加藤勘十 衆議院議員
29期国会発言一覧

加藤勘十[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-28期-|29期|-31期
加藤勘十[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは加藤勘十衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院29期)

加藤勘十[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-26期-28期-|29期|-31期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第3号(1961/01/30、29期、日本社会党)

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表して、池田総理並びに関係閣僚に対して、主として外交上の問題について質問をいたしたいと存じます。(拍手)  先ほど、総理並びに外務、大蔵両大臣、経済企画庁長官から、それぞれ施政方針についての御演説を聞きました。これらの御演説は、国民の琴線に触れる何ものもなく、顧みて他を言うか、あるいは、くつを隔ててかゆきをかくというがごときもので、そこには一片の指導精神の現われたるものなく、物足りないことおびただしいものがあります。(拍手)先日の新聞に出ていた話でありますが、一高校生が、「十年後に自民党とい今政党がまだあるかしらん」こういう疑問を発したことを聞いて、総理はがく……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第2号(1961/12/14、29期、日本社会党)

○加藤勘十君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま国家公安委員長から御報告のございました旧軍人グループ等によるクーデター計画事件について、その真相を国民の前に明らかにするとともに、これに対する政府の方針をお聞きするために、池田総理大臣及びその他の関係閣僚の方々に次の諸点についてお尋ねをいたしたいと存じます。(拍手)  その第一の点は、今回の事件の政治的背景についてでございます。ただいまの御報告によりましても、また、新聞等に報道せられたところによりましても、この事件をあるいは暗殺計画といい、あるいはクーデターの計画といい、はっきり知ることができないのであります。暗殺とクーデターとでは、申……

加藤勘十[衆]本会議発言(全期間)
23期-25期-26期-28期-|29期|-31期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院29期)

加藤勘十[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-28期-|29期|-31期
第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 大蔵委員会 第5号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 大蔵大臣にお尋ねしますが、最近また債務にあらざる債務といわれておるガリオア、イロアの問題が問題になってきかかっておるようであります。もうすでに、この問題については、昭和二十四年以来衆参両院の、あるいは本会議において、あるいは外務、大蔵、決算委員会等において十数回の質疑が行なわれておるのでありまして、そのたびごとに政府はそこばくの所信を表明しておられるようですけれども、私はこれに全部目を通してみました。しかし依然として少しもはっきりしていない。政府は債務であると心得ておるということが中心で、しかも債務の返済についての交渉をやっておる。正式に債務とすれば、憲法八十五条との関係にお……

第37回国会 大蔵委員会 第6号(1960/12/21、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 時間がたくさんありませんから、私は簡潔にやりますが、きのうお尋ねしたことによってやや明らかになったことは、政府側では、ガリオア、イロアの問題は、無償で贈与したことは何もないという点で債務と心得ておる、こういうことが一つややはっきりしたわけであります。それならば、これは将来債務として返済を求めるものだというその当時における具体的な証拠は何もないわけだと思うのですが、そういうものがありますかどうか。
【次の発言】 積極的にでも消極的にでも、とにかく具体的な証拠として後に呈示されるべき書類による債務、債権の関係を規定したものは何もない。ただこちらで債務と心得るというだけで、心得ると……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 関連質問。今、航空局長のお答えの中で、第二空港について来年度予算で調査費を要求する、こういうお話でしたが、現在の羽田空港の騒音防止の問題、もうすでに前の大臣のときにも私直接大臣に会っていろいろお話ししたのですが、あそこの空港長を議長にして、地元の被害者の諸君が委員会を作ってたびたび会合をして、中間的な結論を出して、航空局の方にも行っているはずだし、大臣にも直接私からお話ししたのですが、そういうことで、その問題についても考えられなければならぬし、また、今までの質疑応答の中に出ておりました将来の旅客の増加、事務の簡素化、こういう点からいっても現在の羽田空港はもう狭隘である。世界の……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会 第7号(1962/02/09、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 今日の都市交通の状態に対して、これをどうして緩和するか、こういうことについては、政府当局においても、特に閣僚懇談会を設けてまで対策を協議されておりまするし、先般は車両制限令等が公布されまして、都市交通難の緩和に幾分でも役立てようとされております。こういう点は当然のことで、ごもっともであるし、かつ、政府の苦心の存するところもよくわかるわけでありますが、実は、このことにつきまして、一つの疑問がわいてきたわけであります。それはもちろん、どの貨物車にしましても、貨物を運送するについて、現在の日本の産業経済の活動の上に欠くべからざるものであるということは言うまでもございませんので、それ……

