このページでは始関伊平衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○始関伊平君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする中小企業基本法案の政府原案に賛成、社会党修正案に対しまして反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) あらためて申し上げるまでもございませんが、最近におけるわが国中小企業をめぐる問題といたしましては、まず第一に、生産性等の著しい企業間格差の問題があり、これは中小企業の経営の安定と、従事者の生活水準の向上にとって大きな制約要因となりつつあります。また、技術革新の進展、生活様式の変化等に基づきまして、需給構造の変化が生じつつあり、さらに、若年労働者を中心といたしまして、労働力の需給は逼迫の一途をたどっておるの……
○始関政府委員 このたび通産政務次官に就任をいたしました。 大へんふなれな未熟なものでございますが、勉強いたしまして、政務次官としての職責を果たすために努力して参りたいと存じております。皆様の格別の御指導また御協力をお願い申し上げる次第でございます。(拍手)
○始関政府委員 ただいまの附帯決議の御趣旨はまことにごもっともでございまして、ただいま政府の部内におきましても極力その御趣旨に沿うように努力をいたしておる次第でございますが、今回決議がございましたので、さらに一そう強力に御趣旨の貫徹をはかりたいということを申し上げる次第であります。
【次の発言】 鉱害の復旧につきましては、事柄自体からいたしまして急速な復旧を要する次第でありますし、またただいま御指摘のように、炭鉱地帯における失業対策といたしましても適切な事業であるとも考えられますので、御承知のように今日まで鉱害復旧関係の予算の措置等は漸次増強いたして参ったのでございますが、結果といたしましてた……
○始関政府委員 ただいまの小林さんの御質問に対しまして私からお答え申し上げます。 四日市地区におきまする製鉄所の建設につきましては、ただいまお話のように地元側の強い勧誘がございまして、八幡製鉄がただいま検討中であるように承知をいたしております。県、市といたしましては、御承知のように霞ケ浦地方の約二百万坪にわたる漁業権の買収を終わっておりまして、今後埋め立てを行ない、製鉄所にしたい、こういう考えのようでございますが、八幡製鉄といたしましては、現在までの調査ではこの地方が――御承知のように製鉄所が非常に重量の重い構築物が多いわけでございますので、その点から申しますと、少し地盤が軟弱でございまして……
○始関政府委員 ただいま議題となっております通商産業省所管経費決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計歳出決算について、御説明いたします。 昭和三十三年度歳出予算現額は百二十三億九千九百万円余でありまして、これを歳出予算額百八億三千七百万円余と比較いたしますと、十五億六千二百万円余の増加となっておりますが、これは総理府所管よりの移しかえ額三億九千三百万円余、予備費使用額六億四千三百万円余、前年度よりの繰越額五億二千五百万円余による増加であります。 歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額は百十二億五千万円余でありまして、翌年度へ繰り越しました金額は八億二千八百万円……
○始関政府委員 契約書はございますので、御要望でございますれば、差し上げたいと思います。
【次の発言】 あとでお届けをいたしますが、契約内容は公表しないという建前になっておるようでございますので、そういう扱いで一つごらんをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでございますから、ごらんに入れますが、そういう扱いにして一つお願いしたい、こう申しておるわけであります。
【次の発言】 これは、あとでは御承知のように、特定物資輸入臨時措置法に基づきまして、いわゆる差益上金の徴収は直接国庫に参ることになったのでございますが、その前の二回は、ただいま長村君のお話のように、一応ジェトロが徴収いたしたので……
○始関政府委員 今の御質問に私からちょっとお答え申し上げますが、これはプラント協会のあっせん等に基づきまして、具体的にプラント輸出契約ができました場合に、日本側のプラント輸出者と向こうの発注者との間の契約に基づきまして、たとえば百の能力が約束されておりました場合に、実際は八十しか能力がない、二〇%の能力の不足に対しましての損失を補償する、こういう契約が日本側と向こう側との間に締結されるとします。でございますから、その場合、損害賠償の義務者は、日本側のプラント輸出者でございますし、権利の請求権者は向こう側の発注者であります。この制度の必要なことは、そういったような要素を見込みますと、大体日本側の……
