森本靖 衆議院議員
28期国会発言一覧

森本靖[衆]在籍期 : 27期-|28期|-29期-30期-31期
森本靖[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森本靖衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
森本靖[衆]本会議発言(全期間)
27期-|28期|-29期-30期-31期

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委員会発言一覧(衆議院28期)

森本靖[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-|28期|-29期-30期-31期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと労働省の方にお聞きいたしたいのです。この二六四ページの不正行為をした職員というのでありますが、まず最初にお聞きしたいのは、こういう労働基準監督署等における経理の自治監査というものは、大体どういうふうにやっておりますか。
【次の発言】 その場合、この労働基準局の監査、それから本省の監査、現場における監査というふうに言われましたが、年にどのくらい検査をやっておるのですか。
【次の発言】 これは各省とも同じだろうと思いますが、そういう自治経理検査というものも大いにやっておると思いますが、これを見ると、二十七年三月から二十九年にわたってこれがなされておるわけでありますが、これの発覚……

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○森本委員 三十一年度決算に対する質問でありますが、私はその前に、当面国鉄当局の支出の件について、不当なる支出がありはしないかということでうわさをされておる問題がありますので、その問題を緊急に質問したいと思います。  それは本年の五月十七日に東南アジア鉄道関係者が約二時間、国鉄の敦賀駅の関係を視察いたしましたときが、国鉄の当局が東南アジア鉄道関係者の視察に対しましていわゆる見せかけ工事を行いまして、そうして表面だけ視察団にさも印象をよくしようというふうなことで、むだな支出を行なったというふうなことが言われておるわけであります。現地ではかなり新聞でも報道され、あるいはまたラジオでも報道されて、若……

第29回国会 決算委員会 第8号(1958/09/02、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと簡単に聞いておきたいと思います。先ほどの防衛庁から出ております「次期戦闘機の選定について」という資料の問題でございますが、この資料の中で、鈴木さんも問題にしておりましたが、F11F―1Fというというものと98Jというのは同一であるということがここに書いてあるのです。しかしあなたの説明では、これが同一でない、こういうように先ほど説明しておったわけでありますので、この防衛庁から出ておりますところの資料の書き方は、明らかにあなたの見解では間違いである、こう確認をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 だから、あなたの考え方はそういう考え方だから、あなたの考え方に立ってこの防衛……

第29回国会 決算委員会 第9号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○森本委員 証人にまず最初にお聞きしたいことは、F86戦闘機について先ほど来この委員会において岸国防会議議長との間にいろいろ質疑応答がありましたが、われわれが知っている範囲内においては、すでにこれはもう時代おくれであるというように聞いているわけであります。事実政府が発行しております文書の中にもそういうことが明確に出ているわけでありますが、これについてまだあと二百機くらい生産を続けていかなければならないということもいわれております。これに対して証人はどうお考えですか。
【次の発言】 この政府発行の「日本の財政」という本の防衛関係というところにも、はっきりとこれはすでに時代おくれであって、次期戦闘……

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/19、28期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、郵政大臣にお聞きしたいと思います。それは、選挙が終りまして直後に、前の田中郵政大臣が新聞に談話を発表いたしまして、非常に大きな反響を呼んだわけでありますが、しかも各社の論説あるいはそれぞれにおいて、郵政大臣の意向に対して反対の態度を表明しておったわけであります。それは例のFM放送の問題であります。この問題については、私はこの発表の仕方が非常にまずかったのではないかというふうに考えておりますし、また、その真偽が明らかでないので非常に誤解を招いている点もあるのではないか。たとえばFM放送の発表におきまして、十三億円の補助金を出して全国一律に中波放送というものをFM放送に切り……

第29回国会 逓信委員会 第3号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○森本委員 前会の大臣の所管事項説明に対する質問で、全逓の問題についての質問を行いました。質問に入る前に私はちょっと資料を要求しておきたいと思います。郵政省関係の日本逓送株式会社の陣容とその構成、その資本、営業成績の資料を御提出願いたいということを要求しておきます。  さっそく質問に入りますが、全逓の処分の問題に対する質問をあと回しにいたしまして、私は現在の郵政関係の重要なる行政事項について、大臣の一応の所見を伺っておきたいと思います。まず第一番目にお伺いしたいのは、これも田中前郵政大臣が新聞に発表いたしまして非常に反響を呼んだことでありますが、放送法の改正について再度提案をするということをこ……

第29回国会 逓信委員会 第4号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○森本委員 この前に私が大臣にも御忠告を申し上げたように、今日の政府が一方的に首を切った者が、労働組合においてこれが正規の代表機関であるかどうかについては、過日あなたは予算委員会におけるわが党の楯代議士の質問に対しても、労働大臣においても、この点については明らかにようしておらぬ、これはいまだに労働組合と政府当局との争いだ、裁判ざたになっておる問題なんだ。だから、この問題についてはそう軽々にものを言ってもらいたくない。特に労働組合がそれぞれの大会を控えて、大会において自主的に労働組合がそれぞれの役員を決定しようという段階において、政府当局と労働組合とが裁判になってまだ争っている。これは法的にも、……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○森本委員 この法律については参議院でも審議をし、当委員会においても審議をし、審議がかなり大詰めに入っておる段階でありますが、そこで重要な事項だけを最後に質問しておきたいと思います。  この法律については、御承知のように解散前の前国会におきましても非常に紛糾をいたしまして、参議院で修正をされてそれが審議未了になったわけでありまして、衆議院の逓信委員会におきましても、解散前の国会において質疑応答が前大臣との間になされておるわけでありまするが、それを全部確認をしてくれればこれは一番手っとり早い話でありますけれども、新郵政大臣としては慎重に検討したあげくこれを出されたと思いますので、私は新しい郵政大……

第29回国会 逓信委員会 第8号(1958/07/10、28期、日本社会党)

○森本委員 私の方から若干の質問がありますが、その前に委員長に私の方から要望しておきたいと思います。本日の委員会を開会するということはすでにわかっておったはずでありまするが、そういう委員会に対して大臣も政務次官も出席をしない、かわりに事務次官が出席をするということで、あとから来るそうでありまするが、そういうように大臣、政務次官、両方とも責任者が出席をしないということについては、私は今後委員会の運営上非常に困ると思いますので、委員長の方から強くこのことについては大臣並びに政務次官の方に要望してもらっておきたい、こう考えるわけです。あとから事務次官が来た場合には、大臣と政務次官の行き先とその旅行の……

第29回国会 逓信委員会 第9号(1958/08/12、28期、日本社会党)

○森本委員 今委員長の注意が二回にわたったわけで、今後政府としても十分注意をしてくれると思いますが、公社の方が、総裁、副総裁が来られぬということで、総裁、副総裁は千代田丸の団体交渉ということでありますが、そういうことがあるために、総裁はそういう交渉の責任者ということにはなっていない、副総裁がそういうことについては当るということになっておって、総裁はこういう場にいつでも出れるという形に、両方に分けたような格好にしてあると思うのですが、総裁はどこへ行っておられるのですか。
【次の発言】 だから私の方でも、この間の委員会において、与野党の諸君が、月にたった一回の委員会であるから、政府側の責任者並びに……

第29回国会 逓信委員会 第10号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○森本委員 この間の委員会でちょっと質問をしようと思いましたが、ちょうど総裁が用事があって来られなかったので残念でしたが、きょうは来られておりますので、ちょっとお聞きしておきたいと思います。  まずその前に、何か今度台湾とフィリピンの通信関係について、公社が請け負ってやるというようなことが若干新聞あたりに載っておりまするが、これの詳細な説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 台湾とヴェトナムについては一応今の説明でわかりましたが、フィリピン関係にもそういう通信関係で何か公社の方が関係をするというふうなことが報道されておりますが、どうですか。