第40回国会 運輸委員会 第16号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 大体この改正案につきましては、同僚の多くの委員諸君と当局との質疑応答の経過によりまして内容はわかったと思いますが、やはりこの改正案は、法律の条文の改正はきわめて単純でありますけれども、私は、相当刮目して見るべき大きなものを持っておると思うのであります。それらの点につきましても、先般關谷委員と当局との応答の中で、民間で疑義を感じておる十数項目の点についてその内容が解明されまして、当局が意図されておるものが大よそどういうものであるかということはわかりましたが、やはりこの法案を単に法文の上の文字が単純であるからということで、この内容を見のがすわけにはいかないと思います。  本来なら……

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 関連。今の副総裁のお答えについて、ちょっと関連質問をしたいと思います。  その一は、きのうからの国鉄労組との団体交渉の過程において、他の組合との交渉が妥結した。そのときに、国鉄労組に対しては、君の方との話し合いがまとまらぬうちはほかの組合との妥結はしない、こういうことを言うたということに対しての御弁明がありまして、そうでないということを今お答えになったのであります。それは言葉だけですから、私どもはどちらがどうということを言うつもりはありませんけれども、少なくとも国鉄当局としてはこういうことはお考えにならなかったのですか。国鉄労組と一方において交渉しつつある、そうして幾つかの組……

第40回国会 運輸委員会 第28号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 私は、私の質問に入りまする前に、不時の災害のために一瞬にして尊い生命を失われた百五十数名の方々の霊に対して、心から敬弔の意を表したいと思います。同時にまた、その家族の方々に対するお慰め、負傷者に対するお見舞の言葉を、心から申し上げたいと思います。  そこで、私の質問に入るわけでありまするが、私は、以下、第一には人命の尊重、第二には原因の徹底的な究明、第三には今後の対策、この三点について当局の所信をお伺いしたいと思います。  第一の人命の尊重という点でありまするが、この点につきましては、直接の犠牲となられた方々の霊を慰めるという点から申しましても、当然原因をあらゆる角度から究明……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/03/23、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 私たちは、ガリオア・エロアの問題につきまして、この委員会において同僚の委員諸君と政府当局との質疑応答を議事録について拝見しております。だが、どうしてもやはり納得のいかないものがございますので、私は主として総理に対して幾つかの点について御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、ガリオア・エロアの、債権債務と心得ておられるその債権債務発生の条件について、総理は、経済のことならばおれにまかしておけと言われるほどに、自他ともに許すいわゆる経済専門家的な知識をお持ちの方であります。その経済的な専門的知識をお持ちになっておいでになる総理が、債権債務の発生についてどういう条件が整わな……

第40回国会 外務委員会 第22号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 私は今日はもっぱら小笠原の問題についてお伺いしたいと思いますが、具体的な内容に入る前に外務大臣に対して二、三お尋ねしたいと思います。  その一つは、小笠原は、言うまでもなく、平和条約の第三条によって沖縄同様に扱われておるわけであります。従来、日本人の関心は、沖縄については、住民も八十万をこえる多数が居住し、利害関係も大きいという点から、あらゆる角度から、あらゆる問題について沖縄のことについては相当委曲を尽くして質疑がかわされておると思います。ところが、同じ条約の同じ条文に規制される小笠原の問題については、もちろんある重要な段階においての質疑はかわされておりますが、とかく、小笠……

