このページでは宇野宗佑衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○宇野宗佑君 私は、自由民主党を代表いたしまして、銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案に関し、政府に質問を行なわんとするものであります。 さきに、政府は、最近にけおる一般暴力犯罪の激増並びに昨年来相次いで発生いたしました一連の政治的暴力事件の経緯にかんがみ、犯罪防止基本対策要綱を決定されましたが、確かに、現下の暴力犯罪の趨勢は、もはや一日も放置するを許さない段階にきていると思料されます。すなわち、昨年度における殺人、傷害等の暴力犯罪の激増ぶりは全く百鬼夜行の観を呈し、昭和二十三年度に比べ、一般暴力犯罪においては約三倍、青少年暴力犯罪においては約八倍、しかも、その間、あまたの政治的暴力……
○宇野委員 長官にお尋ねします。 水資源開発促進法の第一条の問題でありますけれども、一昨日の木村委員の質問に対しまして、すなおに第一条の字句を読んでくれ、こういうふうなことでございましたので、私もすなおに読みたいと思うのでございますが、すなおに読みますと、やはりこの水資源開発促進法の目的は、いわゆる人口集中をきたして、結局水の需要の著しい特定地域、これを何とかしなくちゃならないということが主眼になって、今日池田内閣の基本路線とも申すべき所得倍増による地方格差の縮小、将来そこに建設されるであろうところの新しい土地であるとか、あるいは開発されるであろうところの新しい地域であるとか、そういうことに……
○宇野委員 企画庁長官にお尋ねいたします。 過般も全般について御質問申し上げまして、その御答弁によって大体概要は承ったのでございますが、なお数点に関し、もう少しくはっきりした御答弁を賜わりたい、こういうふうに思いますので、ごく要点をしぼりまして簡潔に質問いたしたいと思いますので、御答弁もでき得べくんば明瞭にして簡潔なる御答弁を賜わりたい、かように存ずる次第でございます。 まず第一番目は、この促進法でございますが、こうした促進法の目的あるいはまた基本計画、こうしたことをながめさしていただきますと、これから水資源を大いに開発して促進しよう、それについては公団を設立して、その業務を運営さしていこ……
○宇野委員 私は、今般六委員会合同で行われました雪害調査につきまして、当委員会を代表して参加いたしましたので、これら調査の概要につきまして、御報告いたします。 北陸地方雪害調査団には、私の外に運輸委員会からは壽原正一君、大蔵委員会からは米山恒治君、文教委員会からは井伊誠一君、建設委員会からは岡本隆一君、農林水産委員会からは角屋堅次郎君、及び民社党代表として内海清君が参加せられ、福井県、石川県及び富山県の三県下を三月十三日から同月十八日までの六日間にわたり調査して参ったのであります。 三県下における雪害の原因につきましては、委員各位はすでに十分御存知の通り、昨年の十二月二十五日夜からの寒波が……
○宇野委員 今回の嶋中事件につきましては、すでに過般の本会議あるいは連合審査会において、およそその概要をわれわれも知り、警察当局並びに関係御当局の所信のほどを承ったのでございまするが、一応先般問題になっておりました右翼団体の総裁も教唆扇動の疑いによって逮捕され、あるいはこれまた一応その進退が注視されておりました小倉警視総監もここに辞任されることになったというので、この事件に関しましては大体一段落したような格好を見せておるのではございまするけれども、しかしやはりこうして右翼テロが非常に世の中を騒がせたということにつきましては、今なお世間の関心が深いものがあろうかと存じます。 そこで私は、こうし……
○宇野委員 長官にお尋ねいたします。
この法案については一応あとから質問申しますけれども、少しく関連があるように考えられますのでお尋ねいたしておきたいのですが、二、三日前の新聞を拝見いたしますと、江田書記長を殺そうと思ったという七十一才の老人のことが出ていまするし、また神奈川県の少年が首相を刺すと口ばしって送検された。こうした記事があったのでございますが、一応これについて簡単でけっこうでございますから経過を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは少年については精神鑑定をしなければならぬ。老人については多少売名の気配があると報ぜられておるのでございますが、もちろん今調査中ではございましょう……