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 決算委員会 第1号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○森本委員 この戦闘機の問題については、もともと超党派的に一つ徹底的に究明をしようということでここまで究明をしてきたわけであって、まだ高橋委員が言うような、ここで打ち切って決議云々の段階にはなっておらぬと思う。先ほど山田委員から四名の証人の喚問の申請がありましたが、その最初の二名についてはすでに当委員会において喚問をするということを決定をしながら、まだ喚問に至っていない人であります。あとの二人については、われわれがその後鋭意調査をして、その間において新しい観点から追及をしなければまだ疑惑が解けない。こういう観点から今回この四名の申請をしておるわけであります。そこで与党の諸君におかれましても、こ……

第30回国会 決算委員会 第3号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○森本委員 ちよつと関連して。官房長官から今、新しい機種を選定する委員会については、財政的な問題等があつてその委員会の設置は今のところ考えておらないという意味の答弁があつたわけでありますが、それについてもう一ぺんはつきりと答弁を願いたいと思うのです。
【次の発言】 内閣委員会においても決算委員会においても、官房長官はしばしば、この機種の決定については今後、これは正式の委員会ではないけれども、有識者を集めた委員会を開催して、そしてそれによつて決定すると言つておられる。なお河野証人も決算委員会においてそのことを望むと言つているし、決算委員会に出てこられた川島証人もそういう発言をせられた。ただしかし……

第30回国会 逓信委員会 第1号(1958/10/08、28期、日本社会党)

○森本委員 この問題については私も相当質問がありますので、後日行いますが、きょうは緊急の問題について聞いておきたいと思います。それは、先ほど大臣なり公社の総裁の方から災害についての説明があったわけでありますが、実はこの問題について調査をしたところが、昭和二十八年の災害のときに、議員立法の特別立法において、災害を受けた職員に対して、共済組合の倍額支払いを行なっておる。前に前例があるわけであります。それについて、私の方の社会党といたしましても、一応これについては、この立法措置について、緊急にやらなければならぬということで、わが方でもいろいろ今これを検討中でありますが、これについて、政府の方としても……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの寺島委員の質問に関連をしてちょっと聞いておきたいことがありますが、かりにNHKにカラーを許可した場合には、その受信料はどうなりますか。
【次の発言】 私が聞いているのは、だからカラー・テレビをかりにNHKに許可をした場合においては、その受信料というものは現在のラジオの受信料とテレビの受信料以外に取る、こういうことなんですか、どうなんですか。
【次の発言】 先ほどの質疑応答を聞いておると、そういう問題もそれでは今のところまだ明らかになってないわけですね。
【次の発言】 そうすると大臣にお聞きいたしますが、かりにカラー・テレビについては民間放送がNHKに優先をして許可をせられる……

第30回国会 逓信委員会 第4号(1958/10/22、28期、日本社会党)

○森本委員 有光参考人にお伺いいたします。先ほどの御意見の中で、大体全部このくらいの程度ならよろしかろうというような陳述がございました。有光さんは元文部次官で、そういう方面に詳しいので特にお聞きしたいと思いますが、これも大体あなたはよろしいというお答えでしたが、第五十二条の二の改正については、これはできるならば広告放送は一切やらない方が、教育行政からしていいのではないかということが通常考えられるわけであります。あなたはこの程度ならやむを得ないということを言われましたが、できることなら学校教育放送については、広告放送は一切取りやめてもらいたい、こういうお考えではないのですか。

第30回国会 逓信委員会 第5号(1958/10/24、28期、日本社会党)

○森本委員 きょうは時間もだいぶ迫りましたので、今松前委員の方から言われましたように、この問題についてはまだ濱田局長の方からも答弁を保留されておりますし、それから今の前田参考人の答弁を伺っておりましても、まだだいぶただす必要があろうと思いますので、当委員会としてもこの問題については一応保留をして、次会の適当なときにさらにこれを継続をして質問をする、こういうことで、きょうは一応時間がきておりますので打ち切ってもらいたいと思います。

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○森本委員 中華人民共和国との郵便物の協定の問題については今大臣から御回答がありましたが、中共との郵便物の協定については現在できないという理由が、今の情勢からしては云々ということでありまして、どうもはっきりしないわけであります。最初からまたやり直して聞いていきたいと思いますが、一体中華人民共和国と日本政府との郵便物の協定については早急に締結をしたいという意思がありますかどうか。
【次の発言】 そうするとこちらの方にはある、向うにない、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、交渉の場所が不一致であるというのが唯一の原因でこの協定ができない、こういうことですか。

第30回国会 逓信委員会 第7号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○森本委員 文部大臣にはこの委員会に来られましてまことに御苦労でありますが、今回の放送法の改正については教育行政にも非常に関係がありますので、そういう観点から文部大臣に二、三の質問をしてみたいと思うのであります。  まず第一番目にお聞きしたいことは、今日のテレビの急速なる発展に応じまして国民各階層に対するテレビの影響力というものが非常に重要視されてきたわけでありますが、今回の放送法の改正についてもそういう観点からの改正の点も多々あるわけであります。そこで、こういう問題は一応文教行政の中に入ると思いまするが、今日のテレビ、ラジオ、これは各雑誌とも週間時評、あるいは新聞等においての批評、あるいはそ……

第30回国会 逓信委員会 第8号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○森本委員 第四十九条の二は非常に重要な問題であって、この放送法の今度の問題における非常に重要な条項の一つです。その重要な条項の一つの中における、しかもその政令の内容が現在検討中であって、ここで回答できないというふうな答弁をもしするならば、われわれしとしてはこの改正案について審議ができないと思うのです。一応こういう条項を出す以上は、われわれとしては政令の内容についてはこういう用意があるということを明確にしていなければならない。今回の放送法の改正に当って、一番、民間放送についてもNHK等についても、あるいはその他の放送に関する関心を集めておる点は、この四十九条の二、これに相当のウエートがかかって……

第30回国会 逓信委員会 第9号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○森本委員 今、小澤さんの方から質問をしておりまするのは、この間も、たった一日といえども録画というようなことについてやるということは非常に困難である、録音ということについても困難である、そういう参考人の御意見が出ておったではないか、それにもかかわらず一カ月もそういうことをやるということになったらよけい困難じゃないか、こういう質問をしておるわけです。そこで今あなたの方から初めてここに配られたこの案を見てみると、場合によっては原稿だけでよろしいというふうに認定をすることもあり得る。そこで、「原稿、録音、録画、最も適切な方法により、」こういうようなところを具体的に答弁をしていかないと、ほかのところへ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第5号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○森本委員 法務省関係についてちょっと聞いておきたいと思いますが、まず先ほどお話がありました法務省の中におきますところの自己監査という制度は、どういう格好になっておりますか。
【次の発言】 それで、会計検査院の方にお尋ねいたしますが、会計検査院の方からあがっておりますのはこの地方法務局の不当事項一件でありまするが、会計検査院からこれ以外に、口頭指示あるいは書面指示、そういう指示事項を法務省に対して行なったことはございませんか。
【次の発言】 そこで、その指示事項というのはどういうのが出ておりますか。大体あなたの方は各官庁に対して、この決算報告に載らぬものでも相当な指示事項をして、その指示事項が……

第31回国会 決算委員会 第12号(1959/03/20、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。今、事務局長が、その天川氏に頼んだ書類が出せないということでありましたが、出せないという理由は、それが国防会議の機密書類であるから出せない、こういうことですか。
【次の発言】 このグラマンに関して決算委員会において審議をしておる。これに関連をする問題については、そういう官房長官なり議長の指示を仰がなければならぬ、そういう話だったのですか。

第31回国会 決算委員会 第14号(1959/03/26、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して伺いますが、先ほどから高橋証人の答弁を聞いておりますと、その調査団の報告書の中にはグラマンの報告書もあったというようなことを言っておるわけであります。ただ、委員長が今、言っておりますのは、そういう飛行機はなかったのではないかということを言っているわけです。そこで、そういう報告書というものはどういうことになっているのかということを聞いているわけでありますが、たまたま、あなたたちが調査をしたという飛行機というのは、私の考えではおそらくF11F―1F、これは艦載戦闘機と申しますか、現物は一応あるわけでありますから、それを見て、そうしてさらに性能を向上したものが98Jである、こうい……

