このページでは井岡大治衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○井岡委員 今、辻官房長から、最近踏み切りの事故が非常に多いので、関係省と十分打ち合わせをして何らかの処置を講じたい、こういう御説明がありましたが、たまたまきょうの新聞に、踏切法の法案について立ち往生という見出しで運輸省と建設省が対立をしておる、そのために今度の通常国会には出せないのではないか、こういう予想の記事が載っております。事故が非常に多くて、世間から踏み切りの整備についてはかなりきびしい批判を受けておる際に、なお今日どのような理由かは知らないけれども、政府の中において対立をして今度の通常国会に出せないということは私はまことに不都合だと思うわけです。そういう意味から、その問題になっておる……
○井岡委員 三十四国会で私たちが検討いたしました都市交通の混雑緩和の件について、今、関谷さんから報告されましたが、その後の都市交通事情は、この報告書を作成した当時よりさらに困難になってきていると思うのですが、政府はことしになってこれらの問題に対してどのように取り組んでおられるのか。まず運輸省の民鉄部からお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 数字に現われた計算はそういうことになるわけですが、これによってどれだけの緩和ができるのか、それを一つ具体的に説明していただきたい。
【次の発言】 警察庁の交通課長がお見えになっておりますから、ちょっとお伺いしたいのですが、現在のままをこのままで定着を……
○井岡委員 関連して。三十四年に制定をしました特定港湾施設整備特別措置法と今回出された法案との関連を聞かして下さい。
【次の発言】 かなりわからない点がございますが、きょうは時間がないようですから私は問題点だけを聞いておきます。それでは、特別措置法に基づいて指定された港湾と今度の港湾とは違うのか違わないのか、この点を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 含めておるということは、もし特別措置法という法律が母体だということになると、追加をしたということですか。
【次の発言】 どちらも特別会計だということですが、そうすると一方の特別会計と今度の特別会計との関連はどういう関連になるのですか。
○井岡委員 関連して。この間から聞いておるのですが、どうもわからないのです。ただ港湾局長は、特定港湾施設整備特別措置法は地方の分担金等のことを重点的に考えたものだ、こういうようにこの間からおっしゃっておるわけです。そうすると、今度の緊急措置法の地方公共団体の分担金と違うのか違わないのか、ここのところを明らかにしてもらいたい。国の負担ですね。
【次の発言】 僕はこの間も聞いたのですが、もし同じだということになれば、なぜ同じようなものを二つ作るのかという理由がわからぬのです。今度の法案をこしらえるなら、特定港湾の方も含めてこしらえたものだと思うのです。そうすれば特定港湾の方を廃案にするなり何なりに……
○井岡委員 関連して。総裁は国鉄四十五万の信頼を得て、国鉄を完全に守っていきたい、そして業務を遂行したい、こういうように言われておるわけです。そういう立場から組合とも話をしたい、同時にしていっておるのだ、こう言っておられますが、現実にはそれと違う事実があるのです。これは八王子の駅長さんの中島勘司さんという人が各家庭に配った不当労働行為の原文です。この中に、総裁は法律を守らなければいかぬのだ、こう言っております。不当労働行為はやってはいけないのだということに法律で規定してあります。にもかかわらず――読んでみましょうか。「今回は時間の問題だと言われるILO条約第八七号が批准になれば、労組の専従(職……
○井岡委員 ちょっと関連をしましてお尋ねをいたします。先般久保君が質問されておったときに、A、B、Cに分けて、そして大工事、あるいは中工事、小工事と分けた、こういうように言っておいでになりました。今も御同様のことをお話しになっておりますが、鉄道とかその他今言われておっただれでもやれる一般的な工事、こういう業者は、大体何ぼくらいの会社がありますか。
【次の発言】 同様に、この会社でなければできないという会社は一つですか。
【次の発言】 そうすると、一般工事をできる会社というものはかなりある、こういうように理解してよろしいですね。特殊工事というのはほとんどないと理解していいですか。
