井岡大治 衆議院議員
27期国会発言一覧

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井岡大治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井岡大治衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

井岡大治[衆]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第23号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○井岡大治君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案になりました国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行わんとするものであります。(拍手)  思うに、国鉄の消長が、わが国の産業、経済に重大なる影響を持っていることは、いまさら賛言を要しないところであります。それゆえにこそ、政府は、今回の運賃改訂に当って、国鉄の輸送力を飛躍的に増大し、いわゆる輸送の隘路を打開して、国家の産業、経済、政治、特に国民生活により大なる貢献をいたしたいと申しているのも、これがためであろうと信じます。  過去数年来、わが党は、同様の見地から、国鉄経営の合理化、近代化について、政府並びに国鉄当局に対し、しば……

井岡大治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

井岡大治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 大臣初め関係の方が非常に傷心のときに、こういうお尋ねをするのは非常に酷なことでございますが、同僚議員からお尋ねになっておりませんので、一言お尋ねしたいと思います。  第三宇高丸の最高、最低のノットはどのくらいのものか、その点をまずお知らせ願いたい。同時に紫雲丸についても同様のお知らせをいただくと同時に、新聞ではおのおの十一ノットでもって走っておったということを報じておりますので、この点は非常に重要なことでございますから、お知らせをいただきたい。
【次の発言】 そうしますと当時の状況から申しますと、すでに注意警報が出ておった、こういう状態の中で、平時の運航をしておったということになる……

第22回国会 運輸委員会 第15号(1955/06/01、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 この法律には私たちは原則的には賛成なんですが、若干お聞きしたいことがあります。まず第一点に、現在まで自主的におのおの会社が保険に入っておられるようでございますが、これはどのくらいの率を示しておるか。いわゆる全車両中のどのくらいの率を示しておるか、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 これらの保険料というものは大体おわかりですか。今ただちにわからなければ、あとで資料を出していただきたいと思います。  それから法の除外の措置を講じてあるその理由を、一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 市町村というように考えると、なるほど大きい都市も小さい都市もあり、あるいは村、こういうことも考え……

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 関連して。荒木局長にお尋ねしたいのですが、昭和二十九年度の日航の損益計算書の中に、一般管理及販売費合計九億一千九百七十九万幾らの金が出ております。それから営業外費用として上期下期を合せまして八億四千四百七十五万幾らの金が出ております。これはどういうところへ使われたのか、お尋ねをいたしたい。
【次の発言】 日航の一般管理及販売費として、九億一千九百七十九万七千幾らの金が出ております。それから営業外費用として八億四千四百七十五万幾らの金が出ております。これはどういう種類の金か、この点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 合わせて九億……。

第22回国会 運輸委員会 第32号(1955/07/20、27期、日本社会党(左))

○井岡委員 三点ほどお尋ねをいたしたいと思います。第三十五条の審議会の委員でありますが、三十五条に「学識経験のある者」あるいはその二に「自動車運送に関し深い知識及び経験を有する者」、このうちいずれか一方に労働代表を入れていただきたい、こういう希望を持つものでありますが、大臣の見解を承わりたいと存じます。
【次の発言】 先ほど委員長の大臣に対する御質問の中で、相互保険の受け入れ態勢の問題に関して、大臣から受け入れ態勢の確立云々、こういう御答弁がございました。私はこの受け入れ態勢云々という問題は、おそらく協同組合あるいは共済組合というものがこの法案で認められる場合、こういうように理解したい、こう考……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 運輸委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。大臣の答弁と小林常務理事の答弁との間に、食い違いがあると思うのです。この点を明らかにしていただきたいと思います。と申しますのは、大臣はいわゆる公社になって、国から独立をしたのであるから、給与そのものについては必ずしも国並みの給与を持たなくてもよい、こういうふうに考えるという御答弁でございました。ところが小林常務理事のお話では、先ほど山口君の第一問の質問に答えて、〇・二五の落差については、これは行政の省と同様に二を要求したのであるけれども、予算上の関係で政府の方から許されなかった、こういうように言われておる。従って年末手当、いわゆる期末手当についての考え方というものは、どう……

第23回国会 運輸委員会 第2号(1955/12/03、27期、日本社会党)

○井岡委員 今の關谷さんのお話で、年末手当とかなんとか、こういうようなところにやはりこういう問題が起ってくるのだ、こう思うのですが、それはさておきまして、いずれにしてもこういう問題が続いておるということは、われわれとして十分留意しなければいかないことだと思うのです。そこでこの問題はいわゆる年末手当の問題を解決することによって当然解決する問題であって、今お話になったように二十本減っております。七十本減っておると思いますというような状態では、問題は解決しない。従っていわゆる団体交渉がその後行われておるかどうか、その点についての具体的な説明を願いたいと思います。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会 第5号(1956/02/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 植田監督局長にお尋ねをいたしたいと思います。最近各方面からすでにいわゆる路線の免許等が申請をされて、それの許可がおりながら実際にはなかなかうまくいっておらない。もちろんそれには各郊外電車とかあるいは国鉄とかとの協定の問題が含まれておると思いますが、しかしながら現実には、たとえば東京の池袋―品川間の免許については、昭和二十六年四月の十四日にこれの免許、許可をしておる。今日まだこの路線が運行しておらない。こういうことでは、とかく運輸行政そのものについてはいろいろの疑惑が持たれるわけでありまして、そのために運輸行政一般について非常にわれわれとしては迷惑をこうむることであり、同時にまた当局……