第31回国会 決算委員会 第15号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○森本委員 今、田中委員長が言われたことは非常に重要な問題でありまして、私は田中委員長を信じておるものでありまするから、今の発言は全部真実であると考えます。これが真実であったといたしますならば、少くとも内閣は責任をとって辞職をすべきところまでいかなければならぬ。だから、さっそく今、田中委員長が言われたところの書類が、現実に防衛庁の方としてはこれが重要書類であるかどうか、専門家を直ちに呼んでこれを鑑定願いたい。一つ一つこういうことを明確にしていかないと、これはもう議論がから回りになります。直ちに防衛庁のこれのわかる人を呼んでもらって、これがほんとうに重要書類であるかどうか、一つはっきり検討願いた……

第31回国会 決算委員会 第17号(1959/06/12、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。委員長は委員長席で、今、常識で判断をせられたと、いろいろ言われましたけれども、私は委員長に、一言、言っておきたいことは、この間の九日の理事会において話し合いをしたことは、常識で判断をするならば――あなたの常識は別として、あとに来ておった新聞記者、並びにその他の一般の人々の常識で判断すれば、それは、きょうの十二日の決算委員会があるまでは、いかなることがあっても、十河総裁とは会わないという含みを持っておったことは事実なんです。それを委員長はそうでないというふうに常識で――あなたの常識で解釈すればそれは別だけれども、きのうの、いわゆるあなたと十河総裁との会談が朝刊にすでに載って……

第31回国会 逓信委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○森本委員 ただいま大臣から全逓との年末闘争の終結についての御報告がありましたが、郵政省と全逓信労働組合とがこの年末を控えての一応の妥結ということについては、これは私は国民の立場から、そのよしあしは別として、内容については別といたしましても、一応心から喜びたいというふうに考えておるわけであります。ただしかし、そうはいうものの、大臣の今の労務報告でもいまだに郵政省側――郵政省側というよりも政府の面子にこだわったような報告をその内容においてはしておるようであります。警告をするために呼んだとか、警告をありがたく向うが受けたから済んだとかいうふうな言葉になっておるわけであります。しかしそういう言葉の使……

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○森本委員 これは会計検査院の方からも出てきてもらって、そうしてちょっと会計検査院としての御意向をいつも伺うのが慣例でありますが、まだ出てきておらぬようでありますので、出てきてから質問をすることにして、その前にちょっと協会の方に逆にお聞きしておきます。  この決算報告の会計検査院長の総理大臣に対する報告書では、検査の結果良好とも書いてないけれども、特に記述すべき意見はないということで、成績がおおむね良好というふうにこれはとれるわけであります。しかし全然ないということでなしに、やはり口頭指示とかいうようなものがいつもあるはずでありますが、会計検査院がこの検査を終了するに当っての口頭指示というもの……

第31回国会 逓信委員会 第3号(1958/12/23、28期、日本社会党)

○森本委員 この放送法の改正案についてはかなり審議をせられましたけれども、大体最後も近づいてきたようなことでありますので、今までの重複を避けまして、聞いておかなければならぬ点だけ要点のみを聞いてみたいと思います。  まず最初にお聞きしたいのは第九条第二項の八号でありますが、「委託により、放送及びその受信の進歩発達に寄与する調査研究、放送設備の設計その他の技術援助並びに放送に従事する者の養成を行うこと。」ということについてはこの前当委員の方からも、質問がありまして、いろいろ質疑応答がありましたが、まだ明らかになっておらないところがありますので、この「委託により、」云々ということについてのこの号を……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/03、28期、日本社会党)

○森本委員 ただいま議題となりました放送法の一部を改正する法律案に関し、私は日本社会党を代表して、自由民主党橋本理事提出にかかる修正案並びに政府提出の原案に対して反対の意を表するものであります。  元来ラジオ並びにテレビジョン放送事業は、国家社会のもろもろの機能並びに大衆の生活に対して大きな影響力を及ぼし、きわめて重要な役割を果しておるものでありますから、放送事業のあり方を規律する放送法の内容が時代の要求に合致していなかったりあるいはその規律の方向が民主主義の根本原理に反するようなことがあるとするならば、放送事業自体は言うに及ばず、国家社会そのものが成育をはばまれたり、ゆがめられたり、そういう……

第31回国会 逓信委員会 第7号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣の施政方針に関係をいたしまして、簡単にお聞きしておきたいと思います。  それというのは、今郵政省の設置法の一部を改正する法律案が内閣委員会において審議をされておりますので、これは内閣委員会において質問をしてもいい事項でありまするけれども、一応時間の関係上、この委員会において大臣に直接聞いておきたいと思います。今回の設置法の改正において官房長が設置をせられるわけでありますが、現在の郵政省の本省における部局長というのはどうなっておりますか、私も大体は知っておりますが、あらためて大臣から次官、局長、それから部長の地位をちょっと説明願いたいと思います。

第31回国会 逓信委員会 第8号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。七・八%あるいは六%の増というのは、郵便増収というものを前年度に比較して六%ないし七・八%増収があるということで予算を見積っているわけでしょう。その予算の中に、あなたのさっきの説明では、二十七億という記念切手も一緒に入っておる。こういうのだから、たんすにしまわれる切手があろうがなかろうが、それが売れれば郵便収入がそれだけふえたということであなたの方は予算勘定をしているということであって、記念切手を二十七億発行するからそれだけもうけたという形ではなく、あくまでも郵便増収の中に入っておって、たまたまたんすの中にしまわれておるものもあるが、予算上は郵便増収として取り扱われておる……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○森本委員 簡易生命保険法の一部を改正する法律案について質問をいたしまするが、残念ながら大臣が参議院の関係で見えておりませんけれども、一応大臣と同じということで政務次官の方から答弁を願いたいと思います。  まず最初に質問申し上げたいことは、この前の委員会以来、いつも私の方から言っておりまする最高制限額の引き上げについては、まだ二十五万円で据え置かれているわけであります。そこで、最高制限額の引き上げの問題については、最高制限額をこれ以上引き上げると、さらにまた民間との競合ができるということで、まるでこれはしょっちゅう競合しておるような関係にあるわけでありますが、そういうことでなしに、簡易生命保険……

第31回国会 逓信委員会 第10号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○森本委員 今の金丸さんが言われました加入者の会でありますが、これは今度の予算に組んであるというお話でありますが、今年が初めてですか。
【次の発言】 幾らですか。
【次の発言】 大臣が大きなことを言って答弁をしたのが、全国で七十万円ということであるとするならば、これは全く笑いもならぬようなことになります。それでも七十万円でも、これはやらぬよりやった方がましだということはいえるわけでありますが、そこで去年あたりまでやっておった加入者の会というのはその経費はどこから出ておるわけですか。
【次の発言】 それは、どことどこで三十三年度の加入者の会をやりましたか。

第31回国会 逓信委員会 第11号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○森本委員 先ほどの公社法三十条の解釈の問題については、これは副総裁の解釈は私は非常におかしいと思いますので、この問題を明確にしておきたい、こういうふうに考えておりますが、この三十条の解釈については、どうせ時間も長くかかりますので、他日に日を譲ってこの論争を行いたいと思います。しかし、われわれといたしましても、この公社法ができましたときの、この三十条の改正のいきさつの速記録等も調べてみたいと考えておりますので、場合によっては、私は法制局の意見も聞いて、そうして正確な論争をしたい、こう思いますが、ただ、できるならば、そんなややこしいことをせずに、副総裁が一応片寄った、一方だけの解釈をせずに――そ……

