このページでは山下栄二衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○山下榮二君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました地盤沈下対策の促進に関する決議案に対し、賛成の討論を行なわんとするものでございます。(拍手) 言うまでもなく、近年における地盤沈下は、各方面に対し、きわめて著しい影響を与えているのであります。すなわち、東京、大阪、尼崎、新潟、平、名古屋、福岡というような重要臨海地帯ないしは重要産業地域において、見過ごすことのできない激しい沈下が起こっているのであります。これうをこのままに放置しておきますならば、わが国の経済発展はもとより、国民生活安定の基礎ともなるべき産業基盤と開発資源を失うことになることは、全く明うかなことでございます……
○山下榮二君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま上程せられました公明選挙に関する決議案に対し、賛成の討論を行なわんとするものでございます。(拍手) 公明選挙は、民主政治に対する国民の希望と信頼を寄せる最大の条件でなければなりません。ところが、昨年行なわれました地方選挙、参議院議員の選挙は、世上物量選挙といわれたほど金権選挙が目立ち、公明選挙に著しい汚点を残したことは、まことに民主政治の将来のために遺憾にたえない次第でございます。(拍手) 金のかからない選挙、政治の浄化を目ざして、内閣は選挙制度調査会に諮問を発し、昨年十二月、同調査会から内閣に答申が行なわれたことは、皆さん方も御承……
○山下(榮)委員 自治庁に伺いますけれども、先般、新聞紙上で、明年の地方選挙に対して、統一を期したいというための臨時措置法を、次の国会に提出するという記事を拝見いたしたのであります。まず、来年行われる地方選挙の、一体何月から何月までの間を統一されるのか、その期日を伺いたいのであります。
【次の発言】 それではただ単に四月中に任期が満了し、四月中に行うべき選挙を統一するだけであって、今お話しになった三月中に行わなければならぬものは三月中に行う、あるいはまた、五月に任期が満了するというものがある場合は五月に行う、こういうふうに解釈していいのでしょうか。
○山下(榮)委員 愛知長官に二、三伺いたいと思うのであります。 まず最初に、いつも選挙を目睫に控えて、自民党の方では選挙改正の法案を整えて、国会に出してくる感じが強いのであります。選挙法のごとき、いわゆる与野党とも公正に争わなければならぬ、こういう基本を定める選挙法というものを、そういう選挙を目の前に控えてあわただしく作るということでは、公正な争いが私はできないのじゃないかと思う。また、国民がその法規をことごとく了解するのに、あまり期間が短いというようなことでは当を得ていないじゃないかという感じを持っておるのでありまするが、選挙法等に対する愛知長官のお考えを伺っておきたいと思うのであります。
○山下(榮)委員 大臣がお急ぎのようでありますから、一つだけ伺っておきたいと思うのです。本来は法務大臣に伺いたいと思うのですけれども、法務大臣はきょうはお留守のようでありますから、いずれ後日法務大臣に伺いますけれども、自治庁長官に伺っておきたいと思うのは、公明選挙運動の委託費というものを長崎県の選挙管理委員会が返上をする、こういうことを決定をするという新聞記事を見たのですが、このことについて何か御承知でしょうか。 もう一つ。鹿児島県でも、名瀬と指宿と枕崎を除くほかの十二市の選挙管理委員会の役員会で、同じようなことが決定されておるようであります。そうして全国区の選挙管理委員会にそれを提出する、……
○山下(榮)委員 八月二十六日から五日間京都、滋賀、福井の各府県における七号台風による被害状況を調査して参りましたので、派遣委員堀川理事より御報告を申し上げるはずでございますが、都合により私がかわって御報告を申し上げます。 まず京都府でありますが、京都、滋賀地方には、八月十二日夕刻から梅雨末期的な雷雨を伴う大雨がございまして、十三日、台風七号の接近で、昼過ぎからさらに強い集中豪雨となり、十四日朝に至るまでに実に三百四十七ミリ、山間地では推定四百ミリから五百ミリの降雨量があったのであります。このため、由良川、桂川、鴨川、木津川、宇治川の各河川はたちまち増水し、至るところに人家の流失、浸水、道路……