○始関政府委員 当初恒久立法にしたいということを考え、その後時限立法に改めました経緯につきましては、ただいま公取委員長からお話しのあった通りであります。
【次の発言】 この法律は御承知のように個々の機械の業種を取り上げまして、その近代化、合理化を進めていこう、こういうねらいのものでございまして、現在の指定業種は二十一業種でございますが、そのうちの三業種についてはすでに目的を達成いたしまして、今回の指定では削除する、こういうことになっておる次第でございまして、この合理化、近代化を進めていく過程において、ただいま御指摘のございましたような独占禁止法との関連のある事項もあるわけでございますが、この近……
○始関政府委員 ただいま御指摘のございましたように、さしあたりは地下水と、それから房総半島にございます二、三の川にダム・アップをいたしまして用水が間に合っているのでございますが、将来の問題といたしましては利根水系の水を活用するということが必要でございまして、そのためにただいまお話のございました印旛沼を活用するということが大事な問題になってきました。私どもは前々からそういう主張をいたしておったのでございますが、農林省の方でも最近はだいぶそういう気分になりまして、まだ最終的な結論には到達しておらないと思いますけれども、検討中であるというふうに承知をいたしております。
○始関政府委員 割賦販売はただいまお話のように消費者の利便という点から申しましても、今後だんだん大量生産に向かいますわが国工業の国内における販売市場を拡大し、安定するという点から申しましても、望ましい一つの状態でありまして、諸外国に比べましてわが国の現状はまだおくれておりますけれども、ただいまお話の通りだんだんと割賦販売の量がふえて参るであろうというふうに私ども考えまして、その間における法律的な諸問題を明らかにして、主として消費者を保護したいという点から、この法案が提出されておるわけでございます。なお将来割賦販売の行き過ぎによりまして、消費者が実力不相応に物を買うようになるのじゃないかというよ……
○始關政府委員 ただいま割賦販売法案の国会修正におきまして審議会を設置することに相なりましたが、この審議会の委員は十名内外でございまして、所要の経費はわずかな額であると思いますので、本年度につきましては通産省の既定予算の範囲内におきまして審議会の運用に遺憾なきを期したいと考えておる次第でございますので、御了承いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を尊重いたしまして善処いたします。
【次の発言】 ただいま肥料の問題が出ましたが、肥料の問題は、これはいわゆる私的独占ではございませんで、御承知のように肥料二法によりまして政府がその公定価格をきめる、その場合……
○始関委員 原さんにお尋ねをいたします。ただいまのお話、私どもごもっともだと思う点が多いのでございますが、一体私どもが石炭産業というものを非常に大事な産業だと考えますのは、これがいわゆるエネルギーの安定供給源だという意味で、国内にあるものですから、外国に依存するものとは非常に違う。そういう意味で、諸外国でも石炭産業は非常に大事にされておる。また、私どももそういう意味で石炭の対策は今急いで考えておるわけです。終戦後のどさくさの時期は別といたしまして、やや安定しかかってから今日まで十年余りですが、その間の実情は、理論的には石炭産業は安定エネルギー供給源なんですが、現実の問題としては、いつもいろんな……
○始関委員 簡単に二、三お尋ねをいたします。 あなたの先ほどのお話の中で、石炭対策としては、あくまで重油に対抗し得る石炭価格を目標として、石炭産業の合理化を徹底的に推し進めるのが本筋である、こうお話になりました。これはもちろん同感でございますが、しかし、日本の石炭問題というのが非常にめんどうな、むずかしい問題になっております理由は、申し上げるまでもございませんが、日本の石炭業というものが、アメリカに比べて能率が十五分の一、ヨーロッパに比べても二分の一と、きわめて低能率であります。従って、コストが高いわけでございますが、それと同時に、今度は逆に石油の方は世界一安い。御承知の通り、国際石油カルテ……