第40回国会 外務委員会 第23号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 長官がおいでになりませんから、局長に主としてお伺いしますが、一昨日も大体主要なる点については聞きましたけれども、一昨日申しましたように、島民が生活に困って銀行から金を借りておるのが現実なんですね。それについて、政府から銀行に対して、連盟に金を貸してやれということを通達しておられるのかどうか、その点まずお伺いしたい。
【次の発言】 率直に言うと、結局、政府としては、連盟というものは別に金を持っている団体じゃないから、島民が困っておるから、連盟が島民の世話をするのに金がなくては困るから、銀行に金を貸してやるようにというあっせんをされた、こういうことであって、金を貸してやれという公……


■ページ上部へ

第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第2号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 ただいま南武線の踏切の事故の問題について総裁からお答えがありましたが、これについて総裁その他国鉄当局者の考え方について、さらにまたその後の措置について関連してお尋ねしたいと思います。  実は私も国鉄の経営については、もっと掘り下げて、ほんとうに一つこの問題とは深く取り組んで、あくまでも正しい立場からただして、そして国家的な見地から、いかに国鉄が公共事業として産業の動脈としての役割を果たしていくかということについて、ほんとうはお尋ねしたいので、かねて準備をしておったわけですが、まだその時期に至っておりませんけれども、大体、今、久保君がお尋ねになったようでありますから、その点につ……

第41回国会 運輸委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 大臣並びに気象庁にお伺いをしたいのでありますが、過ぐる日の三宅島の雄山の爆発事件につきまして、新聞紙の伝うるところによれば、気象庁としては、定員の定めがあるにもかかわらず、予算がないということで、三宅島測候所には地震に関する観測の要員が全然いなかった。従って、爆発に関する現実の問題として、しばしば地鳴り等が発して、地震現象が起こり、島民の間には相当の不安が起こっておった。遠からずして大きな爆発があるのではないか、こういうおそれが抱かれておったときに、政府の観測機関としては、全然それを科学的に予報することができない。島民の現実の情勢による常識的な判断に相づちを打つ以外に手がなか……

第41回国会 運輸委員会 第7号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 久保君の質問の途中ですが、気象庁長官が何か用事があるそうですから、先に気象庁長官にお伺いします。  先般の三宅島の爆発の問題についてお伺いしたときに、予算の関係で設備がない、人員がいないということで、爆発、地震等の予測研究は事実上不可能だ、こういうような御答弁がありまして、これに対しては、ことに三宅島の爆発の問題については、その施設を三十九年度に行なう予定になっているということでありましたので、それではおそいから来年度に明後年度の予算を繰り上げて、ぜひ予算を請求して、設備と人員を充足して、予報等についての施設を完備してもらいたい、こういう希望を述べまして、これに対しては大臣も……

第41回国会 運輸委員会 第12号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 関連して――今の企画庁の局長の御答弁は、目の前で石油課長の答弁を聞いておられたはずです。石油課長の説明によれば、今期の赤字が出ておる、継続しての営業不振、いわゆる赤字ではないわけです。一期々々の計算ごとにあるいは黒字が出たときに一体どう処分するのです。赤字が出たらば、その赤字に基づいてある程度の値上げをやらなければ、企業を大事にしなければいかぬという。その期に黒字が出たらどうする。一期ごとに黒字が出たらばこれを抑制する。赤字が出たらばこれを引き上げる。そういう不確定な政策なんというものはあるはずのものじゃない。それはなるほど五年も六年も続いて、どうしても赤字でその企業が成り立……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会 第1号(1963/02/01、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 今、大臣から予算の御説明を聞いたのですが、私もこの予算の説明を聞く前から、運輸行政全般にわたる政府の、ことに当局の所信をお伺いするつもりでおりました。相当時間をとるつもりでおったのですが、きょうはあまり時間がないようですが、順次、もし残ったところがあれば次の機会にするということで、時間のある限りお尋ねしようと思います。  私は、まず質問に入ります前に、今回の信越線、北陸線の地域にわたる豪雪害のためにとうとい生命を落とされた方がたに対しては、深甚なる敬弔の意を表したいと思います。それから、これは自然の災害で当局としては避けることのできなかった災害とも言われると思いますが、事後の……

