このページでは山村新治郎(10代目)衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○山村新治郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題と相なつておりまする警察官職務執行法の改正案に対する撤回要求決議案に対し、絶対反対の討論をなさんとするものであります。(拍手) ただいま社会党の提案理由の説明を拝聴いたしておりましたが、その論旨は、法律家の猪俣君の議論としては受け取れない、まことに牽強付会の議論のみであつたのであります。特に、警職法が昭和二十九年度に改正されたなどということは、これは大きな間違いであるのであります。(発言する者多し)すなわち、昭和二十九年に改正されましたのは警察法でございまして、警職法は昭和二十三年そのままであることを忘れてはならないのであります……
○山村新治郎君 ただいま、あと会期を数日に控えた今日、この法案をなぜ出したかという御質問が第一にございましたが、御存じのように、この問題につきましては、去る警職法のあの国会不祥事件の際に各党問において行なわれましたる四者会談以来の懸案でございます。同時に、今回議長さんが四党に対しまして諮問されましたところの最も重要なる問題でございまするからして、おそらく、この国会の関係者御一同は深い御理解があると信ずる次第でございます。そして、また、国会の審議権の確保こそは、これは一日も欠くべからざるところの重大事でございます。従いまして、私どもは、一日もすみやかにこの法律案が通らんことを念願してのことにほか……
○山村(新)委員 協議会はどうしますか。
○山村(新)委員 あした、いずれ協議会なり議運が開かれると思う。それまでに皆さんの良識のある時間を判定されて、これくらいだということがわかってから――せっかく話し合いしてきたのですから、変なことになってもいかぬですし、それだけはあした一つお願いいたします。
○山村(新)委員 今荒船君から、三の問題につきまして、社会党さんに本会議での趣旨説明を許すということについての承認の言葉がありましたが、私どもとしては、この意見に賛成であります。ただ、四の繭糸価格安定法の一部を改正する法律案は、まだ政府として、どういうふうにするかという決定的なものがないように、率直にわれわれとしてはうかがえるのであります。従って、もちろん大体の見通しとしては、来週早々出ることと思いますが、もし、予定の行動に急激に変化があったときには、社会党さんにも御相談をして御了承を願いたい。この点だけお願いいたします。
○山村(新)委員 この申し合せは、毎年おやりになっておるのであって、けっこうでございます。ただ、慢性になった感があるので、この前は選挙を控えておった関係もあって、選挙区によっては相当無視されておる傾向なきにしもあらずであります。そこにもってきて、今度は新議員ということになってきたわけであります。これについては、十分に各議員に徹底せしめる方法をお取り計らい願いたい。
【次の発言】 たとえば、両党でもって趣旨の徹底を期するため、さっき山本君にも協議会のときに話したのですが、控室とか、食堂とか、会館に張り出してやるとかして、この問題を徹底さすための方策を事務当局で研究して、善処してもらいたいと思いま……
○山村(新)委員 両者の御発言はまことにけっこうなことですが、これはやはり重要な問題ですから、すみやかにと同時に慎重にやってもらわなければ困ると思います。その点申し上げておきます。
○山村(新)委員 きょうの議運で皆さんにお集まりを願った主たるねらいは、埼玉県の本部長並びに警部の朝日君に来てもらうということが、この前の議院運営委員会で満場一致で決定をされて、その二人に対する出席要請があったのであります。ところが、今伺っておりますと、曽我部君だけおいでになって、肝心の朝日警部がおいでにならない。これはどういう理由でありますか。
【次の発言】 今の委員長の御発言、われわれも心して発言をいたします。また、委員長及び事務総長から、不注意の点があったならば、遠慮なく注意していただいて、秘密会にすべき点は秘密会に持っていくということにしたいと思います。
ところで、今私がお尋ねいたし……
