大野市郎 衆議院議員
28期国会発言一覧

大野市郎[衆]在籍期 : 25期-27期-|28期|-29期-31期-32期-33期
大野市郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大野市郎衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

大野市郎[衆]本会議発言(全期間)
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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第18号(1959/02/24、28期、自由民主党)

○大野市郎君 ただいま議題となりました、内閣提出、農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果につき御報告いたします。  農林漁業金融公庫は、農林漁業資金融通特別会計時代の二年を通算し今日までの八年間にわたり、農林漁業者に対し、直接または間接に約二千二百億円に上る長期低利資金を融通し、農林漁業の生産力の維持増進のため重要な役割を果して参ったのでありますが、政府は引き続き三十四年においても、国の財政投融資計画に基き、同公庫の融資規模の増大をはかるとともに、造林事業の特殊性にかんがみ、造林資金の貸付条件の一部を実情に即応して改訂することとし、本改……

第31回国会 衆議院本会議 第20号(1959/02/27、28期、自由民主党)

○大野市郎君 ただいま議題となりました、内閣提出、農業災害補償法の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  農業災害補償制度の重要な一環である家畜共済制度につきましては、昭和三十年に法律改正が行われ、死亡廃用共済と疾病傷害共済の一元化が行われましたことは御承知の通りでありますが、法令上、本年四月に料率の改訂を実施しなければならないことと相なっておりますので、この機会に国庫負担方式を改善し、料率改訂に伴う農家負担の軽減をはかろうとして、本案が提出せられたのであります。  以下、改正案のおもな内容について申し上げます。  その第一点は、……

大野市郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

大野市郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 農林水産委員会 第10号(1958/07/07、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 酪農の問題につきまして若干の御質問をいたしたいのでありますが、まず農林大臣に、簡単でけっこうでありますが、御決意を承わりたいのであります。  農政上の酪農の重要性はお互いに理解しておることであります。この農政の問題としての酪農の地位だけでなくて、食生活改善という見地からこの酪農の問題が大きく取り上げられておると思いますが、この食生活改善と農政上の酪農の重要性との総合的な関係から、農相といたしまして酪農振興に対してどの程度の御決意で進まれますか、簡単でよろしゅうございますが、承わりたいと思います。
【次の発言】 ただいまのにさらにつけ加えていただきたいのですが、蚕糸の問題が行き……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 文部大臣に御質問いたしますが、学校給食の重要性についての御理解は、ただいまの御答弁でほぼ了解したのでありますが、事務当局の従来の取扱いの形、それから、大臣が御出席になるまでのたとえば御答弁の中の一つに、脱脂粉乳と牛乳とは一長一短であるという御答弁の形、これは実は昨日も体育局長からそういう表現で脱脂粉乳対なま乳の栄養価の問題に対しても評価があったのであります。しかし、同時に厚生省側の証言がありまして、なま乳、――生まれながらに出てきたものの方が発育によいのは当然であるという証言があったわけであります。そういうふうな工合に、出発点において、厚生省のむしろこれは専門の担当者でありま……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 農林水産委員会 第9号(1958/10/22、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 酪農の振興策に対しまして、特に緊急な値下りの問題に対して応急対策の実施を先般政府において約束せられて諸般の措置をとられたのでありますが、その後の動き方に対しまして、実は、消費者側におきましても、あるいは酪農家の諸君におかれても、その先行きの値段というものを中心にして不安を持っておるのであります。先般、八月の二十九日にも当委員会においてはこの問題を取り上げて決議が行われておるわけであります。その後実際に市乳価格の値下げが予想の通り、政府当局の御勧告の通りに行われておるかどうか。一部の地方のことは伝わっておりますが、全国的なこれの実施状況についてこの際大臣にお伺いいたしたいのであ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 農林水産委員会 第8号(1959/02/13、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 農林大臣が当委員会において所信を表明されまして、特に、農林漁業の生産性と所得の増加がすでに進行しておるが、ただ他産業との較差があるので、今後の国民経済の成長の中で経済の均衡ある発展をはかって農漁民の福祉の増進を期するということは農政の究極の目的であるとともに国民経済の質的改善に資するものであると申されておるのは、全く同感でございます。そして、その所信の具体化として重点を三つあげられたことも、まことに時宜に適したものだと思います。生産基盤の整備強化と経営の健全近代化、それから価格の安定と流通機構の整備、これは全く具体化としてはその手で入っていかるべきものと私も思うのであります。……

