このページでは井岡大治衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○井岡委員 緊急質問をお許しいただきたい。志免炭鉱の問題について若干の緊急質問をいたしたいと思いますので、これをお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、今の副総裁の答弁で若干わかりにくいところがあるので、二、三聞きたいと思います。
まず第一に、分離する方がよいというような勧告が今年四月にどこからあったか、それを伺いたい。
【次の発言】 その次に、現在の炭鉱を維持するためにはもっと高能率的にしなければいけない、こういうことでありますが、聞くところによりますと、昨年度の経営実態は二億幾らの黒字を出しておる、こういうことですが、この点はどうなんですか。
○井岡委員 資料要求を一つ。国鉄の金沢局における敦賀の予算の乱費の問題があるわけです。この問題についての資料をお願いしたい。
○井岡委員 先ほど簡牛さんからお尋ねになったときに、四月運輸大臣の許可を得て調査委員会を作った、こういうように申されたように記憶するのですが、その通りですか。
【次の発言】 私は手元の資料を見たからそのことを聞いているのです。今総裁は四月に許可が出た、こう言っておられるのですが、申請をされておるのは三月に申請をされておる。同時に三月にもう許可をとっておられる。ですからこの点において大きな食い違いがある。だからこの点を聞いておるのです。
【次の発言】 調査委員会は四月の七日に設置されたのですか。
【次の発言】 鉄道公報の本年四月四日号にこのことがちゃんと載っておる。四月の四日にちゃんとこれは載せ……
○井岡委員 青山委員長さんにお尋ねをするわけですが、この委員会では速記録とか議事録をおとりになっておるのでありますか。
【次の発言】 この志免の問題は、お話を聞いておりましても、今後非常にむずかしい問題が予想できると思うのです。そういう意味から私は、これは十分ガラス張りの中でおやりになるという御意見であれば、速記をとって、そうしてどなたが見てもいいということで、なるほどというように納得のできるものでなければならぬと思うのですが、そういうものはとられておらない、単なるメモ程度だ、こういうことでありますが、私はこの点についてまことに遺憾なことだと思います。まあそれはそれといたしまして、委員長さんの……
○井岡委員 最近警察庁あるいは運輸省当局で、道路交通取締法の施行令の一部を改正するというようなことを承わつておるのでございますが、この点その通りでありますかどうか、まずお伺いをいたしたいと存じます。
【次の発言】 どういう理由で御改正なさるか、その理由を一つお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 どういう点が不備か、その不備な点を具体的に一つお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 ただいまお聞きをいたしますと、主として自動車の問題を中心にお考えになっておるようですが、もしこれを実施するならば、私は路面電車に対してかなりの影響を持つのではないかと思うわけです。同時にまた相当の事故の発生することを……
○井岡委員 去る一月二十六日に紀伊水道で起りました南海丸の遭難事件について若干お伺いいたしたいのでありますが、それ以前に、審判庁の長官の方から、その後の海難審判の経過等で公表できる範囲内におけるこの問題の界議の経過等をお伺いできれば非常にけっこうだと思います。
【次の発言】 実はその問題で、御承知のようにこの委員会でも、かなり構造の問題あるいは当時の状況等について審議をしておりまするので、私は必ずしも会社側が期待をしておるような結審が出ないのではないか、こういうように思うわけです。しかし、それは審判の結果を待たなければなりませんので、私はあえてその問題をきょうお尋ねしようとは思いません。ただそ……
○井岡委員 先ほど久保君に対する御答弁の中で、部品等を購入する資金が不足しておる、非常に金が足らない関係がある云々、こういうようなお話があったと思うのです。そうしますと、航空法の免許基準のうちで百一条の三ないし四、こういうようなものを、免許されるときに十分考慮されたかどうか。ということは、整備士が不足しているので伊藤忠あたりから人を借りてきて今やらすようにしているのだ、こういうことなんですが、この点は今までそういうことを考えないで免許をなさったのかどうか、この点を一つお伺いしておきたい。
