このページでは古井喜実衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○古井喜實君 提案者の一人といたしましてお答えを申し上げます。 第一に、先ほど提案者清瀬一郎氏のお使いになった言葉が不穏当であったという点についてお尋ねがございました。この点につきましては、すでに御自身お取り消しになっておることでございますから、これによって御了承を願いたいと存じます。 第二番目は、現行の憲法は占領治下において短時日の間に作られたものであるから改正しなければならぬというのであるならば、一般の法令でもそうではないか、政治の秩序が破壊されるのではないかという意味の御質問でございました。現行の憲法ができます際に、短時日の間にこの案が進められたことは、おおえない事実でございます。国……
○古井委員 関連してお尋ねいたします。今お尋ねの点でありますが、任期満了の後も在任をするというのですが、法律上辞職してよいということはこれは解釈上そういう解釈は非常にむずかしいのじゃないかと思うのですけれども、それは確信がありますか。法律上いやでもおうでも議員あるいは長になっておらなければいかん、しておくということが書いてある。これは辞任ができないのじゃないかと私は思うのですが、その点は一体確信があるのかないのか。 もう一つは、一体在職のままで選挙に臨むことが好ましいことかどうかという問題で、そういう場合も起ることはありえるけれども、しかしそれがよいことかどうか。この法律はそれをよいことだと……
○古井委員 他の委員から御質問があったかと思いますが、大臣にお伺いするのですが、夏季手当の問題についてきょうの午前の閣議で、何か御決定でもありましたら、一つお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 大体の経過は承知いたしましたが、今自治庁でお考えになっております資金の手当をやろう、それについて資金額はどれくらいのものでございますか。それからその手当の方法などについて、わかっておりましたらお聞かせを願いたい。
【次の発言】 そこで金額もわかりましたのですが、今もお話がありましたが、過去数年間、国家公務員と地方公務員との間には、おおむね右へならえという形でもってそういうことが行われておる。昨……
○古井委員 この利子補給の点につきましては、政令の定める基準によって出すということになっておりますが、約一億五千万円の経費が必要であるということで見積っておりますが、これにつきましては提案者の方といたしましては、御承知のようにすでに予算に七千五百万円の経費が計上されておりますが、この七千五百万円をまずもって充てることは当然でありますが、この実施の状況を見まして、もしこの七千五百万円で不足であるという実情が明らかになりましたならば、その段階において、この年度内においてしかるべき予算上の措置を講ずる、こういうことで実行していくことができるであろうし、そうすることがよかろうという考えで提案者はおりま……
○古井委員 ただいま議題になっております両法案並びに政府原案に対する修正案について民主党を代表して討論をいたしたいと思います。 まず第一に、社会党両派提出にかかる地方財政の整備に関する特別措置法案についてでありますが、本案に対しては遺憾ながら賛意を表しかねます。 理由の第一は、この案におきましては監督規定は撤廃してあるのであります。それから議会並びに委員会の関係に対しては、この再建に協力するための拘束は全廃してあるのであります。この趣旨は、地方自治体の自主性を尊重して、みずからの努力によって再建させようということでありますから、この趣旨には大いに傾聴いたすのでありますけれども、かようにいた……
○古井委員 私は民主党を代表しまして、民自両党の修正系並びにその分を除いた政府原案に賛成、社会党両派提案の修正案に反対の意を表明いたします。 民自両党の修正案は地方道路税法の修正に伴うやむを得ない修正であります。これはやむを得ないこととしてわれわれもこの修正を提案をいたしたのであります。これを除く部分の政府原案につきましては、ただいまも自由党の方よりいろいろ御意見がありました通りに、たくさんの問題を残しておるとは思います。ことに国税におきましては減税を行いましたけれども、地方税についてはわずかに事業税について免税点を引き上げた程度以外には、減税措置は今回は講ずることができなかった点などは、ま……
○古井喜實君 憲法調査会法案につきまして、提案の理由とこの法律案の概略を御説明いたします。 申し上げるまでもなく、現行の日本国憲法は、昭和二十一年、すなわちわが国の主権が連合国最高司令官の制限のもとに置かれておった当時に制定されました。ことにその立案は同司令部の示唆と指導のもとに、きわめて短時日の間に立案せられましたことは、世間周知の事実であります。わが国が主権を取り戻し、国民が自由の立場に置かれました今日におきましては、日本国民の手によって自主的の憲法を得たいという声は近時ますます高くなってきております。ものでありまして、その長所はあくまでもこれを尊重し、擁護しなければならないものと信じま……