○山村(新)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、高石君の逮捕許諾請求に対しまして、許諾を与うべきものではないとの意思表示をいたすものでございます。 御存じのように、憲法の第五十条におきましては、「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、」ということが、明らかに規定されておるのでございます。従って、この規定を尊重いたしまして、当委員会といたしましては、果して高石君の逮捕請求というものが、逮捕をしなくてはならないというような事案であるかどうかということにつきまして、慎重なるところの検討を続けた次第であったのでございます。ところが、その間におきまして、たまたま同じ……
○山村(新)委員 海外派遣の問題が議題になりましたね。各党の都合もあるでしょうから、あしたならあしたまでに御返事をいただくことにしたらいかがですが、手続上の関係もありましょうから……。
○山村(新)委員長代理 それでは、これより会議を開きます。 まず、お手元に配付の印刷物にあります通り、内閣から、次の各委員の任命につき、事前または事後の同意を求めて参っております。 すなわち、日本電信電話公社経営委員会委員に新関八洲太郎君を、電波監理審議会委員に金子鋭君及び田上穣治君を、公正取引委員会委員に高坂正雄君を、日本銀行政策委員会委員に大屋敦君を、日本放送協会経営委員会委員に岩本正樹君、佐々木長治君、三輪常次郎君及び八木宗十郎君を、国家公安委員会委員に金正米吉君を任命いたすにつき、同意を求めて参ったものであります。 また、国会法第三十九条但書の規定によりまして、次の各委員任命につ……
○山村(新)委員 ただいま社会党の理事の池田さんから、自由民主党として、会期のことについて目測の誤まりがあったという点についての力説がなされております。私の方で、もし目測の誤まりがあったといたしますならで、委員長選挙の際におけるああいう堂々めぐりのような、ややこしい戦術を、良識のある社会党がよもや展開するとは考えておらなかった。いま一つは、参議院における審議の過程において……静かにして下さい。参議院の審議の過程において、実際において……。
【次の発言】 荒船君がおっしゃったように、逃亡と思われるほどの、委員長の行方不明の問題が惹起されるほど、実際においては審議を一つもはかどらせなかったというよ……
○山村(新)委員 七月五日より向う四日間延長すべきものと議長に答申されんことを望みます。
【次の発言】 なお、場内交渉で、記名投票でない場合も考えて下さい。
【次の発言】 これは議長発議ですか。
【次の発言】 二時半に予鈴。
○山村(新)委員 これは別に新計算方法ではなしに、当りまえの計算方法でしょう。
【次の発言】 そういう計算方法が誤まっておったわけだ、そういうふうに了承する。特例を設けて、前田さんに差し上げたということになると失礼になる。最初前田さんが該当しないと思っておった計算方法が誤まっておったのであって、これがほんとうの計算方法であるということで……。
【次の発言】 六時予鈴。
○山村(新)委員 例の二十二月台風の災害は、相当深刻でございまして、この実情を調査するために、建設委員会あるいは農林水産委員会あるいは文教委員会並びに社会労働委員会等から、それぞれ委員派遣の申請が出て参っております。事は急を要しますので、まだ今のところ氏名は出て参りませんが、氏名が出て参りましたら、委員長において適当に取り計らわれることをこの議運においてきめておいて、急速にお願いしたいと思います。
○山村(新)委員 次回の本会議は、あしたは一応休みまして、あさって開きまして、問題は、人事問題もありますし、場合によりましたら、独禁法の問題について、社会党からの要望もございますから、政府関係その他と連絡をとった上で、これを上程してもよろしいんじゃないかと思いますので、一応お諮り願います。
【次の発言】 それでは、社会党さんの御要望もございますから、独禁法の問題を三日の本会議に上程するということにして、開会いたしたいと思います。
