このページでは八田貞義衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○八田貞義君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の最低賃金法案について、社会党の修正案に反対し、政府原案に賛成の討論をなさんとするものであります。(拍手) そもそも、最低賃金制は、十九世紀の末葉、オーストラリア、ニュージーランドで初めて実施されて以来、現在四十数ヵ国において実施を見ているのでありますが、その内容については決して一様ではなく、それぞれの国情によって非常な違いがあるのであります。従って、わが国において最低賃金制を実施する場合、それはわが国の実情に適したものでなければならないことは申すまでもありません。御承知の通り、わが国は、資源の乏しい狭隘な国土に多数の……
○八田貞義君 ただいま議題となりました社会福祉事業法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 従来、十八才未満の精神薄弱児童については、児童福祉法により収容施設及び通園施設を設置して、その保護と更生を行なってきたのでありますが、今回、新たに十八才以上の精神薄弱者を対象とする公立施設に対しても国庫補助を行うこととなった機会において、すでに第一種社会福祉事業として経営されている精神薄弱児施設を経営する事業、精神薄弱児通園施設事業と並行して、十八才以上の精神薄弱者を収容し、その保護と更生援護を行う精神薄弱者援護施設を経営する事業をも第一種……
○八田委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後五時十七分散会
○八田委員 関連して大臣にお願いしたいのですが、今私はおそく参りましたので、よく質問の内容をつかめなかったのですが、私ちょっと聞いてみまして、これは非常に大きな問題です。しかもこれまでに研究をされて、予算の裏づけもやっておられるというようなお話があったのですが、われわれ社会労働委員として、こういう問題を全然知らぬのです。そういう問題が公表されておるならば、公表される前に、やはり国会の社会労働委員会に資料を出しておかれるということが必要じゃないかと思うのです。 実際今重金属の三つばかりによって、慢性奇病なんでしょうが、そういうようなことが起ってきたというような報告をちょっと聞いたのでありますが、……
○八田委員 最低賃金制は低賃金労働者の労働条件の改善のみならず、労働力の質的な向上、企業の公正競争の確保にも寄与するものでありまして、わが国経済の発展に資するところはきわめて大きいと思いまするが、その内容や運用のいかんによってはその実効を期し得ないことも考えられます。かかる観点から大臣に対して若干の質問をいたしたいのであります。 まず現在の法律下でも、労働基準法で都道府県労働基準岡が企業脅協定締結を呼びかけ、最低賃金をある地域のある業種にきめさせることはできるわけであります。また労働組合法の労働協約拡張適用で同様なことを労使間で協約する頂もございます。一体こういった最低賃金制の法律の制定のみ……
○八田委員 五島委員から質問があったハードナーですが、実際はハードナーの何たるものかがわからないのであります。一体ハードナーというのは船の塗装剤なんですね。塗装剤ならば多分私は化学構造も明らかにされておると思う。それが販売される場合には、必ず一定の試験を通って販売されておるはずだ。だから人体の皮膚に影響を与えるかどうかという問題は、大がいある程度検討されておると考えるわけです。問題は健康管理あるいは労働衛生の面から見るならば、健康管理に当っておる医師が、自分の職員の皮膚についた場合どのような反応が起るかということは前もって大がいやっておるわけです。それは大がいヒューマン・ヴォラソティアという格……
○八田委員長代理 次に東京大学社会科学研究所員氏原正治郎君にお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
次に東京大学教授石川吉右衛門君にお願いします。
【次の発言】 ありがとうございました。
次に、産業経済新聞論説委員波多尚君にお願いいたします。
【次の発言】 舟橋教授に御質問いたしたいと思いますが、まず最低賃金制の問題は、今日国際的にも確立された労働基本法の一つであろうと考えます。しかし各国の歴史や国情によりまして、その目的や根本的な考え方というものは必ずしも一致しておらぬわけでございます。すなわち最低賃金制の理念または把握の仕方が相違しているわけであります。従って……
○八田委員長代理 この際午後二時まで休憩いたします。 午後零時四十九分休憩
○八田委員長代理 滝井君に申し上げますが、出席要求のありました外務大臣、これはちょうど衆議院の外務委員会から参議院の予埠委員会に出席されるから都合が悪いそうです。アメリカ局長は役所を欠席されておりますので、田中参事官がアメリカ局長のかわりに参議院の予算委員会に出席されておりますから、外務省関係はちょっと要求に応ずることができないということです。それから総務長官は参議院の内閣委員会と予算委員会、社会労働委員会にずっとしばられておるので、そのかわりの人を今連絡いたしております。それから調達庁の長官は、防衛庁で会合があるため出席できないということですから、かわりに労務部長が出席することになっておりま……