○山下(榮)委員 従来、御承知のごとく国会運営の正常化ということがいろいろ叫ばれて、与党の方も相当雅量を示して、野党の声を十分聞いて国会の運営を行なっていきたい、こういうおぼしめし等もあって、二、三年来、質問については野党に第一陣を譲る、そういう格好で行なわれて参ったと私は思うのですが、与党は御承知のごとく内閣をしょっているので、いろいろな場面に与党の意思というものが反映して参ってきているわけですから、やはり第一に野党の声を聞く、こういう態勢であるのが、国会運営上から考えても最もふさわしいことであり、それが二、三年来の慣例ではなかったか、私はこう思うのですが、その点を皆さんもお考えをいただいて……
○山下(榮)委員 決議案が各党の満場一致でなければならぬという慣例もないではないですけれども、必ずしも各党一致でなければ決議案というのはかけられないという法律があるわけでもないのであります。従いまして、過般来からのベトナム賠償に関する外務委員会の情勢等を見てみましても、まだわが党の委員諸君のたださんと欲する点も多々残っておるのであります。国民の間にはこの賠償に対しまして、しかも北と南に分かれているベトナム、こういう関係から多くの疑惑を持っておるのであります。従いまして、これらの問題が解明されることが、きわめてこの問題の取り扱いに必要であるという考え方等もわれわれは持っておりますので、これを上程……
○山下(榮)委員 今の島上委員の質問に関連して一言伺っておきたいと思うのですが、所と名前を申し上げることは少しはばかりますから御遠慮申し上げたいと思います。今までは、候補者になろうとする人の何々後援会というのがあって、それを選挙を直前に控えて解散をして、何々同志会というのを結成して、盛んにその同志会の結成式を行ない、同志の勧誘にその会員が狂奔して歩いている、こういう話を聞くのでありますが、先ほどの島上君の読み上げました条文からいきまして、かようなことは断じて許さるべきではない、こう考えておるのですが、まだ選挙の告示の前ではありますけれども、こういうようなもの等に対しての警察当局の取り締まり、そ……
○山下(榮)小委員 今の報道機関に対するというのは、ちょっと内容がわからなかったのですが、報道機関に、何か迅速に開票の結果を国民に知らしめるために、補助金とか何かの便宜を与えるような方法を考えるというわけですか、その意味を説明願いたいと思います。
【次の発言】 それじゃ順番に申し上げます。
第一の立候補に関することは、すでに皆さんお聞き及びで、そう大して重要なこともないと思うのですが、第二番目の選挙運動に関する事項で、われわれがかつていろいろ党で審議を進めて参りましたもので、非常に重要だと思われるもので、ここに漏れている点があるのです。たとえば、はがきの増加についてはここに出ておりますが、と……
○山下(榮)小委員 それに異議はないですが、形式上はそうなるでしょうけれども、やはり委員会は、できるだけ多くの人に出てもらっていろいろな意見を述べてもらう、こういう趣旨で小委員会を発足したのですから、ぜひ、あすの決定まで待つことなく、せっかく鍛冶さんもお見えになっているのですから、審議に加わって促進をしていただく、こういうことでお考え願った方がいいと思います。
【次の発言】 それと、この前の小委員会で、委員長留守のときに実はいろいろむずかしい問題が出まして、ぜひ次の委員会のときには――小委員会のときにもできれば大臣に御出席を願いたい、実はこういうお願いを申し上げたわけであります。できるなら、き……
○山下(榮)小委員 関連いたしまして、私からも一言申し上げておきたいと思うのであります。 ただいま島上委員が申し上げました通りに、この小委員会は、お互いそれぞれの政党に持って帰りますと、いろいろの反対意見もあろうと思う節も多いのでありますけれども、できるだけここで三党で話し合いをして一致点を見出して、十一月に控えた総選挙には間に合うようにしていきたい、こういう決意をもって過般来から何回となく会合を重ねて、相談をまとめて参ってきていることは、皆さん御承知の通りであります。しかるに、さきの新聞紙上等によりますと、せっかくまとめたものが、自由民主党の調査会で根本的にひっくり返されたかのごとき新聞記……
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