○山村(新)委員 御両君が御議論を戦わせておりますが、ただいま山本君の御指摘になりました、海外同胞引揚の委員会、設置の必要があるかどうかということですが、まだ三万数千、四万をこえるところの同胞が残されております。この残されておる方々は、今までは海外同胞引揚の委員会台の働きによって、相当留守家族並びに残留者の方々が、大きな希望を持って参ったわけでございます。従って、私は、未帰還者の方々に対しては、その一人といえども、国会といたしましては、あたたかい同情の念をもってこれに対処しなければならないと考えるのでございます。この建前から考えまするとき、なるほど今までのような常時の活動というものはないにいた……
○山村(新)委員 ただいま山本君から社会党の立場を説明せられまして、災害対策特別委員会についてぜひ早く態度をきめろという御要求があつたのですが、その中に、罹災者の方々を何とかして一日も早く救いたいという御意見の御開陳がございました。その気持につきましては、われわれも決して社会党に負けない熱意を持つているものでございます。ただ、この前の委員会におきましては、そのころ、実はおたくの方の特別委員会と私の方の特別委員会と何か話し合いができそうだという話があつたわけです。ところが、その後、残念なことに、警職法その他の問題の大きな波が参りまして、そのためにその話し合いも全然できないままに今日に至つていると……
○山村(新)委員 この問題は、新聞にもいわゆる社会面へ報道されて、相当国民は注意をしておると思う。また、実際は国会のわれわれはノータッチであったのですが、やはり国会の不正という感じを国民に与えておるから、これはなおざりにすることはいかぬと思います。従って、なるべく早目に結論をつけてもらって、やはり処分するものは処分をはっきりさせた方が、国会の威信を保つ上においていいと思いますから、どうか一つ小委員長、御苦労さまですが、なるべく早目に結論を出していただきたいと思います。
○山村(新)委員 今の学芸大学の問題ですが、問題は、国会で決議されたものを、政府が、どんな都合があるか知らぬが、のんべんだらりと実行しないというケースは、これは今後政府として十分考えてもらわなくちゃいかぬと思う。従って、国会の決議というものは、国権の最高機関として、何をおいてもやらなければならないということを、部下にもその考えを十分徹底させると同時に、政府部内においてもその通り行なって参りませんと、この決議案だけでなく、国会でもいろいろ決議案が上程されますが、それが何かいいかげんな形式的なものになっておっては、国会の権威にも関します。ちょうどこの問題が爼上に上っているときですから、この機会に議……
○山村(新)委員 先般、当委員会におきまして、国会の決議案の取扱いにつきましてのいろいろな論議がなされましたが、厳粛なる国会の本会議場におきまして、与野党一致をもって決議をした事項については、その実現方を強力に政府に要望しなければなりません。この建前から、一応今回の予算編成の前に当りまして、決議案の取扱いがどう進行しているかということについて研究をしようという問題が起りまして、きょうは農林省関係の決議につきましての問題を一応議題にしてもらった次第でございます。農林大臣にちょっと伺いますが、第二十八国会の昭和三十三年四月二十二日におきまして、漁港の整備促進等に関する決議案が満場 一致をもって決……
○山村(新)委員 庶務小委員長が差しつかえがございますので、代理として御報告申し上げます。 先ほど庶務小委員会を開きまして、協議決定いたしました若干の事項について御報告申し上げ、御了承を得たいと存じます。 その一は、昭和三十四年度の衆議院関係予算でありまして、これは昨年末の議運で、委員長及び庶務小委員長に一任されたのでありますが、その結果について庶務小委員会に報告して、御了承を得たものであります。 昭和三十四年度の歳出予定経費要求額は、二十三億五千九百五十二万円でありまして、これを前年度予算額三十一億五千四百三十三万二千円に比較いたしますと、二億五百十八万八千円の増加となっております。 ……
○山村(新)委員 ただいま御発言の栄典法の問題ですが、発表の過程等につきましては、理事会でそれぞれ真相をただしました。いずれにいたしましても、栄典法がもし上程されるに至りましたならば、これは両党の円満な話し合いのもとに、両党の賛成のもとに通過しなければならないことと考える次第でございます。もとより、議院運営委員会として、この問題を審議し、あるいはその取扱いをすべきものではございません。しかし、いずれ党といたしまして正式に社会党の方へもお話があることと存じますが、その場合には、なるべく議運の皆様におかれましても、しかるべく御協力のほどをお願い申し上げます。