第24回国会 運輸委員会 第6号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○井岡委員 実は大臣がお見えになれば大臣にお伺いしたい、こういうように考えておったのでございますが、大臣まだお見えになりませんので、次官にお伺いをいたしたいと思います。  御承知の通り、昨年の運輸委員会で、昭和二十九年度には国鉄は約四十億の赤字が出た、昭和三十年度にはさらに約七十億の赤字が出るだろうということでかなり問題になって、あらゆる角度から国鉄の経営のあり方というものについて検討したことは、皆さんも御承知の通りです。その後行政管理庁の方から、国鉄は赤字である、こういっておるけれども、それを詳細に検討してみると、決して赤字じゃない、たとえば減価償却にしてもあるいは補修にしても過大に見積って……

第24回国会 運輸委員会 第7号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○井岡委員 この機会に委員長にお願いをいたしたいのでございます。と申しますのは、先日私の質問中に、関連質問という名前で全く方向違いの質問をされておりました。しかしながら私は運輸委員会を最も円滑に遂行するためには、同僚のことでございますから、少々間違っておってもそれはやむを得ない、こういうように考えておったのでございますが、たまたまその関連質問なるものが終ってしまいますと、与党の方は一人もおらない、こういうことでは、全く質問妨害と言わなければならないのです。今後こういうことのないようにお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 引き続いて御質問申し上げますが、先ほども予算委員会で柳田さんの質問を……

第24回国会 運輸委員会 第8号(1956/02/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。ただいまのお話ですと、いわゆる概念的な問題としては了承できるのです。しかし具体的に今同僚議員の中居さんがお話しになったように、今日国鉄は財政的に非常に苦しんでおられる。たとえば本年度の予算においても、大臣は最初本年の予算には組んでおらない、こういうことでございましたが、最近の御答弁は、本年はやらない、こういうように変ってきております。しかしながら昨年度に比較して百五十二億の増収を見込んでおる。しかしこのことについて国鉄当局に自信があるのかと申しますと、これは異常な努力をしなければいかぬ、こういうわけです。異常な努力の具体的なものはどんなものかというと、これは全くペーパー・……

第24回国会 運輸委員会 第12号(1956/02/28、27期、日本社会党)

○井岡委員 しかし、私は実はほかの問題でも聞いたのですが、きょう大臣は、スケジュールに基いて訪問したのだから、そういうスケジュールに基いた訪問であるならばこれは断わる方がいいのだ、こういうようにお考えになってお断わりになったようですが、ある方は、それもやはり電話も何もかけておらないが、寒いから応接間まで上れ、こう言ってわざわざ上げて、まあ君たちの話は新聞なり国会なりで問題になっていることなんだから、その方でできるだけ解決するために努力するから、きょうはこれで帰ってもらいたい、こう言ってお帰しになっている人もある。しかもそれは全く関係のない人がそういうようにお断わりになっているのです。いわんや直……

第24回国会 運輸委員会 第15号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○井岡委員 鉄道は貧乏だということでございますが、経理局長にお伺いをいたしたい。今度の調停案一から五までで総額幾らくらいになりますか。項目別にとくと御検討なさっておると思うので、お知らせを願いたい。
【次の発言】 そこでこの経理の問題については後ほどお尋ねをいたしますが、先ほど小倉副総裁は三公社ということを出されて、この見合いにおいて解決しなければならないというように言われておると思うのです。そこでお尋ねをいたしますのは、この間行政処分として停職は九カ月が二人、三カ月が二人、戒告が一人、これは三公社五現業と御相談なさって御処分をなさったのか、この点をお尋ねいたしたいと思います。

第24回国会 運輸委員会 第16号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○井岡委員 昨日国鉄の小倉副総裁に、同僚議員とともに御質問を申し上げたのでございますが、明確な御答弁がございませんので、本日は十河総裁にお尋ねをいたしたいと存じます。  かねてから国鉄と国鉄の労働組合との間にベース・アップの交渉が進められて参っておりまして、その問いわゆる春季闘争等も含めまして、第二波、第三波の戦いが進められ、同時にこの問題をめぐって双方から調停委員会に申請をして、そうして調停委員会の正しい判断を待って問題の処理をする、こういうように議はまとまりまして、調停委員会の調停に対する経過を見守っておることは、御承知の通りであります。ところが去る二十九日に調停委員会から五項目にわたって……

第24回国会 運輸委員会 第18号(1956/03/15、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。ただ法律の建前という立場で今お話しになっておるのだが、二十八日の当委員会における大臣の答弁はそういうふうになっておらないのです。大臣お忘れになっておるかもしれないから読んでみましょうか。下平君の同様の質問に対して、先ほど大臣は調停というものは今もみ合っている段階である。仲裁であれば私の意見を申し述べる、こう言うておられるのですが、「それはやはり制度上そういうふうになっておりますものですし、調停というものは私が言うまでもなく一つの司法的な公けの手続ですから、そういうときに行政大臣というものは」こういうことを言っておられる。これに引き続いて私の言ったのには、いわゆる行政的な司……

第24回国会 運輸委員会 第24号(1956/04/10、27期、日本社会党)

○井岡委員 まずこの法案の第一条に「倉庫業の適正な運営及び倉庫証券の円滑な流通を確保する」こういうようにうたっておりますが、資料を見ますとかなり証券を発行されておらない業者がある。これとの関連並びに、従ってこういう業者や流通云々といっておりますが、証券を発行しない倉庫にはどういう取扱いをするか、この点をまずお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 今の答弁では少し私はわからないのです。と申しますのは、この資料によりますと、発券をしておる倉庫が大小合せまして四百九十一、発券をしておらないのが六百十一、こういうことになっております。ところが今局長は、この発券をしておらないのは主として食糧の問題か……