○始関委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、きわめて簡単に賛成の討論を行なわんとするものであります。 本法の趣旨、内容を検討いたしまするに、石炭鉱業が設備の近代化を行なう場合に、必然的に過剰となる人員の整理の問題が、まことに遺憾でございますが、生じて参るのであります。これは石炭産業の近代化を進めまして、その長期安定をはかるための万やむを得ない過渡的な現象であると考えざるを得ないのであります。そこで、現下の石炭産業の実情を見ますると、特に最近の金融引き締めのもとにおきましては、この長期運転資金の確保はとう……
○始関委員 本委員会から派遣されました九州地区視察団の報告を申し上げます。 私ども九州地区視察団は、有田委員長を団長として松井、~田、藏内、倉成、白浜、多賀谷、井手、滝井、中村、伊藤、始関などの諸委員によって構成されたものでありまして、主として、福岡県、長崎県、佐賀県の産炭地域を視察する一方、通商産業局、関係地方自治体、石炭関係者、電力業者などの石炭需要者等と、石炭産業の現状なり、あるいは石炭対策について意見を重ねて参りました。現地におきましては、今回の視察に対して非常な期待を持って歓迎し、各所においてきわめて有益な意見を熱心に開陳せられたのであります。 陳情及び意見の大要は、先国会におい……
○始関委員 時間がおそくなりまして恐縮でごいますが、きわめて簡単に一、二点お尋ねしたいと思います。 最初の問題は、ちょっと迂遠な質問という感じがするかもしれませんが、私どもがこれから鉱山対策の調査研究を進めて参ります上の心がまえに資したいと思うのでございます。 大体、昭和十年ごろに日本がだんだん準戦時体制になりまして、貿易の管理あるいは為替の管理が行なわれて、そのときに銅、鉛、これらの輸入が今日のような状態になったのでありますが、その前のつまり準戦時体制に入る前においては、要するに、貿易自由化という言葉は当時はなかったと思いますが、完全な自由貿易、自由経済の体制のもとにあって、そして価格も……
○始関委員 私は、田中さんに、二、三お尋ねをいたします。先ほど、あなたと組合長の福島さんのお二人から、今世間の注目を引いております大正炭鉱問題の今日までの経緯とそれから現状のようなものについて、だいぶ詳しいお話を伺ったのですが、私、お話を伺った限りにおきましては、どうもよくわからぬ、納得できない点がございます。それは、昨年あなたが副社長をおやめになるという意思表示をされましたときに、きょういただきました資料によりますと、職員組合、労働組合の双方、それから建設会社とか資材供給会社、それから地元の商工会、いろいろの方面からぜひ留任してくれということを懇請する意思表示があった。ことしの一月何日かに社……
○始関委員 ただいまこの委員会で審議中であります石炭鉱業合理化臨時措置法に関連しまして、炭鉱の合理化資金などいわゆる資金対策に問題を限定いたしましてお尋ねしたいと思います。 昨年の十月三十一日に、衆議院の本会議で、三派共同提案のもとに、石炭産業危機打開に関する決議というものが行なわれたのでありますが、その一番大きな柱の一つは、石炭産業の近代化、合理化ということでございまして、そのために必要な資金を大幅に確保するものとするということになっておりますことは、御承知の通りでございます。石炭対策は離職者対策あるいは産炭地振興その他いろんな面で前進して参っておるのでございまして、その点、大臣初め政府当……
○始関委員 私は自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決せられました産炭地域振興事業団法案に対し、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたしたいと思います。 まず、案文を朗読いたします。 産炭地域振興事業団法案に対する附帯決議(案) 産炭地域の経済は、石炭鉱業に対する依存度が極めて高く、従って石炭産業の危機が産炭地域に及ぼす影響は頗る深刻なものがある。 政府はかかる見地に立って、本法の施行に当り、次の諸点について特に配慮すべきである。 一、産炭地域を疲弊より救い、炭鉱従業員の雇用安定及び職場転換を円滑にするため、積極的に産炭地域における新たな産業の誘致及び育……
○始関委員 最初に、麻生さんにお尋ねいたします。 あなたの先ほどのお話の中で、総合エネルギー対策の確立といいますか、そういう問題にお触れになったのですが、実は、総合エネルギー対策を確立しろというようなことは、非常にいろいろな人がいろいろな場合に言いますけれども、一体総合エネルギー対策という言葉はずばりそのものとして何を言っているか、それが実にあいまい模糊としている。群盲撫象といいますか、そういうような感もあるわけです。その内容にももちろんいろいろなことがあって、たとえばドイツのル―ル地方なんかでは、パイプ・ラインで原油が送られて、あそこに精油所ができるというような問題があります。しかし、そう……