第31回国会 農林水産委員会 第9号(1959/02/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○大野(市)委員長代理 丹羽委員に申し上げますが、大臣は十分前に御退席という初めからのお約束がありましたから、ただいまの御質問の事項は資料として当局から出していただくように取り計らいますから、さように御承知をいただきたいと思います。なお、時間がそういう工合で一ぱいになりますが、御結論は一つ急いでいただきます。
【次の発言】 丹羽委員に申し上げますが、約束しました時間を過ぎましたので、午後に回していただきます。  この際、石田委員より資料提出の要求がございますので、石田君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にとどめ、午後は二時三十分より再開し、質疑を続行いたします。  これにて休憩いたします……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○大野(市)委員長代理 芳賀君。
【次の発言】 関連質問として、倉成委員。

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○大野(市)委員長代理 實川君、約束の時間が参っておりますから……。
【次の発言】 できるだけ一つお時間の方をお考えを願います。
【次の発言】 参考人はよろしゅうございますか。――それでは、どうも御苦労さまでした。
【次の発言】 ただいまの石田委員並びに栗林委員の動議に対しましては、明日の理事会においてこれをお諮りいたしまして、善処をいたしたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。     午後六時四十二分散会

第31回国会 農林水産委員会 第18号(1959/03/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○大野(市)委員長代理 ただいま調査中の北洋漁業問題につきましては、芳賀貢君より本委員会の決議を行いたい旨の申し出がありますが、決議案文並びにその取扱いにつきましては後刻理事会で協議をすることといたします。  これにて暫時休憩いたします。     午後一時四十八分休憩

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○大野(市)委員長代理 足鹿委員。
【次の発言】 足鹿委員に申し上げますが、ちょうど永山委員が午前中発言を求めておられますから、それを先にさせていただいて、それから午前中の休憩に入りたいと存じます。そのあとで理事会でお諮りいたします。  永山委員。
【次の発言】 永山委員に申し上げますが、もしまだ長ければ、午後にまた再開の予定でもありますので、午後に持ち越されたらいかがですか。いろいろ重要な問題もあるようですから。
【次の発言】 それでは、午前中の会議はこの程度にとどめ、午後二時半より再開し、本問題に対する質疑を続行いたすこととし、これにて休憩いたします。     午後一時二十四分休憩

第31回国会 農林水産委員会 第27号(1959/03/20、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 自由民主党並びに日本社会党共同提案で、ただいま議決をいただきました酪農振興法の一部を改正する法律案に対しまして附帯決議をいたしたいと存じます。  その案文を朗読いたします。     酪農振興法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)  政府は、本法改正の趣旨に即応し、その運用の全きを期するため、左記各項の実現に努むべきである。      記  一、有畜農家創設特別措置法に基く乳牛導入制度の融資条件を早急に改善すること。  二、牛乳乳製品の製造設備の新増設又は設備転換に必要な長期低利資金を農林漁業金融公庫、開発銀行等から貸付けることができる途を拓くこと。  三、牛乳乳製品の……