○井岡委員 運輸省の三十七年の一月の資料は、おそらくこの法案の提案理由を説明された資料であると思いますが、「特定船舶整備公団によるはしけ等の整備について」という資料があります。一方きょう三十七年二月十四日運輸省港湾局の「はしけの今後の需給状況について」という説明の資料が提出されております。この資料と一月に提案をしました提案理由との間に、大きな食い違いを来たしておる、こういうように考えるわけです。その二、三点について質問をさしていただきたいと思います。 きょうお配りになった「需給状況について」では、昭和三十五年年央――これはどういうのですか、三十五年年央のはしけ保有量八十三万トン、昭和四十年年……
○井岡委員 議事進行について……。
われわれはまじめに審議をしようと思って、おるわけですが、政府の人は、御承知の通り、今大臣がやってきたところなんです。われわれは、ふだん大臣が見えなければ審議をしないのじゃないわけです。大臣が来なくても、あなた方の都合の悪いときにはわれわれに話をして、きょうはおらぬから、だれそれを出すからということで審議をさせておるわけなんです。しかるに、政府委員が一人もおらないじゃないですか。大臣、これをどう考えるか。御答弁いただきたい。
【次の発言】 毎日、その当日になって今ここで何をやるといったのではなく、前の日から質問通告をしてあるのです。従って、その質問を通告し、……
○井岡委員 観光協会の会員の数がおわかりだったら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 毎年ふえてくると思うのですが、これらの趨勢を、わかればお教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 今度の改正で運営委員会を審議会にお変えになるということです。こまかく書いてありますが、さらにもう少し具体的に、なぜ変えたかということをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 そこでお尋ねをするんですが、審議会の委員が二十名以上三十名、その成立要件が二分の一で、議決をする場合はその過半数、こういうことになっておるわけです、おそらく政府は、本年の一億の出資だけでなく、将来この出資額をもっと上げていこうという考え……
○井岡委員 私は、先般来から国鉄当局と労働組合の間に交渉が行なわれておりました京都、豊川、大宮、大井の工場廃止の問題について、若干の質問をいたしたいと思います。 まず最初にお尋ねをいたしますのは、昨年、当局は運賃値上げを当委員会に提出をされたわけであります、少なくとも、この運賃の値上げを提出されたのは、偶然のものでなくて、第一次五カ年計画を四年で打ち切って、新たに五カ年計画という立場から提出をされたわけであります。そういうように考えてみますと、今後の国鉄全体の経営については、当局は単に思いつきの問題から出されたものでない。相当以前において、今後のわが国の国鉄の持つ輸送計画というものがあったと……
○井岡委員 関連して。私ちょっとおくれたものですから、おそらくお聞きになっておられるかと思いますが、もう一度お聞かせをいただきたいと思うのです。この東洋電機に国鉄からおやめになって入っておられる方々は何人くらいですか。
【次の発言】 これは新聞の記事ですから、あなた方はまだ十分そういうことは明らかでない、こういうことを言っておいでになるわけですが、これによりますと、かなり前から国鉄とのつながりがあった、こういうように理解していいのですか。
【次の発言】 これは特殊品であるから、いわゆる指名入札とか随意契約という形でおやりになっておると思うのですが、しかし、今度の場合は、そこに大きな問題があると……
○井岡委員 ちょっと一つだけ。私は、今度の問題について一番重要視しておるのは、労働慣行というものだと思うのです。労働慣行を正しく発展さすということが、労使間の紛争を最小限にとどめる一番大きな柱だ、こう私は考えるのです。そこでお尋ねをいたしますが、従来の労使間における労働慣行は、どういう方向、どういう方式といいますか、形式といいますか、そういうものをおとりになったか。これを一つお聞かせいただきたい。
【次の発言】 きのうの参考人の話から明らかになったことは、二十六日の午後十一時三十分に国労と交渉を終わった、こういうことであります。その終わる際に、先ほども久保委員の方から、あるいは加藤先輩から御質……
○井岡委員 問題は違うのですが、この間北海道で地すべりがあって、列車がとまっていますね、あれの状況をちょっと聞かしていただけませんか。
