愛知揆一 衆議院議員
28期国会発言一覧

愛知揆一[衆]在籍期 : 27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期
愛知揆一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは愛知揆一衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

愛知揆一[衆]本会議発言(全期間)
27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 衆議院本会議 第5号(1958/06/18、28期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(愛知揆一君) まず第一にお尋ねの選挙違反の件数でございますが、六月十六日午後五時現在に警察庁で集計いたしましたのは、総計七千六百八十二件でございます。  次に、全逓等についてのお尋ねでございますが、全逓の事件につきましては、東京、大阪、名古屋におきまして、それぞれ郵便法違反等の事件を捜査中でございます。これは、御承知のように、公労法第十七条によりまして争議行為が禁止されておるにかかわらず、あえてこれを行いました結果、その行為が郵便法七十九条等の刑罰法令に触れるものでございまするから、捜査をいたしておるわけでございます。(拍手)  次に、日教組の事件につきまして申し上げます。この件に……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 衆議院本会議 第13号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職:法務大臣・自治庁長官】

○国務大臣(愛知揆一君) 自治庁に関する御質疑に対しましてお答えを申し上げます。  まず第一は公共施設の災害復旧事業でございますが、この分の地方負担につきましては原則として地方債の発行を認めますから、御心配はないと思います。なおまた、増加分のワクも適当に広げることについては検討中でございます。  次に、歳入欠陥及び災害救助の対策の経費の財源に充てるための特別債につきましては今次の災害が異常な甚大な災害であったことにかんがみまして、この点につきましては立法措置を適当と認めまして、なるべくすみやかに所要の法案を具して御審議をお願いいたしたいと存じております。  地方団体が単独で実施いたしまする復旧……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 衆議院本会議 第5号(1958/12/18、28期、自由民主党)【政府役職:法務大臣・自治庁長官】

○国務大臣(愛知揆一君) 人権擁護に対する御質疑に対してお答え申し上げます。実は、わが国の人権擁護の制度は、世界にも比類のないといわれるほどの一応の形式は整えておるわけであります。しこうして、人権擁護の衝に当りますものは、誠心誠意、涙ぐましいほどの努力をもってその職に当っておるわけであります。ただ、先ほど御指摘がございましたが、勤評問題をとってみましても、勤評に賛成であるという人たちに対しても、村八分的な、相当ひどいことが行われておる事例もあるのでありまして、私どもとしては、一方に偏せず、真に人権が擁護できるように、ことに世界人権宣言が採択せられましてからちょうど十年でございますが、この宣言の……

第31回国会 衆議院本会議 第33号(1959/03/31、28期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(愛知揆一君) ただいま総理からお答えをいたしましたように、政府は、従来から、安全保障条約、行政協定、刑事特別法は憲法に違反するものではない、合憲であると確信してきたものでございます。ただいま御指摘のございましたように、数百に上る裁判例もこれと全く同一見解に立つものと私は信じます。今回の東京地方裁判所の判決は、こうした観点から、政府の見解と全く異なるものでございまして、絶対に承服することはできません。(拍手)検察官におきましては、従来の多数の判例と同じく、これらの条約、法令は合憲であると主張して参ったものでございまするし、今回の砂川事件の法廷におきましても同様の主張をして参っておるの……

愛知揆一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

愛知揆一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 外務委員会 第5号(1958/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 この問題は今さら申し上げるまでもございませんが、実は政府といたしましても、かねがね非常に頭を悩ましておる問題であります。それで根本的の考え方といたしましては、本人たちの意思を尊重したいという気持から申しまして、帰りたくないようなところには帰したくない、まあ常識的な言葉でいえば、そういう気持で、私は従来おったわけでございますが、一方日韓会談が進行中でもございますことですし、またその経過において、これも御承知と思いますが、いろいろの微妙な問題が起りましたので、かたがた非常に人道的立場から気持はあせりながらも、一方日韓会談の円満な進行ということを顧慮しておりましたために、なかなか歯切……

第29回国会 議院運営委員会 第7号(1958/06/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまお尋ねの点は、実は前々からの問題でございまして、両院の承認をいただくような人事につきましては、両院の議運の方にしかるべき方法によってお話し合いをいたしまして、それから正式に閣議の決定をするということにいたしておったわけでございます。今後ももちろんそうやっていただくつもりでございますが、先般の第二次岸内閣の成立に伴いまして、御承知のような人事異動がごさいました。その間におきまして、前々から今申しましたような扱いでございましたから、十分意を用いたつもりではございましたけれども、私の引き継ぎのやり方が十分に行き届いていなかった点もあったかと思いますので、この点については、まこ……