第31回国会 農林水産委員会 第34号(1959/06/10、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 昨日茨城県並びに栃木県下におきまする農作物のひょう害調査のために現地に参りましたので、災害の調査報告をいたします。  本調査に参加されました委員は、自由党から金丸委員、八木委員並びに私の三人でありまして、社会党からは神田委員、實川委員、角屋委員の、計六人であります。六月九日の日帰り調査という強行軍でありましたために、朝七時出発、夜は九時帰京という強行軍でございまして、茨城県においては岩間町、笠間市、七会村、御前山村及び緒川村管内を調査いたしました。また、栃木県におきましては芳賀町地区を調査をいたしましたが、行程は三百キロにわたりまして、広範な地域に及んだものであります。  わ……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○大野(市)委員長代理 どうも御苦労さまでした。  それでは、次に川野参考人にお願いいたします。
【次の発言】 御苦労さんでした。  次に、馬場参考人にお願いいたします。
【次の発言】 御苦労さまでした。  以上をもちまして参考人の意見陳状を終りました。  引き続き参考人並びに政府当局に対しまして質疑に入ります。石田宥杢君。
【次の発言】 芳賀君。
【次の発言】 承知しました。  次に、日野委員。
【次の発言】 所用で婦られました。
【次の発言】 参考人各位には長時間にわたり貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。委員会を代表して私から厚く御礼を申し上げます。  ……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 大蔵委員会 第6号(1959/10/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 今回の十五号台風によります干拓地の壊滅的な状況に対しましての御指摘でございますが、私も、あの当時即刻現地に飛びまして、単発に乗りまして空からつぶさに現地を見て参りました。なお、その後の農林省の部内といたしましてのこれが被害の確認その他についても、十分に検討をいたしました。御指摘にもございましたが、やはりてんばと裏込めの改良が足らなかった。それで、結局、高潮を全部かぶらぬように防ぐということは、技術上そこまでやるかどうかはまだ問題が残るが、とにかくてんばと裏込めがないということは、こういう高潮にあって初めてこういう惨状を呈したわけで、この点は施工法上の将来改めねばならぬことであるか……

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 今回農林政務次官に就任をいたしましたので、一言ごあいさつをさせていただきたく存じます。  私は、皆様委員会の方々とはごじっこんにしていただいておりますので、委員会の運営その他につきましても、さだめし皆様のお力強い御援護によって私どもの職責が全うできまするように御配慮いただけることと実は喜んでおりますので、その意味で、われわれとしましては、全力を尽していたしたいと思う次第でございます。私ははからずも就任いたしたのではございませんので、当委員会に志願をいたしまして、猛運動の結果就任をさせていただきましたので、誠心誠意農政の進展を通じまして国政の最も有効な発展をはかりたいという気持で……

第32回国会 農林水産委員会 第2号(1959/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 予算委員会におきます大臣の答弁、並びに私どもが大臣から聞いております農業法人の考え方は、経営の適正化という面、あるいは経営の合理化という面でこの問題に対して非常な興味を持っておられることは間違いがありません。ただ、今の自作農維持の関係が現実の法規としてありますので、その関係の調整にいろいろ方途を考えておられるようでありまして、この問題で、こういう形だからしょうがないというふうな消極的な考え方は見受けられません。私、政務次官といたしましても、その趣旨で部内を進めてもらうように進言をしておる最中でございます。足鹿委員の農業法人に対しまする御見解は、当委員会でつぶさに承わって承知して……

第32回国会 農林水産委員会 第5号(1959/07/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 先ほど野原委員からの御要求がありまして、また私も愛知用水公団の法案の審議中から当委員会に所属しておりまして、この件に対しては非常な関心とまた成功を祈っているものであります関係から、この愛知用水公団の事業の進行状況その他につきまして、本日も当委員会において各委員諸君から実に真剣に、よくでき上るようにいろいろ御指摘をいただいて御審議をいただきましたことを私承わって、これは非常に建設的な意味合いにおいて私は傾聴し、また、実際それぞれの望むものを取り入れるべきものであると実は聞いて参ったのでございます。  そこで、足鹿委員の、大臣御出席の上で答えろというのでございますから、その点は保留を……

第32回国会 農林水産委員会 第6号(1959/08/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 中澤委員のお尋ねになりましたコンニャクの価格の変動につきましては、局長からもお答えいたしましたが、そのほかに、私思っておりますのは、実は流通過程の最終段階のその前にある製造業者の段階であります。生産者が共販の体制が組まれていないために製造業者に牛耳られておる形が、価格変動の特殊な形で現われておるように見られておるのであります。それで、そういう意味で、特用作物でありまする関係から、在庫の問題一つでも実は解明に幾らの在庫が残っておるので云々という数字の立証が統計上実は自信を持って申し上げかねるような現在の状況でございます。でありまするから、輸入の問題が御指摘の通りに結果としては原因に……