第31回国会 逓信委員会 第14号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○森本委員 今の値上げの問題が盛んに論ぜられておりまするが、その問題については私が日をあらためて質問をすることにいたしまして、ちょっとお聞きしたいと思いますが、今度のラジオとテレビのNHKの長期借入金でありまするが、ラジオの方が六億五千万円ですか、それからテレビの方が三十六億二千四百万円ということになっておるわけでありますが、これの調達はどうお考えになりますか。
【次の発言】 これは電電公社の予算の編成の際にも問題になりましたが、今回のこの長期借入金の問題についても、三十三年度のNHKの予算を審議する際に、前田中郵政大臣が当委員会において、この政府の財政投融資はNHKの公共放送という建前から極……

第31回国会 逓信委員会 第16号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○森本委員 この予算案についてもだいぶ審議をせられまして、だんだんと審議も終りに近づいて参りましたが、まず私はこの予算案の予算総則の点から質問をしていきたいと思います。  予算総則の第二条で、六十七円を八十五円に値上げすることが出ておるわけであります。そこで八十五円にラジオの受信料が値上げになりますと、年間にいたしまして、ラジオとテレビと二つ取っておるところについては、四千六百二十円というかなりの金額になるわけであります。今日ラジオとテレビと両方取っておる一般の聴取者におきましては、おそらくラジオの方はニュースか音楽をちょっとかける程度で、あとはテレビを見ておるというのが普通の状態ではないかと……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○森本委員 時間もあまりないようでありますので、簡単に質問をいたしますが、今、橋本委員から質問があったことに対しまして参考人の方からすべて了承というようなことがありましたが、むろん国際電気通信の重要な使命ということはこれは言うまでもなく非常に国際的な信用にも影響するわけでありますけれども、橋本委員が今言われましたように、前段の待遇の点について十分に考慮し、また考えていくということでございましたら、おそらく今日のようなストライキという問題は起らなかったであろうというふうに私は考えるわけでありまして、今の質疑応答を聞いておりますと、なかなかいいところもありますけれども、若干矛盾をしたような質疑応答……

第31回国会 逓信委員会 第18号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○森本委員 公社の方にちょっとお聞きいたしますが、今何か集線装置というやり方によって公衆電話を行なっておるようでありますが、それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その新型の三百本というのはどういうふうになっておるわけですか。たとえばその集線装置を行う場合には、おそらく近くの加入者がどこかの線のところにクモが集まるように集まって、そこから局までは今度は五本か二本か一本か、そういうことになっておると思いますが、その規格は具体的にはどういうふうになっておるわけですか。
【次の発言】 そうするとこの規格というのは、局から一定の線路の分岐点まで行くのは四回線、それから先は十六回線、この新型はこ……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/04/28、28期、日本社会党)

○森本委員 私は、きょうのこの請願に関係する一件を質問いたしまして、それから次に電波の件について若干質問いたしまして、それから三番目に電電公社の今回の機構改革の件について若干質問いたします。政府の方ではそのつもりで……。  一番最初にちょっと聞いておきたいと思いますが、きょうの請願にもありまするように、神戸市に老人ホームをこしらえてもらいたいという請願が二つ出ておりますが、これは前の国会にも出まして可決されております。これはたしか昭和三十三年度の予算であったと思うのですが、そうですが。
【次の発言】 そうすると三十四年度の予算ですか。

第31回国会 逓信委員会 第20号(1959/05/02、28期、日本社会党)

○森本委員 それでは、政務次官はまだ来ていないようですけれども、一応副総裁に質問をいたします。  この間の電電公社の機構改革に伴うところの今回の新陣容の問題ですが、人間の問題ということでなしに、機構そのもの――この間ちょっと説明がありましたけれども、時間がなくてあまり詳しく聞いていなかったので、もう一回今度の機構改革についての内容とその意図しておるところを御説明願いたい、こう思います。
【次の発言】 これの下部機構はどうなっているわけですか。通信局、それから通信部というのは……。
【次の発言】 そうすると、今回の分は通信局、通信部というような下部機構には全然影響がない、こういうことですか。

第31回国会 逓信委員会 第21号(1959/05/04、28期、日本社会党)

○森本委員 きょうはあまり時間もないようですから、簡単なことだけを先に聞いておきたいと思いますが、今回の定款の改正で専務理事が三名置かれまして、理事が相当多数になったわけであります。そこで私はあらかじめ会長にこういう席でお聞きをしておきたいと思いますことは、たとえば会長が事故があった場合には副会長がこれを代理するということが――これは副会長一人しかおりませんからはっきりしているわけですが、会長、副会長が事故あるときは専務理事の中からこれを選ぶということになっているわけです。閣僚の中にも一応副総理というのがございますが、副総理というのは実際副総理ではなくて、総理に事故があった場合にこれを代理する……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。今の森小学校の問題について、これは私の国の問題でありますので、ちょっと文部大臣にお聞きしておきたいと思います。今堀委員から言いましたように、この小学校については先生でない人が現実の問題として教育をする、しかも一般の父兄が学校を不法に占拠しておる。で、先ほど文部大臣も言われましたように、暴力はいずれにしてもいけないことははっきりするわけでありますが、そういうふうな暴力かいけないというようなことについて、こういう学校を不法占拠している、不法の教育を行なっているということを公然と公認をせられるような形に今日まで持っていったことに、この不祥事件が起きているところの一番の原因がある……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 逓信委員会 第1号(1959/07/02、28期、日本社会党)

○森本委員 新しい大臣と政務次官を迎えまして、今大臣から所管事項の簡単なる御説明がございましたが、これについて、いろいろ基本的な問題等についての質問がたくさんございますけれども、もう国会も末期になりましたし、近く閉会中にもやる予定をしておるようでありますから、その際にいろいろ各事業別にそれぞれ質問をしてみたいと思いますが、きょうはちょっと簡単な事項で電波監理局長に――これも新しい局長でございますが、聞いておきたいと思います。  それは、今テレビの全国的なチャンネル・プランによっての開局が行われておりまするが、あのテレビのチャンネル・プランにないところの地方局については、これを重要度合いに応じて……

第32回国会 逓信委員会 第2号(1959/07/06、28期、日本社会党)

○森本委員 それでは電気通信監理官がおられますので聞きたいと思いますが、この委員会において前の大臣、政務次官に対しまして私の方から国際通信の基本的な路線というものをどうするかということについて郵政省としては早く確固たる政策を発表したらどうかということを前々から言っておりましたが、たまたま本年の五月の七日に郵政省から太平洋横断電話ケーブルの問題についての発表があったわけであります。前から私はこういう問題があるならば委員会を通じて明らかにしてもらいたいということを要請をしておったわけでありますが、新聞発表になりましたので、その新聞発表を通じて聞いてみたいというふうに考えておりますが、この太平洋横断……

第32回国会 逓信委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○森本委員 私はカラー・テレビについては聞くつもりはなかったわけですが、今大臣からそういうふうに、大体将来の問題については白紙であるということの御答弁がありましたので、ちょっとお聞きしておきたいと思います。今NTVがカラー・テレビの実験放送を大々的にやっておるわけですが、この現状を事務当局から説明できますか。あの会社がどの程度これに資力をつぎ込んで、どういう広告放送料を取って、どういう採算になっておるか、どこか事務当局で今説明できますか。――それではあとにいたしますが、問題はやはり、時期尚早論と早くやれという意見に郵政大臣がはさまって非常に苦慮しておるというような情勢はよくわかりますが、どうも……

第32回国会 逓信委員会 第5号(1959/10/13、28期、日本社会党)

