渡海元三郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

渡海元三郎[衆]在籍期 : 27期-28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
渡海元三郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡海元三郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

渡海元三郎[衆]本会議発言(全期間)
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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 衆議院本会議 第9号(1961/10/13、29期、自由民主党)

○渡海元三郎君 ただいま議題となりました昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案について、地方行政委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、人事院の勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて地方公務員の給与改定を行なうに必要な経費並びに生活保護基準の引き上げに伴う地方団体の所要経費を、昭和三十六年度分の普通交付税の額の算定に用いる基準財政需要額に算入するため、単位費用の特例を設けようとするものであります。  本案は、十月二日本委員会に付託され、翌三日安井自治大臣より提案理由の説明を聴取し、慎重に審査を行ないました。その詳細につきましては、会議録によって……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第26号(1962/03/22、29期、自由民主党)

○渡海元三郎君 ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する等の法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  御承知のように、明年度は、地方公務員の退職年金制度の創設を初めとして、地方団体の財政需要が増高をいたしますので、政府はこのような地方財政の実情を考慮して、本案を提出したのであります。  その内容の要点は、  第一に、地方交付税の総額について、所得税、法人税及び酒税の収入額の百分の二十八・五を、百分の二十八・九に改めるとともに、これに関連して、臨時地方特別交付金を廃止することとしております。  第二に、昭和三十七年度における道路整備事業、……

第40回国会 衆議院本会議 第41号(1962/04/26、29期、自由民主党)

○渡海元三郎君 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  本案は、近来とみに激増せる大型自動車による交通事故を防止しようとするものでありまして、その要旨は、第一に、大型免許の資格年令を十八才から二十一才に引き上げたこと、第二に、大型免許の運転免許試験は、普通免許等一定の免許を受けており、かつ、それらの自動車の運転の経験期間が通算して二年以上の者でなければ受けることができないものとしたことであります。  本案は、四月二日当委員会に付託され、四月十日安井国務大臣より提案理由の説明を聞き、審査を続けて参……

第40回国会 衆議院本会議 第44号(1962/05/06、29期、自由民主党)

○渡海元三郎君 ただいま議題となりました住居表示に関する法律案につきまして、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、従来の町名地番による住居表示が混乱を来たしている現状にかんがみ、市街地において、新たに住居のみを対象とする合理的な住居表示制度を確立しようとするものであります。  その内容は、市街地における住居表示は住居番号によることとし、街区方式かあるいは道路方式かのいずれかの表示方法によるものとすること、市町村は、その市街地につき住居表示の方法を定める等、必要な手続を行なうものとすること、また、何人も住居の表示については、市町村の定めた方法によるものとし、……

渡海元三郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

渡海元三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 地方行政委員会 第2号(1960/12/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 このたび自治政務次官を拝命いたしました。もとより微力、若輩でありますが、民主政治の基盤となります地方自治の確立のために邁進させていただきたいと存じます。ごじっこんに願っております当委員今の皆様方の一そうの御援助と御指導、御協力をお願いいたしまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

第37回国会 地方行政委員会 第3号(1960/12/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 私も政務次官就任前に、本法律案を皆様方と同じ立場において審議さしていただいたのでございまして、ただいま川村委員御指摘の通りに、率直にそういうふうに解釈しております。ただ法文の上の書き方は、前の例もございましたので、そのまま書きますことにそう大して疑問を感ぜずにおりましたのでございまして、意味といたしましては、川村委員御指摘の通り、今こうやるのが率直でないかと言われておりますが、その通りに解釈いたしております。

第37回国会 地方行政委員会 第5号(1960/12/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 お答え申し上げます。  ただいままでの御議論拝聴いたしましてまことにごもっともだと思います。私自身も、学校建築の問題は町村長としましてその衝に当たって参りました。実は、さきの国会で御審議賜わりました際に、これらの学校問題で住民が出しております税外負担の問題をできるだけ解消いたしたい、かように考えてきたのでございますが、財政計画の関係上、当時九十億のワクしか組み入れることができなかったものでございますから、二十億を町村と都道府県間の調整に充てまして、あとの七十億を学校あるいは消防関係その他の税外負担の解消に充てたわけでございます。従いまして、学校建築まで法でもって規定するというと……

第37回国会 地方行政委員会 第6号(1960/12/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海説明員 御趣旨ごもっともだ、かように存じますが、御承知の通り市町村に参りますと、他の団体の給与あるいは一般の給与との関係もございまして、経過措置と申しましても、直ちにそれがいきにくい点が往々あるのではないかと思いますが、漸次これらの点をいわゆる所得倍増計画に基づきますところの都市と地方町村との格差をなくするというふうな点が、こういうような点でも現われてこなければならないと思いますので、今仰せられたように熱意をもって一般の所得を上げていくとともに、こういった面も具体的に指導して参りたい、かように考える次第であります。


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会 第33号(1961/05/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 小川委員並びにただいま御指摘の委員長のお言葉、まことにごもっともでございます。後刻調査いたしまして、さっそく御報告させていただきたいと思います。何とぞ御了承をお願いいたします。
【次の発言】 われわれの給与と管理、監督下にあります一般の公団の方の給与とに議論があろうと思いますが、公営企業金融公庫のただいま御指摘になりました総裁、理事、監事、その他の給与につきましては、他の公団、公庫と大体均衡をとりまして、決定させていきたいと思います。

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1961/06/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 独立した委員会制度の予算権に対する問題につきましては、教育委員会の制度の上におきましても、こういうようなことがよく議論されているのでございます。ただいま御質問の選挙管理委員会の権能の重要性は仰せの通りでありますが、これに予算権を与えるかどうかという問題につきましては、今直ちに踏み切るというところまでは至っておりません。ただ、このたびの地方自治法でも改正いたしましたように、機構においてこれを充実するための交付税を盛りますと同時に、一方、自治法におきましては、法的に専従書記を設けろというようなふうに、漸進的ではございますが、選挙管理委員会の拡充を期しているような次第でございます。 ……