○宇野委員 ただいま小澤先生より詳細にわたる御質問がございましたので、時間もございませんから重複を避けまして、主として提案者の婦人の先生方にお尋ねいたしたいと思います。 まずこうした法律に対して婦人の先生方が非常なる努力を傾けられてここに上程されて、すでに参議院を通ったということに対しましては、われわれといたしましても大いに敬意を表したいと思うものでございます。 そこで先ほど警察庁長官の方から、この法案についての目的と申しましょうか、あるいはその精神と申しましょうか、そうしたものが世の中に警告を発し、あるいはまた啓蒙するのに役立つであろう、かかるがゆえにこの法案が出たものと思量するというお……
○宇野委員 大体川村委員からの御質問で了承したわけでありまするが、少し角度を変えましてもう一度念を押しておきたい点が二、三ございますので、時間の関係もございますので、私も要点だけを申し上げまするから、答弁の方もしごく要点だけの御答弁を賜わりたい、こう思う次第であります。 第一番には、警職法の改正案との関連性ということでいろいろ御議論があったわけでございまするけれども、私自身といたしましては、二、三年前の警職法の改正案をながめてみますると、「凶器その他人の生命又は身体に危害を加えることのできる物件」というふうに、いわば非常に抽象的であった。ところが今回は刃物、しかもそれを所持あるいは携帯の区分……
○宇野委員 松岡さんに御質問いたします。 先ほど、正示君の御質問に対しまして、大体松岡参考人の御意見は、このガリオア・エロアに関しては払う必要はないというふうな御意見であったと承るのでございますが、もう一度だけ念を押しておきたいと思います。 それは、先ほど福島参考人の方から、この二重払いであるとかなんとかいうふうな国民の疑惑に関しましては、二つの観点より分析されて自分の御見解を申し述べられました。すなわち、その一つは、米国が二重払いを要求するはずのものでもない、この点に関しては松岡さんも御同意であろうと思います。ただし、国民が二重負担をするんではなかろうかという疑念に対しては、福島参考人も……
○宇野委員 またしても非常に不愉快な事件が起こりまして、われわれはこれを遺憾とするものでございます。しかし今回の事件を、いろいろと今日まで報道されておった面を考えてみますと、嶋中事件あるいは浅沼事件のごとき、右翼とは申しながらも未成年者がやったということではなくして、一応成年でもあり、また妻子もあり、またそれ相応の経歴も持っていらっしゃるという、いうならば良識ある社会人とさえも思われていた人がこの中に含まれて、不穏な計画をたくらんでおったということは、われわれといたしましても黙視するわけには参りません。また、一部の論評等を伺いますと、こうした事件は今後あるいはあとを断たないかもしれない、右翼の……
○宇野委員 ただいま議決せられました辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案に対しまして、この際、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党共同提案による附帯決議を付したいと思いますので、便宜私から、その案文と提案の趣旨を申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 一、政府はすみやかに辺地の振興をはかるため、本法の実施と併せて、更に強力にその総合的計画的な振興措置を講ずるよう努めるべきである。 二、辺地に関する現行諸法令の内容について検討を加え、更にその充実改善をはかるべきである。 右決議する。 次に、決議案の趣旨について簡単に御説明いたします……
○宇野委員 私は自由民主党を代表いたしまして、本法案に賛成の意見を申し述べたいと存じます。 御承知のように、最近の日本の社会状況を見ますと、遺憾ながら殺人、傷害等の暴力事犯が増加の一途をたどっておりまして、もはや放置することを許されない段階に来ておるのであります。なかんずく青少年の暴力の犯罪に至っては、昨年度と昭和二十三年度とを比較いたしますれば、約八倍という激増ぶりでありまして、これまたまことに憂慮にたえないところであります。しかもこのような暴力犯罪の手段として、銃砲刀剣類または危険な刃物が利用されており、これに対する特段の措置を今や講ぜざるを得ない時期に達しておると思うのであります。この……
○宇野委員 先ほどから、憲法問題からいろいろと論議されておりましたが、私はもう一つ憲法第八章地方自治、この第九十五条に関する見解と知事三選とを一つ比べてみたいと思います。知事の三選を、一概に国が全国的な問題として取り締まる方法も、また一つかもしれませんし、あるいはまた地方自治という精神を尊重するならば、名府県においてその住民が、三選はいけないとおきめになったときは、おのずからその地方、府県あるいは町村においては三選をしなくてもいい、こういうふうにも考えるのですが、その点第九十五条には特別法ということが書いてあります。特定の地方自治体における特別法というものを制定するその場合に、地方住民の過半数……