○森本委員 この災害のことでちょっと聞いておきたいと思います。この義援金の募集ですが、私もこの問自分の選挙区に帰っておりまして、ずっと郵便局を各局回ったわけでありますが、この義援金の募集をする場合に、おそらくこれは従業員の方に対して言うことだろうと思うのですけれども、義援金を募集するのに全職員からということになりますと、この職員団体なんかと、こういうことは話し合いをしてやった方が円満にいくのではないですか。これはたとえば全逓の組合は全逓の組合、あるいはまた管理者は管理者、それからまた家に帰ったら家に帰ったで隣組でやる、非常な繁雑な格好になるわけですが、これはそういうことをこの職員団体と話をした……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 決算委員会 第4号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。防衛庁長官は、今そういうふうな答弁をしておりますけれども、先ほど来、田中委員も言いましたように、この決算委員会においてグラマンの問題を最初にわれわれが持ち出したときには、グラマンは艦上艦載機じゃないかという質問をすると、今度はグラマンのF11F―1Fの飛行機ではない。それにエンジンを改装した98J―11という飛行機だ。それなら、その飛行機はできているのか、見たのかというと、いや見ません。それなら一体、それをどういうわけで買うのだというと、今、理論上計算できる飛行機ですから、これは買ってもけっこうです。こういう答弁をこの委員会で繰り返しておるわけです。それは明らかにこの速記……

第33回国会 決算委員会 第5号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○森本委員 簡単なことですが、今度のロッキードの場合に、こちらの方で、向うの部品を全部持って参って組み立てて作るというのがどのくらいで、それから、具体的にこちらで製造工程から一切行なうというふうな計画は、どうなっておりますか。
【次の発言】 それではもう一つ。今度のロッキードを製作するということによって、これがために新しく設備を投一資しなければならぬというのは、川崎航空と新三菱とは、大体どのくらいですか。
【次の発言】 そうすると、その点については正確に、はっきりとわかっておらない。具体的に契約をしてからその問題は、はっきりしていく問題であって、具体的にはまだ、はっきりしておらない。こういうこ……

第33回国会 決算委員会 第6号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっとお伺いしますが、会計検査院から、この報告書以外に口頭で注意された事項が、三十二年度についてはありますか。
【次の発言】 どのくらいですか。
【次の発言】 会計検査院に、私はちょっと聞いておきたいと思うのです。これはすべての決算と関係がありますが、こういう口頭における注意事項と、それから国会へ正式の文書によって出す場合、こういう取り扱いは、会計検査院の中でどういう取り扱いになるわけですか。たとえば、これは文書によって正式にこういうふうに報告しなければならぬ、これは口頭でけっこうであるというふうな判断は、会計検査院の内部においてだれが行なうわけですか。

第33回国会 決算委員会 第10号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと局長にお伺いしたいと思います。先ほど四者が話し合いをしておるという話があったわけですが、四者というのは、結局防衛庁と通産省と川崎と新三菱と、この四つが話しをしておる、こういうことですか。
【次の発言】 その場合、これは先ほどの局長の答弁でも明らかなように、これの契約者はあくまでも新三菱ということになって、そして川崎というのは、これはあくまでも新三菱のいわば下請ということになるわけですね。その契約上における川崎も呼んで話をするということになれば、これは川崎航空だけが単なる新三菱の下請だということにはならない。要するにその他の部分品については、たとえば通信機などの問題については……

第33回国会 決算委員会 第11号(1959/12/16、28期、日本社会党)

○森本委員 まず会計検査院と食糧庁長官に聞きたいと思いますることは、先ほど来のお話によりますると、すべて亡失、亡失という言葉が出て参りました。少なくとも米の六千四百九十九俵、それから麦の一万七千二百五十二俵というものが、亡失をするものかどうか。大体これが亡失をしたものであるというふうに解釈をしておるのか。われわれから見ると、六千四百九十九俵の米がすたるなんということは、とうていあり得ないことであって、そもそもこれについては、窃盗かあるいは横領か、どちらかでなければつじつまが合わぬわけです。まず最初に、言葉じりをとらえるようでありますけれども、あなた方は亡失という観念でこの問題をあくまで取り扱っ……

第33回国会 決算委員会 第12号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと、所長にお聞きしておきたいのです。これは刑事局長にも聞いておってもらいたい。この前、私が質問したときには、連絡をした、こういう御答弁をした。今日は押谷議員の質問に対して、あなたは告発をした、これは速記録に載っておるからはっきりしているわけですが、そういう答弁をしたわけです。だから、あなたがその六月に警察当局に連絡をしたというのは、あなたの方は告発のつもりで行ったのか、連絡のつもりで行ったのか。その点一つ、あなた、はっきりしておいてもらいたい。
【次の発言】 だからそのときに、こうこうこういう事情になっておるが、一つ、私の方でも調べておるけれども、警察当局でも調べてもらいたい……

第33回国会 決算委員会 第13号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○森本委員 簡単に証人にお尋ねしますが、先ほどの砂野副社長、それから土崎取締役ですか、それが十一月の七日に防衛庁、通産省の方と会った。こういうことでありまするが、そのときに、おそらくあなた御存じないかもわかりませんけれども、一応副社長でありますから、この砂野さんからそのと百きの状況をお聞きになっていると思います。そのときの状況というものは、防衛庁、それから通産省の方からは、もうこういうふうに新三菱を主にして川崎は従になるから、一つこれで了承せよ、大体こういうふうな意味の話でなかったか。こういうことをお聞きしたい。
【次の発言】 それからもう一つ、東京のロッキードの支社長であるかどうか知りません……

第33回国会 社会労働委員会 第14号(1959/12/12、28期、日本社会党)

○森本委員 三十六条で結ぶ場合、その当該従業員の過半数が云々というけれども、全逓の組合が結成されておるところがほとんどなんだ。その場合に、その結ぶ相手はだれですか。
【次の発言】 その結ぶのは、全逓労働組合何々郵便局支部と何々郵便局長とが三十六条協定を結ぶわけでしょう。人に聞かぬでもいいのだ。郵政大臣単独で答えたらいい。
【次の発言】 三十六条協定はどういう組合でもけっこうというよりも、現実の問題として、全逓の組織があるところは、全逓の何々郵便局支部と何々郵便局長とが結んでおるわけでしょう。
【次の発言】 ですから、三十六条協定を結べる労働組合は、二百五十円等の労働条件の協定を結ぶ資格がある、……

第33回国会 逓信委員会 第1号(1959/10/30、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣にちょっとお聞きしておきたいと思います。それはこの間の新聞に、足立民放連会長が岸総理に会いまして、放送法の改正についての意見具申をした、総理はこれに対して検討する、こういうふうな答えをしたということが報道されておりましたが、郵政大臣として所管事項の担当大臣としてこの問題についてどうお考えになっているか。
【次の発言】 総理から何かあなたに話があったのですか。
【次の発言】 総理から全然話がなしに、郵政大臣としてはこれを改正したいというふうに考えた、こういうことですか。
【次の発言】 あの新聞記事を見ますると、現在の内閣において直ちに改正をするということについて検討を始めるという……

第33回国会 逓信委員会 第2号(1959/11/06、28期、日本社会党)

○森本委員 今、会計検査院の報告で、全然注意事項がないということでございましたが、書面による注意事項でなしに、口頭その他による注意事項というものはなかったですか。
【次の発言】 それから、NHKの方の内部監査機構というのは、会計検査院の方から見てどういう工合ですか。
【次の発言】 今の内部監査における書類を資料として御提出願えますか。
【次の発言】 これは、普通国会の決算委員会においては会計検査院から報告があると同時に、その各省にまたがったところの内部監査報告が必ずそれにつけられて報告をせられて、それによって決算委員会は審査をするというのが、大体建前としてやられておるわけであります。今まで当委……

第33回国会 逓信委員会 第3号(1959/11/10、28期、日本社会党)

○森本委員 まず最初に、電電公社の副総裁がおりますので、けさ私は新聞を見まして姫路の相生の電報電話局長がなくなられたことについてここに哀悼の意を表しておきたいと思うわけでありますが、ただしかし、この自殺の原因というものが一体那辺にあるかということは、感情的に新聞記事を見て判断すべきでなく、具体的に実際あった問題をよく調査いたしまして、その結果においてこれは判断すべきものでありますから、この問題については副総裁としては、よく冷静に調査をして、その冷静に調査した結果、これを冷静に判断できるような雰囲気における調査をぜひお願いしたい、こういうことを讐に副総裁に言っておきたい。このことについてはあえて……