○古井喜實君 憲法が制定されました当時の実情は、後になって明かになればなるほど無理があったと思うのであります。総司令部が憲法の草案を作りましたあの状況、それからまた日本国政府に対して臨んだ態度、その当時要請した点、そういう諸般の情勢から見ましてなるほど議会の審議はございましたけれども、ワクをはめられた審議であったことは疑いのない事実だと思います。そこで私どもはこの憲法制定の経緯におきましては、日本の国民のほんとうに自由な意思が表明されていると考えることはできないのであります。 そういう意味で、提案理由にもあのように申し上げているわけであります。
○古井委員 私は社会党の御提案に対して御質問をいたしたいと存じますが、これによって、果して御提案が健全なものであるかどうか、さらにこれを通して、社会党の皆さんとわれわれとが、地方財政の再建について、財政の基本方針について、また関連する他の諸問題について、どういう立場の相違を持つかを明らかにすることができれば仕合せと存じます。 社会党の御提案を拝見して、まず直観的に起ってきます疑問は、政策的経費を含めたかかる膨大な予算の補正を、この際どうしてもやらなければならぬ緊急性があるかどうか、またこれだけの内容を持った案件が、かかる短期国会に適するかどうかということであります。つまり、補正予算、短期国会……
○古井委員 今日は私お尋ねしないでおこうと思ったのですが、先ほどの北山さんの一般論に関連しまして一、二点伺っておきたいと思います。非常に基本的なことなんでございますが、今新市町村建設促進法案が出て参りました。また地方自治法の一部を改正する法律案の内容等を拝見いたしますると、どうも私出さずもがなという気がしてしようがないのでございます。町村合併促進法というのは、参議院の議員発議で出しまして、衆議院が満場一致で賛成いたしました。その内容といいますと、国民主権というか地方自治を尊重して、あくまで新しくできる合併問題についても、住民の自由意思であるという考え方がずっと貫かれております。そして、これが実……
○古井委員 昨年の臨時国会以来の懸案になっております地方財政の問題について、大蔵大臣、自治庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。
まず最初に自治庁長官にお尋ねをいたしますが、三十一年度の地方財政全体の規模でありますが、そろそろどの程度の規模になるかという規模の具体的数字も確定する時期ではないかと思います。そこで、この機会に三十一年度地方財政の規模がどれほどになるかということの御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に地方債計画の点であります。予算説明をいただいた当時には、財政投融資資金計画の中に載っております地方債の額でありますが、この額は必要に応じてなお調整を加えることがあるということ……
○古井委員 私は今回の補正予算に大きな関係を持ち、また来年度予算の一つの問題点であります地方財政の問題について関係大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、その前にすべての前提になります政官界の粛正の問題について岸臨時代理にお伺いいたしたいと思います。 どの内閣にいたしましても個性がありますことは当りまえのことでありますし、悪いことではないわけであります。ところで石橋内閣の個性のように国民に強く映るところは、経済内閣であるというところであるように思うのであります。この個性をできるだけ発揮されて、経済、産業の発展のために大いに使命をお尽しになるということを、大いに要望もし、期待をいたすわけであり……
○古井委員 大臣おいでの機会にごく簡単に一つ二つのお尋ねを申し上げたいと思います。一つの点は国鉄の建設審議会の開催の問題でありますが、例年四月ごろには建設審議会が開かれておるように承知いたしておりますが、ことしはこういう特殊な政治情勢でもありましたし、いろいろな点もあるかもしれませんけれども、新しい着工線とかないしは新しい調査線とか、これはやはりすみやかに御決定になることが予算の執行上適当であろうとも思いますけれども、まさかことしは新しい着工線は一つもやらぬとか、調査線はことしは全然やらぬとかいうお考えで審議会をお開きになっておらぬ意味でもなかろうと思いますけれども、審議会の開催についてどうお……
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