第38回国会 地方行政委員会 第3号(1961/02/10、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその内容の概要を御説明申し上げます。  奄美群島の復興事業は、奄美群島復興計画に基づき、逐年その推進をはかっているところであり、その復興も相当の進捗を見ているところでありますが、奄美群島復興の重要なる要素をなす産業の復興については、同群島における経済基盤が脆弱であるため、産業資金の融通が円滑を欠き、このことがその復興の大きな隘路となっておるのであります。その対策として、群島内の中小規模の事業者に対し、小口の事業資金の貸付を行なわせるため、奄美群島復興信用基金に対して昭和三十四年度に一億円、昭和三十五年度に……

第38回国会 地方行政委員会 第4号(1961/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 阪上さんが今御指摘になりました法的根拠と申しますか、地方財政計画そのものと書いてはございませんが、今仰せられました設置法と交付税法にありますものが、地方財政計画である、私、かように考えております。沿革その他につきましては、局長からお答えさせますが、現在のところ法的根拠と申しますか、そう言われましたらそのものの名前ではございませんが、今御指摘の通りであろうと考えております。
【次の発言】 予算との関係、国の予算がきまりますれば、政府の施策がきまるわけでございますが、地方財政計画に盛られます事項は、ここで今御指摘になりました地方交付税法の第七条等に書いてあります通り、おおむね翌年度……

第38回国会 地方行政委員会 第6号(1961/02/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 奄美群島の生活状態が本土と比較いたしまして相当低位にあるということは、先ほどの御質問に答えまして行政局長が申し上げました通り、復帰当時は本土に対して二八・九%でございました。その後の計画の進捗に伴いまして五〇%近くまで伸びて参っておるのでございます。しかしながら、今後三カ年間、三十八年度で復興計画が終わることになっておりますが、それに伴うところの産業そのものを復興していかなければ実際の計画の実は上がらないことは御指摘の通りでございます。私たちはこのためには奄美の地理的特殊性も考えまして、亜熱帯地方に適するところの基幹産業の振興をはかりまして、ただいまの国との計画に合わせていかな……

第38回国会 地方行政委員会 第10号(1961/03/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいま提案せられました消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由並びにその内容の概略について御説明いたします。  消防組織法は、国、都道府県及び市町村の消防に関する組織、機能について定めたものでありますが、最近の消防行政の推移に応じ、その一そうの進展をはかるため、若干の規定について改善、整備を行なうこととし、ここに改正案を提出した次第であります。  第一は、消防庁の組織を整備し、所掌事務のより能率的な処理をはかるため、消防庁長官を助け、庁務を整理する職として、次長一人を置くこととしたものであります。  第二は、消防庁及び都道府県の所掌事務に関する規定の整備であり……

第38回国会 地方行政委員会 第14号(1961/03/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 実は、ただいま御指摘になりました採用条例が手元にすでにあるのじゃないかというようなお言葉でございましたが、私まだこの条例のできておるというふうなことは、昨日参議院の委員会におきまして初めてお聞きしたような状態でございまして、事実のほどは精密にまだ調査はいたしておりませんが、ただいま御指摘になりました通りの事実であるといたしましたなれば、私も二宮委員と同様の見解でございます。また退職年限を切って退職しなければならないということは、これは退職年金法が法定されなければ、地方としても行なえないことである。かように解しておるのでございまして、さっそくこの事実を調査いたしまして、適切なる行……

第38回国会 地方行政委員会 第15号(1961/03/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいま議題となりました地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  地方公共団体が証券発行により地方債を起こす場合におきまして、信用力を補完しその消化を容易にするため、二以上の地方公共団体が共同して発行することが適当な場合が生じて参っているのであります。そこでこの際これを制度化し、この場合の法律効果を明確にしようとしたわけであります。まず第一に証券発行の方法により地方債を起こす場合においては、二以上の地方公共団体が議会の議決を経て共同して証券を発行することができる旨を明らかにいたしました。次に証券発行の方法によります場合には、募集、売り出しまた……

第38回国会 地方行政委員会 第16号(1961/03/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 今川村委員の御質問の中に、財源調整は必要であるということを大臣が述べられたというような話でございましたが、いかなる場所でいかなる形でそういうふうなことを申されたか、私記憶がございません。ただ、予算折衝の際におけるいわゆる大臣折衝のあの場合で大臣が申された言葉でございましたならば、幸い私同席しておりましたので、考えてみますと、私たちは、各自治体間に均衡ある財源を付与するという点につきましては、これは当然自治省としまして考慮しなければならぬ問題であるし、このためにもまた国と地方との財源のあり方ということについても根本的に考えなければならぬのじゃないか、かように考えております。従いま……

第38回国会 地方行政委員会 第17号(1961/03/31、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 三月十九日に文部大臣が大牟田で発言された言葉がどういう意味で言われたか、私ただいまお聞きするのが初めてでございまして、この点につきましては申し上げかねるのでございますが、昨年財政需要額の中に九十億に上るところの税外負担解消のための財源を付与いたしまして、行政指導の面におきましてこれを指導して参りました。法定化しましたのも、従来のものをそのまま実施に移すことがなかなか困難であろうと思いますので、一年の期間を置きまして、三十六年度からの実施ということで、同時に財政法の規定もしたのでございます。私たちは三十五年度における行政指導の実績に照らしまして、ぜひこの財政法の規定が的確に行なわ……