第33回国会 逓信委員会 第4号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと関連して。この監察の成績の保存期間はいつまでですか。
【次の発言】 八年以前のものがないとすると、昭和八年から二十年まで勤められたこの小山としさんの業務成績というものについて佐方人事部長は、良好である、こう言われましたが、その良好であるというところの資料は、一体何によってそれが良好であるという  ことを実証づけるわけですか。
【次の発言】 関連ですから私またあとでやりますけれども、今の小澤委員の監察についての質問に対して、何にもなかったというのですけれども、郵政局長も監察局長もこれを実証する何ものも持っていないわけです。全然実証する証拠もなし、実証する具体的な資料もなしに、……

第33回国会 逓信委員会 第5号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○森本委員 今の改訂電信電話拡充第二次五カ年計画の問題については、日を改めて詳細に質疑を行ないたいと思いますが、ついででございますので、公社の方から説明をここで願っておきたいと思いますことは、集団住宅電話の試行ということについて、公社の方から郵政省の方にその認可の申請をしておる。大体十二月一日を目途にこれの認可がおりるように、こういうふうなことが新聞に報道されておりますが、この問題について簡単に御説明を願っておきたいと思うのです。
【次の発言】 今の説明では、内部の具体的な問題についての説明がないので詳細にわかりませんが、これは郵政省に公社の方から認可の申請が出ているわけですか。

第33回国会 逓信委員会 第6号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○森本委員 大へん参考人には御苦労さんでございましたが、映画会社の御意見と、それからやはりテレビを放送しておる放送会社の方との意見が全く相対立をしておるというふうにとらざるを得ないわけであります。そこで永田参考人にちょっとお聞きしたいと思いますのは、この劇映画をテレビ会社に対して放出しないという六社協定か何かがあるようでありますが、その六社協定の内容を一つ御説明を願いたいと思います。  それから映画俳優のテレビジョンに対するところの出演についても、六社協定か何かあるようでしたら、その内容を御説明願いたい、こう思うのです。
【次の発言】 六社協定というのは、テレビに対する協定がないというお話でご……

第33回国会 逓信委員会 第7号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○森本委員 今、理事国に当選をしたという大臣の御報告がありましたが、ちょっとそれに関連をして聞いておきたいと思います。今の電気通信監理官の郵政省の制度は、電気通信監理官のもとにどういう人がおって、どういう仕事をしておるわけですか。ちょっと参考までにお聞きいたします。
【次の発言】 たしか今、電気通信監理官は、一名の松田監理官は今の国際会議に出ているはずであります。それから岩田監理官は、今南方の会議に出ていると思いますが、そうですか。
【次の発言】 これは別に質問ではないのですが、こういう国会の開会中に監理官が――一人行かれるのはやむを得ぬですが、二名行かれるということは、省内の都合があってどう……

第33回国会 逓信委員会 第8号(1959/12/15、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。この間も社労委で質問をして、人事部長は今言ったように答弁しておったのですが、この三十六条協定は、大臣も、労働基準法の団体交渉と公労法上の団体交渉と二通りあるという珍無類な法律解釈をしたわけですが、団体交渉というものは一つしかないのです。これは三十六条協定は、人事部長、もう一ぺん労働省へ行ってよく研究してもらいたいと思うのですが、免責規定じゃないのです。はっきり書いてあるのは、三十六条協定というのは労働組合がある場合はその労働組合とやる、労働組合がない場合に限ってその従業員の個々の過半数の意見を聞いてやる、こういうことであって、あくまでも労働組合を対象にした意味の団体交渉な……

第33回国会 逓信委員会 第9号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○森本委員 きのう懸案の全逓の問題が、一応郵政省と全逓労組との間に公労委のあっせんによって解決が、一応のめどがついたということについては、私も同慶の至りであります。私は、これでまあ非常に年賀郵便あるいは郵政業務というものは平常に返る、そうして従来の郵政事業というものの信頼をかち得るような方向になることを最も望ましいことと思いまして、非常に今度の妥結というものは喜ばしい限りであるというふうに考えております。そこで、今度の問題についての大臣、政務次官、各事務当局以下の御苦労も感謝をいたします。これは率直に申し上げまして、非常に御苦労であったと感謝をいたしますが、ただ私は、一点だけ大臣に申し上げてお……

第33回国会 内閣委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○森本委員 政府の方は政務次官が一人ですか。
【次の発言】 それから行政管理庁長官も呼んでおいてもらいたいと思います。
【次の発言】 この郵政省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をあとから読んでみますると、これはまことに簡単な提案で、要を得ておるか何か知りませんけれども、何のためにこの官房長を置くかということについては、省外との折衝、総合調整、その他内外との接触というように、ばく然としてわからぬわけでありますが、端的に申し上げまして、これはよそも官房長があるから郵政省も官房長くらいは置かなければいくまい、こういうところでこの法律案件を提案をしたわけですか。


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 決算委員会 第2号(1960/02/05、28期、日本社会党)

○森本委員 今の点ですけれども、食糧庁長官、政務次官はそういうふうに言っておりますけれども、この船橋の事故を食糧庁が発見したのが、昨年の二月ないし五月でありますから、それからこの決算委員会で取り上げて、そうして取り上げたそのあくる日に大体警察が動いて、鎌田社長以下を逮捕した、こういう格好になっておるわけですが、その間にすでに約八ヵ月ないし九ヵ月というものがたっています。その間に、食糧庁としては弁償金をとろうとして一生懸命やった、こういう答弁ですけれども、何といっても、あなたの方は、米の出し入れ、それからその販売ルートということについては、食糧事務所というものが専門家です。それ以外には日本には専……

第34回国会 決算委員会 第7号(1960/02/24、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと国鉄当局にお尋ねしておきたいと思いますが、国鉄の無料パスは、今一体どのくらい発行されておりますか。
【次の発言】 私が聞いております。のは、職員以外の無料バスです。
【次の発言】 むろん国会議員の場合は法律によってなっているわけでありますが、それ以外に一等、二等、三等というふうに、それぞれそれを受ける人の職分といいますか、地位といいますか、そういうことによって、いろいろの種類が出ているわけでしょう。たとえば、一つの一等パスなら一等パスだけが出ているというようなことでなしに、一等、二等、三等というふうに分かれて出ているのじゃないですか。

第34回国会 決算委員会 第8号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○森本委員 今建設の問題がありましたが、私の方は資材問題についてお聞きしたいと思います。昭和三十二年度の電電公社の資材購入量は何ぼですか。――ここは決算委員会ですから、大体そういう点については、すぐ答弁ができるようにやっていないとだめですよ。三十二年度の決算について、資材購入量は何ぼあるかと聞かれた場合には、すぐ回答ができるくらいに用意しておかなければだめですよ。私の方の調べたところによりますと、大体三百三十六億程度、こうなっておりますが、これは間違いございませんか。
【次の発言】 その三百三十六億円の中で、私の方の調べによりますと、日本電気が九十八億円、それから沖電気が三十七億円、富士通信機……

第34回国会 決算委員会 第21号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○森本委員 総理に尋ねたいことは一ぱいございますけれども、本日は時間がないようでありますから、簡単に尋ねたいと思いますが、先ほど来各委員の言われておりますように、また総理も答弁に言われておりますように、綱紀の粛正、それから官紀の粛正、それから責任体制の確立ということをやかましく答弁もし、また質問もしておるわけでありますが、その公務員の綱紀の粛正の頂点に立つのは、何といたしましても大臣、それから政務次官になると思うわけであります。おそらく総理は、長い間官僚生活をせられ、また大蔵大臣もそういう生活を送られて、官僚というものがいかに根を持ってきちんと組織を張っておるかということを、御承知であると思う……