○山村(新)委員 このILOの条約批准の問題につきましては、今政府としては労働問題懇談会にこの問題を諮問いたしております。この労働問題懇談会は、御存じのように、総評並びに総同盟の方も入っておりまして、この結果は十九日出されることになっております。従って、国権の最高機関でございまする国会が、労働問題懇談会の結果がまだ発表されないうちに、いろいろな議決をいたしますことは、見方によっては、労働問題懇談会を規制するといいますか、チェックするようなおそれもございますので、むしろ、その後におきまして慎重に取り扱った方がよろしい、こう考えております。従いまして、本日は、これを留保願いたいと思います。
○山村(新)委員 この問題につきましては、昨日の委員会におきましても、両党の意見が述べられましたが、私ども、いずれの法案も重要ならざる法案は一つもないと考えております。従って、どの法案も軽重はなかなかつけがたい問題でございますが、ただ、本会議において趣旨説明をするという問題になりますと、おのずから政治常識上程度がありまして、この程度のものをやりますと、ほとんどの法案を本会議上において説明をしなければならぬという結果に相なるおそれがございます。そうなりますと、せっかく国会の正常化が叫ばれておる折柄、国会の権威にもかかわることでございますから、ぜひこの点は、一つわが党の委員の主張するように、社会党……
○山村(新)委員 次の機会にと限定されないで、近い機会に……。
【次の発言】 一応議題とすることはいいだろう。
○山村(新)委員 三時二十分予鈴。
○山村(新)委員 前例通り。
【次の発言】 二時二十分予鈴。
○山村(新)委員 前例通り。
【次の発言】 三時開会。
○山村(新)委員 もし出席ができなかった場合に、どうなりますか。農地被買収者の問題は、この次になりますか。
○山村(新)委員 この補正予算案の取扱いにつきましては、社会党の諸君といたしましては、野党の立場もございましょうし、これは当然財政法違反であると主張されることも、私どもよくわかるのでございます。しかし、先般の大蔵大臣並びに官房長官の答弁によってもおわかりのごとくに、また同時に、事務当局も法制局等と打ち合せの結果、最初に予算委員会に付託した実例等から見ましても、これは何ら違法でないことは明らかでございます。従って、あまりこれにこだわって、これを前例としないということをきめつけられますと、いろいろ世の中の政治情勢には変化がございますので、その場合に国会の権威にかかわることもございます。これはあくま……
○山村委員 今までいろいろあったのですが、池田さんのお話はごもっともですから、国会の権威のためにも、本会議で決議になったものについては、その成り行きを十分当委員会として監視すると同時に、その実行をそれぞれ督励するということを両党で申し合せしたらどうかと思います。
○山村委員 参議院回付案に対する質疑というものは、まだ実は国会の前例はないのであります。しかし、一応国会法にもございますし、それに先ほど理事会でもお話申し上げましたように、社会党さんでは最初きょうの七日でもって自然休会に入られる御予定であられたのでございますが、九日に本会議を開いていただくよう自民党の方で申し出をいたしておりますので、これをお取り計らいいただくような意味において、特別に一つ、きょうはなるべく時間を短時間にして許していただきたいと思います。
【次の発言】 多分草葉君は連絡がとれておると思いますが、草葉君外何名の提出になっているでしょう。草葉君でなくても、もし説明ができる者ならばよ……
○山村委員 参議院に立つというようなことは別ですが、こういうような先例はございますか。
【次の発言】 いろいろ政界分野の変更によって、あるいは社会党さんで当選された方が自民党にこられることもあると思いますし、また、自民党に所属している人でも、当時われわれのように自由党だった人もある。これはどうでしょうか、これが正当な理由として認められた場合に、政界分野の変更によってあとに何か残るようなことはありませんか。
【次の発言】 個人的な都合によるというなら別です。
【次の発言】 政界分野に必ず変更がありますよ。
【次の発言】 これは議運をもう一ぺん開かなくてもやつていいのですね。