第38回国会 地方行政委員会 第18号(1961/04/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 消防財源の問題につきましては、前回の委員会におきまして、また、ただいまも二宮委員からるる御質問ございました。私たちも、御要望ごもっともである、またこの線に沿って努力せねばならない、かように考えておる次第でございます。  ただいま川村委員より御指摘がございました、この一環といたしましての消防施設税をどう考えておるかということにつきましては、私たちといたしましても、従来消防財源のために、消防と火災保険企業の受益関係に着目いたしまして、これの創設については考慮をいたしておるのでございますが、なお現在損害保険の普及の状況等にかんがみまして、保険をかけておる方だけに還元するような消防施設……

第38回国会 地方行政委員会 第19号(1961/04/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいまの問題は非常に重要な問題でありまして、御承知の通り、毎年度予算編成の際におきまして、現在の地方税、自主財源であるべき地方税のあり方が、各地方団体におきまして、自然増収の形で全部が出て参りましてもその財源が片寄る。従って非常に貧弱な府県はますます貧弱になり、富める府県はますます富むというふうな姿が現われているのが現実の姿ではないか。従ってこれをならして平均化することによって地方財政、各地方自治体の行政の水準の均衡を考えなければならないという議論が絶えず出てくるのが現在の状態でございます。これにも一理は占めるのでございますが、しからば富裕団体なるものがはたしてあり得るかとい……

第38回国会 地方行政委員会 第20号(1961/04/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 御承知の通り税制調査会の調査というものは、ただいま安井委員がお述べになりましたような意味における中央、地方を通じ、しかも地方財政の確立を念願とするわれわれにとりまして、要望を満たすような方向において根本的に改正がなされるという点につきましては、鋭意努力しておるのであります。今回の改正は、その過程におきまして、現在も地方税制にありますところの大衆負担をできるだけ軽減する、あるいは今日の時点におきまして、できる範囲において税の不均衡を是正するということをもって一応なされたのが今回の答申でございまして、その根本は中央、地方を通ずるところの税制改革であり、また中央、地方を通ずる税制改革……

第38回国会 地方行政委員会 第21号(1961/04/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 現実的に公共事業の配分はそれぞれ各省によって行なわれておりまして、もちろん自治省の権限ではございません。しかしながら、予算全般を見ていただいてもわかりますように、公共事業の増大ということは、三十六年度以降相当期待できるものであります。また昭和三十六年度以降において増大された公共事業は、今後も引き続いて行なわれるものだと期待もし、そのように確信をしておるのであります。一面、従来の本年度よりも少ない時代の公共事業の状態をながめましても、ただいま御指摘になりましたような後進地域につきましては、せっかく割り当てられた公共事業も、財政上の理由に基づいて一部返上しなければならないというふう……

第38回国会 地方行政委員会 第27号(1961/04/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいま議題となりました地方公営企業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  地方公共団体が経営いたしております水道事業、交通事業、電気事業、病院事業等の、いわゆる公営企業は四千をこえておりまして、そのうち地方公営企業法が適用されております事業数は、昭和三十四年度末で三百四十四でありますが、三十六年度中には六百をこえる見込みであります。これら公営企業の伸展に即応いたしまして、公営企業の基礎を強くするために、地方公共団体において、その特別会計に出資する道を開く必要がありますとともに、公営企業を経営いたします一部事務組合について、経……

第38回国会 地方行政委員会 第28号(1961/05/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 給与の点におきまして、地方交付税算定の基準となる財政需要額に算入します給与額というものは、いわゆる地方の実態よりも、国の公務員に準ずべき地方公務員といたしまして、あるべき姿において財政需要額の算出をはかるように私どもの方といたしましては行なっておると、かように考えております。そのあるべき姿に比べまして、実際の自治体の給与額があるいはオーバーしておるところもあります、あるいは少ないところもあるという現実ではございますが、財政需要額の算定の場合におきましては、あくまでも国の公務員の給与ベースにのっとりましての財政需要額の算定の方法ではかるべきが当然であり、またそのように処置しておる……

第38回国会 地方行政委員会 第30号(1961/05/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 補助という内容がどんな内容に――広義の補助かあるいは狭義の補助かという意味から申しましたら、狭義の意味の補助では、私は公営企業としては行なわれないだろうと思います。しかしながら、企業債を国が見る等というふうな企業債を見るというのも、その企業に対するところの国家の援助の一つと見ましたならば、公益性を考えまして、これを助長、援助する措置を講じておるということも言えるのではないか。しかしながら、今御指摘になりました補助は、いわゆる狭義の意味の補助でないかと思いますが、そういった意味の補助は行なわれないことを原則といたしておると考えております。

第38回国会 地方行政委員会 第33号(1961/05/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ちょっとお答えします前に、聞き忘れたのでございますが、町長が、三十一年の四月十五日に誘致いたしましたが、条例には減免誘致のことを明文化しなかった分を、問題が起こってからさかのぼって実施するように条例を訂正したと言われました年月をちょっと私聞き落としたのでございますが、わかりましたらちょっと……。
【次の発言】 工場誘致ということがその地方の産業の発展、または地方財政の運営のために非常に魅力的なものであるということは御承知の通りでございまして、各町ともにそういった意味から工場誘致に非常な熱意を持って当たっておられるということは御承知でございますが、この一部といたしまして、工場誘致……

第38回国会 地方行政委員会 第38号(1961/06/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 この法案の裏に、提案の説明あるいは法案の条文そのものでは便宜的と申しますか、実情に即しての簡単なものであるが、これを提案するに至る大きい何かを意図するものがあるかというふうな御質問でないかと思います。われわれ事実ためにするための段階としての改正というふうなことを考えず、提案理由そのもの通りに考えておりましたので、あるいは質問の御意図と反するかもわからぬと思いますが、自治法は、昭和二十二年に制定されましてから、累次の改正が行なわれてきたのでありますが、こういった地方の根本的な制度というものはできるだけ安定して、そうひんぱんな手直しというものはやるべきでない。かように私は考えますの……