○宇野委員 関連して。私は滋賀県ですが、今、稲富先生の質問に対する御当局の答弁は、必ずしもPCPの被害ではないということは、これは有明海についてはあるいは塩水が雨季であったために薄められたからそういうことがあり得るだろうということが言えるかもしれませんけれども、しかし一応滋賀県ということになりますと、琵琶湖は御承知の通り真水でございます。真水であってPCPがあって、そしてあれだけの魚介類が死んだということになれば、有明海と御比較なされた場合に農林当局の御所見は必ずしもPCPが原因としないということは言えないだろうと私は思う。その点に対して水産庁あるいは政務次官の御答弁を伺っておきたいと思います……
○宇野委員 近畿圏整備法案に対し若干質疑をいたしたいと思います。 かねて近畿は一つであるということが近畿地方では盛んに叫ばれておりましたが、それを具体化するものがなかったがために、私たちといたしましても、まことに無聊を感じておった次第であります。しかし、いまやわが国の経済は広域化しつつある、したがって、行政も当然それに見合うべく広域化の方向をたどらなければならぬ、これはもうわかりきった話であります。さような意味合いにおいて、われわれといたしましても、先般与野党共同で近畿圏整備法案の促進方を国会で議決いたしましたところ、当局におかれましてもその趣旨を了とせられて、今日ここにこの法案を提出された……
○宇野委員 地方税に関しまして若干御所見をお伺いいたします。 地方税は国税と同様に常に地方住民の負担の軽減、合理化をはかっていかなければならない。これは今さら申し上げるまでもございません。しかしながら合理化の面はいざ知らず、軽減ということに重点を置きますと、やはりその財源をいかに今後補てんするか、あるいは確保していくか、あるいはいかにしてその財源を培養すべきであるかというふうな問題がおのずと起こってくるわけでございます。従いまして、地方税の改正云々、合理化云々と絶えず問題にされながらも、一つの制約があるということは、私たちもこれをいなむわけに参りません。しかしながら、やはり常に住民負担の軽減……
○宇野委員 チ第三七号事件といわれるいわゆる千円札の偽造事件に関しまして、当局の御所見をお伺いいたしたいと思います。 このことに関しましては、すでに昨年の夏大蔵委員会で一応質問がなされておりまするけれども、しかし今日までの経緯を考えてみますると、私は大体次の三段階にこれが分かたれるのではないかと思うのであります。すなわち一昨年の暮れにこの新にせ札が出ましてより、昨年その特徴を明らかにせられまして一般に公表せられた、それまでが第一段階、その特徴の掲示によって、民間の支援を得られて捜査を進められた、そうして本年、先般静岡県におきまして新たなるにせ札が出た、それまでが第二段階、従って静岡の事件を契……
○宇野委員 阪上委員から相当詳しく質問がございましたが、私も二、三の点に関しまして、まず、警察のミスに対して追及をいたしたい。あわせて、今後かかる事件が二度とないことを祈らんがために、いかなる措置を具体的にされるかということに関しましても、御所見のほどを伺っておきたい、かように存ずるものであります。 第一点は、先ほどの阪上さんの質問に対しまして、今日の段階において、はたして吉展ちゃん事件の犯人が目星がついたのかどうか、それもむずかしいし、また善枝さん事件の犯人があがるかあがらないかということについても、まだ目星がついておらないというふうな御意見であったと思いますが、きょうの新聞報道によります……
○宇野委員 いずれ木曜日に質問いたそうと思います。したがいまして、きょうは簡単に、小澤さんの御質問に関連して申し上げておきますから、自治省のはっきりした見解は当日承ることにいたします。 いま小澤さんは、一応河川法の例を用いられまして、もしも地方連絡会議がこれよりも先に生まれておったのならば、あるいはああいうふうな問題はなかっただろうというようなことを言われた。それと同様に、私自身の考えといたしましても、いまや広域行政という立場に追い込まれつつあるというのが、今日の日本の経済からながめた地方自治体の姿だと思うのです。これまでの日本の経済というものは、非常にスピードが早かったために、言うなれば政……
○宇野委員 地方行政連絡会議法案に関しまして質疑をいたします。 一昨日、大臣はお見えにならなかったのですが、私は政務次官、官房長、また行政局長にそれぞれ宿題を出しておきました。したがいまして、本日はその宿題に基づきまして個々の問題について自治省の御所見を承りたいと思うのであります。 この地方行政連絡会議法案に基づきますと、第一条においても明らかなとおり、将来「地方自治の広域的運営の確保に資することを目的とする。」、この趣旨に関しましては私も賛意を表するものであります。確かに、今日の日本の経済がいまや広域化しつつあるとき、当然それを裏打ちするものとして、地方住民の福祉をより一そう向上せしめる……