○山村委員 練達の川島さんと淺沼さん、特に苦労人の川島さんと淺沼さんの作られた文章でありますから、読んでみて非常に味のある文章だと思います。あれは、衆議院の事態を収拾するためになされた決議事項であることは間違いない。この決議事項をそのまま両院に当てはめるという確約ならば、あえて付帯決議をつける必要はない。淺沼さんがこれを容認しておるのは、苦労人としての淺沼さんの思いやりがあるのではないか。いわゆる要望するということは、できないかもしれないという何パーセントかの不安がある。これを容認されているということは、やはりさすがは苦労人の淺沼さんである。そういうこともありますから、きょうのところは、両者の……
○山村委員 この特別委員会につきましては、これも国会対策委員長会談で話し合いがついておるのでありまして、今回は、この四つの委員会のうち、引き揚げの関係だけを除きまして、あとの科学技術振興並びに国土総合開発及び公職選挙法の改正に関する三つの委員会は、これを作ることに社会党さんの御賛成を願いたいと思います。
【次の発言】 自由民主党といたしましても、この際、特別委員会の問題につきましては、発言しておきたいと思います。この問題につきましては、ただいま池田君からお話がありましたように、国会のたびごとに問題になっている点でございまして、先国会におきましても、今度新しく委員長になられます荒舩清十郎君が、自……
○山村委員 人事の承認の件につきましては、一応御承認を願って、進行していただきたいと思います。
○山村委員 本件につきましては、今度の臨時国会は、災害対策が大きな問題となっている臨時国会でございますが、このベトナム問題もまた重要な問題でございますので、社会党さんからのお申し出もございますから、これは一般質問の終えた直後の本会議において、外務大臣の説明を願って、これに対する質問をやるということにいたしたいと思います。
○山村委員 二時開会。
○山村委員 先ほどの理事会でもその点はいろいろ論議されましたので、きょうのところは留保いたすことにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま、社会クラブの池田さん並びに社会党の柳田さんから、この法案について、特に池田さんの御発言がきっかけとなって、撤回せよという御要求がありました。この法案を出しました政府の根本の理由は、何といいましても、予算案は通過いたしましております。その予算の裏づけとしての法案でございますので、当然この前の国会におきましても、この通過を見るべきであったと信じておったのでございます。ところが、残念ながら、いろいろな関係でもってこの法案は審議未了になったのであります……
○山村委員 この討論時間は、いずれも前例通り、大体十五分程度とすることを望みます。
【次の発言】 これも前例通り十五分程度とすることを望みます。
【次の発言】 ただいま池田君から御発言がございましたが、決議案の取り扱いにつきましては、従来人事関係以外の問題は満場一致でなければこれを上程しないというのが、一つの不文律になっている次第であります。従いまして、私ども今この決議案を拝見いたしましたが、党といたしましても、どういうふうにこれを決定するかということにつきましては、まだ相談もいたしておりません。きょうは非常に時間もおくれまして、たくさんの議員の方々を待たして、非常に御迷惑をかけているわけであ……
○山村委員 ただいまの山野警務部長の報告をよく聞いたのでございますが、私は、最も重大なる問題がその報告に漏れているのじゃないかと思うのでございます。後段におきまして、あなたは今、正木さんを初め社会党議員諸君の交渉によって退場したということを報告されておりますが、その前に、正門を破って突入した団体の先頭を切って、社会党の諸君と思われる方々が大勢乱入して参った。むしろその門をあけさしたのはだれかという、肝心の報告が抜けておると思いますが、その点について調べた詳細な報告を願います。
【次の発言】 それは慎重を期された山野さんの報告でございまして、要するに、そういうように議員の方々が先頭に立ってあの大……