第38回国会 内閣委員会 第3号(1961/02/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいま議題となりました自治省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  地方財務会計制度調査会は、昭和三十四年十月設置以来二十回に近い会合を重ね、数回の実態調査をも行なって熱心に調査審議を続けて参りましたが、何分現行地方財務会計制度は明治以来の制度でございまして、根本的な検討を要する点が多く、地方公共団体の多様な実態を十分に把握した上で結論を出す必要があり、そのためにはなお相当の時日を要するのであります。これがため、自治省設置法の一部を改正し、地方財務会計制度調査会の設置期限を明年三月末日まで一年間延期しようとするものであります。  以上が自治省設置法の一……

第38回国会 内閣委員会 第6号(1961/02/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいま御指摘になりました地方税の問題でございますが、このたび税改正の中で、種々の項目にわたりまして整理、合理化をやりたいということで、税制調査会の答申もあり、また従来までの国会の御意見等もしんしゃくいたしまして、地方税の改正を行なう予定をいたしております。その中で、住民税の問題あるいは電気ガス税の問題並びにただいま御指摘になりました遊興飲食税の問題、その他細目のものでまだ若干の調整が残っておる段階でございまして、近く決定を見まして国会に一日も早く提出したい、かように考えて目下調整を急いでおるような状態でございます。
【次の発言】 ただいま特定の関係者から圧力的なということがご……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 地方行政委員会 第5号(1961/10/10、29期、自由民主党)

○渡海委員 今大臣のお答えの中に、地方制度調査会の答申を待っておるということがございました。最近地方制度調査会の行政部会が開かれたようでございますが、その席上におきましてこの問題が具体的に討議されつつありますか、また具体的にこの問題を取り上げて諮問されております現状でありますかどうか、この点を一つ伺いたい。
【次の発言】 あわせて審議の現在の状態、もし審議されておるようでございましたら、その点をお伺いしたい。

第39回国会 地方行政委員会 第7号(1961/10/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  園田委員長の指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。  昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案を議題といたします。  本案に関する質疑は前会において終局いたしております。  これより本案を討論に付します。討論の通告がありますので、これを許します。山口鶴男君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
【次の発言】 これより採決いたします。  昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって本案は原案の通り可決するに決しました。  次にお諮りいたし……

第39回国会 地方行政委員会 第9号(1961/10/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  園田委員長は都合により出席がおくれますので、指名により私が委員長の職務を行ないます。  災害対策基本法案を議題といたします。  質疑を続行いたします。太田一夫君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめます。本会議散会後質疑を続行することとし、これにて休憩いたします。    午後零時四十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  災害対策基本法案を議題とし、質疑を続行いたします。太田一夫君。
【次の発言】 本日の議事はこの程度にとどめ、次会は明二十日午前十時より開会することとして、これにて散会いたします。    午後四時二十二分……

第39回国会 地方行政委員会 第11号(1961/10/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  災害対策基本法案を議題とし、質疑を継続いたします。佐野憲治君。

第39回国会 地方行政委員会 第13号(1961/10/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  園田委員長の出席がおくれますので、その指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  災害対策基本法案を議題といたします。  質疑を続行いたします。松井誠君。

第39回国会 地方行政委員会 第14号(1961/10/27、29期、自由民主党)

○渡海委員 ただいまお手元に配付いたしました災害対策基本法案に対する自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党共同提案にかかる修正案につきまして、便宜私から提案の理由を御説明申し上げます。  まず、案文はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略さしていただきます。  本日、本基本法案が本委員会におきまして採決に入らんとするとき、朝刊の報ずるところによれば、昨日またもや集中豪雨によりまして、九州において死者三十一名、重軽傷者三十六名という悲惨事を惹起したのでございます。私はこの際、被災された方々に対する衷心よりの哀悼の意を表するとともに、心からお見舞い申し上げます。同時に、一日も早い本法案成……

第39回国会 地方行政委員会 第16号(1961/11/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  園田委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  地方財政に関する件につきまして調査を進めます。  質疑の通告があります。これを許します。阪上安太郎君。
【次の発言】 太田君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十一時八分散会

第39回国会 地方行政委員会 第17号(1961/12/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 二宮武夫君。
【次の発言】 太田一夫君。
【次の発言】 阪上安太郎君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後一時十三分散会


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 地方行政委員会 第1号(1961/12/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  園田委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  国政調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。  すなわち、衆議院規則第九十四条の規定に基づき、今会期中当委員会の所管に属する事項につき、国政に関する調査を行ないたいと存じます。つきましては、地方行政の実情を調査し、その健全なる発展に資するため、小委員会の設置、関係各方面よりの説明聴取及び資料の要求等の方法により、地方自治、地方財政、警察及び消防に関する事項について国政に関する調査を行なうこととし、議長に対しその承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第4号(1962/01/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により暫時私が委員長の職務を行ないます。  去る二十四日付託になりました内閣提出の公営企業金融公庫法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 まず、政府より提案理由の説明を聴取したします。大上自治政務次官。
【次の発言】 以上で本案についての提案理由の説明は終わりました。なお、本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、昭和三十七年度自治省所管関係の予算の概要について政府より説明を聴取いたします。柴田政府委員。

第40回国会 地方行政委員会 第6号(1962/02/02、29期、自由民主党)