第24回国会 運輸委員会 第25号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。今国鉄の納付金の問題についてお話がありました。もちろん今日の地方財政が非常に逼迫をしておる。立て直しをしなければいけないということは、これはただに私たちが考えるだけでなしに、国民全体がお考えになっておることであります。そういう立場からくる税制の一部改正については、私はある意味において理解をするわけです。ところが一面、国鉄経営それ自体について、必ずしも納付金を納めるだけの現在余裕を持っておらないという場合に、税制の改革という名のもとに国鉄を圧迫することによって、国鉄の経営はもちろんのこと、国民の生命、財産を預かる輸送に支障を来たすということがあってはならないと思う。ところが……

第24回国会 運輸委員会 第31号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○井岡委員 資料をお願いしまして本日資料の配付を受けたわけですが、この資料で資本金等について、戦前あるいは資産の再評価、こういうものが明確になっておりませんので十分なことはわかりませんが、こうして見ますと、かなり中小企業者が多くございます。しかも大体先般申し上げましたように、中小企業の方に非発券業者が多い。そこで実は第五条の四号の問題と、第十三条の二項の問題に関係してくるわけですが、第五条四号では一応の基準を示しております。ところが十三条の二項の二の問題で、「当該業務を適確に遂行するに足る資力信用を有すること。」こういうことになって参りますと、果していわゆる第五条四号の規定に適合できるかどうか……

第24回国会 運輸委員会 第32号(1956/04/27、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま可決されました倉庫業法案のうち、附帯決議をいたしたいと存じます。まず原文を読み上げます。    倉庫業法案に対する附帯決議案   本法施行に当り左の事項について、政府は適切なる措置を講ずべきである。  一、中小倉庫業者に対する融資の方途を講ずること。  二、倉庫業者に対する固定資産税が過重になっている現状にかんがみ、速かにこれが軽減をはかること。  三、現に倉庫業を営んでいる者に対しては、倉庫の構造設備等が経過期間三年間に、基準に適合するよう行政指導を行い、本法制定の主旨に副うよう努むること。  四、営業倉庫と農業倉庫とは、相互にその分野を守り、相俟って都市及び農村経済の発……

第24回国会 運輸委員会 第33号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○井岡委員 この問題については今内閣委員会で審議をされておりますので、その決定を待って意見を申し上げたい、こういうふうに考えております。ただ気象業務について、気象業務そのものが日本の国の地理的に位置しておる関係から、非常に重要だと思うのです。しかも年々台風等による被害というものは莫大な数になっておる。しかもその中で特に問題になるのは、その予報について、たとえば東京の予報と大阪の予報は違っておる、こういうような点でかなり被害を未然に防ぐ上にそごを来たしておる。こういう点は、どういうようにしてやられているのか、一つお聞きをしたいと思うのです。

第24回国会 運輸委員会 第34号(1956/05/23、27期、日本社会党)

○井岡委員 先ほどから各参考人の方からいろいろとお話を承わりました。いずれも私たち非常に参考になりました。そこで島田先生にお伺いいたしたいのですが、今同僚の臼井さんから経営主体の問題について御質問がありました。まさにこれは結論が出ようということでありますから、私はこの問題は非常に大事だと考えておりましたけれども、この問題に対する質問は避けたいと思います。ただ問題は、どなたも申されておりますように、地下鉄建設というものは非常にお金がかかる、こういうことだと思います。そこで審議会の方ではこのお金の捻出についてどのようにお考えになっておるか、この点が第一点と、先ほど鈴木総裁の方から交通事業の調整法の……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま中山先生の方から詳しく御報告になりましたので、あえて補足する必要はないことと思いますけれども、ただ台湾出身の方々の身の振り方について、主としてこの九名を引率しあるいは統括をされておりました岸君から、内地に帰って、自分たちは一応日本人として生活はできましたけれども、その人方の身の振り方というものを一番心配しておる。しかもその人方は、親の代からいわゆるシナ人にいじめられて、そういうことで、妻子はあるけれども、台湾に帰ることをあまり好まない、こういうように申されておるので、何とか適当な方法を講じていただきたいという強い要望のあったことを付して、補足説明にかえます。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第16号(1956/07/21、27期、日本社会党)

○井岡委員 その五名について、現地でロシヤの御婦人と結婚されて、そしてその人がやはり刑に服されて――あまり言いますと問題が起りますから、それは申し上げませんが、別々にやっておられて、御婦人に子供ができたというこの子供、しかしそれはその御婦人の子供として、御主人が日本人でありましたために登録されなかった、こういう格好の方であります。ですから、この点は帰国の名簿には載っても、戦犯としては載らないのがほんとうだと私は思いました。出迎えに参りましてお聞きしたことでございますが……。
【次の発言】 実は、この抑留問題に関連して、直接参考人からでなくて、きょうは厚生政務次官がお見えになっておりますから、一……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 運輸委員会 第1号(1956/11/21、27期、日本社会党)

○井岡委員 塩崎課長に、昭和二十八年、二十九年、三十年と三十一年の九月現在まで――九月でないとおそらく集計がとれてないと思うのですが、政府はいわゆる揮発油税の見込み、どれだけ消費してどれだけ収入があるという見込みのことが何かあるわけですね。いわゆる予算額と実収、これを出してもらいたい。これはおそらくあなた方はお出しになっていると思うのです。税制調査会にも出している。だからこれを出してもらいたい。なぜこれを要求するかと申しますと、この前に、軽油引取税のときに大蔵省の出した見込み額というものは、非常に少く出しておる。ですからいつの場合でもあなた方はこれを少く出しているから、この点を明らかにしてもら……