第29回国会 議院運営委員会 第10号(1958/06/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 私の方で、正式に、警察の方から、取り下げについてのお話というものは、まだ受けておりません。
【次の発言】 こういう種類の案件でございますから、正式にございませんということは、ないという趣旨に、御解釈を願いたいと思います。
【次の発言】 新聞の記事を御引用になりましたが、あの記事は、私の直接に話したこととか、あるいは会見をいたしたものの記事ではないのであります。その点を、まず第一に御了承を願いたいと思います。  それから、一般論といいますか、正式に御相談があるというような場合を、かりに想像して考えました場合に、この逮捕請求の手続は、御案内のように、警察から所定の手続で裁判官を通し……

第29回国会 地方行政委員会 第11号(1958/09/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま警察当局から御説明いたしましたような次第でございまして、ただいま警視庁においてこれを取調べ中でございますから、今後の取調べによりませんと、事柄の性質上、明確に見通し等申し上げることはできないわけでございますが、先ほど来申しておりますように、容疑をもってやむを得ず逮捕をし、かつ取調べ中である、こういうことでございますから、今後の警察の取調べに、今のところは一応待ちたいと考えております。
【次の発言】 ただいま御指摘の籔田教員の事件というものは、まことにゆゆしきことであると考えます。従って私ども法務省の立場におきましては、人権の侵犯の事実に対しまして、すでに一応の調査の報告……

第29回国会 文教委員会 第7号(1958/08/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまお尋ねの件につきましては、情報その他によりまして調査いたしましたところでは人権侵犯の疑いが濃厚であるように私は感ずるわけであります。従いまして法務省といたしましては、地方の法務局にまず詳細な事実の調べを命じてあるわけでありますが、一方警察当局におきましてもすでに捜査をいたしておるようであります。この点については全国注視の的の問題でもございますから、詳細に取り調べまして、その調査の結果によりまして措置をいたしたいと考えます。
【次の発言】 ただいまのお尋ねてございますが、右翼が警察その他と結託して云々というような事実は、調査をいたしましたが、ございません。  それからなお……

第29回国会 法務委員会 第2号(1958/06/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 今般第二次岸内閣の成立に際しまして、はからずも法務大臣の重責をになうことに相なりました。御承知のように、この担当いたしまする仕事につきましては、従来全く未経験でございまするし、また、もともと浅学非才の身でございまするので、何とぞ法務委員会の各位の格段の御協力をお願いいたします。私といたしましても、全力を尽して職務に尽揮いたしたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。  なお、この機会に就任早々でございまして恐縮に存じますが、さしあたり私の就任に当りましての気持を申し上げまして、ごあいさつにかえたいと存ずるのであります。  まず第一に、私は、国家の秩序を維持……

第29回国会 法務委員会 第5号(1958/07/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 千葉銀行の問題あるいは古荘氏の問題につきまして、非常に世間からいろいろの目で見られておる、国会の中でも、前国会で大いに問題になったということも、すべて私もよく承知いたしておるところでございます。そこで、刑事局長から御説明申し上げたかと思いますが、この千葉銀行及び古荘氏に対する問題としては、昭和三十一年にさかのぼりまして、背任の告訴があったことがまず第一に事実でございますが、この件については、当時検察庁におきまして詳細に捜査をいたしまして、その事実がないということで結論が出たわけであります。また、今度は古荘氏の方から、これに対して名誉棄損の訴えが出たということもあるのでございます……

第29回国会 法務委員会 第6号(1958/07/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 本件は、ただいま御指摘の通り、昨日特別抗告が棄却せられましたから、勾留をする、逮捕をしておくということが適当でないという裁判所の裁判が下ったというこの事実は明らかでございまして、その通り私は承認いたさざるを得ないと思います。ただ、こまかく申し上げますと、昨日の棄却の理由といたしておりまするところは、検察庁の従来やっておりました捜査方式あるいはその理由とするところ等について意見を異にするというのではないのであって、判例違反ということを理由として特別抗告をいたしましたことにつきまして、手続上の見解の相違ということで棄却にきまったものである、こういうふうに私は理解いたしております。