○渡海委員 川島長官はまだお見えでございませんが、時間もだいぶ過ぎておりますので、質問をやらせていただきたいと思います。  現時の交通問題は、非常時というよりも超非常時の状態でございます。警察庁当局も、このような状態で警察法の改正で今度交通局を設けられることになったと思うのでございますが、むしろおそきに失する感すら感ずるのでございます。当委員会におきましても、この情勢に対処するために、理事会の申し合わせで、本日のこの委員会で道路交通関係の小委員会を設けて、詳細にわたって検討を加え、事態の対処に万全を期せんとしておられるのでございますが、こまかい点につきましてはいずれこの小委員会において検討され……

第40回国会 地方行政委員会 第8号(1962/02/08、29期、自由民主党)

○渡海委員 今回の地方税法の改正につきまして総括的な部分につきまして、若干質問をさしていただきたいと思います。  御承知の通り、地方税は負担軽減あるいは負担の均衡化という点からは、合理化さるべき点は多々あると思います。戦後の困難な情勢のもとに作られたいろいろな欠陥がまだ是正されていない点は、国税に比べて非常におくれているのじゃないか。この観点からは当然合理化さるべきでありますが、一方地方財源の充実という点につきまして、これがさえぎられているという点もまた事実でございます。この点、最も欠陥とするところは、地方財源がないということによって、税法そのものの改正も制約を受けるという点に悩みを持ってきた……

第40回国会 地方行政委員会 第11号(1962/02/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名によりまして暫時私が委員長の職務を行ないます。  警察に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。阪上安太郎君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。    午後一時五十一分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。  委員長所用のため、委員長の指名によりまして暫時私が委員長の職務を行ないます。  この際、道路交通対策小委員長小澤太郎君より、小委員会の調査の経過について報告いたしたい旨の申出があります。これを許します。  道路交通対策小委員長小澤太郎君。

第40回国会 地方行政委員会 第13号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○渡海委員 いろいろ御高見ありがとうございました。  小畑参考人に聞きたいのですが、これは上子参考人もおっしゃいましたのですけれども、このたびの地方税の改正案の中に、いわゆる税源配分が取り上げられたのです。政府の税制調査会が設けられました大きな目的の一つは、国と地方の税源配分をこの際抜本的に考えようということでございまして、相当年月をかけてやっていただいたのじゃないか、こう思っております。私らもこれに期待しておったのですが、この期待に対してはあまりにも少な過ぎたのじゃないかという意見がある。私も事実その感じがするのでございます。今お述べになりました御意見の中にも、根本的には国と地方の制度のあり……

第40回国会 地方行政委員会 第18号(1962/03/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。  地方交付税法の一部を改正する等の法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 ただ一点だけお聞きしたいのでございますが、本日閣議で物価安定の総合対策というものが諮られた。その中には伝え聞くところによりますと、公共料金の値上げ抑制措置というものも含まれておるということでございますが、地方の団体の行なう公企業はおのずから私企業と異なりまして、結局現在の経営を改善し、指導していって、できるだけ値を下げていくということは、当……

第40回国会 地方行政委員会 第19号(1962/03/13、29期、自由民主党)

○渡海委員 ただいまの質問並びに答弁に関連して、ちょっとお伺いしたいと思うのでございますが、地域格差の是正というととは重要問題である、この点政府も取り上げられて、今、奥野局長から御調川がありましたような措置をしておるわけでございますが、今の説明の中であげられました第二の理由で、交付税法で、貧弱団体に対して傾斜的に配分を加えて、交付税でやる、こういうお答えがありましたが、具体的にどの程度の傾斜配分を貧弱団体に考えておられるのか、ある程度パーセンテージ、数字がわかりましたら数字等もあげて、一つ交付税法の傾斜配分のやり方を御説明願いたい。

第40回国会 地方行政委員会 第22号(1962/03/20、29期、自由民主党)

○渡海委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております政府提案の地方交付税法の一部を改正する等の法律案につき、賛成の意を表さんとするものであります。  今次の改正案では、地方公務員の退職年金制度の創設を初め、地方団体の財政需要の増高に対処して、地方交付税率を〇・四%引き上げることといたしておりますが、これと関連して、当分の措置として交付されておりました臨時地方特別交付金を廃止することといたしております。従いまして、実質的には〇・一%の増率でありますが、基礎となる国税三税が相当の増額となっておりますおりから、地方交付税の自動的な増額が行なわれますこの機会に、不安定な財源である臨時交……

第40回国会 地方行政委員会 第28号(1962/04/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 川村君。
【次の発言】 門司亮君

第40回国会 地方行政委員会 第33号(1962/04/24、29期、自由民主党)

○渡海委員 住居表示法は、わが国の日常生活の面におきまして非常にこれは画期的な法律であり、円滑に実施される場合におきましては、日常生活上住民に与える利便というものは、相当大なるものがあろうと私たちも期待いたしておるわけでございます。これは審議会の答申に基づいて大体行なわれたものと承知いたしておりますが、審議会の答申の概要を簡潔に一応承りたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、従来使用されております地番を取り入れるときは、相当複雑な大がかりなものになりますので、とりあえず住居地を明示すると併用していくという姿になったということを聞いておりますが、このように従来の地番と住居番号を二つ併……

第40回国会 地方行政委員会 第34号(1962/04/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 会議を再開いたします。  委員長所用のため、委員長の指名によりまして、私が暫時委員長の職を務めます。  休憩前の質疑を続行いたします。山口鶴男君。
【次の発言】 事前に打ち合わせました通り、後刻委員長が参りましたら、委員長より直接お答えになると思いますが、御要望の線はよく委員長に申し告げます。