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/05、27期、日本社会党)

○井岡委員 今横須賀の港の問題について、青野委員から詳しい御報告がありました。今港湾運送事業法違反の件は、各港湾にかなりたくさんあるわけです。従ってこの問題についての質問なり、あるいは運輸当局の御見解なりは後日承わることにいたしますが、幸いいろいろな問題で御調査をなさるということをお願いされておりましたので、私も一件だけお願いをしておきたいと思います。このことはすでに御存じであろうと思いますが、神戸港において港湾業者の現場員が作業員を撲殺した事件があります。この問題は現場では隠蔽をして、業務死にして隠そうといたしましたけれども、隠せなくなって今日非常に問題になっております。しかしこれは単に一つ……

第25回国会 運輸委員会 第7号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 まず関東海運局長の下田さんにお尋ねをいたしたいと思いますが、東海運輸が登録を取り消されたのはいつですか。
【次の発言】 そうしますと、それは港湾運送法による運送事業でないということですか。
【次の発言】 先ほどの青野委員の御質問に、下田局長は、東海運輸は従業員が一人もおらないというように御答弁になったと思うのですが、その通りですか。
【次の発言】 従業員というのは、東海運輸の陸上における従業員でなくて、いわゆる港湾運送法に基く従業員であるが、これは二百名首を切った、一人もおらなかった、こういう御答弁だったと思うのですが、この点はどうですか。

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○井岡委員 援護局の問題は、今、櫻井さんの方からお話がありましたが、私は山岡参考人を中心に一つだけ聞きたいと思うのであります。先ほど百百参考人、早坂参考人、小羽根参考人から陳述をされたことについて、眞崎委員からお聞きになられたのに、ものの見方はいろんなものがあるものだな、こういう御答弁だったと思うのです。そこで私はお尋ねいたしたいのですが、当時敗戦から敗戦直後の軍は混乱しておったかどうか、この点を一点聞きたい。  それから第二点は、三人の参考人が言われたように、各高級参謀あるいは軍の指揮命令系統に所属されておられる方々が、閻錫山軍に残留する、残っておられたということが事実であるかどうか、この点……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第2号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御説明をいただいた各法案の提出される日程案がありましたら、お知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 かなり問題がたくさんあるような法律ばかりでございますので、審議にも相当時間を要するかと存ずるのであります。従ってただいまお伺いいたしましたところでは、閣議決定というのが一つもなくて、近く閣議決定というのが一番よくできておる。あとはほとんど協議するとか、あるいはまだ法制局との打ち合せをするというようなものばかりのようであります。従ってこういうことでは十分な審議ができないかと思いますから、政府においても至急に法案の整備をして、そして手元に配付をいただくと同時に、でき上った……

第26回国会 運輸委員会 第4号(1957/02/21、27期、日本社会党)

○井岡委員 同僚の議員からすべての角度から御質問があって、当局から御答弁がありました。従って今後の問題として残されておるわけでありますが、私はこの機会に一言だけ当局の善処を要望いたしたいと思うのであります。と申しますのは、本年の予算書を見てみますと、昨年度に比べまして六百五十億の増収が計上されております。増収があるということを言われております。この増収の中には、いわゆる現場の職員が一生懸命になって努力した結果が集積されたものであろうと推測をするのであります。しかるに一部の中間の幹部、この人万が私利のために問題を提起するということになって参りますと、今後全体の士気に大きな影響を持ってくるのではな……

第26回国会 運輸委員会 第5号(1957/02/22、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。同僚議員からガソリン税の値上げの問題について詳しく御質問がありましたので、私はできるだけ重複を避けまして、ただいま大臣がその質問中にお答えになった中から、一、二点御質問申し上げたいと思うのであります。それは先ほど中居先輩から質問された中に、ガソリン税の値上げあるいは運賃の値上げをすることによってインフレが起るのではないか、こういう質問がありました。同時にこのことをわれわれは本年の下期において非常に憂慮をいたしておる、こういう質問に対して大臣は、ガソリン税の値上げそれだけを見た場合はそういうことになるかもしれないけれども、国全体の交通、運輸という立場から見るならば、必ずしも……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/06、27期、日本社会党)

○井岡委員 昨日、当委員会で同僚山口委員がガソリンの増税に対してその経緯をただされたところが、福永政務次官は、就任以前の問題であるから私は知らない、こういう御答弁をなされたのであります。この御答弁に対して、わが党といたしましてはまことに遺憾であります。従ってこの問題に対する責任を十分明らかにしてもらわなければならない、このように考えておるのであります。そもそも今回の国会に提案をされておりますすべての法律案は、現在の内閣できめられて、その責任において出されたものである限り、当然次官就任以前といえども、責任を持ってもらわなければなりません。いわんや現在の内閣は、国民の多くの方々あるいはわが党が主張……

第26回国会 運輸委員会 第9号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○井岡委員 実は予算並びに今後の国鉄の経営等の質問は後日に譲りまして、ただいま総裁がお話しになっておられた中に、組合との交渉をいたしておって、なるほどこれはかわいそうだ、何とかしてやらなければならない、こういうように考えることがたびたびあるけれども、予算の総額や給与の総額において縛られておるから、私はお手上げだ、何ともすることができません、総裁はいわゆる文句を言われる機械である、こういうような御答弁をなさっておったと思うのです。そこで今国鉄当局の中には、国鉄労働組合と当局との間に賃金の問題をめぐってかなり激しい交渉が行われておりますし、その交渉が国鉄部内において解決をしないから、お互いにいわゆ……