第29回国会 法務委員会 第7号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 私といたしましては、ただいま御指摘の通り、全く未経験のところに職をあてがわれたわけでございまして、この点は先ほど辻委員が御自分のことをお述べになりましたと私も同じような心境でございます。ことに、岸総理は、汚職の追放、暴力の追放ということを三大スローガンのうちの二つにしておられるくらいでございますから、私といたしましては、しろうとではございますが、勇気を持ちまして、これらの検察行政については不偏不党、公正に処理をいたして参りたいと考えております。
【次の発言】 これはただいまもお答えいたしましたように、不偏不党、公正に処理をして参りたい。そうして筋目を通して、国民の信頼を得るよう……

第29回国会 法務委員会 第9号(1958/08/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 この戸高事件につきましては、ただいま御指摘のように、昭和三十二年の七月二十五日に、大分地検から検事認知事件として立件捜査をいたしまして、同年九月十七日に爆発物取締罰則第五条の違反として公判請求をいたして参りました。本月の四日に無罪の判決の言い渡しがなされたわけでございます。申すまでもないところでありますが、上訴期間が本月の十八日まででございますので、その間とくと検察庁側といたしましては判決文を精査検討いたしまして、何分の処置を決定いしたたい、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 今回のこの事件につきましては、先ほども申し上げましたように、これは判決の全文を詳細に検討……

第29回国会 法務委員会 第10号(1958/09/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま鍛冶委員から御指摘のありました点につきましては、私も非常に憂いをともにする次第でございます。と申しますのは、ただいま公安調査庁から御説明をいたしましたものは、これはいわゆる捜査というようなものではございませんで、調査でございますから、いろいろその調査自体についても不備な点もあろうかと思います。しかし、大勢には私は間違いないと思うのであります。今も御指摘のございましたように、ともすると、革命行動的な意識と行動をこういったようなときに盛り上げてきている。この点については、ただ単に法律上の問題だけでございませんで、こういったような動きにあるのだということについては、私どもは全……

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/06/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 いわゆる在日韓人の法的の取扱いにつきましては、平和条約が発効いたしましてから、これは申すまでもございませんが、日本の国籍は失ったわけでございます。そうして韓国側は、すなわち現在日韓交渉の相手になっております韓国側としては、原則的にそれらの人は韓国の国籍を取得すべきものであると考えております。それからわが方といたしましても、原則的にはさような見解をとるのが妥当かとも思いますけれども、しかし現実に北鮮に一つの政権があり、それから在日韓人の中にはそちらの方の政権を支持しておる、そちらの方につきたいという人もある。これは現実の事態であります。まことに初雑な状態になっておりますが、これら……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 私、このたび、はからずも自治庁長官を命ぜられました。まことに浅学非才の者でございますが、どうぞよろしく御指導のほどをお願い申し上げます。就任平々で、ただいま一牛懸命勉強中でございますが、当委員会におかれましては、かねがね政府提案の公職選挙法関係の法律案を二件御審議を願っておるわけでございますが、何とぞ十分御審議下さいまするようにひとえにお願い申し上げます。  まことに簡単でございますが、一言ごあいさつ申し上げます。(拍手)
【次の発言】 何分就任早々でございまして十分のお答えができないかと思いますが、選挙法につきまして、要するにこれは程度問題ではないかと思うのでございます。非常……

第30回国会 社会労働委員会 第15号(1958/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 お答えをいたします前に一言ごあいさつを申し上げます。  私突然一昨日自治庁長官を命ぜられました。まことに至らぬものでございますが、どうぞよろしくお引き回しをお願いいたします。(拍手)何分就任早々でございますから、練達なる滝井君の御質問に十分お答えができないのを遺憾といたしますが、さっそく勉強いたしまして十分政府の態勢を整えたいと思います。  ただいまお尋ねの点につきましては、地方財政のあり方につきまして、国の財政との総合関連におきまして、従来とも自治庁において鋭意検討中であったようでございます。そこで当面の問題といたしましては、よく御承知の通りで申し上げるまでもございませんが、……

