このページでは南好雄衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○南委員 公職選挙法の特別委員会が成規の手続を経て招集されましたのは、たしか十一日であったと記憶いたします。当時の情勢は、今島上委員が言われたような情勢であったのでありますが、すでにいろいろの新聞紙上にも委員長候補者の名前も出ておりまするし、委員会も手続をなして、そうしてどうしても開かなければならないような情勢になっておったのであります。私も、できますことならば、最初から正規に与野党ともに出席いたしまして委員会を開いた方がよいと考えましたので、当日は、私みずからが社会党の河野国会対策委員長と、それから春日副委員長のところまで二度も参りまして、委員会が招集されておるので、委員長互選だけは一つこれ……
○南委員長代理 次に田中鋳三君にお願いいたします。
○南委員 私、独禁法の改正の案文を見ておらぬのですが、今回政府は独禁法改正の提案をしておりませんので、それとこれとの関係を聞くことはいささかどうかとも思うのでありますが、今度の国会にも独禁法の一部改正の案が出るという話も聞いておったので、なお念のためにお聞きするのであります。独禁法が伝えられるように改正されますと、こういうような改正は要らぬような気がするのでありますが、独禁法でいかれて、足らぬところは現在でも輸出入取引法でいけるような気がする。独禁法を出さないならば、当該の輸出に関連して、必ずしも輸出でない内需のものでも、輸出を奨励する意味で一部広げていく、いわゆる独禁法の例外措置をとっていく……
○南委員 動議を提出いたします。一班、二班、三班に分れて、この間の災害につき貴重な御報告を拝聴いたしましたのですが、その後引き続きまして、たとえば石川県のごときは、奥能登の災害は二十六日ということで、全然建設委員会としては、災害調査の委員派遣というようなことがまだないのであります。なおこの九月は、皆様御承知の通り災害月とでも申しましょうか、今後いろいろ災害があり得ると思う。そのつど委員会を開きまして、すみやかに災害調査の委員派遣を決定されることもけっこうでありますが、なかなか手続上それも困難だと思いますので、まだ調査してない地区の出張調査、またこれから災害が起るかもしれないおそれが現実に起きた……
○南委員 関連して一点だけ。今通産大臣が羊毛、綿花については、いずれはできるだけ早く為替の自由化を実現したい。そこへ行くまでにいろいろ方法があると思うのであります。大臣みずからもその点については国内産業の影響その他を考えなければ、早急に簡単にやれないというお言葉もあったのですが、その方法実現の一段階として設備割当から商社割当を増していくような方向に持っていきたいという意見も聞いております。確かに一つの方法だと思うのであります。今のいわゆる羊毛、綿花を単純に設備割当だけにやっていくというのではなくてなるべく自由化に近ずく実現の方法の一つとして、商社になるべく手持ち外貨を与えてそうして商社の自由で……
○南委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、高橋英吉君を推薦いたしたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○南委員 今同僚小平君の質問の中で、途中でお返事がなかったのですが、私の記憶では、たしか代理貸しの場合には、手数料の中には貸し倒れあることをおもんぱかって、ある程度の補償料金というようなものも含まれて手数料というものが成り立っておるように思っておる。ところが、実際現実の貸付については、必ずしも保険で算定した率と貸し倒れが起きる率とのバランスがとれないものでありますから、代理貸しの場合において手数料を引き上げるか、別個の再保証機関を作るのでなければ、中小企業金融は円満にいかないというので、信用保険公庫制度があとに発生したように私記憶しております。そういう場合において当初の公庫から金融機関に払って……
○南委員 関連して一点だけお聞きしたいのですが、商工会議所は、たとえば東京の商工会議所の会員であるべき会費などは、企業局においては調べてあると思いますが、聞きますと、一万円とか二万円とかという高額の会員費用だそうであります。商工会法の中の一番の盲点は、商工会議所の区域と商工会の区域とをダブらしているかどうかという問題なんですが、法律では商工会議所と商工会をダブらせないように割り切っている。しかし、割り切ったところに、従来のような商工会議所の指導方針では非常に困る点ができてくる。今小平委員からも御質問があったように、今までの商工会議所のような考え方――一人の会員が一万円、二万円というような高額の……
○南委員長代理 これより会議を開きます。
都合により委員長が不在でありますので、私が委員長の職務を行ないます。
輸出入取引法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず趣旨の説明を聴取いたします。通商産業大臣池田勇人君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、弁理士法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
本案につきましては、前会すでに質疑は終局いたしておりますので、これより討論に入るわけでありますが、別に討論もないようでありますので、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか……
○南委員 通産大臣に特にお願いしておくのですが、例の十八億を信用保険公庫に政府が融資をしてその金で信用保証協会の経費をまかなうとともに、十分な信用限度の維持の経費に充てておることは、御承知の通りです。三十五年度の予算が通った間もなしでありますが、今回のいわゆる広範囲なチリ地震の融資については、十八億の金がまだありますので、それを至急配分していただけばさしあたりはいけると思うのであります。ところが私の県などは前年非常に大きな災害を受けまして融資限度が一ぱい一ぱいになっており、すみやかに十八億を配分していただかなければ一般の中小企業金融がストップしている状態であります。それに加えてこの別ワクとして……
○南国務大臣 はからずも今回運輸大臣を拝命することになりました。運輸委員会の皆様方の格別な御協力と御指導を得ましてどうかして大任を全ういたしたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 御承知の通り、私は運輸行政につきましては全くのずぶのしろうとでございますので、当惑いたしておるのでありますが、何にいたしましても運輸行政が国の経済、文化というものの発展の上にいかに重要な地位を占めているかにつきましては、よく私自身認識しているつもりでございますので、これから一つ大いに勉強いたしまして、これもまた何とかして御期待に沿うように運輸行政の推進をいたしていきたいと考えております。どうか……
○南国務大臣 關谷委員のお話ありました船舶公団の解消後におきます共有船の跡始末問題につきましては、私就任の際事務当局からも一応の話を聞いたのであります。ただそれが事務的には非常にうまくいってないようなお話も承っておったので、その後大蔵大臣とも話をしておるのであります。ただいま承りますと、財政部会の方でも特別の御配慮がしていただけるようなお言葉を承りましたので、大蔵大臣との交渉においても、その点が強く出るような、問題の解決がさまでむずかしいことでもないように考えられます。ところが何を言いましても、長い間かかってなかなか解決できなかった問題でありますので、しょせんは法律改正でもやって特別に扱うとい……
○南国務大臣 私、途中で参ったので、今、久保さんから概要を承った上での見解をどう思うかというお話でありますが、承った範囲内においてはごもっともな点も多いと思います。中小漁業者の問題につきましては、私もかねがね関心を持っております。従って、まだその事情等も私はっきりは存じておりませんが、研究いたしまして、農林大臣あるいは必要があれば労働大臣等ともよく協議いたしまして、御趣旨になるべく沿うように善処していきたいと考えております。
【次の発言】 福家委員のただいまの御質問でございますが、私、就任早々のことでもあり、先般四国支社長が上京してその間の詳細な事情を聞いたのであります。あまり人のけのないとこ……
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