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。私はそう言った覚えはないと言われるが、国民はこの新聞を見てやはり判断をするわけです。この事実だけはどのようにあなたがここで弁護し、脆弁を弄されてみたところで隠せない事実なのですから、あなたはこの点についてもっと正直に言わなければいけません。同時に、先ほどから正木先輩が言われたように、今度の紛争の起りは単なる組合の違法行為から起ったものじゃない。好んでやったものじゃない。あらゆる条件の中からやむを得ずこういう行為をとらざるを得なかったということが明らかになったわけなのです。従ってその一半の責任は、四十五万の組合員の生活を預かっておる職員局長が負うべきなのです。そのあなたが組……

第26回国会 運輸委員会 第12号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 国鉄運賃と国民生活の関係については、同僚の議員から詳しく質問がございましたので、時間の関係上、私は省略をいたします。従ってごく概要について二、三の点を質問させていただきたいと思います。  第一に、国鉄法の第二条に「能率的な運営により、これを発展せしめ、もって公共の福祉を増進することを目的として、」こうようにうたっておるわけです。従って能率的な運営によって公共の福祉を増進するわけでありますが、本年の予算を見てみますと、必ずしも能率を増進するように考えられないのです。たとえば先般濱野委員からお尋ねになりました本年の千六十九億に対する工事建設でありますが、少しも人間が増員されておらない。……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○井岡委員 昨日第五条第二項の問題でお尋ねをいたしておったわけですが、私は昨日の御答弁では了解ができないのです。と申しますのは、御承知のように国鉄の運賃をきめるに当って、国民生活を十分考慮されておることはこれは論を待たないのです。でありますから重要物資であるとか、あるいはいろいろの種別に分けて、貨物運賃の割引制度をやられておることは御承知の通りです。従ってこういう問題はあくまで国家的な見地に立っておやりになっておる。しかるにその負担を国鉄だけに負わしていくということになって、しかもその結果が国民のふところの中から吸い上げるという運賃のシステムになっておるわけです。そういうように考えて参りますと……

第26回国会 運輸委員会 第15号(1957/03/16、27期、日本社会党)

○井岡委員 実は先般来私は運輸当局並びに大蔵当局に御質問を申し上げているわけですが、いまだに十分に了解しがたい点があるわけであります。従って先般から大蔵大臣あるいは大蔵次官の御出席をお願いいたしておりましたところ、非常にお忙しいのに御出席いただいたことについて敬意を表します。  今度の国鉄予算を検討いたしておりますと、私たちは納得のできない点があります。すなわち今度の運賃値上げに当って政府の説明を聞いておりますと、国鉄の経営調査会の答申を参酌したということをしばしば申されておるわけであります。ところが都合のいいところだけを参酌されたのであって、都合の悪いところは少しも参酌をされておらない。たと……

第26回国会 運輸委員会 第16号(1957/03/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 本年度予算の審議の劈頭に当って、工事の千六十九億の使用について、本年はこんなにたくさん計上いたしても、資材の購入あるいは人間の不足等で実際にはやれないのじゃないか、こういうように御質問を申し上げたところが、本年の鉄鋼あるいはセメント、こういう基本資材はすでに購入済みで十分やり得る、こういう御答弁があったわけであります。しかしながら、これは業界新聞だと思いますが、本日の業界新聞の中に、石井資材局長は、なかなか困難ではあるけれども、何とか努力をいたしたい、こういうように言われておるわけであります。従ってこの点をもう一度明確に一つお尋ねをいたしたいと思うわけです。

第26回国会 運輸委員会 第22号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 今のお話で防衛庁の方にお尋ねするのですが、地元の方々が国際空港にしたいという希望は、一つは京都、大阪、兵庫、この三つを結んで、三つの特殊な産業、こういうものから貿易の振興をはかる。すなわち東京だけに国際空港があって、大阪に再び飛行機でやってくるとか、あるいはまた汽車に乗ってやってくるというようなことでは発展しないじゃないか、そういう立場から国際空港の希望を持っている。お話を聞きますと、現在の滑走路は十分でないから、国際空港には現在のところ不適当だ、しかしながら今は英国との協定があるので、この点は考慮したいという航空局長のお話なんです。そこで自衛隊が再びこれを使うということになると、……

第26回国会 運輸委員会 第27号(1957/05/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御提案になりました小型船海運組合法案について、若干の質問をいたしたいと存じます。  御提案の理由にも出ておりますように、いわゆる一ぱい船主の方が今日非常に困っておる、そういう意味においてこれらの業者を救ってあげたいということでございまするので、この御趣旨についてはわれわれとしては賛成をいたしたいと思うのであります。ただこの法律の中で、問題になっております十人以上の発起人が地域別あるいは貨物別あるいは業種別によって組合を作るということでございますが、御承知の通り小型船舶というものは非常に捕捉ができにくい、このことは戦時中においてすら十分捕捉ができなかった、こういう実情を徴して……