第32回国会 農林水産委員会 第7号(1959/08/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 七月の豪雨並びに台風六号の被害につきましては、詳細判明いたしておりまする段階のものを御説明申し上げたわけでございますが、ただいま、特に七月の豪雨の結果が小災害が非常に多いという実情を陳情を受け、またそういう報告を受けておりますので、この点に対しましては、ちようど一年前の伊豆の災害のときに、査定の標準を実情に即しまするように緩和ができておりますので、その実例をやはり今回も査定の標準に取り入れてもらうようにいたしたいと思っております。そのときの査定の標準は、五十メートル以内の小災害を従来は一つの施設ごとに計算し、五十メートル以上離れておる災害は別々にいたしたのでありますが、これが実際……

第32回国会 農林水産委員会 第8号(1959/08/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 ただいま三田村委員の御報告を承わりましても、岐阜県が非常に特殊な形で、冠水したきりで、仮堤ができるまでたくさんの町歩、田面が埋没し、家が水の中に置かれておるという状況でございますので、今回の災害のうちでも、十数日以上もそういう形であるというひどい実例だと思います。お話の通りに、なるほど、堤防の決壊でございますから、担当は建設省の所管に属することと思いますが、この点につきましては、田面の被害は直接の農民の被害になっておりますから、当局同士十分話し合いをいたしまして、仮堤の問題などについても話し合いをして促進方をいたすつもりでございます。  なお、ただいまもお話しのように、薪炭かまあ……

第32回国会 農林水産委員会 第13号(1959/09/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 ただいま御質問のございました、なお、実情について所信を承わりましたが、戦後毎年の災害によりまして御指摘の通り膨大な国損があったのでございますが、今回、農林省としては、三十五年度の要求予算で、復旧治山、予防治山その他の項目にわたりまして予算要求をいたしたのでございます。そうして、治山治水閣僚懇談会が実は本日もただいま開かれておるのでございまして、前回の委員会においても農林、建設両大臣からお話があったことと存じますが、熱心に関係大臣の懇談が続けられておるのでございまして、その意味におきましてでき得る限りの方策をとろうといたしておる次第でございます。

第32回国会 農林水産委員会 第16号(1959/10/21、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 ただいま官房長より、農林省の事務手続といたしまして、予算要求を折衝中であるので、その経過を述べた次第であります。閣議においてその折衝過程の問題の発表を差し控えろというような話題が出たかどうかは、大臣よりその旨のことを聞いておりませんので、その点は私から答えかねますが、ただいま官房長から述べました通りで、御承知のように、政府部内として、予算の国会に対する提出ということは、統一した見解のもとで政府として提出する建前でございますので、従って、農林省としては、諸般の問題につきまして御要望を当然織り込んで要求はいたしておるのでございます。従いまして、折衝過程の政府部内の問題でもありますので……

第32回国会 農林水産委員会 第17号(1959/10/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 水俣湾の問題につきましては、しばしば陳情を受けておりまして、ただいまお話しの通りに、原因の究明を急いでもらうように、厚生省ともそういう考え方で進んでおったわけであります。それで、今回十二月の暮れに熊本大学からも中間発表がありまして、有機水銀の影響でないかという一つの中間報告がありましたので、そうなりますと、漁民の保護のために水産庁といたしまして施策をするにいたしましても、ただいまの形で、毒物があるかもしれないというので魚あるいは貝類が非常に売れにくいという状況でございますので、別な場所にとにかく魚礁あるいは築磯をしまして、そういう無毒のところへ漁民の方に漁場の拡張をしてしのいでい……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 決算委員会 第9号(1959/12/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 農林省といたしましては、ただいま検査院の御指摘の通りに、農林省関係の批難事項は公共事業、一般補助事業、農業共済保険事業、食糧管理特別会計、国有林野事業特別会計などを通じて百四十四件、二億余円の御指摘を受けております。このことは、昨年の決算に比較しましては件数、金額ともに激減をいたしておりますが、まことにこの御指摘をいただいたことは遺憾に存ずる次第でございます。申しわけない次第でございます。批難件数のうち、その大部分が補助事業関係でありますので、指導監督の徹底及び事業主体の自覚などが高まってきたことなどによりまして、相当改善の実があがっておるのでありますが、何といたしましても日ご……