○始関委員長代理 多賀谷委員。
○始関委員 前置きを抜きにいたしまして直ちに質問に入りたいと思いますが、ただ、こういう法案の出て参りました背景なり、あるいは気持につきましては、一応了解ができないわけでもございませんが、法律案でございますから、客観的に一つ法律論の立場でお尋ねをしたいということと、もう一つは、率直にお尋ねしたいと思いますので、あるいはお耳ざわりな言葉が出ることがあると思いますが、この点は平素の御好意に免じて一つあしからず御了承をいただくようにお願いいたします。 この法案、と申しますのは炭鉱労働者の雇用安定の方でありますが、五条、六条の規定もございますけれども、一番の大きな骨格をなすものは三条、四条だろうと思い……
○始関委員長代理 伊藤さん、大臣は零時四十分に帰してもらいたいということですから……。
○始関委員 石油業法の通りましたこの前の国会のときから政府の方に出された宿題のようなものがあるわけでございますので、私は石油政策に関しまして若干の御質問をしたいと思います。 具体的な質問に入ります前に、大臣がおかわりになりましたので、新しい大臣にちょっとお尋ねしておきたいのですが、この前の国会を通過いたしました石油業法は、午前中議論がありましたように、最近の言葉でいえば、石油業界に秩序を与えるといいますか、そういうふうな観点からいいましても、それから日本の石油業界の内部にございますいろいろな困難で重要な諸問題を解決するためにも、私はきわめて不十分な立法であろうと考えます。これは外国の例をこと……
○始関委員 私は、私の立場から若干のお尋ねをしたいと思います。 料金の値上げは、これは企業形態が悪いからだ、企業形態が変われば料金の値上げはしなくてもいいのである、こういう考え方がもしあれば私は反対です。反対の論拠を私は申し上げたいと思います。新料金の計算は具体的な特定の電力企業というものを前提とするわけですから、私は料金というものを考える場合に、企業形態の問題を考えてみるというのは理由のないことじゃないと思います。いわば再編成が行なわれましてから十年あまりたったわけですから、この辺でもう一ぺん振り返ってみようというのは相当理由のあることだろうと思います。特にあの当時福田さんは自発解体の電力……
○始関委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票を用いずに、上林山榮吉君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ満場の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○始関委員 この際、前国会閉会中に石炭対策特別委員会から、石炭鉱業等の実情調査のため、われわれが北海道へ委員派遣に参りましたが、会期中に調査の報告ができませんでしたので、便宜本日その報告をいたします。 去る七月五日から十日に至る五日間、有田喜一君、中村重光君それから不肖始関伊平並びに現地参加として岡田利春君、渡辺惣蔵君の五名が、北海道地区における石炭鉱業等について現地調査を行なって参りましたので、その結果をきわめて簡単に御報告申し上げます。 御承知の通り、北海道の炭田は天北、留萌、石狩及び釧路の四つに大別され、その特性としては、一、埋蔵炭量が多いこと。全国の約半分であります。二、炭田稼行度……
○始関委員 この際、動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票を用いず、上林山榮吉君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ満場の御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○始関委員 ただいま議題となっております四つの石炭関係の法案につきましては、私どもといたしましては、党における審議の段階等を通じまして、その内容につきましては相当に検討を加えて参ったものでございまして、内容はおおむね適正であると考えております。しかしながら、この際この法案に関連をいたしまして、この法案の背景となっておりますような事柄等につきまして、若干のお尋ねを通産、労働両大臣にいたしたいと存じます。 まず第一点は、石炭の政策をきめる前提といたしまして、最も基礎的な事実になるのは、石炭の生産規模をどうするかということであると思います。この前提となりますのは、申し上げるまでもなく、石炭の需要が……