第40回国会 地方行政委員会 第35号(1962/04/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 滝井君。
【次の発言】 滝井君に申し上げます。御要望ごもっともと思いますが、ただいま大臣は、やむを得ず他の委員会に出席中でございますので、あき次第、出席することでございますので、御了承を賜わりたいと思います。
【次の発言】 これより再開いたします。  休憩前の質疑を続けます。太田一夫君。
【次の発言】 太田君。大蔵大臣がやむを得ぬ所用のために、三十分程度で退席やむない状態でございますので、できるだけ集中して御質問願います。
【次の発言】 川村君。
【次の発言】 阪上君。
【次の発言】 二宮君。
【次の発言】 川村君。

第40回国会 地方行政委員会 第36号(1962/04/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 次に森参考人にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。  次に、堀江参考人にお願いいたします。
【次の発言】 次に丸山参考人にお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。  次に山本参考人にお願いいたします。
【次の発言】 以上をもちまして参考人よりの御意見の開陳は終わりました。
【次の発言】 次に、質疑の通告がありますので、これを許します。高田富與君。
【次の発言】 山口君。

第40回国会 地方行政委員会 第39号(1962/05/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により私がその職務を行ないます。  これより請願の審査に入ります。  本委員会に付託されました請願は、二百三十四件であります。  請願日程第一より第二三四までを一括として議題といたします。  まず、審査の方法についてお諮りいたします。各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでもありますし、また昨日、理事各位に御検討を願ったところでもありますので、この際、各請願について紹介議員よりの説時聴取等は省略し、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。

第40回国会 地方行政委員会 第40号(1962/06/01、29期、自由民主党)

○渡海委員 ただいまの説明によりまして概略現在の状態がわかったのでございますが、今東京都民が苦しんでおる状態からして、もっと的確に当局として――これは東京都がその責任者でございますが、それの指導監督の任にあられる政府といたしまして、もっと的確に東京都民に対して、今後の心がまえと申しますか、状態を知らせてやっていただきたいのでお尋ねしたいと思いますが、今四千七百万トン小河内にたまっておる、それが四千万トン切れるようなことであれば、これはまたさらにこの上の節減をやらなければいかぬ、時間給水になる、そういったことをなくしたい、そのためには平常の降雨量の八〇%ぐらいの降雨量が心要だ、こうおっしゃったの……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/08/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいまの井出さんのお話、御趣旨ごもっともでございます。私、そのような事態を不敏にしてまだ聞き及んでおりませんので、実態はよく存じませんでまことに申しわけないのでございますが、もしそういうふうな事態を、実情に即したようにやるように法の改正が必要であれば、直ちに改正するように検討していきたいと思いますが、私は、もし言われる通りでございましたら、運用面におきまして非常に実情に即さないものがあったのじゃなかろうかと思います。今後行政運営の面におきまして法の趣旨を十分に生かすように厳重に注意をすると同時に、もし必要あれば法改正を行なうにもやぶさかではありません。御了承願います。

第41回国会 社会労働委員会 第1号(1962/08/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 私、このたび、西村大臣のもとに厚生政務次官を拝命いたしました。もとより厚生行政には不案内の者でございますが、その職責の重大性にかんがみまして、一生懸命努力さしていただく覚悟でございます。厚生行政に御造詣の深い委員の皆様方より、格別の御支援と御指導を賜わりますようにひとえにお願い申し上げまして、ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)

第41回国会 社会労働委員会 第4号(1962/08/23、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいまの御質問、実はまことに申しわけないのでございますが、質問の内容につきまして全部を聞いておりませんので、答弁にあるいは違うところがあるかもしれませんが、御質問の点は国民の食生活向上を一本に考えるのが当然のことではないか、御趣旨まことにごもっともであろうと思います。万一法においてちぐはぐの点がありましたら、私まだ着任早々でございますから、今後よく研究いたして善処いたしたいと思います。厚生行政といたしましてはかくありたいと考えますので、いろいろこれから検討をいたして参りたいと思います。
【次の発言】 ただい司の医療法の改正につきましては、政府といたしましても、目下臨時医療制度……

第41回国会 社会労働委員会 第5号(1962/08/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 お答えいたします。  滝井さんの御質問、フィリピン並びに台湾にコレラが発生しておるのに、それに対して少し見方が甘かったのではなかろうか、それが今日の問題をいろいろ起こしたのではなかろうかという御指摘でございますが、結果的に見ましてあるいはそういうふうな御指摘を受けます点もありますので、残念に思っておりますが、私たちといたしましては、昨年のフィリピンのコレラの発生以来、国際防疫機構に対しましても私らの方から問題を提起いたしまして、現在流行しておりますコレラが国際的な伝染病の中に入れられてなかったのを、私らの提案によりまして五月下旬ですか、WHOにおきまして伝染病の中に入れるのだと……

第41回国会 社会労働委員会 第7号(1962/08/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 お答え申し上げます。政府全般の決意は、後刻官房長官が参られましてお答えになると思いますので、私が申し上げるのもいかがとも思いますが、ただいま中野委員の御指摘の通り、現在の日本の麻薬対策は無にひとしいというお言葉でございましたが、いかんながらご指摘になりました通りの状態でなかろうかと、汗顔の至りでございますが、私自身もそうお答えせざるを得ないと思います。先般の国会におきまして、衆議院において決議もなされました。参議院においても委員会においては決議され、本国会において参議院の院議をもって決議されるのではないかと考えておりますが、厚生省といたしましては、本問題を扱いますところの中心官……

第41回国会 社会労働委員会 第13号(1962/12/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海説明員 本日ちょうど閣議の日になっておりまして、まだ参っておりませんので、私政務次官でございますが、どうぞよろしく御了承願いたいと思います。
【次の発言】 小林委員の御発言がうそだとか、うそでないとかいう問題は別にいたしまして、憲法二十五条の線に沿うべく努力すべきは当然でございます。政府におきましても、いわゆる社会保障というものを重大なる施策の一環として実行し、現にその方向に進めたい、私たち鋭意努力している状態でございます。御協力を賜わりたいと思います。
【次の発言】 衆参両院でいただきました決議の線につきましては、鋭意中央審議会等におきましても御研究していただいております。その結論の出……