第30回国会 法務委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 さような事実はないと信じております。
【次の発言】 私は現在におきましても、最高裁判所の判事として石坂氏は最適任の人であると確信をいたしております。
【次の発言】 私は、最高裁判所の判事たる立場においては、裁判というものをでき得る限り公正な立場においてやらなければならない、石坂氏はこういう信念を持っておられる方である。これは私の想像でございますけれども、そういう立場からいって、この裁判には自分は回避した方がよろしいということを信念として行動せられたのであって、私は良識のある最高裁の判事の処置としては、むしろ賞揚すべきではないかとすら考えておるわけであります。

第30回国会 法務委員会 第4号(1958/10/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 司法試験法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  御承知の通り、司法試験は、裁判官、検察官または弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力の有無を判定する国家試験でありまして、将来性のある優秀な人材を法曹として迎えることができるかどうかは、一にかかってこの制度の適否にあると考えるのであります。しかるに、昭和二十四年以来実施されております現行の司法試験制度におきましては、大学の制度がいわゆる新制大学に切りかえられて以来、大学在学生の司法試験に合格する者の数が逐年減少する傾向を示しまして、大学の優秀な新卒業生を他の職業分野に逸することが憂慮せられるとと……

第30回国会 法務委員会 第5号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま御指摘になりましたような事件がありましたことは、ここにスクラップも持っておりますが、私も承知いたしております。しかしながら、今回の司法試験の改正を決意いたしまして法案の御審議を願うに至りましたのはこれとは全然違う観点でございまして、昨日も提案理由の説明で申し上げましたように、実は昭和二十九年の末ごろからこの制度の改善ということに着手いたしまして、二十年の末に法制審議会に諮問いたしまして、法制審議会でもいろいろな御意見によりましてきわめて慎重な審議をやられた後に、二年たちましてから御答申があったわけであります。実は私の承知しておりますところでは、率直に申しますが、政府とし……

第30回国会 法務委員会 第6号(1958/10/21、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 その点は、私どもも非常に苦慮している点でございまして、何としても法曹界に優秀な人を選びたいということから、前々申し上げておりますように、試験制度に改善を加える。しかしながら、ただいま御指摘のような心配もございますので、法制審議会の答申等については、さらに政府としても十分検討を加えまして、前会も申し上げましたように、たとえば短答式というような第二次試験の冒頭に行われるものについては、基本の法律三科目に限定をしたというようなところにも配慮を加えた次第でございます。それから、これは申し上げるまでもございませんが、司法修習生の制度というものがございますので、一般的に教養の高い者に対して……

第30回国会 法務委員会 第7号(1958/10/23、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまの御質問まことにごもっともな点でございまして、私といたしましては、まずよい人が法曹界に入ってもらえるようにということで、まず試験制度の問題から着手したのでございます。同時に、裁判所法の問題につきましても、あらためて鋭意検討を進めているわけでございまして、ただいまの御指摘の通り、前に政府としては最高裁判所の機構の問題等につきまして、国会の御審議を願ったわけでございますが、率直に申しますと、当時の国会の審議の状態を初めといたしまして、各方面における論議の跡を振り返ってみますると、当時の政府案の意図したところは、必ずしも各方面の全面的な御同意を得るに至っていないように、これは……

第30回国会 法務委員会 第9号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 おくれて参りまして、どうも恐縮でございます。あるいは前後の関係から、お問いの点に対して、正確にお答えができないかもしれませんが、そこはまたお問いをいただきたいと思います。  まず第一に、私は前会からのいろいろな志賀委員のお尋ねに対しまして誠意を尽して処置したつもりなのでありますが、その結果といたしまして、今御指摘の証拠品等については、法廷に提出すべきものは全部出しておる、それから還付すべきものは全部還付して、現在検事の手元には一つも残っていない、こういう検察庁側の話でございました。この点は刑事局長からも申し上げたかと思いますが、刑事局長の申しました通りであります。  それから、……

第30回国会 法務委員会 第10号(1958/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 この司法試験の制度というものは、ただいまも御指摘のように、判、検事、弁護士、いわゆる法曹になり得るような人を選ぶという制度である、そういう性格のものであると私どもは考えておるわけでございます。従って、それに即応するように考えることが第一義でございますが、前前から申し上げておりますように、なるべく具体的に、いわば大学の在学生というような若い優秀な人を法曹界に迎えたいということを現実的に考えまして立案をしておるようなわけでございます。  なお、これは申すまでもございませんが、司法修習生の制度がございますので、試験の合格者と修習生の二カ年間の修習とをあわせてりっぱな法曹を養成いたした……