第26回国会 運輸委員会 第28号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま上程されております小型船海運組合法案に自由民主党並びに日本社会党を代表いたしまして、若干の修正意見を申し述べたいと存じます。まず修正個所を申し上げます。  (1)第八条第一項第十一号及び第十二号をそれぞれ第十二号及び第十三号とし、第十号の次に次の一号を加える。     十一 組合員の委任を受けてする組合員と組合員が使用する従業員との間の労働関係に関する事項の処理  (2)第九条第三項を次のように改める。     3 前条第一項第一号から第六号までに規定する事業に関し前項の交渉の申出を受けた者は、正当な理由がない限り、その交渉に応じなければならない。  なお以下関係法令との平……

第26回国会 運輸委員会 第29号(1957/05/14、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま可決されました法案に対しまして、次に読み上げますような附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。   船舶職員法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  政府は第二十九条の二の規定の運用にあたっては、特に慎重を期し、報告の聴取、船舶への立入り、海技免状の検査等については、これを必要最少限度に止め、船舶運航に支障を来しめざるよう深甚なる考慮を払うとともに、船舶職員の船内居住を不当に侵害せざるよう、特段の注意を払うべきである。  右決議する。  ただいまの小山委員の質問等によっても明らかになっておりますので、提案をいたしました附帯決議につきましては、皆さんの御賛成を得たいと存……

第26回国会 運輸委員会 第32号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま副総裁から詳細な御報告をお聞きいたしたわけでございますが、なくなられた方はもちろんのこと、御遺族の方については心から哀悼の誠をささげたいと存じます。ただ原因がいまだ十分判明いたしておらないようでございますが、推定として橋げたの移動による事故であると考えられる、こういうことであります。しかもその移動については、とめておったボールトですかが抜けておる、こういうことでございますが、従来保線の巡視ということについてどういうような制度をとっておられるか、この点をお聞きいたしたい。
【次の発言】 事故発生からまだ間もないことでございますから、その保線の巡回をいつごろおやりになったかとい……

第26回国会 運輸委員会 第36号(1957/07/04、27期、日本社会党)

○井岡委員 この問題とは別でありますが、国鉄運賃値上げの審議をしておりました際に、当然、国鉄運賃を上げるならば私鉄の運賃も上げるのではないか、こういう議論がかなり深刻に行われたことは、委員長御存じの通りであります。そこで当局の答弁は、いわゆる調整をする、国鉄運賃との見合いにおいて調整をするという御答弁があったわけですが、最近の新聞を見てみますと、調整の域を出て、かなり大幅な運賃値上げが申請されておるように見受けられるわけです。従ってこの問題についていろいろわれわれもお伺いしたいのでありますが、資料等もございませんので、いわゆる私鉄大手十三社の昨年度の上期、下期における貸借対照表を一つ資料として……

第26回国会 運輸委員会 第37号(1957/09/30、27期、日本社会党)

○井岡委員 私は大臣にお尋ねをいたしたいのです。大臣は午前中の同僚の質問に答えて、国の産業にひびが入るような繰り延べ処置については私としては考えたくない、ただいまは国鉄当局が折衝をしておるので、やがてはその折衝が終った後私が折衝したい、こういうようにお話しになっておったように思うのです。ただいま大臣もお聞きの通り、大蔵当局は百億繰り延べについて非常に強い御希望を持っておいでのようであります。そうしますと、午前中の大臣の御答弁とは若干間隔が開いておるのではないかと思うのです。  そこで私は今度の運賃の値上げの問題を振り返ってみたいと思うのです。最初国鉄が運賃値上げを持ち出しましたここ二、三年来は……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 運輸委員会 第3号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 私は大臣が御就任なさったときに、大臣の運輸政策に対する所信をお伺いしたわけですが、その中でいろいろありますが、特に今非常に問題になっておる都市交通の問題について、若干大臣の今後のお考えなり構想なりをお伺いしたいと思うのです。この前お配りいただいた「昭和三十三年度運輸省重要施策要綱」の十二ページに、「大都市鉄道の高架化、地下化」こういうことがございます。いわゆるバスの問題等もございまするけれども、とにもかくにも戦争によって都心部が焼けて、そして住民が都市の周辺にいわゆる集団居住をやる、同時にまた国の政策も住宅公団あるいは地方公共団体の住宅等も軍団的な住宅政策がとられている。従って通学……

第27回国会 運輸委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○井岡委員 委員長は次の委員会のことで御心配なさっておいでですから、簡単に吾孫子理事と大臣にお願い申し上げたいと思うのです。御承知のようにこの間本会議で国家公務員に対しての年末手当の〇・一五の増額が通過をしました。御承知のように国家公務員は従来夏期手当が〇・七五、年末手当が一・八、こういうようになっておったのに対して、さらに〇・一五ふえたわけですが、国鉄は本年の予算では夏期手当は〇・五、年末手当は一。五であります。この間においてかなり開きがある。この問題を当局はどういうように解決しようとしておいでになるか、この点を吾孫子理事にお伺いしたい。  同時に大臣は、こういう問題でせっかく労使が藤林あっ……

第27回国会 運輸委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 今吾孫子さんの答弁の中に、重大な矛盾があるわけなんです。それは先ほどの下平君の質問にお答えになって、新組合、いわゆる第二組合の方から早くやってもらいたいという要望等もあって、いわゆるあっせん以前にこれを実施した、こうお答えになっておったのですが、その通りですね。
【次の発言】 そこで、その次に申された言葉の中に、交渉単位の問題をお話しになっておいでになりました。交渉単位は今山口君が非常に立腹をされておりますが、私はそうだろうと思います。これはやむを得ない立腹だと思います。と申しますのは、続いてお答えになったのは、この前、春のベース・アップのときに機労の方はこれを受諾してくれたので、……

