このページでは八田貞義衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○八田貞義君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員鈴木義男君は、去る八月二十五日朝、東京築地の聖路加病院において逝去せられました。鈴木君のすぐれた人格、識見に日ごろ深い敬意を払っておりました私は、君の訃報に接して限りない悲しみに打たれたのであります。 ここに私は、諸君のお許しを得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。 鈴木君は、明治二十七年福島県白河市に生まれました。つとに独立の精神に富み、かつ向学心に燃える君は、中学時代からみずからの勤労によって学資をつくりながら、不屈の闘魂をもって刻苦勉励を続け、大正八年には東京帝国大学法学部を御卒業になり……
○八田政府委員 このたび第二次池田内閣の成立に際しまして農林政務次官として任命されました八田貞義でございます。周東農林大臣のもとにありまして政務次官としての職責を誠実を込めて全うしていきたい考えであります。諸事ふなれでありますので、練達なる各委員諸子のお引き回しをいただきまして真剣に働いて参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 昭和三十五年度農林関係補正予算案について御説明申し上げます。
今回の農林関係一般会計補正追加額は総額三百四十九億五千七百八十五万八千円であります。その内訳は、食糧管理特別会計繰り入れ二百九億円、災害復旧対策費百八億四千四百八十五万……
○八田政府委員 昭和三十三年度及び昭和三十四年度の農林省所管決算の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、それによって御承知いただきたいと存じます。
何とぞ御審議のほど、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 生産者の所得確保のために、加工部門の方にまで進出することは、基本法にもうたっておるのでございますが、その段階に至るまでの間、契約栽培とか、あるいは特約栽培とか、そういった方法によりまして進めていく。もちろん、農業基本法が現在参議院で審議中でございますので、これが通過した暁におきましては、その内容等につきましても、十分に検討して、いやしくも生産者の不利にならないよ……
○八田政府委員 本問題につきましても、久保委員の御発言につきましては、よく拝察させていただきました。今までの経過も織り込みまして検討を加えまして、早急に対処いたしたい、こう考えております。
【次の発言】 その点につきまして、今までの経過等を織り込みまして検討して参りたい、処置して参りたい、こういうふうに申し上げておきます。
【次の発言】 取引関係等につきまして、耕作農民に対して非常に不利を与える、こういうような時点に立った場合には、十分耕作農民の立場に立って善処して参りたい、かように考えます。
【次の発言】 取引関係の当面の問題でございますが、これにつきましては、いわゆる荷見・山本協定ですね、……
○八田政府委員 昭和三十六年度農林関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。 農林省所管合計といたしましては千六百八十二億九千百万円となっておりますが、これに総理府、大蔵省、文部省、労働省及び建設省所管を加えた農林関係予算合計は千八百七十二億二千九百万円となり、これを昭和三十五年度当初予算に比較すると五百五十三億二千二百万円の増加となるのであります。 次に、本予算案編成の重点事項について申し上げます。 第一に、農業生産性の向上と生産の選択的拡大に関する経費についてであります。 まず、農業生産性向上の基盤である土……
○八田政府委員 ただいま事務当局から説明申しましたように、現行法に基づいての対策について申し上げたのでございますが、十分に今の御質問の趣旨を織り込みまして、あたたかい気持で復旧対策に進んで参りたいと思います。
○八田政府委員 森林開発公団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明いたします。 森林資源の確保と国土の保全上森林の果たす役割につきましては今さら申すまでもないことでありますが、なかんずく、近年の台風災害その他の実情を見ますと、治山治水の目的をよりよく達成するための森林の造成を今後さらに積極的に推進することの必要性が痛感されるのであります。このための国の施策といたしまして、造林、治山等に対する公共投資等が行なわれてきたのでありますが、この一環として、水源地域における民有の要造林地につきましては、公共事業費による補助造林の推進のほか、従来より公有林野等官行造林法に基づき国が収益……
○八田政府委員 畜産物の価格安定等に関する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 戦後わが国における畜産の発展は、まことに目ざましいものがあり、主要家畜の飼養頭数について見ましても、戦前の水準を上回り、中でも乳用牛と豚につきましては、戦前の最高水準を二倍以上も上回っております。この結果、農家経済の中に占める畜産の比重は著しく増大いたしており、この傾向は今後なお持続するものと考えられるのであります。これは、申すまでもなく、国民経済の発展、国民生活の向上に伴う畜産物需要の増大を背景といたすものでありますが、畜産が、わが国農業の転換さらには発展の中心部門として、米麦中心のわが国農業……
○八田政府委員 ただいま議題となりました農業災害補償法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明いたします。 農業災害補償法第百七条第四項の通常共済掛金標準率、異常共済掛金標準率及び超異常共済掛金標準率のうち農作物共済にかかるものについては、昭和三十六年にこれを一般的に改訂することとなっております。しかし、現在農業災害補償制度の改正を準備しており、農作物共済の共済掛金率の設定方法についても新制度に即して改善を加えるのが適当と考えられますので、本年は農作物共済についての通常共済掛金標準率等の改訂を行なわないこととした次第であります。 以上がこの法律案の提案の理由……