第30回国会 予算委員会 第1号(1958/10/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまの国旗の問題でございますが、ただいま総理大臣から申し上げた通りでございまして、私どもといたしましても、他国の国旗というものはできる限り保護すべきものである、こういうふうに考えるわけでありますが、純粋に法律論だけから申しますと、刑法の第九十二条の今日までの解釈あるいは通説といたしましては、承認された国の国旗の侮辱された場合の規定でございます。しかしながら、刑法には他の規定もございますので、他の規定を援用いたしまして保護するということが可能であると私は考えております。第九十一条を直接に適用するということは、困難であるかと考えております。

第30回国会 予算委員会 第2号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 これはまことにごもっともな御意見と思うのであります。人権擁護の制度が戦後に新たに発足いたしたものでありますことは御承知の通りでございまして、御承知のように全国に現在約六千人の人権擁護委員の人たちがおりまして、法務省の人権擁護局と、地方の法務局と常に緊密な連絡をとりまして、御指摘のような問題に対して十分に調査もし、措置もすることにいたしております。ただ遺憾ながら新しい制度でありますだけに、まだ十分の御期待に沿うような活動ができていない点も率直に認めざるを得ないのでございまして、この点につきましては、来年度予算等におきましても、大いにこの機能を拡充いたしまして、御期待に沿うように漸……

第30回国会 予算委員会 第3号(1958/10/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 いかなる場合におきましても、検察庁といたしましては単なる伝聞、うわさ等だけでは捜査はいたしません。同時に検察庁といたしましては、厳正公正に法の秩序を守るために、中正なる態度で厳粛に検察権を行使いたしておるのであります。

第30回国会 予算委員会 第4号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまのお尋ねの件につきましては、昨日田中委員からも重ねてお尋ねがございました通り、公安調査庁におきまして御承知のようにいろいろの調査はいたしておりますが、その調査というものは、本件については主として情報の判断ということが中心になっております。従って一昨日私が申し上げました数字は、こういうような国あるいは地域から入ってきておると認められる――認められるというよりは、情報の上においてそういうふうに想察されるものを総計いたしましたものの中で、しかも比較的に総体的に確度が高かろうと思われるものを申し上げたわけでありまして、政府として具体的に、直接そのものに当って調査したものではない……

第30回国会 予算委員会 第5号(1958/11/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまお尋ねの件は、いわゆる新聞記者に対する暴行の警察官の処置の問題でありますが、本件は十月三日に警視庁から検察庁に対して送致を受けまして、ただいま東京地方検察庁において捜査中であります。これは御承知のように、集団的に行われた犯罪でありますために、関係者が非常に多数にわたっております。なおまた目撃者等の取調べも相当広範囲に行わなければならない関係もありまするので、かなり時日を要したわけでありますが、近く結論が出る見込みであります。
【次の発言】 先ほどお尋ねの警視庁の警察官の問題につきましては、ただいまも御指摘の通り、非常に重大な案件と思いますので、先ほど申し上げましたように……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1958/12/20、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の提案理由と、その要旨を御説明申し上げます。  御承知のごとく、都道府県及び市町村を通じて、全国大多数の地方公共団体におきましては、議会の議員及び長の任期が、明年四月または五月をもって満了することとなるのでありまして、現行法によりますれば、その任期満了前一ヵ月以内に多数の地方選挙が集中して行われることになるのであります。政府といたしましては、前例にもかんがみ、これら多数の選挙の円滑な執行を期するとともに、国民の地方選挙に対する開心を高める意味において、これらの選挙の期日を統一して行うことが……

第31回国会 大蔵委員会 第15号(1959/03/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 去る二十六日でありましたか、経済財政担当係検事の会同におきまして私が申しましたことは、大体ただいまお読み上げになった通りでございます。それに明らかでございますように、悪質な脱税事犯等につきましては峻厳に取り締まっていかなければならないということを初め、法規の適正な運営について、悪質にこれをもぐろうとするようなものがあります場合には、これを取り締まっていかなければいけないということは、適正な徴税を行うということとは私は完全に両立するものであると思うわけでありまして、私の意見としては、今後とも、従来もそうでありますように、なるべく国民の負担を下げていって減税を行うということがいよい……