第27回国会 地方行政委員会 第6号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○井岡委員 時間もございませんから簡単に都市交通の問題でお尋ねをいたしたいと思います。  御承知の通り現在東京にいたしましても、あるいは大阪、神戸、京都、名古屋にいたしましても、非常に交通が混雑をいたしております。そこで運輸省の方では都市交通審議会を設けて、昨年は東京都の審議が終って、本年は大阪の審議会をおやりになっておるようであります。そうして大体の結論というものは現在の都市交通の近代化、高速化をしなければいけないのじゃないか、こういうような結論がおのおの出て参っておりますが、口では近代化、高速度化ということが言えますが、実際上地下鉄を敷設するというようなことになりますと、莫大な経費がかかる……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○井岡委員 ただいま御提案になりました観光施設の問題でありますが、この問題については、昭和三十一年度観光収入は年間にいたしまして五千五百万ドル、邦貨に換算いたしまして百九十八億円の収入を見ております。本年はさらに一五%も増を見込まれているような状態で、年々貿易外収入の非常な増加を見つつあるわけでありますが、御提案になりましたように、ホテルあるいは道路、同時にわが国としては世界で見ない瀬戸内海、あるいは沿岸の景勝等が十分あるわけであります。しかるにこれらに対する観光施設というものは非常に閑却視されておりますので、これが一そうの整備をはかっていただきたいことについては、自由民主党並びに日本社会党を……

第28回国会 運輸委員会 第9号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。今度の改正でほとんどが政令の事項に委任されてあるわけなんです。その委任した理由を  一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 元来この法律は、航空事業の安全を確保する立場に立っておるわけです。従って政令事項に委任をする場合、今お話しになったようなこまかい検査あるいは規定を順守しなければならぬ。ところが本案においては、航空関係に対する人あるいは配置というものがあまり十分でない。こういうところからいろいろな事故が起るのではないかと思うのであります。たとえば、航空問題とは別でありますが、先般の南海丸の沈没の問題にしましても、きめた基準は大体正確なものであっても、人の不足なりあるいは……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 先般の委員会でもお尋ねをいたしましたように、今度の航空法の改正は主として航空の安全を目的としたものでありますが、政令に非常にたくさん委譲されて、たとえば十条の三項の「運輸省令で定める航空機の運用限界」こういうように一つ一つこれを政令に委任をいたしておるわけであります。従ってこの委任事項の内容あるいはこれが具体的に執行していく上において、もしあやまちがありとするならば、せっかくの改正も水のあわになるというような懸念もなきにしもあらずだと思うのでにあります。従って二、三の点をお尋ねをいたしたいと思います。すなわち「耐空証明は、航空機の用途及び運輸省令で定める航空機の運用限界を指定して行……

第28回国会 運輸委員会 第13号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○井岡委員 先般海難審判法の一部を改正する法律案について御提案をいただいたわけですが、その御提案の中に、最近海難の審判が非常に多い、そこでこれを最も能率的に処理するために副理事官を置く、そうして所要手続をとって事件の早急な解決をはかりたい、こういうことでございましたが、多くなっている実績等、一応数字がありましたら具体的に一つお示しを願いたい。
【次の発言】 そこで少しこまかくなりますが、副理事官をお置きになった趣旨がそういうことでございますので、概略でよろしゅうございますからお答え願いたいのですが、副理事官で処理でき得るとお考えになっておる件数、これがどのくらいありますか。

第28回国会 運輸委員会 第15号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○井岡委員 この前お尋ねをいたしました際に、この法律の改正は事件を早急に処理をしたい、こういうことでございましたが、いろいろお尋ねをしておりますと、必ずしも事件の迅速な処理ができるとは考えられない節があるわけであります。そこでさらにお聞きいたしたいのは、今後の理事官あるいは審判官あるいは剛理事官というような方々を任命するのに、どういうような基準をもって御任命なさるのか、一つお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで今度はこれはおそらく十六条の海難審判庁審判官及び理事官の定数は政令でこれを定めるというような点等を考慮されてお話しになったと思うのですが、それまでに人事院へお願いをしておっ……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。先ほど大臣は、私がそれを言ったのでないから、私としては何ら関知することではない、こういう御答弁だったと思うのです。しかしこれが争議の解決に重大な支障を与えておると考えるならば、大臣はどういうような御処置をとられるか。
【次の発言】 昨日並びにきょうの新聞に、河野経審長官が東急の社長を呼んで、そうしてお話しなさるようであります。同時に私鉄社長会議は、単独で解決をした東急の社長をスキャップとして糾弾をする、こう言っておる。そうするならば、この解決に当って、この種の運動が行われ、あるいは言明が行われておるということは、明らかに争議解決のじゃまをしておる、妨害をしておるということ……

第28回国会 地方行政委員会 第2号(1958/02/07、27期、日本社会党)

○井岡委員 関連して。今の問題は非常に重要ですから、大臣には今の御答弁を裏づけるための具体的な意見、これをお聞きしたいことと、それから本部長に対してお伺いをしたいのは、現在民間と申しますか、住民がかけておるいわゆる火災保険の保険料並びに総額、各保険会社がどのくらいとっておるか、それから年間、保険金としてどれだけ払っているか、いわゆる賠償をどれだけ払っているか、この点の資料を至急に出していただきたいと思います。と申しますのは、私は自分で一つの団体で相互保険を十年やっております。そうして同じ地域で、年額百二十円をかけて、一万人の組合員でもって、年間百万円の利益が上るわけです。しかもこれは決していな……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1956/02/27、27期、日本社会党)