【次の発言】 そうすると、経営上の点検ということはやらないのですか。いわゆる収支がどうなっておるとか、ある……
○井岡委員 もうなにの話は別として、この機会にお尋ねをするわけです。私は実はこういうつもりじゃなかったものですから研究はいたしておりませんが、たとえば今度の二十二号の台風によってかなり弱小私鉄は被害を受けております。これに対して地方鉄道軌道整備法の一部で若干の補助はしていただけると思うけれども、この問題を具体的におやりになるかどうか。同時にこういう台風が毎年々々やってくるような現状から考えて、今申し上げた地方鉄道軌道整備法の改正を行う意思があるかどうか。この点をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 もう一点。今申し上げましたように、これは台風だけでございませんが、いわゆる私鉄の中で辺境……
○井岡委員 海上運送法の一部改正で二十八条の共同行為を削除した理由、これを一つまずお伺いをしたい。
【次の発言】 そうしますと、国際間にこういう共同行為はすべて防衛手段として合法的に認められておる、従って現在のような不況時の状態の中で、ひとり日本だけがこのことを禁止しておくことは、国際競争の上からあるいは不況打開の立場から考えて適当な処置ではない、こういうお考えですか。
【次の発言】 そうすると、先ほど各国が国際間にこういうものをいわゆる海運同盟として自衛手段として認めておるというお話だったが、主としていわゆる欧州側の航路においてこういうものが認められているということなんですか。
○井岡委員 大臣が御就任なさったときに、港湾の整備が非常におくれておる、日本の経済を立て直すためにも、さらに発展さすためにも港湾の整備が急務だ、こういうように御所信を御発表なさって、その後御努力をいただいていることについて、敬意を表します。そこで今度の通常国会に、港湾整備に対する特別会計を設定されて、そうして整備に御尽力をいただく、こういうように新聞等で伺っておるわけですが、この構想について、今まで決定をいたしたもの、さらにこれから決定をしようとする点についてお話しいただける範囲内において御説明いただければ非常に幸いだと思います。
【次の発言】 資料に基いてということでありますから、いわゆる基……
○井岡委員 その後の連合国からの再審査の請求がどの程度に出ておるか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 なおそのほかに再審査を請求してくるところがあるかどうか、その見通しを一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 問題は捕獲審検の問題ですから、ここでその問題を取り上げてどうこうということはいたしませんけれども、でき得る限り早くこういう問題を解決して、いわゆる敗戦という重荷を除いてもらうように一つ努力をしていただきたいということをお願いして終ります。
○井岡委員 この法案は三十八国会に当委員会で国内旅客船の整備と拡充をはかるための決議案を私たちは出しました、それに基いて提案をなさった、こういうことでありますが、第一条の目的について少しお伺いをいたしたいと思います。「国内旅客船の整備について、その資金の調達が困難である海上旅客運送事業者等に協力することにより、」こういうようにうたっておいでになるわけですが、資金が困難でないという認定をどういう方法でなさっておるか、この点一つお伺いしたい。
【次の発言】 今のお話ですと、市中の金融ベースに乗る業者をあと回しにして、乗らない業者、そうして目的である民生の安定に必要な航路の維持及び改善をやるのだ、こ……
○井岡委員 法案に対する大体の質問は同僚委員から行われましたので、私はただ一点だけお尋ねをいたしたいと思います。
今度の公団によって老朽船が代替建造をされていくわけですが、その建造された船、いわゆる所有が共有ということになっておりますが、これに対する固定資産税の関係はどうなるのか、その点を一つお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、その使用料を徴収する場合、七、三という割合を考慮して徴収するのかどうか、この点をもう一度伺います。