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第3号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○森本委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案せられました四国地方開発促進法案につきまして、賛成の討論をいたすものであります。  四国地方の後進性と停滞性については、提案説明においてすでに述べられた通りでありますが、所得水準一つを見ましても、昭和三十一年度の人口一人当たりの分配所得は、全国平均額の八万二千円に対し、四国地方はその八五・八%の七万四百円にすぎません。さらに、産業の状態を見ましても、地場産業は中小企業が圧倒的に多く、その中に散在する大企業は、そのほとんどがいわゆる本土系のものであります。また、税源に乏しいため、地方財政も貧困で、投資力がなく、これがさきの低所得水準とう……

第34回国会 逓信委員会 第2号(1960/02/09、28期、日本社会党)

○森本委員 私は今の簡易郵便局の問題について、ちょっと大臣に質問をしておきたいと思います。  今、上林山委員が言っておられましたように、この手数料を引き上げるということについては私も賛成でありますし、また手数料は少なくとも今の二倍半程度に引き上げるということについては、これは大いにやらなければならぬことであろうと思いますが、ただその場合に、手数料を二倍半に引き上げるということになった場合には、これは率直に申し上げまして、個人に請け負わすということをやらなくとも、今の手数料を二倍半に引き上げるならば、当然今の地方公共団体、農業協同組合あるいは漁業協同組合において十分採算がとれ得るわけであって、十……

第34回国会 逓信委員会 第3号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣のこの所管事項の説明に対して、若干の質問を行ないたいと思いますが、その前に、大臣にちょっとお聞きしておきたいと思います。  放送法の建前から、私たちは、NHKの放送にしても、民間放送にしても、その放送の政治的な論議にわたる内容等については、中立で公正でなければならぬというのが、この放送法の建前であるわけでありますが、特にその放送の中でも、公共放送としての日本放送協会として放送法に明示されておりますNHKの放送については、特に政治的には中立でなければならぬということがあるわけであります。そこで、このNHKの経営委員の問題でありますが、この経営委員の人そのものも、やはりそういう政治……

第34回国会 逓信委員会 第6号(1960/02/23、28期、日本社会党)

○森本委員 今、当委員会に有線放送に関する小委員会を設置するということが決定されたわけでありますが、二月十六日の委員会において、大臣は、やはり何らかの形のものを、作るかどうかわからぬけれども、とにかくこれについての審議をしていきたいということを答弁しておりますが、大臣としてはこの有線放送に関する問題を今後どう取り扱うおつもりであるか。この答弁の内容からしてどういう方向にいかれるのか、ちょっとお聞きしたいと思うわけです。
【次の発言】 おそらく小委員会においてはいろいろ各方面からの参考人等を呼んでやられると思いますが、しかし、また郵政省は郵政省としての角度からそれを検討していくということも大事で……

第34回国会 逓信委員会 第8号(1960/03/01、28期、日本社会党)

○森本委員 大臣にお聞きいたしますが、今度の電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律案件の十二ページの附則で「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定等の実施に伴う公衆電気通信法等の特例に関する法律の一部を次のように改正する。第二条を次のように改める。第二条」云々、こうあるわけでありますが、今回政府が安保条約の承認と行政協定の承認とにからんで日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約等の締結に伴う関係法令の整理に関する法律案というのが政府から提案になっているわけでありますが、その法律案件の中の三十四ページと三十五ページを見ていただきたいと思います。その中……

第34回国会 逓信委員会 第10号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○森本議員 ただいま議題となりました郵便局舎等整備促進法案について、提案理由の御説明を申し上げます。  郵政事業は、国民文化の向上と、経済の急速な伸張に伴いまして年とともに発展し、最近の五カ年間における取り扱い数の上昇率は一二八%を示し、今後さらに激増することが予想されるのであります。これに対し、国民の負託を受けて、事業を円滑に処理するためには、郵政省は適正な要員の配置と執務上の施設を完備することが必要でありますが、とりわけ郵便局舎の整備は緊急問題といわなければなりません。現在の郵便局舎の状況は、全国で一万四千五百五十二局設置されていますが、そのうち郵政省の所有するものはわずかに千三百五十一局……

第34回国会 逓信委員会 第11号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○森本委員 そうすると、この五十五条の八の自営の場合は、自営でない場合の半分、こういうことですね。長いこと言われたけれども、はっきり言うと……。一方が四十五万円ということになったら半分の二十二万円か二十三万円、五十万円になったら二十五万円程度、こういうことですね。
【次の発言】 それから、今回のこの暫定措置に関する法律案、この法律案は大体いつごろまで――この改訂第二次五カ年計画が済めばこの法律はもう必要がない、郵政省としてはこういうふうに考えておるわけですか。
【次の発言】 そうすると、この法律案件は大体附則の中で「四十八年三月三十一日までに廃止するものとする。」と書いてあるけれども、実質的に……

第34回国会 逓信委員会 第12号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○森本委員 関連して。大臣がよく法律をたてにとるので、僕もその法律をたてにとって聞いてみたいのですが、第三十条の二項の「前項の給与は、国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければならない。」とあるのは、これは大臣は、国家公務員その他の人の賃金と同一あるいはまた同一水準でなければならぬと、こう解釈しておるのですか。
【次の発言】 それは大臣、都合のいい解釈をしてはいかぬ。「この前項の給与は、国家公務員及び民間事業の従業者の給与その他の事情を考慮して定めなければならない。」ということは、今言うた諸般の情勢を考慮してきめなければならぬということであって、公務員の賃金はこうだ……

第34回国会 逓信委員会 第13号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○森本委員 この予算案を審議いたします前に、予算の中の総則の第十三条であります。「駐留軍の放送役務に対し、契約金の」云々というのがあるわけであります。これの具体的な説明をまず協会側から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 それで、これが現在具体的に駐留軍の放送役務を行なっておるというのはどこですか。
【次の発言】 その零時二分から一時半までの放送は、放送内容はいかなるものですか。
【次の発言】 その場合、NHKとの契約はどことの契約になっておりますか。
【次の発言】 これは郵政省にお聞きいたしますが、その場合、NHKと在日米軍調達部と申しましたかとの契約というのは、これは法的な根拠はどれに……

第34回国会 逓信委員会 第15号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと電電公社に聞いておきますが、電電公社の方の現在の地域給についてはどうなっておりますか。
【次の発言】 その四段階というのは、郵政と同じように一五%、一〇%、五%、それから無級地と、この四段階ですか。
【次の発言】 郵政の場合の四段階というのは一五%、一〇%、五%、それから無級地、無級地は本俸に入っておるからパーセンテージはない、この郵政のやり方と公社のやり方とは同じことになっておるかどうか、こういうことです。
【次の発言】 そうすると公社の方は、二〇%、一五%、一〇%、五%、無級地と、この五段階になっておるわけですか。

第34回国会 逓信委員会 第17号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○森本委員 この日本電信電話公社法の一部を改正する法律案については、すでに大臣から提案理由の説明を受け、松田監理官から逐条説明を受けておりますので、それに従って私の方から質問を進めていきたい、こう考えるわけでありますが、実はきのうの衆議院の本会議において、問題になっておりました設備負担法の問題も一応通過したわけであります。本来ならばそれについてもう一回この委員会に差し戻しを願いまして、この委員会において、あの施行期日の点について若干疑義の点がありますので質問をしたい、そう考えておりましたけれども、あまり法案がおくれておるということで、いろいろの方からの要請がありましたので、あの法案が委員会に返……

第34回国会 逓信委員会 第18号(1960/04/28、28期、日本社会党)