○山村委員 自民党といたしまして、意見を申し上げたいと思います。わが党を代表いたしまして福永国会対策委員長が議長に申し入れをいたしました通りに、衆議院並びに参議院の各種法案の審議の状況をながめますときに、衆議院におきましても、いまだに八件の重要法案が残っておる次第でございます。なお、参議院におきまするベトナム問題を初めとし、同時に御存じのように、先般の国会乱入事件の善後処理という、国会の権威を守るべきところの重大なる仕事が残っておる次第であるのでございます。これらの点を考えますときに、特に議長から、この国会乱入事件に関しまして、その一つの処理の案といたしまして、国会周辺のいわゆるデモ規制の法律……
○山村委員 ただいま議長さんから、先般の国会乱入事件の責任問題の一端につきましての所信の御表明があった次第でございますが、この責任問題と同時に、議長さんから国会周辺のいわゆるデモ規制の立法化の問題についての御諮問が、党の機関並びにわれわれにあった次第でございます。従いまして、幸いきょうは委員会も本会議が終わりましてから開かれる予定になっておるようでございますので、その委員会におきまして、この法案の立法化の問題につきましても、委員長におきまして提案をされて、これを御協議願われることを望む次第でございます。
○山村委員 この国会周辺の、いわゆる強制請願規制の問題は、すでに議長さんの試案としてわれわれ各国会議員に示されたものでございますし、同時に、今までもたびたび理事会あるいは当委員会等におきまして、この点は議論されておるところでございます。おそらく、内容につきましては、関係の議員はみなつまびらかにいたしておるところと思うのでございます。従いまして、会期ももう幾日もない現在でございますから、なるべくいろいろな煩瑣な手続を省略いたしてこれを取り運びたいと私どもは考えるのでございますが、明日の本会議で御質問があるといたしますと、それが議題になったのを機会にして、一つ十分御質問をお願いして、それにお答えい……
○山村委員 濱地さんが議長にお申し出になったことに対して、議論の枝にまた花が咲いても、せっかく会期が迫ったときに非常にむだな時間になりますから、委員長におかれましては、その問題について、十分間ばかり休憩をされまして、大至急議長と御相談を願います。
【次の発言】 委員長にかわりまして……。
【次の発言】 休憩はいたしません。
【次の発言】 代理の委員長が、休憩するわけには参りません。
【次の発言】 今やっております。椎熊さんのおっしゃる通り、ただいま処理のまっ最中でございます。休憩はいたしませんが、御意見がござい
ましたら、お述べを願います。
○山村委員 この法案は、全会一致の法案と承っております。従って、本日の本会議に上程されんことを望みます。
○山村委員 ただいまの議長さんの御報告は、慰留中ということでございましたので、その結果を得ましたら、私どもとして相談いたしたいと思います。
【次の発言】 加藤鐐五郎議長の不信任案は、ついせんだっての二十一日の本会議に上程されまして、否決されたばかりでございます。いわゆる一事不再議の原則から申しましても、この社会党提出の不信任案は上程すべきでないということを、私どもは主張するものでございます。あるいは、内容におきまして、理由が違うということをもって、決して一事不再議ではない、その原則にもとるものではないということを、社会党の諸君は主張されるかもしれませんけれども、もしこれを許すといたしますと、今……
○山村委員 小林さんのただいまの御発言は一応筋だと思います。ただ、従来の慣例が、議運始まって以来、庶務小委員会なり図書館運営小委員会なりできめられて、議運には事後報告という形をとっておられたので、今度もとられたと思うが、今度はすでにきまったことですから、今後の予算につきましては慎重に取り扱うということで御了承願いたいと思います。
○山村委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
本日、委員長寺島隆太郎君より委員長辞任の申し出がございました。この際、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの島村一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、福井順一君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長福井順一君に本席を譲ります。
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