【次の発言】 私は、ただいま可決されました国内旅客船公団法案に対し、自由民主党並びに日本社会党を代表して、附帯決議を付する動議を提出いたしたいと……
○井岡委員 ただいま可決されました特定港湾施設整備特別措置法案に対し、私は自由民主党並びに日本社会党を代表して、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたしたいと存じます。 まず附帯決議の主文を朗読いたします。 特定港湾施設整備特別措置法案に対する附帯決議案 本法案は、重要な港湾施設を緊急に整備し、もって経済基盤の強化に資すことを目的とするものであるが、港湾の機能を完全に発揮させるためには施設の整備と相まって、その円滑な管理、運営を図らねばならない。 よって政府は、所期の目的を達成するため、左記事項につき特段の措置を講ずべきである。 一、港湾管理者の自主性を確保すること。 ……
○井岡委員 ただいま御提案になりました海上保安官に協力した者に対する補助、援助、こういうことでございますが、これに要する費用はどのぐらいかかるのか、今提案になった早々でございますから、政府の方で十分おわかりにならないかと思いますけれども、大体おわかりになろうと思いますので、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 最近の日本近海における海難事故というものは非常に多いので、果して二十万円でやれるかどうか私自身まだわかりませんが、もし不足を生じた場合はどういうような処置をとるのか、一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 話がついている、こういうことですか。
○井岡委員 関連。長官が十二時までだということですから、長官のおいでの間に一言お伺いをしておきたいと思います。
まず大臣にお伺いしますが、自動車運送協議会が発足しまして、そこへ増車の問題についての諮問が行われたわけです。私はおそらくこれは増車になるだろうと思うのですが、今までの例を見てみますと、いわゆる既存業者優先になっておる。これは大阪の場合でもその通りなんです。従って今度の場合、もし増車になった場合、どういう方針で臨むのか、この点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それは増車をするかしないかは協議会の方々がおきめになることであって、それから増車をすると答申があった場合は、これは……
○井岡委員 中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案、こういう法案ですから、私は少くともこの法律は、中小型鋼船の造船業の合理化をはかる、近代化をはかる、こういうように考えておったのですが、この法律案全体を通覧してみますと、合理化をやりたい、こういうだけであって、何の裏づけもないように思うわけです。わずかに政府は、全文を通じて運輸大臣の基本計画であるとか、あるいは計画の変更であるとかいうようにうたっておりますが、六条の中に、「政府は、合理化実施計画に定める中小型鋼船造船業の合理化のための設備の設置に必要な資金のあっせんに努めるものとする。」これがいわゆるすべての条文を見ると、「運輸大臣」から「政府」と……
○井岡委員 関連質問。――次官がお見えになっておりますから一点だけお伺いしておきたいと思います。 第一条に、「合理化を促進することにより、船舶の輸出の振興及び海運業の健全な発達に寄与する」こういうように明確に目的を明らかにされておるわけです。先般来政府当局に輸出の振興策についていろいろお伺いをいたしたわけですが、当面考えられるのは東南アジア地域、あるいはまた中近東等に輸出のいわゆる需要が非常に多い。しかもこのままほうっておくならば、欧州の造船業界に荒らされてしまう。従ってすみやかに合理化を促進をして、そうして輸出の振興をはかりたい、こういうお話でございます。しかしながら、中近東あるいは東南ア……