○始関委員長代理 これより会議を開きます。 委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。 この際、念のため申し上げますが、本日委員会を開会するに先だちまして、日本社会党及び民主社会党所属委員の出席を求めたのでありますが、その出席がありませんので、やむを得ず開会する次第でございます。以上報告しておきます。 本日の請願日程六十件を一括して議題とし、審査を進めます。 今国会、本委員会に付託になりました請願は、本日の日程となっております六十件であります。以上の請願は、文書表等により委員各位も一応内容は御承知のことと存じます。また先ほど理事の間におきましても、内容等を十分検討いたしましたの……
○始関委員 私は、石油化学の化学工業の問題につきまして、若干のお尋ねをいたします。石油化学工業は、いわゆる技術革新の先端をいくものであり、また、輸出産業としても相当な将来性があるというふうに考えられておるのでありますから、この石油化学工業をできるだけ育成助長していこう、こういう根本の考え方、あるいは方針については、これは何人も異論のないところだと思うのであります。しかし、石油化学工業については、いろいろと論議すべき問題が多いと思いますが、きょうは、最近において一つの問題になっております原料用ナフサの問題につきまして、問題をそこにしぼりまして、お尋ねをいたします。 最初に、軽工業局長にお尋ねを……
○始関委員 私は、政府案と社会党案との内容の相違点、それからその背景になっております考え方の相違点につきまして、二、三お尋ねをいたします。 第一点といたしまして、政府案では、基本法制定の背景として、企業間格差の存在、それから中小企業の経済的、社会的存立基盤の変化等をあげております。また、第三条の二項において、中小企業諸施策の実施は経済的諸事情の変化に即応すべきことを規定しております。換言しますと、中小企業の振興はもちろん望ましいのでありますが、中小企業が従来のままの姿で存続することは、必ずしも許されることではない。また、中小企業のあり方は当然に変化し、変貌していくべきものとしているように見受……
○始関委員長代理 次会は明十七日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十八分散会
○始関委員長代理 次会は来たる二十一日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十七分散会
○始関委員 私は自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決せられました臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案に対しまして附帯決議を付する動議を提出いたします。 最初に案文を朗読いたします。 臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 石炭鉱業合理化の進展に伴う終閉山炭鉱の続出並びに鉱害問題特に無資力鉱害の激増等の事態により、地域住民の不安が増大している実情にかんがみ、政府は、この際民生安定の見地から、鉱害処理の抜本的対策を確立するよう早急に結論を出すとともに、次の諸点について検討を加え、必要な措置を講ずべきである。 一、第二会社……
○始関委員長代理 次会は明二十四日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時一分散会
○始関委員長代理 滝井義高君。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 他に質疑の通告もありませんので、これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
次会は来たる二十八日火曜日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十五分散会
○始関委員 ただいま可決せられました、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党、日本社会党並びに民主社会党の三党を代表いたしまして、附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 石炭鉱山保安臨時措置法により整理される石炭鉱山は、保安を確保することが困難なものを、その対象とすることにかんがみ、政府は、鉱山の廃止勧告から石炭鉱山整理交付金の交付に至るまでの業務を可及的速やかに行なうよう措置し、もつて労働者の保護等につき十分配慮すべきである。 以上であります。 いま……