○八田政府委員 ただいまの大原委員の御質問に対しまして、原則としましては知事の権限事項に属するものでございますが、大原委員の御意見が十分浸透いたしますように、民主的な運営というものができますように、指導・助言を農林省としてはやって参りたいと思います。
○八田政府委員 従来の経過も十分に織り込みまして検討して参りたいと存じます。
【次の発言】 今芳賀委員のおっしゃることは同感でございまして、十分に検討して参りまして、早い機会に結論を出したいと思います。
○八田政府委員 ただいま上程されました中央卸売市場法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。 青果物、魚介類、肉類等、いわゆる生鮮食料品の適正かつ円滑な流通をはかりますことは、生産者の所得の向上の上からも、また一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら生鮮食料品は、品質が変化しやすく、多様であるという商品の特性から、通常、卸売市場において価格の形成と物資の集散が行なわれ、卸売市場が流通機構における中枢的な地位を占めている実情にあります。 そこで、政府は、中央卸売市場法に基づき、中央卸売市場の育成及び指導監督に鋭意力を尽くして参りましたが、最近における生……
○八田政府委員 ただいま、大野委員から、日本海漁業の振興、その再出発についてのいろいろな御見解をお漏らしいただきました。まことに同感でございます。
その他、今後御指摘の方向に向かいまして実現に努力して参りたいと思います。
【次の発言】 浅海増殖の問題につきましては、ただいま長官からお述べいたしましたように、非常に要望が高くなっておるわけです。明年度の予算につきましては、御要望に沿うように努力いたしたいと考えております。
○八田政府委員 ただいまの御決議を尊重いたしまして、十分に取り計らっていきたいと思います。
○八田委員 社会保険医療協議会法の一部を改正する法律案につきまして、二、三点質問をさせていただきます。
まず大臣が提案理由の説明の中に次のようなことを述べられております。それは中央医療協議会が「御承知のようにここ数年来とかく運営の円滑を欠き、そのために、診療報酬の改定等の重要問題の取り扱い等に多大の支障を生じているのであります。」こういうふうに述べられておりますが、こういった過去の混乱は何に基因したかということを、大臣から率直に御見解をお漏らし願いたいのであります。
【次の発言】 今大臣の御答弁によりますと、支払い側と支払いを受ける側との数的な不均衡があって、そのために支払いを受ける側の方で……
○八田委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました政府提出の昭和三十六年度予算補正両案に賛成し、社会党及び民社党からそれぞれ提出されました予算組替えの動議に反対の意見を申し述べたいと存じます。 御承知の通り、最近におけるわが国の経済は、高度の成長を示し、国民所得並びに国民の生活水準は向上し、雇用の状態、産業の近代化、合理化等いずれも著しく改善を見るに至っているのでございますが、他面におきまして、物価の高騰あるいは輸出の伸び悩み、輸入の激増等を来たし、ために、国際収支の状況は悪化していることも、また見のがせないところでございます。このような状態を放置いたしますれば、明年度……
○八田説明員 今御質問の補正予算を組むかどうかにつきましては、なお関係省庁におきまして目下検討中でございます。
【次の発言】 ただいまの御意見、まことに貴重な御意見でございますので、十分関係省庁と話を進めまして、善処いたして参ります。
○八田政府委員 昭和三十六年度における内閣所管の歳出決算についてその概要を御説明いたします。 内閣所管の昭和三十六年度歳出予算現額は十二億八千六百八十万七千円でありまして、支出済み歳出額は十二億六千百万九千円であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと二千五百七十九万七千円の差額を生じますが、これは不用となった額であります。 内閣所管の支出済み歳出額は、内閣官房、法制局、人事院、憲法調査会及び国防会議に関するものであります。 不用額は、内閣官房において特別職の俸給支給にあたり議員歳費との差額を支給したため職員俸給を要することが少なかったこと等がそのおもなるものであります。……
○八田政府委員 先ほど外務大臣から御答弁がありましたように大豆の自由化につきましては予算上、法律上の処置を十分に補足しまして、その上で自由化にする、この基本方針は貫いていく考えでございます。こういった予算上、法律上の処置を十分なにした上で自由化するという考えでございますが、このためには目下御審議を願っている大豆なたねの交付金法案、これをぜひとも御成立お願いいたしておるところでございます。
【次の発言】 三十五年産の大豆につきましては、予算上の措置によりましてこれをやっていく考えであります。それで、もしもこの法案が成立しないということは、私の方では考えておらぬのでございまして、ぜひとも今国会で成……
○八田政府委員 武藤委員の御質問はまことに同感でございまして、先ほど、融資ワクが三百億円では非常に少ないではないか、もう少しワクをふやして広く均霑するように、系統資金の活用面から考えてももう少しふやすべきだという御見解に対しましては、同感でございます。もちろん、こういった一般会計から繰り入れました三十億円につきましても、融資ワクが増大すればもちろんこれをふやしていかなければなりません。その方向に向かいまして努力をいたして参ることを申し上げておきます。
○八田委員 時間がないようですから、一問だけお尋ねさせていただきます。 大島先生から今度の経営規模拡大、構造改善、並びに農林予算等の関係について公述がございました。それに対して質問が集中しておったのでありますが、私はまず農村における農業就業人口の確保につきまして、先生の御意見を伺いたいのであります。ただ、農業就業人口の確保につきまして、今までのような農村人口を維持するとか、あるいは食糧増産のための要員を確保する、こういった観点からは違った面で見ていかなければならぬと思うのであります。ところで、先ほどもお話がありましたように、農業就業人口が昭和三十年、あるいは三十三年ころの農業就業人口を基本に……
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