第31回国会 地方行政委員会 第1号(1958/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま議題となりました昭和三十三年七月、八月及び九月の風水害により被害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  本年度の災害による被害額は、昭和二十八年に次いで大きく、いわゆる公共施設にかかる被害額のみでも約七百五十億円に上っておりますが、そのうち七月、八月及び九月の災害による被害額は約七百億円でありまして、本年度の災害はこの三月間に集中しているといえるのであります。従いましてこれら七月、八月及び九月の風水害による被害の甚大な地方公共団体に対しまして、その歳入の不足を補うため、または災害対策の財源とするための地方債の発行を特に……

第31回国会 法務委員会 第2号(1958/12/18、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまのお尋ねに対しまして、こまかいことは事務当局から補足をいたさせますが、大体のわれわれのとりました処置は、次の通りであります。  この告発は、ただいま御指摘のように、十一月の二十日に高知の地検の須崎支部に提出せられました。ところがこの事案はきわめて複雑でもあり、また御指摘のように非常に重要な要素も含んでおると認められましたので、特に高知の地検としては、本庁、つまり高知の地検本庁に移送させまして、ただいま高知地検自体が捜査に当っておるわけであります。最近に高知の地検から出ております報告によりますと、近く結論が出る模様であります。  それから、これもただいま御指摘のように、告……

第31回国会 法務委員会 第3号(1959/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま議題となりました法律案について、その提案の理由を御説明申し上げたいと思います。  まず第一に、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を説明いたします。  裁判の適正と迅速をはかり国民の信頼にこたえるためには、まず下級審ことに第一審の充実強化が必要であることは、異論のないところと存ずるのであります。しこうして、御承知の通り、現在地方裁判所が第一審として取り扱う事件のうち、法律上裁判官の合議体で取り扱うことを必要とするいわゆる法定合議事件は例外的なものに限られ、その他の大部分の事件につきましては一人の裁判官でこれを取り扱うか、合議体でこれを取り扱うかは、事……

第31回国会 法務委員会 第6号(1959/02/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 いわゆる登記所の廃止統合の問題につきましては、私も非常に頭を悩ましておるわけでございまして、前回の委員会で政府委員から詳しく御説明申し上げたかと思いますが、大体ただいま御指摘のような事情でございます。特に、一つは大都市における処理の案件が非常な勢いで急増いたしております。従って、一人当りの要処理件数も、ほとんど処理し切れないようなぎりぎりの極限まで参っております。これは私も折あるごとに現場にも行ってみまして、ますますその感を深くして、これではまことに国民に対して申しわけないと考えざるを得ないわけであります。  それから他方におきまして、これもただいま御指摘がございましたが、いわ……

第31回国会 法務委員会 第8号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま御指摘になりました東京地方裁判所の裁判官一同の決議されたものは、私も詳細に拝見いたしたのでありますが、まず第一に、この給与の問題についての今回提案いたしました法律案の趣旨とするところ、それからその立案の過程において、政府側において詳細に過去の経緯から現状に照らして検討いたしましたその経過が、十分に裁判官の方に浸透していないといううらみを私率直に持つのでありまして、これはただいま津田政府委員から御説明いたしました通りの経過であって、ただいまの御質問とちょっとはずれますけれども、ちょっと簡単に言わしていただきたいのであります。  と申しますのは、二十六年でございましたか、報……

第31回国会 法務委員会 第9号(1959/02/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 これは前回の委員会のときにも詳しく申し上げたつもりなんでありますが、まず第一に優位性ということのお話でございますが、十年以来の経過はいろいろございます。昭和二十六年でございますか、そのときの改正で国家公務員、判検事ともに天井が同じになってしまった。その現状に対して私は何とかこれを改善する必要があると考えておったわけでございまして、現在でもその考えを持っておるわけでございます。その限りにおいて、今、優位性という言葉がございましたが、この前も非常に言葉は練れておりませんが、私としてはある程度その優位性に対する失地回復が判事について今回のものは認められておる、こういうふうに考えており……