第33回国会 決算委員会 第11号(1959/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 ただいまの御発言、ごもっともでございまして、なお詳細の問題についてはまた後刻機会を得て発言をさせていただきたいと思いますが、原則として当然の御指摘でございます。十分に抜本的な方法で根絶を期さねばならぬと覚悟しております。

第33回国会 決算委員会 第12号(1959/12/22、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 御指摘の問題の根本は、いつごろからそういう形があったものでありますか、私もつまびらかにしませんでしたが、とにかく賠償金を取ってしまわなければ大へんだというような考え方が先のために、大へんな手違いが起きたことは間違いございません。御指摘の通りに、これは当然告発をして、しかも賠償責任は当然また別個にあるのですから、やるべきであったのでございます。この方針はその通りに、食糧庁、農林省の方針をいたすべきものでございますから、これは御確約いたします。  それから、方法についての問題は、実は事務処理の形式的な問題は、調べますと、ある程度固まっておるわけです。たとえば指定倉庫の選定基準なんか……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第3号(1959/11/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 お手元に資料が差し上げてございますので、それに基づいて御説明いたしたいと思います。  「農林水産関係の被害の概況とその対策」という資料でございますが、現在までに判明をいたしました農地、農林水産業施設の被害について申し上げますと、関係府県からの報告によりますれば、台風第十五号による被害総額は三百七十六億円となっております。このうち、農地、農業用施設の被害は約二百八億円で、その半ば以上を占め、林地の崩壊、治山施設、林道の被害は百三十九億円、漁港施設の被害は二十九億円となっております。また、本年は御存じの通り、六月までは比較的災害が少なかったのでありますが、七月になりましてから局地的……

第33回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1959/11/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 昭和三十四年八月及び九月の風水害による任意共済に係る保険金の支払等にあてるための資金の融通に関する特別措置法案につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  今回の第七号台風、伊勢湾台風等によりまして、農家の建物に甚大な損害をこうむりましたので、農業共済組合連合会の建物共済にかかわる保険金の支払い等も相当な額に上っており、ごとに愛知、三重、岐阜、山梨、群馬の五県の連合会は、手持ちの資金のみでは保険金の支払い等が困難な状況であります。  政府といたしましては、この事業が任意共済であります建前から、できる限りみずからの努力により対処するよう指導いたしたのでありますが、自主的な……

第33回国会 農林水産委員会 第2号(1959/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 今食糧庁長官が申しました通りで、AA制の実施の時期につきましては、政府部内でいろいろ論争がありましたが、三十四年度においては実施することはできない状況でありまして、来年度においても下期にでもならなければ機が熟しないだろうという見解であくまでも主張を続けておるわけであります。従って、今回の支持価格の問題は、大豆の生産の時期が違って参るのでありますから、その意味で、今回の価格の決定は、ただいま長官の示された形で通していただいてよろしいのではないかと考えておます。
【次の発言】 ただいま長官は食糧庁の考えとしてと申しましたが、省議におきまして、ただいま長官の申した内容に統一してござい……

第33回国会 農林水産委員会 第3号(1959/11/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 寺島委員の御説、ごもっともでありますので、大臣にこの旨よく相談しまして、さらに善処いたしたいと存じます。
【次の発言】 御説ではございますが、価格安定法の中に入れました久項目は、作付けの面積から言いましても、また農家経済に与えます所得の面から言いましても一番重要であろうと思うものを拾って入れてあるようなわけでありまして、バレイショあるいはカンショが地域的に片寄っておると言われましても、やはり全国的に、大小はありますけれども、どの県でも作っておるのでございます。また、その意味で、ただいまのコンニャクあるいは落花生でございますが、生産の総量というものがそれだけの全農家に均霑して動く……