○八田委員 社会党提案の国民年金法案について若干質問さしていただきます。 まず提案者の八木委員にお尋ねいたしますが、八木委員は衆議院の二月十三日の本会議におきまして、社会党国民年金法案の提案理由を説明されております。その中で、これに沿って質問を申し上げて参りますが、社会党では国民年金法案を作るに当ってどういう目標でやったかということを考えてみますと、こういうような言葉を述べられております。「すべての国民に、憲法で保障された、健康で文化的な最低限度の生活を維持できるようにすることに置いた」、これが目標でございます。ところでさらに提案された文面を拝見して参りますと、所得保障を強くうたわれておりま……
○八田委員長代理 次に、日本労働組合総評議会社会会保障対策部長塩谷信雄君。
○八田委員長代理 これにて質疑は終局いたしました。
次に本案を討論に付するのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
社会福祉事業法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決すべきものと決しました。
なお、ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。そのように決しました。
午後一時半まで休憩いたし……
○八田委員長代理 保険局長が今見えますから……。
【次の発言】 大石武一君。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。
午後零時三十四分休憩
○八田委員 関連して御質問を申し上げます。今、らい問題についての話がありましたが、日本のらい対策は、やはりらい予防法によって隔離消滅というような対策がとられておる。ただいま答弁の中にありましたように、社会復帰の数が七十二人から九十人くらいあるということが言われているのですが、これくらいの少数の社会復帰で、これは何年から何年までの社会復帰でございますか。
【次の発言】 年間平均といたしますと、こういう人がだんだんふえていくんだろうと思いますが、こうした社会復帰の人は自分から職を見つけて社会復帰したのか、あるいは厚生省あたりがそういった社会復帰のための努力をされた結果、こういうふうなことになったの……
○八田委員 監査問題について大臣にお尋ね申し上げたいのです。前の委員会で監査問題について御質問申し上げましたが、埼玉県の加藤医師の自殺事件でございます。これは動機が監査にあったというふうなことが伝えられております。これは非常に全医界に大きなショックを与え、この自殺事件を契機として監査の方法に改善刷新の方法が講ぜられてしかるべきだ、こういう意見が圧倒的に多いわけです。前の委員会におきまして詳細に質問申し上げ たわけでありますが、その後において厚生当局としてどのような改善刷新の方法をお考えになったか、あるいは改善刷新の方法としてどのような腹案を持っておられるか、これを大臣から一つ御答弁願いたいと……
○八田委員 保険監査の問題について質問いたします。保険監査の問題につきましては、当委員会では三回にわたって質問いたしておるわけでありますが、その後何ら改善された様子が見えない。そういうような状態のときに、また再び仙台におきまして、監査されたためと思われるような自殺事件が起こって参りました。こういった問題が相次いで起こるということは、保険監査のあり方について早急に改めていかなければならぬ、こういう重要な段階にきているわけであります。その意味におきまして二、三質問して参りますが、今度の仙台の事件は、保険監査に伴う自殺行為というふうに理解できるのでありますが、保険局長よりこの問題について説明をしてほ……
○八田委員長代理 次会は明十日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時二分散会
○八田委員 今の滝井君の質問に対する厚生当局の答弁を伺ったのですが、現在医師の試験を受けたがまだ受からない人の実数、またその人が一体何を現在やっておられるかということのはっきりした調査、それから毎回試験をやっておりましても、受ける人が大体きまっておる。そうしますと、試験を受ける意思をすっかり喪失してしまった人が相当あるわけです。そういう人が一体どういう生活に入っておられるか、そういったことも実態調査の上で今後の対策を考えていかなければならぬと思う。滝井委員から今話しましたように、再教育の方法はどうだという話がございますが、実態調査をして、その上で再教育というものを考えていく、その再教育された人……
○八田委員 時間もあまりありませんから、要点をしぼって、質問を進めて参ります。