第31回国会 法務委員会 第12号(1959/03/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま御質疑の点につきましては、本法案の審議に際しまして累次申し上げたつもりでございますが、これを憲法の解釈論その他から申しますと、優位あるいは格差をつけるということが憲法の規定しているところであるかどうかというところには、異論があるかと思いますけれども、私は前々から申しておりますように、できるだけ待遇を改善しなければならないということが私の根本的な考え方でございまして、この法案を提出するに際しましても、いろいろの御意見はございますが、累次申したように、従来の制度からいえば、優位という点を十分考えて、判事についての特号俸というものを設けたつもりでございますから、この考え方とい……

第31回国会 法務委員会 第15号(1959/03/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 苫小牧の事件についていろいろと御質疑がございましたわけでありますが、これはもう私から申し上げるまでもなく、法務省といたしましても、非常に重大な事案であると考えておるわけであります。そうして、具体的に捜査をいたしまして、中にはすでに起訴をしたものもあるわけでございますが、その原因がどういうところからきているか、あるいはああいう大騒動の中でありますから、感情的に行われたものもあるのではないか、あるいは組織の力によって、ある集団等の指令あるいは慫慂によって具体的な闘争方式等も行われたのではないかというようなお尋ねでございますが、全体として見ますと、私は両方あるのじゃないかと思うのであ……

第31回国会 予算委員会 第5号(1959/02/05、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま御指摘がございましたように、選挙の事前運動につきましては、実は相当問題とすべき点が多いように思われますので、今年に入りましてから、一月十六日と記憶いたしますが、まず検事総長から一般的に国民全体に対しまして、選挙の自粛ということについて談話を発表いたしました。それから越えて二十三日の日に、全国の高検並びに地検の刑事部長を招集いたしまして、刑事部長会同を開いたわけでございます。これは実は戦後初めての試みでございまして、私どもといたしましては、特に選挙の公明化また違反に対する取締りを厳重にしたいという気持から、特に今年こういうことをいたしたわけでございます。そこには私ももちこ……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/02/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 検察官あるいは警察官等につきまして、人権侵犯等のおそれがあるのではないかというような趣旨のお尋ねでございますが、この点については実は私どもも非常に重点を置いて、かねがねさようなことのないように十分の注意を喚起いたしておるわけでございますが、御承知のように制度といたしましても、準起訴の手続による処理の方法があるわけでございまして、昭和二十四年の一月以来今日まで約六百数十件のさような手続で調べたものがございますが、そのうちで起訴相当となりましたものが、警察官について約五件というような状況でございます。なお、こういったようなことも今後絶滅を期して参りたいということで、十分の注意を払つ……

第31回国会 予算委員会 第7号(1959/02/09、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまのお尋ねは、皇太子の御成婚に伴う恩赦のことと存じますが、本件につきましては、数日前に当委員会におきましても島上委員からお尋ねがございまして、総理と私からお答えを申し上げました通りでございまして、ただいまのところ鋭意検討いたしておるのでございますが、法務省としての意見もまだ固まっておりませんし、いわんや閣議決定にいたしますだけの十分な用意がまだできておらぬわけでございます。従いまして、いろいろ記事などに推測的なものが出ておるようでございますが、私どもといたしましては、まだ成案を得ておらぬわけでございまして、これは非常に大切な問題でございますから、十分に検討いたしまして、前……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/02/14、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 犯罪の構成の要件となる事実なりあるいはその証拠の裏づけなりということについては、きわめて慎重な手続を要するものでございまして、ただいまお尋ねのようなことについては、私といたしましてはさようなことは考えておりません。
【次の発言】 ただいまいろいろお話がございましたが、警察権の立場といたしましては、単なる情報記事等に軽卒に踊らされるということは、かえって警察権の威信のために私はいかがかと思うのであります。同時に情報あるいは聞き込みというようなものも捜査の端緒になることはあり得るわけでございますが、この際私明らかにしておきたいと思いますことは、わが国の警察陣というものはまことに健在……

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 非常に断定的なお話でありますが、これは猪俣委員の一方的なお話、御意見であると思います。私は特別背任罪その他の疑いというようなものは全然ないと断言申し上げます。
【次の発言】 お答えいたします。私はそのときにお供はいたしておりません。それからそういう事実につきまして、ただいまそういうことがあると断定しておられますけれども、告発でもなさる場合におきましては十分調べますけれども、ただいま私としてはそれについては全然承知しておりません。
【次の発言】 汚職の追放ということにつきましては、申すまでもございませんが、年来非常な努力をいたしておるわけであります。これの対策といたしましては総合……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第4号(1960/02/26、28期、自由民主党)