○井岡小委員 甲子園ホテルですが、これは実際問題としては米軍は二、三人しかおらないのです。それでそのままそこに置いてあるのです。だからあれは何とか解決すれば当然返還される、こういうふうに考えるのですが、その間の事情はどうなっておるのですか。
【次の発言】 ですから、これはいわゆる直接の軍関係でない、その通りだと思うのです。従って別館なら別館をそれに充てて、あとを返すという方法があると思うのです。それは、広大な甲子園ホテルにわずかに三人か四人が毎日泊っているだけであって、そうしてあと全部遊ばしておる。こういうことでは、観光ホテルが足らないというふうにいわれているときに、これは非常に不合理じゃない……

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第3号(1956/04/20、27期、日本社会党)

○井岡小委員 きょう名古屋の観光ホテルがおもに討議をされたわけですが、小委員会はひとり名古屋の問題だけを取り上げておるわけではございません。このことをまずお考えいただいて、自後の御答弁をいただきたいと思います。前々から名古屋の問題については、今皆さんからいろいろ御質問があり、あるいはまた御答弁がありましたので、私はあえて再びこの問題をお尋ねをしようとは思いませんが、先ほど千葉欧米局長が早稻田さんの質問の中で、約束の不履行になった場合どういうことができるか、こういう質問に対して政治折衝あるいは外交折衝にこれをゆだねるべきだ、こういうお話でした。私はこれは答弁になっておらないと思うのです。いついつ……

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第5号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○井岡小委員 この前の委員会でも私の質問に対して、欧米局長は同様のことを答えられたのです。ということは、日本政府との関係であってアメリカ政府とは何ら名古屋のホテルについては関係がないのだ、こういうようにお話しになりました。その欧米局長は名古屋の観光ホテルに対していかなる考えを持っておられるか。ということが一点。同時に、ただいま委員長もお話しになりましたように、外貨の獲得の面から考えても、どうしてもわれわれは早く返してもらいたいという希望を持っております。しかも名古屋のホテル当事者は六月中に返していただかなければまた一年どうにもならない、たくさん修復をしなければなりませんから、その修復をするのに……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1956/12/06、27期、日本社会党)

○井岡大治君 請願の本委員会に付託されております第一九の玉造貨物取扱駅設備政善に関する請願の趣旨を申し上げたいと存じます。  本年四月から、かねて大阪では懸案になっておりました環状線が着工されたわけであります。それに伴いまして、玉造の貨物駅の廃止をするというようなことが一部計画をされたのでございますが、玉造の貨物は大阪における海田、天王寺に続きまして第三番目の貨物の輸送を持っておるわけであります。特に大阪では玉造の駅の近辺は中小企業が非常に多いわけでございまして、御承知のように中小企業はわずかな利潤をもって経営を営んでおるわけでございますから、もし玉造駅を廃止いたしまして、梅田に持っていくとい……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/03/25、27期、日本社会党)

○井岡委員 委員長の方から、大蔵、通産並びに運輸大臣は、参議院の予算委員会に御出席をなさっておる、そこで当分の間どうもその出席がないようで、その上でと、こういうことですが、私は大蔵大臣と運輸大臣に主としてお尋ねをし、なお通産大臣に、さいぜんの御答弁の中で、われわれ若干了解しがたいものがございますから、お尋ねをしたいと、こういうように考えておるわけです。従って、それを考慮して質問をしろと申されても、現実には質問のしようがないわけなんです。この点、こちらの方から十分考慮をしていただかなければ、私の方は質問を続けていくわけには参らないわけです。

第26回国会 大蔵委員会地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○井岡委員 まず、大蔵大臣非常にお忙しいようですから、要点だけを聞けという委員長の御注意でございますから、簡単に聞きます。  今度の揮発油税を増徴するに当っての主たる目的が道路整備である、こういうように理解してよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、二十八年の七月二十三日の法律第七十三号に道路整備費の財源等に関する臨時措置法、これによって今度の道路計画が立てられておるかどうか、この点お聞きします。
【次の発言】 この法律では、道路五カ年計画に基いて年次別に揮発油税の使途が明らかにされておるわけですが、今度の揮発油税の増徴の使途の分の中に、臨時就労対策費、特別失業対策費、あるいは特別地域の……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○井岡分科員 大臣に外航船舶建造利子補給についてお尋ねいたしたいと思います。  昨年は三十一億の利子補給を計上いたしておるわけでありますが、第十三次造船については利子補給を行わない、こういうふうに明確にいたしております。第十二次造船以前の利子補給についても辞退を期待して計上しなかった、こういうように説明がなされておるわけであります。もし辞退をしないという場合はどういう御処置をとられるのか、この点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 簡単に大臣は、補正予算だ、こういうようにお話しになっているわけですが、利子補給の問題のいきさつ等について必ずしも理解のできないものもたくさんあります。しかしながら、い……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会陸運に関する小委員会 第2号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○井岡小委員 眞鍋さんなり松原さん、あるいは小山さんから、総括的な問題を御質問なさっておりましたので、私は具体的に二、三質問してみたいと思います。  警察庁の方のお話なり、あるいは今までなぜ事地検が起るかという原因について御答弁なさっておりました中に、一番大きな問題は、やはり現在のノルマの状態から来る疲労、こういうものが一番大きいのじゃないか、こういうように考えられるわけであります。そこでます第一点にお聞きしたいのは、労働条件の中で、固定給と歩合給というものがどういう比率になっているか。これは平均でけっこうですから、労働省の方から一つお伺いいたしたいと思います。



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データ更新日:2023/02/05

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