○始関委員 私は自由民主党、日本社会党並びに民主社会党を代表いたしまして、ただいま可決せられました四法案について、附帯決議を付する動議を提出いたしたいと存じます。 まず、案文を朗読いたします。 電力用炭代金精算株式会社法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当り次の諸点につき十分検討の上、特段の配慮を払うべきである。 一、長期引取り契約の履行の確保をはかるとともに電力用炭の販売については直売方式を促進するよう強力に指導すること。 二、基準炭価の決定に当つては、大手、中小炭鉱間の炭価の格差を解消するよう配慮すること。 三、会社が将来、流通面の改革推進のための母体となるよう……
○始関政府委員 炭鉱で大きな災害がたびたび起こって参りまする現状から反省いたしまして、保安行政のあり方につきましていろいろ改善をいたさなければならない点が多いと存じております。ただいま御指摘の点は、そういった事柄の中の重要な点であると思うのでございますが、保安監督官という立場のままでは、あるところまでしか昇進できない、課長になる者はなるが、課長にならなければ、そこで地位も俸給もストップするという現在のあり方は、ただいまお話のように、保安監督官の強化という点からいたしまして、大へん不適当であると思うのでございまして、現場の第一線の監督をするという立場のままでもっと昇進ができるように、至急制度の改……
○始関小委員 私は、大蔵省の主計、主税両当局、それから必要があれば銀行局なり理財局に主として質問したいと思うのですが、その前提として若干の問題を伺います。
当面の問題として、自由化後の問題ですが、これは鉱山局長も大へん苦労されて、銅については三万円の関税で当面いくということですが、現在国際相場を基礎にして、そして今度きめた銅、鉛、亜鉛の関税を下げて、そして写真相場ができますね。その写真相場と現在の建値とどういうことになりますか。結論だけでいいですから・―…。
【次の発言】 結論だけでけっこうです。
【次の発言】 そこで、これは自由化になれば、当然少なくともそこまで下がるだろうと思いますが、国……
○始関小委員 ただいまお二人の参考人から大へん率直な御意見を拝聴しました。伸銅の方は、これは加工銅はきわめて少ないようでございますからしばらく除外をいたしまして、電線について一つお尋ねをいたします。 電線は、申し上げるまでもなく、銅、鉛という物資左基礎にして、その上に乗っかった一つの加工業でございますね。いろいろお話がございましたが、私どもわきから見ておりますと、今日原始産業というものは非常に悪い。それに乗っかった加工業というものは、電線がどうかよく知りませんが、傾向として非常によろしい。これは非鉄金属と非鉄金属加工業との関係だけではないので、たとえば原始産業として石炭は非常に悪い。それから……
○始関委員 政府から提出されております石油業法案は比較的簡単でありまして、法案の内容はむしろどちらかというと内容に乏しいきらいがあると思うのであります。従って、内容に即してお尋ねをする事柄は、多少ありますけれども、それほどございません。そこで、この法案の背景となっておるエネルギー政策の考え方ないしは石油政策の考え方、それからこの法案では直接には取り上げられておらないエネルギー政策の考え方などについて主としてお尋ねをして、私は外側からこの法案を批判してみたいと思うのであります。 まず最初にお尋ねしたいのは、石油業というものに対する国の態度、これは本来いかにあるべきかという問題です。法案の審議の……
○始関小委員 せっかくの機会ですから、私も二、三伺いたいと思います。最初の自由化の実施と自由化を前提としてのいろいろな対策の実施の時期との関係ですが、これは自由化に伴う一番大きな問題である関税というものがきまっておる以上、非常な状況の変化のあったものは別ですが、自由化の前にあらゆる対策を実施に付せと言ったって、これは無理なんで、おくれない方がいいですけれども、自由化の実施と自由化に関連のある対策の実施とはほぼ並行していけばいいので、これは絶対に実施までにやれる対策を実施に付さなければいかぬということでは、これは自由化ということはできないということになりますが、その辺について審議会では何か御意見……
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