【次の発言】 ああいうへんぴなところですから、やはり一日も早く何とか手当をしてあげないと、これは日にあまり通らないところで、全くとまっちゃったということでは大へんな問題だと思ったものですから、それだけ一つお願いしておきたい。
○井岡委員 関連して。私は、今度の事故で特に感じたことは、従来の国鉄の経営の中に、いわゆる技術革新と称されて、経営に重点が置かれて、いわゆる企業それ自体の成績を上げることに重点が置かれて、保安設備あるいは保安に力点が若干うとんじられておったのではないか、こういうような気がしてならないのです。先ほど同僚の久保君が、当直の人が一人だったということを言って、総裁に質問しておりましたけれども、総裁は、これはお答えになりませんでした。少なくとも午後九時から十時ということであれば、まだ夜のラッシュの時間であると考えるのです。ここでダイヤを見せてもらったのですが、片道十三本、従って往復二十六本という列車が、……
○井岡委員 御承知の通り、先般改正をして、その実施の準備期間を三年にして、ことしの十月一日からいよいよ実施をされる。そこで免許制になるものですから、直ちに切りかえるということはなかなか不可能だろうと思うのです。そういう意味で、改正当時における要望として、三年の間に運輸省は十分行政指導をして、零細企業あるいは基盤の弱い企業等の指導を行なって、でき得るならば企業合同をやらして、国際競争に耐え得る海運に育て上げるべきだ、こういうような要望をつけておるわけであります。従って、その後の状況はどうなっておるのか、まずお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 それでは、最近出されたその通牒というのですか、それ……
○井岡委員 御承知の通り、大阪の港が、南港並びに堺港、あるいは近く泉北港、こういうようにだんだん大きくなって参っております。そこで、先般大阪の保安部に行きました際に、ぜひこの大きくなった事態を直視していただいて、適切な処置を講じてもらいたい、こういう御陳情がありました。その一つは、現在の巡視艇が足らないのだ。だから、十八ノットの巡視艇を二隻ふやしてもらいたいということ。第二点は、堺からあそこまで手続なりいろいろなことで来ますと、今のあの大阪の交通状態ですと、来るだけで一時間半ばかりかかりますから、それはなかなか大へんなことだから、ぜひ出張所を堺に設けてもらいたいということ。それからこれに伴って……
○井岡委員 先ほど次官から内海さんに御答弁がありましたので、あえて聞く必要はないと思いますが、われわれとしても、計画造船それ自体について今検討をしておる最中です。先般、総理が、計画造船それ自体再検討すべきだ、こういう発言をされています。これはかかって海運基盤の問題と関連をして総理はあのような発言をされたのだと、われわれは理解をしておるわけですが、そういう立場から考えると、今後の計画造船それ自体について、運輸当局はどう考えておるのか。この点を一つ明確にしていただきたいことと、今回の第十八次造船について、定期船を八〇%に引き上げた、それから不定期船を七〇%に引き上げたということですが、これは将来も……
○井岡委員 これはいつからおやりになったのですか
【次の発言】 私鉄運賃の項については、これは運輸省の専決事項でありますから、あえて運輸委員会に御報告をされる必要はないかと思いますけれども、私は、運賃値上げに伴う国民生活への圧迫、同時にこれと関連して、諸物価の値上げ等々から考えますならば、当然これらの問題について、当局は、せっかく運輸委員会が開かれておることでもありまするから、進んでやはり態度を明らかにする必要があるのではないか、こういうように考えるわけです。ということは、最近の私鉄の保安施設、あるいはその他の条項等が、かなり乱れておるわけですから、これらの問題について、単にどういうようにやる……
○井岡委員 先ほどの久保委員のお話を聞いておって、私は二つの感じを受けたわけです。一つは、従来総裁は、当面する問題は輸送に重点を置かなければならないのだ、こういうことをしばしば言われ、しかもその立場から第一次五カ年計画あるいは昭和三十六年度に新五カ年計画をお立てになったと思うのです。ところが、そういう意味から申し上げますと、国鉄の使命というものは輸送増強にある、こういうようにわれわれが理解をしておった。間違いかもわかりません。そこでわれわれは常に、その輸送増強に伴うものは保安ということが大事ではないだろうか、こういうように主張してきたわけですが、この点は、そうではあるけれども、やはり輸送増強と……