第33回国会 農林水産委員会 第7号(1959/11/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明申し上げます。  政府は、さきに繭糸価格安定法に基づいて約五万俵、また、繭糸価格の安定に関する臨時措置法に基づいて約五万俵の生糸を取得いたしましたが、このうち臨時措置法に基づいて取得したものについては、繭糸価格安定法によらないで時価で売り渡しができることになっております。この時価売り渡しについては、市場に不安感を与えないため売り渡しのルールを定めることとし、本年三月、繭糸価格安定審議会の議を経て、申し込みに応じて十八万円で売り渡すこととし、これを本生糸年度における実質上の最高価格として運営する……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 決算委員会 第2号(1960/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 決算委員会におかれまして、前回から政府米の横流しの事件、その他保管の問題に対して、数々御指摘をいただいておるのでございますが、前回も申し上げました通りに、これを契機としまして、抜本的に制度上の問題で解決できるものは急がねばならぬ、こういう決意を表明いたしておりましたが、それにつきまして、二つの方法でこれを事前に、そういう事故の再び起きないような方策を立てておるのでございます。詳細はさらにまた申し上げる機会があると思いますが、一つは、保管の監督の体制の確立が当然必要でございますので、年度の当初におきまして、全国的に政府食糧の現品の一斉たなおろし検査を行なうことに決定いたしておりま……

第34回国会 商工委員会 第27号(1960/04/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 ただいまも現状を承りまして、耕地の被害状況をよく了承いたして驚いておる次第でございますが、あるいは鉱業法の改正の問題に触れるようなことになるのじゃないかと思いますが、災害の、今のようにだれの責任かわからぬというふうな原因の究明などでも、問題点がまだあるようでございますので、そういう問題もいわゆる公正な機関でそれらの査定をなしたものが決定できるような、そういう制度にするとか、制度的な問題でもてこ入れが要るように考えられます。農業の立場でいきましては、天災の場合には、御承知のように手厚い方法がそれぞれ考えられておりますが、人災に関することになりますと、その原因の究明ということが解決……

第34回国会 農林水産委員会 第6号(1960/03/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 ただいま議題となりました漁船損害補償法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  昭和二十七年現行の漁船損害補償法が漁船保険法にかわって制定施行を見て以来、保険加入隻数は義務付保制度が漁業経営の安定をはかる上に果たす役割はますます重要性を加えて参っておるのであります。しかしながら、翻って制度運営の現状をしさいに検討いたしますと、なお小型船の加入率が低いため、沿岸漁業者の経営の安定が十分には実現されていないほか、小型船関係と大型船関係との間に保険料率が不均等を示している等、漁船保険事業の健全な発展を阻害している点が見受けられるのであります。従いまして、政府は昨年五月……

第34回国会 農林水産委員会 第23号(1960/04/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 開拓地の問題につきましては、私などもまことに不勉強でございまして、実態把握その他におきましても、御教示に大へん示唆を受けるものであります。ただ、ただいま申し上げましたような、十八万円に対して四十五万円というように、あとで入ったものが有利なような状況に残されておるとか、御指摘のことが幾つかございましたが、それらの問題の解決とか、それから、あとでお述べになりました医療の問題などにつきましても、ほんとうにお気の毒な点が多いと思うのであります。なお、そのほかに、実は、全国厚生連の方の仕事としまして、一般医療機関並みの安い公共機関としての金利の借りかえを業界も運動しておりますが、農林省も……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 農林水産委員会 第1号(1960/07/21、28期、自由民主党)

○大野議員 一年一カ月にわたりまして、皆様の大へんな御協力、御支援をいただきまして、また御指導いただきまして、退官をいたしましたので、ごあいさついたす次第でございます。また古巣に戻らしていただいて一緒に勉強さしていただきたいと思いますが、その節も何分よろしくお願いをいたします。(拍手)

第35回国会 農林水産委員会 第4号(1960/09/01、28期、自由民主党)

○大野(市)委員 七月の十三日のころに集中豪雨で東北地帯に被害があったのは御承知の通りでありまするが、その問題にからみまして、南條農林大臣に若干の御質疑をいたしたいのであります。  かねて伊勢湾台風では、衆議院の名災害特別委員長として十二分に被災民を安心させて下さった御経歴の持ち主であられるので、今回の災害に対しても、大いにわれわれは、農林行政の面から大きな期待を持っているものであります。従って災害の実態についてはここでくどくどと申し上げようと思いません。ただ前回来その着想がいまだ実現には至らぬが、次第に作業は進んでおると思われます。災害の恒久立法に対して、大臣の御所信並びにもし可能であれば作……