第43回国会 運輸委員会 第9号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 今、肥田君からいろいろお尋ねしましたが、私どもは決してこういう事故が起こったことに対して国鉄の当局者を責めようという気持で質問をしておるのではないのです。あくまでも事故の再発をどうすれば防止することができるかという立場から、こういう事故に対しては極力微に入り細をうがって科学的な検討をして、二度と事故の起こらないように注意をしてもらいたいというその注意を喚起するために、いろいろお尋ねするわけなんです。  そこで、大体のことは今、肥田君からお尋ねしましたからよくわかりましたが、私のどうしてもまだ疑問に思われますることは、機関車自体に、こういう従業員が窒息するような内部の湿度である……

第43回国会 運輸委員会 第15号(1963/03/15、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 運輸大臣にお尋ねしますが、私どもがこの措置法の内容を提案の御説明で聞きまして、それからこれをしさいに検討していきますると、ここにはただ単に文字の上に現われたばかりでなく、日本経済界の本質に触れるものがあるということを見てとることができるのです。それはちょうど石炭の問題が一方で企業整備で非常にやかましくいわれておる、企業整備をどうしてもやらなければならぬ段階に追い込まれた石炭の問題が、日本経済の一面を語ると同様に、石炭の問題は関連する従業員の数が非常に多いということから、世間でも大きく問題になっておりまするが、この海運企業の問題につきましても、本質においては、私は石炭が今日の段……

第43回国会 運輸委員会 第17号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 ただいまの田中君の質問に関連して、一、二お尋ねしたいと思います。  第一は、今度の航空会社法の改正によって、国がまた従来に増して大きな資本を投資される。これは航空事業の重要性に関連して、これを育て上げなければならぬという立場に立っての改正案であると思うのです。われわれも原則的には航空事業の発展について強い関心を持っておるという点においては変わりありません。ただ今度の改正法について、今のお答えの中にもありましたように、会社経営について、経費を節約して将来赤字をなくしていく方針である、こういう御説明がございましたが、今度の改正法によると、整備会社とまず合同をする。整備会社は示され……

第43回国会 運輸委員会 第20号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 関連して、時間がございませんようですから、簡単に二、三の点についてお伺いしたいと思います。  第一の点は、ただいま上屋さんもおっしゃったように、戦時補償が打ち切られたということが、海運界が今日高船価に悩まされ、従って企業が不況に陥っておる大きな原因である、こういうことをいわゆる海運界は異口同音に唱えておるわけなんです。  そこでお伺いしたいことば、前からもそうですが、今度の助成方式というものは戦時補償を打ち切ったからこういう不況を来たしたので、従って利子補給をしてこの企業を助成することは当然である。ある意味からいうと、戦時補償の代償のような考え方をもってこの助成策を扱っている……

第43回国会 運輸委員会 第23号(1963/05/17、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 こういう事故の続発することは非常に遺憾なことでありまして、今後について当局が十分に注意されるということはごもっともなことでありますが、ただこういう場合の従業員の、これは推定によると、操縦士が操縦を誤ったものであるらしいということでありますが、かりにそういう誤る、誤らぬは別にして、事故が起こった場合の従業員に対する補償といいますか、手当というか、そういう点はおそらく会社には規定があるだろうと思うのでありますが、乗客の場合、おそらく日本人の内地航空の乗客はあまり保険をかけていないのじゃないかと思うのです。保険をかける人は非常に少なかろうと思う。外国旅行の場合は保険にかかる人は多い……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 この問題につきましては、もうすでに同僚の諸君から相当綿密に質問がなされておりまするし、それに対する運輸省当局並びに国鉄当局からも、それぞれの答弁がございまして、今日においては、いささかけんか過ぎての棒ちぎれの感がございますけれども、こういう事柄は、過去の問題を論議するということは、将来を戒めるという点に本旨があるわけでございますから、今後の当局の方針なり態度なりを、より一そう明確にしていただくためにお尋ねをする次第であります。本来ならば総理大臣に来てもらって、政府のこういう問題に対する所信を確かめたいのでありますが、私はそういう意味において総理大臣並びに予算の当面の責任者であ……

