このページでは古井喜実衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○古井委員 今日までのいろいろな質疑応答の間に、政府の見解もおおむね明らかにされたように思います。それでは国民は、十分理解して、安保条約に対して納得をしたかということであります。率直に言いまして、多数の国民は、安保条約の必要は感ずる、しかし、どことなく不安がぬぐい去れないというところだと私は思います。事実、重要な問題で、いささかすっきりしない、はっきりしないところがあるものもあるように思います。また、政府の見解をもとにしながら、もう一歩突っ込んで、将来災いを残さないようにすべてを固めておく必要のあるものも、中途半端になっておるところもあるような気がするのであります。何よりも国民の十分な理解と納……
○古井委員 一つ二つの点について総理にお伺いをしたいと思うのであります。淺沼委員長があのような死を遂げられたことは、委員長個人に対してまことにお気の毒に思うわけでありますし、また社会党にもいろいろ御迷惑があったろうと思うのであります。同時にまた、ああいうことが起こった、日本は一体こういう国であるのだろうかという惑いを起こすわけであります。われわれは日本はとにかくここまできた、文化社会を持っておると思っております。文明社会を持っておると思っておる。それから進んだ民主主義の国だと思っておるわけであります。あのような事件が日本で起こったのだ。いかにもわれわれが頭で思っております日本の国というものと、……
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