まず第一に、医療金融公庫法の設立の目的ということについて、詳細に説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 今次官から御説明がありました目的でございますが、今御答弁の中に、医療の適正な普及向上というお答えが一つあります。それからもう一つは、機能の向上、こういうような目的がうたわれておりますが、この医療の適正な普及向上ということは一体どういうような内容を持ったものか、また機能の向上というのは診療所、病院と分けまして、機能の分化をお考えになってこういった目的をうたわれておるのかどうか、その点をお答え願いたいと思……
○八田委員 昨日十八条の問題についていろいろお尋ねしたのでありますが、その際貸付対象の範囲についてお尋ね申し上げました。この際さらに明確にしていただきたいことは、貸付条件と貸付対象の範囲とに分け、特にそれとともに資金需要の見込み、この三つを関連さしてみて、この貸付対象の範囲の中でどれとどれが設備資金で、どれとどれが運転資金であるかを具体的にお示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると四番の「既存の重要医療機械で耐用年数に達した老朽機械器具の更新に必要な資金」、これは運転資金ということになるのでございますか。
【次の発言】 そうしますときのうのお話では、既設の機関の運転資金というものは、……
○八田委員長代理 本島百合子君。
【次の発言】 小林進君。
【次の発言】 最後に要望しておきたいことがあるのですが、人口問題と人口対策とがごっちゃにされて議論される場合が非常に多いのです。人口問題というのは、長い歴史から考えていかなければならないのです。というのは、人口がふえて国が滅んだためしはどこにもないのです。ただ優生保護法が、雑草のもとにチューリップがはえたためしはないのだという見地から、人口問題を取り上げて、どういうふうな運営でいくべきかということが法の趣旨になっているわけなんです。ところが優生保護法というものが経済政策の一環として進められているところに問題があるのです。ですから、いろ……
○八田委員 だいぶ同僚委員からいろいろ質問がありましたが、簡単に与党議員として問題点を質問させていただきます。
まず第一に、身障者の犀川促進法とされまして、どうして雇用安定法というようなものにされなかったか、この点ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 雇用促進法についていろいろとこれから質問を進めて参りますが、この法律の内容が、現在の職業更生対策、これによる行政指導とどの点か違っておるかというのです。それから少し進歩しているか。たとえばこの行政指導を単に法文化したにすぎないのじゃないかという見方が出ておるわけですが、この点に対して私はできるなら雇用保障という面から雇用安定というよう……
○八田委員長代理 岡本君、もうよろしゅうございますか。――本島百合子君。
○八田委員 末高先生に御質問申し上げたいと思います。実は今度の政府提案の新国民健康保険法案によって、今までの市町村長指定が知事指定ということに変って、市町村のつまみ食いを防止する、こういう形になったのです。ところがそういった県一本にまとめるという思想は、私は賛成でございますが、いろいろ見て参りますると、差をつけております。たとえば一部負担金の取扱いにおいて差ができておるのでございます。時間もございませんから、質問を一、二点にしぼって参りますが、四十一条によりますと、第一項に「保険者は、政令の定めるところにより、条例又は規約で、前条に規定する一部負担金の割合を減ずることができる。」と書いてござい……
○八田小委員 埼玉県の加藤義雄医師が、去る八月一日自宅で自殺した事件は、その動機が七月二十八日行われた監査にあると言われ、全国の医師並びに関係方面に大きなショックを与えております。これまでにも保険監査では幾多の問題あるいは事件が起りました。しかしそのために保険医が自殺したということは初めてのことであります。それだけに斯界に与えた衝動は非常に大きいのであります。一体どうしてこのようなことになったか、厚生省の見解を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 局長の今の説明でははっきりわからないんですが、監査の仕方との関連はないというふうに言われておりますが、そのないということの説明がはなはだ不……
○八田委員 今度の水俣病の発生に関しまして、抜本的に対策を講じまして、二度と発生しないような状態に持っていかなければならぬわけでありますが、まず、そのためには、対策といたしまして、水俣病患者と被害漁民の救済問題、それから原因の究明に力を尽くしていくということ、それから工場排水との関連問題がございます。 こういった三つの問題につきまして質問申し上げてみたいと思いますが、まず第一に、原因そのものがはっきりしておりません。まず原因の究明問題についていろいろと質問申し上げたいと思うのでありますが、その前に、まず、疫学的な面から、患者発生の状況につきまして詳しく御説明願いたいのであります。たとえば、何……
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