○愛知委員 私は、本特別委員会に付託せられました案件につきまして、自由民主党を代表いたしまして、総括的な問題につきまして質問いたしたいと存ずるのであります。主として総理大臣にお答えを願いたい点を、取りまとめて申し上げたいと思います。  私は、この質問に入りますにあたりまして、第一にお伺いいたしたいと思いますのは、いわゆる新安保条約の締結に至りますまでの経緯と経過について、念のため、まずお伺いいたしたいと思います。  岸総理大臣は、昭和三十二年の六月に渡米せられまして、アイゼンハワー大統領と隔意ない懇談をせられたのでありまして、当時、大統領との間に共同声明を出しておられます。その中に、新しい安保……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第5号(1960/03/08、28期、自由民主党)

○愛知委員 私は、前会に引き続きまして、本日は、主として藤山外務大臣に対しまして、本条約案の各条文につきまして、大体逐条的に御質問をいたしたいと思います。  そこで、まず、第一条からでございますが、新条約の第一条は、国連憲章との関係をここに規定されてあるわけであります。現行の安保条約の締結の当時には、申すまでもありませんが、わが国はいまだ国連に加入しておりませんでした。そういう関係もあって、現行の安保条約には、国連憲章との関係が明確に規定されていなかったのでありますが、今回の新安保条約においては、この関係が明瞭にされまして、新条約は、国連憲章の定めるところに従って締結されるものであることが規定……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会法務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/10/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいまの青木国務大臣のお答えと同様に考えます。
【次の発言】 当時の状況において、当時の検察庁が起訴いたしましたのは、公共の安全と秩序が乱されるからという理由で起訴したわけではございません。従って無罪の判決があった場合にでも、それが公共の安全と秩序が乱されるをもって、その点を訴因にして起訴したわけではないということを申し上げたいとのであります。
【次の発言】 今お尋ねのことは、具体的に申しますと、たとえば全逓の争議に関連する問題が一例かと思いますが、これは郵便法の規定は今御指摘の通りでございますが、郵政職員は公務員でございます。その関係からいたしまして、普通の労働法規の範囲外……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1959/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 法務省所管昭和三十四年度歳出予算予定経費要求書の内容につきまして、その概略を御説明申し上げます。  法務省が大蔵省に提出しました昭和三十四年度歳出予算概算要求総額は三百九十八億二千四百四十八万八千円でありまして、それに対する大蔵省の査定結果は二百六十五億四千百三十一万一千円となり、前年度予算額に比較、いたしますと二十億八千八合七十五万六千円の増額となっております。なお、このほかに建設省所管に官庁営繕費として二億五千七百三十八万八千円が計上されております。増額の内容についての詳細は御手元に差し上げてあります別紙参考資料昭和三十四年度法務省所管予定経費要求参考資料を御参照願いたいと……

第31回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○愛知国務大臣 ただいま御指摘の点はごもっともな点でございますが、一応この積算の基礎になりました点を御説明いたしますと、次の通りでございます。  懲罰及び没収金という名で呼んでおりますのが三十二億円でございますが、そのうちまず罰金と科料、二十九億六千万余りでございますが、これは最近までの収入実績等を基礎として算出したわけでございまして、たとえば昭和三十二年度の四月から八月までの実績を申し上げますと、八億六千五百万、これと三十二年度全体の実績との関係を顧慮いたしまして、三十三年度の四月から八月までの同期間の実績をとりまして、そのパーセンテージをとりまして一つの基準とする。それから一方において、三……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会公聴会 第2号(1960/05/14、28期、自由民主党)

○愛知委員 本日は、昨日に引き続きまして、四人の公述人の方々からそれぞれ貴重な御意見を伺うことができまして、まことに幸いでありましたが、私は、本日の午前中の公述人のお話の中で、まず、最初に、西さんにお尋ねをいたしたいのでございます。西さんからは、先ほどもお話がございましたように、本年の二月以降数回にわたりまして、私自身に対しましても御意見書の御送付をいただきまして、まことにありがたく思っておるわけであります。本日は、特に病躯を押して御出席いただきましたので、なるべく簡単に要点だけをお尋ねいたしたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。  まず、第一にお尋ねいたしたいと思いますのは、私……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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