○井岡委員 私は自由民主党並びに日本社会党を代表して、ただいま議決されました中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案に対し、附帯決議を付する動議を提出いたしたいと存じます。 まず附帯決議案の案文を朗読いたします。 中小型鋼船造船業合理化臨時措置法案に対する附帯決議案 政府は、中小型鋼船造船業の合理化を急速かつ容易ならしめるため、左記事項について特段の措置を講ずべきである。 一 合理化の実施に必要な資金源を確保すること。 二 輸出の振興を図るため取引の円滑化に努めること。特にポンド圏市場の開発について取引条件の緩和を図ること。 右決議する。 次にその理由を若干申し述べたいと存じ……
○井岡委員 政府の法案に関する参考資料の中で、自動車運送事業者に対して当該自動車ターミナルを使用するように命じ得るものである、こういうように御説明をいただいておるわけですが、しかしこれは運送事業者に対しての命令であるわけなんです。しかし今一番道路上における輻湊の原因をなしておるものは、道路上に駐車をしておる自家用車、これらがかなり事故の原因を誘発しておりますし、同時に交通の輻湊をかもしておるわけです。従ってこれらの取扱いはどういう処置をとられるのか、この点を一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 なるほどその駅前広場であるとかあるいは銀座あたりでそういう方法がとられておりますが、主と……
○井岡委員 お見えになっておられるところはどこですか、ちょっと教えていただきたい。
【次の発言】 それでは、まず運輸省の民鉄部長にお尋ねをいたしたいと思います。
先般来東京、大阪の今後の都市交通についてのあり方ということで審議会が持たれて、いずれも結論を得られたようであります。なお近く、名古屋の問題についてもこれが諮問をなさる、こういうように承わっております。しかし、東京の場合は首都交通審議会等が開かれて今諮問をなさっておるようでございますから、あるいは東京の問題等についてもその結論を待って御答弁をしたい、また考え方を発表したい、こういうお話もあろうかと思いますが、しかしそうでなくて、前に結……
○井岡委員 その場合、今のバスの問題ですが、この間石井常務になぜこれを変えるのかという理由を聞きました。その理由の中に、ただいま副総裁のおっしゃったような理由でなくて、十和田を向うへ回す、こういうことが一つ。それからこの間の日鉄法の改正で運営の問題等があって、臨時営業等の免許、こういうことで陸運局と事業所が一体でなければならぬ、この二つだ。こういう話でした。そこで私はそのときにもお話ししたのですが、十和田の問題について私どうこう言うという考えじゃないけれども、国鉄全体の中で陸運事務所とそれから陸運局と営業所が異なっておるところがあるわけです。従ってそういうこじつけを言うということはこれは間違い……
○井岡委員 関連して。先ほどホワイト・タクシーの取締りについて、貨物自動車の場合も同様だ、こういうことがあったのでございますが、貨物自動車の免許の場合実績主義をとっておいでになるのか。たとえばこの会社を認める場合、果して認めた後において十分営業が成り立っていくかどうか、これは過去の実績というものを積算して御判断をなさっておる。そのためにたとえば現場の陸運事務所等では、これは法との関係から考えてまことに奇妙なことであるが実際には困るのだ、そうしなければならないのだ、こう言われるわけです。この点はどういう関係にあるのか。この点をもう一度明らかにしていただきたい。
○井岡委員 関連して。大臣にちょっとお尋ねいたします。大臣は運輸大臣であると同時に国務大臣なんです。従って国鉄の問題だけでなしに、今石炭産業がどのような状態にあるかということは国務大臣として考えるべき時期にきておるのではないか、こう思います。従ってそういう時期にこれを払い下げる、こういうことが果していいかどうか、石炭産業に対して大きな混乱を起しはしないか、こういう問題を考える国務大臣としての責任があると思います。先ほどからの御答弁を聞いておると、国鉄大臣になってしまって、一向に国務大臣としての責めを果しておらない、こういうように考えるのですが、その点どうですか。