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海説明員 増加して参りますわが国人口の中に占めます老人層に対しまして深い御認識を持たれました御見識、全く同感でございます。今自殺の問題を取り上げまして老人のことを申されましたが、御指摘の通りでございます。私もその統計をながめまして驚いたような次第でございますが、この老人の人口は逐次増加を続けるのが今後の趨勢であろうと思います。先進国の統計を見ましても、わが国はまだ昭和四十三年度に総人口の一割ということになっておりますが、イギリスあたりではもうすでに三十年ほど前にその数を突破して、現在では一八%になっておると聞いております。わが国も先進国並みに増加させなければならないし、増加して参ると思いま……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 今回の豪雪災害のために現在まで災害救助法を適用いたしました県は、新潟、石川、福井、兵庫、島根の五県でありまして、大体現在まで五十二カ市町村に――今御指摘がございました通り、前に北陸四県に対して、一昨日はその後島根、兵庫、鳥取、秋田等の九県に対して、事前協議を行なわなくても知事の権限においてやっていただきたい、そういうふうな措置をいたしております。  なお、ただいま御指摘のこざいました同法に基づく救助といたしましては、大体避難所への収容、たき出しのために要する費用、もしくは障害物となるところの雪の除雪費用、それらは、この法の規定によりまして財政的に援助していく、こういうように考え……

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 御質問の、低所得者層に対する除雪費用でございますが、大体災害救助法が発動されておる地域に対しましては、現物給付と申しますか、個人の生活の障害になる部分についての除雪ということに対しましては、市町村が現物給付として除雪をかわってやってやれというふうに指導しおります。なお、災害救助法が適用されていない地域に対しましては、生活保護者については、幸い、生活保護法の算定基準の中に家屋補修費というものが認められておりますので、これを運用いたしまして、家屋補修費の一つとみなしまして、除雪費に対しましても金銭給付で行なうということでもって措置するように現地を指導いたしております。

第43回国会 災害対策特別委員会 第8号(1963/03/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 ただいま御指摘のありました当災害対策特別委員会で数次持たれました懇談会における問題点の項目に従いまして、私たち厚生省で実施いたしております状況、対策等について、簡単に御報告さしていただきたいと思います。  第一点は、生活必需物資の確保でございますが、御承知の通り河野本部長が参られまして、主要幹線道路の確保並びに鉄道緯線の確保ということに全力をあげられまして、全般的な生活必需物資の不足を極力避けられたわけでありますが、特に、厚生省関係の物資といたしましては、とりあえず二月の初旬に毛布七千枚を新潟ほか五県に対しまして、災害救助用その他のために急送いたしました。また栄養欠乏のための除……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 豪雪の被害によりまして収入を失ない、生活世帯に転落すると申しますか、そういった世帯も相当出ておるのじゃないかと思いますので、運営の面におきましては、そういったものに対します適切なる指導を行なうように努めておりますが、今どれくらいの数であるかということに対しましては、私、局長に今も尋ねたのでございますが、まだ的確な数字というものを申し上げるような調査が行なわれておりませんので、後刻調査の上報告さしていただきたいと思います。
【次の発言】 御承知の通り、生活保護に対しましては、一定の算定基準によりまして、毎月々々の保謹賀を、収入認定等と合わせまして差し引き交付しておるのでございます……

第43回国会 社会労働委員会 第8号(1963/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 僻地の医療の充実につきましては、従来無医村部落の解消のために、個所をあげまして五カ年計画を実施してきたのでございますが、これが完了しましてもなお細部の、その下のまた部落単位というようなことになりますと、現在なお、そこまで持っていってもそれ以下のところで医療に恵まれないという地区がございますので、新たにこういった地区百九十何カ所を出しまして、ぜひともまた第二期五カ年計画によりましてもう少しきめのこまかい解消を実施したいというので、本年度三十九カ所、これを予算的に取り上げていただいた次第でございます。しかしながら、この予算をつけますときにも指摘されましたように、診療機関を設けまして……

第43回国会 社会労働委員会 第9号(1963/02/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 御指摘まことにごもっともであると存じます。看護婦対策につきましては、現下最も緊要な問題であるということは御指摘の通りでございます。私たちも、このことにつきまして予算編成当時にも種々努力をいたしたのでございますが、微力そこに至らずして御指摘を受けましたような予算状態ではございますが、しかしながら、私自身も実は夜の夜中に大蔵省に参りまして、これだけはやっていただきたいのだということを主計管に頼んだというふうな状態でございます。認識不足だと言われたらそれまででございますが、もう長谷川委員御指摘の通りの現在の行政機構でございますので、一朝には参りませんが、今言われましたような点はごもっ……

第43回国会 社会労働委員会 第11号(1963/02/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 仰せの通り、私は当委員会にそういった要望がかねがね出ておることを聞いたこともございます。政府といたしましても、この問題につきまして、審議会で専門の方々にお集まり願いまして、種々検討を加えていただき、内部疾患の重度ということの査定をいかに認定するやということの認定が、非常に専門的に困難であるということが問題になっておると聞いておるのでありますが、何としてもそれらの認定方法を調べなければならぬというので、現在では審議会も、実施の統計の実証と申しますか、臨床実験をやっていただいて、近く結論が出ましたら、その認定に基づきまして実施に踏み切れるような状態になるのではなかろうか、かように考……