○森本委員 さっそくきのうの続きでありまするが、その前に、大臣にお聞きしたいと思います。この公社法の改正によりまして外資を導入するということについて、大臣として、一体どの程度まで日本の政府の中における大蔵大臣と話をし、さらにまた対外的にも大臣としてはどういうふうな折衝をしておるか、一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その経過では具体的な内容についてはあまり深くわからぬわけでありますが、この法案そのものがかなり事務的な問題でありますので事務的に聞いておきたいと思います。きのうの答弁では、今回の七十二億の問題については世銀の方はほとんど見込みがない、それで一般の外債においてこれを消化した……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第32号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○森本委員 簡単にお尋ねいたします。ケーブルの半分と半分が日本と韓国であるということを今言われましたけれども、実際問題として、これが管理権というものがアメリカにあるというように言われておりますが、アメリカが管理権を持っておることについては、法的に、具体的にどこを根拠にして管理権があると、この管理権の問題について、先にちょっと明確に言ってもらわなければ困ると思います。
【次の発言】 その契約というのは、法的にどのものに基づいての契約を結んでおるわけですか。
【次の発言】 それでは、その場合のサービス料についての協定はどうなっておるわけですか。


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 逓信委員会 第2号(1960/07/23、28期、日本社会党)

○森本委員 ちょっと簡単に聞いておきたいと思いますが、この間の安保条約、それから新行政協定で問題になっておりましたNHKの夜間の米軍放送について、その後向こうさんとの話し合いにおいて現状はどうなっておるか、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その後米軍側としてはそれにかわるものを何か考えておるようですか。それともこのまま終わるということなんですか。
【次の発言】 NHKの放送をやめたことについては、それはいいことでありますが、それにかわることをおそらく米軍側は何らかの形においてやるだろうということはわれわれも想像しておったわけであります。これは具体的には、米軍の方は大体どういうふうに考え……

第35回国会 逓信委員会 第3号(1960/08/10、28期、日本社会党)

○森本委員 この間、人事委員から数年ぶりにベース・アップの勧告が政府にあったわけであります。これは国家公務員に対するベース・アップの勧告でありますが、同じ国家公務員でありましても、この委員会の所管事項でありまする郵政省の従業員、それからむろん公社の職員でありまして公務員でありませんが、電電公社の職員というふうな諸君については、この人事院の勧告には直接関係はないわけでありますけれども、ただ郵政省におきましても、電波監理関係の従業員については、これが直接の勧告になるわけであります。そういう点からいたしまして、郵政省としても、この同じ郵政省内の従業員の中におきましても、公労法関係の適用者と、そうでな……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○森本分科員 まず順序といたしまして郵政省の一般会計の予算からただしていきたいと思います。今年度の一般会計の分についての増額が非常に少いわけでありますが、最初から結論を申し上げておきたいと思いますが、今日のように電波放送が隆々たる発展をいたしまして、その総元締めでありますところの電波監理当局の予算が、わずかに三%の増でありまして、五千四百万円しかふえてないというふうなことであります。そこで本年度の電波行政関係についていろいろの支障が出てくるのじゃないかという点が考えられるわけであります。特に私もこれでたしか五回目の予算の分科会でありますが、毎年のごとく電波監理当局における人員の増の問題について……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 決算委員会閉会中審査小委員会 第1号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○森本小委員 そこで、今の三十一年度の分ですが、全部で六億六千万円収入があるということであります。それから、三十一年度のこの振興会の支出のおもなるものの内容はどうなっておりますか。
【次の発言】 それで、これは人件費はどうなっておりますか。
【次の発言】 そうすると、ここでは大体常時どのくらいの人間が動いておるわけですか。
【次の発言】 その二百名というのは、先ほどの人件費の二千五百万円程度というのでまかなわれておるのですか。
【次の発言】 そうすると、次に、比較しないとわからないのですが、三十三年度は全然わからないですか。
【次の発言】 それで、この三十一年度と三十三年度とを比べると、相当の……

第32回国会 決算委員会閉会中審査小委員会 第5号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○森本小委員 今のに関連して…会計検査院の方にちょっと聞いておきたいと思うのです。郵便局を実際に会計検査院が検査をする場合に、これは事前に通知をして検査をやるわけですか。
【次の発言】 郵政省にちょっと聞きますが、その場合に郵政省の方からは、各郵便局に、どこそこの郵便局というふうに指定をしてあるわけですか。たとえば、ここにあがっているのは全部ほとんど特定郵便局です。普通郵便局の場合は大きいところですから、一応事前に通知をしていくというのが建前であるし、またそういうふうにやらなければならぬと思うのですが、特定郵便局の場合には事前に通知をすれば、この犯罪は全部そのままわからずじまいになるというのが……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第2号(1960/02/18、28期、日本社会党)

○森本小委員 この国有財産特別措置法というのは、これで見ると、最終改正が昭和三十二年になっておるわけですけれども、特別措置法でありますから、特別の措置のための法律であろうと思うのです。この法律を作った趣旨というものは、今局長が言ったように、旧軍関係のいわゆる国有財産というものを、その当時の社会情勢、経済状態からして、早く処分をして、そうして国の財産をすみやかに管理がしょいようにしようという意味の特別措置法でしょう、この法律ができたというのは。法律ですから、国会が作ったということは確かにこれは間違いないけれども、しかし、法律の趣旨というものは、こういう旧軍関係のいわゆる財産というものを早急に処分……

第34回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第4号(1960/05/12、28期、日本社会党)

○森本小委員 関連して。郷友会というのは、会員が大体どのくらいあるようにお認めですか。
【次の発言】 昔の在郷軍人会ならばいざ知らず、今日の郷友会というのは、昔の在郷軍人会とは全く趣を異にしているわけですよ。その点を国としては考えてみなければならぬと思うのです。われわれも七年も兵隊に行って苦労させられたけれども、そんなことは一つも言うてきてない。また、われわれと同じように戦場におったところの兵隊にも、そういうことの会員の要請は全然ないのです。特にそれが社会主義団体とか、あるいはまた革新系統の者に対しては、そういうなには一つもない。その郷友会というのは、在郷軍人が構成しているといっても、非常に片……

第34回国会 逓信委員会有線放送に関する小委員会 第1号(1960/03/03、28期、日本社会党)

○森本小委員 有線放送の関係で論議をせられて参りまして、この小委員会でも大体の結論をつけるためにやるわけでありますが、ここで政府当局にも言っておきたいことは、それからこれはNHKもそうでありますが、「有線放送施設関係資料」というので有線放送というものを今ここで論議をされておるのは、有線放送電話の問題であって、本来の有線放送の問題じゃないわけであって、その辺をごっちゃにせられぬようにしてもらいたい。今この委員会において問題にしておるのは有線放送電話である。御承知のように法律が二つあるわけでありまして、有線放送業務に関する法律と、有線放送電話に関する法律と二つあるのであって、その有線放送業務の件に……

第34回国会 逓信委員会郵政事業に関する小委員会 第1号(1960/05/18、28期、日本社会党)

○森本小委員 郵務局長にお尋ねいたします。これはもう三年くらい前から当委員会においてやかましく言われております例の郵便配達の駐在集配人の件でありますが、昨年この駐在集配についても、駐在集配の請負人の組合の方たちが、大臣並びに郵務局長等にもいろいろ交渉して、実際には今年の三月の交渉あたりで定員化については努力をするというふうな約束をせられたようでありますが、この駐在集配の請負化についてのこれをもう一回定員化するということについては、具体的に今どうなっておるか御説明願いたい、こう思います。
【次の発言】 その調査はいつごろ終わりますか。
【次の発言】 大体いつごろ終わるかということです。簡単でいい……

第34回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○森本分科員 一般会計から特別会計、それから公社の予算と、順番に聞いていきたいと思っておりましたが、時間もあまりございませんので、私は、こまかい問題になりますけれども、特に聞きたいことだけを先に聞いておきたいと思います。  まず最初にお聞きしたいのは、有線放送電話に関する指導監督の旅費あるいはまた定員等についても、これは三十二年度の予算から私が予算の分科会でしょっちゅうやかましく言っておるのでありますが、昨年度の、三十四年度の予算でもその実績がほとんど見受けられなかったのでありますが、今回は若干の増額になっておるようでありますけれども、その増加になっておる人員と金額とをちょっとお知らせ願いたい……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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