○井岡委員 最近都市交通問題が非常にやかましくなって参っておりますし、ことしの総理大臣の施政方針にも、都市交通の近代化をはかる、こういう方針を明らかにされました。その理由には、いわゆる現在のようなままで放置するならば、都市交通全体が麻痺をしてしまうのではないか、従って早くこれを近代化する、いわゆる高速化することが望ましいという立場から申し述べられたように、私たちは理解をいたしております。同時に、昭和三十一年において政府は運輸省の設置法の一部改正を行われて、都市交通審議会を設けられて、東京あるいは大阪、現に名古屋において今後の都市交通全体についての検討をなさっておられます。すでに東京、大阪におい……
○井岡委員 災害予算直接関係費だけをお話しいただいたのですが、今度の十五号台風で、非常に私鉄その他の災害が起こって、昭和二十五年、三十六年、あの時分の災害あるいは二十九年の災害、三十一年の災害、そういう場合に私鉄事業に対して、復興ができないものに対する補助金等を出しておるわけですが、今度の場合そういう措置をとるかどうか、その点を一つお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それはおそらく今度の災害が、名古屋鉄道であり、あるいは近畿日本鉄道という大きな会社だから、当然そういうことだろうと思ったのですが、融資のあっせん等については特段の措置を講じていただかないと、かなり莫大な費用を要するんじゃな……
○井岡委員 東海道の新幹線の問題は、かねがね国鉄当局並びに運輸当局が非常に努力をされて、初年度において、すでに三十億とそのほかに六十億のお金を注ぎ込まれて、着々その歩を進められておるということについては、これは当委員会としてまことに喜ばしいことだと思う。しかしこの問題は、国民の期待が大きいだけに、少なくとも建設にあたって暗い影というものがあるとするならば、これは非常に不幸だと思うわけです。そこで国鉄総裁は、かねがね国鉄の経営はガラス張りでやるんだというように申されております。従って私は、国鉄総裁のそのガラス張りですべての経営を行なっていかれるという御熱意については、敬意を表しておったわけです。……
○井岡委員 委員長の方で何か非常にお急ぎのようですから、私は、近く小委員会を小委員長さんが開いていただくようにお話し願っておることですから、簡単にお尋ねをいたしたいと思います。
この間の委員会で、大臣が都市の高速度鉄道建設について、単独立法を作らない限り、当面これを収拾するというか運営していくことはむずかしい、こういうように御答弁いただいたわけです。私は非常にこの御答弁に対して敬意を表しておる次第ですが、その後運輸省でこの点についてどのように作業が進められておるか、こういう点を一つお伺いをいたしたい、こう思うのです。
【次の発言】 そこで三十四通常国会に提出予定の法案の中には載っておらないわ……
○井岡委員 関連して。――そこでお尋ねをするのですが、これは運賃を値上げすると、ペイするものじゃないということなんですね。現在の減価償却並びにすべてを考えていくならば、現在の運賃の五倍くらいの運賃にしないとやっていけない。ですから、私はこそくな運賃の値上げを考えないで、やはり地下鉄が、先ほどの鉄監局長のお話のように、大都市交通の解決策としての国としての至上命令だとするならば、当然地下鉄問題は、運賃とかいうような問題を抜きにして、別にもっと具体的な策を立てる必要があると思うのです。この点一つお尋ねをいたしたいと思います。
○井岡委員 官房長にお尋ねをするのですが、このほかに法案を用意されておるかどうか、お尋ねをしてみたいと思います。
【次の発言】 その研究しているものにたとえばどういうものがあるか、一つこの際明らかにしておいていただきたい。
○井岡委員 先ほど石原長官は、現在の陸運行政で陸運事務所を運輸省の方に統括したというのは、若干占領政策の行き過ぎな面もある、こういう意味のことを御答弁なさったのでありますが、私はもう一度この機会に陸運事務所ができました経過というものを明確にした方が、かえってこの問題の焦点を明らかにすることになると思いますので、これまでの経過について一応御説明をいただきたい。これは運輸省の方が御存じだと思いますから、運輸省の方から一つ……。
【次の発言】 私はそのことをお尋ねしておるのでなくて、今お話しになった旧憲法で独立命令であった交通取締法について、それをお伺いしておるわけですが、これが出たときにすでに問題……