第43回国会 社会労働委員会 第15号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 修学資金の増加が必要であるという御趣旨に対しましては全く同感でございます。近時高校入学率がだんだんふえております。また特に本年は高校入学の児童数が最もピークにきておりますので、私ども、今御指摘になりました費用は、本年は特に気をつけてふやさなければならぬ、かように考えます。ただこの制度は文部省その他でも行ない、また地方の育英団体と申しますか、そういった私的な民間団体でもやられておりますが、私たちは文部省の行なっておりますところの修学資金に対します補完の意味におきまして、ぜひともこれを充実していきたい。また母子対策として、最低の所得の方々にこういった面のあたたかい仕事を対象とする私……

第43回国会 社会労働委員会 第17号(1963/03/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 小さい数字にわたりますので、正確を期すために、事務当局から答弁いたさせます。
【次の発言】 ただいまの全被保険者に対する七割給付ということは、もとより私たちが今回世帯主の七割給付を取り上げたときに、当然持っておりました目標でございます。ただ、今井村委員御指摘のように、計画を持って確定するという段階までぜひ持っていきたいのでございましたが、財政上の問題があるので、まだ決定等はいたしておりませんが、私たちの考えといたしましては、まず本年十月より世帯主の七割給付を実施するとともに、昭和四十年よりおおむね三カ年計画で、全被保険者の七割給付を実施いたしたい、かように考えており、ぜひその実……

第43回国会 社会労働委員会 第18号(1963/03/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 医療金融公庫は、今御指摘ありました通り、国民の健康な生活を確保するに足りる医療の適正な普及と向上をその目的とする国民のためのものでございます。特に国民皆保険という姿になりました今日におきましては、特殊業種である医業というものは、私企業でありましても、また反面公的な性格をもって制約されておるという見地から、私たちは公的な医療機関と同様な、こういった国の特別の制度があってしかるべきである。この制度の運用によって、私的医療機関と公的医療機関と共同して、わが国医療の完璧を期すという意味からも、当然特殊なこういった金融制度が設けられ、しかもこの金融制度が円滑に、今申されましたように、どの……

第43回国会 社会労働委員会 第22号(1963/03/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 前に予算分科会で滝井委員より御質問がありまして、大蔵大臣がこれに対する回答をされているのを、私も速記録を読ませていただきました。本交付金につきましては、その特別な性格にもかんがみまして、収入認定につきましては特別な取り扱いをしたいという考え方のもとに、目下検討中でございまして、最後の結論を出しておりませんので、今日中に結論を出して言えということでございますが、残念ながらここで結論を申し上げかねますので、御了承賜わりたいと思います。なお、来週の火曜日までには結論を出せということでございますが、私たちも、本法案審議の際におきましてぜひとも結論を出すべく目下折衝中でございますので、ぜ……


渡海元三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

渡海元三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1961/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 積雪地帯に対する除雪作業等におきまして、公共団体が普通使うと思われます経費等につきましては、一般交付税の算定基準は、積雪加算の形におきまして、財政需要の形で措置して参っております。しかし、本年のごとく異常大雪の場合、特別にこれらの経費のかさまる点につきましては、特別交付税におきまして財政需要等も勘案の上、支障なきように処置いたす考えであります。
【次の発言】 お答え申し上げます。  地方団体の財政の需要を満たすために、財政需要額と基準財政収入額とを勘案いたしまして、その不足額を一般の交付税として配付いたしておることは、御承知の通りでございます。その配付基準の財政需要額の算定の中……

第38回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1961/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 地方財政計画に盛りました義務教育関係の費用は、算出の基礎といたしましては、小学校五十六名、中学校五十四名となっておりまして、教員の増加の数は大体九千三百名、この計算によって出しておったと思います。ただし国の出しました補助額の倍額、半額国庫負担でございますから、それが例年財政計画に載っておるのでございますが、本俸の見方につきましては、従来二年前の決算によったために、非常に実給与と違っておった。あるいは昇給率の見方が違っておったために、実際と違って精算が絶えず行なわれておったというような実情でございましたが、本年度はそういうようなことがないように、本俸の決定にあたりましては、昨年三……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 商工委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1962/04/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 宇野宗佑君。

第40回国会 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第5号(1962/02/16、29期、自由民主党)

○渡海委員 関連して。一言だけちょっとお聞きしたいのですが、右側通行が施行されましてから、だいぶ間が立っているのですが、私ども左側通になれておるものですから、いまだに元通りの左側通行が日本人に適しておるのではないかという議論が、たびたびなされるのですが、今までの慣習というものを知らない子供を扱われる杉村さんなんか、右側通行を徹底させましたら、新しい白紙の純真な子供には右側通行でもけっこう合うのだというふうにお感じですか、どうですか。右側通行ということに限って一つ御感想を聞きたいと思います。

第40回国会 地方行政委員会文教委員会連合審査会 第1号(1962/04/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○渡海委員長代理 これより地方行政委員会、文教委員会連合審査会を開会いたします。  委員長所用のため、地方行政委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  地方公務員共済組合法案及び地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
【次の発言】 これより質疑を行ないます。通告がありますのでこれを許します。山中吾郎君。
【次の発言】 谷口君。
【次の発言】 安宅君。


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1963/02/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○渡海政府委員 昭和三十八年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について、御説明申し上げます。  厚生行政につきましては、日ごろ各位の御協力をいただき、逐年予算の増額を見、厚生行政の進展がはかられつつありますことはまことに喜ばしいことでありまして、この際あらためて厚く御礼を申し上げたいと存じます。  さて昭和三十八年度厚生省所管一般会計予算における総額は三千三百十三億八百九十六万七千円でありまして、これを第一次補正後の昭和三十七年度予算二千七百四十一億五千九百五十七万四千円に比較いたしますと五百七十一億四千九百三十九万三千円の増加と相なり、前年度予算に対し二〇・八%の増加率を示しており……



渡海元三郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

渡海元三郎[衆]在籍期 : 27期-28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期
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