○井岡委員 ちょっと関連して。――先ほど機構の問題でいろいろお考えになっておるようですが、この間の井出さんの質問並びに加藤さんの質問で、当時の監査委員長として不明であったというように盛んにお答えになって、あやまられておるわけですが、監査委員会の事務局は独立しておるのか、しておらないのか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 監査委員会の命によってということですが、現実には国鉄の職員がおやりになっておるじゃないですか。
【次の発言】 私はそこに問題があると思うのです。監察局の局長がこの事務局長であり、同時に監査委員会の事務局員である。ここに問題があると思う。少なくとも監査委員会というものに……
○井岡小委員 私は少しこまかい質問ですが、聞かしていただきたいと思うのです。 まず最初に、先ほど肥田君が質問をされておりましたが、私は都市交通の問題は、その地下鉄建設の問題だけをとらえてはやはり間違いだと思うのです。特に最近は大都市政策を採用されようとしておる。従って大都市政策が採用されるとするならば、当然それに伴う大都市交通政策というものが付随しなければいけない。しかしながら今まで、これはいずれの都市でもそうですが、このことが考えられておらない。ここに今日都市交通の行き詰まっておる一つの大きな原因があると思うのです。従って将来これを考えられて、今後都なりあるいは関係業者がそういう方向で十分……
○井岡小委員 東京の局長さんにお尋ねをいたしたいと思うのです。 まず私は、先ごろ首都交通審議会できめられた地方公営企業体を作れということについては、かなり前から主張をしてきておったわけですが、これがようやく出たということは非常に望ましいことだと思うのです。ただこの場合、公団の副総裁もお話になっておられたように企業合同をやる場合にはかなりの問題があるわけです。それをやるためにはどうしてもやはり計画的でなければならないと思うのです。たとえば労務問題という話が出ておりましたが、今のままでいくと、局長さんは非常にうまくいくようなお話をされておりましたけれども、路面電車はもっと動かなくなるのです。幾ら……
○井岡小委員 まず、先ほど警察の方から言われた、去年の六月ごろからいろいろ考えた、困難のあることを考えた、こういうことですが、その考えられた事例というものはどういうものがあるか、一つお聞かせ願いたいと思う。
【次の発言】 規制をすることによっていろいろな全体に及ぼす影響がある。従って、そういうことを考えたけれども、当面やらざるを得ないのだ、こういうお話だったと思う。ですから、その困難な事情、やることによっていろいろな影響を及ぼす、こういう事例というものは、どういうものを考えられたか、それを具体的に一つ。
【次の発言】 今言われた労務管理の問題、ごく常識的だというけれども、その常識的な問題が、か……
○井岡小委員 先ほどから各参考人の方々の御陳述をお伺いいたしたわけでございますが、先般の当委員会において、われわれが政府に質問をいたしましたことと、大体において大同小異の御陳述であったわけであります。当委員会は、当面いたしておる混雑しておるところの都市交通の緩和をどうするかということが、主たる目的でございます。従って、今回の車両制限、車種別禁止それ自体のいい悪いは別といたしまして、このこと事態も、当局においては、今日の都市交通の緩和をするのに役立つというような立場から、御提案がなされておるものとわれわれは拝察をいたしておるわけです。そこで具体的に私は小倉さんにお伺いするわけですが、小倉さんが都……
○井岡小委員 同僚議員から今回の規制の問題についてかなり詳細に質疑がかわされましたので、その点については時間もかなり経過をいたしておりますから、十分両者で話し合って、少なくともあとで問題を引き起こすことのないように配慮していただきたい、このことを要望いたしまして規制の問題に対する質問は後日にいたしたいと思います。 先般運輸省の方から「道路交通上の問題点について」というプリントをい・ただいたわけですが、このことは、非常に失礼ではございますけれども、木村保安局長は御承知だろうと思いますが、私は昭和三十二年のときに、もう五年したら東京都と大阪の路面交通というものは、全く行き詰まってしまってどうにも……
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