○井岡委員 関連。長官にちょっとお尋ねしますが、海上における人命の保護あるいは財産保護のために準備をしておったんだ、こういうことですが、それでは会社側は三角から出港さすということの連絡があって承知しておったのかどうか、この点先に聞いておきたい、この問題は非常に重要ですから。
【次の発言】 それじゃおかしいじゃないですか。先ほどのお話は、そういう人命救助のためにすでに用意をしておったんだ、こういうことです。ですから情報を聞いておったということは、それによって判断をしたというのなら話はわかるわけです。しかし、今の話は先ほどの話とは迷う。この点をはっきりしておいてもらいたい。
○井岡委員 ごく簡単にお尋ねをいたしまして、なお残りましたら、次会にお尋ねすることにいたしたいと思います。
今度の改正で、二十五条の二に、「運輸省令で定める営業所ごとに」こう書いてありますが、運輸省令で定める営業所というものは、どういうものをさして言っておるのか、この点を一つお伺いいたしたい。
【次の発言】 そこで問題は、この運行管理者の条件として、運転に経験のある者、こういうことになっておるわけです。そういたしますと、たとえば、バスなり観光ということになると、必ずしも運転に経験のある者が、乗務員の交代とか、あるいは路線の設計ということをやらない場合があり得るわけなんです。こういう場合はどう……
○井岡委員 今のお話は、結局臨時雇用制度というものを解消するという建前でなくて、依然として存置しておくという建前なんです、あなたの言うことは。ということは、事業の絶対量を確保していかなければいけないのでしょう。ですから、事業の絶対量を確保していく、さらに拡大をしていくわけですね。従って、その拡大に伴ってやはり人員を採用していかなければいけないわけです。ところが、現在の定員というものはあまりふくれない。だから今の考え方というものは、その補充程度をやっていくという考え方なんでしょう。ここにやはり問題が残るのです。あなたがこういう重要な仕事をしておるのだから臨時雇用制度を廃止するという建前をとるなら……
○井岡委員 この間お伺いした二十五条の二の運行管理者の問題で、営業所ごとに週行管理者を定めるというのですが、運行管理者の基準点はどういうものか、この点をもう一度はっきりおっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 私がこの間御質問を申し上げた中で非常に心配をしておったことがやっぱり全部出ておるわけなんです。ほとんどが実務一年ないし三年、七年、こういうことになって参りますと、局長は非常に軽くものをおっしゃっておられますが――私は、その現在の規程を、私の調べたのと間違っておるかもわかりませんから、あとで出していただきたいと思うのですが、たとえばこういうことがあるわけです。「運行管理者は、上司……
○井岡委員 私は、もうほとんど同僚の議員がお尋ねになったことだろうと思いますが、二、三質問をお許しいただきたいと思うのです。もう一度、私は道路運送法についてお尋ねをするわけです。これは自動車局長とそれから法制局の方、来ておいでになりますか。――道路運送法では、いわゆる自動車の事業を免許する場合には、かなりきつい制限を付して免許をしておるわけですね。これはどういう理由でこういうきつい制限を付しているのか、もう一度聞きたいと思います。これはもう何回か言い古されたことですが、限定免許等のことを考えてみると、ここにもう一度振り出上に戻ってみる必要があるんじゃないか、こう思いますので、これは両方から御答……
○井岡委員 ちょうど辻官房長が来ておりますから、ちょっとだけ聞きますが、松山の空港の管制塔なんですが、ことしの三月に完成しているわけです。その際に雨気設備をしてないということ、従ってルームクーラーがつけてないわけです。この間行ってみて驚いたのですが、四十二度という中で仕事さしているわけです。航空管制が重要だということについては、先般の航空法の改正のとき、並びに名古屋空港における事故の点において強く政府は反省したはずです。にもかかわらず管制塔を作るのに電気設備をしていない。そしてルームクーラーもつけてない。この中で仕事しろということ、こういうことが許されていいものかどうか。こういうことで航空の保……
○井岡小委員 まず大阪の参考人からお尋ねをいたしたいと思います。先ほどの公述書に基づいて順を追ってお伺いをいたしますので、お答えを願いたいと思います。