○宇野委員 国の諸機関の刊行物は、現在合わせて大体何部ほどありますか。
○宇野委員 ただいま久保田委員から相当広範囲にわたって御質問がございました。で、補足的な質問になるかもしれませんが、大体要点をしぼりまして、二、三お伺いいたしたいと思います。 初めに、この新産業都市建設法、この法律自体につきましては、まことに時宜にかなったものでありまして、敬意をささげる次第でございます。この区域の指定の申請についてでございますが、第二条にはその申請の手続方法が書かれております。言うならば、都道府県知事が申請してきた場合に、それをそれぞれ要請大臣において協議するということでございますが、それ以外の場合においては、第四条で、たといそのような申請がなかった場合においても、必要だと……
○宇野委員 きょうは主として社会党の提案者に御質問をいたしたいと思います。この委員会が始まりましてから相当長時間にわたりまして、すでに質疑が尽くされておりますが、ただ単に政府の新産業都市法案に対しましての質問でしたのですが、私はまず阪上先生を中心として野党の方がこういうふうな法律案をお出しになったことに対しましては、その御努力に対しては敬意を表するものであります。そこでまずお尋ねをいたしておきたいと思いますが、政府案と比較いたしますに、およそ性格も違うでございましょう。また雇用の適正配置というふうな文言もここに付せられておりますので、その趣旨も違うと私は思います。しかし、大拠点、中拠点、小拠点……
○宇野小委員 交通事故は、やはり時間的に言うとあるのですか。ひく方もひかれる方も、夕刻だとか、夜だとか、昼間だとか、朝だとか。
【次の発言】 これに対する対策というものは要りますね。
【次の発言】 議事進行について…阪上先生のお話はごもっともと思うが、小委員会として焦点をしぼっていかなければなりませんから、せっかくきょうは富永参事官と保安局長が見えて、今これだけ資料をお出しになったんだから、この中で、今後交通行政について、どういう面で新しい法律を必要とするか、あるいは現行法の改正はどういう点において必要とするか、あるいは、これらの二つの問題について、行政上の措置としてこういうことをしなければな……
○宇野小委員 文部省にちょっとお尋ねします。先ほどから御説明を聞いたのですが、何か精神訓話的な面が多くて、具体的な面が非常に少ない。そこでまず交通事故防止対策要綱というものを、一番最初お出しになったのは、先ほどの御説明によれば三十年八月ですが、そこでお尋ねしたいのは、学童の交通安全の保護のために、各都市には緑のおばさんという人々がおって、非常に活躍されておるのですが、これは東京都においては失対事業だとか、横浜においては道路安全協会から出しておられるとか、いろいろ都市によって違います。そういう緑のおばさんということについては、この交通事故防止対策要綱というものの中で、各地方団体に対して、文部省は……
○宇野小委員 まず、いわゆる緑のおばさんといわれます杉村さんにお尋ねいたしたいと思います。 最初に私は、学童を交通禍より守るという、その第一線で日夜御奮闘なさっておられます杉村さんを初め皆さん方に、深甚なる敬意を捧げたいと思うものであります。いずれ後ほども同僚の諸君からいろいろと御質疑があろうと思われますから、私はしごく要点だけをしぼりまして、ごく簡単に御質問申し上げますので、一つそのような点で、簡単でけっこうでございますから御答弁を賜わりたいと思います。 一番最初には、もう一度お伺いしたいのでございますが、杉村さんが、いわゆる都の日雇いとして所属しておられるのは、労働局の失業対策課なんで……
○宇野委員 本日は非常にたくさんな質問通告がございますから、ごく簡単に一、二点事務的な問題に関しまして政府の御所信を明らかにしていただきたいと思います。 過般私は地方行政委員会におきまして、いまや日本の経済自体が広域性を持つに至ったがために、当然それを裏打ちするものとして、行政自体もまた広域化しなければならないということを力説申し上げたのであります。そうした意味合いにおきましては、今日ここに河川法案の大改正が提案されましたことに対して、私は賛意を表するものであります。 そこで、ひとつ大きな問題ではございましょうが、一点だけ大臣にお尋ねいたしておきたいと思います。すなわち、ただいまも申し上げ……
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