経済企画庁所管について質疑を行います。質疑の通告がありますので、順次これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは質疑を続行いたします。川俣清音君。
【次の発言】 川俣君、林野庁の人が来ております。
【次の発言】 大体先ほどから何べんも答弁されておるから……。
【次の発言】 川俣さん、北澤さんがやはり午前中にやりたいということですから……。
【次の発言】 北澤さん、大蔵省から来ておられますからどうぞ。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○松浦主査 それではこれより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日は昭和三十一年度一般会計予算及び同特別会計予算中、農林省所管についての質疑を行います。質疑の通告がありますので、順次これを許します。山本勝市君。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にいたしまして、農林省所管はあした十時から続行いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十一分散会

第24回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○松浦主査 それではこれより予算委員会第三分科会を開会いたします。  昨日に引き続き、昭和三十一年度一般会計予算及び同特別会計予算中、農林省所管についての質疑を継続いたします。井手以誠君。
【次の発言】 井上良二君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめまして、午後は一時より再開することにいたします。  暫時休憩いたします。    午後零時九分休憩
【次の発言】 川俣清音君。
【次の発言】 できるだけそのようにいたします。
【次の発言】 川俣君に申し上げますが、大蔵省政府委員の主計局次長原純夫君が出席しております。
【次の発言】 先ほどの川俣さんの発言中、保守党云々は速記録を調べました上……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 内閣委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 自治庁長官からお答えになりましたように……。
【次の発言】 基本的な考え方として、働いた者に対する報酬を適正に払うことは当然のことでありますが、この問題は行政庁の問題でありますから、自治庁のお答えになったように考えております。
【次の発言】 勤務地によっていくのでありますから、暫定手当の支給は従来と同じように勤務地につくものと私は考えております。
【次の発言】 その通りであります。

第26回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○松浦国務大臣 今回提案せられました昭和三十二年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分につきましてその概要の説明をいたします。  まず第一に、一般会計におきましては、歳入において総額四億五百二十三万円でありまして、前年度の四億一千七百六万三千円に比較いたしますと、一千百八十三万三千円の減少となっておるのであります。この歳入のおもなるものは、国家公務員等退職手当暫定措置法に基き、退職した政府職員、日本国有鉄道、日本電信電話公社及び日本専売公社等の職員に対し、失業中の退職手当を支給するために必要な財源を、特別会計等から一般会計へ繰り入れまたは納付するための負担金であります。  一方、歳出にお……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

松浦周太郎[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期-33期
松浦周太郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

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