大阪市の平均一日の輸送人口は二百五十万だ、こういうように言われておるわけですが、各事業別にはどういうようになっているか、まずこの点をお伺いいたしたい。
【次の発言】 各種別の台数はわかりますか。
【次の発言】 これは稼働数はどのくらいになっていますか。
【次の発言】 従って、今申された輸送人口をこの稼働数で割れば一車当たりの人口が出る、こういうことですね。
【次の発言】 そこで次にお尋ねをいたしますが、現在の計画は七十七キロだ、これは一応昭和……
○井岡小委員 きょうお見えになっておるのは、大蔵省と……。
【次の発言】 まず運輸省にお尋ねをいたします。都市交通問題は、当委員会では長い間取り上げられて、政府の方でも格段の努力を払っていただいておると思うのですが、現実にはあまり問題が進捗しておらない。たとえば昭和三十一年の国会において、政府は運輸省設置法の一部を改正して、都市交通審議会というものを設けて、ここで今後の都市交通全体の問題について検討をし、その結論を得て、都市交通の近代化をはかりたい、こういうことを申されてこの法律を改正なさったことは、御承知の通りです。そうして当委員会においては、その答申に基づいて、たとえば都市交通審議会の会長……
○井岡小委員 ちょっと関連して。先ほど關谷先生からお話がありましたように、われわれとしては、今東京の計画しているものを見てみると、実際交通緩和のためにやっているのか、それとも一つの都市計画としてやっているのかという疑いを持つわけなんです。今東京都なりその交通が飽和点に達しているというところは、主として都心部なんです。そこで關谷先生が言われたように、一つの円形を書いてそこをやるという方法、それをやると次にくるものは、路面電車を撤去するという方向に持っていかざるを得ないだろう、従って撤去するということを前提とする一つの資金計画なり、あるいは事業遂行計画を立てていかなければならぬだろう、そういうこと……
○井岡小委員 関連して。ちょっとお尋ねしますが、いまだ手直しがされていないということについては、私はやはり關谷委員と同じように、少しテンポがゆるいと思う。こういう点については十分考えてもらわなければならぬと思うのです。
そこで、路面交通の問題については、昨年の七月に中間報告が出た、こういうことですが、たしか路面交通は撤廃すべきであるという結論が出たのではないか。その撤去をするのについて、直ちに撤去はできないが、どことどことをどういうように撤去するというようなことがかなり詳しく出ておると思うのですが、この点はどうなんですか。
【次の発言】 現在の都市交通審議会の方々は一生懸命やっておられると私……
○井岡小委員 まず東京都の副知事さんにお尋ねをいたすわけですが、いろいろ東京都の都内交通ということで御尽力をいただいておることについては心から敬意を表するわけですけれども、われわれが今まで何回かにわたって調べて参りました結論等は別として、今一番問題になっておるのは、現在東京都の交通全体について少し一貫性がないのじゃないか。みんなが思い思いのことを思い思いにやっておるのじゃないか、こういうような気がしてならないわけであります。従って、都心部における交通の輻湊ということは、今、バスターミナルなり、あるいは駐車場なり道路の拡幅等をお考えになって、おやりになっておるようでありますが、実際問題としては行……
○井岡委員 先ほど石原長官から、この法律を改正する目的をるる述べられたわけですが、もう一度簡潔に伺いたい。第一条で、旧法には「円滑を図る」ということがなかったのを今度入れた理由、これを一つ先にお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 単に取り締まりだけでなしに、交通全体の問題についてはっきりした態度を示したい。言いかえて申し上げますと、交通の中には、単に道路上を運行する場合と、その運行をせしめる事業という場合と、二つあると思います。その運行の場合については、先ほど同僚議員からかなり詳しく御質問がありましたので、私は省略いたしますが、営業をする、いわゆる一つの事業体として運行せしめる一つの母体……
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