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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 決算委員会閉会中審査小委員会 第4号(1959/09/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野説明員 農林省といたしまして一言申し上げます。ただいま検査院の御指摘の通り、農林省関係の批難事項は、公共事業、一般補助事業、農業共済などを通じまして、出来高の不足、疎漏工事、事業主体の負担不足、補助金の目的外使用など、経理の当を得ないために、全体で六百二件、六億円余の御指摘を受けておりますことは件数、金額におきまして、前年度に比べればかなり減少はいたしておりますものの、まことに遺憾でありまして、申訳のない次第でございます。これらの案件の善後処置といたしましては、とりあえず手直し工事、補強工事、補助金の返還などの是正措置を講じますとともに、責任者に対しては厳重な注意を与え、特に情の重いもの……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 今回の農業共済関係の被害につきましては、鋭意調査中で、積み重ねておるのでございますが、とりあえず概算払いにつきましてはすでにその通達を出しまして、一刻も早く概算払いをするようにとの局長通達はその組織体に対して届いておるわけでございまして、その点につきまして詳細な被害の現在までの概況、並びに概算の積数につきましては、まことに無礼でございますが、間もなく局長が参りますので、数字については詳細局長から答弁をさせていただきたいと思いますが、方針としては、一刻も早く概算金の形でとにかく出すようにといたしておる次第でございます。
【次の発言】 この風水害に対します共済関係は、お説の通り任意……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 ただいまの御指摘の被害激甚地の指定の問題などを含みまして、予算委員会におきましても、予算のワクの問題でいろいろ論議が行なわれたようでございます。私の承知いたしますところでは、一応予備費その他にも盛ってあるので、補正の必要を認めないが、新しい事実でそういう必要性が出た場合には、善処をするということを大蔵大臣も答えておるようでございます。その点については、われわれもこれを信頼して参りたいのでございますが、来年度の予算に関しての御意見もただいま一緒に出たのだと思います。改良復旧並びに災害関連の関係を充実しろということは、当委員会の御意向であり、また、農林省当局としては、当初よりその精……

第33回国会 災害地対策特別委員会農林水産等小委員会 第3号(1959/11/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 ただいまの三重の防潮林の問題につきましては、そういう効果も現実に上がっておることでありますので、現地の関係を十分に調査をいたしまして、お説のようにこれは処置いたし、なお、そういうことの奨励をすべきものである、かように存じます。それから、ただいまの貯木場の堆積土の問題につきましては、実は県の報告の関係から推算いたしまして、御承知のように百パーセント全部はあるというのが予算技術上――一応のめどとして、その八割とかいうふうな事柄を技術上よく言うものですから、それも頭の中において県の報告などを受けました。ところが、一万立米以上で大体はまるという目測が出たものでありますので、折衝の過程に……

第33回国会 農林水産委員会甘味資源に関する小委員会 第1号(1959/12/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 この点につきましては、まだ北海道庁の方との連絡もいたしておりませんので、十分に調査、研究をいたします。
【次の発言】 このてん菜糖法に踏み切りましたときのいきさつは、非常な決意でかかったのでございます。従って、三十万トンという北海道の計画がそのときに立って、それを引き延ばして何年に延ばすなどという話はわれわれは受けておらぬのであります。ただ、ただいまのような工合で、作業自身が予定よりもおくれたのは事実であります。そういうような関係で、先ほどの長官からの答弁なども、聞き方によってははなはだあやふやなようにお聞きになって、御心配になったと思いますが、概算要求はいたしてあるのでありま……

第33回国会 農林水産委員会社会労働委員会商工委員会連合審査会 第1号(1959/11/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○大野政府委員 先ほど八田委員からも袋湾の問題も出ましたが、この点は、熊本農地事務局に命じまして、干拓が可能かどうか、その基礎調査をやるようにということで、方針をきめましてそういうふうな指令を出しております。



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データ更新日:2023/02/05

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