第43回国会 運輸委員会 第35号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 まず第一に、鉄道建設公団法案につきましてはすでに同僚の諸君から若干の質疑がなされておりまするので、あるいは重複する点があるかもしれませんけれども、それはそれとして、私は本来的な意味においてのこの公団建設がなぜ必要であるか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 建設公団ができるとどうやってすぐに金ができるのですか。いまおっしゃるとおり、政府もその責任を負わなければならない、公債を発行して一般からの資金の徴募もできる、こういうようなお話ですが、それならば国鉄が現在やっておる新五ヵ年計画に基づいてやるということとどういう違いがあるのですか。国鉄においてでも、もし基準の上に……

第43回国会 運輸委員会 第36号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 まず第一に国鉄総裁にお伺いしますが、二日の夕方田町電車区の浴場において起こった事件についてはお聞きになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 この事件の発生に至る経過は、私どもも一通り現場について電車区長なりあるいは助役なり、また組合側の諸君なりから聞きまして、経過についてはだれが聞いてもたいして変わらないと思うのです。問題は、経過によりますると、過去十年来の慣習であった事柄に対して、今度国鉄当局が服務規律といいますか、勤務規制といいまするか、そういう点から従来慣行として行なわれてきた十六時入浴を十六時半にする、こういうことから問題が紛糾したようであります。多年の間の慣行とし……


加藤勘十[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-28期-|29期|-31期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院29期)

加藤勘十[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-28期-|29期|-31期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○加藤(勘)委員 私は小暮公述人に一つ二つお伺いいたしたいと思います。それは勝澤君のただいまの質問にもお答えになりましたが、今度の国鉄運賃値上げについて考えられるべき点を三つお述べになっております。これはおそらくは国鉄運賃を考える者は、朝であると野であると、あるいは政党政派のいかんを問わず、おそらく何人もが考える共通の点だと思います。  申すまでもなくその一つは公共負担の問題であり、二番目は新線建設の負担の問題であり、三つは経営の合理化の問題である、こういう点を御指摘になりまして、この点は私どもも当然そう考えるわけであります。そこでこの内容についてでありますが、第一の公共負担の問題については、……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○加藤(勘)小委員 ただいま概略の御説明があったのですが、既設の問題についてかれこれ言っても仕方がないが、海外宣伝の方法ですね。ついこの間私は、あまり日本人向きでない北アフリカのチュニジアとモロッコに行ってきました。こういうほとんど日本というものに対して理解がないと思われる国々においても、日本とは何だといえば芸者ガールと富士山、こういうことを聞かされる。それは何によってかというとパンフレットです。このパンフレットには、日本の着物その他乳を出して赤ん坊に乳を飲ましておる実に醜い写真が出されておるのです。こういう宣伝の方法では、私は国辱という言葉は使いたくないけれども、実際日本人としての恥辱だと思……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○加藤(勘)小委員 関連。今の御説明によりますと、来年度の海外宣伝個所として二カ所、フランクフルトとダラスをあげられたわけですが、この前の小委員会では三カ所あげられている。ブエノスアイレスをあげられておる。僕は、そのときに、同じ南米に設けるならば、ブエノスアイレスよりもサンパウロの方が先ではないか。それはあなたの方へ、そういう点について考慮する余地があれば一考されることがいいのじゃないか、こういうことを言うたことがあるのですが、それはどういう事情でブエノスアイレスが中止になって二カ所になったのか、その間の事情を聞かしてもらいたい。
【次の発言】 ドイツのフランクフルトは、ごもっともです。それか……



加藤勘十[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-25期-26期-28期-|29期|-31期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

加藤勘十[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-28期-|29期|-31期
加藤勘十[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 29期在籍の他の議員はこちら→29期衆議院議員(五十音順) 29期衆議院議員(選挙区順) 29期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。